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30代男性ガンバサポです。本日浦和レッズ所属の李忠成選手が投稿した動画について、ツイッター上で騒がれているようなので個人的な見解を書きます。
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昨日行われたJ1第13節川崎フロンターレ対浦和レッズ戦にて、
川崎のエドゥアルド選手がボールを奪おうと浦和の李忠成選手に対してスライディングタックルをしかけたところ、
それにより李選手は負傷交代、エドゥアルド選手にはイエローカードが提示されました。
試合後、エドゥアルド選手はロッカールームで李選手に謝罪しました。
そして本日の午後4時ごろ、李選手は自らのツイッターアカウントにて以下のツイートを投稿しました。
https://twitter.com/ChunTadanari/status/882854959372410881
運と親から授かった身体のお陰と医師から言われた。大事に至らず良かった。 30年間サッカー人生が1プレーで終わるこの様なファールは、サッカーの後輩達の為にも撲滅しなければいけない。一瞬での全ての膝靭帯が吹っ飛ぶなんて悲しすぎる。僕を思う全ての人達に感謝でしかない。ありがとう。
このツイートには自らが受けたタックルのリプレイ動画が添付されていました。
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このツイートに対してtwitter上では様々な議論がなされていますが、最も大きな論点となっているのは「果たしてツイートに動画を添付するべきだったのか」だと思います。
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私としては、李選手は動画を添付すべきではなかったと感じます。なぜなら、エドゥアルド選手の謝罪に関する言及が全くないからです。
エドゥアルド選手が行ったスライディングは、大変危険なプレイでした。家本主審はイエローカードを提示しましたが、足裏を見せてのスライディングという事もあり、やはりレッドカードが妥当だったと思います。そして李選手はそのような危険なスライディングを受け、「こういうのは選手生命を奪いかねない危険なプレイだから、今後はこのようなプレイがないようにしよう」という意味で当該ツイートをしたのだと思います。
しかし、スライディング直後にエドゥアルド選手は負傷した李選手をとても気遣っています。気遣いをしすぎて主審に制されたくらいです。また、試合後にロッカールームを訪れて李選手に対し謝罪も行っています。
このような彼の謝罪の行動について一切触れず、自らが受けたプレイだけを提示して一方的にエドゥアルド選手を非難するというのは、いささか不公平なのではと私は感じました。
もしエドゥアルド選手が意図的に李選手の負傷を狙って危険なスライディングをしたというのなら分かります。それは非難されて然るべきですし、擁護する余地はないと思います。しかし彼のファウル後の行動を見る限りでは、とてもエドゥアルド選手が悪意を持ってあのスライディングをしかけたようには思えません。
もちろん、「悪意がなければ危険なプレイをしていいのか」という反論もあると思います。エドゥアルド選手のスライディングは、李選手の選手生命を奪いかねない非常に危険なプレイでした。この点についてエドゥアルド選手は深く反省するべきだと思います。
ですが、サッカーは激しい身体的接触が頻繁に起こるスポーツであり、試合中は何が起こるか分かりません。当然怪我はない方がいいに決まっていますが、激しい接触の中で、どうしても試合中の負傷は起こり得ます。場合によっては選手生命が短くなることも、一瞬で絶たれてしまうこともあります。李選手もプロサッカー選手としてプレイする以上、その事は分かっているはずです。
にも関わらず、エドゥアルド選手が行ったファウルが意図的であるかどうかについて一切触れず、また、彼の行った謝罪についても一切言及せずに件の動画をアップするというのは、それはあまりに不公平なのではないか?プロサッカー選手としてどうなんだろう?と感じました。
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以上が今回の騒動に関して私が感じたことです。