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2023-09-28

青葉被告、がんばれ。

京アニ放火事件の青葉被告の、裁判での言動が日々メディアを騒がせている。

ヤフコメやXで見られる反応では青葉被告を徹底的に断罪したいようだが、私は公の法廷に現れた存在としての青葉被告応援しているし、彼が無罪になればいいとも思っている。

少なくとも、青葉被告が、予定調和的に死刑になることは絶対に望んでいない。

被害者(=京アニ)についてはよく知らないし、遺族ほかを非難するつもりもない。これはただ私の思い入れこみによる勝手な文だ。

「もしお前やお前の家族が殺されたらどう思う」みたいな質問はここでは意味をなさない。そんな質問しかできない時点で、大きな断絶があるのだ。

青葉被告死刑容認する人々でさえも一部が指摘しているように、世間には「青葉」的な者がいる。そしてそれは、どんどん増えている。

魔の82年生まれとか発達障害の増加とかそういうお茶の濁し方ではなく、明確に、「青葉」被告的な苦痛に満ちた者が増えているのだ。

世間は少なくともそれをずっと認知して来た。それも、机上のグラフの上の数値ではない。

クラスに一人はいる彼。職場に一人紛れ込む彼女。近所や親戚に一人いるあいつ。

その彼や彼女あいつを、世間はどう扱って来ただろうか。

青葉の体験一般化することはできないだろうが、あえて広く「彼等」の問題として考えたい。

彼等がコミュニケーションに行き詰った時、あなたはどう振舞っていたのか。

彼等がコンビニの列の最前列で何かにつっかえた時、あなたは舌打ちしなかったか

彼等が同じ教室職場で、教師上司に何度も叱責される中で、ただ「そう」であることで評価を下げていなかったか

私は、平均とか標準という考え方で言えば、「青葉」側の人間である

一言で私をどう言い表せばいいかからないが。

ただ、例えば、世間の人々が得られる「幸せ」をあきらめることには納得はいく。

しかし、世間の人々に与えられる「逃げ道」をなぜか私が使えないとなったとき、その惨めさは何百倍にも何千倍にもなる。

私は青葉被告のどうにもならない体験を見て、そんな説明をひねり出すことができた。だが過去のいろいろな事件の時点でひねり出すべきだった。

小学校中学校を通して、本人でもうまく説明が出来ない様な過ちをして、しょっちゅう教師クラスメイトの面前で厳しく叱責されている、今でいえば学習障害とか自閉症なのだろうか、そんな同級生がいた。

この男子同級生はとても「愚か」「間抜け」ということになっていて、実際何を考えているのか、私達にもわからなかった。いや、わからないようになっていった。教師の度重なる叱責や軽視によって。彼が精いっぱい受け答えを捻りだすたびに、教師はその言動を叩き潰した。

今考えれば、教師は彼を叱責すべきではなく、話をゆっくりと聞くべきだった。もっと言ってしまえば、もはや「赦す」べきだった。教師こそがこの同級生の代弁を私達にすべきだった。

大げさに言えば、人に生きる意味を考えさせ、死の世界から遠ざける、ということをこの教師社会はしていなかった。健全市民を育むとかそんなのはどうしようもない建前だ。

そしてそれが為されないとき、この同級生が、教師を刺し殺したり私たちごと教室に「理不尽に」「逆恨みで」放火したとしても、私はもはや文句は言えない。これは一言で言えば「窮鼠猫を嚙む」という格言であり、逃げ場の許されない中で当然生じうる人間のむしろ正常な反応だとおもう。

そうできないならば、世間が彼を徹底的にバカにした通りに、彼はナイフマッチの使い方もわからないまま見当違いの人を刺して燃やす。それは自然なことでしかない。世間が彼をそうさせた。

人を大切にしない社会は、そのどこをやりかえされてもしょうがないとおもう。

私は、あの同級生やそれと同じ人々が何千人と重なって一人となり、被告となって証言台に立っているのだとすら思う。

監禁された人間が「ストックホルム症候群」を起すことには同情されるのに、なぜ狭い世界で逃げ場を失った人間の行動には同情がされないのか。

そこで世間の人々は目を逸らし、「仕方ない、悲惨だけど、死刑」などという。

私は堂々と「青葉は無罪だ。無罪にすべきだ」という。それだけの問題提起をすべき理由がある。青葉を診療し死の淵から回復させた医者は「生きて裁かせる」という信念があったそうだが、直接関係ない私は「生きて無罪になれ」といいたい。

そして99%くらいの確率で青葉が死刑になったとしても、私はいい続ける。似た様な事件がまた起きればその被告擁護する。

世間は、事件を繰り返させる前に、「青葉」的なもの真摯に今度こそ見つめ、「赦し」、我々の社会の要素として自然に見なすべきだ。それが達成されるまで、世間が目を背けた回数の分だけ事件が起きても、無罪にすべきだ。

十九世紀末ヨーロッパでも、社会矛盾に対し、富裕層の集まる場所公務員への爆弾攻撃で答えたアナーキストたちがいた。彼らは少なくとも自分言葉と道具があった。

今は自分言葉も道具すらも持てない時代が来ている。少しでもそんな時代から遠ざかるために。

私の匿名日記世間には何の影響も与えないだろうが、たくさんある非難に対して一つでもこういう意見があったと、どこかで思い出してもらえればいいなとおもっています

2023-09-27

発達障害」は思ったことをそのまま言っちゃうってやつ

発達障害」は思ったことをそのまま言っちゃうってやつ、世間では何故か当たり前のように言われていて

https://anond.hatelabo.jp/20230927002433

この増田漏れくそ偏見に基づいて書かれている訳だけど。

私は寧ろその逆で、発達障害者の方が他人に気を遣って思っていても言わないようにしている場面は沢山あると思うんだよね。

特に他人容姿恋愛結婚など、私は触れるべきでないと思っているから基本言わないのに、定型発達の人達は常に軽く口にする。

定型発達者と発達障害者の違いって、思った事をそのまま言うかどうかではなくあくまで上手くルールに従えるかどうかの問題だと思う。

この増田に特徴的なのは定型発達者の側のそういう無神経で軽率言動があまりにも出てこないこと。

例えば現実だったら

「9歳のとき、一部のクラスメイト外国籍の子からかっていた。そういうのはやめようよと言ったら、私もからかわれるようになった。」

「16歳のとき女子の間で他の子の目が一重か二重かが話題になった。他人容姿に触れるのはよくないよと言ったら、次の日から無視されるようになった。」

「19歳のとき教授ゼミ女子学生に試験問題の完全解を教えていた。それはよくないですと言ったら、私の成績評価はDになった。」

23歳のとき、定時になったらタイムカードに記帳してから残業するように言われた。残業時間を記録しないんですかと言ったら、みんなの前で怒鳴られた。」

「25歳のとき、お年寄りが道で倒れていたので救急車を呼んだ。道には人通りが多かったけれど、お年寄りに声を掛けたのは私だけだった。」

「30歳のとき飲み会独身の先輩の恋愛事情話題になった。勝手プライベートを詮索するのは良くないですと言ったら、次から飲み会に呼んでもらえなくなった。」

みたいな事実もあると思うし、この理不尽な世の中ではそういう事例の方が多い筈なんだよ

なのにこの増田みたいに偏見の強い定型発達者は、空気を読めずに他人を傷つける役目を常に発達障害者に負わせている。

まさに偏見の強化。

2023-09-26

anond:20230926224515

ワイの同世代の灘出身開成出身者はクラスメイトあだ名「バカ」とか「豚」とか使ってるようなやべえ連中だったけど最近は変わったんかなあ

2023-09-20

でもお前らだって子供の時ヘキサゴンおバカタレントで盛り上がるクラスメイトに馴染めなくて嫌な気持ちしてたよね?

anond:20230920152200

君のクラスメイトモンペになりそうな人圧倒的多数に居ましたか

結婚である程度飛び抜けて変な人がふるいにかけられるから学校の頃より飛び抜けて変な人が少し少ないくらいの普通の人が大半よ。

2023-09-13

イケメン少年履歴書勝手ジャニーズ事務所に送ったクラスメイト女子親族

鬼畜すぎる

それで素直に面接に行くような素直な少年から

余計に被害に遭いやすかったんだろうなあ

2023-09-11

anond:20230911233449 anond:20230912005213

好きなアイドルクラスメイトもできなかったとかならわかるが

失恋したことがないってどゆこと?

恐ろしい夢を見た話

増田大学2年、女。

昨日の夜から今日の朝にかけて、恐ろしい夢を見た話がしたい。

どこにも吐き出せないからせめてここにだけ書き残させて。

夢の内容は

高校時代の友人と数年ぶりに会って現在自分生活高校生活を振り返りながら談笑する」という字面だけ見れば何ら恐ろしい要素は無い他愛のない夢だった。

その友人との関係性を加味しなければの話だが。

・・・

その友人はみらい(仮名)という名前だ。

元々面識はなかったが、高2の新学期コロナによる数ヶ月にわたる臨時休校狭間で行われたクラス替えで同じクラスになり自己紹介で私が「趣味読書で◯◯◯◯◯と◯◯◯◯が好きです」と言ったのがきっかけで仲良くなった。

自己紹介が終わって自由に席移動して気になる人と話していい時間になった時、私は元々友達が少ないためクラス内に友達がいないこと、そして他人に執着しない性格だったこともあり手持ちの本を読んでやり過ごそうとした。

すると、「ねえ、◯◯◯◯◯好きってホントわたしも好きなんだ〜」とみらいが話しかけてきた。

第一印象は「綺麗だな」だった。

二重まぶたに通った鼻筋、光を湛える黒目がちの瞳、細く白い腕、赤い唇。

どこをとっても絵に書いたような美少女だ。

◯◯◯◯◯は私達の世代が好んで読むような作家ではないので本物の読書家だということは問わずとも明らかだった。

その後時間の許す限り◯◯◯◯◯や他の好きなこと、部活などの話をした。

その日の下校の時にはどちらともなく先生の目を盗んで校内でスマホの電源をつけ、LINEを交換するほど意気投合していた。

その日から臨時休校で暇を持て余していたこともありほぼ毎日のようにLINEでいろいろな話をした。

初めて話したときからなんとなく感じていたが、みらいは私と思考パターンが似ていた。

そして学力もほぼ差が無かった。

得意な教科の話になったとき時、二人とも同じ教科を挙げた。

その教科は私が1年の間たった1度だけ1位を名も知らぬ誰かに明け渡してしまった教科だった。

まさかと思いながら「もしかして1位取ったことある?」と返信した。

すると、「もしかしてずっと1位だったの◯◯(増田の下の名前)だったの!?私、1回だけ1位取ったことあってその回以外はずっと2位だったの!」と返ってきた。

こんなことってあるのかと思った。

それと同時に彼女のは切磋琢磨しあえる良い関係になる予感がした。

臨時休校が明けて登校が始まると私達はさらに仲良くなった。

それとともに私の中には負の感情が巣食いはじめた

初めて遠隔ではない担任の授業を受け、二人で談笑しながら教室へ向かっていると、担任からしかけられた。

増田新川(みらいの苗字)(仮名)!お前ら1年の頃から同じクラスだったのか?」

担任にはそれぐらい仲がよく見えたのだろう。

「違いますよ〜!担任なら前のクラスぐらい把握しておくのが筋ってもんじゃないですか〜?」

とみらいが軽口を叩いているのを横目に見ながら私は内心嬉しくて堪らなかった。

こんな美少女と対等な友人関係を築けていることが他人の目から見ても明らかなこと、私はその事実歓喜した。

しかし、その数日後私は地獄を見た。

その日、授業が終わると担任ロッカーを整理しているみらいの所へ向かうのが見えた。

その数秒後、廊下から二人の笑い声が聴こえてきて、今度は私のもとに担任がやってきた。

その担任第一声が

「ごめん。新川増田だと勘違いして声かけちゃった。だってお前ら背丈といい雰囲気といいなんか似すぎなんだよ。」

だった。

信じられなかった。あの美少女を私だと見間違えるなんて。

だって私は重い一重まぶたで背も彼女ほど高くはない。

それなのに見間違えるなんて許せない、彼女の美に対する冒涜だとさえ感じた。

きっと委員会の連絡か何がだったとは思うが、担任のその後の言葉が頭に入ってこないほどの衝撃だった。

担任と会話したあとチャイムがなったので自分の席に戻るともう一度さっきのことについて思索を巡らした。

そこで私は気付いてしまった。

私がおかしいということに。

普通人間なら心の中で喜ぶべきことを私は赦されないことだと感じて、しかも怒りさえも感じた。

どう考えてもおかしい。

他人に執着しないはずの私が、彼女には彼女に対しては何故かこんなに心を掻き乱されている。

もう手遅れだった。

その頃にはもう彼女への、そして彼女の美に対する感情はもはや信仰の域に達していたことを、その時ようやくわからされた。

私とみらいはいつもそばに居た。

休み時間になると彼女の方から私の所へやってくるのが当たり前だった。

その美しさや性格から友達は多いが、その数多くの友達の中で私のことを選んでくれた。

それが私にとっては至上の喜びだった。

クラスメイトが

「みらいちゃんかわいい〜」と言うと

みらいは

「まぁね〜」と当たり前だとばかりに返答していた。

そんな彼女自己肯定感の高さがこの上なく好きで、でもそんな彼女が眩しかった。

だってはいつも彼女の影だったから。

彼女が他のクラスメイトの「かわいい」と言われる時、私はいつも息苦しかった。

私をかわいいと言ってくれる人はいいから。

当たり前だ。わかってる。私が彼女より醜い事は私自身が誰よりも知っている。

決して表には出さなかったが称賛を全てほしいままにしている彼女が横にいると気が滅入ることも多々あった。

それでも私は彼女と一緒にいた。

二人でいる時だけは、その美しい瞳に私以外は映らないから。

それから数カ月後、修学旅行が始まった。

もちろん全ての行動を共にした。

一日目は某県の某資料館へ2学年全員で向かった。

みらいも私も暗い場所は苦手なのでドキドキしながら入館した。

手が触れたのを契機に、どちらともなくお互いに指を絡めて相手の震えを感じながら暗い館内を歩いた。

私は手汗が出やすい体質なので1度手を解こうとしたが、

「怖いから話さないで」と小声で訴えられたので逆らえるわけもなく結局出口までそのまま向かった。

その次の日は班別活動で某県の某洋館へ向かった。

私がお土産を見繕っていると、みらいが

「ねえ、◯◯こういうの好きでしょ?」といきなり声をかけてきた。

彼女の指差す先には、色とりどりの硝子でできた美しいエジプト香水瓶(中は空)があった。

美しい曲線と精緻彫刻

まさに私の求めるもののものだった。

凄く綺麗……とつぶやく

「全部一点ものらしいよ!せっかくだからお揃いで買おうよ!」とみらいはもう買う気満々でその手の中には桜色の香水瓶が収まっていた。

私は彼女のそれとデザインの一部がよく似た空色香水瓶を選び二人でレジへ向かった。

その日の夜食ホテルレストランで食べた。

なかなか量が多く、少食気味なみらいは食べきることができるのかと心配になったのでそれとなく隣にいる彼女を見やるともう限界という顔をしていた。

すると彼女の方から

「これとこれ食べれる?」と言ってきたので有り難く拝借した。

それで終わると思いきや、デザートミニケーキの二種盛りがやってきた。

私はぺろりと平らげたが、彼女はどうしても最後の一つが食べられないようだった。

そして

「ごめん。これ食べれる?」と聞いてきた。

私はうんと言おうとしたが、

私の食器フォークはつい先程席を巡回しているホテルの方に回収されてしまったので食べる術がない。

手で食べるのははしたないしと逡巡していると

はい、あ〜ん」

と私の方に彼女フォークで刺したケーキ差し向けてきた。

同じテーブルの生徒の視線彼女の手と私の顔に集まり、恥ずかしさで頬に熱が走るのを感じた。

いつまでもこのままではいられないと思い、覚悟を決めて顔を近づけ、食べた。

修学旅行でそんなことが起こったため、その後の学校生活ではクラスメイトに彼女との仲をからかわれることも増えた。

「なんかみらいちゃん増田さんって二人だけの世界?っていうか独特な空気感あるよね〜」と言われたりなんかもした。

今まではそう感じたことは無かったがあの修学旅行を経ると確かにと思う自分も居た。

その関係に心地よさを感じる一方、今振り返ればどこか嫌悪感があった。

念のため言っておくと、私は普通の女だ。

小中学生の頃は普通男子と付き合っていたし、好きになるのはいつも男だった。

でも共学は嫌いだった。共学の女が嫌いだった。

あらぬ噂を立てて私と彼氏を引き離そうとする、そういう汚い女が大嫌いだった。

から高校女子校を選んだ。

中学時代仲の良かった先輩から

女子校は本当に生きやすい。男がいないとそういう争いとかもないし。」と聞いていたのもあり必死勉強して女子校入学した。

女子校は先輩の言う通り生きやす空間だった。

秘密の花園なんてのは空想だけれど、進学校だったこともあり皆自分が一番大切だから自然無駄な争いを避けるようになっていたから本当に生きやすかった。

彼女存在けが想定外だった。

今思い返すとというより当時から薄々感じていたが、みらいはボディータッチが多かった。

1日に少なくとも2回以上はハグしてくるし、堂々と人前で手は繋ぐし、とにかく距離感おかしい。

最初こそ戸惑っていた私も仲良くなるにつれて気にしなくなってきたものの、時折嫌悪感に近いものを感じることさえあった。

でも、やめてとは言えなかった。

だってそうされている時だけは自分特別だと感じられたから。

2年の3学期になって3年生0学期なんていう進学校あるあるワード教師の口から出始める中、彼女との関係が変わった(と増田勝手に思っている)出来事が起こった。

2学年最後模試だ。

その前の記述模試から国数英3教科に加えて理社科目が追加された。

その記述模試ではあの教科は二人仲良く同点だった。

最後模試マーク模試だった。

2年最後だしここで一つ頑張ってあの教科でみらいに勝ちたいと密かに思っていた。

毎晩負けまいと勉強して迎えた本番。

習っていない範囲もあったが自分勉強してカバーした分自身はあった。

3月、結果が出た。

私はその教科で全国一桁の順位を取った。

模試順位掲示されるので早速見ると、みらいは私のすぐ下の段にいた。

しか偏差値には20程の差があった。

私は勝ったと思う前に彼女の不調が気になった。

トイレに行っていたみらいがこちらに来て順位が張り出された紙を見ると

「やっぱり◯◯はすごいよ、」と一言言って自分の席に戻っていった。

その日は話しかけてもどこか上の空だった。

次の日、彼女は休んだ。

心配休み時間隠れてスマホを起動させ、LINEを開いてメッセージを送った

すると数分後

明日は行ける。心配かけてごめん。」と返ってきた。

こんな時まで謝ってくるのが彼女らしいなとその時は思った。

次の日予告通り彼女は帰ってきたが、いつものボディータッチは無いしなんだかひどく静かだった。

結局2年の終業式の日まで彼女はずっとそんな感じだった。

3年になるとクラスが離れた。

前はあんなに同じクラスがいいと思っていたのに、最近彼女の煮えきらない態度をあまり好ましく思っていなかったので実際の所は

嬉しさ7割悲しみ3割といったところだった。

しかしその思いはすぐ覆された。

一つがクラスメイトの私に対する反応だった。

2年の時みらいと私ともう一人のクラスメイトの3人でたまに会話することがあった。

3年に進級してそのクラスメイトとはまた同じクラスになったので声をかけると

素っ気無いそぶりですぐ別の友達の所へ向かっていった。

そこで私は気付いてしまった。

結局私は彼女が隣りにいなければ価値のない、何も特別なところなどない人間だと。

みらいとはクラスが2つ離れていたため頻繁には話すことは無かったが、たまに会話するとそれはそれは惨めな気持ちになった。

彼女友達が多い。

私にとっての彼女はたった一人の心を許せる友人だった。

けれど彼女にとっては大勢友達の中の一人でしか無いという事実に串刺しにされる気持ちだった。

から私は彼女抜きで特別になると決めた。

2月模試の結果が私の背を押してくれた。

私にはポテンシャルがあることを教えてくれた。

それだけに縋って、今までの人生でやったことのないぐらい死ぬ気で勉強した。

その成果は存外早く出て6月模試では早速学年1位に躍り出た。

この結果には教師陣も驚いたのか露骨におだててくるようになった。

それをあしらいながら只管勉強した。

7月、もう何ヶ月もLINEなんて送ってこなかったのにみらいから急に連絡が来た。

夏休み日中学校勉強するよね?

良かったらうちの部室くる?」という内容だった。

彼女美術部の期待の星で、大学も某美大を目指していた。

3年に入ってからは画塾にも通い始めたと聞いた。

彼女には夏休み特別に部室の一角占領する権利顧問からもらったらしい。

私はその誘いにあっさり乗った。

彼女と実質二人だけで過ごせる時間をみすみす手放す訳がなかった。

夏休み、みらいの部活の日はみらいの部室で、それ以外の学校開放日はひたすら教室図書館勉強をする日々が始まった。

部室ではみらいが自分の背丈ほどの大きさのキャンパスにひたすら油性絵の具を塗りたくっていた。

正直油性絵の具の匂いは苦手だったが、みらいと同じ空間にいる方が大切なので我慢した。

他愛のない話をしながら、彼女は絵を、私は過去問をそれぞれ仕上げていった。

そんな夏が終わると、また連絡を取る回数が減った。

それもそのはず、彼女は推薦と一般美大受験するため、画塾に通うだけでなく面接練習なども必要になったからだ。

私はただ勉強していった。

この頃には志望校偏差値を大幅に上回る成績を取れるようになってきた。

冬がやってきた。

去年のクリスマス彼女と一緒に過ごしたのに今年はひとりだ。

そんなことを思いながら夜食で出されたホールケーキの残りを頬張りながら勉強していると突然LINE電話がかかってきた。

みらいだ。

素早くスマホに手を伸ばし電話に出た。

「ねえ、受験終わったら卒業旅行行こうよ。

修学旅行でまわったとこ、また二人で全部回ろう」

みらいは電話越しにそう言った。

私が

「うん、絶対行こう。約束

と言うと

「うん。約束。」という言葉最後電話が切れた。

突然そんな提案をしてきたのには驚いたが、その約束は私を鼓舞した。

そして迎えた共通テスト

かつて無い手応えを感じた。

自己採点をするとこれまで取ったことのないほどの高得点だった。

私は私大1本だったか2月受験は終わった。

みらいは家の都合で国公立しか受けられないと言っていたか3月にならないと結果は出ない。

祈るような気持ち2月を過ごした。

3月の頭、卒業式があった。

式が終わってもみらいの元へ向かった

「◯◯、待ってた」

そう彼女は言った。

写真撮りたい」

そう言うと彼女は私にカメラを向けてきた。

自分顔面に自信が無い私はせっかくだから二人で映ろうよと言って彼女スマホを借りてツーショを撮った。

その後は卒アル落書きをし合って別れた。

案外あっさりした別れだった。

そのときはそれでいいと思っていた。

だって卒業旅行に行こうと彼女は言ったから。

その日、LINE彼女スマホで撮った写真が送られてきたのを最後彼女からLINEが送られてくることは無かった。

みらいは志望校合格したら連絡すると言っていた。

彼女志望校合格発表日が過ぎても連絡が来なかったので、私はある決意をした。

整形をする決意を。

幼い頃から親に「醜い顔で産んだから形代は出すよ。ただし、高校卒業したらね」と言われていた。

今こそその時だと思い、すぐカウンセリングの予約をし、施術プランと日程も決まった。

私の思い一重は施術とダウンタイムを経て左右差のない整った二重になった。

大学が始まってからもみらいから連絡が来ることは無かった。

私は私で上京したので新しい暮らしと新しい環境に慣れるので精一杯でみらいに連絡している時間もなかった。

二重になってから人生難易度体感20レペル下がった。

大学同級生とはすぐに仲良くなれた。

それこそみらいが高校時代同級生から言われていたように

かわいい」なんて言われるようにもなった。

高校時代までの私からしたら信じられないほど環境が変わった。

やっぱり美は正義だなと感じた。

前期は友達遊んだテストレポートと格闘している間に過ぎ去っていった

夏休みも終わりに差し掛かった頃、ふとみらいのことを思い出した。

そして私からLINEを送った。

時間後、数日後、数週間後。

待てども待てども返信が来ない。

それどころか未読無視をされている。

プロフィール画像などは変更されているかLINEを見ていない訳では無いだろうに。

つの間にか私は彼女LINE確認しなくなっていった。

しかし私は今でもふとした瞬間にかつての彼女を思い出してしまう。

例えば鏡で自分の顔を見るとき

いつだっただろうか。

私とみらいはあの時担任が言ったように本当に瓜二つだと初めて気付いたのは。

卒業式の後、送られてきた彼女と一緒に写った写真をまじまじと見てみると

私と彼女は鼻の高さ、形、口の大きさ、頭蓋の形が本当によく似ていた。

そう、違っていたのは目だけだった。

私が二重に整形したことで、私の目はぱっちりと開くようになり、彼女の瞳の形そのものになっていた。

今の私と彼女双子のようにそっくりなのだろう。

今の彼女はどんな顔をしているのだろう。きっと美しさが増しているだろう。

そんなことを、私は鏡で自分の顔を見ると考えてしまう。

・・・

今日見た夢は

みらいと数年越しに会って食事なんかしながら

近況や今までのこと、あの時はお互いをどう思っていたかについて話し合う夢だった。

美しいのは相変わらずだなぁなんて彼女を見つめていると、

「◯◯、整形したの?良いじゃん似合ってるよ」なんて言ってきた。

本当に彼女らしいなんて思っているとアラームの音で現実に引き戻された。

起きて夢かぁと思いながら十数ヶ月ぶりに彼女LINEを開いたがやはり既読はついていない。

午後、用事を済ませて家に帰って来ると既読がつくはずないのになんとなくまたみらいのLINEを開きたくなった。

その衝動のまま、トーク画面を開き、自分の送ったメッセージを目で追う

「みらい!最近どう?元気?」

見慣れたそのメッセージの上に目を向けると、そこにはそのメッセージを送った日付が表示されていた。

それを見て息を呑んだ。

そこに表示されていたのは

「1年前の今日の日付」だった。

こんなに都合のいいタイミングで夢に出てくるほど彼女の幻影をいつまでもいかけている自分が心底恐ろしい。

という話。

2023-09-10

奇形界隈に告ぐ 顔整い気にする暇あるなら勉強バイトしとけ

醜形恐怖症にとらわれている奇形界隈の若い子達に伝えたいことがある

増田簡単プロフィール

・女 02line 大学在学中

高校時代一時奇形界隈に居た

・埋没済み

結論ズバリ

タイトルの通り「奇形界隈に告ぐ 顔整い気にする暇あるなら勉強バイトしとけ」だ

これは実体から言える確かな事実

中高生奇形界隈の子は少しでも後悔の無いように過ごして欲しいから読んで欲しい

ガチ顔整いの母親と一重デブチビハゲ親父からまれ増田は幼い頃から奇形だった

奇形自覚幼稚園の頃からあった

お遊戯会で眠り姫をやることになったあの日、眠り姫が大好きだった増田は真っ先に眠り姫に立候補した

あの時の先生言葉は今でも覚えている

増田ちゃんちょっと違うカナー。他の役やってねー。」

その後、キッズモデルをやっていた生まれながらの顔整いマリちゃん仮名)が選ばれたのを目の当たりにし、この世は顔が全てだと悟った

小中は顔が原因でいじめられて完全に自分顔面が嫌いになった

厚い唇 分厚いまぶた 激強蒙古

コンプレックスでいっぱいだった

高校生になってTwitterをはじめて、自分コンプレックスを調べるうちに奇形界隈と出会った

居心地が良かった

なにより自分と同じ感情を抱えながら生きている人がいて安心した

でも本当にこれでいいのか ここに居て良いのかという疑問が湧いた

だっていくら顔整いを気にしたところで変わらないから 自分の顔は

そこから自分の顔をいか人間に近づけるかに専念するようになった

アイプチが一瞬で白いカスと化すほどの激重一重の増田は埋没で二重になることにした

流石に高校在学中に整形するのは

いくら

常に単独行動 

授業中指名された時以外は口を開かない 

休みは一人校舎裏ごはん 

文化祭シフト時間以外トイレ籠りのガチぼっちだった増田でも無理なことは知っていたから、

受験終わったらやらせてくれと親に頼み込んだ

元々親は増田が幼い頃から

自分の子と思いたくないやら川から拾ってきたやら言ってきた分、

罪悪感があったのだろうか 

私が志望していた某国公立大に受かれば費用負担すると言ってくれた

それからTwitterを開くことも忘れて日夜勉強に励んだ

頑張れば整形できると思うとそれ以外のことはどうでも良くなり、

間食を食べたり娯楽に時間を費やさなくなった結果、体重は落ち成績はぐんぐん上がり、学年首席になった

3年になって担任が変わった

その時の担任オブラートには包んでいたもの

友達いないのはどうかと思うけど勉強だけして実績をウチの高校に残してくれればいいよ」

という旨の声掛けを初面談の時にしてきたのでより一層勉強だけに意識を傾けることができた

模試のたびに偏差値も全国順位もぐんぐん上がり「これはイケル」と思えるようになってきた

埋没ができるかもしれないという状況に

ハイのようになっていたのだろうと今では思う

クラスメイトからは裏で

増田さんって狂ったように勉強してて怖いよね。」と言われていたのを覚えている

それすら褒め言葉のように感じるほど当時の増田は異常だった

自分の顔をどうにか人間に近づけたいという欲

たったそれだけのために社会性も何もかもかなぐり捨ててとにかく勉強していた

そして無事に共テと二次突破し念願の志望校合格と埋没の費用を掴んだ

合格したその日にカウセの予約をした

カウセ当日は二重のライン決めと料金プランを立てた

極厚まぶたは脱脂と3点止めでようやく人並みの二重になることが分かった

金プランは取れることも想定して念のためかけ直しアリのプランを選んだ

数日後施術をした

笑気麻酔を吸うと視界がサイケデリックレインボーに包まれ全身が高揚感で満たされた

正気が戻ってきて

薬吸うとこんな感じなのかなとか思っていたら

急に現実が襲ってきた

まぶたを縫う感触気持ち悪い

痛くて呻いていると

もっと吸って!」と声をかけられた

どうやら息を吸うのを止めていたようだ

その後鼻から必死に笑気麻酔を吸い続けていると施術が終わった

手に持たされた鏡で自分顔面を映すと人間が映っていた

やっと人間になれたという喜びで涙を流れた

ダウンタイムは軽めで済んだけど想像以上にダウンって感じで少々病んだ

大学入学式の頃にはまるで生まれつき二重だったかのようにナチュラルに良い感じの幅になってくれた

顔がようやく人間になれたという事実想像以上に増田の心のささえになった

入学式隣の席の顔整いに意を決して話しかけると普通にニコニコしてくれた

それだけで今までの人生が救われた気さえした

だって今までは話しかけるだけで嫌な顔をされ続けてきたか

しか意気投合して友達になれた

やっぱ人生顔だなと再認識するとともに、やっと人間になれたから今度こそまともな社会性を持って暮らそうと決意した

すると中学時代部活に入って即退部したのが信じられないぐらいサークルは楽しくて、一緒にご飯を食べたり遊びに行くような友達もできて、人生大逆転した

今は毎日楽しく生きてる

長文すまん

結論

結局どれだけ綺麗事を言っても顔の良さと社会の優しさは切っても切り離せない

増田場合は整形してありえないぐらい生きるのが楽しくなった

からこそ、若いうちに容姿によるハンデをカバーするための学力や特技は伸ばすべきだし、

整形願望があるなら親を説得したり

説得できなければ資金を稼ぐ努力はすべきだと思う

顔整い気にしてる時間マジで無駄

その時間勉強バイトに充てて、将来の自分幸せに歩いていくための道の舗装をしよう

終わり

友達がいない・上手くいかないは、このどちらかだと思うから胸に刻んでおいてね

たまたま友人運に恵まれない人

犯罪者でもあたおかでも友達はい

気の合う友人を見つけられる人は当人性格どうこうではなく、ぜったい的に運なので気にしなくて良い

次へ行こう

 

 

かなりコミュニケーションの取り方が一方的で発達か自己愛障害の傾向がある人、単なる知人や主従関係を"友人"と呼ぶ距離感記憶改竄ヤバい

気の合う友人を見つけられる人は当人性格どうこうではなく、ぜったい的に運が大前提にあれど、

話を聞いてると、多くの場合ガチ発達のワイがドン引きするレベルコミュニケーションの取り方が一方的

 

たとえば、

 

 

気の合う友人を見つけられる人は当人性格どうこうではなく、ぜったい的に運なので気にしなくて良いけど、

少しでもガチャ要素減らしたかったら上記対策はしとくといいと思う

 

anond:20230909020032 anond:20230910121323 anond:20230911151401

2023-09-09

タイムカプセルを掘り起こしたことあるか?

中学校敷地内に20年前に埋めたタイムカプセルを少し前に掘り起こした。

俺も含めて、その場にいた人は、だいたいこの場所に埋めたというのは覚えてるけど、ピンポイントで覚えてるわけじゃない。タイムカプセル自体結構深く掘って埋めたわけだから……まあ掘り起こすのがメチャクチャ大変だったのよ。当時、たぶん70~80センチは掘ったはずだから、それと同じだけ掘る必要があるわけだし、ピンポイントの地点がわかっていない以上、たまたま掘ったからといって、埋めたタイムカプセルが見つかるわけがない。

から何人かで手分けして掘り進めていったけど、それでもすぐには見つからない。本当にここに埋めたのか?とか、中学校側が何かの工事ときに、発見して別の場所に移したんじゃないのか?とか、だんだんと諦めムードが漂うレベルで本当に見つからない。

2時間くらい掘り、もう諦めた方が良いんじゃないのいう意見もチラホラ出てきたタイミングで、ようやく発見。本当に良かった。

タイムカプセル梅酒の瓶に入れて、ゴミ袋で何重にも梱包されてたけど、とくに中まで水も侵入していなくて、問題のない状態だった。

タイムカプセルを埋めたという話は聞くけど、掘り返したという話はあまり聞かない。

タイムカプセルを埋めた人は、ちゃん発見できているのか?

ちなみに20年前だからと言っても、埋めたものって案外覚えていたりする。

俺は当時、飽きた遊戯王カードを入れて、20年後に値上がっていないか?て企んでいたけど、調べたら埋めた遊戯王カード全然値上がっていない(サクリファイスとかサイコショッカーとか、第二期のもの)。でも、未来自分に当てた手紙の内容はさすがに覚えてなくて、当時の俺はこんなこと書いてたんだな……てしみじみしたよ。

なお、タイムカプセルを掘り起こすという話になったとき、集まったクラスメイトは俺を含めて7人だけ。まあそんなもんか。

2023-09-08

anond:20230908112908

いじめ傍観者同罪、マジでそれ。

20年経ったけど憎しみは、まったく風化してない。

小学校で僕がいじめられてたのを見て見ぬ振りしてた傍観者クラスメイトども。

許してないし許さないし許そうという気にならない。

小学校の話だろ、って言われたこともある。

昔の話だ、とか、直接の加害者じゃない、とか。

何も終わってないんだよね。

当事者しかからないのだろう、この気持ちは。

トラウマで思い出を上書きされた苦しみは。

「見て見ぬ振り」という加担の責任を追及する世の流れに、強く賛同する。

2023-09-05

クラス制度友達

 現代学校教育では、クラス制度が設けられている。小学校から高校(大学も一部の講義ではクラス制度存在する)まではクラス制度が当然のように存在するので、毎日固定されたメンバーと共に集団生活を送らねばならない。

 こうしたクラス制度存在がなければ、友達を作ることが難しい人は一定存在するのではないかというのが今回の記事テーマである

 どうしてこのような考えを持っているのかというと、高校までは受動的な姿勢のままでいても友達を作ることは容易にできるからだ。高校までは周りに人がいるという環境が既に与えられている。その環境は何かといえば、クラス制度である。これは本人の意思によらず、自分がどこか一つの共同体に属することが強制的義務付けられるので、周囲の人間関係を構築しやすいところが多分にある。その理由としては、主に三つの要因があるのではないかと考えている。

 一つは、クラス構成された共同体の一つであることにある。クラスには名簿なるものや連絡簿、名札などが存在するので、自分の顔と名前がほかのクラスメイトに知れ渡っている状況が簡単に作り出されている。そのため、少し交流しただけで、交友関係が容易に発展しやすいという特徴がある。特に何をせずとも自分個人的情報が、いくらクラスメンバーに知れ渡っているという状況は、交友関係のとっかかりを作りやすい。

 二つは、周りに人がいるのが当たり前の環境下で生活することを強いられる点にある。自分の周りには当たり前のように人がいるので、自然に声を掛けられてそのまま流れで友達になったというケースはよくあることだ。実際にそうした経験を持つ人はとても多いのではないだろうか。クラス存在しないとなれば、自分から進んで声を掛けないと簡単友達を作ることはできないが、クラス存在するのであれば、自然コミュニケーションが発生し、気付いたら友達になっていたという状況になっていることはままある。

 三つは、本人の意思によらず問答無用クラスメイトと一緒にいる時間がとても長いことにある。高校の授業は1限から6限、あるいは1限から7限まで授業があることがほとんどである。そうすると、一日の大半をクラスメートと共に過ごすことになる。高校まではクラスメートと共に同じ机を並べて授業を受けることを強要されるので、同じ体験を共有することができる。この同じ体験を共有しているという状況が関係性の発展に貢献しているところが結構ある。何せよクラスメンバー全員が、同じ体験を積んでいるので、授業でわからなかったところなどをクラスメイトに相談して問題解決することもできる。これは会話をするきっかけとしては十分なものである。 こうしたように高校までの環境特に自分から行動を起こさなくても、自然友達ができやすい傾向にある。

 

 一方、大学以降の友達作りは、交友関係形成しにくい面があるように思う。それは大学にはクラスがないことがほとんどなので、自分から積極的に声でもかけない限り、他人と会話をするきっかけそのものがない。きっかけがないと、自分の顔と名前を知ってもらって、関係を構築するという次のステップに達することはできない。また、 同じ学部メンバー全員が、一様に同じ講義を受講するわけではない。大学では、それぞれ自分の興味関心のある分野を自主的選択して講義を受ける。つまり、人によって受ける科目にばらつきがあるのだ。そのため、いつも周りの人間と同じ講義の科目を受けることになるわけではない。被っている科目が少なければ、それだけ同じ学部人間接触する機会も減る。会う機会が少ないと、会話を重ねて人間関係形成していくというのは難しいところがある。つまり高校までと比べて共同体に属しているという感覚希薄であるように思われる。高校までと違ってクラスもないし、名簿も名札もない。だから自分存在を知ってもらうことが高校と比べて難しい。もちろんゼミ語学講義などのように同じメンバーで定期的に講義を受ける科目も存在するには存在するのだが、その頻度は週に1、2回とさほど多くはない。なので高校までの授業と比べて。同じクラスメンバーと共に何かをするという経験を積むことが難しい。そうした環境人間関係形成しにくくさせる要因の一つになっている面もある。

 高校までは周りの人間が声を掛けてくれることで何とか友達(友達らしき存在)を作ることができたが、それがなければ、その間ずっと友達を作れずに学校卒業したケースも多かったのではないかと思われる。そうした人たちは一定数いるのではないか。むしろそうした人たちの存在の方が多いのではないかというような気さえする。クラス制度存在友達作りに貢献しているところを踏まえると、クラス制度存在に救われている人も結構いるのでは。クラス制度って案外必要制度なのではないかと思ったりもする。

anond:20230904223603

刀や銃で人を殺したいという欲求漫画小説で満たしているという人がいたらあなたはどう思いますか?近所に住む人として、会社の同僚として、クラスメイトとして、配偶者として、親として、子として、受け入れますか?

2023-09-02

学生のころにクラスメイト友達じゃないと言ってからもう40年くらいたつけどあれから君ら友達はできたの?

2023-08-31

尖ってんのか削ってんのか

今日高校を休んだ。

別に体調が悪いわけでも、友達がいないわけでもない。学校生活はそこそこに楽しい最近カップルが異様に増えてきて、所詮高校までの薄っぺらい付き合いの何が楽しいのか?という日と寂しい寂しい寂しいセックスセックスセックスという日が交互に訪れている。したことないのに。クラスメイトの顔の全てのパーツが小さい女が、ヤングスキニーボーカルに似ている という理由だけで男に告白していた。本当に意味がわからなかった。そんなのアリかよと思った。そして上手くいってるみたいだった。恋愛ってそういうものですか?そうなら早めに教えて欲しい。今後のために。

自分高校生の中では尖ってるという自負を持って生きてきた。マイナー音楽したり顔で聴いてるし鬼滅の刃はまだ見てない。でもそんな尖りより、卒業まででも1人の人間と恋仲になるほうがよっぽど大切なことなんだろうな。みなさんが人間的に成長している間、自分は薄ぐらい部屋で意味わからんテクノ深夜ラジオを聴いてる。どうなっちゃうんだよ将来。全部思春期特有自意識で片付けられることではあるけど、これから1020年たっても自分はこのままな気がする。未来のくたびれた自分がきたねー部屋でまだ尖ってる気になってる。ほんとは削ってるのに。

人を趣味のよさというか、好きなもの判断するのを辞めたい。でもヤングスキニー聴いてるやつとは仲良くできないと思う。コムドット見てるやつとも仲良くできない。コムドット見てるやつも自分とは仲良くしたくないと思う。お互いのためにならない。でもこう、何とか折り合いつけて、自分理想通りの人間なんていないんだから、やってくしかない。

明日ちゃん学校に行こうと思う。

2023-08-24

まあ、そう言われると国の首相とかが

「友人の裸を想像してオナニーしてますよ」

子どもにもクラスメイトの裸で抜いていい、と教えています

なんて告白したら、嫌だな。確かに

2023-08-22

anond:20230822081612

ダメに決まってるでしょ。

性教育の授業を終えた学校教師

自慰意味は分かったけど 何で するんですか」

って聞かれたらって話もあった。クラスメイト女子との妄想センズリこいても良い、と教えるべきか。

無辜少女を慰みモノにしないで。

卒アルの俺で抜いても別にいいのに

男の俺の写真マスターベーション妄想に使うオカズにしてくれても別に気にしないが。

そういえば中学クラスメイト女子も、気にしてたわ。

陸上部で胸元がはだけ気味で写っていてセクシーだ… と凹んでいた。

変なの。俺は当時そう思ったよ。

男にアルバム写真オナニーされる恐れ。女性はそういうのを気にする生き物らしい。

近頃は陸上部の薄着写真撮影罪として犯罪化されたよな。

俺は正直、マスターベーションに利用されるのの、何がそんなに嫌なんだ?? って思う。

別に他人の頭ン中で、どう思われてようが、どうでもよくねーか。

男女でどうしてこんなにも違うんだろうか。

想像力が追いつかないか全然まったく同情できなくて申し訳なさが募る。

オナペットにされる女の辛さ』 の男バージョンって何なんだ?

性的消費を許可してる女性…?

男子中学生性搾取許可してる女性って、例えば…?

AVを観れない未成年オナニーオカズにしていい対象とは——…

昨日の議論で一番腹落ちしなかったのは。

クラスメイト写真とかをオナペットにするのがモラル的に(事実上)男女不平等からダメなら、

あらかじめ性的消費を許可してる女性を使えばいいじゃん。という説。

いや、性的消費を明確に許可してる女性って、具体的には誰なんだ。

R-18未成年は見れないという意味だが、オナニーに利用していいなんて言ってない。

それにそもそも男子中学生とかはR-18を観れない、せいぜいが雑誌グラビアアイドルだ。

だけどグラビアって印刷方法一種に過ぎない、利用方法とは無関係だ。

性教育の授業を終えた学校教師

自慰意味は分かったけど 何で するんですか」

って聞かれたらって話もあった。クラスメイト女子との妄想センズリこいても良い、と教えるべきか。

もしも、学びを共にする仲間をそんな風に道具にするべきじゃない、というのなら。

代わりにどうすべきかの答えを用意せず建て前の綺麗事だけ解いていくのは、責任放棄じゃないか

次に腑に落ちなかったのは。女性性的自由女性本人だけが左右できるという、例の。

あ゛ー、例の、フェミニズム理論である。ならばエロ絵の性的消費は誰が許可するんだ?

これに対してコメント萌え絵を描く女性絵師許可してるじゃないか、って答える。

女性絵師権利尊重するなら公共空間だろうと彼女の描いたエロ絵を置く権利を認めるはずだ、と。

しかしコレ、俺には、妙なロジックに思えるんだよ。

AVセクシー女優の性を切り売りしてるが、萌え絵女性絵師自身の性を切り売りしてるのか。

みんなは、絵師女性であるからこそエロ絵に興奮する——…のか?

萌えオタク絵師女性性に鼻の下を伸ばしている、そう考えていいのか。

だとするとAV監督出演者の性を切り売りしてるって側面が出てきて、元々の理論矛盾する。

anond:20230822025920

性的消費しなきゃ頭おかしくなるの何なんだろ。

やめたら犯すか死ぬかの2択になる価値観の歪みが批判されてるんだと思うよ。

少子化するぞって国とかを盾にする人質論法してるから女性相手にされないんだよ。

パートナーを得る努力が足りないんじゃなく、マイナス努力なっちゃってる。

女性を対等な人間として見ずに、ハンティングの獲物としてしか見れてないんじゃないかな。

まあ努力は運もあるし仕方ない側面はあるけどさ。

でも男の人って、性欲をガマンするのとかは無理な感じなんだ?

ならせめて自分意思で女を性搾取してるって認識しなよ、行動に責任を持ちなよ。

パイプカットまで迫ってる訳じゃなくて、こっちは単に性的消費してほしくないだけ。

せめて、建前でいいから、してないって子供たちの前で言ってほしい、それだけなのに。

例えば一緒に学ぶ対等な仲間のはずのクラスメイトを劣情の道具にするなんて、ありえないと認めてほしい、きちんとした手本になる大人男性に。

未来は待ってくれない、すぐに女子児童スナップ写真からその場でヌードを作れる時代になる。

法律性的消費を止められないなら、性欲のモラルアップデートするしかない。

いつまでも好きな女子に当てつけしてた男子中学生でいないで、いい加減成長してよ。

まあ、そう言われると国の首相とかが

「友人の裸を想像してオナニーしてますよ」

子どもにもクラスメイトの裸で抜いていい、と教えています

なんて告白したら、嫌だな。確かに

2023-08-21

anond:20230821192240

炎上するだろ

懲戒免職教育委員会謝罪するわそんなん

生徒に「何でオナニーすれば?」って聞かれたら

学校先生は何て答えるんだろう。

クラスメイト女子の裸を想像してオナニーしてもいいぞ」って答えるのか

anond:20230821190327

生徒に「何でオナニーすれば?」って聞かれたら

学校先生は何て答えるんだろう。

…前から疑問に思ってたんだが。

クラスメイト女子の裸を想像してオナニーしてもいいぞ」って答えるのか、まさか

かと言って、「ダメだぞ」って答えるのは、それはそれで内心の自由制限してるよな。

内心の自由って批判されない権利じゃないけどさ、立場のある教師未成年の生徒に指示するなら、それはもう批判範囲を超えてるから表現の自由保護されないだろ。

anond:20230820224307

クラスメイトが嫌いで、友人に誘われても拒否してた人が、修学旅行グループ行動してくれる人がいない、とか、結婚式に誰も来てくれない、って段になって泣きわめくのと似ているな

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