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はてなキーワード: 暴露本とは

2018-12-29

金スマ滝沢秀明引退話、明らかにジャニーおもちゃになってた告白がふわっとされていてすごい

そのあと気になって調べたら、ジャニーズ引退した人の暴露本

ほぼすべてにジャニーに夜の営み強要されてたって書いてあるんだな

ガチなのに立件されないのすごい

2018-10-08

桃太郎晩年にありそうなこと

2018-06-18

暴露本出してやるから

一流と言われている人も、二流の人も、三流の人も

十把一絡げ。

2018-06-08

anond:20180608125705

プロレス全盛期を知らんから分からんのだけど、本気でやってるって信じてた人いるのかな?

例の暴露本が出る前から普通にショーとして楽しまれてた気がするけど。

まあ、良い芝居が出来ても実際に喧嘩が強くないと良い役はもらえないのかもしれないが。

2018-04-02

どうも漫画出版社の暴露本ぽい

https://www.amazon.co.jp/dp/B07C9X5W1J

コレ内容からしたら多分小学館マンガワンの事バラしだしている。

あと多分、秋田書店だろうな。

浦安鉄筋家族ってアシスタントに2000円しか払わなかったの?犯罪じゃねぇ?

2018-01-31

今回のグラミーで更に洋楽離れが加速しそう

暴露本朗読は本当に残念だった。

しかもスヌープが参加してるなんて。アメリカラッパー限界が見えちゃった。

2017-11-10

ケビンスペイシー

発端になったプロデューサーよりなんか社会的制裁が厳しいように思うな。被害者が当時14歳から罪は重いのかもしれない、でも同性愛への偏見下駄になってんじゃないかなぁ。あと、そのまんま東極楽とんぼデブいほうも見えなくなるといいのに。フォーリーブスメンバー暴露本でみんな知ってるのにジャニーズも #metoo しないかな。

2017-06-13

暴露本

これまでのイジメやサベツのエントリでのコメントを見る限り

たとえ事実が歪んでいようとも自称被害者がそうだと感じたのならソレを正として扱うのが正しい、しぐさではないでしょうか?

2017-02-21

ところで清水富美加さんって誰

こういう騒動があれば、必ずファンや周りの人からかなり濃い語りがあったりするものなのだけれど、そういう記事ホッテントリで見かけないのが珍しいなあと。

海老中の松野莉奈さんの時や、スマップの時、ベッキーの時もその辺りがあったのでテレビ全くみてなくてもある程度話題になれたんだが、この人に関しては

あえていうが、幸福の科学とレプロの話としか認識できず、肝心の清水さんは宗教にハマって、ゲス暴露本書いちゃう程度の心も頭も弱い子程度の認識しかない。

ファンの人はそれでいいのか?

増田でもいいから私はこの人のファンや身近な人から、この人はどういう魅力を持ってた人なのかの話を聞きたいぞ。わざわざ調べないけど。愛があるならホッテントリくらいとってみてくれ

2017-02-18

宗教引退した芸能人暴露本

どんな内容か紹介した記事があがるだろうと思ってたけど、昨日は目にしなくて、今見たら2つしかなかったわ。

ガチにすごい内容だったら、はてブがそれのエントリだらけになってると思うから、たいしたことは書いてないんだろうな。

2016-04-13

http://anond.hatelabo.jp/20160413023627

城繁幸が書いた富士通暴露本読んで、マジで会社だと思ったけど

今も変わってないようですね。

2016-01-10

10年勤めた会計事務所の思い出深いエピソード打線くんだ

退職したので打線組んでみた。お客さんの職種としては建設土木が多かった。

自分としてはそこそこ経験しがたいエピソードだと思うんだけど、みんなもっと色々経験してるものなんでしょうか?

教えて下さーい!

1(ニ)新入社員として初めてお客さんの会社で行った業務?は◯◯円以内の範囲金額の異なる10見積書の作成

2(遊)1のお客さんが役所職員と一緒に逮捕

3(中)事務所国税局が令状を持って来所。サボってたのでサイトを閉じようとこっそりパソコン触ろうとして厳しく追及される。

4(一)3の査察の原因はお客さんが脱税した金を暴力団に流していたこと。(所内では暗黙の了解だった。)

5(補)お客さんが夜逃げ。知らずに会社を訪ねて出くわした闇金業者関係者と思われ車に詰め込まれる。

6(右)お客さんがある所に日本刀を送りつけて逮捕。ちな殺人前科あり。

7(左)そのお客さんが何を思ったか同業者実名を出した暴露本出版。その地域書店では店頭平積みされるベストセラーに。

8(三)夏にお客さんを訪ねると社長と強面の4人が熱心に高校野球に見入っており、好きなのか尋ねると野球賭博と返答。

9(投)お客さんに飲みに誘われてフルスモークベンツで迎えに来られ、その日以降アパート住民に一目置かれる。

マル暴絡みばっかじゃねーか、と思われたでしょうが地域柄しゃーない。

書いといてなんだけど会計事務所偏見を持たないでね。

追記:誤りを直しました。センター2人いた…

2015-07-27

さら藤田伸二著『騎手の一分』を読んだ。

最近藤田伸二名前をさっぱり聞かないなと思って、暴露本を出していたことを思い出して購入。

この本は福永岩田はへたくそディープは良い繁殖をもらってるだけ、エージェント制度が悪い。全部JRAが悪い・・・要するに「昔は良かった。今は駄目だ」以上でも以下でも無い。競馬ファンに多そうな懐古趣味者には受けるだろうが、建設的な提言は何もない。今の競馬界がとにかく気にくわないけど、惰性化・依存症化してて馬券を買うのを辞められないという人にはお勧めだがそれ以外の人は読んではいけない。

馬主大手生産者発言力が多い現状には弊害点もあるだろうし、昔気質ホースマンにはそれが我慢ならないだろうが、しかし今さら騎手を徒弟制度の下で育成するようには戻れまい。そもそも藤田だって自分で営業をするような昔気質騎手ではなく、かつてはエージェントを付けていたような騎手である。そのエージェントが亡くなって以来馬の質が落ちたと言われるが、手を差し伸べるエージェントや厩舎は居なかったのだろうか?あるいは藤田は営業をしなかったのだろうか?それほど藤田競馬から孤立してるのだろうか?

サンデーサイレンスは良くない繁殖からでも走ったけど、ディープインパクトは良い繁殖しか与えてないから走るのは当たり前」というのは藤田自体血統に詳しくないとはいえ明らかな事実誤認であろう。例えばトウショウボーイくじ引きさえ当たれば零細牧場繁殖に気楽に種付け出来る種牡馬だったのは有名だけど、サイレンススズカ稲原牧場がワキアにサンデーを種付けしようとしたときだってデビュー前の一番安価な次期なのに「他の種牡馬の株を処分すればなんとかつけれなくはない」という感じだったと聞いている。

競馬ブームの余韻で中小牧場だって今よりは潤ってたかもしれないが、サンデーサイレンスが駄目な繁殖に気軽に種付けできるような種牡馬ではないはずである日高産のサンデーサイレンス産駒の一番の出世頭であろうスペシャルウィークだって母系シラオキ系で母父はマルゼンスキーボトムラインを辿るととその時代時代日本で種付けの出来る最高級の種牡馬ゴロゴロ出てくるようなスジの通った血統である

さて、この本が書かれた当時は武は落馬事故後遺症と社台グループとの確執が噂された絶不調期だったためか、全体的に藤田は武に擦り寄るような記述が多く見られる。しかし、2年建ち武は、リーディング五指に入る程度まで回復し、サンデーレーシングの有力馬にコンスタント騎乗する機会も増えつつある。しかし、藤田はこの本の出版から二年が経つが相変らずの状況だ。気力・体力が限界というなら「さら競馬界」とまで啖呵を切ったのだから、鞭を置くべきではないのか?それとも、「2000勝したら画家肖像画を描いてもらうのが恥ずかしい」と言いつつ、2000勝に拘っているのだろうか?

男を自称する人間ほどその本性は女々しい物があるが、要するに藤田も本性は女々しい男なのだ競馬界を批判しつつ競馬界にしがみついているのだ。

仮に騎手を続けたいなら、現在藤田のような札幌内地競馬場(の調整ルーム)との二重生活ではなく、栗東に腰を落ち着け、厩舎回りや追い切りを積極的にすべきだし、札幌住まいに拘るならホッカイドウ競馬移籍すればいい。今の藤田は重大な決断をすることも出来ず中途半端に生き霊のように、惰性で生きているようにしか思えない。

2014-07-09

ブラック企業を辞めた

ブラック企業を辞めた。

いや、正確には企業ではない。

夜の街の、かなりお高い女性向けの飲食店ってところだ。

最初プレイヤーで入り、そこからエイターを経て人材業務とか運営なんかもした。

かれこれ2年半ほどだろうか。

この業界で1年続くのも珍しいのだから、それを考えれば大分古株って感じだ。

業界では、従業員が「飛ぶ」のも日常茶飯である

「飛ぶ」とは?

無断欠勤して出勤しないことだ。

僕もその一人。

「飛ぶ」従業員を追っかけたりもした人間が、なぜ飛んだのか。

名前を出さない場だからこそ言えることだ。

まずは、暴力

業界には未だに蔓延っているらしい。

散々やられた。

些細な理由で、殴る蹴るの暴行

歯も折られたし、骨も折られた。

入院必要だったのに、人手不足を理由に入院させてもくれなかった。

治療費は払うといったけど、それも形だけ。

7万ほどもらって終わりにされた。

挙句の果てには、治療費払ってやってるんだからありがたく思えとか言い出す始末だった。

それから精神的にもやられた。

「言いたいことを言わないと殴るぞ」ぐらいな勢いで脅されたが、言いたいことを言ったところで結果は自明

どちらにしても暴行を受けるだけだ。

そのうち、本当の意味での「イエスマン」にしかなれなくなった。

セリグマンの犬という実験がある。

実験では犬を2群に分けた。

片方の群は、ボタンを押すと電気ショックが止まる部屋に入れられる。

もう片方の群は、何をしても止められない。つまり一定時間電気ショックを受けなければならない。

一定期間の後、後者ボタンを押すと電気ショックが止まる部屋に入れる。

するとどうだろう。後者電気ショックを甘んじて受けるようになってしまっていた。

これを「学習無力感」というのだが、正しくその状態に陥っていたらしい。

その状態が次の事態引き起こしたのだ。

特別罰金」の名のもとに、些細な失敗やミスで3回にわたり10万円ずつ、計30万円を給料から差し引かれたのだ。

普通なら、そこで抗議とかを考えるだろう。

しかし、だ。そこはセリグマンの犬になってしまっている状態。

何をされても「自分が悪い」としか思えなくなっていたのだ。

無論、こんなの違法であるのだが。

そして、飛んだ日。

2日で1000近くものLINEがきた。

でも、しーらないっと。

挙句法的手段に出るとか言ってきたが、もう馬鹿かとアホかと。

1000%こっちが勝てるのにね。

辞表送って終わらせようと思ってたのに、火に油を注ぐあたりがどうにもアホすぎて笑える。

それはさておき、ずっと基幹的な業務もしてた。

経理やら事務やらはほぼ一人で。

他のチームメンバーがあまりにも使えずどうしようもなかったからだ。

11時ぐらいに出勤して、帰りは平均で25‐26時。

人手が足りないとき現場に放り込まれることもあった。

ある日のこと。その日は打ち上げと言っていたが、現場に出なければならなかった。

チームリーダーも、何か仕事があるらしく、残りのメンバーで食事に行かせた。

そうしたら、なんと3万円の請求が来たというではないか。

一番働いている2人が何も食べてないのに、3万円とはこれいかに。

チームリーダーの払いだったのだが、そこで一言

「一番働いてる人間は何も食べてないのに、なんでやろ」って。

僕とチームリーダーは唯一愚痴を言い合えたのだが、それはまた理由がある。

北朝鮮

この名前は誰しもわかるだろう。

イメージするのはなにか。

「密告社会

地上の楽園と言いながら、実態地獄

そう、正しく兼ね備えてるではないか。

こんなことがあった。

ある時、軽微な不正があった。

事務処理上のもので、敢えてそこまで追及する種類のものでもなかったのだが、あろうことかそれを密告したのだ。

当然尻拭いに大わらわ。

事務処理上、慣例的に行っていたのだがどうにもこうにもそいつ的には許せなかったらしい。

そいつはいい顔をして、片方では仕事をサボっている。

けれども証拠がないから咎められない。

不条理さに腹が立った。

所詮、「何かあったら話し合え」とか言っていてもそこはセリグマンの犬。

黙っていたほうが賢明だ。

もう一つはこれ。

地上の楽園って話。

うまい言葉に騙されてきた男の子

当時、僕は面接官でもあった。

嘘八百を並べ立てて、何としても入店させようとする、させなければならない。

僕に残された最後良心が音を立てて崩れていった。

従業員に言われた。

「●●さんが人生狂わせた」と。

そう、人生が狂ってしまうのだ。

僕は2年半も浪費したわけだけど、なんだかショックだった。

大学学生課なんかは、注意喚起を出すべきだろう。

水商売の勧誘にはついていかないように」と。

男性諸氏は喜ぶかもしれない。

しかし、その勧誘行為自体違法だったりする。

僕も手を染めていた人間として、良心の啞責に未だ苛まれる。

ようやく辞めて、一息ついたところで。

暴露本でも出したら儲かるかしら。

しばらくは、相手の出方を伺いつつ、しかるべき準備を進める所存。

賢明男性諸氏は、よほど自分に自信がなければこの業界に飛び込まないことをお勧めして、文章の結びとする。

2014-06-14

スノーデンの暴露本を読んだ。

アメリカNSAグーグルとかヤフーとかフェイスブック情報を全て収集して分析することができる。

電話はもちろんスカイプ会話内容も盗み聞くことができる。

出荷前のルーター押収し、バックドアを仕込んで消費者に届けたり

アメリカ大陸にいくつかあるぶっといケーブルから通信をぶっこ抜いたりとあらゆる手で情報を集めている。

通常のネットを介さな飛行機上の通信ですら傍受することができるらしい。

そして、それは中東テロリストの動向を探るためだけに使われるわけではなく、経済国際政治の場面でも使われる。

ブラジルのでっかい石油会社が次にどういう経営判断を下すのか、NSAはわかってしまう。

もちろん国連派遣されるような日本のお役人さんもみんな盗聴、監視され、趣味嗜好や家族構成、毎週欠かさず電話をしている相手は誰か、昨日何を検索たかまで全てわかってしまう。

そしてアメリカ担当者は全てを把握した上で交渉のテーブルに着く。

アメリカだけではないかもしれない。アメリカカナダイギリスオーストラリアニュージーランドの五カ国は諜報分野でものすごく緊密に連携している。

あらためて、これ、本当に恐ろしくないか。

なんでこれが明らかになって、オバマはまだ普通に大統領を続けられているの。

どうして日本に来てのんびり寿司とか食べていられるの。

こわい。

2014-05-20

片山クズが許せない

4人の冤罪を作ったことは、警察の方が酷いと思うので個人的にはそこまで気にならない。所詮当事者じゃないので。

冤罪のフリを続けて世間を欺きつづけたことも、別にいい。もともと「クロに決まってるけど、今回のプロセスで有罪になるのは困る」というスタンスなので。

間抜け自爆で終わったことも、自業自得だなあ、としか言いようがない。

ただ、母親死ぬ思いでかき集めた保釈金を掛け金に使ったことだけは絶対に許せん。

手記でも暴露本でもなんでもいいから母親死ぬまでに金返せクズ

当然被害者の賠償済ませた上でな。

2014-04-20

http://anond.hatelabo.jp/20140420085814

今回の祭り名前が上がった人たちに個別インタビューを取って2chの成り立ちから裁判から金の流れから色恋沙汰まで何から何まで全てまとめた本にすれば、確実に大ヒットするし映画化も間違いない。



ほんとどっかのジャーナリストが丹念な取材記事を書いてくれないかしら。

運営の身内や知り合い、友達の書いた本ではなくて、まったくの外側の人間客観的に書いたノンフィクションが読みたいんだよな。

暴露本でもいいけど。

2013-08-23

終戦のエンペラー』見て来た

僕の観測範囲では、評価以前に話題になっていない。

僕もホワイトハウスダウンを見た後、パシフィックリムの次の上映待ちでちょうどいい時間じゃなければ多分見なかった。一生。

端的に言えば面白い

しかし、おそらく日本人以外では楽しめないのではないか。これをアメリカ一生懸命作ってくれたおかげで、僕はパシフィックリムの上映開始までを無為に過ごさずにすんだ。ありがとうございます

以下、ネタバレ

戦後マッカーサー元帥とする占領軍進駐軍)が日本にやってきました。

マッカーサー目的は、日本を上手く統治すること。

まり占領地の委託経営を請け負った状況です。うまく日本復興させれば、それを手土産大統領選出馬ホワイトハウスへの道が開ける。

そんな彼の行う、最初重要仕事が俗に言う東京裁判でした。

まり戦争を起こした責任者を片っ端から縛り首にしてしまう。

東条英機をはじめとするお偉いさん方が刑場の露に消えたのは事実。その当たりは邦画プライド』を見て貰えば。

さて、政治家についてはそれで良し。

ところが日本には首相とは違う大物がいる。つまり昭和天皇である

話はそれるが、アメリカは野蛮な国である。それは現代も変わらず、『悪者』(或いは異分子)がいればみんなでリンチを加えて殺したりする。日本でもそんなのはあるけどね。

そして、大半の国民には学がない。

閑話休題

本国からは、昭和天皇戦争責任者として処刑せよ、そんな突き上げを食らうわけだが、それをやるのは日本統治のために非常に厳しい。

国民天皇を無条件で頂くように教育をされてきた。(信仰

国内には大量の、数百万規模の“元軍人”がいた。(不穏分子

③終戦後国民に食料は行き渡らず、また、失業者も多かった。(経済的停滞)

普通、これだけ揃えて、天皇を処刑すれば、火薬に火を付けることになる。

どっかのフィクサー兵士崩れを雇って私兵隊に仕立てれば、再び戦争状態にもなるし、暗殺等のテロルも横行するだろう。なにせ、必要があれば死ぬように教育を受けた連中だ。

それに十分な大義名分を向こうに渡すことになる。

結果、治安維持に大量の兵士必要とし、再び国土を焦土に変えなければならないかもしれない。食料の供給経済の発展は大きく阻害され、マッカーサー責任をとって辞職。

でも、そこまでは南部野蛮人は考えない。

なんなら直接行ってぶん殴ってやろうぐらいにしか考えない。正義が当然勝ったのだ、くらいのもんだ。

さて、ここでようやく話が始まる。

マッカーサーは部下に命じる。

『開戦の責任天皇になかった』証拠を持って来い。

こうして主人公准将は、焼け野原をかけずり回ってその証拠を探すのです。

てのがあらすじ。

正義とか悪とかの話ではなくて、ケジメの付け方、落としどころの話。

九割方フィクションだとしても、まあ今の時期に見るのはいいのかもしれない。

ちなみに、主人公に付けられた通訳ドライバーミスタータカハシなる人物だったので、その後にプロレス暴露本とか書くのかもしれない、と思いながら見てた。

あと、ホワイトハウスダウンとパシフィックリム終戦のエンペラーより面白いので超おオススメ

2013-05-30

まねして本の紹介 その2

http://anond.hatelabo.jp/20130529230131 の続きです。長くて途中で途切れるため分けました。このエントリで紹介するのは以下の本です。

名人に香車を引いた男、八十歳のアリア―四十五年かけてつくったバイオリン物語記憶の切繪図, 弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖

影響を受けたブログは20冊の本を取り上げていた訳だが、自分で真似をしてまとめていく内に20冊よりもずいぶん多くなってしまった。なので、上記4冊は似たテーマなのでまとめて紹介することにする。この節は日本人自伝だ。

「名人に香車を引いた男」は昭和将棋指し(棋士)の升田幸三名人の自伝羽生善治さんがもし生きていたら是非将棋を指してみたい棋士の方だと聞いたことがある。

生き方はなんとも痛快。昔の人のバンカラな感じというか、そういう感じが良く出ている。この人のように、どんな人にも自分の本音を話せる人は今日本の中にいるだろうか。そして、名人になった時の一言が心に残る。

「八十歳のアリア―四十五年かけてつくったバイオリン物語」は糸川英夫さんの自伝だ。この方はロケットが専門の研究者で、戦時中戦闘機設計に関わっていたり、戦後もロケット開発に関わっていたりする方だ。戦後間もない時期は失意に沈んだ時期で自殺も考えるほどの状況だったが、バイオリン製作きっかけで少しずつだが自分を取り戻していく。そのバイオリン製作には完成までに40年以上もかかった。そのバイオリンとは――。

升田幸三名人、糸川英夫さんの両氏とも戦争の影響が人生に大きくのしかかる。その点でまとめさせてもらった。それと、両氏の著作とも読んでもらえばわかるが、自由だ。それ以外はあまり共通項はないけれど、読んで楽しい本だ。重い話はないし、読みやすい本なので手に取ってみてほしい。

記憶の切繪図」は「フェルマーの最終定理」の中で登場する志村五郎博士自伝。「フェルマーの最終定理」の中でサイモン・シンさんは志村さんにいろいろインタビューしている。その中で数学における「良さ」とは何なのか、それに答えるシーンがある。その答えが簡潔なのだけれど、それ以上無いくらい志村さんの数学のとらえ方を表しているように思え、興味があって読んだ。

この方も上記二人に劣らないくらい自由だ。Amazonレビューには高木貞治さんを愚弄しているという指摘がある。しかし、だからといって謙遜して書いてもらっても一読者としてはおもしろくも何ともない。むしろそのまま出版してもらって良かった。

こう書くと志村博士はずいぶん口の悪い人で、ある種の暴露本に思えるかもしれないが、そうではなくて、要所要所に意図して書かないことがあったり、感情を押し殺した表現がちらちらあるのだ。それがあるから志村さんの人となりがわかった。良い自伝だ。

弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖」は少し前に東京都知事選立候補されたり、弁護士会の会長をされていた宇都宮健児さんの自伝だ。まだ自伝を出すには早いと思うので、半生を綴った本としておいた方がよいか

決して飾らないその人柄は文章にもそのまま表れている。豊田商事事件、オウム真理教の一連の事件、カード破産の話など、弁護士として関わった事件の数々。それらを振り返りながら、今されている仕事にも言及している。自分法律のことは全くわからないが、こんなに多様な類型、しかもその事件が発生した時点では立法のものが不整備だったり、法解釈が分かれていたりといった、未開拓の問題に対処するのは並大抵の法律家にはできないように思える。それをまるで飄々とこなしているような姿は、武道の達人のようだ。

気負いのなさと実直さ、そして執念を感じる本だ。宇都宮健児さんへのインタビューが下のURLにある。興味のある方は見てほしい。

からくり民主主義

この本は学生時代に講義で先生おすすめされていて読んだ本だ。著者は高橋秀実さん。

高橋秀実さんはルポライターで、自分の体験を元に本を書く方だ。ただ、ルポライターではあるけど、少しほかのルポライターと毛色が違う。本来ルポライターは事件や事故が起きたら素早く現場に赴き、当事者インタビューをして、それらを記事や本にする。高橋さんはそれらの事件や事故が起こって、ほとぼりが冷めたあたりでインタビューに出向く。時期がかなり遅いのだ。

元のブログでは物事には多様な見方解釈があって、一元的に判断することは危険なことを理解するための本として「バカの壁」を挙げていた。その点では、この本も内容は似ている。面白いのは、この本ではそれが「実例」でいくつも挙げてある所だ。

ニュース番組新聞では、大きく取り上げられていた事件・事故が、実際に現場に行ってみると「あれ?」と思えるくらい当事者たちは冷めていたり、むしろその状況が続くことを望んでいたり――。読み進めていくうちに、不謹慎かもしれないが笑ってしまうような話になっていったりするのだ。某映画台詞の反対で、むしろ事件は会議室しか起きていないんじゃないか?、という気持ちにもなる。

自分単行本ハードカバー)で読んだ。解説を村上春樹さんが書かれていた。(はずだ。確か)

堅苦しい話ではないので、気楽に読んで、何度かたまに読み返すとその度に不思議な気持ちになる本だ。

冬のデナリ

著者は西前四郎さん。半分が小説で半分がノンフィクションといった感じの本だ。

デナリというのはアラスカにある山の名前で、日本では「マッキンリー山」と言った方が通りがよいと思う。この山を登る登山家チームの話だ。ちなみに、植村直己さんはこの山で行方不明になった。(この本のチームとは無関係だろう)

厳寒期の冬山を登る人の気持ちは自分には想像もつかない。だけれども、そんな自分にも山を登るチームワークの大切さと難しさ、軽く見積もった事象が後にやっかいな出来事にふくらんでいくその状況判断の危うさや過酷さ、そして生きることへの執念といったもろもろが、響いてくるような本だ。

今の登山の装備と比べると、重かったりかさばったりしてその面でも大変だったはずだ。写真のページを見ると、そんなところも気にかかった。

この本も最後一言(だと思ったけど)が良い。

この本のあと、山登りの本は植村さんの本(「青春を山に賭けて」)も読んだけれど、こちらの方が山について全く知らない自分には印象に残った。所々で登山の道具の名前ハーケンとかザイルとか)が出てきて、イメージができない自分のような人は、出てきたところで、ググったり辞書で調べて簡単な絵を紙に描いておいて、再度出たときにその絵を眺めたりしながら読むとより読みやすいと思う。

パタゴニア―あるいは風とタンポポ物語

この本は椎名誠さんが著者だ。椎名誠さんは今はエッセイ世界各地を回った紀行文を書いたり、写真家であったりとマルチ作家だけれど、この本が出たのはそうなり始めてすこし経った頃だ。

冒頭から危機的な状況である。にもかかわらず出発するのだ。この判断は本当だとしたらすごいことだ。何が危機的なのかはここでは言わないけれど、読めばすぐわかる。

全体として、椎名さんが書く紀行文自分で感じたことをズバズバわかりやすく書いていく方法なのだが、この本はそこまでズバズバ書くと言うよりも、なんとなく「岳物語」につながるような、私小説風の書き方をしている。その書き方もあるし、パタゴニアという場所のせいもあるからか、行き止まりに向かって進んでいくようなやり場のの無さを感じる。それが途中ですっと消えて静かな感じで終わるのだ。自分はそこがとても好きだ。精神的な閉塞感がふと消えて、やさしさが残る本だ。

から春にかけて寝る前に少し読むのが似合う本だろう。この本は文庫版もあるけれど、ハードカバー装幀自分にはしっくりくる。

カヌー犬・ガクの生涯

カヌー犬・ガクというのは、前に挙げた椎名誠さんの飼っている犬の名前だ。その犬は手こぎボートの船頭に座って川下りをするのが得意という、ちょっと変わった特技を持つ。

その犬と椎名誠さんの友人の野田知佑さんが、日本世界の各地を巡ったときの話をまとめたのがこの本だ。著者は野田知佑さんご自身。

カナダユーコン川を下ったり、北極(か、南極か忘れてしまったけれど)に行ったり、といろんな所に行って危険な目に遭ったり……、南国に行ってのんびり過ごしたり。少し羨ましいけれど、いざ自分が行くとなるとそんなところはとても怖くていけないようなところに行く。

犬を人間と同じように扱うという著者なので、犬が好きな人はより楽しめるだろう。元のブログとの対応としては「深夜特急」にあたるかな?(やや無理矢理だけど)

ピアノ調律師

著者はM.B. ゴフスタインさん。翻訳は末盛千枝子さん。絵本だ。(やや字が多いけれど)

小さな女の子主人公。おじいさんがピアノの調律を仕事にしていて、おじいさんとしては女の子ピアニストになってもらいたいのだけれど、女の子はおじいさんのようにピアノの調律をしたくてたまらない。そんなときに、ピアノの調律を頼まれるのだ。

あらすじで書くとそんなに心惹かれる感じは無いかもしれないが、絵の良さ、そして言葉の良さ。二人を取り巻く登場人物の面々もすばらしい。

「謎のギャラリー」のところで言及した「私のノアの箱舟」も同じゴフスタインさんの絵本だ。こちらもすばらしい。ゴフスタインさんの本はほかにも何冊か読んだけれど、この本が一番絵本らしい絵本だと思う。絵の良さはいくら文章にしたところで伝わるものではないので、図書館で借りたりして手に取ってみてほしい。もちろんM.B. ゴフスタインさんのほかの本を読むのも楽しい

数学ワンダーランド

中学校で習う数学を、苦手な人も得意な人もできるかぎり楽しく考えていこう。それがこの本のテーマだ。中学生向けの数学月刊誌で連載していた読み物をまとめた本で、著者は小島寛之さん。はてなダイアリーを利用されている( http://d.hatena.ne.jp/hiroyukikojima/ さん)ようだ。

数学は、学習が進むにつれてどんどん(指数関数的に?)難しくなっていき、小学校中学校では好きだった人もだんだんと距離を置いて離れて行ってしまう……、そんな科目だ。なかなかずーっと数学が好きで好きで……、という方はいないのではないかと思う。おそらく数学プロの方(数学者のような)でも、そのキャリアのところどころで難問にぶち当たり、歯がゆい思いをするのだろう。(そういう話は前に挙げた「フェルマーの最終定理」にちらっと出てくる)

そんな風にだんだん一般人数学から身を引いていきがちになるわけだけれど、この本は、わりと数学算数を学び始めた頃に不思議に思えたことを延長して話をすすめようとしていく。こういう書き方はやろうと思ってもとても難しいはずだ。著者は数学が好きな気持ちと、一方で嫌いな気持ちの両方を持ち続けているような、そんな状態になるだろうから。嫌いな人の気持ちになって、そしてそのどこが嫌いなのかを共感した上で話を進めつつ、好きな人も読めるようにする配慮を怠らない。そんな書き方がされている。

この本が持つ数学へのアンビバレントな思いは、いわゆる数学(の歴史を中心とした)解説本でもなく、かといってとっても難しい数学ドリルみたいな本でもなく、わかりそうでわからない絶妙な問題の難しさと相まってなかなか類書がないと思う。くわえて、ところどころに経済学の話とかもでてきたりする。好きな人もそうでない人も読んでみてほしい。なんとなくわかりそうで手が出ないあの「数学の感じ」を思い出すはずだ。

同じ著者の「解法のスーパーテクニック」も良い本だ。ただ、一冊にしろと言われたら「数学ワンダーランド」かな。ほかにも小島寛之さんの著作はいくつかあるのだけれど、自分が読んだのはこの2冊だ。なのでほかにも良い本はあるだろう。

元のブログとの対応としては細野さんの数学の本としておく。(その本を読んでないのでどこが?といわれると、単に数学つながりなだけだ)

心地よく秘密めいたところ

この本は幻想小説というのだろうか。ファンタジーだ。著者はピーター・S・ビーグルさん。翻訳山崎淳さん。

この本はとても雰囲気がよい。あらすじはそんなにたいしたものは無いんだけど、夏の早朝のような爽快な感じがある一方で、なんか少しじめっとした感じもするのだ。

Amazonレビューがこの文章を書いている段階で4つある。で、そのどれもが作品の魅力を的確に紹介しているのだけれど、なんだかそれらのレビューだけではこの本の良さを伝えきれない感じが残る。言葉を連ねてもなかなか伝わらない感じがする本だ。

この本を自分は夏の終わりの頃に読んだのだが、その頃の陽気にとてもよく合う本だった。光の強さと日の入りの早さがこの本の主題に合ったものからだろうか。「リプレイ」が動くSF小説に対して、この「心地よく秘密めいたところ」は静かにじっとしている感じだ。でも、どちらを読んでも同じ思いに至るはず。不思議だけれど。

東チモール県知事日記

著者は伊勢崎賢治さん。この方は日本大学卒業されたあとにインド民衆グループリーダーをされて、その実績を買われ、国連の要請東ティモールに赴任する。(下のURLに伊勢崎賢治さんへのインタビューがあるので詳しいことを知りたい人は読んでみてほしい。)

こういう日本人って(自分不勉強なせいかもしれないが)あまりいないと思うのだ。杢尾雪絵さんくらいしか自分はほかに知らない。

ずいぶん前に読んだので細かい記述は忘れてしまったけれど、この本の良さは著者が見たこと、感じたこと、やったことが率直に書かれたところ。そして日本に住んでいる限り想像できない「危険」な東ティモールでも、危険な所もある一方で、そうでないところがあるといったような、現実の姿が伝わってくるところだ。

外見はなんかどこにでもいそうな感じのおじさん(もし本人や関係者がこの文を読んでいたら失礼で申し訳ない。すみません。)だ。だが、インフォーマルな組織における統率の方法や、戦争犯罪者をどのレベルまで処罰するのか、など、繊細な問題への対処。こういうのは前者は経営学とかで少し研究されているようだけれど、じゃあそれが実地で適用すれば問題は解決するのかというと、そうでも無いと思う。そういった「答えが見えない問題」へどうやって取り組むのか――。しかも異国の地で。

そういうことを知りたいときに読むとよいかもしれない。自分も詳細を忘れていることに気がついたのでもう一度読むことにする。それにしても久しぶりに上のインタビュー記事を読んだけれど、タフな人だ。

ニッポン貧乏旅行

著者は藤本研さん。この本は、藤本研さんがおよそ半年をかけて日本を歩いて一周をした旅行記。旅行記というよりも生活記録といった方が良いかもしれない。

生活記録なので、朝は何時に起きたとか、午前中はどうしていた、お昼は何を食べた、などなどそっけない記述が中心だ。でも、そのそっけなく感じる記述が妙なリアルさを出していて、読んでいると日本ってこんなに広いんだと思わせてくれる。それと歩いてたどり着いた各地の景勝地を見るとか、そういうことも無くて、そこもこの本の特徴だ。タイトルに「大貧乏」と付くのは、宿泊ほとんどを野宿やお寺の本堂の隅を借りたりして無料でまかなうことによる。食事もとても簡素ものだ。

本のはじめに藤本研さんの歩行ルート日本地図と一緒に図示されていて、その後にスケジュール表があって、それをみるのも楽しいたんたんと書いてある中の楽しさ、と言って伝わるだろうか。

たまにアクシデントに見舞われるのだが、そのアクシデントがなんとなくユーモアがあるというか、おだやかな感じだ。日本一周するからと言って、気張らず、藤本研さんはたんたんと歩いて行く。歩いている途中で同士がいたりする。そういう記述もなんだか一緒に日本一周しているような気持ちにさせてくれる要因だろうか。

自分は今まで挙げた本はだいたいは図書館で借りて読んでいる。この本もそうだ。再度読みたいのだが、図書館で借りようとしたらいつの間にか消えてしまっていた。残念だ。




(まだつづく、かも。)

2013-02-01

AKB48恋愛禁止条例をやめるべきたったひとつの理由

AKB峯岸みなみが、恋愛禁止条例を破ったせいで丸坊主になりました。(参照]

しかし、20歳の女の子奴隷みたいに自分の髪を切り落とす事態をみても、一部のファンは「よくやった(by小林よしのり)」「非処女ビッチ!」「ざまぁ」「自業自得」「ルールを破ったんだから、このくらい当然」と言っている人すらいます

若い女の子が髪を切り落とさざるを得ない性質の悪い体罰じみた状況は、明らかに異常ですよね。なぜ彼女はそこまで追い詰められてしまったのか?長年のアイドルファン視点で解説します。彼女が髪を切り落とすのは『日本型のイジメ体質』のせいなどではありません。そうしなければ、ファンが彼女を許さないからです。


日本アイドルファンの中に「処女性を前提とした疑似恋愛の対象としてのアイドル」を求める気持ちがあります日本アイドルは、擬似恋愛の対象として成立してきました。だから、『恋愛禁止』はアイドルをする上で守らなければならないお約束だったのですね。実際、「恋愛しません」と宣言しているのに、「イケメンちんぽ!しゅきいい」と約束を破っているのですから、激烈に怒るファンがいるのは当然です。だから峯岸みなみは禊として髪を剃らざるを得なかったのです。それくらいアイドルファンの中にある処女信仰は根強い。


しかし、もう処女性を前提とした疑似恋愛の対象としてのアイドルは成立しなくなってしまっているのではないでしょうか?時代が変化し、「恋愛しません」というフィクションには限界がきている。AKB48は、既に賞味期限の切れている疑似恋愛というフィクションを守ろうとするあまり秋元康以外の全員が不幸になっています


かつてのアイドルも「恋愛禁止」を破っていた

かつてのアイドルは「恋愛禁止」のお約束が成立していました。アイドル処女性を持ったみんなの恋人だったのです。


でも、実情はどうだったか

当時のアイドルたちが大人になってから書いたエッセイ・回顧録・暴露本を読むと、「堕胎して死んだ赤ん坊を持ち歩いていた」「忙しいスケジュールの間をぬって、逢瀬を重ねていた」「同期の男性アイドル関係があった」と書かれています


まり恋愛禁止は昔も守られていなかったのです。考えてみれば当たり前のことです。アイドルになるような積極的な女の子恋愛を禁止するなんて、どだいできるわけがいからです。そもそも、秋元康自体が恋愛禁止を掲げながら、高井麻巳子を喰ってるしな!


ただ、昔はその嘘がつき通せた。裏切りが露見しなかった。


携帯カメラを持っている一般人なんていない。秘密を知っている友人がいてもTwitterに書き込めなかった。芸能人のものの人数が少なかったから、事務所コントロールできた。処女性を前提としたアイドルは、過去から成立し得た一過性の徒花だったのです。


嘘の難易度が跳ね上がった

ところが、現代では、「恋愛禁止」の嘘を突き通すのは並大抵のことではありません。


一億人が高解像度カメラを持ち歩き、死角はどこにもない。男性遍歴を知るかつての友人がTwitterでリークし、一瞬で拡散されてしまう。アイドルになってから恋愛禁止を守ろうとしても、過去プリクラ・ハメ撮り・書き込みをすべて消去することはできない。アイドルになる前に、アイドルとして殺されてしまう。


まり、いくら嘘をつき通そうとしも「処女性を前提とした疑似恋愛の対象としてのアイドル」というフィクションは成り立たなくなってしまっているのです。 


恋愛禁止」を望むファンは、好きな女の子の不幸を望んでいる 

このように、「みんなの恋人アイドルは成立しなくなってしまっています賞味期限が切れて腐臭を放つフィクションをかたくなに守らせようとすると、どうなるか?


小林よしのりのように(参照)恋愛禁止を求め、アイドル処女性を強要するファンは、ファンでありながら、好きな女の子の不幸を望むことになります


まず、年頃の女の子にとって「好きな人と恋に落ちる」のは普遍的な感情です。おそらく止めようとしても止められるものではありません。昔も今も守られてきていないのですからアイドルだって人間から好きな人とご飯が食べたい、一緒に歩きたい、その先も進みたいでしょう。


疑似恋愛を求め、処女性を強要し、思春期女の子恋愛禁止を望むのは、要するに「人間たるな。アイドルを演じる奴隷たれ」といっているのと同じです。それは「疑似恋愛に酔いたい」という自分の欲望のために、彼女たちに、日本国憲法ではありえない自己犠牲強要しているのです。

好きな女の子が夢を諦めたり、髪を切り落とさざるを得なくなる「条例」に何も感じないのは、ファンとはいえません。その約束はもう守れない時代になっているのです。


疑似恋愛を求めるファンは絶対に幸せになれない

さらに、疑似恋愛型ファンは、ファン自身も絶対に幸せになれません。


まず、どんなに入れ込んでも、握手に通いつめても付き合えません。自分でも付き合えるなんて思ってないでしょ?(指原みたいな例外はあるが)アイドルはむしろ恋愛に積極的な部類の人間です。約束を守っているように見えているだけで、たいていは約束をやぶっている。だから、嘘に気がついた時に疑似恋愛を求めるファンは傷つくだけです。魔法は必ず解けます。なら、最初から恋愛の対象として考えない方が、幸せなのではないでしょうか?


恋愛しない可愛い女の子」というフィクションには必ず終わりがきて、ショックをうけるだけです。


疑似恋愛を抜きにしたアイドルは成立する

「疑似恋愛アイドルには限界がきているから、やめるべき」というと、「歌も上手くないし、ダンス微妙。顔もそこそこの子が売れるには、処女幻想、疑似恋愛幻想って付加価値がないとダメなんじゃないの?」との反論があるかもしれません。


しかし、現に疑似恋愛を抜きにしてもアイドルは成立します。なぜなら、アイドルのファンは疑似恋愛を求めるファンだけではないからです。「頑張っている子を応援したい」気持ちでアイドルを好きになるファンはいくらでもいて、彼らの需要は非常に大きいのです。


実際、「応援したい」型のアイドル成功しつつあります

たとえば、Perfumeルックスはそれほどではないけれど、パフォーマンスの上手さ、楽曲の魅力、物語の魅力でファンを獲得しています

たとえば、ももいろクローバーZルックスもダンスもそれほどではなくても、「全力でカバーしている。(僕は今一番好きなアイドルです)

彼女たちの人気は、疑似恋愛を抜きにした「応援したい」需要で成立しています。 


実際、Perfumeの子たちにスキャンダルがあったときは、一部をのぞいてそれほど騒がれませんでした。人気も全く落ちていない。仮に、ももいろクローバースキャンダルが起きても「お…おう…」と若干の生臭さにひく人はいても、AKBのように激烈な反応は起きないはずです。


最近では勢いがあるのは「応援したい」型のアイドルです。なぜなら、老若男女の需要を取り込めるから。実際、私の家族は全員ももいろクローバーZのファンです。


AKBも変われる

からAKB恋愛禁止っていうもう時代遅れフィクションに拘泥するのはやめて、「頑張っている姿を応援したい」需要に特化していくべきです。


AKBには、百田夏菜子はるかにしのぐ運動能力を持つ子がいる。世界大会に出場するくらいのダンスの実力を持った子もいる。アーティストより歌が上手い子もいた。多様な個性を持つ彼女たちが、死ぬ気で夢に向かって頑張っている姿は、ファンを取り込む普遍的な力があります彼女たちの魅力をそのまま伝えていくべき。


疑似恋愛をやめても、「そこそこ可愛い子が死ぬ気で頑張っている」だけでアイドルは成立するのです。それこそ、SKE48はかなりももいろクローバーZに近いタイプの人気がある。


処女アイドル」という時代遅れ腐臭を放つフィクションに拘泥しても、関わっている全員が不幸になるだけ。彼女たちが『人間として』アイドルを続けられるように応援するのが真のファンではないでしょうか。


これからアイドルはどうするべきか?

疑似恋愛をやめてアイドルを成立させるにはどうすればいいか


まず、アイドル恋愛をしてもいいけど本気で隠して欲しい。隠して欲しいのは、生臭いから。できるだけ隠すように努力するべきです。芸能人専用の絶対にバレないラブホテルとか、芸能事務所合同でつくってほしい。トイレ暗証番号を押すと、扉が開いて、ホテルに入れるみたいな。


それでも、昔の友人の嫉妬でリークされたり、コンビニ強盗のような格好に変装をしているのにフライデーされることはあるでしょう。その時、ファンは「まぁ、しょうがないよね、女の子だし」と寛容になるべきです。「そのかわり、もっと頑張ってよね」でいいじゃないですか。処女性を押し付けるのはやめて、夢に向かって頑張っている女の子物語を楽しみましょうよ。


ファンが寛容になり、「恋愛をしてもいいよね」という風潮が生まれれば、秋元康だって恋愛禁止条例を取り下げるかもしれない。廃止しないまでも、ペナルティも軽くなるでしょう。カビの生えた「恋愛禁止条例」に拘泥して騒いでも、得をするのはスポーツ新聞秋元康だけ。ファンとアイドルは傷つくだけ。


恋愛禁止条例なんて守る必要はない、支持する意味もない。なぜか。

そもそも、秋元康自体が恋愛禁止を掲げながら、高井麻巳子を喰ってるからだよ!教祖けが破っていい掟の正当性なんてあるわけないだろ!


アイドルはそろそろ人間になっていいと思う。

2013-01-25

ホットテントリ欲しさしにしょうもねぇネタブログ書くな

馬鹿男が、ネット世界中で見られてるという事を考えずに、ちょっと会社の人がホッテントリされたら

自分もしてもらえると、しょうもないブログを書きやがる。

貴様ブログは読んでもネタ作りした感がいっぱいで狙い過ぎ。

動画センスねぇんだよ。前から思ってたけど、

その証拠にいっさい星もないね

あ、そうそう有名になったら暴露本書くから儲けさせてください。

証拠は沢山揃えておりますので。なればなるほど儲かると思う。

それと、本当におもしろかったら星つけますよっと。

2012-08-21

http://anond.hatelabo.jp/20120821162252

交通事故の例えよりも、手切れ金を払って別れたはずの愛人から暴露本を出されて、

慰謝料請求の訴訟を起こされたオッサンの方が、日本立場に近い気がする。

そりゃ事実だったとしてもみっともないから否定するだろうし、今更蒸し返すなと言いたくもなるだろう。

2009-05-05

一行あらすじ

風の谷のナウシカ(漫画版)…ナウシカ「そぉい!!」(墓を破壊)

風雲児たち…もっと評価されるべき

B・B…一時の怒りに身を任せてはいけないという教訓話

スラムダンク…劇中では4ヶ月の話でした

バクマン原作者の正体暴露本

焼きたて!ジャぱんリアクションインフレしてうちゅうのほうそくがみだれた

Boys Be…実は3回ほどセックスまでいった事もある

バキ…やっぱり勇次郎はすごい

ドカベン…やっぱり山田はすごい

イカ娘イカ娘かわいい

PUNISHER…こんな打ち切りジャンプでもやらない

星のブンガ…で、2巻はまだですか(無理)

グイン・サーガ自分探しの旅

ベルセルク三浦アイマス最高wwフヒヒ」

ハンターハンター…この前幽白読み直してたら「すげえ、ベタとトーンがビッシリ」と驚いた。

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