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2020-09-04

thinkpad x260を買った

ので、unixbenchの結果を貼っておく。

========================================================================

BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.3)

System: thinkpad-x260: GNU/Linux

OS: GNU/Linux -- 5.4.0-45-generic -- #49-Ubuntu SMP Wed Aug 26 13:38:52 UTC 2020

Machine: x86_64 (x86_64)

Language: en_US.utf8 (charmap="UTF-8", collate="UTF-8")

CPU 0: Intel(R) Core(TM) i5-6300U CPU @ 2.40GHz (4999.9 bogomips)

Hyper-Threading, x86-64, MMX, Physical Address Ext, SYSENTER/SYSEXIT, SYSCALL/SYSRET, Intel virtualization

CPU 1: Intel(R) Core(TM) i5-6300U CPU @ 2.40GHz (4999.9 bogomips)

Hyper-Threading, x86-64, MMX, Physical Address Ext, SYSENTER/SYSEXIT, SYSCALL/SYSRET, Intel virtualization

CPU 2: Intel(R) Core(TM) i5-6300U CPU @ 2.40GHz (4999.9 bogomips)

Hyper-Threading, x86-64, MMX, Physical Address Ext, SYSENTER/SYSEXIT, SYSCALL/SYSRET, Intel virtualization

CPU 3: Intel(R) Core(TM) i5-6300U CPU @ 2.40GHz (4999.9 bogomips)

Hyper-Threading, x86-64, MMX, Physical Address Ext, SYSENTER/SYSEXIT, SYSCALL/SYSRET, Intel virtualization

21:26:57 up 1:01, 2 users, load average: 0.00, 0.00, 0.15; runlevel 2020-09-04

------------------------------------------------------------------------

Benchmark Run: Fri Sep 04 2020 21:26:57 - 21:55:00

4 CPUs in system; running 1 parallel copy of tests

Dhrystone 2 using register variables 38124852.7 lps (10.0 s, 7 samples)

Double-Precision Whetstone 6422.0 MWIPS (9.9 s, 7 samples)

Execl Throughput 4264.8 lps (30.0 s, 2 samples)

File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 515046.2 KBps (30.0 s, 2 samples)

File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 140474.5 KBps (30.0 s, 2 samples)

File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 1617517.8 KBps (30.0 s, 2 samples)

Pipe Throughput 697605.3 lps (10.0 s, 7 samples)

Pipe-based Context Switching 170352.7 lps (10.0 s, 7 samples)

Process Creation 10427.0 lps (30.0 s, 2 samples)

Shell Scripts (1 concurrent) 9734.6 lpm (60.0 s, 2 samples)

Shell Scripts (8 concurrent) 2353.1 lpm (60.0 s, 2 samples)

System Call Overhead 398924.8 lps (10.0 s, 7 samples)

System Benchmarks Index Values BASELINE RESULT INDEX

Dhrystone 2 using register variables 116700.0 38124852.7 3266.9

Double-Precision Whetstone 55.0 6422.0 1167.6

Execl Throughput 43.0 4264.8 991.8

File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 515046.2 1300.6

File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 140474.5 848.8

File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 1617517.8 2788.8

Pipe Throughput 12440.0 697605.3 560.8

Pipe-based Context Switching 4000.0 170352.7 425.9

Process Creation 126.0 10427.0 827.5

Shell Scripts (1 concurrent) 42.4 9734.6 2295.9

Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 2353.1 3921.8

System Call Overhead 15000.0 398924.8 265.9

========

System Benchmarks Index Score 1152.9

------------------------------------------------------------------------

Benchmark Run: Fri Sep 04 2020 21:55:00 - 22:23:04

4 CPUs in system; running 4 parallel copies of tests

Dhrystone 2 using register variables 103355568.3 lps (10.0 s, 7 samples)

Double-Precision Whetstone 22425.8 MWIPS (9.9 s, 7 samples)

Execl Throughput 10514.5 lps (30.0 s, 2 samples)

File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 878593.5 KBps (30.0 s, 2 samples)

File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 237997.4 KBps (30.0 s, 2 samples)

File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 2896282.9 KBps (30.0 s, 2 samples)

Pipe Throughput 1718493.4 lps (10.0 s, 7 samples)

Pipe-based Context Switching 381500.2 lps (10.0 s, 7 samples)

Process Creation 26280.8 lps (30.0 s, 2 samples)

Shell Scripts (1 concurrent) 18979.1 lpm (60.0 s, 2 samples)

Shell Scripts (8 concurrent) 2716.0 lpm (60.1 s, 2 samples)

System Call Overhead 951109.4 lps (10.0 s, 7 samples)

System Benchmarks Index Values BASELINE RESULT INDEX

Dhrystone 2 using register variables 116700.0 103355568.3 8856.5

Double-Precision Whetstone 55.0 22425.8 4077.4

Execl Throughput 43.0 10514.5 2445.2

File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 878593.5 2218.7

File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 237997.4 1438.1

File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 2896282.9 4993.6

Pipe Throughput 12440.0 1718493.4 1381.4

Pipe-based Context Switching 4000.0 381500.2 953.8

Process Creation 126.0 26280.8 2085.8

Shell Scripts (1 concurrent) 42.4 18979.1 4476.2

Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 2716.0 4526.6

System Call Overhead 15000.0 951109.4 634.1

========

System Benchmarks Index Score 2462.3

クラウドPCが主流になって10年経った

2041年9月4日

有楽町ビッグで27インチiMacを買ってきた、本体は19,800円(税別)

20年前はiMac本体がこの価格で買えるなんて思いもしなかった。

実際、本体といってもディスプレイだけなのでこの価格なのだ

2020年代前半に流行したStadiaやGeForceNowのようなゲームストリーミングサービス

通信網の拡充も追い風となり、大流行した。

品質ゲームをやるためにPCの性能は関係なくなったため

この頃からゲーミングPCが徐々に売れなくなっていった。

2024年にGoogleが初めてのストリーミング専用マシン StadiaOSを発売

その時はノートPCタイプタブレットHMD型の3モデル。翌年にはデスクトップ型が登場した。

初のクラウドPCの登場である。(前年にサムスンが発売していたが誰も覚えていない)

上記モデルの特徴は、非常に軽量でコンパクトであることだ

PCといってもCPUメモリストレージ冷却装置は無いと言っても差し支えない。

それらの計算資源は全てGoogleクラウド上にあり、プラン選択PCの性能を指定できるのだ

いわばリモートデスクトップ用の端末である

当時の私も自宅用のサブマシンとして StadiaOSデスクトップ型を購入した

手のひらサイズで小さなディスプレイスピーカーUSBポートディスプレイ、電源兼用)が付いているもの

サイズ感と見た目はAmazonEcho Showみたいだと思った記憶がある。

余っていたディスプレイ接続して(この頃は有線接続だった)使用していた、当時でも遅延はほぼ気にならなかった。

i5 メモリ8GBのプラン 39,800円/年 で使い始めたが、すぐに メモリ16GBのプランに変更した。

増設の手軽さが未来だなと感じたことを覚えている。

(当時ストレージは無制限無料だった、現在は1アカウント5TBまで無料

StadiaOS発売の翌年には、AppleMicrosoftAmazonOSWindows)など

他社もクラウドPCに参入した。

GoogleのStadiaOSMicrosoftWindowsCloudは他社のPCメーカーからモデルが発売され

様々な企業ローカルPCへの興味を失っていった。

(この頃WindowsCloudは永年無料を謳っていたが5年後には有料となる)

この10年でローカルPCはほぼ死滅し、クラウドPCのみになった。

いまやどんなデバイスネットワーク接続しないと動かない。

面白いところでは、USBメモリ消滅した。

USBメモリのものは売っている。これらは中に記憶領域は無く、接続すると記載された容量のクラウドストレージアクセスできる。

存在意義がわからないが、根強く売れているらしい)

そういえばこの度iMacを購入した理由を書いていなかった。

先代iMacの利用期間が切れたのだ。これは新しいデバイスを買ってもらうための仕組みだ。

いまはハード寿命メーカーが決めるものだ。家電もそうなのだが、その話はまた改めて記載しよう。

--

2020-09-03

モテない、結婚できない、子供が持てなくてツライと

思えるような人間になれなかった。

何回思考をやり直しても、『現状のホモ・サピエンス個体数を充分に確保しており、むしろ過剰な人工により資源の浪費が発生している。今は人工の抑制に務めるべきである

という結論しか達しない。

かに孤独感や虚しさといった感情が私の脳内観測されることはあるのだけれど、結局それは生物の脳がCPUのように電圧だけでなく、神経伝達物質演算使用しているだけであって、脳が見せている幻想しかない。

2020-09-02

anond:20200902110856

CPU利用率をなるべく100%にちかずけてメモリアセスもなるべく、メインメモリから読み取るようにして

フィボナッチ数列スタートの1をコア識別番号のようにユニークにするとして、

普通ハイエンドPCを1とするとFUGAKUてフィボナッチ数列メモリアセス性能って、どのぐらいの数字

俺たちは雰囲気で株をやっている

夕食を食べ終わって、晩酌しながらネットサーフィンをしていると、頭がくらくらするニュースが目に入ってきた。

オンライン会議最近メジャーになったZOOM決算が良かったらしく、1日で30%も株価が上がっているというのだ。

元々時価総額10兆円近かったかプラス3兆円?

いくら成長性が高いとはいえ、1日で時価総額がこんなに増えるなんて、この値動きは完全にバブルしか思えない。

ちなみにどのくらいバブっているかyahooファイナンスで調べてみると、株価を1株当たりの利益で割った割安性を示す指数PER(Price Earnings Ratio)は5000倍近く。

どういうことかっていうと、例えばオイラアラブ石油王隠し子だったとして、5000兆円ほど自由に使える身だったと仮定する。

ZOOMの将来性を見越して、ZOOM株を100%買い占めてオイラの所有物にしたとしよう。この時の買収にかかる費用時価総額(=株価x総株数)に等しくなる。

(買収合戦で値上がりするとかは考えない。)

この時の投資金額を回収しようと思ったときPERが5000倍っていう事は、1年で出る利益が1株当たりの株価の1/5000しかないという事。

1株500ドルだっとすると、利益わず10セント。要するに買収でかかった費用の元を取るのに5000年かかってしまうってことだ。

まあ、このままZOOM事業がぐんぐん成長していけば、利益右肩上がりになるはずなのでそのうちPERも下がってくる(=5000年かからずに元を取れる)だろうと考えられなくもないのだけども。

今日話題になっているZOOM以外でも、やれテスラAmazonだ、謎の半導体メーカーNVIDIAだと、アメリカ株の景気が良い話はよく聞くが、何でも上がっているかというとそうではない。

何を隠そう、オイラは実は渋谷区在住の米系外資エリートリーマンなのだが、そんなオイラの勤務先の株価はいまだにコロナ前につけたピークの2/3といったところである

アメリカ株がなんでも上がっているなら、日ごろから会社で大活躍しているオイラはご褒美にもらったストックオプションでウハウハだったのに!悔しい!泣いちゃうぴえん...

さて、賢明な読者はおめーの業種がハイテクじゃないかダメなんじゃないの?と思われるかもしれない。

だが、外資エリートリーマンのおいらがクレバースマートな頭で調べた結果判明したのだが、同じハイテクでも勢いのない会社や地味な会社はそこまでバブっていないのだ。

例えば半導体業界を例に出してみるとこんな感じになる。いかがだろうか。Intelに勢いがないのは事実が、半導体ブーム恩恵を受けそうな他の大手メーカーも含めて、セクター自体は実はそんなに割高でないことがわかる。

・謎の半導体メーカーNVIDIA: PER120倍

世界最大の半導体製造装置メーカーAMAT: PER21倍

世界最大の半導体メーカーIntel: PER10

アメリカ最大のメモリメーカーMicron: PER8倍

withコロナで人と人との接触を減らさざるを得なくなって、在宅勤務、勤め先の外資風に言えば 『ワークフロムホーム』が主流になれば、データセンター需要が爆発するので半導体関連の株価はなんでも上がる。

(データセンターで使われるサーバーにはGPU以外にもCPUメモリもどんな半導体も入ってるよね?半導体増産するために装置バカ売れするはずだよね?)

そのシナリオが真なら、市場シェアが高いはずの上記企業株価はなぜ割安に放置されているのだろう?

答えは一つ。俺たちが雰囲気で株をやっているからだ。

結論を言おう。

今の株価は決して合理的プライシングではないバブルである。そしてバブルははじけるものと決まっている。

強気はいだって株価が割高でないと同じことを繰り返し言う。

直近ならこんな感じだ。

PERなんて指標ゲームルールが変わって役に立たなくなったんだよ。株価未来を先取りする。ハイテク企業イノベーション世界レボリューションしている限り経済は成長する!(だから株価は上がり続ける)」

同じようなことはリーマンショック、俺たち外資風に言えば『フィナンシャルクライシス』の前にもさんざん言われていた。

PERなんて指標ゲームルールが変わって役に立たなくなったんだよ。株価未来を先取りする。新興国人口は50億人。冷戦が終わってグローバル化が進んだ今、彼らが先進国レベルに豊かになるまで経済成長は続く。(だから株価も上がり続ける)」

だけど夢はいつか覚める。株価ウォール街してすごいヤバいことになる。寝言は寝て言うものだと理解していただきたい。

まあ、ぶっちゃけ暴落するというのは半分オイラの願望である

最近個人でやってるtwitterで、これは絶対バブルだ、みんな慎重になれ的なことを書き込んだら「アメリカ株をやらないやつは馬鹿。今利益出ていないやつは幼稚園児以下のうんこ」みたいに煽られることが増えたのである

バリュー株メインで銘柄選定していてあまり儲かっていないオイラは少しムカついているので、株価暴落するとメシウマなのである。(欲しい銘柄が安く帰るし、ショートでの儲けも狙うことができる。)

さて、バブルはいつはじけるのだろう?その時強気一辺倒で掛け金を上げ続けた哀れな子羊たちはどういうことを言うのだろう?今から言い訳が楽しみである



最後に一つエピソードを紹介したい。

2ヶ月くらい前のことだ。コロナ緊急事態宣言が解除された解放感で、友人と焼き肉を食べに行っていたときエピソード

イラと友人が肉を食べていると、隣の席に不動産営業と思しき、こんがり日焼けした肌に高そうなスーツを少しだけ着崩したチャラ目のグループがやってきて、席に着くなりアメリカ株の話を始めたのだ。

なすだっく?ってのを買ったら絶対上がるんだよ。ここ10年ずっと右肩上がりだったっし、俺もコロナの後に友人の勧めで始めたけど、1月でもう30万儲けたぜ!マジヤバい!お前らも早くアメリカ株できる証券口座開いて、なすだっくを買うんだよ!」

面白そうな話をしていたので盗み聞きをしていたのだが、彼らはNASDAQ株式市場名前であり、日々変動する数字がその取引所株価指数意味していることも、自分たちが買っているのは株ではなくて指数に連動するETFと呼ばれる上場投資信託であることも理解していないようだった。

ソーシャルディスタンシングで座席の間引かれた店内に響き渡る彼らの声を聞いて、かの有名な靴磨きの少年エピソード自分体験するとはと、しみじみ思ったのであった。

2020-09-01

ちょくせつ、機械言葉を喋ったよ まさにJIT CPUに合わせて コードはいたぁ。

はてなーPCスペック感覚が偏ってると思う

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1273998.html

このブクマで4GBのスペック避難されてるっぽいけど、少なくとも一昔前のatom/2GBの時代に比べれば、大分マシに動くもんだよ。開発者育成じゃなく、初期の育成ならこのスペックで十分でしょ。

それに、このタブレットは5万円台ないにスタイラスキーボードが付いていて、Gemini Lake celeron上位のN4100のCPU積んでて、かなり頑張ったスペックだと思う。

そりゃあ、探せばもっと安いタブレットもあるけど、それはCPUが同世代celeron下位のN4000だったり、さらに型落ちのN3450だったりが大半だと思う。それか、サポートに期待できない中華タブレットくらい。

あと『スペック微妙』のサンプルでC340を出してる人が居るけど、せめて同じタブレット型をサンプルに出そうよ。さらに言えば、例示するなら、同じレノボFlex 550にしようよ。そうではなくC340出してる時点で、PC周りの知識更新してないんだなぁ、って感じがする。

2020-08-28

anond:20200828092623

羽生さんは羽生さんだからまれつきのCPU所与として筐体とかの条件はどう設定するの

あんだけ頭良かったらさすがに無収入は無いんじゃないの

仮に歴史上最高の五体満足のヒヨコ鑑定士とかならとかそういう話?

2020-08-27

パソコンの移し替え無事終わりました。40GBのデータコピー今夜で終わるのかなと懸念していたのですが、30分もかからなかったです。

あっという間でした。さすが最新のパソコンです!SSDだしCPU12スレッドです!事務職の人にはもったいないですね!

今日もいくつか増田を書きましたが、トラバブクマがつきませんでした。

今日はもう帰ります

おかげで思っていたより早く帰れます。もう今は最低でもSSD必須なんじゃないでしょうか?

また明日よろしくお願いします。

2020-08-24

現在、1つのCPUの中に複数CPUコアを持つLSIが使われるようになり、CPUの中での並列処理が実現されていますエクセルワードを同時に実行する場合も、実行するコアを分けることで物理的な並列処理が可能になりました。ただし、メモリーの読み書き部分の競合がまだ問題です。

 ↓

ただしくない。競合時には正しくメモリ破壊される。

2代の車が正面衝突させられる場合、ただしくクラッシュする。仕様だ。

交通制御をするのは信号機の役目であり、車の役目ではない。

車には、乗り手が、正面衝突しなさいと指示した場合、正面衝突する機能がある

2台の車に正面衝突せよと命令したのは人間なんだから人間の指示通りメモリーが壊れる

 

ハンドルアクセルブレーキ人間責任である

ディズニーパイレーツ・オブ・カリビアンでも乗ってこい。ぶつからないと思うぞ。っていわれちまうから、勘弁してくれ

2020-08-22

にじさんじ甲子園成功を受けて

にじさんじ甲子園で、所詮ライバー名前がついてるだけのCPUが動かしてる選手を見てなんでこんなに熱くなってるんだろうと思ってたけど、そもそもスポーツ観戦なんか自分の影響力の及ばん所で選手勝手に動いてるだけで中身がAIだろうが人間だろうが視覚に入ってくる情報はそんなかわらんことに気付いた。

少なくない人にとって大切なのはパフォーマンスよりもバックボーン。だからこそ所詮学生アマチュア大会に過ぎず、実力でいえば大学野球プロ野球に遠く及ばない高校野球が人気なのはそのためだろうし。格闘技イベントでクソしつこくそれぞれの生い立ちとか練習風景を映すのもそうだろう。

今回のにじさんじ甲子園は仮にCPU操作するコマであってもそのコマうまいこと感情移入できるバックボーンを乗せればエンターテイメントとしてある程度通用するところを見せられた。

ただ精度の高いプレーや高難易度プレー機械がやったところで感動は薄いが、その機械バックボーンをうまく作り上げられればAIスポーツ可能性はもっと広がるような気がするようなしないような。

2020-08-21

半導体設計って、Webで興味持たれてるわりにオープンじゃないよね

凄い簡単CPU書籍出てるけど、もうちょっと詳しいとなるとない。

RISC-V拡張するとか、OpenPowerとか、GPUUSBHDMIなど、身の回りで使われてるわりに、

ソフトウェアのようにオープンでなかったり情報が少なかったりする。

RTLだけで済まなくて、PHYやIO必要だってなると大変ってのはわかるけど。

第2次0界大戦である

20おっさんれいがとりんぐー だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ(1CPUあたり)」

3x4=12x1024スレッドx1000回ループ (まだ50% FP32)

2020-08-20

anond:20200820124027

「性能向上のスピードが遅い最近CPUよりも一気に性能アップしていた昔のCPUのほうが処理能力が高い」とか言ってるようなもんだよな。

CPU周りにホコリが詰まったりグリスが乾いたりして温度が上がりまくるんだが、不器用過ぎて手を出せない

ディスクの交換はなんとかできる

2020-08-19

とくにさわっておらず、

眺めているんだが

CPU利用率が5%から10%で推移してるな アンチウイルス暴走しているのかなんなのか・・・

ファンが回ったのでわかった

2020-08-18

久しぶりに自作パソコンをやっているのだが

intelソケット商法の酷さを体験した。

もう少し良いやつに交換しようかなとか全然できない

しかマザボ高いし全然売ってない

cpuだけ大量に中古市場に溢れてる

マジでクソ

2020-08-16

[]39日目

なわとび:402回

ボクシング:120kcal/29歳

徒歩:201.0kcal/6406歩

2日ぶり

switchを起動するのが億劫サボりたくなった

この日記を書いていなかったらサボっていたと思う

インターネット他人が見るかもしれない場所日記を書くと(たとえ誰も見ていなくても)見栄を張るインセンティブが生まれるのでよい

18日目で書いたデスストPC構成について

CPU:RYZEN5 3600

GPU:1660SUPERで3万円くらいの

マザボASUS TUF B550

みたいな感じにすることにした

2020-08-13

仕事用のノートPCと自前のデスクトップPCの間で

日々在宅勤務中。

職場支給ノートPCだと何かにつけて重いと感じる。使うのはMSオフィスブラウザくらいで大した処理をするわけではないのだが、ブラウザ複数のページを同時に開こうとしただけで、CPU利用率が100%に到達する。

数分とかかかる処理なら、その間にトイレ行くとかで時間有効活用できるからいいが、数秒~数十秒だけ発生する待ち時間というのが個人的には最も苦手だ。あまりにも中途半端時間だと感じる。

メモリは16GBあるので、メモリ不足になることはないのが不幸中の幸いか

自前のデスクトップPCを使えばサクサクなのだが、電力消費を計測したところ倍くらい違う。

大した処理しないのに、ブラウザさくさくのためだけに消費電力倍というのもなんだかなーと思い、踏み切れないでいる。

anond:20200813160408

本体の導入コストが高い、かつランニングコストが高いという意味

EUVはスズを熱して筒の先から水滴のようにして真空中に吐き出したのに対して、レーザーを当ててプラズマを作って励起、

そこから目的の13.5nmの波長の光を作る。EUVってのはその13.5nmの波長が極端紫外光って名前の略。

真空にするのはEUVが大気には吸収されるため。


そのスズのプラズマから、光以外に大量のスズの粒子が飛び出てくる。

200W~250Wくらいのレーザーを当てているので、そのエネルギーが粒子に移っている。

粒子の中には高エネルギーを持ったものから、低エネルギーのものまで沢山ある。大きさもバラバラ


半導体を作るためにはリソグラフィという虫眼鏡のように集光させる必要があるが、

EUVは通常の虫眼鏡のような集光レンズでは光が吸収されるので、鏡に反射させて集光させる方式を取っている。

プラズマから光が出る方向は、レーザーの当て方によって変えることはできるが、光が一番強い方向に、エネルギーを持った粒子が飛び出てしまう。

そうなると鏡が粒子によって削れてしまう。これが装置寿命につながる。

真空をひいているので、ミラーを交換するのに大気圧に戻しして、再び真空にするといった時間的なロスが発生する。この間ウェーハを流すことができず、収益悪化につながる。

ミラーと言っているが、日常品で使うようなアルミミラーではなく、EUVを反射させるためのもの自分が知っているのはモリブデンを多層膜にしたもの。他にもあるかもしれない。

ミラー以外にも長時間使っているとスズが堆積していくので、真空度が下がらないといったことが起こる。


プラズマの粒子は、ウェーハ側にも問題を起こす。

半導体を作るうえでnmのゴミがあると不良品になるが、シリコン側にも影響する。

大量に落ちる所は避けてウェーハを置くように、複数ミラーを置くことになるが、ミラーでの反射回数を増やすと、光量が足りなくなる。

また距離を離しても光量が減る。

よって光源とウェーハを近づけることになるが、プラズマからエネルギーを失ったスズ分子がウェーハに落ちる。

この問題に対しては、ウェーハに保護膜をつけるといった対策方法が取られる。もちろんこれがコストに響く。


保護膜のデメリットはなにかというと、保護膜でEUVが吸収されてしまう。

保護膜なし場合は200Wのレーザーで済むが、保護膜ありだと250W必要となる。

レーザーを高出力にすると、先ほどのミラーが削られる速度が上がる、レーザー自体寿命が縮まるといったデメリットにつながる。


EUVで利益を上げられないので、グローバルファウンドリーは導入前に撤退した。

EUV使って利益を上げられるのは、現時点ではAppleのような世界中を寡占しているようなメーカーの依頼品のみ。

それこそ数億の大量生産でようやく元のコストが高くてもやっていける。

そんなメーカーは限られているので、TSMCのように複数メーカーから依頼を受けているファウンドリーでないと導入が難しい。



もう一つの質問、40nmが何用途か。

最先端の微細ロジック不要な所がある。Arduinoのような趣味用のマイコンでもいいし、その辺のオーディオ自動車ゲームセンターのアームの制御など、

処理速度が不要な部分がある。

例えばモータ制御だと、モーターの回転数の上限はマイコンCPU性能で律速しない。ベクトル計算必要だとしても、最先端プロセスを使ってコストが上がるよりも、

少し古いプロセス製品コストが上がらない方がいいといった分野もある。

毎年や2年ごとに価格が高くなっていくスマホのような製品ばかりではない。


秋月で売ってるマイコンCPLDなどは、もう少しプロセスの古いものを使っているはず。

日本半導体産業についての話_その2

https://anond.hatelabo.jp/20200813115920

上記記事を書いた増田です。外出して戻ってきたらまさか100ブクマ越えだったんで、調子に乗って続きを書きます

イメージセンサー

ソニーセミコンダクタソリューションズグループ

要するにソニー半導体事業部。金額ベースイメージセンサー世界シェア50%を超える王者

裏面照射型や積層型といった新技術世界に先駆けて開発しており、技術・規模両面において市場リードしている。

ただし、スマートフォンデジカメハイエンド品がメインなので、数量シェアでは過半数を下回る。

また車載向けではシェトップではなく絶対的王者といえるほどその地位は安泰ではない。


熊本テクノロジーセンター

ソニーイメージセンサーの基幹工場。初めからイメージセンサー向けで建てられたという特徴がある。

イメージセンサーの主流がCCDからCMOSに切り替わるタイミングでの大規模投資が功を奏し、近年では珍しい日本企業電子デバイス分野での覇権獲得につながった。

長崎テクノロジーセンター

みんな大好き、SCE久夛良木さんがPS3で夢を見てCell Processor量産のために大規模投資をした工場

もともとハイエンドプロセッサ向けの工場だったのだが、PS3爆死のあおりを受けて設備投資が中断。

ソニー本体が65nmまででプロセス投資凍結 → 東芝へ売却 → ソニーによる買戻し → イメージセンサー工場に転換という数奇な運命をたどる。

大分テクノロジーセンター

もともとは東芝の先端ロジック半導体製造の主力拠点

これまたPS3GPUであるRSXの製造担当していた。ソニーイメージセンサーの規模拡大のために東芝から買収。

山形テクノロジーセンター

もともとはNECの先端ロジック半導体製造拠点製造品目としてはWii / Wii UのCPUが有名。

NECロジック半導体部門分社化したNECエレクトロニクスが旧ルネサス合併後、日立系との勢力争いで非主流派となり、工場閉鎖が検討されていたところをイメージセンサー製造能力拡大を図りたいソニーが買収することになった。

こうしてみると、ソニーイメージセンサーシェア拡大には競争力のなくなった各社のロジック半導体工場の買収が大きく寄与していることがわかる。

最も、製造品目の転換にはデメリットもあって、最初から専用工場として建てられた場合に比べて効率が劣る部分があるのだ。

例えば、半導体の配線材としては銅が使われているのだが、金属汚染を避ける必要があるため工場内のレイアウトはそれを考慮されている。

ところが先端ロジック半導体では10層以上使っており配線工程が多いのに対して、イメージセンサーでは3層程度だったりするので、工場をそのまま流用すると製造装置の配置で効率が悪くなる部分が出てきたりするのだ。

パワー半導体

ごめん、ぶっちゃけパワー半導体は詳しくない。三菱電機東芝富士電機あたりが主なプレーヤー

現状では売り上げ、技術ともに世界上位だとは聞いているが、懸念点はある。

彼らは国内自動車メーカー重電家電メーカーに納めるモジュール向けに生産しているのがメインで、半導体メーカーとして世界顧客積極的に売るという感じではないようなのだ

かつての総合電機本体が自社の家電向けに半導体生産していたのが、国内メーカーデジタル家電のシェダウンで売り上げを落とし衰退したのを見ているだけに将来が恐ろしい。

ドイツInfineonアメリカON semiconductorのようにウェハを300㎜化して外販増やす戦略もとっていないようだし、どうなることか…

非先端ロジック / マイコン / ディスクリート / アナログ

ルネサスエレクトロニクス

かつてはマイコン世界一。旧ルネサス時代日立系・三菱系の製品ラインナップを統合できない間に、NEC系の製品も入ってきて大混乱。

顧客が1社購買を避けるため、一時的には1+1+1=3になっていたが、現在はいいとこ1+1+1=1.5程度ではないだろうか。

民生機器向けのローエンドマイコンではPICAVRを有するMicrochipの攻勢を浴び、ハイエンド品ではArmベースで開発しやすさをうたうST Microの攻勢を受けて苦しい状態が続く。

ちなみにアナログ半導体でも日本最大、世界シェアでTop10位置する。さすがは日本代表する半導体メーカー

とはいえアナログ半導体については国内工場ガンガン閉鎖したため、ぶっちゃけ国内製造している割合は大きくなく、買収した米国の旧Intersilの寄与分が大きい。

東芝

電子工作雑誌トランジスタ技術に乗っているような個別半導体を今でも作っている貴重な日系メーカールネサスが古い工場ガンガン閉鎖してほとんど個別半導体から手を引いたため、

ちょっとした単機能部品を使おうと思うと日系メーカーでは東芝がほぼ唯一の選択肢となることも多い。

アナログディスクリート部門の売上自体NANDを作っているキオクシアに比べて規模が小さく地味な存在ではあるが、個人的には頑張って製造を続けてほしいと思っている。

ローム

何かと癖のある京都メーカー。かつてはデジタル家電向けにカスタムICを作り高収益企業として知られていたが、最近ではそうでもない。

とはいえ車載向けの比率を増やしたり、沖電気半導体事業買収 / ヤマハから工場買収といったように経営的にはいろいろ模索している。

総合電機系の半導体メーカーが軒並み没落する中で、大崩れせずに生き残っているあたりはさすが京都系というところか。

なお、独自の社風は業界内でも有名。技術を身に着けた男性社員転職して出ていかないように、地元京都女子社員顔採用してお嫁さん候補としている等の都市伝説あり。

ちなみに筆者は就活生であったこローム選考書類を送ったのだが、他社では聞かれたことがない出身中学校を教えてくれと追加連絡があり、返信後にお祈りされるという謎の経験をしている。

■ TI

アメリカ代表する世界最大のアナログ半導体メーカー。半世紀くらい前から日本拠点を構えている。外資系のためドライな部分があるようで、工場老朽化すれば容赦なく閉鎖している感がある。

主力工場は旧Spansion (AMD富士通が合弁で作ったNORFlash memoryの会社)から買収した会津若松工場

小規模な工場が使われることの多いアナログ半導体では珍しく先端品同様300㎜ウェハを使った大規模工場だぞ。さすがはアナログ王者といったところか。

ON semiconductor

アメリカの電機メーカーMotorola半導体部門のうち、アナログ / ディスクリート部門分社化三洋電機半導体部門を買収。

日本にもそこそこの規模の工場や開発拠点を有しているが、気がかりなのは将来性。リクナビを見る限り、あまり積極的人材採用してる感じじゃないんだよな。

定年等の自然退職分の補充だけというか。日本進出している外資でも、Western DigitalMicronは割と積極的採用投資している感じなのだが、同じ外資でも方針が分かれるのだろうな。

デンソー

トヨタが日系半導体メーカーの衰退に危機感を覚え、自前の開発リソース強化を決断グループ半導体開発のリソースデンソーに集約。

富士通から工場を買収したり、東京設計拠点を開設してルネサス等の大規模リストラ失業したエンジニアを引き抜きしたりしている模様。

筆者の同僚も1人ここへ転職していった。

ファブレス半導体

■ ソシオネクスト

富士通Panasonicの先端ロジック半導体設計部門統合してできた日本最大のファブレス半導体メーカー

デジタル家電画像処理に強みを持つのだが、台湾勢とのガチ競合を避けるために若干ニッチシフトしている感がある。

富士通と旧Panasonic拠点が併存しており、社内文化の融合はあまり進んでいないとの噂。

メガチップス

任天堂関連銘柄最初からファブレス創業した日本では珍しい企業大阪地盤だが、旧川崎製鉄半導体部門を買収して関東にも拠点を確保した。

ソシオネクスト誕生するまで日本最大のファブレス半導体メーカーだった。

ザインエレクトロニクス

日本ファブレス半導体メーカーといえばかつてはここが一番有名だった。カリスマ社長創業して、講演会や本の出版も盛んにやっていた。

デジタル家電で急成長してリーマンショック前には200億くらい売り上げがあったのだが、今では30億くらいに落ち込んでいる模様。

ある程度年齢を重ねて思うのだが、経営者がメディア積極的露出する会社経営に割くべきリソースを浪費しているような気がする。

筆者も大学生のころは意識高い系だったので就活の時にはこの会社を志望していたのだが、今思えば採用されなくてよかったと思っている。

その他

日亜化学

LED大手。売り上げでは日系半導体メーカー上位だが残念ながら筆者は詳しくない。

シャープ

10年ほど前までは世界ランキング20位くらいに位置していたが、

最近はあまり開発リソース設備投資がされていないようで存在感があまりない。

EPSON

まりよく知らない。そこそこ(数百億)事業規模ある模様。

日清紡

本業は繊維メーカーなのだが、最近はなぜか半導体メーカー出資をしている。

オーディオファン知名度の高いオペアンプで有名な新日本無線や、電源ICを作っているリコー半導体部門を買収している。

ミネベアミツミ

アナログ半導体一定リソースを割いている模様。10年ほど前に元になった会社のミツミルネサス工場を買収 / SII半導体部門独立したエイブリックを買収など動きあり

それにしても、エイブリックはあの事業規模でガンガン広告出しているが、費用対効果めちゃくちゃ悪くないだろうか。渋谷看板を見たが主要顧客へのアピールエンジニア採用には役に立たない気が…

トレックセミコンダクター

岡山県アナログ半導体メーカーちょっと前に上場した。

日本半導体産業についての話

業界人です。お盆休み帰省できず暇を持て余した友人から急にSkypeがかかってきて、「そういえば日本半導体産業って衰退してるってよく言われるけど今どんな感じなん?やっぱり人件費中国韓国に勝てないの?」みたいなことを聞かれて、日本半導体産業の規模感って一般にあまり知られていないと思ったので、備忘録的に日本半導体製造している主要メーカーとその工場について書いてみる。

始めにロジック半導体メモリ半導体から。気が向いたら他の分野も書く。

追記:書いた

https://anond.hatelabo.jp/20200813164528

はじめに 半導体製造コスト人件費について

半導体工場使用される製造装置寡占化が進んでおり、世界中どのメーカーでも使われる装置自体に大差はない。

この辺の記事 (https://eetimes.jp/ee/articles/2003/17/news048_4.html ) を見てもらうとわかりやすいけれども、各工程使用する装置はどの分野も3社程度で寡占されている。

これらの装置費用が非常に高いため(一番高価な露光装置で50億超、最新のEUVだと100億)、製造コストに占める人件費割合は低い。

工場で働く人たちは装置メンテナンスや、管理システムの構築、製造計画プランナーとかで一般的な工場ブルーカラーイメージとはタイプが異なる。

先端ロジック半導体

リーマンショック後の2010年あたりで新規設備投資ほとんどなくなった。もはや質・量ともに諸外国と先端品で競えるレベルに無く、外資系企業の買収が進む。

経産省TSMC誘致を企画しているようだが、現状の日本国内には先端品の需要が少なく、実現性は低いと思われる。

現存する日本の主要工場は下記の通り。

ルネサスエレクトロニクス

那珂工場:40nm

日立三菱電機NECロジック半導体部門の流れをくむ日本代表する半導体メーカーだが、

売上的には縮小均衡を重ねて 1+1+1=1 と残念な結果に終わっている。

かつてはSoCマイコン車載等様々な分野で世界一の売り上げを誇っていたが、現在では上記のすべてで世界一から陥落している。売れるものがなくなれば工場への投資はできないわけで…

ユナイテッドセミコンダクタージャパン (台湾UMC富士通から工場買収)

三重工場:40nm

かつてのフラッグシップスパコン、『京』のCPU製造した工場。他にもSparcプロセッサや、VIAGPU、各社デジカメSoC等、地味にいろんな会社受託製造をしていた。

が、プロセッサ需要TSMCに流れ、デジカメ市場大幅縮小。車載分野に活路を見出そうとしているが先行きは大丈夫なのか…

■ タワーパートナーズセミコンダクター (イスラエルTower JazzセミコンダクタPanasonicと合弁)

魚津工場:45nm

Panasonicが自社のデジタル家電で使うプロセッサ製造するために設備投資をしていたが、

台湾Mediatekデジタル家電向けプロセッサ太刀打ちできず規模縮小。

一時期32nmの半導体世界に先駆けて量産との報道が出ていたが、現在では作っていない模様。

Panasonic半導体製造分野から手を引きたくてイスラエル会社に51%株式譲渡運営の主導権を渡す。

今は何を主力で作っているのだろう?

ちなみに。規模はともかく一般的に半導体イメージがそんなにない下記の国でも、実は日本よりも進んだ製造プロセス工場を持っていたりする。

先端ロジック半導体製造に関しては、すでに勝負がついた感がある。

ドイツ:Global Foundries(資本は米) 12nm

フランスST Micro 28nm

アイルランドIntel 10nm

イスラエルIntel 10nm

中国SMIC 14nm

メモリ半導体

日系・外資含めた主要メーカーは3社。技術設備投資ともに世界2位の水準。現在も年間数千億円が継続して投資されている。

20年ほど前、『メモリ装置があれば誰でも作れる汎用品』との言説が流行し、各社一斉にロジック半導体シフトした時期があったが、結局は今に至るまでメモリ分野のほうが競争力を維持できているというのは何とも皮肉

外資系の影響力は増したが日本産業が残っており、お金も回っている。

■ キオクシア (旧東芝メモリ)

四日市工場3D NAND 96層

東芝メモリ(現キオクシア)のNANDFlashメモリの主力工場増設を重ねて規模だけでいえば全世界で最大の半導体工場だったはず。

2次元NAND時代には微細化で世界トップクラス技術を誇っていたが、3次元化に出遅れ技術的な優位がなくなってきている模様。

96層世代では辛うじてキャッチアップできたようだが、技術的には韓国サムスン電子・米Micronに先行を許す。中国メーカーYMTCの製造が急速に立ち上がる中、先行きは予断を許さないだろう。

北上工場3D NAND 96層

上記四日市工場は確かに世界一の規模を誇っているのだが、これ以上規模を拡大すると人材募集が難しくなる(東海地方理工系人材自動車化学とも取り合い)ことや、周辺の交通渋滞慢性化による物流効率低下、地震等の自然災害事業が壊滅するリスク等を踏まえて2019年に新設された最新鋭の半導体工場

ただ、工場の規模がまだ小さいため、電気水道工業用ガスといったインフラ費用が割高になることや新規採用したオペレーターの習熟度等の影響で四日市工場よりも製造コストは高いと推測される。

■ Micron Memory Japan (旧エルピーダメモリ)

広島工場DRAM 1Znm世代

NEC日立三菱電機DRAM部門統合してできたエルピーダメモリ破綻後、米Micronが買収。

米国企業になり財務に余裕ができた影響か設備投資が増額されており、昨年には世界に先駆けて1Znm世代DRAMを量産に成功

ちなみに1Znm世代とは何ぞやという話だが、DRAM業界ではプロセス基準サバ読みがもともと横行していたのだが、20nmを切ったあたりで微細化のペースが落ちた結果、具体的に何nmといえなくなってアルファベット世代を表している模様。

なお、リクナビ新卒募集要項を見ればわかるが、待遇は日系メーカーよりはるかに良い。

■ Western Digital

上記キオクシアの半導体工場共同運営していた米SANDISKを米Western Digitalが買収。

投資折半しているだけでなく、日本に開発拠点製造人員も擁しており、何気に日本国内での事業規模は大きい。

余談だが、日立フラッシュメモリから撤退したとき人員が旧SANDISK日本法人に流れ、日立HDD部門Western Digitalに売却していることから管理クラスは旧日立系が多いとの噂。

日本法人社長日立出身だしね。なお、キオクシアとWestern Digitalは同じ分野の仕事をしているにもかかわらず、上記Micronと同様、リクナビを見ればわかるように日系メーカよりも良い待遇となっている。

半導体業界を志望している学生諸君、キオクシア受けるならWestern Digitalの方がいいぞ!

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