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はてなキーワード: 冷戦とは

2016-03-17

マスコミ業界にもシンパが多い日本型左翼リベラルって、東西冷戦最前線で育まれ特殊性質を持ってるからなぁ。

当初はソ連中国存在をバックに現政府を倒して共産主義革命を目指してたようだけど、いつの日か自国を倒すことが目的化しちゃったし。

政権やその政策批判するのはともかく、自国が衰退したり滅亡するのを望む政治勢力は世界広しといえど日本左翼ぐらいでしょ。

2016-03-08

http://anond.hatelabo.jp/20160308015806

冷戦2ならぬ、ロシア中国アメリカによる

冷戦三国志みたいな感じじゃね?

今の時代

三国志

ってよぼうぜ

本命(魏):大米帝国、人材科学技術国土ともに最大級植民地日本共和国ヨーロッパ共和国でさえ技術力は中華共産帝国凌駕する。破産するする詐欺がどう言った結果になるかは不明

次点(呉):中華共産帝国人口の多さとそこそこの技術力で確実に勢力を伸ばしつつ有る。公海への進出を大米帝国に阻まれているため東南アジア沖縄への進出をはかる

大穴(蜀):露西亜帝国、凄腕のスパイにより復活したが技術力が著しく遅れをとっているため崩壊時間問題か?現在米帝国と各地で戦闘中

さあおまえらどれにかける?


World is getting like Three kingdoms era.

Let's call this Era as New Three kingdoms era.

Bet which empire will be winner of this war!

Odds:1.1:American Empire(Wei) ...World largest and most advanced empire in the world.It governs US,Canada,UK,Germany and have colony countries,India,Japan,South Korea,Singapore,UAE,Saudi Arabia. Even though one of colony like Japan can fight Chinese Communist Empire. AE has massive natural resource and human resource.

Odds:3.5:Chinese Communist Empire(Wu)... No colony country, However technology level is getting high and has massive population. As CCE is surrounded by EMZ of other country, They are trying to bribe south east countries and Okinawa.

Odds:15.:Russian Empire(Shu)...Russian Empire has big land and massive natural resource, However technology is low. It requires high educated people to fight with AE. Now a lot of colonies,for example Syria and Yemen, are attacked by AE. RE is betrayed by Cuba.

2016-02-21

冷戦

第二次世界大戦後、冷戦が発生しなかった(国家間紛争内戦はあっても資本主義共産主義対立のない世界)としたら、人類はまだ月に行ってなかったりするのだろうか?


あーなんかそんなフィクション作品があったら読んでみたいなあ。なんかない?

2016-01-07

アメリカロシアが仲悪い理由がよくわからん

だって冷戦って1989年に終わってるんでしょ?

日韓日中みたいに慰安婦問題領土問題を直接的に抱えてるわけでもないじゃん?

対立する理由なくない?

2015-12-26

1982年あたりを前後に、大きな変化がなかったっけ?

振り替えってグラフを見たら、何かあったはずだけど?

バブルの頂点だったかな?冷戦終了だったかな?

http://anond.hatelabo.jp/touch/20151226011838

新・映像の世紀3話見た

特に申し上げることないけど、アドルフおじさんは前回やったんだから別な人にしてほしかったところ

ヨシフおじさんとか資料ないのかね

次回は冷戦?期待度は今回と同じぐらいだな

2015-12-02

http://anond.hatelabo.jp/20151201231011

周囲に流され自分を見失っているな。

顔が良いのはいずれ必ず劣化するけど身につけた教養は一生の財産になる。

東西冷戦とか好きだけどそういう学問ができる学部じゃなかったから、ちゃんと勉強してる増田の話を聞いてみたい。そういう人もいる。

2015-12-01

正直、本なんか好きで読んでいるのではない

大学生協で本が15%引きだったので1万円以上を本に費やした。

しかし、英語課題や、グループワークで処理をしないといけない課題自分が通う底辺学部ならではの制作実習に忙しかったりとなかなか本を読む時間が取れないのが残念だ。

いや、実は本なんか読むのはすきじゃないのかもしれない。

お顔が良くて、セックスに困らなきゃ今頃はセックスしていたに違いない。

昨晩は、平和学の授業中に行われるテストの準備で追い詰められていた。

辺野古基地問題について30分で2000字程度で論じるものだけれども、自分徹夜で準備していた。

そのために1限の別の授業は寝過ごして、出席点を減らした。

そして、いざテスト時間だと思って平和学の授業に赴いたら、テストは次週であることと、少し自分が当てた軸と論題がぶれていることが発覚したのはなんともいえなかった。

テストが行われるという情報から、普段よりもずっと多くの人間平和学の授業に押しかけていたが、平和学のテストが行われないということを講師が言った途端「帰ろうか」とかいう声があちらこちらから聞こえてくる。

自分の前に座った、講師容姿を笑ったりした、顔のいいセックスに困らなそうな女たちは、講師の板書がある程度済んだ時点で教室から出て行った。

セックスに困らないお顔がいい女の子たちは、映像の世紀東西冷戦ビデオなんか見たくないのだ。

すこし、腹が立ったが、よくよく考えてみたら自分もお顔が良くてセックスに困らなくてみんながチヤホヤしてくれたら、東西冷戦辺野古の新基地建設計画集団的自衛権南沙諸島自衛隊問題もなにもどうでもいいのだ。

映像の世紀を見たあと、グループワークの資料作成のためにiPad写真を撮ったが、間違ってインカメラを起動した。

顔の皮膚は赤みを帯びて、酷く凹凸があり、脂汁が全体から湧いているし、膿の塊がある。そして、酷くくせ毛で、顔の形からパーツまで全く全てが見ていられなかったし、こんなやつと金を払わないでセックスをやる人間がいるとは思えない。

持病の薬の副作用やら、どうにもならないことが永遠と続いているが、こちらも精神優位性を持たなければいけないのだ。

から、仕方なくあいつら馬鹿だなとか思いたいから仕方なく本を読んだり、一般教養課題比較的真面目に取り組んだりしているのだ。

こっちは別に勉強は嫌いだし、やっても出来ない。できていたら都内実家があるのに、こんな北区ごみ大学にいるわけ無い。

本当にやっているということでなんとか気持ちを保とうとしているのだ。

どうにもならないことがあるから、嫌いだし、評価されないことを仕方なくやっているだけだ。

容姿が良かったら、楽しく遊んで、勉強なんかしないし、本なんか読まない。

2015-09-17

http://anond.hatelabo.jp/20150917140657

憲法9条により日本軍隊を持てないから米軍駐留することになり、

自前の軍隊を持っていないからアフガンイラクに駆りだされることもなかった、

これを「9条のおかげ」とするか「在日米軍のおかげ」とするか。

また、米軍日本駐留していなかったとしても、どちらにしろ日本ソ連支配されるようなら西側が黙っていなかっただろうし、

そういう「日米同盟抑止力」と「冷戦構造における拮抗状態」を切り分けることができるのか。

それに、冷戦に下手に巻き込まれなくて済んだぶん、日本経済発展に注力して成功し、経済力による抑止力を得た。

このあたりもアメリカの影響を排除して考えるのは難しいと思うなあ。

もちろん周辺諸国の状況として、ソ連東欧中央アジアに目が向いていたとか、中国国内のことで必死だったとか、

韓国在日米軍がいようが何食わぬ顔で竹島占領してたとか、そういうのも日本平和に影響しているわけだし。

結局、何がどう影響しあって平和が保たれたのか解きほぐすことができないから総合的にそうなった」と言うしかない。

それ以上は学者領分だよね。

2015-09-10

世界いちばん遠回りな世界一周

もう誰も覚えていないと思うけど、3年ほど前、ここに、"Hello world!"というタイトルエントリ投稿した。あの話の続きをしようと思う。

※このお話はたぶんフィクションです。実在の人物や団体とはあんまり関係ありません。

※前回のあらすじ:高校中退工場派遣プログラマホームレス自立支援施設プログラマ海外放浪職業訓練世界一周アプリを作る


あれから3年、いろんなことがあった。またプログラマとして働いたり、またホームレスになったり、福島除染作業員をしたり、本当にいろいろあったけど、 今回の主題にはあんまり関係ないのでざっくりはしょる。今回の主題世界一周についてである

はいつか世界を巡る旅をする。10年くらいかけて。わりと本気で。その計画を立てるためのアプリケーションも作った。でもそのアプリ正式リリース以降、開発が頓挫している。開発を進めるにあたって、致命的な問題があることがわかったからだ。それは、開発者である自身が、この世界について何も知らないに等しい、という問題だ。

開発者は、システム化する対象に関して、誰よりも精通していなければならない。業務用アプリケーションの開発なら、 その会社の業務フローについて、社内の誰よりも詳しくなくてはいけない。システム開発とはそういうものだ。そして今度の対象世界だ。すべての国だ。それを僕自身が知らなくてはならないのだ。

しかし世界は巨大で、そして複雑だ。

国連加盟国は現時点で193か国。それぞれの国の下に州や省や県があり、その下に市区町村があり、そういった階層的な行政単位以外にも、歴史的背景から自治区になっているところや特別行政区連邦直轄領もあり……。

そういや連邦ってなんだろう。なんとなく知っているようでいて、詳しくはわからない。王国共和国ってどう違うんだろう。国の形ってなんでこんなにいろいろあるんだろう。いやそもそも国ってなんなんだ。どうすれば「国」になるんだ。

国連に加盟していればいいのか。いや国連非加盟の国もあるじゃないか。国家の三要素(領域人民主権)を満たしていればいいのか。しかしそれを満たしていることを誰が認定するんだ。他国から承認があればいいのか。その他国は誰が国だと承認したんだ。政治的問題から国なのか国じゃないのかはっきりしない地域だってたくさんある。国とか国じゃないとか最初に言い出したのは誰なのかしら。

それは世界一周アプリの開発中に国データをちまちま作っていたときにも思ったことだ。もしかして「国」というのは、僕が思っていたほど絶対的で、はっきりしたものではなく、相対的で、曖昧ものなんだろうか。

からない。わからないことだらけだ。こんなもの本当にシステム化できるのか。複雑ってレベルじゃねーぞ。これが仕事だったら「うんこー☆」とかいいながら全力で投げ出しているところだ。しかしこれは仕事ではない。これは仕事ではないので、真剣に取り組まなければならないし、投げ出すわけにはいかないのである

だけど、 どうしたらいいんだろう。世界はあまりに巨大で、複雑で、茫洋としている。何かとっかかりが必要だと思った。基点が必要だと思った。人でも物でも事柄でもいい。それをとっかかりにして、基点にして、少しずつ裾野を広げていけばいいのではないか。そう思って、自分記憶を探ってみる。僕の基点、時間軸と空間軸の原点、それは子供のころ、ブラウン管の向こうに見た、落書きだらけの大きな壁だった。


1989年11月ベルリンの壁崩壊した。僕が9歳のときだった。ニュースは連日連夜、この話題で持ちきりだった。興奮気味に壁を壊す人たち、全身で喜びを表現する人たち、泣きながら抱き合う人たちもいた。世界中が大騒ぎになっているようだった。僕はその映像を、意味もわからずただぼんやりと見ていた。

それからしばらくして、社会科教科書世界地図が大きく書き換わった。ソ連という国がなくなり、新しい国がたくさんできたのだという。国がなくなる? 国が新しくできる? その意味もまたよくわからなかった。

時間軸は一気に飛び、ベルリンの壁崩壊から20年以上たったころ、僕は生まれて初めて日本を出た。半年かけて海外放浪した。特に目的もない旅だった。だからその場所に行ったのも、ほんの気まぐれだった。

ベトナムホーチミン市にある戦争証跡博物館ベトナム戦争記憶を後世に伝える博物館だ。旅の途中にふらりと立ち寄ったそこで見たものを、僕はいまでもフラッシュバックのようにありありと思い出せる。

銃器、対戦車地雷、その他さまざまな武器弾薬が「こうやって使われていたんだ」といわんばかりに、実際に使用している場面の写真と並べて展示されている。銃を突きつけられて悲壮な顔をしている男性、道ばたで血まみれになって死んでいる子供、虫の死骸のように雑多に並べられた人の死骸、そんな凄惨な写真がこれでもかと並ぶ。

何か、自分の中で価値観が急速に書き換わっていくのを感じた。頭の中がぐちゃぐちゃになって、いろんな言葉が浮かんでは消えていく。

資本主義

共産主義

イデオロギーとは何だ?」

そのとき同時に頭の中に浮かびあがってきたのが、子供のころに見たベルリンの壁崩壊ニュース映像だった。あれから20年以上たってようやく僕は、あの人たちがどうしてあんなに泣いたり喜んだりしていたのか、少しだけ理解できたのだ。


あの博物館で僕がもっとも強く感じたのは、「戦争悲惨だ」という事実ではなく、「どうしてここまでのことになったのか?」という疑問だった。人が人を虫けらのように殺す、その理由が知りたい。そこには絶対にそれなりの経緯があるはずである。東西冷戦とは何だったのか、僕はまずそれを知らなければならない。

しかしこうなるともう最初から世界史をやり直したほうが早いんじゃないかと思った。よし、時間軸を一気に人類歴史の始まりまで巻き戻そう。

まずは大河流域で文明がおこる。チグリス・ユーフラテス川ナイル川インダス川黄河。うわー、すげー懐かしい。そして農耕が発達する。食料を安定して収穫・保存できるようになると権力が生まれる。そこから世界各地で似たような権力闘争が延々と繰り返される。

特に印象深いのが「カノッサの屈辱」だ。十代のころ、学校でこれを習ったとき意味がわからなかった。この人たちは何をそんなに必死になっているんだろうと思っていた。いまならわかる。目的は、権力そのものなのだ。人の頭を踏みつけること、人を思い通りに動かすこと、それ自体が目的であって、権力によって得られる富や名声は二の次なのだ。それは自分の経験を振り返ってみてもわかる。ヤンキー世界でもエリート世界でも、どんな場所でもどんな階層でも、人間が集まれば、始まるのはいつも頭の踏みつけあいである。それが直接的か間接的か、下品上品かという違いはあれど、やっていることは同じだった。だから世界史に記されたこのくだらない争いの数々も、いまは実感を持って理解できる。

そして絶対的権力者である神によって凍結されていた歴史が、ルネサンス以降、急速に動き始める。宗教改革名誉革命フランス革命。それまで聖職者王侯貴族が持っていた権力が少しずつ引き剥がされていく。そしてフランス王国フランス共和国に。ああそうか、王国共和国の違いって「王様」がいるかいないかなのか。さらに現代の「国」という概念国民国家というのも、このころに生まれてきたもののようだ。人類歴史から俯瞰すれば、ここ200年くらいの「流行」にすぎないのだ。

しかしフランス革命って華々しいイメージだったけど、こうして改めて調べてみると、革命政権恐怖政治によって何万もの人間が処刑されていたり、何度も王政に戻っていたり、混沌としすぎていて、華々しいなんてとてもいえない血まみれの革命だったのだと気づかされる。

そんな混沌の中、産業革命を経て、歴史さらに加速する。権力のあり方も変わる。聖職者王侯貴族に変わって資本家が台頭してくる。資本主義が加速する。貧富の差が拡大していく。賃金労働者悲惨労働環境で搾取され続ける。暗澹とした空気の中、社会主義共産主義という思想が台頭し始める。ロシア革命が起こる。世界初社会主義国ソビエト連邦誕生する。

いままで社会主義ってあまりいいイメージはなかったけど、こうして順序立てて成立の経緯を追っていくと、歴史の中での必然性がわかる。みんな、もう誰も頭を踏みつけあわずにすむ世界が欲しかったのだ。だから既存の権力や富や労働のあり方を強制的に変える。そしてそれが国の形を変える。そうか、国の形ってこういうふうに決まるのか。

しかし計画経済ってなんだろう。どうしてそんなもの必要になったんだろう。と思って、初心者向けの経済学の本を何冊か読んでみた。めちゃくちゃおもしろかった。経済ってこういうものなのかと思った。市場経済では必ず景気は好況と不況を繰り返し、いつかどこかで恐慌を引き起こす。そんな繰り返しをさせないために、計画経済では政府の計画にしたがって商品を生産する。そうか、そんな経済の形もあるのかと思った。ずっと現代日本で生きてきた僕にとっては、市場経済があたりまえすぎて、市場自由がどうの規制がどうのといわれても、これまでピンとこなかった。「あたりまえ」のことは、対比されるものがないと、それを知覚することさえできないものなのだと知った。

その市場経済へのアンチテーゼとしての計画経済は、しかし破綻する。いつ、どこで、誰が、何を、どのくらい欲するか、なんてことを計算し尽くすには、リソースが足りなさすぎたのだ。結果が出ているいまだからいえることなのかもしれないけど、少数の頭のいい集団演算能力よりも、多数の平凡な人間無意識的な分散コンピューティング見えざる手)のほうが演算能力は遥かに高いのである

そして社会主義自体も破綻する。ソ連型の社会主義では一党独裁必要とする。しかし絶対的な権力は絶対的に腐敗する。それは歴史証明している。独裁政権必然的暴走していく。これも僕は経験として知っている。「いじり」がいつも「いじめ」に発展するのと同じだ。他人おもちゃにできる、自分の思い通りにできる、これは権力である。そして「いじり」は場の空気によって正当化されるので抑制がない。抑制のない絶対的な権力は暴走する。だから 「いじり」はいつも「いじめ」に発展する。企業内のハラスメント家庭内虐待も同様だ。人間は好き勝手にできる状況に立たされたとき、好き勝手振る舞うものなのだ。そうか、チェックアンドバランスってそのために必要なのか。絶対的な権力は絶対に生み出してはならない。権力は絶対的に抑制されなければならないのだ。三権分立を唱えたモンテスキューさんマジパネェすわ。

こうして自由主義資本主義矛盾への疑問から生まれた社会主義共産主義は、自身内包していた矛盾によって自壊していく。そして時間軸と空間軸はまた原点に戻る。冷戦象徴であり、永遠に世界を二分し続けるかのように思われていたベルリンの壁が、ささいな行き違いからあっけなく崩壊する。ほどなくしてソビエト連邦から次々に構成国が離脱し(国が新しくできる)、連邦は解体される(国がなくなる)。

天秤の片方から社会主義共産主義が脱落したことにより、その後、世界はまた自由主義資本主義へと大きく傾いていく。混合経済社会主義的な部分が次々と取り払われていく。その結果が、派遣法改正だったり、リーマンショックだったりするのだ。そしてそれらは僕の人生にも多大な影響を与えている。そうだ、これはひとごとではない。遠い昔にあった「歴史」でもない。僕がいま生きている「現代」の話なのだ

そうか、世界ってこういうふうに動いていたのか。少しずついろんなことがわかってきた。国とは何か。イデオロギーとは何か。なぜ法の支配必要なのか。なぜ憲法必要なのか。しかしそれよりも何よりも、ひとつ重大な事実を確信した。それは、世界のすべてを知ることは絶対にできない、ということだ。

ミクロ領域――個人の感情や行動、これはわかる。マクロ領域――世界市場や情勢、これもわかる。しかし両者がどのように関連しているのか、個人の感情や行動が、どのように影響しあい、どのような力学が働いて、世界市場や情勢を動かすのか、逆に、世界市場や情勢が、個人の感情や行動にどのような影響を与えるのか、それを計算し尽くすことは、誰にもできない。それは人間演算能力の限界を遥かに超えているからだ。

「俺は世の中の仕組みをわかってる」「裏の論理まで知ってる」と嘯く人にはたまに出会うけど、そういう人が本当に世界の仕組みを知っていたことは一度もない。本当にただの一度もなかった。陰謀論マクロミクロの間にある巨大で複雑な回路をショートさせただけの反知性主義にすぎない。僕はそんなチートに興味はない。僕は真正から正攻法で、その回路を解析したいのだ。そうでなければ意味がない。

ああ、そうか、経済学とは、それを解き明かそうとする学問なのだマクロミクロの間にある巨大で複雑な回路。それを解析するのが、経済学や、その他の社会科学なのだ。僕はそれを、もっと深く学ばなければならない。

進むベき方向性は見えてきた。しかしここからどうするか。独学ではもうこのへんが限界のような気がする。つぎはぎだらけの学習じゃなく、もっと体系的に学びたい。でもどうやって学べばいいのかがわからない。僕はまず、学び方を学ぶ必要があるのだ。それには、どうしたらいいのか。

頭の中に浮かんだのは、「大学に行く」という選択肢だった。


大学に行く。どうしてそんな選択肢が浮かんできたんだろう。これまで僕の中にそんな選択肢は存在していなかった。そのはずだった。これまでずっと金も時間もなく、ただ日々の生活に追われるばかりで、そんなことを考える余裕は一切なかった。そんなことを考えるくらいなら明日の飯の心配をしたほうがいい。ずっとそう思って生きてきた。

何より僕には自信がなかった。自分みたいな中卒の人間高等教育を受けたところで何の意味もないと思っていた。そんなの僕にはまったく関わりのない知識階級人間世界だと、大学なんて僕にはまったく何の関係もない、別の世界に存在するものだと思っていた。

でも思い返してみれば、その認識は少しずつ変化していた。いろんな仕事をしたり、あとさき考えず旅に出たり、プログラムを組んだり、文章を書いたり、そしてそれを不特定多数の人の目に晒したり、ずっと何かに追われるようにそんなことを繰り返してきたけど、その過程で、僕は何か大切なものを拾い集めてきた気がする。それはたぶん、自尊心と呼ばれるものだ。幼いころに失い、ずっと欠けたままだったそれを、僕はこの歳になって、ようやく取り戻すことができたのだ。

からいまは自分高等教育を受けることに意味がないだなんて思わない。大学が別の世界に存在するものだなんて思わない。ああそうか、だからいま、このタイミングで、「大学に行く」という選択肢が、僕の前にあらわれたのか。

あとはこの選択肢を選び取るかどうかだ。

いまの時代大学に行くなんてそんなにたいしたことじゃないのかもしれない。だけど少なくとも僕にとってそれは、とてつもなく勇気エネルギー必要なことだ。ホームレスになることよりも、右も左もわからないまま海外に飛び出すことよりも。

現実的問題もたくさんある。資金、学力人生の残り時間。いろいろと考え始めると、解決しなければならない問題が多すぎて、わけがからなくなってくる。もうどうでもいいじゃないかと投げ出したくなってくる。でも僕の中の何かが、そうさせてくれない。僕の中の何かが、そうじゃないだろうと責め立てる。

これには覚えがある。この熱には覚えがある。これは、あの旅の途中、自分の中に発見した、マグマのような熱量だ。感情になる前の感情。行動になる前の行動。名前なんてつけようもないほどプリミティブな衝動。僕はいままさに、それに直面している。そしてその熱量からは、どうあがいても逃げられない。それだけは確信できる。

だったらもう、覚悟を決めるしかない。本当にもう、そうするほかどうしようもない。

僕は大学へ行く。

そうやって覚悟を決めてみると、ものすごく気が楽になった。気分が軽くなった。

ああどうしていままでこんな簡単なことに気づかなかったんだろう。その想いはずっと自分の中にあったのに。

僕は、「大学へ行きたかった」のだ。

続き→http://anond.hatelabo.jp/20150910220232

2015-08-27

http://anond.hatelabo.jp/20150825202207

彼女レイシストだった」という話ではないけれど、「妻がレイシストだった」という話なら知ってる。ていうか経験談なんだけど。

彼女露骨差別発言をしたときは、ギョッとして急に距離が遠くなったような気がした。はっきり言えば、冷めた。

未婚だったら別れていたかもしれないが、幸か不幸か結婚後でしか子供もいたのでそういう選択はできなかった。

 

で、ケンカになった。

私も感情的になってしまって「正論」を振りかざして妻を責めた。妻も自分気持ちがどす黒いことを分かっていて、それでいて「気持ちを受け止めてくれる人」だと思っていた相手に密かな内心を打ち明けたらボロカス批判されたことに腹を立てた。そういう諍いを何度も繰り返した。

 

それ以来もう何年にもなるが、冷戦はまだ続いている。

でもまあ、最近は「○○人を見たら犯罪者だと思った方が良い」とか「○○という姓は在日」とか、通りを歩いている人を見て「あれは○○人に違いない、なぜなら……」とか、近所に越してきた中国人一家を「怖い」とか言うのは、自分内面偏見があるからだということは受け止めてくれるようになった。

私も、彼女差別発言をとりあえずは黙って聞いて、まず気持ちを受け止めようと思えるようになった。

ときどきお互いの気持ちが穏やかなときに、どちらともなく少しずつ差別って何だろうみたいな話をできるようになった。

そうして、何となくお互いの心の中のしこりみたいなものが見えつつあるように思う。

まだ何年も何年もかかるだろうけれど、いつかお互いのわだかまりが解ければいいなあと思っている。

 

ぶっちゃけしんどいですけどね!

2015-08-26

増田白熱教室

①もうずっとA部長はB社員につらく当たっている、これは傍目に見てパワハラである

②以前はC社員がA部長に詰られC元社員となった。

③またD副主任はA部長冷戦に入りそのまま社屋へ帰らぬ人となった。

④ところでB社員入社からA部長不倫関係にあり、例えば私社員がA部長と話した場合その内容は即座にB社員の知るところとなり、B社員へ親切にすれば翌朝A部長からお褒めに預かるというシステムが構築されている。

⑤C元社員とD元副主任が旅立ったのはこのシステムが稼動した結果である

さて、この場合社員はA部長からB社員を庇うべきなのだろうか。それとも退職の準備を進めるべきなのだろうか。

2015-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20150825234944

そう思ってたら冷戦構造もいつの間にか終わったので、今の世の中も案外あっさり終わるんじゃないかと思ってる

2015-08-19

嫌独感情

日本で嫌独感情が強まっているそうな。中央日報はそう報じていたし、ドイツ関係記事はてなブックマークコメントを見ても厳しい意見が目立つようになっているのは確かだ。

中央日報はこれはメルケル日韓問題に介入したことから来る、右傾化の現れと言っていたがそう言う面がまったくないとは言えないとしても、それだけじゃないと思う。

それ以前から次第にドイツ人へのあたりは厳しくなっていっていたからだ。

これはインターネットを通して多くのドイツ人普通の日本人が接する機会が増えたからじゃないかと思う。ドイツ人の「嫌な奴」率の高さは異常だからだ。

殆ど日本人ドイツのこともドイツ人のことも良く知らない。

ドイツ人関係があったのは、

1.ドイツ文学者ドイツ語学者などのドイツプロパーの人たち。

2.仕事ドイツ人と関わりがある実業関係の人たち。

のおおむね二種類だったが、日本でのドイツイメージは主に第一クラスタから発信されていた。

こういうプロパーの人たちは、おおむねその国への関心が自分たちの飯のタネに直結するため、実像よりも美化して、好意的解釈してその国を捉えがちだ。明らかにマイナス要因になるようなこと、たとえばアメリカでの警察官による黒人殺害などでも、「理想へ向けて苦難の道を模索するアメリカ」みたいに、好意的解釈して描こうとする。

悪意だけで解釈するのが間違っているように、善意だけで解釈するのも実はその実像は歪められている。

こういうプロパーの人たちがいつもいつも対象好意的解釈しているわけではなくて、要は周囲の関心が高まるのが目的であるから実態以上に悪意をもって描かれる場合もある。ロシアなんかはその好例で、実際には何とかして没落せぬよう踏みとどまっている人口1億4000万程度の国に過ぎないのに、冷戦時代遺物ソ連研究クラスタたちの人たちの声が大きいせいでアメリカ外交政策を歪めている(代表例はブレジンスキー。あの男ほどアメリカにとって害悪を成した人はいない)。

とにかくプロパー研究者が描き出す姿には注意をしなければならないという話である

日本でのドイツイメージプロパーのせいで異常に美化されていたが、実際にドイツ人と関わる一般人、第2クラスタの間では以前からドイツ人の評判は最悪だった。

私の友人は海外視察をコーディネートする、逆に日本海外からの視察をコーディネートする仕事をしているが、ドイツ人問題を起こす比率の高さは図抜けているという。こういう話はごろごろあって、それぞれに癖はあっても、アメリカ人フランス人中国人ベトナム人などを友好的に受け入れている組織団体でも、ドイツ人だけは勘弁してという処が多い。

こういう場所でのドイツ人の評判が悪いのは、彼らの性格が単に悪いからだ。それも、そういう人もいる、レベルではなくてそういう人ばかりというレベルでだ。自己中心的なことで知られるフランス人でさえ、ここまで評判は悪くない。

フランス人自己中心性はあくま利益レベルでの話であり、そもそも視察に来ているのであれば何かを学ぶのが自分利益である

イギリス人皮肉屋ではあるが、こういうことでは我を張らないし、皮肉自分自身に向けても行われている。

アメリカ人は扱いやすい。

ドイツ人自己中心性は、現象を尽く悪意で解釈する、他人を貶めて自分を持ち上げようとする思考態度に由来している。解釈ネガティヴにもポジティヴにもできるのだが、事後の報告書などではほとんど捏造レベルのことも書かれていて、それを発見できた俺は偉い、ドイツ世界一、というような態度が顕著に見られる。

第2クラスタの人たちからすれば、今まで日本にあったドイツへの好感などは幻想のものだったのだが、ネットで次第次第にこういう実情が知られてきた結果の嫌独感情なのではないか。中央日報も、ドイツ韓国と言えばことごとく悪意を持って解釈されている事実を見れば、考えを改めるのではないだろうか。

2015-07-25

[]

ナザルアハリ大使は「イランは有数の原油輸出国。(核開発疑惑を巡る)制裁で輸出額が半減し、これから輸出を増やそうとしているのに、なぜ海峡を封鎖する必要があるのか」と強調。

駐日イラン大使ホルム機雷敷設例示に「全く根拠ない」 - 毎日新聞

http://mainichi.jp/select/news/20150724k0000m030046000c.html


赤嶺委員 日本共産党赤嶺政賢です。

 政府六月九日に提出した見解について質問します。

 見解の内容は、これまでの政府の説明を繰り返したものにすぎません。いろいろ書いていますが、憲法解釈変更の根拠として挙げているのは、結局のところ、安全保障環境根本的な変容という抽象的な言葉だけであります。午前中から議論でも、変化の中身についていろいろと議論がありましたが、具体的な説明はありませんでした。

 そこで、政府集団的自衛権行使の具体的な事例として挙げている、ホルムズ海峡における機雷掃海問題で聞きます

 まず、この議論自体は今に始まったものではありません。イラン革命以降、イラン政府ホルムズ海峡の封鎖に言及したことは数え切れないほどありますしかし、実際に封鎖したことはありません。イラン自身石油輸出に致命的な打撃を与え、みずからの首を絞めることになるからです。

 中谷大臣に伺いますが、ホルムズ海峡問題をめぐって具体的にどのような変化があったんですか。

中谷国務大臣 一九七〇年代の半ばに日量約五百万バレル弱あった原油の輸入量は、オイルショックを契機とした石油代替政策また省エネルギー政策の推進によりまして、一九八〇年代の半ばには日量約三百二十万バレルまで減少しました。その後、一九八〇年代後半には原油価格の下落に伴って原油輸入量は増加に転じましたが、一九九〇年代の半ば以降は石油代替エネルギーの利用進展などによりまして減少基調で推移いたしました。

 二〇一〇年代には日量約三百六十万バレルとなっておりまして、石油需要は近年減少傾向にありますが、今後もその傾向は続くと考えておりますが、非常に我が国にとりましては中東に対する原油依存度は高いままで来ているということでございます

赤嶺委員 いや、私が聞いたのは原油の話じゃなくて、ホルムズ海峡をめぐって、イラン機雷の封鎖ということは今まで何度も言ってきたけれどもそれを実行に移さなかった、なぜならイランにとっても自分の首を絞めることになるからだと。安全保障環境の変化と言うのなら、何があったのか、どんな安全保障上の環境根本的な変容があの海峡であったのかということを聞いているんです。

中谷国務大臣 現在も、中東情勢というのは混沌といたしている現実がございます

 冷戦ときは、アメリカソ連という超大国の力のバランスによって、いろいろな地域紛争宗教紛争民族紛争、こういうことは如実に出なかったわけでありますが、冷戦崩壊した途端に湾岸危機が発生をいたしました。また、グローバルなパワーバランスも変化してきておりますし、弾道ミサイルの配備、中国の台頭、そしてアルジェリアシリアチュニジアにおきまして邦人犠牲となった国際テロの脅威などが挙げられるし、海洋宇宙サイバー空間に対する自由アクセスなどいろいろなリスクというものが深刻化しているということで、こういった国際情勢が変化をしてきているということでございます

 現に湾岸戦争が発生したときは、イランクウェートイラクに対して機雷をまいたという事実もございます

赤嶺委員 私がホルムズ海峡安全保障環境をめぐる根本的な変容は何かと聞いたら、宇宙サイバーの話まで飛び出してくるものですから。私が聞いているのは、ホルムズ海峡機雷が設置されて、日本集団的自衛権行使して機雷掃海に至るような根本的な変容。まさにあの海峡にとって。中東の話でもないんです。やはりイランをめぐる国際社会の話だと思うんですよね。

衆議院会議情報 第189回国会 我が国及び国際社会平和安全法制に関する特別委員会 第10号

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/189/0298/18906150298010c.html

2015-07-23

「ひげの隊長におしえてあげる」とかい動画

いや先生冷戦と今を比べて同じスクランブル発進数ってそれ相当よ?

冷戦って冷たい戦争の略っすよ? いわば戦時中っすよ?

あと年金問題先どうにかしろっていうのは、ごもっともだが論点のすり替えだし

そもそも動画コメント欄非表示って時点でアンフェアかつ逃げ腰姿勢全開

安保法案は諸々あれだがこの動画動画作者は非常に気に入らない

というテレビ見て動画見てなんかその気持ち悪さに当てられて勢いで書く

2015-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20150720055235

米軍を」か。なるほど。

でもやっぱり違うと思う。

PKO法案以前から自衛艦国外での活動が前提。なぜなら国内とは領土領海領空のことでしょ。で、領海日本の周辺12カイリ(22キロくらい)。自衛艦はそこより外でも活動するように作られているし(というか船というのはそういうもの)、そういう風に運用しないと国防は成り立たないことは先にも述べた。そして海上自衛隊米軍との共同行動することも創立以来の前提。だからこんなにもコンパクトですんでいる。

から少なくとも海上自衛隊については、冷戦中もPKO法成立前ももともとありえる事態だったといえると思う。陸上自衛隊については冷戦終結以降に生じた事態と言えるかもしれない。

それでも、集団的自衛権は認めなてこなかった。それを認めないと日米同盟はなりたたないはずなのに。

では日本国民は今まで、自衛官になにを求めてきたことになるか?

共同行動中の米軍部隊攻撃が生じつつあったら盾になって死ねしか後生き残ったものが反撃せよ。

こういう非道命令を、私やあなたがた日本国民自衛官たちに与えてきたというわけだ。

http://anond.hatelabo.jp/20150720051642

集団的自衛権行使を認めないと米軍を守ることができない状況というのは

自衛隊日本国外活動している必要があって

冷戦中はそんなことはなかった、という話

http://anond.hatelabo.jp/20150719215022

それはちがう。と俺は思う。

日本国内」ってのは日本領土領海領空ってことになるよね。

まず、日本通商なしで成り立たない。敵国が日本領海外で通商破壊にでたらどうする?

すでに戦端が開かれ、日本領土領空領海に向かいつつある敵(例えばミサイル、兵員を満載した軍艦、爆撃に向かう航空機)は「国内」に入るまで迎撃できないのか?それはほぼ迎撃するなと言っているに等しい。

これは冷戦から変わっていないこと。

そもそも防衛行動というもの国内での軍事行動だけでは完結しない。

2015-07-19

SEALDsさんのスピーチを読んで思ったこと

RTで絶賛されていたスピーチ(http://iwj.co.jp/wj/open/archives/253905)を読んだが、何がそんなにすごいのか私にはわからなかった。

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こんばんは、今日はわたし、本当に腹がたってここにきました。

 国民の過半数が反対しているなかで、これを無理やり通したという事実は、紛れもなく独裁です。

 だけど、わたし、今この景色に本当に希望を感じてます

 なぜ彼らが不良にならなければならなかったのか。そして、なぜ友達麻生くんに殴りかかるような真似をしたのか。その背景を知りたいと検証し、暴力連鎖を防ぐために、国が壊れる社会構造を変えること。これが国の果たすべき役割です。

  • 例え話に例え話で返しているので、わかりにくくなるのは仕方がないかもしれないが、実際に戦闘行為が起こって「さて原因はなんだったか...」とやり出したら、いつまでたっても何もアクションを起こせないのでは。

 しかし彼らは生まれつきテロリストだった訳ではありません。なぜ彼らがテロリストになってしまったのか。その原因と責任は、国際社会にもあります9.11で、3000人の命が奪われたからといって、アメリカはその後、正義の名のもとに、130万人もの人の命を奪いました。残酷なのはテロリストだけではありません。

日本も守ってもらってばっかりではいけないんだと、戦う勇気を持たなければならないのだと、安倍さんは言っていました。だけどわたしは、海外で人を殺すことを肯定する勇気なんてありません。かけがえのない自衛隊員の命を、国防にすらならないことのために消費できるほど、わたしは心臓が強くありません。

  • じゃあ、可能性は低いとはいえ突然どこかの国が、自国領土に侵攻してきた場合、どうしろと言うのだろう。私も戦争は嫌だし、可能なかぎり避けるべきだと考えるが、指をくわえて見ているわけにもいかないだろう。

 安倍首相、二度と戦争をしないと誓ったこの国の憲法は、あなた独裁を認めはしない。国民主権も、基本的人権の尊重も、平和主義も守れないようであれば、あなたはもはやこの国の総理大臣ではありません。

 この70年間日本戦争せずに済んだのは、こういう大人たちがいたからです。ずっとこうやって戦ってきてくれた人達がいたからです。

http://anond.hatelabo.jp/20150719022946

日本国内なら個別的自衛権米軍を守ることができるって話なので、海外派遣しなかったらいいでしょ、ってことなのでは

まあそれも冷戦中はそれでも良かったかもしれないが、って話になるけど

http://anond.hatelabo.jp/20150719131055

C国がやるかもしれないこの行動は、一回だけでは成功するかもしれないし、成功しないかもしれない。

1. 米軍日本軍が共同行動している機会をとらえ、米軍部隊米軍艦船のみを攻撃し、日本軍部隊米軍を見殺しにしたとみなされる状況を作り出す。

2. しかるのち米国で、「米国若者日本を守るために戦ったのに、日本軍は見殺しにした」と徹底的に宣伝し、米国国民日米同盟放棄するよう米国政府に強いる状況を作り出す。

C国が一回やって失敗したら日本世論集団的自衛権積極的容認に傾くだろう。

あるいは上述のとおり、自衛隊部隊米軍を守るために、自己犠牲にしてひとまず被害をうけしかる後反撃するという半ば英雄的半ば不合理な行動を試みることになっている。

これが成功した場合日米同盟の絆はむしろまり、C国にとってはより不利な状況が生じるかもしれない。

そうしたリスクとリターンを勘案してC国はこれを試みたり試みなかったりする。

冷戦下でのソビエト連邦にとってのリスクとリターンとC国にとっての現在リスクとリターンは異なる。だが、まあ要するに運がよかっただけだ。

今まで、ソビエト連邦やC国(どこの国かはしらないが)がこれを試みなかったのは、我が方が手の内をあかしていないので、ひょっとしたらいきなり反撃してくるかもしれないとか、自衛隊被害担当行動が成功するかもしれないとか、そういう総合判断たまたま起きなかっただけだ。

では、こういう事件が一回起きてから法律を変えればいいのではという議論があるかもしれない。

しかし、迫るミサイルと米艦のあいだに自衛艦が割り込むことは、数十名程度の戦死者が生じることを意味する。つまり法律改正するために数十人の自衛官を殺せと言っているようなもので、人命軽視も甚だしい発想だと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20150719125356

冷戦構造の下ではそれでも良かったかもしれないが、状況は変わったのでは?

また、仮に国土を全て日本の力だけで守る方がよほど東南アジアなどにとっては脅威であるようにも思う。東南アジアから見れば、日米が協力してくれた方が、米国日本を押さえてくれるから安心に感じる気がする。

2015-07-14

http://anond.hatelabo.jp/20150714155038

わざわざ外人キャラを悪役にする時は時代背景的に敵対してる国から選ぶんじゃないの

第二次世界大戦の頃の枢軸国とか、冷戦時の東側諸国とか南米共産国とか

裸の銃を持つ男TV版は好きだけど映画はドレビン中東とか共産国指導者ボコOPが気分悪くて観るのやめた

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