はてなキーワード: 喪女とは
二次創作なんて所詮エロいやつが強いのは分かってるんだが、暗転までしか書けない病気にかかっている。
書こうとしても手が止まる。描写が思いつかない。導入長くて、気が付いたら導入だけでこれ十分だなみたいになる。
二次創作での物語というものを知ったのが夢からだったんで、自然と小説を選んだ感じはする。幼少から小説読むのが好きだったし。
あと、自分の絵好きじゃないので、長時間向き合っていると辛すぎて拷問みたいになってくる。
いい歳して喪女だからか? とか原因をいろいろ考えたんだが、所詮エロはファンタジー。経験ではなく何をどう書けるかが問題のような気はする。エロい小説読んだ量は相当だと思うし……。
ていうか昔から仲良くしてるオタク友達が見えるところでエロの話ほとんどしない。出会ったときから全員メインジャンル違うし、顔を知ってるというので気まずいのかもしれないけれども。
だからあまりそういうのが身近にいなかったということで、余計に自分の中にレパートリーとしてないのかもしれない。
話がそれた。
推しCPのエロいのが書けなくて、いやぁ困ったなぁ。って思っていたんだが、ふっと気づいたんだよ。
ほんとにエロいやつ書きたいのか? ってさ。
いや、書きたいこともないんだけどさ。もしかしてオタクのスタンスとして違うのでは?自分はエロが目的じゃなくて、エロを通して何かを書きたいんじゃないか?ってちょっと思ったんだよね。
別にエロを目的にエロを書く人を下げたいわけじゃなくて、ただ萌えてるポイントが違う可能性を考えてみたわけ。
たしかに「推しCP」というものができたのはこれが初めてだ。他で夢経由してるところから察していただけると思うが、今まで「推し」というか、「好きな奴」しか存在しなかったわけだ。
それが、初めて「関係性」とか「二人のやり取り」に滾って、仲良しコンビどころではなく「こいつら付き合ってる」まで行きついたのだから、そういう「関係性の動き」とかを書きたいと思っている可能性はなくもない。
だってエロにそれ入れたらそれはもう「推しCPのエロいやつ」ではなく「推しCPの話(エロ付き)」だろ。たぶん。きっと。おそらく。
それから、正直拗らせてるDTみたいなところがあるから、一般小説、かは知らないけれど太宰とか芥川とかそういうレベルのエロ描写で「エロいな~!」って思ってるんだよ。
いや、彼らは別格で、直接でなくても読み手に想像させるよう文章力が神ってるからとかそういう可能性は否定しない。
それから割とシチュだけでもエロいな~!って思ってるね。「ミニスカナース」の単語だけでセルフジョイできる人間に近い。
それだけで満足しているからその先が必要ないのでは、みたいな。
まあ、いろいろ考えてみたけどさ。
まじでクソデカでびっくりしてる 12cm なんで気づかなかったんかな??
確率がFGOの星5なのか、プリコネの星3なのか、あんさんぶるスターズの星5なのか、全然話が違ってくるなあなどと思っていた
抗がん剤治療の話とか聞いてびっくりしたよ
なんかおしっこするときに痛いから膀胱炎かな〜つって泌尿器科行ったんだよ 昨日ね
何年腹で育ててきたんだ 食べても全然太らなかったのってもしかしてキミのせい?
子供の頃から痩せてて食への執着も薄くて、運動音痴だから体力なくて疲れやすいし、なんにも気づかなかった
そういえば就職したあたりから(ちなみにわたしはいま29ちゃい)なんか疲れるとお腹張るなあとは思ってた でも過敏性腸症候群だと思ってたんだよね 当時ずっと仕事のストレスやばかったし
実家の親に電話して伝えたら泣かれた そりゃそうだよな 未婚の娘が卵巣腫瘍、がんかもしれないなんて聞いたら泣くよ
申し訳ねえな
婚活が順調に進んでたから、次は交際相手の顔見せするつもりだったんだけどね。とんだ親不孝になってしまいそう
わたしも病院では怖くて泣いてたけどこうやって文章にしたり家族と話すときはやたら陽気になっちゃう
割とポジティブな方だとは思うけど、本当にこうなるんだなって思った 笑い話とかめっちゃしちゃう(別にそんなにおもしろくないけどね)
腹を開けて腫瘍取ってバラしてみないとわかんないんだって。がんかどうか。
やだなあ。抗がん剤治療したらやっぱ髪の毛抜けちゃうんだって。どうせなら好きなウィッグ買って、これまでできなかった色とかしちゃおっかなとか思うけど、最近わりと頑張ってケアしてやっと髪質良くなってきたところだったのになーとか。ずっと喪女だったのに、婚活のために人生でいちばんかわいくなったのに、全部ぼろぼろになっちゃうかもしれないんだなあって。
わかんないんだ。これは悪ければの話だし、良性だったら手術だけで健康体に戻れる。子供も望めるかもしれない。可能性の話でしかない。
婚活うまくいって、ようやく結婚を考える相手ができたばっかりだったんだ。病院行く2日前だった。わたしが最後に健康だった日。
親に良い報告をしたかった。結婚してみたかった。もしかしたら子供も作れたかもしれない。
そういうの全部なくなるかもしれないんだね。
わたしは2月に30歳になるんだけど、友達が今年続々と30歳になって、みんな楽しく30代生きてこうねって約束してたのに、なんかほんとに洒落にならないというか本気の約束になっちゃいそうなのがさ。そういうのじゃないじゃん。なんでそうなるのかな。
まだやりたいこといっぱいあるよ。怖いよ。終わりたくない。まだまだ幸せに生きていきたいよ。
ねえ。もし良性だったら、あんなのただの杞憂だったねって言って笑い飛ばしてね。
(追記)
ブコメ!!!!!!トラバ!!!!なんかいつもと雰囲気違うじゃん!!!!!!!!!!!!!!!
いつも創作だろとかしか言ってくれなかったのになんだよ!でもそういうのもひっくるめて好きだよ!!
普段は追記とかしないしこの文章に追記するのも余韻ぶち壊し感あるけど、お礼言いたいから今回だけさせてください。
お祈りしてくれたみんな、励ましてくれたみんな、ありがとう!とってもうれしいです!!
最近見た大好きな作品に「神様はいるんだ、僕らはみんなひとりじゃない」ってメッセージもらってたの思い出した。それはお米の話で伏見稲荷の神様なんだけどね、でもなんかわたしもひとりじゃないっぽいし、きっと神様もいるよねって改めて思ったよ。そんでこんなに祈ってもらったら聞かないわけにいかないでしょ。
まだまだ元気に生きていきたいよ!さくっと退院してのろけダイアリー書いてやる!!!ほんとに創作じゃないやつ書くから絶対読めよ!!!
本とか参考になるページとか制度とかいろいろ、教えてくれた人ありがとう!
余計な妄想して落ち込みそうだったから詳しく調べられてないんだけど、気持ちと折り合いつけながら見ていくね。検査もそこそこに転院することになったので、妊孕性の話とかはまだしてないんだ。これから参考にさせてもらう。諦めなきゃいけないって決まったわけじゃないもんね。
経験者の人、家族が似た病気をした人たちもエピソード教えてくれてありがとう!思ったより経験者が多くてびっくりした。違う。びっくらぽんだ。
悪性疑いと言われて結構ビビってたので、取ってみたら良性だったよって話には結構励まされました。わたしもそれになりたい。
いま同じように腫瘍があったり疑いがあったりする人も、不安だけど一緒にがんばりましょう。お互いに良くなりますように、わたしも祈ります。
これまで大病したことなくて病院はわりと縁遠いものだったし、なんとなく不調だけれどもそれが日常になっていく感覚はよくわかります。でもやっぱり同じ思いはしてほしくないし、月並みだけれども、身体の不調があるようだったらぜひ検査してね。
あとはわたしも入院前に神社行くつもりなので、自分の健康はもちろん本気で祈るけど、優しい言葉をくれたみんなの無病息災も祈っておきます!!
この通り、結構ほんとに元気出たよ。みんなありがとね大好き!良いクリスマスを!良いお年を!きっと来年も楽しい一年にしようね!
中高と女子校で喪女青春真っ盛りの時の私の世界には、男は父親か先生か電車内のオッサンか、BLで掛け合わせるお人形しかいなかった
大学で服買って化粧して何とか容姿が人並みになって恋愛市場に乗った期間、BL趣味はその一時期だけ鳴りを潜めた
この時期食い散らかしていたので性欲と恋愛脳は人より強めだと思う
就職してストレス過多になった時にあるゲームにハマり二次創作に戻った
その後出会った理解のある彼くんと遠距離恋愛を経てなんとか結婚
妊娠中はBLもNLも他のエロ作品も一切受け付けなかったが、子供が産まれた直後にある深夜アニメが腐女子の間で大きなブームになり、夜間授乳で起こされるついでに視聴して無事覇権CP沼にハマった
理解のある旦那くんに子供を預けて冬コミとオンリーに参戦できたのは良い思い出だ
理解のある旦那くんの事は愛してるし結構な頻度でセックスもするけどBLへの投資は経済的余裕ができた分学生時代より激しくなった
『理解のある彼くん』と言う言葉をご存知だろうか。何らかの障害、あるいは不幸な環境によって社会に馴染めずしんどい思いを抱えて生きていた女性の人生を描いた漫画に突如として現れる「こんな私ですが、今は理解のある彼君のおかげで幸せに過ごしています♡」というアレである。
かく言う私も、毒親育ちの発達障害グレーゾーンのメンヘラであった。話すと明らかにヤバいのが伝わってしまうのか、27まで恋人ができたことはなかった(でも処女ではない。察してください)。学生の頃は今くらいの時期、当然のように彼氏との予定の話題で盛り上がる同級生たちに嫉妬していた。愛されたくて仕方がなかった。見た目は明らかに喪女にも関わらず、妙にプライドの高かった私は、クリスマスの翌日に自分で買ったブランドネックレスの偽物をつけて登校し、カースト上位のクスクス笑いに耐えきれずゴミ箱に捨てて帰ったこともある。
大学を卒業して社会人になり、自分の役立たずさに肩身がゴリゴリ削られながら5年が過ぎた。そんな時、趣味のオフ会で出会ったのが彼くんだった。
女性だけの集まりと思っていたのに、しれっと参加していた彼くんに最初は戸惑ったものの、物腰が柔らかい人だったので自然に話せた。帰り際に連絡先を聞かれ、「可愛いなと思って」と言われた時は、本当に胸がバクバク鳴った。
途中で引かれてしまうのでは……と思ったが、予想以上に順調にデートを重ね、私たちは付き合うことになった。会うたびに、彼くんは私を可愛い可愛いと言って褒めてくれた。発達障害でコミュ障、その上はじめての恋愛で挙動不審な言動も「それが増田ちゃんじゃん!」と包み込んでくれた。私のメチャクチャな嫉妬(女の連絡先消して!と泣き叫ぶなど)で喧嘩になっても、歩み寄って抱きしめてくれた。彼くんは、私にとってまさに救世主のような存在だった。
……が、今思えば気付くべきだった。彼くんは特に美人でも若くもなく、障害と毒親持ちの女のどこが好きだったのか。
共通の知り合いのAからは、彼くんが前にも私と同じようなメンヘラと付き合っていたと聞いた。Aは何か警告したそうだったが、彼くんの過去の恋愛を聞きたくなさすぎた私は話題を逸らした。多分、彼くんはメンヘラが好きで……もっと言うと、自分にズブズブに依存してくれる女がタイプだったのだ。
彼くんは見た目はオタク(もちろんこちらも人のことは言えない)のわりに女慣れしている感じがした。当時37とかだったのでこれが大人の余裕なのかな?と思っていた。実際恋愛経験豊富だった。彼女は毎回10歳くらい年下のメンヘラだったので感情の爆発には慣れっこだった。だからこそ正しい(刺激しない)対応が出来たのだろう。
当然のことながら、わたしは彼くんにズブズブに依存していった。いい年して彼くんが生活の中心になった。彼くんは基本、「増田ちゃんは悪くないよ、頑張ってるよ、えらいよ可愛いよ」スタイルだったので、変に自己肯定感が上がった。例えば以前なら職場で何かを指摘された時、「ごめんなさい!」と心底申し訳なく思ってたところを、「そっちだって◯◯じゃん!!」と反省の前に内心爆ギレするようになってしまったのだ。気が弱いので相手には言えないのだけど、彼くんにすぐにLINEしたりした。彼くんが生活の中心なので、失うなんて考えたくなかった。そのうち結婚すると思っていた。
……こんな増田を描いてる時点でお察しだろうが、2年付き合い30歳の誕生日目前で、私は彼くんにふられた。もちろん揉めに揉めたけど、彼は地方転職までして私から逃げた。共通の人間関係も切った。あんなに「ほっとけるわけないじゃん」なんて言っていたのに、見捨てる時はマッハだった。
数年経った今、ひょんなことから彼くんが結婚したことを知った。やはり10こくらい下で、だけど、心身健康そうな奥さんだった。どうしてこんな子がオタクの彼くんと?と思ったけれど、よく考えたら彼くんは当時上場企業の社員だったし、今もいい年収をキープしているのだろう。
彼くんがメンヘラが好きだったけど結婚相手は健康な人を選んだのか、今までメンヘラにしか相手にされなかったから仕方なく付き合っていただけで、奇跡的に振り向いてくれた健康そうな女性にプロポーズしたのか、どっちだろう。
『理解のある彼くん』のいる女子は、彼くんに見放される可能性を考えておいた方がいいと思う。あまりに彼頼りになると、見放された時が辛すぎる。結婚しない限り、彼くんがメンヘラが好きなら新しいメンヘラに一生警戒しないといけないし、メンヘラにしか相手にされない彼くんであっても奇跡が起きてしまうかもしれない。まともな男性ならお断りな私たち地雷に、奇跡みたいに『彼くん』が現れるように。
誰に話す気にもならないが、溜め込んでるよりは書き捨てたほうがまだしも供養になるかもしれない。
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非情と思われようと、もう関わり合いになりたくない。
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そいつは、もう何年も拒食症かなんかなのか、骨と皮だけのガリガリで、
死相が出てるというか、もう長くないだろうなって思ってた。
余りの痩せ方に周りが心配してなにか食べろと進めても、水の一滴すら口にしなかった。
ウチの親がそいつを指して「あれじゃきっとセイリも来てないと思うわ」
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しかし、私とそいつが小学校の間ずっとベッタリの親友だったのは、
同じグループの子からぽっちゃりだから、ポチャみたいなニックネームで呼ばれていた。
でも、別にそんなに太ってたわけでもなかったように思う。
それより、真っ黒でまっすぐでツヤツヤの長い髪をしていて、
綺麗で羨ましくて、もうやめてと言われるまでしつこく触らせてもらったような記憶がある。
さらさらと指から髪が流れていく感触がどうしようもなく心を惹きつけて離さなかった。
私は、天パだったし髪を伸ばしたことがなかった。
小学校も中学校も、ずっと短髪だった。髪が肩にかかったことは一度もない。
私の母親は「子供の髪は短いものなの」という絶対のルールを持っていて、
泣こうが喚こうが逃げようが、最後には床屋の椅子に座らせられた。
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三年生になる前には短髪になっていた。
どうして切っちゃったのと惜しがって何度も聞いたけど、
小学校でも中学校でも、そいつはもうずっと同じ短さに髪を揃えていた。
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髪型だけじゃなくて、そいつは成人式にもチェックのスーツみたいな服を着ていた。
周りじゅう華やかな振袖だらけのなかで。
誰も表立って虐めたり笑ったりはしなかったけど、
なんだか異様というかヒソヒソはしていた気がする。
でも、あれはそういうのじゃなかったと思う。
皆はそう思ったかもしれないけど。
私とそいつは、母親による女性性の抑圧、を受けていたんだと思う。
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私はまだ生きている。髪を伸ばし、好きな服を選ぶ。
私の母は矛盾した信条というか、娘の髪を結うことは一度たりともなかったが、
ピアノを習わせたり、フランス人形を買い与えたり、籐家具を与えたりした。
別にいらない、嫌だと言ったけど、母自身が子供のころ欲しかったものなんだってさ。
あ、ピアノは祖母が孫娘に買いたいというから、じゃあ習わせようってことだったのかな。
まあ、ウチはその程度だったけど、
ウチと違って、どこもかしこもさっぱりと片付いていた。
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GジャンにGパンという恰好だった気がする。バイクとサッカー観戦と甲斐バンドだかが趣味だと言っていた。
毎週少年ジャンプの話をしていたような気がする。
家にない本や図書館の児童書以外の本を読むようになったのは、そいつが教えてくれたからだ。星新一とか筒井康隆とか。
私の母は、皮肉な作風、ひねくれた作風が嫌だと言ったけど、本を取り上げたりはしなかった。
母の回りくどい意向を汲まないと、「あんたは可愛げがない、態度がかわいくない、子供は素直じゃなきゃ」とかは、よく言われたが。
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そういう子は、少年ジャンプじゃなくて、りぼんやなかよしを読んでいた。
ぬいぐるみをたくさんもっていて、男性アイドルや流行りの歌の話をした。
その子たちは髪型をしょっちゅう変えていて、かわいい髪飾りを持っていた。
遊びで私の髪を梳いて、結ってくれた。
その子たちのことが嫌いではなかったけれど、
ずっと一緒にいると、多分私は羨ましくて辛かった。
私と同じに、ずっと髪を短く切られていて、スカートを持っていないそいつと一緒にいるとラクだった。
母親に疑問や不満を抱かなくて済んだ。
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そいつは、成績も良く、イラストもかわいらしかった。中学からは疎遠になったので伝え聞きだが、
旧帝大に行ったらしい。マイナー学部だったらしいが。ググッたら、そいつのホームページがまだ残っている。
今だったらピクシブやってたんだろうが、当時はあれが流行りだったものだ。
日記もあるが、悩みや病気、内面に関することは何も書かれていない。
中学から疎遠になったし、高校は別だったので、その頃のことは知らないけど。
後ろ姿を見た時、「ずいぶん髪のきれいなおばあさんがいるな・・・?」と思った。
ぶかぶかよれよれのメンズのウインドブレーカーか何かを着ていて、
息子の服を頓着なく着ちゃう系のおばさんっぽかったのか。
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成人式のスーツもそうだけど、ほんとにメンズの服しか持ってなかったのかな。
小柄だったけど、デブとかブスってことはなかったと思う。
髪質も恵まれてるし、手入れすればそれなりに映えた容貌だったはずだ。
でも、そういえば、
我が娘の不器量さを嘲笑ったっけな。
「お前は顔がでかいねえww」みたいな。
その時の、居心地の悪い気持ちはよく覚えている。
私の隣で、私の友人が、私をダシに、実の親に貶められている。
いや、地獄かよ。
しどろもどろになにかフォローをしたような気もする。
私のほうがずっと成績が悪いですし、とか。
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その経緯から、ずっと抑圧や自己否定が鬱陶しく付きまとっているが、
流行りの服を買うこともできたし、趣味や私生活に口出しされることもなかった。
周囲の友人から学んで少しづつ、女性らしく装うことを覚えていった。
オタク気質は生来のもので変わらなかったが、脱・喪女はそれなりに出来た。
そいつは多分、そうではなかった。
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昨今の性の多様化からすると、そいつの髪型、服装、趣味嗜好はそれほど奇異なものでもない。
髪を短くし、メンズの服を着て、ミリタリーやバイクやサッカーを愛していたなら、
それはそれで良かった。
でも、そいつは多分そうではなかった。
生来の女らしさを抑圧され、取り上げられ、
そしてそれが自分だと思い込まされていた。
コンフリクトがあって、それが体に出た。
病名は知らないが、拒食でなければああはならないって気もする。
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そういえば携帯のアドレスや番号の交換をいつしたのか記憶にないが、
就職先のイベントを新聞か何かで見たと、そいつは私に会いにきた。
私としては、髪を切られ続け男子のような恰好をしていた時代の記憶ごとまとめて、
折角小奇麗になることを覚えたのだ。
陽キャグループに入ってしまえば、陰キャ時代の友人は格下であり、
プライベートで会いなおしたりはしなかった。
それても痩せこけてしまって遊びに繰り出す体力はなかったのか、節度を持って訪れ、帰ってくれた。
いや、水の一滴も口にできないんだから、食事や飲みに誘われるはずもなかったのか。
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しかし、一度ならず数回ほどそいつはイベントに客としてやってきた。
ヒマだったので話をしたが、内容はほぼ覚えていない。
ああ、人混みでぶつかられてコケて顔ぶつけて、総入れ歯になった話だけは、
もう回復不能の分水嶺越えちゃってるな、もう死ぬんだろうな、と思ってしまった。
しかし、そんな話をそいつは世間話、笑い話のトーンで話した。ような気がする。
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私になにかを聞いて欲しくて訪れていたのかもしれないが、
私が迷惑そうにしていたから切り出せなかったのかもしれないし、
物知りで成績優秀者だったプライドが邪魔をして切り出せなかったのかもしれないし、
同伴していた母親や、周りの人間が気になって突っ込んだ話ができなかったのかもしれない。
しかし、そいつが自分の日記にさえ書けないことを人に相談できたかというと、できなかったかもな。
藁にも縋る思いだったかもしれないが、
疎遠になった旧交を温めに来るより、「毒になる親」系の本でも買ってみて
カウンセリングとか行けたら、生き残る道があったかもしれない。
というか、そいつは自分が病んでいる原因が母親だと疑ったことがあっただろうか?
気がつきたくないまま、気がつかないまま、体力が落ち、考える力もなくして死んだのだろうか。
いや、そういえば鬼電がかかってきたから訃報と決めつけているが、
フツーに峠を越して生きてるのかもしれないな。
もう、それを知りたいとも思わないのだが。
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既に超長文だけど、続きもあって御免。
彼氏いたことない。それ以前に友達が少ない。最近自分から話しかけたり学外で遊ぶ友達3人しかいない。その他の知り合い、そもそも自分からも相手からも連絡しないし話すのダルいし、同じ授業とってても離れた席に座ったりして関係が切れつつある。
いや別に今はこれで問題ないんだよ。例によってオタクだから趣味で自己完結して満足しちゃうし、遊ぶ3人と話すのは楽しいし。それぞれタイプが違って話すと刺激があったり逆に落ち着けたりする。逆に仲良くない人と関わるの苦痛だし。あとやることがクソある。就活生だし課題出されるしミニ卒考えないとだし、正直遊んでる時間はない。これも木曜までのレポートに飽きたから合間に書いてる。
だから今の状態はこれでいいんだけど、今後この調子の人との関わり方続けてたら絶対に後悔するんだよなー。頼れる人がいなくなる未来しか見えない。。親とは仲良いから困った時は頼れると思うけど、いつまでも健在じゃないし、ここまで育ててもらったから自立して社会で関係築けるって安心させたい。あと喪続けてると世間からめちゃくちゃ異常者と見られそう
この友達3人も私よりは普通にやってて、私にとって貴重な友達でも相手からしたら大勢いる友達の中の1人にすぎない。多分大学卒業したらみんな疎遠になってしまうしな。だから自分で仲良い人増やすやり方を確立する努力が必要。大学は初めに高校からの友達に金魚のフンみたいにくっついてたらそれなりに知り合いできてなんとかなったけど、今後の新生活でもそう上手くいくとは思えん。だいたい今の状態でもそんな少人数に依存しすぎるのってどうなの…
このように危機感があるので、もうちょいやる気を出して人と関わってみるかな?でも就活生が就活そっちのけで友達や彼氏作ることに時間を割くってどうなの?アホかな?
原因ははっきりしている。
中学時代、デブスの喪で男子から半イジメみたいな扱いを受けていた。それで、自分に自信が持てなくなった。
紹介やマッチングアプリで出会った男性からアプローチを受けても、「こいつ私なんかにこんなに必死になるなんて、ヤリモクなんじゃ…彼女できれば何だっていいんだな…」ってなってしまって、最終的に面倒くさくなってお断りしてしまう。
気になる男は1年おきくらいに現れるけど、自分に自信がなさすぎて、彼への好意を恋愛感情だと認識しないようにしてしまう。恋愛感情を押し殺してしまう。当然アプローチなんてできない。
正直、恋人が必要だなんてそんなに思っていないのだ。基本的に1人が好きだし、LINEだの電話だので継続的に内容のない連絡を取り続けるのも嫌い。じゃあなぜ恋人を作ろうとしているのかって、交際経験が一度でもないと、「恋人は不要だから作らない」という理由に説得力がないから。でもいざ付き合えそうになると急に自分から引いてしまい、お断りしてしまう。本当、歪んでる。
拗らせすぎて一生グダグダ処女のまま悩み続けて死ぬ未来しか見えない。
みんなどうやって人を好きになってんのよ
今日の昼、仕事が休みだったので近くの公園まで犬の散歩をしに行った。
公園のベンチで一休みしつつお茶を飲んでいると近所に住んでる年中さんくらいの男の子が近づいてきた。
犬の散歩をしに行くとたまに会って一緒に遊んでもらってるので、今日も犬を触りに来たのかな~と思ってちょっと一緒にいたら、私の膝の上に乗ってきた。
私は軽身功だ、と思ったけど言わなかった。
どうしたの~?なんて言ってたらそのまま気配なく抱き着いてきたので、よく功夫が練られているなと感心する。
少ししたら、私に顔を向けてニヤッとして「正中線がぶれてる」と言ってきた。
びっくりして咄嗟に膝からおろしたら、今度は直接胸に手を伸ばしてきたのでつい後方に逃げようとしたものの、歩を盗んで間合いを詰められてしまった。
その子はなぜそんなことすらわからないのかという様子で「ふーん」と言ってきたが、なんか気味悪く感じてしまってそのまま無視して犬と帰った。
子供いないどころか彼氏もいたことない喪女なので、初めて子供の身のこなしを目の当たりにしてかなりビビった。
拳聖、子供でも存在するのは知ってたけどクレヨンしんちゃん的なモノマネだと思ってたので結構引いた(歩法的にも)。
胸に顔をこすりつけるみたいなの、意図的にやってるんだとしたらかなりガードポジションうまいし。
なんか、昔バイト先の上司がタックルフェイントしてこっちの反応伺ってるときのニヤニヤした顔思い出した。
なんやかんや歩き始めたころぐらいから知ってたからわりとショックだな、競技意味違うのはわかってるけどコナー・マクレガーって言葉がすごくしっくりくる体験だった。
今日の昼、仕事が休みだったので近くの公園まで犬の散歩をしに行った。
公園のベンチで一休みしつつお茶を飲んでいると近所に住んでる年中さんくらいの男の子が近づいてきた。
犬の散歩をしに行くとたまに会って一緒に遊んでもらってるので、今日も犬を触りに来たのかな~と思ってちょっと一緒にいたら、私の膝の上に乗ってきた。
どうしたの~?なんて言ってたらそのまま抱き着いてきたので、お母さんか妹ちゃんと喧嘩でもしたのかな?と思いつつちょっと様子見てた。
少ししたら、私に顔を向けてニヤッとして「おっぱいが大きいんだね」と言ってきた。
びっくりして咄嗟に膝からおろしたら、今度は直接胸に手を伸ばしてきたのでつい「触らないで」と言ってしまった。
その子はなぜそんなことを言われたのかわからないという様子で「じゃあ手ならいいでしょ?」と言ってきたが、なんかその必死さも気持ち悪く感じてしまってそのまま無視して犬と帰った。
子供いないどころか彼氏もいたことない喪女なので、初めて子供の性欲みたいなものを目の当たりにしてかなりビビった。
性欲、子供でもあるのは知ってたけどクレヨンしんちゃん的な感じだと思ってたので結構生々しくて引いた。
胸に顔をこすりつけるみたいなの、意図的にやってるんだとしたらかなり気持ち悪いな~と思ってしまった、本人にその自覚はないことはわかってるんだけど…
なんか、昔バイト先の上司がセクハラ発言してこっちの反応伺ってるときのニヤニヤした顔思い出した。
なんやかんや歩き始めたころぐらいから知ってたからわりとショックだな、意味違うのはわかってるけどぬいぐるみペ〇スって言葉がすごくしっくりくる体験だった。
彼氏作らんの?とか聞かれるけど人類みなヘテロだと思うなよ。せめて恋人いないの?くらいの聞き方あるやろ。
そもそも私は心が狭いので現実世界でいちゃついてるカップルとか見ると気持ち悪いと感じる。微笑ましいとか思える人間じゃなくてごめんな。見ず知らずの人間に抱く感情じゃないのはわかってるけどゴメンなってかんじ。
友達の彼氏彼女の話を聞くのが難しい。どうリアクションすればいいのかわからないから早くこの話題終わってくれと祈るしかない。
「あんたは最近どうなん?」ってニヤニヤしながら聞かれるのも苦痛だから、仲の良い友達には正直に「今の私は彼氏欲しいとか思ったことないし、必要とも感じてないからどうもないよ」と言っても「またまた〜(笑)」と揶揄される。ドン引きされるパターンもある。
たぶん負け惜しみか何かだと思われているに違いない。
それか厨二病と思われるか。
「オタク話や喪女話で盛り上がる相手」というポジショニングで固定されてしまったので
好きなジャンルの違いからすれ違いが始まり、そのジャンルで彼氏ができたことで
ソシャゲにはまっていたことを知らなかったというのが一つのカギで、
これは憶測に過ぎないが、増田はそのソシャゲをバカにするような言動をしていたのではないだろうか?
そこまでいかなくとも、増田とはそのソシャゲの話をしたくない何かがあったのだ。
「オタクでいるうちは彼氏なんて出来ないよねー」なんて話で盛り上がろうとする増田のノリ、
「実は私彼氏いるんだけど・・」なんてことを切り出せるような雰囲気ではなかったのだろう
友人にとって増田は「好きなソシャゲの話と彼氏の話ができない相手」になってしまった。
そうなると心の距離は開く一方である。彼氏いるのを隠して彼氏いない相手と盛り上がるなんて罪悪感ばかりで楽しいはずがない。
勝ち誇って内心笑っているなんてありえないのである。
そんな微妙な距離感になってしまった増田に、どう結婚の話を切り出すか、友人は悩みに悩んだことだろう。
おそらく彼氏を目撃された情報が増田に伝わっていることも知っていたはずだ。
だから「えー言ってなかったっけー?」という反応になる。
増田の好きなアニメの最終回に被せてきたのはなんらかの思惑があったのかもしれないし
善逸と禰󠄀豆子のカップリングが苦手だ。
まず最初に断っておきますが、作品およびキャラクター個人を否定する意図は一切ありません。
善逸も禰󠄀豆子も魅力的なキャラクターで、キャラ単体で見るととても素晴らしいと思っています。どちらも私は好きです。
二人が結ばれるという流れが苦手なだけで、ぜんねずを好きな方やぜんねず作品を否定したいわけではありません。
ですが、お好きな方にとっては不愉快この上ない内容かと思いますので、この先の文章は読まないことをおすすめします。全てが憶測だらけの喪女の訳の分からない妄言で構成されていますので…。
TwitterなどSNSでイラストなどを上げていらっしゃる様子は私自身のTLに流れてくるので、よく目にします。ミュートやブロックをして遠ざけたいという気持ちは全くなく、作品をUPされる方が誰かに遠慮して創作活動を躊躇うことの方が悲しいと感じます。そして嫌なら嫌だと思う側がミュートなり自衛すべきだと私は思っていますので。
話が逸れてばかりですが、ようやく本題です。
私は善逸と禰󠄀豆子のカップリングが苦手です。嫌いと表現するのはしっくりこなくて「苦手」だとかもっと言ってしまうと「怖い」です。
善逸は女の子が好きなキャラクターで、女の子なら誰でも良いのかな…と思ってしまいました。つまり、禰󠄀豆子以外に身近なところで女子がいればそちらに移ってしまったのではないかと。
禰󠄀豆子の場合は、鬼化しているという特異体質故に、ほとんど意識が混濁したぼんやりとした状態ですよね。おまけに言葉もまともに話せない状態です。
本来の彼女は明るく活発な少女ですが、善逸はかつての禰󠄀豆子の姿を知らないまま初対面を迎えます。第一印象とはかなり強く人の心に残るかと思いますので、善逸の中での禰󠄀豆子の印象=大人しい子という認識がインプットされたのではないでしょうか。
本来の禰󠄀豆子の意思を無視して一方的に好意を寄せる善逸。しっかりと意識がある人物なら否定なり受け流すなり、その好意に何らかの対応を取れますが、禰󠄀豆子の場合は意識を奪われているような状態ですので一方的に好意を浴び続けることになります。本来の禰󠄀豆子がどう考えているのかも分からないまま。本来の彼女が嫌悪感を示すか好意的に受け止めるか、そらっと流すかは分かりませんが。
この一方的な構図が苦手なのかもしれません。
女性側の意思が奪われた状態で、しかも女性ならば誰でもいいと思っているような人物(善逸は一途かもしれませんが)から、一方的に好意を示される。否定出来ない、流すことが出来ないから、余計に好意は燃え上がる。
更には禰󠄀豆子の兄、炭治郎と善逸は仲が良いために「彼になら妹を託せる」みたいな信頼を得ていく、外堀から埋めていくような関係性も苦手の一因かもしれません。(善逸と炭治郎にそんな意図はないかもしれませんが)
禰󠄀豆子の意識がしっかりと戻った際に、今まで好意を受け続けたが故に他の女性たちよりも禰󠄀豆子に対する好意が膨れ上がった善逸と、善逸に対する信頼感バリバリの炭治郎がいるわけです。
そして兄から結婚を勧められる、結婚しても良いよみたいなオーラを出されると、断ることも出来ないかというか流されるままに結ばれた…みたいに感じてしまいます。
あの時代の女性なら結婚や恋愛に関する自由さは少なかったかと思いますから、特に自分の意思を主張することなく、禰󠄀豆子の「なんとなく」という気持ちで結ばれたのかな…と。
この「一方的」な構図、禰󠄀豆子の意思が見えない構図が苦手です。
行き過ぎた過激な考えを言ってしまうと、先日逮捕された顔や学歴はいいのに、女性を強姦し続ける男性…みたいな。女性の意思を奪った状態で好意を向ける…みたいな構図が苦手です。
もちろん善逸は悪人ではありませんし、思いやりに溢れた優しいキャラクターですが、私は二人の恋愛に関しては「苦手」の意思を示します。
穏やかだった性格の旦那さんが病気をきっかけに攻撃的になって、どうにか精神科に入院させたら元に戻ったという話を書いた漫画がwebに流れてたので読んでつらい気持ちになってしまった。その漫画に描かれていた話はほんとうに良かったと思うし、祝福したい。でも、私の努力不足を責められたような気がして、心のやわらかいところに深く刺さって、いまそこからじわじわ出血してる感覚がある。私に無かった未来がそこに描かれていた。正直、かなり、うらやましい。旦那さんが正気をとりもどして、本当によかった。
2年前にかなり長い期間同棲してた彼と別れた。くだらないようなきっかけで彼が突然激昂し、出て行けと言われたのでそのまま家を去った。そこで心がポッキリ折れて戻れなくなった。数日遅れの相手からの謝罪では折れた気持ちを継ぎなおすことはできなかった。
元彼は仕事のストレスでまず鬱病になった。仕事を辞めるか見直すかするべきと伝えたが、うまく辞められず、そのうちストゼロ漬けになった。常に酩酊している様な状態で視線がおかしい。私のほうを向いているのに私を見ていない。口を開けばお酒を買ってきて欲しいの懇願しか出てこない。仕事に行けてないくせに頭の中は仕事の悩みでいっぱいで、悩んでいること自体が仕事のように錯覚している有様だった。
一方、彼が精神科に行って話をしている瞬間だけは、嘘のようにシャキッとして、俺は問題ないですよ、酒も飲んでいませんよ。経過は順調ですよ。という顔をしているようだった。外面にかける気合の入り方は病気前後でも変わらなかったらしい。私が出向いてダメ元であの患者は家ではかなりまずいです、ということを伝えはしたが、プライバシーの関係で多分担当医の方には伝わらなかったのではないかと思う。とりあえず、アルコール依存症の相手への接し方は教えてもらって、酒を代わりに買ってくる行為は辞めることができた。自分も共依存という状態になっているということをそこで知った。
仕事の関係者の方、彼自身のご両親にも状況を打ち明け、もっと大きな病院への入院が必要ではないかと相談した。しかし、周囲はそれを渋った。入院すると隔離されてしばらく連絡が取れない状況になる可能性をみんな危惧していた。彼はまぁまぁ重要なハンコを抱えている立ち位置にあり、酩酊状態で普段仕事にならないとはいえ、1週間に1~2回あるかないかのわずかな正気の瞬間に決済がないと大変困ったことになるらしかった。入院してもらって、アルコールがすっかり抜けた彼と将来についてもう一度考え直そうという話をしっかりしたい、という私の希望はそこで潰れた。本人にも入院の件は伝えてみたが、わかってる、とキレ気味の返事があるだけだった。会話らしい会話はすでに成立していなかった。
そのうち自分のほうが限界がきた。出て行けと言われたので放心状態になりながら最低限の荷物だけ抱えてその場を去った。周囲にももう限界ですと告げ、彼と縁を切ることにした。共依存の話もあったし、私のような世話係が彼の前から姿を消すというのは、この事態をわずかでも好転させる唯一の有効打であるような気がした。また、それは間違ってなかったとも思う。
もし、結婚していたらもう少し違っただろうか。せめて彼が入院するのを見届けるまで、粘り強く頑張れただろうか。正直、事実婚と言っていい期間、彼と一緒に住んだ。結婚をそろそろ考えたいなと思ったタイミングでの病気だった。元から多少はモラハラ気質な性格のある相手だったけど、それでも好きと伝えてくれて、愛してくれていた。愛してくれていれば家事の偏りだって許せた。友達からそれは別れたほうがいいんじゃないとアドバイスされるレベルの振る舞いも確かにあったけど、それも許していた。典型的喪女な私にとって、そういう諸々をまとめて許容できるくらい、愛してもらえるということは特別なことだった。手に入らないと諦めていたはずの人生の伴侶が現れて、まるで夢みたいに幸せだと思っていたら、本当に泡沫の夢になってしまった。
喪女なうえに30代になって事実上バツイチみたいな履歴がついてしまったので、憧れていた結婚ももはや今後ありえないだろう。さらに自分自身がうっかり尽くしすぎて相手を壊してしまう種類の人間だということを自覚した。もう愛した人が壊れてしまうのは二度と見たくない。
だからこそ、「病気を乗り越えて元の優しい人が戻ってきました、いま幸せです」という話が、深々と刺さって抜けない。努力した結果に手に入れた葡萄は甘くて美味しかったよというレビューを時々目にすると、酸っぱい葡萄だと断じたあの日の決意は間違いだったのかもしれないという不安が襲ってきて、涙が出てくる。
一体どうするのが本当に正解だったのか、未だによくわからない。
人との距離感本当に難しい。
普通にしてるはずなのに多々引かれてる気がする。
女友達はもちろん、なんとも思ってない男友達も女友達と同じパーソナルスペースのとり方で生きてるから多分男好きって思われてる。実際男女同じだけど。
遊び人とも言われてる。
実際処女の喪女だし、人を好きになったことも遥か昔なのにね。そう思わせてるこちらが悪いけど!
距離感遠い人より近い人の方が気持ち悪いよね、普通に考えて。もう分からないからあんま人と関わりたくなくなっちゃった。でもそれで引かれることが無くなるならそれでいいかな。人間関係難しいし、顔はもちろん、性格を整形する手術があればいいのにな。大学終わるまで穏便に過ごしたいな。