はてなキーワード: セックスフレンドとは
これから書くことは、すべて本当のことです。
嘘をつく人が嫌いでした。しかしながら、人間だれしも嘘をつく生き物でありましたから、僕は億劫でなりませんでした。この世界には、いったいどれほどの嘘があるというのでしょうか。それとも、嘘というものは、人間が人間である以上、離れることのできない、いわば、足枷のようなものではないのか、などと考え、毎晩、眠ろうとも眠れぬ気持ちに駆られて、それから、戸棚の天板を外し、隠していた薬を口に運んで、それでようやく眠れる、というような生活を続けていたのでした。困窮した作家というのは、概してそのような生活をする生き物なのです。
知り合いの大塚くんが、わざわざ電車とタクシーを乗り継いで、東京の郊外にある小さな学生向けのアパートの一室にやって来て、金が無くなった、3万でいいから貸してくれ。貸してくれなければ、僕は明日にでも死んでしまうだろう、というのです。分かりきった嘘でありました。ははん、きっと彼は僕の弱さに付け込んで、競馬か、あるいはパチンコの軍資金を手に入れようとしているに違いない。僕はそう踏んで、やれ、お前のような人間に貸す金は、一円だって無い、と突っぱねました。しかし、大塚は酷くやつれた顔に、今にも死にそうな、それこそ、病床に伏した末期がんの患者のような姿で、半分泣きながら、僕にそれをねだるのでした。僕には、それを断る勇気がありませんでしたが、しかし、彼のそれを嘘であると見抜く自分の目が、また自分に嘘をついているのではないか、という疑念に駆られて、ひどく怖くなるのでした。
とうとう、僕は彼に金を貸す決意をしたのでした。いいえ、正確には、彼の求めた額の、ほんの数分の一でしかありませんでしたが(何しろ、このときの自分も、金には困っていたのです)、しかし僕は、その、天性のだまされやすさ、とでも言うべきか、はたまた、お人よしとでも言うべきものに従って、彼にそれだけの金を、預けたのでした。そうして、しまいには、雨の降る寒空の東京に、感謝の言葉……それも、見え透いた嘘でした…を口にしながら、いそいそと出ていこうとする彼を見て、僕は彼に、
といって、小さくお礼の言葉を繰り返しながら、彼の背中が消えていくのを見送る始末なのでした。
そんな小さな嘘をつく日々が、やがて行きつけの喫茶店のツケの催促状となって、僕の生活を、ゆっくりと侵食し始めたのは、今年の夏になってからのことでした。ちょうど、大陸産の……はて、確かなんとかという、新種のウイルスだったと覚えています……が、巷の人々の生活を、ゆっくりと変えていくのと同じくして、僕の生活も変わっていきました。
まずは、ある風俗嬢の話をしましょう。僕が住んでいる町は、決して良い場所ではありません。いや、僕の住むアパートの窓から、きれいな太平洋の姿が見えることを除けば、とても人が住む場所とは言えないのです。人気のない、寂れた街。住んでいるのは老人ばかりで、皆、学生運動の時代の人々です。僕のような若い人は、確かに住んでいるのもいますが、しかし、数は、とても少ないでしょう。そんな場所で、僕はもう3年も住んでいます。住めば都、とはよく言ったものですが、あれがもし日本の都であるというならば、この国は、もうおしまいです。
そんな街にも、歓楽街はあるのでした。僕はそこにある風俗店の、とある嬢と関係があって、それも、お金を払わずとも会ってくれるような、いわゆる「セックスフレンド」というやつでした。髪の毛を長く伸ばした、雅な彼女は、僕のことを襲っては、あなたとならどこまでも行きたい、というので、僕は困っていたのでした。僕からすれば、自分の欲求を満たせさえすれば、他のことはどうでもよいのでした。それに、彼女もきっと、自らの境遇を少しでも良くするために、僕にすり寄っていたのです……いや、しかし、作家と生活するというのは、彼女の生活よりも、はるかに地獄らしい地獄であることは、言うまでも無いでしょう。
浮浪者の数、それが増えたという些細な事実に神経が過敏に反応したのは、その彼女が、ひどくやつれた顔で、いつもは情熱的な行為も半ばに、半分泣きながら、僕の方によりかかってきた時だったのです。
「どうした?」
彼女は、僕に抱き寄りました。乳はそれほど大きくありませんでしたが、悲しくありました。華奢な体が、いつの間にか、皮膚と骨だけのようになっていました。寒かったので、リモコンで暖房をつけました。部屋は暗く、ぼんやりとしていました。
「仕事……無くなりました」
「お金か?なら僕が」
「いいえ、いりません」
貧乏な人。
僕はその言葉に、ただぽかんと、宙を見つめることしかできませんでした。
「そうか…」僕はそう言って、立ち上がろうとしましたが、彼女が僕の男根を触ってきたので、そのまま動かないようにしました。
彼女は、一流でした。芸術家でした。きっと、マネも、ゴーギャンも、彼女を見たら、モデルにしたいと思うでしょう。僕は彼女のなすがままに、身を任せました。気が付けば、僕の横で、彼女が倒れているのです。そう、一流の芸術は、それを見ているときには、芸術とは思えないものなのです。すべてが終わった後になって、それがそうだったと気が付いて、それで、唐突に称えるものなのです。
だから僕は、称えようなどとは思いませんでした。同時に、彼女を貶めようとも思いませんでした。ただ、せめて何かの助けにならないかと、思ったのです。僕は、彼女が一流の芸術家であることは知っていたのです。僕は、隣で静かに眠る彼女を起こさないように体を持ち上げると、枕元に、なけなしの現金を添えて、着替えをして部屋を出ていきました。ホテルの受付で、彼女がまだ寝ていることを告げ、足早に去りました。
寒い朝でした。僕の心も、冷たく冷え切っていました。口から吐く息が白く濁って、真っ白な東京に溶けていきました。きっと、その息の中に、僕の魂も溶けているのでしょう。あと何十万回と息を繰り返せば、僕はやがて倒れてしまうのでしょう。そんなことを思いながら、僕は行きつけの喫茶店へ向かいました。毎朝、彼女と寝た日の翌日には、その店で一杯のコーヒーを飲んで、焼き立ての目玉焼きを食べるのが習慣でした。
もともと、払う金もなかったのだそうです。部屋で、薬を飲んで死んでいたのでした。ベッドの上で。僕は、そう、きっとあの時、僕が目覚めた時には、彼女は部屋で、既に死人となっていたのでしょう。「この世で最も重いものは、もう愛していない女の体である」という言葉は、案外的を射ているのかもしれません。実際、彼女の体は、ひどく重かったのです。あんなに華奢で、弱弱しかったのに、です。
彼女の体重は僕が最後に彼女の…生きている彼女…つまり、生き生きとしているという意味での…彼女に会ったときよりも、20キロも痩せていました。彼女の住んでいる安アパートの大家さんも、同じことを言っていました。僕が作家であると言って、なけなしの三流小説のいくつかを持っていくと、取材とのことであれば、と言って大家さんは僕を家に上げてくれました。初老の女性でした。しわの多い、低い声の、優しそうな老婆でした。
「過食症ですよ、ご存じですか」
「いいえ、まったく」嘘。この春、僕もなったばかりでした。
「食べては吐くのです。精神的な病です。この前、私のところで、彼女のために飯を作ってやったのです。彼女は一人で、5人前も食べましたが、その後すぐに、全部吐き出しました。きっと、胃袋の中身は空っぽなのでしょう。私はそれを全部ふいてやって、それから、今日は遅いから早く寝なさい、と言いました。彼女も、いくらかそれを理解したようで、その日は早く眠りました。えぇ、目の色が、死んでいましたよ。あぁ言う人は、良くこのアパートを借りるんです。きっと、そうして、死ぬのです。ここは、自殺の名所なんです。あの樹海なんかよりも、ずっとね」
いつの間にか、僕は老婆の話に聞き入っていました。滅びゆく人間の話を聞くのが、好きだったのです。枯れていく花を見つめるのを、趣味としていた僕にとって、それは当然でありました。
「ほかにも、死んだ人が?」
「いますよ。伝染病が流行ってから、もう3人目です。みんな孤独ですから、私が代わりに葬式に立ち会っているのです」
一人は、サラリーマンでした。職を失って、いわゆる、リモートワークというやつになったのだそうです。画面越しに仕事をしているうちに、あぁ、彼は、自分が、他人に見られない場所にいられることに安堵したのだ。そうして、ふと、見られないならば、死んでもいいと思ったに違いない。アパートの二階で、首を吊ったらしい。大家の話によれば、彼の部屋に入ると、糞尿を垂らしていたという。きっと、すべてをあきらめた死刑囚と同じ気持ちだったに違いない。
もう一人は、哀れ、まだ若い女子大生。彼女は、部屋のドアノブにひもを括り付けて、死んだそうです。生気を失った人というのは、ちょうどゴム人形のようなのだとのことでした。体液で、部屋の床が変色するのです。皮膚は、とても冷たい、冷たい。彼女の遺言は、ただ一行だけで、それ以外には、何もなかったといいます。
寂しい
この一行に、どれだけの言葉がないまぜになっているのか、きっと君ならわかってくれるはずです。僕も、同じことを、何度思ったのか分かりません。
彼女は、卒業を間近に控えていました。卒業論文を書けば、良かったのです。しかし、彼女は、家庭の都合から、泣く泣く大学を辞めたのだといいます。僕とは大違いです。たくさんの猶予をもらった、モラトリアムな人間とは大違いです。彼女はまじめで、多くの人に悲しまれたといいます。それも一度だって彼女のことを見たことのない人も。
特に、テレビの報道はひどいものだったといいます。僕は、もうずいぶん長いこと、テレビなんて言うものは、俗悪で、卑猥なものと一蹴して、見てもいませんでしたから、そんなニュースを知りもしませんでした。彼女の死は、政権批判のタネにされたのでしょう。大家も、今の政治はだめだ、と漏らしていました。その言葉を聞いて、僕は悲しくなりました。
一人の死です。これほどまでに、あっさりと、人が死ぬのです。
僕は、大家に礼を言って、その帰りに、例の少女の墓を聞きました。近くの霊園にありました。立派な墓だったのです。きっと、僕は死んでも、こんな立派な墓は立ててもらえないでしょう。立ててもらえるとしても、僕は断るつもりです。
雨が降っていました。カエルが、一匹、彼女の墓石にできた水たまりで、ゲコゲコと鳴いていました。名前は、よく見えませんでした。僕も泣いていたのです。帰り際に、僕は一輪の花を見ました。何の花かは覚えていません。でも、とても、寂しいことだけは、覚えています。
*
949。
この数字が、何を表すのかは、ご想像にお任せします。きっと、僕のこの文章を読んだ人の多くが、ピンと来るはずです。だって、あんなに毛嫌いしていたテレビが嫌でもついていて、そうして、毎日のように流れてくれば、誰だって敏感になるのですから。
僕は狭い6畳のアパートにいます。学生向けの小さなアパートです。大の大人が、借りているのです。近所の人はみんな、学生です。
若い人というのは元気です。今日は、お隣の音楽学校の生徒が、バイト先の人たちと、ちょっとした遊びをしに行くのだといいます。僕がそれを知っているのは、アパートの部屋の壁が、とても薄いからです。前は、男と女の、汚い喘ぎ声が聞こえて、僕はいつも、すぐに部屋を飛び出して、近くの銭湯へ行き、用もないのに、やれ、世間話に花を咲かせる老人たちと、碁を打ったりしたのです。ですが、ここのところは、彼女たちの電話する声しか、聞こえてきません。あるいは、その、例の「リモート授業」とでも言うべきものを、受けているのでしょうか。
コロナ禍において[判読不能]、あるいは、私たちは自覚を持つべきです。若者が[判読不能]なことをしているために・・私たちが悪い…また今度。
そんな内容のことを、表では言いながら、例の、「遊び」には、行くのです。きっとこう書いて、そう、君、この文章をネット上で見つけた下世話な君は、ここだけを切り取って、「若者の乱れた考えが云々」という、お決まりの文句を言うのでしょう。僕がこう言っても、きっとそういうに違いない。お好きにしてください。僕は何もしませんし、それも見ませんから。
大人には、彼らの気持ちが分かるはずありません。きっとあなたは、この文章を読んで、そんな気持ち、皆同じだ。お前だけ特別なことのように語るな。それに、何だこの下手糞な文章は。お前は、太宰治にでもなったつもりか、というでしょう。
みんなと同じ。
そうです。その通りです。僕は、みんなと同じです。みんなと同じく、孤独なのです。きっと、あの病院で遅くまで働いているナースの彼女も、同じです。きっと、街中へ出て、夜まで飲んでから帰る政治家も同じです。みんな孤独なのです。孤独だから、寂しいから、みんな、死んでいくのです。
みんな同じなのです。みんな同じ気持ちなのです。ですから、みんな同じなのです。
なんとか、なる。
そう書いた作家もおりました。みんな同じです。
みんなで耐えましょう。みんなで耐えれば、良くなります。今こそ、農村地帯の、あの共同で助け合う気持ちが、大切なのです。みんな、そういいます。
僕の故郷では、旅人が殺されたそうですよ。バレないように、死体は埋めたそうです。ドラム缶でよく燃やしてから、埋めたそうです。みんな同じです。
僕は作家です。ですから、僕は今、目の前で起きたり、耳で聞いたりしていることしか、書いていません。それ以外のことは、妄想は、一行だって書いていません。僕の知り合いが、首を吊りました。僕の知り合いが、電車に飛び込みました。もうすぐ、始まります。みんな、合掌しながら飛び込むのです。こんな世界に、何の希望があるというのでしょうか。
みんな「またいつか」と言って、去りました。そのいつかに、用があるのに。そのいつか、は、もうやってこないのに。
いつか、という言葉は、とても面白いのです。いつ、という疑問の言葉に、か、という呼びかけを付けるだけで、日本人は、未来を指せます。そして、いまでないどこか、今でないどこかに、この「現在」から伸びる直線上に、架空の点を置いて、それを呼ぶのです。ひもを引っ張り続ければ、必ず訪れる、「いつか」をです。
でも、これを英語で言うと、とたんに「See you again」という言葉になって、変わります。「またお会いしましょう」というのが、直訳です。また、というのは、いつのことなのでしょうか。僕には、わかりません。
経験は、僕と未来の僕の間に、差を作ります。もしも僕が生きていたとすれば、そこにいる僕は「彼は昔の彼ならず」という言葉通りになります。何か大きな災害が起きて、僕は死んでいるかもしれません。何か、特別なことがあって、僕は生きているかもしれません。
それでも、あなたは、大人という生き物は「みんなと同じだ、我慢しろ」というのですか。
僕はそんなこといいません。「僕も同じです」といって、そばにいます。
それが、今の僕が吐くことのできる、精いっぱいの嘘です。
5月。コロナで外出自粛が高らかと叫ばれていた。何もすることがなく課題とオンライン授業を往復する私にはそれ以外に特にやることもなく、自室でぼけーーっとする時間が増えた。同時に私の性欲も高まっていき、果てにはだれでもいいのでセックスしてえ…というような精神状態に陥っていた。いやはやコロナとは恐ろしいウイルスである。
性欲で脳を埋め尽くされた男というものはちんこでしかものを考えることができない。私も例に洩れず安直に考えた結果、出会い系サイトに登録してセフレを作ろうと思い立ったのであった。なんでも出会い系サイトに登録すれば、魅力的な女から声をかけられまくり、もう今すぐにでも女をセフレに持ち込めるらしい。
早速物は試しということで、出会い系サイト、と調べて一番上に出てきたサイトに登録してみた。
性別は男、年齢と趣味を適当に書き、写真は身バレが怖いので載せないでいた。するとどうだろう。芸能人のような美貌をプロフィール画像にした魅力的な女から、お誘いのメッセージが沢山届いたのだ。1人1人のプロフィールをチェックしていくと、「えっちな関係募集しています❤」「私とホテルでイチャイチャしませんか?」等と、男なら誰もがそそる誘惑ワードが散りばめられていた。しめた!これは行くしかねえ、と思った私は、差し当たり、メッセージを送ってきた人の中から一番上の女を選び、「初めまして、大学生の男ですが、さっそく会うことは出来ますでしょうか?」とメッセージを送ってみた。
すると3分と待たないうちに返事が返ってきた。軽い!さすが尻が軽い女はフットワークも軽いなあ等と暢気なことを考えながら、胸を躍らせてメッセージを開くと次のように書いてあった。
『初めて出会う男性なので、信頼するために初めに2万円頂きたいと思います。』
もうね、アホかと。馬鹿かと。この女はプロフィール欄に、「セ〇レ募集です❤」などと書いていた。「いっぱい気持ちよくなりたいです❤」とも書いていた。そんな女が、セックスフレンドに対して、2万円と言う対価を要求しているのである。私はとても悲しくなった。セックスフレンドは、セックスをする関係以前に【フレンド】なのだ。友人であり、親友であるのだ。そのような関係であるセックスフレンドに2万円を要求するなど言語道断。友達というのは、お金でしか信頼を勝ち取れないようなものなのかと。もっとお金ではない、心のつながりが大切なのではないかと。フレンドは、何時だろうと対等な関係でなければならないのだ。
私は泣いて馬謖を斬る思いでブロックボタンをそっとクリックした。
あとから調べてみたところ、初めに料金を請求する女性は出会い系サイトでは数多く蔓延っており、私のところにも例外なくお金を請求してくる女が数多く寄ってきた。くそっ。やはり女は羽振りのいい男しか見ていないのである。世の中お金のやつなのである。
無料分で配られたポイントもいよいよ尽きてきて、この業者の女どもに金を払うのと風俗で金を払うのとどちらがいいか真剣に熟考していたところ、とあるプロフィールが目についた。画像は一切設定されておらず、その他のプロフィールも明らかに適当に書かれているものだった。
思えば業者でお金を請求してくる女は皆、不自然なほど美貌が良すぎるプロフィール画像を掲載していたのだ。つまりそれを商売にして生計を立てているのだ。それに対するプロフィール画像無し。これは逆にワンチャンあるのでは?と考えた私は真心と下心を込めてメッセージを送ってみた。
すると2時間ほど経って、「フェラさせてくれる人を探しています!」と返信が返ってきた。ここまで数々の闘いに連敗してきただけあってさすがに性欲塗れのちんこ悩もそこまで馬鹿ではなく、もしかしたらお金を要求してくるタイプだぞと半ば諦めつつ会話を続けると、なんと具体的な場所の話になったりもして、これはもしかしたらガチのワンチャンあり!?!?!????等と考えていた。しかし、そこで相手からとんでも発言が飛び出すのである。
突然の告白に脳が追い付かない。いままで相手のことを女だと思って20往復くらいメッセージを繰り返していたのに、ここにきて相手が男だと来た。この切り替えの速さには流石のクマノミもびっくりであろう。というか女で登録すんなよ。
しかしさすがの私も伊達な性欲ではない。性欲が晴らせるなら男でも女でも関係ないと考えたのだ。他人が見れば私のことを節操ないと思うだろうが、相手に求めているのはセックスフレンドである。フレンドには心のつながりが大切なのだ。男も女も関係ない。
20分ほど逡巡した結果、私は「それでも大丈夫ですよ!」!と連絡し、具体的なラブホも決定し、いよいよ人生で初めてセフレ(男)と会うことが決定したのだ。ところが、恥ずかしながら20になっても童貞であった私は、会う前日までドキドキしっぱなしで、鼓動が止まらず、相手にメッセージを送るときも手が震えてまともに字が打てないくらい緊張していた。さす童貞陰キャ。剰え人見知りなのに、そこから会って性行為をするなどハードルが死ぬほど高すぎる。パンダに棒高跳びをさせるぐらいの愚行である。
しかし私も漢、決めたからには約束は果たさねばならぬ。六月下旬。待ち合わせ場所に5分ほど遅れて到着すると、そこには思ったより普通で小柄な男性がいた。きょきょうはよろしくお願いしますーへへへへなどと意味不明な媚び諂いをしながら、相手に付いていった。相手はそこそこ慣れている風だった。
いざ初めてラブホに到着すると、そこには大きなベッドが一台部屋の真ん中に置かれていた。ラブホ自体が初めてなので部屋が物珍しく、色んなアメニティを見て回ったりベッドの上で飛び跳ねまくったりした。女性相手だったら多分こんなことしねえ。多分相手が男の人だと思って舐めてたかもしれない。
そっからシャワー浴びて(なぜか冷たいのしか出なかった)、バスローブに着替えてボケーーーーっと菅官房長官の記者会見をテレビで見ていて、そっからじゃあ、シよっか、という流れになった。
私はとても冷静を装っていたが、男性経験どころか女性経験すらもなかったので内心ではちょちょちょちょちょちょまてまてまてまてまてと狼狽しまくっていた。AVとかエロい漫画とかも見たことあったし全然余裕だと思っていたけど、いざベッドに寝ると意味が分かんないくらい足ががくがく震えてるし変な汗がびっしょりでまくってるし緊張しっぱなしだった。
それでも相手の方はとっても優しい方で、こっちが落ち着くまで待ってくれた。マジで優しい。クソジェントル。二重の意味で奉仕精神が強すぎる。そのうち落ち着いてきたのを見計らって私のブツを舐め始めた。私は気持ちいいというよりうわすっげ~~~~~~まじでこんなことしちゃってるよ~~~~~~~とか思いながら興奮して見ていた。性年齢中学生か?
ここからは余りにも生々しすぎるので割愛するが、結論としてはその日は射精することは出来なかった。自分では絶対最低でも2回は射精してやるわい等と企んでいたのだが、勃起自体は持続したがあと一歩出すところまでには至らなかった。フェラしてもらったり手コキしてもらったり色んな奉仕をしてもらって気持ちよかったのだが、やはり心の壁が厚かったのかどうしても射精に至ることは出来なかった。30分経っても40分経っても射精しない私をみて相手の方も困惑しているようだった。そのうち腕疲れてないかな?とかめっちゃ心配しだしてもはや無の時間だったわ。
それでも相手の殿方めちゃくちゃジェントルな方だったので責めたり怒ったりということはしなかった。めっちゃ優しいやん…初めてのセフレが優しい男の人で良かった。これがイケイケリア充渋谷系女だったら今頃ド失望されてるとだった。やっぱ経験がないと怖いね。最後は自分が相手のブツをしごいてイかしてあげることができたのでホッとしました。めっちゃ精子飛んでてびっくりした。私の方はというと、射精こそできなかったものの精神的な充足感というのは一人でしている時より遥かに強かった。堪らんねこればっかりは。射精だけが全てじゃないんですよ皆さん。
そのうちラブホ退出時間が来て帰ろっか~~~ってなった時になんか申し訳なさが勝って、どこかご飯行きましょ!!って必死に誘って、2人でラーメンに行ってコロナウザいですよね~~~とか大学の課題ウザくないですか!!??とか言いまくって談笑した。普通にシてるときよりラーメン屋で談笑してる時のほうが楽しかったんだけど。もしかしたら性に対して内向的な人間なのかもしれないな、と新たな自分を図らずも発見してしまった。
家に帰ってからは、普通に満足してしまったからか自分でシコる気も特に起きず、いい出会いをありがとうと心の中で呟いて出会い系サイトを消した。やはりフレンドに大切なのは心のつながりなのだ。私はこんなものに頼らないで、リアルでのつながりあいを大切にしようと密かに誓ったのであった。ありがとう出会い系サイト。ありがとうコロナ。ちなみにセフレ(男)は普通のフレンズにランクダウン(アップ?)しました。
数年前、約10年ぶりに地元に帰ってきて友達もいなくて寂しかった時
バーを1人飲み歩く遊びを覚えた
元々よく飲みには行く方だったけどいつも友人やパートナーと行っていたから初めは緊張した
でも一人行動に抵抗が無い方なのですぐに慣れてバーの店員との他愛ない話がたまの楽しみになっていた
そんな時近くのバーを一軒紹介された
行きつけの店は有名店なのでそのマスターの紹介ならと安心して行って見ることにした
いわゆる穴場、知る人ぞ知ると言う様な風で
近くの飲食店の人達が仕事終わりによく来たりオーセンティックではないけど落ち着ける店だった
飲み友達のような人もできた
3か月ほど経った頃だったか
遅くまで飲んでいるとマスターが店の端のテレビで私の興味のあるジャンルの映像を流してくれた
どうやら閉店時間も過ぎてたようだが私の好きなお酒をサービスしてくれた
ソファに横になって伸びていたらマスターが「起きたら全裸ですよ」と冗談を言ってきた
そのまま私は服を脱がされた
以前に付き合っていたパートナー1人だけだった
その上お互い淡白だったので行為も付き合い始めの数える程度だった
服を脱がされ始めてもまだ冗談なのかと思っていた
というかその日生理だった
これで手は止まるものだと思ったけどマスターは「別にいいですよ」と脱がすのをやめてくれなかった
そのままセックスされた
その後一緒に店内で仮眠をとったかもしれない
これはお付き合いするって事なのかな?
でも連絡先も知らないな.....
お店にはちょっと行きにくいけど
このまま行かなければこのまま終わってしまう
はっきりさせたいと思ったのでその日もお店に行ってみた
ほとんど何も会話しなかったと思う
やり捨てするつもりだった事がなんとなく伝わってきた
でも私はそこで責め立てたりできるような性格じゃない
そしてそれからもその店には通い続けた
むしろそれまで以上に通ってマスターとはセックスフレンドのようになった
私から誘うことも多かった
誰も理解してくれないとは思うけど
会話なんてほとんど無かったけど
あの一回でやめていたら
ただのやり捨てになったから
セックスフレンド状態になってしまうほうがまだ希望があったから
もし、このまま恋愛関係になる事があれば、あれはやり捨てにはならないから
メンヘラ化して
よく思い出せないけど
とても酷い事を言われてその日からお店に行かなくなった
精神的に余裕がなくなったのか仕事も辞めて数カ月バカンスに行った
帰ってきたらちょっと落ち着いたのでお土産をもってそのバーにまた行った
やっぱりいいお店だ
客が少ない時はちょっと沢山飲んだりした
ここでお金を使いたいなと思った
でも以前みたいに閉店までは居ないようにした
先日ちょっと久しぶりに顔を出したら
他のお客さんにマスターが茶化されてた
結婚するらしい
店の客に手を出してやり捨てして結婚するんだなあと思った
何人か被害にあってるような横顔も見た気がする
法律なんてなければ
口に詰めて全裸に剥いて道端に捨てたい
でも何か悲しい
やり捨てされたのが確定したからなのかな
もう数年前の話なのに
最後まで客として見てくれなかったんだと思う
私がお店が長く存続してほしいと願っていても
私の望み通りに死んでもらうか
もしくはあの日やり捨てした事を謝ってほしい
そして彼女ができた話をして欲しかったし私も他のお客さんと同じ様に
なんで何も悪い事してないのに
何故私の楽しみを奪ったのかね
マスターが好きなお菓子を差し入れた時も腹の中で笑ってたのかね
遠方でやる理由は過去にやり捨てしてきた女性達に何かの形で報復されるのを避ける為かね
しばらくは仲間うちでパーティーをひらいたりするのかな
狭い田舎だから違う店に行っても嫌でも噂は聞こえてくるだろうな
またそういう噂も聞こえてくるんだろうな
そこのマスターが最近ホットなアーティストの曲をかけてくれたのでテンションが上がった
その時もこの曲をかけたらしい
とどめにえぐられた気分だ
謝罪を求めに行っても鼻であしらわれるんだろうな
ネットにでもばらまけばいいのかな
フェイスブックとか
でもどうせ頭おかしい統失扱いされて終わるのが関の山なんだろうな
で仲間うちで笑いの種にされるんだろう
こういう奴ほど 憎まれっ子世に憚るてな感じな事も多いし
またやり捨てすんのかな
店で客の女の子漁るのかな
なんで何もしてないのに
やり捨てしたんだろう
昨日した投稿(anond:20200309183836)でやり方教えてって声が少しだけどあったから自己満で書きこむ。
・20代前半女
・オナニーを最初にしたのは幼稚園の時だけど本格的に始めたのは3、4年前
ローターとか使ったことはあったけど振動に頼るのは邪道だと2年前くらいに気付いてそれからはずっとガラス製のディルド(全長12.7cm、太さ2.7cmのアメリカ製のやつ)がセックスフレンド。
頻度は生理中の4日間を除いたらほぼ毎日一回はする。多い時は3回くらい。一回で2、3回くらいイく。
詳しいやり方
ベッドに仰向けになる。
最初はどこも触らないでエロい妄想とか、エロ漫画とか小説読むだけ。絶対触らない。
二分くらいしたらほんの少しだけ濡れてくる。まだ挿れるには不十分かもしれないから、穴に対して垂直に中指で何回か押す。少しだけ気持ちいい。
次に中指を第一関節くらいまで入れてぐるぐる穴を何周かする。この時はあんまり気持ちよくないけど刺激で濡れるからゆっくりディルドを挿れる。途中で引っかかったりするけど、少しだけ無理やりに突っ込む(これは自分がマゾヒストだからできる技かもしれない)
奥まで入れたら何回か抜いたり挿れなおしたりする。あんまり気持ちよくなくても、「今自分はオナニーしてる」って事実に興奮してくる。
そしたらもう一度奥まで入れて、今度は出し入れをすると言うよりは奥をかき回すと言うか、円を描くようにディルドをまわしたり、奥?の突き当たりをこねるみたいにすると5分くらいでイく。一度いくとしばらく何もしたくなくなるけどそれでも手を止めないで何回もいじめ抜くと連続でいける。何回もイった後は脳が溶けたみたいな感じで動きたくなくなるから、ティッシュで拭いてそのまま眠るとほとんど朝まで熟睡できるから健康法としても役立ってる気がする。昼寝前にも最適。
セックスフレンドじゃないよ。
年に1 回とか。1年会わない時もあって。セックスしましょうのときは新幹線乗って行く普段は離れてるから。それはいいんだけど、
僕は彼女が遠慮がちに話す、僕以外とのセックスの話を聞くのが好きだった。彼女は俗に言う「やりまん」の話じゃなくて、彼女自身の性欲の追究の話が。
でも19年くらい経ったとき、その思い出を「昔はやりたくてやってたわけじゃない」とか言い出して、それは自分は本当はふしだらな女じゃない。って言い訳めいた。
男性との性交渉がいっぱいあることがダメなんじゃないんだ。ただ男性にやられてる女性はつまらないけど、あなたはあなたが男性を選んでじゃん。
ちょっと前までカリフォルニアの大学に留学していた。慣れるまでの生活は毎日目まぐるしく何かにかまけている時間もなくすぎていったが、一度落ち着いてしまえば今まで不可視だった性欲という問題に直面した。
当時20歳で処女だった。彼氏がいたことはあったけれど、深い関係になる前に別れていたため、私は純潔だった。アメリカで彼氏を作る気にもならなかった。どうせ一年しかいないし、「日本人女は尻軽」という偏見をこれ以上助長するのは自分のプライドが許さなかった。しかし溜まるものは溜まるし、日本にいる家族、友達と離れ離れになっている分寂しさで人肌が恋しくなった。その上、端的に新しい地には娯楽が足りず、一度生活に慣れてしまうと学校に行って勉強している間以外は暇を持て余していた。
最初は上記の理由で溜まるばかりの性欲を見て見ぬ振りをしていた。しかしそのうち日常に支障をきたすようになってきた。有り体に言えば授業中にムラムラしたり、エロ漫画のごとくパンツを汚したりしてしまうのだ。そのうち夜は淫夢を見るようになってしまい、翌朝には同じ留学生のルームメイトに若干遠回しに「夜中うなされてたよ」と心配されてしまった。なんとかしなくては…しかし先述したように彼氏を作る気もセックスフレンドを作る気もさらさら無い。そこで、人生経験を兼ねて現地のアダルトショップに行くことを決意した。
向かった先は学校からバスで一時間ほどの場所にあり、グーグルマップでのレビューも良かったアダルトグッズ専門店である。日本とは違い、そういう雰囲気のお店が集合した地域があるわけでもなく、家族づれ向けのショッピングモールの道路を挟んだ向かいにひっそりと佇んでいた。隣にはステーキ屋さんとブラジル流体術の教室があるくらい、日々の生活空間に馴染んでいたような気がする。入店には勇気を要した。なにせ日本でもアダルトショップなんて、ドン・キホーテの暖簾をくぐった大人のスペースを除けば入店したことのない処女であるし、そのドン・キホーテでも、友人と冷やかしに入った程度である。周りに人がいないことを確認して店内に足を踏み入れた。
お店のドアを手動で開くと防犯用に店内に来客を知らせるブザーが鳴り、店員さんが一気に入り口乃至私に注目する。殺してくれ。しかし彼らはとても明るい笑顔で迎え入れてくれた。店内には私のほか3組のお客さんがいた。1組は40代くらいの夫婦、もう1つは30代くらいの男性、そして20代くらいのおそらくカップルと思われる女性二人組だった。女1人で来店したのは私だけだったけれど、店員さんもそんなことを気にする風も無いため、私もしばらく店内を力なくふらふらと見回していた。1.2分ほど経つと、優しそうなお姉さん店員さんが、「何か特定のグッズを探している?わからないことがあったらなんでも聞いてね」と声をかけてきてくださった。挙動不審になりながらも、「特にまだ何を買おうとは決まっていません…また具体的に決まったら伺います」とだけ返した。自分でも張り付いた笑顔が気持ち悪かったと思う。ごめんなさい店員さん。しばらくは本当は処女なのでローターを探していたけれど、なんとローターがない。そしてよく見てみると、ディルドは太いのばかりだ。だいたいが18センチくらいの長さに5cmくらいの太さ。これは経験なし女には辛い。細いのを見つけたと思ってもそれは大抵アナル用で、新品だからおそらく害はないのだろうけど女性器に使っていいのか謎であった。なにより自分はおぼこ丸出しなのにアナル用のおもちゃを買うなんて誤解されかねない…難しい。由々しきことだ。焦る。せっかく勇気を持って入店したからには何かしらの、この欲求不満を解消してくれるグッズを買わずに帰るわけにはいかない。別の男性店員さんがやってきた。何か困っていることあったらなんでも聞いてくださいね、と言ってきた。異性なのに、全く嫌な感じも、いやらしい感じも持たなかった。しかし処女なので男性に相談するよりは実経験のありそうな女性店員さんに話を聞こうを意を決め、しばらくしてから先ほどのお姉さん店員さんに声をかけてみた。というのも、自分でも何がほしいかわからなかったからである。
私「すみません、女で、1人で使うオナニー用のおもちゃを探してるんですが…」
私「私こういうところくるのもおもちゃ使うのも初めてで、どんなものがあるかもわからなくて…色々教えてもらえると助かります」
店員さんは面倒なそぶりも嫌な顔の1つもしないで教えてくれた。
店員さん「例えば振動するものが欲しいのかしないものが欲しいのか、クリトリスを刺激したいのかGスポットやもっと奥に使いたいのか。素材は何がいいか…とか色々あるわよ」
と微笑んで恥ずかしげもなく教えてくれた。天使。なんだか恥ずかしがっている自分が馬鹿みたいに思えてきた。旅の恥はかき捨てだ。
私「あの、私は処女で、今まで挿入なんてタンポンくらいしかしたことがなくて、でも中に何か挿れるのに興味があるんですけど、どれも太いみたいで、、、初心者用のもっと細いのってありますか?」
店員さん「あると言えばあるけど、そうなると振動するバイブタイプのものになるけど、男性器の形を模したものはあまりないわね。バイブといっても色々あるのよ。二股になっていてクリトリスも刺激してくれるものと、クリトリス用の取っ掛かりがないものがあるけれど、どっちが良いかしら?クリトリスの方が刺激的だけれど、奥まで突っ込むのに邪魔というのが難点よ」
私「ナカイキできるようになりたいのでクリトリス用の刺激がない方が好みです。振動系のものって、あまり使いすぎると不感症になる気がして怖いのです…」
店員さんはいくつかおすすめのものを見せてくれた。大抵は彼女のいう通りバイブといっても形は男性器ではなくただの筒状∩こんな感じ。長さは10センチくらいで太さは2センチくらい。
店員さん「怖ければ電源を抜いて使えばいいのよ。これくらいなら処女でも問題なく入ると思うし、挿れるのが怖ければ振動をオンにしてクリトリスに当てるといいわ。ただ、短いから奥に入れすぎないように気をつける必要があるわ。」
これ以上詳しい説明もしてくれた気がするが忘れてしまった。とりあえずそれを購入することに決めた上で、慣れてきたときに使う用の、それよりはもう少し大きいけれどほかのディルドに比べたら小ぶりのディルドがないか聞いてみた。外人サイズの男性器に合わせて作られたディルドは日本人の私には合う気がしない。
すると店員さんは、長さ15cm、太さ3cmくらいのシリコンの、男性器の形を模したディルドをお勧めしてきてくれた。
店員さん「これは個人的にすごくおすすめよ。なにより柔らかいから奥まで入って気持ちいいし、汚れがついても洗いやすいわ」
ここがすごくカルチャーショックだった。経験はないにしても日本のAVやエロ漫画は人並み以上に嗜んできた身である。登場する女の子や女優さんは男優さんのおちんちんを「わぁ…すっごく太くて硬い♡」と褒めそやしていた。アメリカでは柔らかい方が良いのか??
私「柔らかい方がいいんですか?」
店員さん「それは人それぞれだと思うけど…柔らかい方が好きっていう人も多いわよ。硬い方が好きなの?」
挿れたことがないのに…と思われそうだがタンポンを入れる時と同じ要領なら硬い方が挿入しやすい気がしていた。しかし店内をよく見ると確かに柔らかい、というのが褒め言葉のように多くのディルドの箱には「柔らかい!」とか「柔軟!」とか書かれていた。なるほど。お国柄の違いか…
そこで店員さんは新しいディルドを持ってきてくれた。先ほどと同じような太さに長さだけれど、素材がなんとガラスだった。透明の。
店員さん「これが一番硬いわ。硬いからディルドというよりはマッサージ用って感じかしらね。バイブ機能はないけれど…その代わり、ローションがシリコンベースのものも使えるわよ!個人的なことを聞いてしまって申し訳ないけれど、貴女はちゃんと濡れる体質かしら?濡れないなら、おもちゃと別にローションを買った方が良いわよ。ソロプレイだとしても。ローションにはシリコンベースと水ベースの二種類があって、シリコンで出来ていたり、ゴムが原材料のおもちゃを使うなら水ベースのローションしか使えないけれど、これはガラスだからどちらでも使えるのよ。」
私「すぐ濡れるので大丈夫です!」
ディルドとマッサージ用の違いがよくわからなかったけれど、確かに硬そうだった。透明なガラスだから卑猥な感じが軽減されてオプジェみたいになっているのも気に入った。先ほどのバイブと合わせて購入することを決めた。
レジで、ソロプレイでもコンドームを使う必要があるか聞いてみた。回答は「誰かと使い回すなら話は別だけど、1人で使う分には毎回使用後におもちゃ自信を専用のクリーナーで洗えば問題ない。」とのこと。専用クリーナーは12ドルくらい。2つのおもちゃは合わせて80ドルくらいだった。カリフォルニアではカードでのお買い物が基本だが、履歴が親にバレたら死ねるのであらかじめATMでおろしていたお金で支払った。割引券やお得なセール情報が貰えると聞き、すでにこのお店のサービスにかなり満足していた私はメルマガの会員登録を済ませ、次回20%引きのクーポンももらってしまった。嬉しい。大変有意義なお買い物であった。家に帰ってから早速使った。とても満足だった。
使ってみた感想とかもし需要あったらまた書く。ないと思うけど。
ちなみに何事もなかったかのように書いているけど実際はここまでスムーズに会話できていない。私の英語力が拙かったので。それでも店員さんは優しかった。エロワードは前日にポルノサイトで英語訳をたくさん調べた上で参戦した。あと現地の人によると店員さんから教えてくれる場合は別だが客が店員さん自身に「どのおもちゃがおすすめですか?」とか「貴女は誰が好きですか?」とか個人的な事を聞くのはNGだそう。
19歳から20歳にかけて付き合いのあった男のことをいまだに考える
若かったと一言で済ませてしまうこともできるけれど、そうはしたくないなとも思う
一生懸命だった。インターネットで知り合って、いわゆるセックスフレンドになった。わたしも彼もそれを望んだのだ。誰とも付き合いたくなかった。当時のわたしに幸せになる権利なんてなかったし、幸せにしてもらおうだなんて思っていなかった
知り合って数ヶ月後の雨の日、しわくちゃで彼の家に行ったらもういいから俺と付き合えば?と言われた
そうか、もういいのかと思って付き合うことにした。
あとからわかったことだが、彼にはずっと付き合っている恋人がいたらしい。ただ単に10歳も歳の離れた女で遊んでいたのだと考えることもできるけれど、たぶんほおっておくのが可哀想になってしまったのだと思う。中途半端に助けてしまうほどには優しい人だった。
そんな風に始まった関係だから当然うまくはいかなかった。彼はわたしを信用しなかったし、わたしも決して彼を信じはしなかった。それまでしていたセックス遊びに意味はなかったのでとりたて他の人と会ったりはしなかったけど、そのかわり信じてもいない彼を片時たりとも離さなかった。最初からわたしも彼も誰でもよかったのだと思う。
わたしは生きていくために浮き輪みたいな誰かが必要だったし、彼もまた自分を生かすために死なせてはならない誰かを求めていたのだろう
終わった日は暑くも寒くもなかったと記憶している。別れる時彼は、お前の好きなものを少しは増やせたか、と聞いた。一個も好きなものなんて増えてないと答えたことをいまでもほんのすこしだけ後悔する。
牡蠣だけ食べられるようになった
牡蠣だけは好きになったと言ったら彼の優しさやわたしの醜さも少しは救われたんだろうか。
しばらくして牡蠣は食べられなくなった。
がら女を殴る男がいた。SMでは厳しい打撃
と蕩けるほど甘いご褒美のセットを繰り返していくことで打撃をご褒美と錯覚してゆく。痛みを与える側にも
うける側にも純粋な憎しみはない。女には殴られる事で満た
よび出す前からプレイは始まる。お互いに言葉にできないなにかを満たしあ
うためにプレイする。
なぐられて育てられた女には家族との絆と殴りが同じものと錯覚していたのかもしれない。殴り殴
られるまでのプロセス食べ物を与えもてなした女を殴る、食べ物を与えられて腹が満たされた後女は殴られる、という儀式なのかもしれない。無抵抗な人を殴る背徳感。殴りを受け入れるサンドバックのような人間を殴る虚無感。肉のサンドバッグを
ごつい拳で殴る事で得られる反作用ー揺さぶられる肉、揺らぐ体幹、呻き、時には涙、時には体液ー、そして殴りを受け入れる女の存在が男の心を満たしたのかもしれない。言語化できない黒い衝動ー不幸な過去、不安な未来、噛み合わない社会、安らげない現在、逃れられない孤独ーを満たそうとする欲望が渇望する
きびしく強い衝撃と刺激と純粋な痛み。真正面から怒りをぶつけ合う喧嘩に似た衝動は発散した後に虚無感を覚える。賢者タイムが訪れる。衝動に人格を支配された後に残るものは理性と
げんじつ。衝動に支配された自分が本物なのか支配されていない自分が本物なのか湧いてくる自問。常軌を逸しているのかといえばそうではない。にんげ
んはそもそも常軌を逸する事で既成概念を打ち破り進化してきたのだ。極めて人間らしい精神であり行動であるといえる。そして笑わない顔で娘を殴る母親がいた。血の絆がある子供への憎しみを持った"しつけ"として殴るのは残酷なことに楽しみは無い。しつけの背景には自身の価値観の肯定と維持そしてそれに抗う子供への支配
よくがある。
うんだ子供が自身の分身であることは同時に自身の一部でもある。自身の一部が思い通りに動かないのだ。驚き悲しみ怒りが沸くだろう。もともと子供は自分の臓器から成り立っているのだ。生殺与奪権は生みの親にあると考えてしまえば思い通りに育たない子供が失われてしまっても構わないと考えるだろう。自らが自らの炎症箇所を切り取るようなむしろ自身を正当化する手術のような価値観なのかもしれない。だがしかし、親も子もへその緒が切断された時点で他人なのだ。他人と他人が生きていくにはお互いに尊厳が最低限必要だ。
まともな道も価値観も存在するようで存在しない。あくまで過去を振り返って受け入れられるかい
なかでしかない。偏った執
ちゃく心から生まれる暴力に喜びはない。暴力を受ける側にも当然ながら無い。(リョナは別)生きる意味を見出せず、他人の欲望に身を投げることで曖昧に生きてきた女ですら愛を知り生への執着を持つほど変化することができたのだ。欠乏を感じ女を殴り喜びを得ていた男も生きている限りはやがてち
ゃんと変わるだろう。彼は幸せになれるのだろうか。そこは長くはない人生のひと時を共に過ごした彼の行く末を信じてあんし
んしていいと思う。
た概念の"普通"は良くも悪くも概念でしかなく、その定義は存在するようで存在しない。つまりは
ね、知ってる人も知らない人もみんなそれぞれ欲しいものを求めて生きる。死を選ぶことも含めて。そんな人たちが同じ空の下で同じ時空を過ごしているのだ。寂しいね。でも寂しさは平等なんだ。世の中に平等な事が在ると思うと嬉しいよね
。
友達の紹介で知り合った男(以下マサルと呼ぶことにする)と共通の友達2人と私の4人でマサルの家に泊まった日、宅飲みで泥酔した私はマサルの前で別れた彼氏の愚痴を言いながら泣いていた。マサルは私が泣き止むまで抱きしめながら頭を撫で、〇〇は悪くないよ、とずっと慰めてくれていた。そんな私達を見かねた友達は、翌日みんなで帰りの準備をしているときにお前マサルの家にもう一泊すれば?と言ってきた。冗談ぽくえーマサルまた泊めてくれるのー?と言うと快諾された。
彼氏でもない男の家にふたりで泊まるなんてありえない、襲われても文句言えないぞビッチじゃないかと自己嫌悪する自分と、フリーの今遊ばないでいつ遊ぶんだというどこか吹っ切れた自分がいた。
私は性欲が強い方なので、正直別れて定期的にセックスをしない今は欲求不満だったし、なにより誰かに求められている実感が欲しかった。寂しかった。
シャワーを浴びて、ベッドに横になっているマサルの隣に潜り込んだ。何気ない話をしながら左耳に開いたピアスを触ると、マサルがビクッ、と体を震わせた。
耳感じるの?とじわじわ責める。
「俺耳が一番弱いから…」恥ずかしそうに仰け反るマサルがとてつもなく可愛く見えた。
急に苛めたくなって、そのまま手を乳首に移動させた。マサルの乳首は陥没しているようで、スウェット越しということもありどこにあるのかわからない。余裕そうに「乳首埋まってるから感じないわ〜」と言ってきたが、そう言われるとさらに燃える。それっぽい場所を爪で引っ掻くと、さっきよりビクビクと体を震わせた。と同時に陥没していた乳首が顔を出した。スウェット越しでもわかるよ?と言いながら両手で両乳首を責めていると可愛い喘ぎ声を上げていた。聞くと乳首を責められるのは初めてらしい。
そのまま馬乗りになり耳から首筋を舐めながら両乳首を責めていると、「はっ…待って……あっ、あ、あ、休憩…」と抜かすので、そのままスウェットをめくり乳首をしつこく吸うとさらに大きい声で喘いでいた。「俺にも責めさせて…」と言うので責める余裕あるの?と笑いながら聞くと「ない…っあ、か…も……」と息も絶え絶えに言ってきたので可愛い〜!!と頭を撫でながら抱きしめた。昨日の夜とはまるで逆である。
そろそろ休憩してもらい、のち責めてもらうことにした。
マサルはワンナイト経験が豊富なこともあり、乳首の触り方や手マンを心得ていた。挿れたいと言ってきたが、辛うじて保った私の理性で好きな人のちんこしか挿れたくないと言った。ひたすら乳首を責められたマサルはパンツを我慢汁でびしょびしょにしていたのが可哀想だったのでフェラで抜いた。
シャワーを浴びてから朝までぐっすり寝たが、起きた途端にマサルの乳首をこねくり回してその気にさせてしまい、朝も挿入以外は全て行ってしまった。責められるのも確かに気持ちいいが、元彼の時とは違いやったことに全力の反応で応えてくれるマサルは責めがいがあって最高である。帰りの車で次の約束を取り付けてしまった。
セフレというものは女が男にとって都合のいい関係に成り下がってズルズルと…というものだと考えていたが、私の場合は自らの性癖をさらけ出しお互いに気持ちよくなれるので今のところは完全にWIN-WINである。厳密に言えば挿れてないからセックスフレンドとは言えないのかもしれないが。
セフレとの関係に関わらずいつか人間関係には終わりが来るが、そのときまで私はたまに責められつつマサルの全身を責めたいと思う。
歳をとるごとに陰キャでも恋愛がしやすくなっていると感じる。それは時代のせいなのか、本当に歳をとったせいなのか。それとも20代前半が恋愛適齢期と言うだけで27とかになったらまたやりづらくなるのか。
アドラー心理学の本をたまたま読んだけれど、それでいう思春期後期になったら皆に隠れて恋愛していいからやりやすくなったのかな。集団中のポジションを気にしなくていい。本能の赴くままに行動できる。
共通の知り合いがいない恋愛というのは集団中のポジション等を気にしなくていいのですごく楽でやりやすいと思うのだけれど、つまり裏切りやすい関係と言える。簡単に不誠実な関係に持ち込める。誠実な関係を築きたいのならば共通の知り合いがいる関係の方がいいのか。
友達の結婚式で出会った、くらいの薄い関係性がよくない?職場恋愛とかだって絶対共通の知り合いだらけじゃん耐えられそうにない無理。だから友人の結婚式は定番の出会いの場なのだろうか。少しばかりの共通の知り合いがいた方がいいというか。
都会の爛れた関係を知ってしまったらその手軽さから抜け出せない。「都会の」と形容詞をつけているけど、都会でなくても昨今よくあることなのだろうか。私は特別だとつい思ってしまうけれど、多分私の悩みは昨今の都会の女が持つよくある悩みなんだろうな。
セックスフレンドはすぐに出来るのに誠実な彼氏の作り方が分からないよ。というか最近は両者の違いも分からないよ。私は最近よく会っているセックスフレンドのことは結構好きだけど、部屋に行ってヤるか飯屋でラーメン食べるかしかしないし、それはそれで居心地良いので好きなんだけど、これが多分彼氏にはならないのだろうし、向こうもそうは思っていないだろうし、好きとは言ってはいけない関係だし。
好きって言っていいセックスフレンドが欲しい。好きと言いたい欲が満たされない。
だから世の女は昼間のデートをしたがるんだな。でも私は昼間のデートは面倒くさいと思うド陰キャだしやはり私は彼氏なぞ作るのは向いていないのではないのではないか。
セックスレス軽視してる人って結構いるんだね。たかが性欲って思ってるのかもしれないけど、食欲・睡眠欲と同列に扱うことのできるレベルの欲求ですぞ。加えて食欲と睡眠欲が長期間満たされないと、死ぬ可能性だってある。でも性欲は満たされなくても死なない。死なないけどさ。いちばん個人差があるのも性欲だと思う。
風俗とかセックスフレンドもいいけど、やっぱり好きな人とセックスしたいよ。結婚したのならなおさら。パートナーと楽しくて嬉しくて幸せなセックスをしたいと思うよ。でもお互いセックスはもういいか〜って思ってるカップルは別にそれで良いよ。あーなんてまとまりのない文章なんだ。
片方がセックスしたいと思ってるのにセックスレスなのはつらいよ。他でやってきてって言われてもパートナーとしたいんだよ。
でもセックスに興味ない人や重きを置かない人に理解してもらうのって大変だよね。理解してもらってもセックスできるかどうかは別だよね。セックスできても出し入れするだけじゃ死にたくなるよねたぶん。
あーおしっこしたい
大学2年生になった春。
夜を歩き、自己開示を積み上げ、当然のように唇を重ね、
私とAさんはその時すでに熱く愛し合っていました。
「ああ、私はこの人とセックスがしたい」
そんなことを思った正直者の私は、Aさんにその願いを率直に伝えてしまいます。
私のありのままの傲慢を認めてくれた寛大なAさん。今思っても素敵な人です。
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すべてを曝け合い、求め合い、受け入れ合い、
まさに愛情を確かめ合うような、幸福なセックスをたくさんしました。
デートもたくさんしたし、そのどれもが幸福に満ちたものでした。)
1年半ほどの関係を通して、幸福とセックスとが私の中で結びついていきます。
3年生の秋、膨れ上がるすれ違いに関係が大きく歪み、Aさんとの仲が終わりました。
次のAさんはどこにいるだろう。
「私を愛し、すべてを受け入れてくれるAさん」は、誰の中にいるだろう。
Aさんの影を追うように。Aさんとの幸福な思い出に縋るように。
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その後、やっと巡り会えた、心の底から愛し合える人。Bさんです。
気付くのが遅すぎました。
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Aさんとの別れの後──
肉体的な欲求だけをぶつけ合う日々。
もはやどこにも無くなってしまっていたのです。
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網膜に棲み憑いた亡霊たち。
だめ、今はどうにかBさんとのセックスに集中しないと。
あ。
無理。
今日はごめんなさい。
大好きだから。本当にごめんなさい。
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早く生まれ変わりたい。
悔やみきれない。早く気付けよ。
あんなことするんじゃなかった。
私が、憎い。
セックスが、憎い。