「彼女がレイシストだった」という話ではないけれど、「妻がレイシストだった」という話なら知ってる。ていうか経験談なんだけど。
彼女が露骨な差別発言をしたときは、ギョッとして急に距離が遠くなったような気がした。はっきり言えば、冷めた。
未婚だったら別れていたかもしれないが、幸か不幸か結婚後でしかも子供もいたのでそういう選択はできなかった。
で、ケンカになった。
私も感情的になってしまって「正論」を振りかざして妻を責めた。妻も自分の気持ちがどす黒いことを分かっていて、それでいて「気持ちを受け止めてくれる人」だと思っていた相手に密かな内心を打ち明けたらボロカスに批判されたことに腹を立てた。そういう諍いを何度も繰り返した。
それ以来もう何年にもなるが、冷戦はまだ続いている。
でもまあ、最近は「○○人を見たら犯罪者だと思った方が良い」とか「○○という姓は在日」とか、通りを歩いている人を見て「あれは○○人に違いない、なぜなら……」とか、近所に越してきた中国人一家を「怖い」とか言うのは、自分の内面に偏見があるからだということは受け止めてくれるようになった。
私も、彼女の差別発言をとりあえずは黙って聞いて、まず気持ちを受け止めようと思えるようになった。
ときどきお互いの気持ちが穏やかなときに、どちらともなく少しずつ差別って何だろうみたいな話をできるようになった。
そうして、何となくお互いの心の中のしこりみたいなものが見えつつあるように思う。
まだ何年も何年もかかるだろうけれど、いつかお互いのわだかまりが解ければいいなあと思っている。
この元増田は共産党をバカにしているから、そのせいでブクマで叩かれているけど、それじゃあ「彼女がレイシストだった」っていう話だったらどうだろう? 自分が片思いしている女が...
「彼女がレイシストだった」という話ではないけれど、「妻がレイシストだった」という話なら知ってる。ていうか経験談なんだけど。 彼女が露骨な差別発言をしたときは、ギョッとし...
女が書いてんだろうなーと思うんだけど、どこが女っぽいのかわからない
いや、わかろうよ……。 私自身の経験談なのだけれども、(中略)。だから恋人がレイシストみたいな発言するとは知らなかった。(中略)、彼が(中略)とかなんとか真顔で言っているのを...