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はてなキーワード: 図書館とは

2021-06-22

地方子供を産むのは虐待

東京23区図書館の、図書館数と図書館密度ランキングです。」

https://tokyo-toshokan.net/00000590.htm

「いやいや、今更ながら、東京は恵まれていますね。1位文京区の『1.13平方km/館』という数字は、1館のカバーエリアが半径600mってことですよ。徒歩が時速4kmとして考えて、徒歩9分以内に図書館が1つあるという計算23位となってしまった江戸川区だって、『4.16平方km/館』は1館のカバーエリアが半径1.15km計算上、徒歩17.25分以内に図書館が1つあることになります最下位密度の区でも計算上は20分かかりません。」


自分が育った町には図書館がなくて、学校に入る前は県庁所在地の市まで行かないと図書館に行けなかった。本当に東京が羨ましい。

今は電子書籍が普及して日本全国簡単に本が手に入るとは言われても、それはあくまお金を出して本を買う場合のみ。無料で読み放題できる図書館とは別物だ。

勿論図書館は単なる例であって他にも美術館博物館や各種催しやそれ以前の文化的雰囲気醸造など、子供を育てる上では全てにおいて東京が優れている。それはたとえ底辺の区とされる板橋区荒川区だって同じだ。

よっぽど子供虐待したいのでなければ、地方子供を産んではいけないと思う。

地方子供を産むのは駄目だよ、採るべき選択肢地方独身東京で子持ちか、東京独身か、のどれかだけ。あと選択子無しならば東京でも地方でもどっちでもいいと思う。

地方子供を産むという選択だけは許されてはならない。

2021-06-20

報道に対価を払う気もないのにニュース見て政府批判してんの?

朝日新聞の値上げ記事に対するはてなブコメにすごく悲しい気持ちにされた。

先に言うと私は産経の方が論調は合うし、朝日姿勢には冷めて見てしまう側だ。それでもあの記事に寄せられたコメントには朝日に対して同情的にさせられた。

購読料が高すぎるとの意見が多数だった。それ自体自分も同じく高いなと感じてるんだけどその理由が違うことに正直打ちのめされた。

私は自身家計能力から高いなと感じているのであって、新聞というか報道記事自体には決して高すぎる値段とは思えなかった。

しかしながら多数のコメント新聞記事自体価値を低く捉えていた。

質が悪かったり興味がない記事広告が合わせて掲載されていることの不満や電子版での単独記事の購入が求めているコメントは納得出来る面もありビジネスモデルの転換が必要と思う。

それでも。

図書館無料で読める」「広告で賄えるだろう」

まり報道に対して、自分では集めることのできない情報取材する記者に対して敬意を持たなさすぎると思ってしまった。

そして情報に対して対価を払おうという意志を全く持たない人が無邪気でいることに私はすごく傷ついた。

千代田区永田町ビルの一室で官房長官政府閣僚が話した内容を知れるのも、

どこかの企業自分にとって見ず知らずの他人へ不当に圧力をかけたことを知れるのも、

外国人が知らぬ間に名古屋市治療を受けさせてもらえずに亡くなったことを知れるのも、

全て報道の力だからだ。

ネットに転がっている行政情報ほとんどが報道機関が元だ。

知る権利私たち国民主権を維持するためにとても重要権利だ。しかしその権利一般生活行使することはとても難しい。

仮に永田町の一室で政府毎日発信していて国民なら誰でも見に行けるとしても、私は生活を放り出して見に行くことはできない。

からこそ報道機関には価値があるのだと思う。

この国の行動を決める一票を私たちは持っている。この国の主権内にいる全ての人に権力行使するとても強力な力だ。

私たち運営委任した政府恣意的運用されないように監視しなければならない。

私たちは彼らが暴走しないように見張る任命責任がある。

その責任を代わりに果たしてくれるのが報道の持つ役割の一つだ。

有権者が、各々が望んだ形で権力行使する政府を選ぶために、取捨選択するための判断材料情報がいる。

自力ではアクセスできない情報アクセスさせてくれるのが報道機関だ。

新聞の購読料は、情報アクセスする価値に対して払う対価であり、新聞社が用意したビジネスモデルだ。

前述の通りこのビジネスモデルへの批判は分かる。新聞社は情報に対して対価を支払う方法を幅広く用意してほしい。そうすれば私の家計能力でも払えるから

各々の新聞社の姿勢への批判に関してはここでは言及しない。それは当然あってしかるべきだから

私たち必要報道をしてもらわなければならないのもまた事実から

私がすごく残念だったのは、はてなにはネットリテラシーが高く情報の真贋や価値評価している人が多いというのは単なる思い込みにすぎなかったことだ。

ネット図書館記事が見れるというのは、新聞社がなくなれば記事が見れなくなってしまうことを忘れないでほしい。

テレビといった代替手段があるのも分かる。それでも情報を得るために自分で対価を払う重要性を認識してほしい。


最後にそれぞれのweb記事の有料会員の一カ月会員の最安値掲載する。

読売 新聞購読が最低限

朝日 980円(記事制限あり)

毎日 980円

産経 550円

やっぱ産経は神だわ。

[]anond:20170720051507

人生は一人でも十分楽しい

人生は一人でも十分楽しめると思う。

友達はいるし、友達と過ごすのは楽しい。だけどやっぱり疲れるし、わたしはすごく一人が好きだ。大学でも友達はいるけれど、ずっと誰かと一緒ってことはまず無い。それがわたしスタンダードから

大学生のわたしがこう言うと、必ず「それ人生楽しい?」とか言ってくる人がいる。わたしはいつも胸を張って答える。超楽しいよ、ってね。

おいしいジュース炭酸水で割って、輸入品店であんまり美味しくないお菓子を買ってきて綺麗に皿に盛り付ける。部屋を暗くして、間接照明をつけてソファに座ったら、部屋が洒落映画館に早変わり。TUTAYAで借りたDVDを、徹夜しながら二本も見れば幸せになれる。

部屋で漫画を高く積み上げて、一巻から順に一気に読む。部屋のありったけの小説をかき集めて、1日かけて読む。図書館かなんかで借りてきてもいい。写真集を見ながらいつか行きたい場所に想いを馳せる。昔ハマったゲームをやり込んだり、新しいゲームを買ってプレイしたり。

気が向いたら外にも出かける。自転車を漕いで、住んでいる街の中を散策する。グーグルマップを見ながら少し遠出して、お洒落カフェお茶をする。出先で新しい出会いがあったり、なかったり。夜の街は特別で、ペダルを思いっきり踏んで、いつもより少し涼しい街を風を切って駆け抜けると、自分がまだ知らないところに行ける気がする。

こうやって一人をひとしきり楽しんで気力を蓄えていくと、ある日唐突に、誰かに会いたいな、なんて思う。一人でやっていたようなことを誰かとしたくなる。例えば映画館に行ったり、カフェお茶をしたり。普段はお昼ご飯だって一人で食べたいクセにね。

そしたら大好きな友人たちに「今度会おうよ」って笑って言えばいい。「そっちから誘うなんて珍しいね」って少し驚いたみたいに笑い返したあの子に、近所の洋菓子屋さんのおいしいクッキーでもプレゼントしようかな、なんて考えながら。

人生は一人でも十分楽しめると思う。

でも友達がいるともっと楽しい

わたしの一人の時間の過ごし方と、

わたし友達自慢の話。

anond:20210620081549

文系なら図書館さえ開いてれば家で事足りるな。実験や実技ありきの学部はご愁傷さまだな

大学生コメント

ワクチン打ったら、学校行きたいです、学園祭したいですって

いやそこは教授生の声を聞くとか、付属図書館いったり研究室にいったり

とかするんじゃないのと思うけど

こういうインタビュー受ける層にとっての

大学は遊びに行くところなんだろうなぁと思っちゃう

授業料を割引けとか

基本、学業を教えてくれる料金で

福利厚生的なもの金額ってあくまサービスで含まれてるわけだし。

在宅で鬱になりますとか、それ遊べないからってことやろ?

家にいても勉強はできるんじゃないの?

資料をどうするかとか実際大変だろうけど。

インタビューに出てくる大学生って見た目がおんなじような子ばっかりなので

そう思っちゃったわ。

2021-06-19

住民税の元を取りたい

簡単に調べたら図書館で本リクエストして借りる、くらいしかなくて愕然とした

搾取されすぎやろ

図書館遠くてあんまりいけんかったりリクエストした本がすぐ入るなんて高校図書室みたいな柔軟性ない自治体だったり新刊はいっても予約おおすぎて借りれない自治体やったら意味ないやん

ほんと住民税ゴミ

2021-06-18

社会人になってから紙の新聞読むことある

大学課題資料新聞しか使ってはいけないレポート書かされるんだが、条件が

全国紙地域紙に限る

原則朝刊から引用。夕刊のみはNG

社説投稿欄、広告テレビNG

事実記載した記事のみ

ここまではいい。

新聞を扱う練習も兼ねているため紙媒体のものしか資料として認めない。電子NG

新聞を扱う練習新聞を扱う練習

練習って今後使うことがあるからするもんじゃないのか?

正直社会人になった自分新聞読むビジョン全然見えない。読んだとしても電子版じゃないか?いや、多分それすら読まない。

これ見た社会人の人にぜひ意見聞きたい。

新聞読むことある新聞読む練習必要

え、それ必要ある?って思っても課題だったら結局やるし、提出するんだけどこの課題出した人、そこそこ若い女性の方なのに、たまに本当に考えが古くてびっくりするんだ。

家庭に入ったら各方面手紙を送ったり年賀状出したりするのは女性仕事なのでよく学んでおいた方がいいです、みたいなことも言ってたし。

この講義取らなきゃ良かったな〜って毎週思う。

オンラインなのに大学図書館まで新聞コピー取りに行くのめんどくさ〜。

2021-06-17

なんか寒いこと言ってるブクマカいるけど

あのレベルの処理が常識的に考えて個人もしくは大学設備PCで出来るわきゃねーダロ

自律思考人間的な感情反応抜きにしたって、

自動でモーション作成して音声生成して勝手図書館の本読んで解析して自動ラベリングしてだけでも相当ヤバい

それだけにとどまら勝手分身マーケットに売り出すとか

もうターミネータースカイネット域じゃん

 

でもスカイネットにもマクロスプラスシャロン・アップルみたいにもならず、

変わらず軽くきゃっきゃしててかわゆかった

 

そういう漫画じゃないの?

 

○○だってフレーズだけでありがたがるのも楽しみ方のひとつなのだろうけど

エバーでぼくあたちの人生語ってた人らと一緒だな

 

追記

宗教というか神とはを扱っている作品はたくさんあるんだがその上でもその感想になるんだな

もっともワイもSFならなんでもいい。SFなだけでおもしろポイント60pt付与

SF増えろとかおもってるのでそれと同じかな

 

追記

宗教ネタが増えたら嬉しいからなんでもいいよじゃなくてアレに本気で深みを感じちゃう人もいるんだな

誰もが自由意見を表明できるって素晴らしいことだね

 

再再追記

ディック名前とか持ち出すの寒いとか思ったけどそれ以前の問題

攻殻機動隊とかマクロスプラス素で知らない奴がいることに驚くわ

そしてドヤ顔新規性()

普段、本もマンガアニメも見ちゃいないんだんな

 

anond:20210616203403 anond:20210617121201 anond:20210617185200 anond:20210617190601

anond:20210617192738 anond:20210617192843

anond:20210616235643

びっくりするくらい土着宗教の話出てこなかったよな

ページ数的にしゃーなしではあるが

 

ラストAIちゃん勝手に増殖して勝手自分自身を売り出して

きゃっきゃしてるのは軽くてコミカルで良かったけど

かわいい

 

ぶっちゃけあのレベル自律思考が出来て図書館にある本すべての解析処理ができるレベルなら

スカイネットレベルの脅威だけどな

2021-06-16

そろそろ無人図書館できないのだろうか

24時間開いている

書籍棚はなし、本の整理をする人員削減

Webから選ぶと、受け取り場所まで指定の本を機械で出し入れ

2021-06-14

コロナになってからワンパターン生活に嫌気がさしてきた。

40代妻子持ち。

現在、出社は週に1~2回。

在宅の日は、会社行かなくて済むのは楽だが、あっという間に一日が終わる。

出社していた時は、残業を2~3h程度だったが、在宅のときは1h程度。

夜7時になると晩御飯に呼ばれて、飯を食うとそのあとはやる気がしないので、テレビ見てフロ入って、寝る前はPCでだらだらとYouTubeみたり。

在宅だと、決まったメンバーとだけZoomしているので、効率はそれなりに良いが、他部署の人と話す機会もなくなり、新しい情報なども入らなくなった。

Slackでたまに、面白い情報ニュースの時には、ちょっとだけチャットが盛り上がるがその程度だ。

週末になったところで、特にすることもない。

子ども高校生で、一緒に遊ぶような年齢でもない。

妻とは、以前は仲良かったが、コロナになって、セックスレスになり、今は、会話も少なく冷えた関係が続いている。

1人であてもなくドライブをしたり、図書館で借りた本をカフェなどで本を読んだりしているうちに時間はすぎて、また一週間が終わる。

この前2021年になったと思ったらもう、気付けば、半年近くが過ぎようとしている。

最近は、ワクチン接種が進み、明るい兆しも出てきてはいるが、この後世の中がどうなっていくのか、自分生活はどうなっていくのか、漠然とした不安を感じる。

おそらく、完全にコロナ前に戻ることもないだろう。

今まで仕事に打ち込んできた。

趣味らしい趣味もない。

趣味に充てる時間があるなら、家族との時間大事にしようとしてきた。

そこに後悔はしていないが、現時点で何も持っていないことは否定できない。

人生の転換期に丁度コロナが重なっただけなのかもしれない。

コロナはあまり関係ないのかもしれない。

ただ一日を消費するだけの生活うんざりしている。

何か次の目標を見つけないと。

2021-06-13

早川書房のkindle1,500点半額セールで俺が買う/買わない本の話

早川書房のkindle1,500点以上半額を受けて、Amazonリストから俺の興味のあるものリストアップしたから、みんな見るとよい。

全部購入したいところだけども(全部買っても、たぶん1万円強に収まりそう。お得)、当の俺が何しろ吝嗇なので、気になったものは、まず図書館検索 → 人気のため多量の順番待ち、もしくはそもそも在架なし、の場合にだけ、購入することにする。

『息吹』

おそらく、今回の目玉の一つだろう。『あなたの人生の物語映画題名メッセージ』)』を書いたテッド・チャン作品集

試しに図書館検索したところ、予約待ちではあるものの待てないほどではない。ということでいきなりだけど購入×。

ちなみに、同氏の『あなたの人生の物語』はボルヘス幻想小説ロードムービーを掛け合わせたみたいな素敵な雰囲気作品が多くて良かった。おすすめ

ザリガニの鳴くところ』

今回の目玉その2。図書館検索すると…すごい、100件以上待ち。ということで買います

ミステリー普段あんまり読まないんだけど、話題となると触れたくなるのミーハーなんだろうな。

あと装丁が良い。カバーってほんと大事電子書籍勢力を拡大する時代でも。

Self-Reference ENGINE

円城塔作。これも図書館で見つかったので購入×。

余談だけど、文庫最近出た同じ作者の『文字渦』が面白かった。これもボルヘスっぽくて、あとは異様な世界をぎちぎち理屈と設定で詰めていくのが酉島伝法ちょっと入ってるかも。

文学少女対数少女

中国ラノベ。×。

同じタイトル、同じ内容で日本発だったら手に取らなかっただろうと思うのは、なんとなくラノベ基本的卒業したつもりでいるから。

そんな中で、中国ラノベってどんなもんや、って動機で気になったんだと自己分析する。こういうところに自分の変ないびつさを感じる。

イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史』

購入×。

ちなみに早川戦争ものというと、『ブラックホーク・ダウン』の原作を思い出す。上下巻でサイズはあるけど、グズグズの市街戦疲弊する現地部隊と混乱する司令部、隊員たちが基地で過ごす日常描写が様々なコントラストを描いていて、それが果てしなく悪化して正義の上っ面さえまともに繕えなくなっていく様子が素晴らしい。激烈に面白いかおすすめ

アメリカンブッダ

購入◯。ケレン味◯。あと、何気に南方熊楠×SFって目新しい? めちゃ相性良いと思うんだけどな。

『なめらかな世界と、その敵』『楽園とは探偵の不在なり』『月の光』『地下鉄道』『紙の動物園』『少女庭国』

×。どれも少し予約待ちすれば借りられそう。

気になってた本の半額セールが来る頃には図書館貸し出し予約もピークを過ぎている、ってことなんだな。と変テコなさとりを得る。

『禅とオートバイ

購入◯。タイトルで惹かれ、説明書きを読んでも何がなんだかわからないところにさらに惹かれ…。なんとなく予想はしていたが、図書館にも在架なしということで、買うことにした。

なんだよ、買わねー作品ばっかりじゃねえか、ってなんとなく心苦しくなってきたので、今回セールになっている作品の中で、すで購入して良書だった本のPR

①『サルたちの狂宴』

twitterFacebookと後の世の巨大SNS企業を舌先三寸で渡り歩いたウェブデザイナードキュメンタリー当人技術力や創造性よりも機転とノリで生きてるタイプで、ほんとに虚飾&虚業って感じなんだけど、イヤミじゃなくそれも生きてく上で本質的重要スキルだと実感させるところがある。最近ノってる『トリリオンゲーム』にもちょっといかも。

②『オクトローグ』

新刊からもっとプッシュすればいいのに。酉島伝法SF作品集

初期の弐瓶勉漫画みたいな、ダークで無機的な荒廃と有機的などろどろぐちゃぐちゃがミックスされた至高の雰囲気。全編、Steamあたりで即でゲーム作品に展開できそうなくらい個々の完成度が高い。っていうか、このレベルでそれぞれを長編として起こさない酉島伝法には創作におけるコスパって概念がないのか? と思ってしまう。どうかしている(褒めてる)。

③『ジェイバード

ヴォネガットというとSF作家イメージが強いと思うが、それ以外の作品にも素晴らしい小説がある。『ジェイバード』はその一つ。

年齢を重ねることで区別されてくる人間類型の一つに、他人感情をむき出しにして触れ合うことができない者がいる。いわゆる「心が冷たい」人。

俺は、文学の使命の一つはこの「心が冷たい人」を救うことだと思ってる。『ジェイバード』はそういう本。漱石好きな人とか意外とハマると思う。

閑話休題

『目を擦る女』

購入◯。最近亡くなった小林泰三作品集。有名な『玩具修理者しか読んだことがなかったので。

毒々しくも可憐笹井一個の表紙が目を引く。装丁ってやっぱり大事だね(そういえば、この方も故人だ…)。

『死亡通知書 暗黒者』

×。中国ミステリだそうだ。俺の生活圏の問題か、SF比較するとあまり話題に入ってこなかった印象がある。

『息吹』といい、早川はこういうデザイン装丁好きだね(良いとは思う)。

『華竜の宮』

×。椎名誠の『水域』といい、小野不由美の某作品エンディングといい(ネタバレなので名前は伏せます)、文明は水没させてなんぼ、みたいなところが俺の中にある。

『色のない島へ: 脳神経科医のミクロネシア探訪記』

×。あんまり趣味はよくない、と知りつつ、孤絶した文明と足で暮らす人々の特異な体質というテーマが好き。

似たような切り口で面白かったのは、『眠れない一族――食人痕跡殺人タンパクの謎』。不眠症クールー病ニューギニアのある部族罹患する風土病)、同族食によって体内に蓄積されるプリオンテーマの本。

『透明性』

×。これも装丁で気になったパターン

ボーダーつの世界

購入◯。映画原作だそうで。図書館には在架なし。

ふと思い出したのが、別の作家の『全滅領域』。あまりダウナーなので続編の『監視機構』で挫折したが、知らない人で『ソラリス』みたいな内省的なSF好きな人はハマるかも。

世界誕生日

購入◯。そろそろル・グウィンに挑戦してみるか、ということで。

ただ、SFを露悪と飛び道具で評価するところが強くて思想性は最後1%出てくればいいや、という性格なので、どうかな。合わないかもな。本当に一冊も読んだことがないから見当がつかない。

ホーキングブラックホールを語る』

×。「そんなに黒くない」「毛がない」…なんのこっちゃ?(amazon説明ママ

興味はあるけど挫折する可能性高いよなあ…と思っていたら、見透かしたように「必ず読み通せる科学解説」とまで書かれていて笑ってしまった。

『100年予測

×。国際情勢にフォーカスし、トランプ大統領誕生予言したという本。

紛争でしたら八田まで』が個人的に来ているのもあって、俺の中でいま地政学が熱い。

『史上最大の発明アルゴリズム

×。

わかるようでよくわかんねー概念を三つ挙げろと言われたら、エントロピー不確定性原理の次にアルゴリズムを挙げる。ちゃん理解している人からすれば何を頭の悪いことを…という感じなんだろうけど。ここらでしっかり説明できるようにしておきたい。

ちなみに、よくわからんと言っておきながらアルゴリズム関連で面白かった本に、『マインドハッキング: あなた感情支配し行動を操るソーシャルメディア』と『ニュー・ダーク・エイジ』の2冊がある。前者は政治的煽動目的として展開されたSNS経由のターゲッティング思想誘導後者テクノロジーの発達が不本意に実現してしまった笑えないナンセンスグロテスクテーマだった。

結局、買わないでも借りればいいか、ってのがかなり多くなっちゃったな。最後に、今回のセール対象ではないけど早川から出ている本で「ちゃんと」買った良書を紹介して茶を濁しておきます

①『魔王: 奸智暴力サイバー犯罪帝国を築いた男』

まれ想像力合理性を持つ天才。強欲と自らでさえ使い捨ての駒のように扱うむなしさが同居する矛盾したパーソナリティ。「これをああしたらどうなるか」をプログラミングだけでなく現実世界に反映させてしまったエンジニアにして犯罪者ポールコールダー・ル・ルーを追ったノンフィクション

犯罪ものであると同時に、この世界構造の一端が見えるような錯覚を抱かせてくれる作品

②『闇の自己啓発

反出生主義、変態性愛身体改造犯罪など、アンダーグラウンドだったりインモラルテーマについて、決められた課題図書を通じて参加者たちが議論する体裁の本。内容それ自体面白いけど、紹介されてる本が豊富で、そこから派生して読書体験けっこう広がる。

読んでて、最初は「自意識過剰過ぎてわけわかんなくなっちゃった大学生みたいだなー」ってイライラすることもあったんだけど、段々、各人の痛切なところとか博覧強記ぶりが見えてきて後半は感心しきり。面白い。続編読みたい。

以上です。

2021-06-10

中学生を塾に通わせる前にこれを読んでくれ

この日記は某家庭教師塾のアルバイト講師が、主に中学1〜2年生の親に向けて切実に伝えたいことをまとめた文章である

誰か1人でもいい、悩んでいる方に届いて参考になれば幸いである。


【はじめに】

塾は万能ではない。塾に来る中学生の中には、まだ塾に来るべきではないのに来てしまい、泥沼に陥っている子たちがいる。

ここでは塾に来る前に確認してほしいこと、何をするべきか、本当に塾を活用するにはどうすればいいのかを教科ごとに書いていく。


数学

数学で躓く中学1、2年の子は大変に多い。

そしてそのできない原因はほぼ共通しているといっていい。

計算だ。計算ができないのだ。

公式は言えるのに肝心の計算で間違うのでいつまでたっても間違える。

九九が言えない、約分ができない、筆算に1分かかる……このような子は、率直に言って「まだ」塾に通うレベルではない。

このような子たちを指導するときに組むカリキュラムは当たり前だが計算練習を中心にしたものとなる。

しかしこの計算練習というのが塾のシステムとかなり相性が悪いのだ。

講師は生徒の間違いを指摘し、解説するために存在しているのだが、基本中の基本の計算練習においてはその存在感は希薄ものとなる。

サポートできるのはせいぜい「7の段を間違いがちだから一緒に言ってみよう」「丁寧に書くと計算を間違いにくいよ」くらいのもので、肝心の計算クオリティスピードに関してはもう完全に生徒本人が頑張るしかない。

講師としてもはやく基礎の計算練習を終わらせて本番である面積や平均、方程式などの難問を教えてあげたいのだが、しか計算ができるようにならなくてはスタートラインにすら立てないのだ。

早くスタートラインに立ってほしい、その一心で連絡ノートに「自宅で計算練習をしてください」と書き、計算プリントを持たせ、家で毎日1枚こなすように言いつけて親御さんにも協力を仰ぐのだが、そういう子に限って「なんで計算なんか練習してるんだ?早く単元の解説をしてほしい」というダメ出しを喰らってしまう。

違うのだ!

計算というのは本当に大事で、中学高校大学受験の全てに尾を引く。

土台がぼろぼろの家はすぐに倒壊する。

ミスなく、速く、基本的計算をこなすこと!これが全ての基本だ。

そしてその基本を中学1、2年生のうちにマスターしておけば本当に大きなアドバンテージとなる。

逆にここで躓いて中学3年生になり、高校受験を計算練習から始めるのはかなり厳しい戦いになる。

から伝えたいのは塾に通わせる前にまず自宅で計算練習をしてくれ!ということだ。

高い月謝を払ってわざわざ塾に来て黙々と計算練習をする羽目になるより前に、安い適当ドリルを買って家で一冊終わらせた方が絶対に良い。

できれば1週間集中して取り組んでほしい。

数日間が空くとすぐに忘れる。大人が思うよりもがっつり忘れる。

子ども1人では集中できないし親が面倒見れないから塾に通わせているんだ!と思っている方は、騙されたと思って1週間連続家庭教師を雇い、徹底的に計算練習を見てもらうのだ。

週に数日塾に通わせて中途半端熱量計算練習をするくらいならそちらの方が断然コスパはいい。

何度も言うが、長い人生の中で、この時期に基本の計算マスターしておくことは本当に大事なことだ。

中1、中2で計算で躓いている子どもを持つ親は相応の危機感をもってほしい。

計算練習だけは講師が教えてどうにかなるものではない、生徒が自分継続して頑張らなければ身につかない。

そしてある程度基本の計算ができるようになったら初めて塾に通えば良い。

計算ができない」というノイズが取り払われた子ども純粋に単元の理解に勤しめるし、講師も全力で教えられる。

子ども数学の成績が奮わず塾に通わせるか迷っている親御さんは、まず「計算で躓いている」のか「単元理解に躓いている」のかを見極めてください。わからなければ体験授業なりで講師に聞いてください。

計算で躓いている」ならやるべきことは塾に通うことではない!

その準備だ。前段階だ。とにかく計算練習をするんだ。話はそこからだ。

中学に向けて計算スキルを身につけたいという小学生、親御さんにはくもん教室おすすめする。

くもんの数学プリント殆ど計算の反復練習であり、毎日宿題プリントが5枚出るので継続した勉強習慣も身に付けやすい。

下手な進学塾に通うよりまずはここで計算スキルを身に付けるべきだ。

しかし、くもんは計算練習に特化しているため面積や平均など、応用した単元の練習には向いていない。というかプリント範囲に(ほぼ)入っていない。

なので、余裕のあるご家庭ならば、早い段階でくもんに通い、ある程度計算力を得たら進学塾に切り替えて単元の練習をするという流れが1番良いと思う。


国語

文章題ができない中1、2年の原因もシンプルだ。

本を読んでいない、これに尽きる。

実際に問題を解いてもらうと、普段文字を読んでいないので文章を読み終えるだけでタイムオーバーしてしまったり、最後まで読んだ時には前半の内容を忘れていたりする。

深刻だと感じるのは「嬉し泣き」の概念などを理解できていない子で、「泣く」のは痛い時、悲しい時のみだと思っているので誤読するのである

人生で「嬉し泣き」の概念出会たことがないのだ。

もうこれは人生経験の問題になってくる。

本を読むのだ。もしくは映画でも、漫画でも歌でもいい、とにかく作品に触れて、自分以外の人の感情の流れを知ること、新しい概念を学ぶことが重要だ。

塾講師が「嬉し泣き」とはこういう感情で、「切なさ」とはこうで…と教えるよりもそっちの方が余程スムーズ理解できるし記憶に残るしなにより生徒も楽しいだろう。

親御さんにお願いしたいのは、そのような作品子どもが触れる機会を作ってあげることだ。

本を買わなくてもいい。学校地域図書館に連れていき、子どもが読みたそうな本を数冊一緒に選べばいい。

この時に絶対やってはいけないのは、子どもの選ぶ本に口出しすることだ。

まり簡単だろうが、絵しかなかろうが、倫理的心配であろうがとりあえず読ませるのだ!

気になる本の魔力は他者が思うより強い。

一冊読めば似た本が読みたくなる。それを繰り返すうちに、放っておいても文字数の多い小説に手を出すようになる。

間違っても初手からこども名作文学など勧めてはいけない。

どうしても読ませたかったらリビングの目立つ本棚に置き、親が率先して読んでいれば興味をそそられていずれ読む。待つのだ。

そうやってある程度文字を読み、文章に慣れ、感情や行動のサンプルを身体で学ぶ、そうして初めて問題を解くスタートラインに立てる。

から文章題で躓いている普段全く本を読まない子どもは、まず本を読むところから始めてくれ!

その状態で塾に来ても、何十分もかけて文章を読む基本練習をするだけだ。

高い月謝を払っているのにあんまりだと思わないか?教えるこちらも心苦しい。

本当に塾を効果的に使いたいなら、まずその準備として文章を読むところから始めるんだ。話はそこからだ。


英語

これに関しては特に言うことはない。

中学1年で本格的に勉強が始まるため、ほぼ全員が同じスタートラインから始まる。

スタートラインの前にある基本的計算力や読解力を要求されることもない。

アルファベットが言えれば十分だ。最悪言えなくてもたった26文字なのですぐに追い付ける。

家庭でやってほしいおすすめ勉強リスニングくらいだろうか。

こればかりは塾で教えるのは厳しい。

計算練習と同じく、継続的で本人の努力の量に左右される単元なので、塾で、家庭で、自主的に反復練習を積んでもらう必要がある。

あとリスニング聞き取りにくい所を何度も繰り返して聞くのが重要になってくるのだが、その「聞き取りにくい所」は生徒本人しかからないので、他人が教えるとどうしても非効率的になってしまいがちなのだ

中学リスニングはあまり重視されないのだが(出るとしてもレベルは高くない。基本がわかっていれば十分だが、簡単な文の読み上げが聞き取れないようなら対策した方がよい)、高校大学受験、そして英検TOEICではかなりの何度のリスニングが出てくる。

これらのリスニング日本学校教育だけで立ち向かうことはほぼ不可能なので(そもそもリスニングの機会が少なすぎる)、自分で何かしら教材を買って学ぶ必要がある。

それを中学からやっておけば高校でだいぶ貯金ができるだろう。


社会理科

ほぼ暗記科目である

例えば社会で、応仁の乱が起きた理由が上手くわからないので覚えられない…という躓き方をしている生徒には塾講師が役立つだろう。

しかし、その点は教科書を読めば理解できて、単に暗記で躓いているなら塾講師なしでも解決できる場合が多い。

要するに復習サイクルを上手く立てれていないのだ。

躓いている子は宿題として出されたテスト範囲問題集を一回解いて、丸つけをして、あとは一切問題集に触れずにそのまま試験に臨んでいる。

これでは良い点数が取れないのも当たり前だ。

暗記科目において1番大事なのは復習。

一回問題集を解いたら間違った問題に印をつけて、翌日そこだけもう一回解く。そして1週間以内にもう一回解いて、全問正解できるまで何周でも繰り返す。

テスト前にも同じ事をやって、全ての間違いを潰した上で本番に臨む。これだけだ。暗記ものでやるべきことはこれしかない。

まぁこれができれば苦労はしない話でもあるのだが、しかしこのサイクルは中学のうちに自分でできるようになっておいた方が絶対に良い。

これができない子は塾講師にいつこのページの復習をして、そうしたらこ問題集をやって…と逐一指導されることになるのだが、これはもはや勉強指導というよりはマネジメント生活管理の域になってくる。

率直に言って、やはり高い月謝を払ってまで通わせる必要はないように思える。

勉強週間がついていない最初のうちは塾に通って復習のやり方を教えてもらえば良いと思うが、それは意識して慣れればいずれ自分でもできるようになることだ。

マネジメントを期待して塾に通って暗記物を学ぶのならそれは正解だが、数学文章題のような"コツ"を期待して通わせるのならやめた方がいい。

来たところで最終的にやるのは問題を解いて、覚える、それしかないのだ。


【おわりに】

とりあえず伝えたいことは以上になる。

とにかく塾は万能ではないこと、塾の効果を最大限に発揮するには家庭での準備や努力が不可欠なことを認識してもらえたなら嬉しい。

そして、今現在自分の子どもがどの段階にあるのかを見極めて適切な措置をとるようにしてほしい。

全く地力がないまま塾に放り込まれ指導時間内はひたすら文章を読み、九九の練習をし、そして家庭での勉強継続して行われないため次に教室に来たときには内容をあらかた忘れておりもう一度六の段から始める、このような中学生を指導するのは本当に辛い。虚無だ。

月謝の無駄だとも思う。高額なのだから、本当に有用なことに使ってほしい。

現在悩んでいる方、どういう措置をとればいいかからない方がいたら、コメントを貰えればできる限り答えるので活用してほしい。

少しでも多くの子どもが己のレベルにあった環境出会えることを望んでいる。

2021-06-09

図書館の大魔術師は最強の漫画だと思う

絵はキレイだし設定は細かいむちゃちゃおしろ

でも単行本刊行ペースが遅いのが弱点

休載とかしてるわけでもないのになんでこんなに雑誌連載と間があいてるんだろう

anond:20210608203452

すごいな。

図書館にこの手の資料が詰まってるんだろうか

anond:20210609003928

じゃどうするんですの?

図書館があっても本を読まない子もおおいけどね。

anond:20210609002314

横だけど、「本すらない」はちょっと大げさじゃない?

学校図書館くらいはあるでしょうしもうかなり前から地方図書館も蔵書をネットで貸し出し予約できたはず。

2021-06-07

ずっと気になっている本の著者がいる

だいぶ昔、暇すぎて図書館時間つぶしてたんだけど、特に読みたい本もなかったかソファーの近くの本を手にとったわけよ。

全集コーナー。文科系学者の本だったのは間違いない。

政治学者かなんかのエッセイっぽくて、妙に投げやりなところが惹かれた。「仕事から書いているけど書くのは好きではない」とか「ほんとは誰にも記憶されずに死んでいきたい、こんなもの書きたくない」みたいなニュアンス言葉が印象に残っている。あれは誰だったんだろう?って調べてみても全くわからず途方に暮れている。

全集があるくらいだから割と著名な人なんだろうけれど分かんねーんだよな。

皆様の知恵を拝借したい。

金が無いとちっちゃい悩みにすげー時間食われるのよ

"買う"は"買わない"を内包しているはずなのに、金が無いが故に"買わない"にも一定の利が生まれているのがホント貧乏の損なところだと思う。

何が言いたいかというと「図書館の大魔術師5」を650円で買うかどうか悩んでいるのです。

昔見たアニメ

小学生の頃、図書館ビデオコーナーで借りたアニメタイトルが思い出せない。

どんな話だったか全然覚えていない。

唯一何となく...かすかに残っている記憶だと


主人公?がコロッセオみたいな闘技場で怪物と戦っている

主人公押され気味

ガラスっぽいドームがあって、その中にヒロインがいる

・いよいよ主人公が危ないってなった時に、一か八かガラス越しにヒロインキス

・力がみなぎってきて怪物を倒せる...

というシーンがあった気がする。でもあまりあやふや記憶なのでもしかすると全然違うかも...。

あ...なんかガラスドームの中にヒロイン怪物が居て、ヒロイン助けるために主人公ガラス越しにキスしたんだったかな.......わからない...わからない.........


もしこんなようなエピソードがあったアニメを知っている人がいたら是非情報を寄せてくれると嬉しい。

2021-06-06

anond:20210605162716

なんで読書しないといけないの?

スマートニュースタダだし

ソシャゲ基本無料だよ

図書館に行くのにも労力と交通費と返す手間がかかるし全然タダじゃないよ

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