「印税」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 印税とは

2018-04-06

anond:20180406132247

そこに依頼するかどうかは漫画家が選べるでしょ?

不要なら依頼しなければいいだけで。

もともと本を作って日本中で売る手段個人だと弱かったか

出版社が間に入ってただけで、電子書籍が普及した現在ではもう

ただの中抜き機関だよ。実際印税5%とか意味わからんでしょ。

誰の作品だよって話。

2018-04-02

デレマス双葉杏ちゃん

スカートあんなふうにソファに寝転がってたらパンティーまるみーえでは?

印税生活に飽き足らず固定給昇給目指してるのか?

描写特にないけどスカートのガードが緩そうなアイドルは他にも三好くんや南条くんがいるけど(勝手に決めつけるなよ)

杏は自身性的魅力を分かった上で露出して来そうでタチが悪い(あんきら的な意味でのタチではなく)

はーあ

春だし新入社員がいきなり昇給欲求を満たそうとしてこねえかなあ

俺にそんな権限は一ミリもないけどさ

2018-03-20

出版業界はもう終わっている

これは出版業に隣接する場所で働く人間にはこう見ているという話だ。出版業は苦境に立たされている、新しい売り方を模索せねば、という声が聞こえてくるが、いや、苦境どころじゃなくてもう終わっているよなーと素直に思う。

編集者はいつ会っても疲弊している。ノルマに追われ、考える時間がない。著者を見つけ、本を作っても、宣伝費がないので売る方法がない。ノルマがあるので完成したらすぐ次の本に取り掛からなきゃいけない。同時並行でやっているので、一冊に力をかけることもできないし、完成したら販売に力を入れることもできない。結果、作ったらあとは放置。売れてくれたらラッキー。そのぐらいの気持ちでやっている。

宣伝費がかけられないので、少しでも売れる確率をあげたければ、すでにファンがいる人間にあたらなきゃいけなくなる。なので、ツイッターフォロワーが多い人間ブログが少しでもバズった人間に声をかける。だから、今はネットちょっとでもバズると、すぐに出版の声がかかる。今やネットで人気のある人が毎月のように本を出す。フォロワーに対して「なんと本を書きました!」と報告する。初版は6000部。編集者からは「普通もっと少ないんですけど、フォロワーが多いので増やしました」と言われている。「うちは新人印税は7%なんですよ……」と申し訳なさそうに言う。ツイッタラーは一生で初めての出版なので、舞い上がり、少ない報酬でも睡眠時間を削って書く。だから出版を報告するのは一世一代のことだし、売れてくれと願っている。だけど、出版社はそうじゃない。出版社は現実を知っていて、売れないことを見込んでいる。フォロワーたちが買って、万が一にもヒットしたらいいと考えている。

売れないことがもはや当たり前なので、本を出してそれが売れなくても、気にしない。というか、気にする余裕がない。次の本を完成させなきゃいけないのだ。売れないことで凹んだりはしない。だけど、著者は違う。報告ツイートは「いいね!」されたけど、レビューもそんなにつかず、ツイッター感想もあまりつぶやかれず、「これでほかの出版からも依頼があるかも」と期待していたけど何もなく、「あれ?」と思っているあいだに、ビックリするほど静かに時間が過ぎていく。そして、また別のツイッタラーが「本を出しました!」と報告する。

そこで出るツイッタラーの本も通り一遍ものだ。生い立ちを語り、私はこうやって成功しました、と成功談をつづる。ちょっとツイッターでバズったぐらいの人間が、ものすごい人生を送っているわけでもない。文章がすごいわけでもない。だから、どこかで見たありがちな内容になって、売れない。

本はビックリするほどたくさん出ていて、そしてビックリするほど売れない。

本屋に行けば、いつも同じ本が並んでいる。「自由に生きよう」「夢を諦めるな」「こうすれば上手くいく」同じような内容を著者を変え、毎日出している。どれかが万が一にもヒットしてくれたらいいと思いながら。

小説はどれも内容違うじゃないか、と言われるかもしれない。だけど、小説はもう本当に売れない。書くのに2年かかって部数は4000部。特に宣伝もされずに一部の書店に一週間ほど置かれてなくなっていく。そして、売れなかったことを理由次回作は出ない。

じゃあ、売れる本は何なのか、というと、偶然としか言えない。たまたまタイトルが時流に合っていた、たまたま表紙がキャッチーだった、たまたま部数が多く出て書店での露出が多かった──これらの偶然が重なって発売数日、書店での売れ行きがいい。すると、出版社は「おっ」と思い、「じゃあ新聞広告出すか」とここでやっと宣伝することを考え始める。宣伝するとそれなりに売れる。だから増刷をする。すると、書店で目につきやすくなるので、また売れる。その売上を見て、また広告を入れる。すると、また売れる。一度売れだすとこういう循環が回り出す。

じゃあ、最初から部数を多くして、宣伝をしていけばいいじゃないか、と思うかもしれない。だけど、そんなことは怖くてできない。すでに数字がないと営業宣伝を説得できない。

こんな構造ができあがっているので、いい本はできないし、著者の期待は裏切っていく。似たような本しかないので読者も離れていく。これはもう「構造改革」でなんとかなる話ではなく、すでに業界が瓦解していると思う。

2018-03-11

漫画村を訴えるのは漫画家仕事だよね?

Twitterの「漫画村出版社が取り締まるべき」とかいツイート見て吹いたんだけど。

漫画家って出版社契約結んで、出版権を与える代わりに印税もらったりするだけだよね?ネット上の違法コピー出版社に取り締まってもらう項目なんて、普通契約にないと思うんだけど。

それとも私が知らないだけで、そういう努力義務項目があったりする?

普通漫画家組合とか協会対処すべき項目でしょ?というか、漫画家って組合はあるんだよね・・・??なければ作ればいいだけだし・・・

2018-03-10

anond:20180310141350

全く同じノリと理屈で、もう長いこと、目の前のキーボードぱちゃぱちゃたたいて物語文章打ち込んで印税で食べているよ! みんな小説家は良いぞ! 日本語が書ければ大丈夫だ! 変数の型宣言とかもない。まあその代わり実行されるのは読者の脳内なので、時たま思ってもみない異次元解釈されて感想でブチギレの人とかいるけど。まあとにかく良いぞ。ある日「……バニー女の子、良いよね」と思ったらその日のランチタイムにはもう登場させている。マンモーニじゃなくなるぞ。

2018-03-09

anond:20180309083849

曙太郎相原勇のような話かな?

彼女のために印税稼いで…付近の件が、独りよがり的な、女性気持ちが離れてしまっていることの正当化に聞こえてしまう。

美味しいものを食べるのなんか、結婚してからでもよかろうに。

とかキズに塩を塗るようなこと書かれても困るわよね。。

昨夜、彼女と別れた

ひょんなことからアラフォーにしてアラサー彼女ができて、結婚視野に入れて半年以上付き合ってきた。

遠距離なところもあって、その寂しさもあるだろうから埋められるように努力してきた。

だけど仕事プライベートなこともあって、今年に入ってから数週間ほど会えない期間ができた。

そんなタイミング彼女ラインで言い放った。

あなたという存在が分からなくなっちゃう」

この一言自分が一体何を彼女のためにやってきたのか分からなくなった。

メールラインも面倒な人間だったけど、彼女のために毎日ラインを送るように努力した。

突然相手生活に押し入る携帯電話という文化が得意じゃないけど、電話もっとしてと言われたか電話をするように努力した。

会えない分だけ、一緒に美味い飯も食えるように仕事に加えて電子書籍で月5万円くらいの印税をもらえるくらい頑張った。

自分だけの人生では全く関わることのなかったであろうディズニー遊園地の類も、彼女希望だったから奮発した。

「分からなくならないように、どうしたらいいのか2人で話し合おう」

細々としたことから始めるのではなく、まずは可能不可能考慮せず、大きな石を切り出して、そこからディテールを掘り起こそうと提案した。

しか彼女の口から出たのは、もっと会える頻度を増やすとか、そういう粗削り案ではなく「距離を置く」という提案だった。

その提案ディテールを掘り出すまでもない一種の拒絶で、僕はそれを呑んだ。

どうせ1~2日で連絡をしてくるだろうと思っていたからだ。

連絡が来たのは数日後、約1週間後に電話をしたいというものだった。

それが昨晩の出来事で、「別れる」という選択だった。

僕という存在は夢のような存在で、付き合ってきた期間はまるで夢を見ていたのじゃないかと感じたそうだ。

何がいけなかったのか、僕には全く分からない青天の霹靂だった。

アラフォーにして、まさか失恋の苦い思い出を作ることになるとは思わなかった。

人生っていうのはつくづく分からない。

2018-03-06

皇国の守護者原作作画の力関係

少なくともキャラクターデザイン構成について作画担当伊藤悠さんのオリジナル要素も多分に入っているはずなのに、漫画家人生の数分の一の時間を割いた作品が、今後人の目に触れられることなく、闇に葬られて印税収入も無しって違和感

50:50ぐらいに思っていたけれど、実際は90:10位の力関係なの?

2018-03-05

漫画村問題出版社が大体悪い

今巷で話題漫画村問題について、

漫画村がでかい顔しているのは出版社作家から搾取して高給取ってるくせに何も対応策を打てない無能からだ!」



という意見結構あるが、元編集からちょっと言いたいこともあったり。


出版社作家から搾取

本がいくら売れても印税10しか渡さず出版社が90%を奪っていく……というとたしか搾取に思える。

だが、大体が出版社に大したお金は残らず、むしろ出版しても赤字になるのが現実である


仮に500円の本を1万部刷った場合、単純計算で500万円が発生する。

その内訳をざっくり考えてみると

・50万円…印税10%)として支払われる。

・150万円…出版社から書店に本を配る取次に支払われる。ここの割合出版社によってまちまち。

・150万円…印刷や包装、デザインなど製作にかかる費用


で残るのは150万円、約3割である

これだけ見るとなかなかの儲けだが、実際には全てが売れるなんてことはなく、返本分の金が消えていく。

3割の返本は当たり前なので、150万円分の売上が引かれて、残ったのは0円、儲けは完全に消え失せる。

(ここは単純計算しているので実際はもう少し異なるが)

3割ならまだいいが、売れない場合返本5割、時には7割なんてこともあり、そうなると大赤字である

さらに返本分を保管する倉庫代など、余計な出費がかさんで仕方がない。


これは、発行部数に対して印税が発生するパターンで、極論1冊しか売れなくても作者には50万円が入ってくる。

売れなかった時の金銭リスク作家ではなく出版社が背負っているのである

ちなみに、電子書籍場合は売れた冊数ベースで支払うので、1冊しか売れないと1冊分のお金しか入ってこない。


というわけで、搾取だと言われると少々厳しいところはある。印税20%なんて現実的ものではない。

ただ、出版不況発行部数が落ちている中では印税が下がっており、それが作家を苦しめてしまっているのは間違いないので、

とにかく売れる作品を作るために出版社も全力を尽くさないといけない。


もちろん印税5%とかは搾取だと思います……10%きちんと払いましょうね。



②高給

会社にもよるが、まあ高給であることが多い。

というのは出版はなかなか離職率の高い業界である

週休2日も必ずあるわけでもなく、休日だろうが年末年始だろうが作家からの連絡がくる。

旅行中だろうが病気中だろうが、いつ連絡がきても対応しないといけない。

そんな業種なのでストレスはどんどんたまり、合わない人はどんどん辞めていく。


そうなると人数が減って一人あたりの仕事量は増加し、残業代も多く発生する。


というわけでたしか編集は高給取りが多い。高給くらいもらわないとやってられない仕事である

正直なところいつ身体を壊して辞めるかわからない仕事なので、元気なうちに貯めておきたいと自分は思っていた。

契約社員編集なんかは給料が安いのにプレッシャーも大きくなかなかつらい立場である


ちなみに、非編集部門はそれほど給料が良いわけでもない……らしい。正直よく知らない。



③何も対応策が打てない無能

まさにその通りである

まず出版社は全体的に考え方が古いので、新しいビジネスについていくのが苦手な傾向があると個人的には思う。

からマンガ読み放題なんてサービスもなかなか手を出せず、漫画村のような海賊版サイトがのさばってしまう。

同業他社との連携も、作家の取り合いのようなライバル意識の影響はわからないが、元々小出版社が多く分配なども煩雑まりない。


また、漫画村対策もなかなかできない。

大手ならともかく中小出版社法務なんて大した機能がないことも多く、各自が対漫画村で行動を起こせるわけでもない。

法務がしっかりしていないと、どのような法に基づいてどうやったら摘発できるのか、法律プロではない編集にはよくわからないだろう。

身元がはっきりした立場権利侵害には動けるのだが…。

このあたりは法務がしっかりした大手が舵取りをして、出版業界全体で連携して取り組むべき問題なのは間違いない。



ということであれこれ書いてみたが、細かい数字などは間違いがあるかもしれないし、

自分知識過去のもの現在のものと変わっているところがあるかと思うので、あまりあてにしないでもらいたい。


なんにせよ、出版社作家のために頑張ってください。


2018-03-04

エロマンガ先生』論:度重なる奇妙さとその正体について

※おれは原作を読んでおらず、アニメを全話視聴しただけ、つまり原作三巻までの内容しか知らない。
※『エロマンガ先生』という表記は、原作ではなくアニメ作品を指す。

この論考もどきの楽な読み方について

結論は最終項「みんな家族になりたい」に書いているんで、各項の見出しだけを読んでから最終項を読むのが最短ルートだ。

もちろん、全部読んでくれることにこしたことはないけれど、どこのだれが書いたかからない約6000字の論考もどきに付き合ってくれる人はまれだろうから全部読んでくれた人にはすごく感激しちゃうマジで


ラブコメ発生装置として学校を使わない=もう学校はいらない

エロマンガ先生』にはいくつも奇妙なところがある。中高生なのに小説家イラストレーターとして第一線で活躍しているのが奇妙だというのではない。現代日本舞台にした中高生ラブコメなのに「学校」がラブコメ発生装置として使われず、それどころか学校がほぼ出てこないのが奇妙な点のひとつだ。

エロマンガ先生』は「家」が舞台の中心であり、方向性でもある。これは長編ラブコメとしてはめずらしい。

1~8話、12話は和泉家、9話10話はエルフ大先生の別荘(家の延長)が舞台になる。出版社はたまに出てくる程度なのでラブコメ発生装置として機能しているとはいえない。

まりこれは、もう学校はいらないという宣言をしているということだ。

まったくもって小説家小説ではない

原作小説家小説家について書いている小説家小説だ。しかし『エロマンガ先生』は小説家小説として奇妙だ。

通常の小説家小説には、小説家あるある小説への熱意・展望愚痴小説論、作者自身体験談らしきもの、などが書かれるものなんだけれど、『エロマンガ先生』にはいっさいそういったことが出てこず、歯の浮くような理想論しか語られない(あんなことを本気で思っている小説家はいない)。また、さまざまなライトノベルが出てくるけれど、どれも超有名どころばかりだ。ふつうもっと自分の好みを推したり、もっとマニアック作品をあげたりするものだけれど、そういったことをいっさいやらない。

以上の二点からエロマンガ先生』は、本来的な意味小説家小説をやる気がないとわかる。

ストーリー人間関係は「小説小説」にたくし、恋愛はおいしいところだけを抽出する

では、なんのために小説家小説の枠組みを利用しているのか。それは話を二層仕立てにするためだ。

第一層目は、「小説小説」(作中でキャラたちが書いた小説)を媒介とした人間関係の構築とストーリーの起伏だ。

まず、疎遠気味だった正宗と沙霧をつないでくれたのは「小説小説」だ。正宗は、沙霧のために最高の妹萌えを目指して「小説」を書き、沙霧はその「小説」のためにイラストを描くという関係になっていく。

エルフ大先生、ムラマサ先輩とも「小説小説」によって関係が構築されている。正宗エルフ大先生の「小説」のファンだということでふたりは仲良くなるし、ムラマサ先輩にいたっては正宗の「小説」がこの世で一番おもしろいとまで言い、かなり積極的正宗アプローチをかけていく。

すべては「小説小説」でつながっている。

正宗が沙霧に告白するきっかけをつくったのも「小説小説」だし、ラノベ天下一武道会なんていう「小説小説」どうしの闘いがあったりするし、ムラマサ先輩が敵意を向けていたのは正宗本人ではなく正宗の新作「小説」だし、エルフ大先生の別荘で合宿をすることになるのも「小説小説」が根っこにある。

ストーリーの起伏は「小説小説」に依るところがとても大きい。

第二層目は、おいしいところだけを抽出した甘々な恋愛要素だ。

ふつうラブコメでは、主人公ヒロインとの関係性(恋愛要素)でストーリーの起伏をつくっていくため、ときには喧嘩をしたり、すれ違いがあったりとマイナス方向に話をもっていく必要もある。

エロマンガ先生場合は「小説小説」がストーリーの起伏を担当してくれるから恋愛要素で起伏をつくる必要がない。その結果、超ウェルメイドで、甘々な恋愛のみを抽出することに成功している。マイナス方向の恋愛要素がなにもないのにラブコメとして成立している。これはすごい

男女間の摩擦のない恋愛描写批判もあるだろうけど、こんなにうまく抽出できている長編作品の例はすくなくともおれは知らない。

やたらと凝っているエロシーン

ふつうラブコメエロシーンというのはおまけ要素だ。風でスカートがめくれて女の子パンツが見えて「ムフ」となったり(ラッキースケベ)、露天風呂ヒロインたちが「***ちゃんの胸大きい~」と会話していたり(サービスカット)、というものだ。

エロマンガ先生』のエロシーンは格がちがう。『エロマンガ先生』の場合エロシーンも「本編」であり、ストーリーの進行を補助していく。

たとえば、一話を思い返してほしい。エロマンガ先生の生配信を見ていた正宗エロマンガ先生が妹であることに気づき配信を切らずに着替えようとしているエロマンガ先生をドアを叩いて全力で止め、ネット上に妹の裸を晒すことなく済んだというシーンがあった。これはラッキースケベの応用で、一話でもっと重要なシーンだ。

三話の冒頭では、となりの無人洋館からピアノの音が聴こえてきて、もしかするとオバケかもしれないと怖がる沙霧の頼みで、正宗がとなりへようすを見にいくと知り合いの少女作家が裸でピアノを弾いていたというシーンがあった。これもラッキースケベだ。エルフ大先生名誉のためにも念を押しておくと、あれはエロシーンだ。エロと同時に話もすすむ。

このように『エロマンガ先生』のエロシーンは、ハプニングというかたちでストーリーの展開を補助する役割果たしている。これに加えサービスカット豊富だ。というかエロシーン・サービスカットのない回がなく、ものすごいサービス精神でもって甘々な恋愛を強化していく。

エロマンガ先生構造をまとめるとこうなる。

一般的な学園ラブコメの一例

学校――人間関係の発生―→恋愛要素(人間関係ストーリーサービス)←―サービスを強化――エロ

エロマンガ先生場合

【第二層】恋愛要素(サービス)←――――――――サービスを強化―――┐

      ↑                           │

     サービスを強化                      │

      │                           │

第一層】小説小説人間関係ストーリー)←―ストーリーを補助――エロ

学校は出てこないのに制服ちゃんと出てくる

あと、これはおまけ程度の話なんだけれど、この作品学校のシーンはほぼないのにヒロインがわざわざ制服を着て、主人公に見せにくるという奇妙なシーンがある。それも二回も。

普段は見られない、エルフ大先生とムラマサ先輩の制服姿が拝めるのはいい。けれど、ふつうだったら学校帰りという設定にでもしておけばいいのに、ヒロインふたり共に「男って制服が好きなんでしょう?だからあなたのために着てきてあげたんだよ」というふうなことを言わせる。

とても奇妙なシーンだけれど、つまりこれは、もう学校はいらないと宣言したけれど、学校生活の面倒くさいところを取り除いた女子象徴としての「制服萌え」は残っている、ということだ。

ここまでの話を三行でまとめる

エロマンガ先生』とは!?
学校なんていう公的領域は信じられない!!
信じられるのは己の仕事と、楽しい恋愛描写オナニーのためのエロネタ制服萌えだ!!というアニメ

でも、もうちょっとだけ、おれの話はつづくんだ……。

幼なじみキャラのあまり空気感山田エルフのお隣さん感のなさ

学校もいらないけど、「となり近所」もたいして重要じゃない。

智恵という幼なじみキャラがいる。この幼なじみほとんど活躍しない。「お嫁さんになってもいいよ」みたいなことを言うけれど、目立った活躍はそれくらいで、あとは正宗ラノベ談義に花を咲かせているだけだ。

また、エルフ大先生にお隣さんの感じがないことも気になる。お隣さんの感じがない理由はさまざまだ。初登場時にお隣さんではないこと、お隣さんらしい活躍を見せるのが三話から五話前半までの短い期間だけだということ、お隣さんのテンプレートをこなしていないこと(たとえば、朝起こしにくるとか、両親公認の仲になっているとか、いっしょに登校するとか)などが挙げられる。

幼なじみもお隣さんもさほど有効につかわれない。つまり、「となり近所」という公的領域重要ではないということだ。

みんな「家族」になりたい

学校」「となり近所」といった公的領域重要ではない。では、『エロマンガ先生』のキャラたちは、なにを支えに生きているのだろうか。みんな我が強いし、仕事成功しているから、自分ひとりの力で自立しているように見える。けれどそうではない。ましてや恋愛至上主義者の集まりでもない。

第八話「夢見る紗霧と夏花火」の終盤、こういうやりとりがある。

正宗打ち上げ、楽しかたか?」

沙霧「ふつう……」

正宗「この家にみんなが集まってくれてさ、みんなで同じもの食べていろんなこと話して、おれはすげえ楽しかった。その分みんなが帰ったらシンとしちまったな」

沙霧「兄さん、寂しかったの? あのとき電話、なんだかおかしかったから……」

正宗そうかもしれない。おれはね、ひとりでいるのが怖いんだ。おれの実の母親な、おれがひとりで留守番してるとき事故にあって帰ってこなかった。だから新しい家族ができて嬉しかった。情けないよな」

花火の上がる音)

沙霧「やっとわかった。兄さんは家族がほしいんだ」

正宗「うん、おれは家族がほしい」

沙霧「私は兄さんを家族だなんて思ってなかったし、兄さんの妹になんてなりたくない。でも、しょうがいから、ちょっとだけ妹のふりをしてあげる」

おれが『エロマンガ先生』のなかでいちばん好きなシーンだ。でも、いい話だというだけではなく、とても重要なことを言っている。

正宗は沙霧と「家族」になりたい。そして、沙霧も正宗「家族」になりたい。でも、いまふたり「家族」ではない。

複雑な家庭事情の結果、一軒家にふたりきりになってしまった正宗と沙霧が、どうやって家族になるか。それは第四話「エロマンガ先生」の終盤で提示されている。

正宗「なあ紗霧、おれにも夢ができたぞ。おれはこの原稿を本にする。たくさんの人たちをおもしろがらせて、バンバン人気が出て、楽勝で自立できるくらいお金も稼いで、そんでもってアニメ化だ!」

沙霧「それが兄さんの夢?」

正宗「ちがうちがう、こんなのは前準備だ。うちのリビングに大きな液晶テレビを買って、豪華なケーキにろうそく立ててさ、おまえを部屋から連れ出して、ふたりアニメを見るんだ。おれが原作で、おまえがイラストを描いた、おれたちのアニメだ」

正宗が熱心に語る「うちのリビングに大きな液晶テレビを買って、豪華なケーキにろうそく立ててさ[……]ふたりアニメを見るんだ。」というのは幸せな家庭のイメージのものだ。そして、「おまえ(沙霧)を部屋から連れ出して」というのは、沙霧の閉じこもり克服=ふたり家族になるための第一歩目という具体的なイメージ正宗はもっていることを示している。

まり正宗ヴィジョンはこうだ。ふたり作家イラストレーターとして協力して仕事成功させる、その成功は「家族になりたい」という夢につながる。
単純化すれば「仕事 → 家族」というヴィジョンだ。 

正宗と沙霧だけではなく、エルフ大先生やムラマサ先輩も家族の夢をもっている。

エルフ大先生は第九話で「結婚」を強調した愛の告白をする。両親がプロポーズをした場所で、両親の幸せ結婚生活イメージを、自分正宗が築くてあろう幸せ結婚生活イメージに重ね合わせる。ただ、父親とは幼いころに死別しているため、その幸せイメージは淡い。

ムラマサ先輩も七話で、正宗に「わたし専属小説家になれ」「印税のすべてをあげてもいい」と言い、後に愛の告白もする。セリフからは「ヒモ」のようなイメージが浮かんでくるけれど、見方を変えれば、世帯主の女が男を養うという家族といえる。

主要キャラはみんな家族の夢を支えに生きている。

ただし、正宗と沙霧が共有している「仕事 → 家族」というとても明確なヴィジョンに比べて、エルフ大先生とムラマサ先輩のもつヴィジョンは不完全だ。エルフ大先生のは曖昧すぎるし、ムラマサ先輩のは一方的すぎる(そもそも無自覚だ)。ついでにいっておくと、智恵(幼なじみ)は「お嫁さんになる」というフワ~ッとしたことしか言えてないので蚊帳の外だ。

ここまでの話で「仕事 → 家族」という考え方はおかしい。「仕事+恋愛 → 結婚 → 家族」と考えるのが常識なのではないかと思う人もいると思う。

率直にいうと、家族をつくるのに恋愛結婚をする必要はかならずしもない。『エロマンガ先生』において恋愛はおまけにすぎない。

前述したとおり、『エロマンガ先生』は小説小説仕事さえあれば人間関係を構築できるし、ストーリーがすすむし、家族の夢に向かって前進することができる。恋愛あくまサービス要素にすぎず、あってもなくても、なにも影響しない。つまり、おまけだ。

エロマンガ先生』における各要素の重要度は「恋愛 < エロ < 仕事 < 家族」というふうになる(学校、となり近所は除外)。

このなかで恋愛はおまけだから簡単に省ける。エロストーリーの補助をしてくれるけれど省こうと思えば省ける。仕事小説小説)はストーリー人間関係などさまざまに絡んでいるので必須だし、家族は最終目標だ。

よって「仕事 → 家族」が成立する。


結論エロマンガ先生』はこういうアニメだ。

家族になりたい」という夢を叶えてくれるのは学校やとなり近所といった公的領域ではないし、家族をつくるために恋愛をする必要はかならずしもない。家族の夢を叶えてくれるのは己の仕事のみであり、その仕事に耐えるために100%甘々な恋愛エロネタ制服萌えといった癒やしが必要だ。

おれは『エロマンガ先生』に共感してしまう。

家族をつくる=(常識で考えれば)結婚する、ということに恋愛はいらないんじゃないかとおれは思っているし、国や会社やとなり近所が直接的に手助けしてくれるわけでもない。会社がしてくれるのはあくま金銭的な補助のみであり、仕事をしていないとその恩恵あやかれない。国はほんとうになにもしてくれない。仕事こそが最重要だ。おれは会社に生かされている。そして日々の辛い業務から離脱すべく、おれはマンガアニメに没頭する……(宗教? 芸術? 知らない子ですね……)。

エロマンガ先生』はこういったおれの(おれたちの、おまえたちの)現実をしっかりと的確に描きつつ、荒唐無稽エロバカアニメを全力でやっているところがすばらしいところだ。

※追記 指摘のあった箇所を修正

2018-03-03

今更だが『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』を読んだ

幼女戦記カルロ・ゼン氏がやたらプッシュしてたので読んだ。

まぁ内容は

http://b.hatena.ne.jp/search/text?safe=on&sort=popular&q=%E6%9D%B1%E3%83%AD%E3%83%9C

あたりを読めばわざわざ買って読む必要はない程度だった。

ただ、本の印税収入リーディングスキルテスト実施費用になるっていうからはてなーもまだ読んでない人がいれば買って読めばいいと思うよ。

そんで自分リーディングスキルテストとやらをいっちょ受けてみっかと思って調べてみたら2018年度は8月20日から実施だそうでソレマデニワスレルッチュウノ_(:3 」∠)_

8/20になったらはてな村民みんなでマウント合戦したいからみんなで受験しようね!

2018-02-27

電子書籍の話ってもう読者が把握するのは無理だし、漫画村とは戦うしかない

なんか有名な某ジャンプ漫画を例に出して紙の初版部数が減ったかやばいよとか言ってる人いるけど、肝心の電子書籍の部数はどうなってんのよ。

実は電子だけで50万部売れてんじゃないの?

それとも実は1万部だけ?


はっきり言うけどその数字が公にならない限りただの一般読者からはもう何も言えないでしょ。

紙と電子でそれぞれどれ位の売上や利益があるの?

作家にはどれくらい分配されるの?

印税10%位のままだったら、実はそこまで某漫画に関しては作者の印税減ってないんじゃないの?

もしそうだったとしたら、それってやばいのはあくま既存出版社利益でしょ?

まずそこを切り分けてよ。

なんか意図的混同させてるでしょ。


で、その上で出版社の体力がやばくなると宣伝が薄くなったり新人育成がしづらくなったりっていうデメリットが発生し得るってのはわかるよ。

雑誌システムの優秀さとかもわかるよ。

過去作が新刊と一緒に陳列されて過去の名作のほうが注目されがちだから新刊が売れづらくなるってのもさ。

で、それでどうするつもりなの?

電子書籍やめるつもりなの?

んなもん無理に決まってんじゃん。

作品は作者のものなんだから

電子化決めるのは出版社じゃなくて作者。


はっきり言うともう、なにがしたいのか意味がわからないんだよね。

物理書籍に客を引き戻したいの?

それ俺達読者にメリットあんの?

物理書籍にもいいところはあるし、俺は気に入った作品は両方買ってる。

コレって結局さ、買うかどうかを決めるのは消費者なんだよね。

ほんとに消費者の事見えてる?

もう俺達に一般読者に語りかけられてもどうしようもないよ。


あと、漫画村と戦うってのもどう言うことだかわかってる?

言っとくけど戦うってのは、海賊版放置して競争するってことでも物理書籍固執するってことでもないからね?

海賊版を法的に叩き潰して海賊版サイト利便性を削ぎつつ、本家の方では正しく、継続的配信販売しつづけるってことだから

インターネット社会になった以上、それ以外に勝つ方法はないよ。

映像配信サイト音楽ストリーミングも全部そうやって戦ってきた。

え? 海外サーバーがあるから潰せないって?

残念だけどさっさと海外進出しろしか言えないよ。

でなければ駆逐されるだけ。

残酷だね。

でもそれがインターネットだ。

国境のない世界強者けが総取りする弱肉強食世界

金がないなら借金しろ投資をもらえるように働きかけろ。

政治家に働きかけて海外圧力をかけろ。

YoutubeネットフリックスAmazonは全部そうやって進出してきた。

赤字赤字赤字の垂れ流し。

でもそれ以外に戦う方法はもうないよ。

それができないなら、国外ネット金盾で封鎖するしかない。

でも日本でそれができるのかって言われると無理だろうね。

2018-02-01

出版社電子書籍を軽視する理由はなんなのか

紙と電子漫画の売り上げの意味は違うと思う

売上とは究極のところどうでもいいもの利益のほうが重要なんでしょう?

だったら売り上げが下がってようが、利益が多いだろう電子のほうがいいじゃん

もしかして利益は紙のほうがいいとか?

だとしたら契約おかしいと思うんだけどね

そりゃ漫画家は刷った本の数で印税が違ってくるから

1000しか売れてなくても5000刷った印税がもらえる紙のほうがいいかもしれない

でもそれは出版社からしたら返本されるのだからまずい問題だろう

から漫画家は困るかもしれないけど、出版社電子様様なはずに違いないと思っていた。

なのになぜか出版社電子は力入れてなくて、紙がいいとか言っている。

何が何だかって感じですよ

これってなにがどうなってこうなったんだろう

2018-01-30

結局漫画家疲弊コンテンツ搾取しか考えてないIT企業が悪い

一時期、大手IT企業やらベンチャーやらが参入して漫画アプリが雨後の竹の子のようにたくさん出てきたことあったでしょ。

あの時オレは「資金力あるIT企業が今までの倍以上の原稿料と印税を餌にして出版社メジャー雑誌から大物漫画家アプリ連載に移籍させることあると思います!」と思ってワクワクして見守ってたんだよね。

移籍金50億円払って尾田栄一郎ワンピース集英社ジャンプからLINE漫画で連載開始!ってなったらものすごいインパクトじゃん?

そうやって漫画家スポーツ選手みたいに移籍することが普通になったら、今「出版社搾取されてるんですぅ~」って不平言ってる漫画家なんていなくなるでしょ?

でも結局そんなことならずにIT企業既存出版社と同じく、新人漫画家を安い原稿料でこき使って量産型漫画を撒き散らして市場を汚していくだけ。

 

一方、アメリカ発の動画配信サイトではオリジナルコンテンツ制作に膨大な資金力を投資して、製作者はウハウ状態。多分、もう数年したらアメリカ中国大手企業による日本の大物漫画家の引き抜きを本格化させるんだろうけど、そのときには日本企業には引き止めるだけの資金力はもう残っていないんだろうな。

僕が漫画村を批判しない理由佐藤秀峰note

https://note.mu/shuho_sato/n/na20ddb5fdfdf

漫画村が電子書籍市場を発展させる

https://anond.hatelabo.jp/20180126102325

2018-01-21

作詞作曲者

どう考えても作曲者の方が重要じゃん?作詞なんて意味わからん言葉適当に並べてるだけだろ。誰もちゃんと聞いてないし読んでない。意味なんて気にしてない。

だけど曲はそうはいかん。売れる売れないはズバリ曲なのに、印税が半分ずつで分けられるのは何故か?

2018-01-18

ちょっとバズったからって欲の皮張りすぎなんだよ

https://togetter.com/li/1190983

最近出版社の人もツイッターとか見てるせいで、ちょっといいねの数が増えるとすぐ書籍化!とかなる

くまのお菓子屋とか、最たるもん

あいうの見るたびに、また金儲けかよ、って気分になって萎え

しかもこいつ印税見越して買い物したりとか、ちょっと浮かれすぎ

で、こうやって書籍!とか浮かれる作者がごろごろしてるから出版社もいい気になるし、この前のコミティアで描いてるけどプロになりたくないのに編集はわかってくれない増田が現れるんだろう

なんか、単純に「お弁当はこうするといいよ!」と善意でみんなに教えてくれてた人が、「お金になる!書籍!金!金!」ってなると、ああ、結局金が欲しかたから描いたのか、って思ってしま

 

まあ、この書き込みはおそらく叩かれるな

吐き捨てて逃げる

エヴァのretake書いた人がねぎまもストーリー重視の書いてるのを昨日知ったから読んでみようかな

そもそもretakeも面白いって言われてるのに読んだことないんだけど

そういやUQホルダーアニメ化してて原作めっちゃ増刷かけて印税ハウハです(意訳)って作者が言ってたけど、アニメはどうだったんだろう

完全に空気になってた木がするけど

2018-01-10

昨日電子書籍覚悟のススメ全巻読んだら電子書籍最高

めっちゃ面白かった

2000年になる前の漫画なのに、贔屓目で見ても今の漫画より面白かった

何だろう?

この時代漫画にあって、今の時代漫画に無い物が確実にあるように思う

今の漫画ってすぐに「現実の延長線上」のような世界観が多いと感じる

この時代漫画って、世界のもの現実と異なった価値観を持ってる

現実にすり寄ろうとしたり読者に変にすり寄ろうとしたりしていない

作者が訴えたいことや描きたいことをできるだけ精一杯描こうとしてるように体全体で感じる

電子書籍が広まって良かった~

自分過去の名作と触れ合えるのも電子書籍があるからだと思う

実本しかなくて探したり取り寄せたりしなければいけない、

そんなハードルがあったら労力はともかく、時間が足りなくなる触れる作品が減ってしま

今の漫画がどれだけつまらなくなったとしても

まだまだ俺の知らない過去の名作が電子書籍に埋もれてる

そしてそれを金を出して買える!

作者がまだ存命中なら感謝と共に僅かな印税が入るだろう

俺が産まれる前や子ども時代にこんな名作を描いてくれてありがとう

あなた努力に精一杯お金を払いたい!

まれ電子書籍

実本はCO2無駄!何かを貶して申し訳ない

でも、本当に電子書籍は素晴らしい

電子作家の血と汗が送られてくる

今年でついに購入数1000冊を突破した

人生はつまらないが、漫画は最高に素晴らしい

これからも俺の労働の対価は筆に血を滲ませた過去漫画家たちに支払われるだろう

目標は今年2000冊突破!!

あ、あ、もちろん今の漫画も好きな漫画沢山あるよ!

2017-12-26

anond:20171226115109

mazmot 絵本だったらまだまだ単行本ロングセラーがあるよ。画家がきっちり描いた作品は、なかなか古びない。子どもの頃に読んだことがあると、親が買っていく。

そういう理由で売れる本は、桃太郎のような古典昔話ではなく

ぐりとぐらとかしろくまちゃんのほっとけーきとかの、当時はそこそこ新しかった絵本(今となっては古典)だよ。

そういうのは根強く売れている。

ノンタンシリーズなんて古いのは三百刷以上行ってる上にシリーズで数十冊出てるけど、

トータルでどれだけ印税入ってるんだろうか(ゲスい推測)。

世代の時点で、既に昔話=古臭いものとなっていて

当時の新作絵本の方が好きだった、って人の方が多いんだろうね。

それに絵本を買い与えるのは母親が多いから、桃太郎のような男児主人公の話は元々あまり興味がなかったりするし

女児向けのお姫様話で比較しても、日本のものよりディズニープリンセスの方が好きだったという人の方が多いだろう。

2017-12-24

むなしい趣味

今の流行りの曲や小説をこっそり過去に持っていって、天才子供としてデビューしてちやほやされて印税もがっぽりとか考えること

2017-12-20

はあちゅうは今

はあちゅう先生は今、どんな顔で印税計算されているのでしょうか。

はあちゅう先生は今、どんな顔で新刊イベント打ち上げパーティで経費のお酒をみなに飲めやと勧めているのでしょうか。

とても気になります

しかし、SNS焼いちゃったからこの豪華パーティなうできなくていいねがもらえないの悔やまれるわ自分の才能が悩ましわと、このタイミング男性結婚したいですと言わせてそれを拒否る遊びをされているところは想像したくないです。

私の中では、ご尊顔の作画藤田和日郎先生です。

2017-12-07

ジャスラック映画音楽から金をとりたいらしい

興行収入の1~2%くらいよこせって。

欧州では1~6%だって

本だと出版社から印税をもらってるけど、なんで音楽だとジャスラックが間に入るんだろ。

作曲家の取り分がどのくらいか適切かっていうのは置いといて、映画会社から作曲者が直接もらえばよくね?

2017-11-21

anond:20171121170857

かに違法ではあるんだろうけど、自分撮影したわけでもなく数年前までは普通に販売されてたようなDVD個人的に購入して所持していただけで書類送検されて、もちろん連載とか今後の仕事も失って。何か誰にも迷惑もかけてないのに余りにもペナルティが重すぎるんではないかと。(せめてこれぐらいのことな内密にしてやりゃあいいのに)

本来もっと悪いはずの売った方が捕まったなんて情報はどこにも流れないし。

その一方で過去未成年時に凄惨虐殺事件を起こした犯人は数年檻に入っただけでプライバシー保護されて、無事仕事もできるし本書いて大量の印税まで手に入れる始末。

違和感しかないな。悪法もまた法なりってやつかな。

2017-11-12

クリエイターツイッター見るとだいたいソシャゲやってる

お前ら仕事しろよ……つうか俺らが貢いだ印税そんなのに使うなよ

2017-11-09

電子書籍化Q&A 自分場合

>>本棚電子化計画

anond:20171109141538

 

前のトラバさんとも一部重複しますが、自分場合

「床に積み上げていてとても邪魔だ。よくつまづいて山を崩す。」

同じ状況だったので3年くらい前に、引っ越しを機にkindle化されてない書籍を除いて全部売り払い、

少しずつkindleで買い戻しています現在kindle購入冊数が3,000冊ぐらい、9割以上は漫画です。

なんでか小説は後回しにしてしまます自炊と他社のサービスは使ってないのでよくわかりません。

あ、DMMえっち漫画アプリアップデートでだいぶ使いやすくなりましたね。

 

Q.単純に紙の本が好き

自分も今でもそう思いますし、紙の方が読みやすいです。人に貸せないのもネックですね。

ただ前の環境では読みたい時にその本が部屋のどこにあるかわからない状態で、読みやすさ以前の問題でした。(自分が悪い)

あと、寝入り前に部屋の照明を落としてもベッドでタブレットブルーシェード付き)で読めるのはメリットだなと思います

また自分のような雑な人間は、新刊本屋で買って帰ったら同じ本がAmazonから2冊届いたりしていたので、

kindleだと重複購入の際に「この本あんた前に買ってるよ」と警告してくれるのが地味に助かってます

 

Q.カバー下のおまけだとかが省かれている、と聞いた。

大手出版社書籍はその辺もカバーしつつありますが、作品によります

配信用のファイルユーザ要望アップデートされ、購入後に事後でおまけページが追加されることもたまにあります

(正直、買った書籍が事後に勝手アップデート(改変)されるのは、気持ち悪くて好きになれません)

あと「帯」はほぼ間違いなく付いてきません。

 

Q.世の中の書籍の何割くらい電子版が販売されているのか。

自分が読みたい書籍に対する体感では、8割くらいの印象です。

本棚に残ってる(kindle化されてない)有名ドコロだと

浦沢直樹井上雄彦あずまきよひこあだち充、「AKIRA」、「FSS」、

もやしもん」、「ナウシカ原作」、「苺ましまろ(訂正:その後電子化されました)」、「キラキラ!

あたり。それでも部屋は劇的にスッキリしました。

 

Q.発売日は紙のものと一緒なのか

体感では紙と同時発売される作品は7割くらい。

雑に整理すると中ヒット作までは同時発売が多いですが、大ヒット作になると1〜2ヶ月待たされることが多くなります

上記の通り、いつまで待っても電子化されない作品もあります

 

Q.スマホで読むようなものだと電池が怖いな。電子書籍って充電喰う?

自分は字が小さすぎると感じるので、スマホでは読んでないのでわかりません。

kindleFireHD8とMacBookデスクトップWinPCでの読書になってます

たまにMacBookからHDMI出力してテレビで読むことも。

kindleFireHD8は東京から新幹線大阪行って、また帰ってきて、ぐらいの間は保つ感じ。

不要な時はWiFiオフにしとかないと、割とプアな印象です。

 

Q.データの容量も大きいだろうか?専用の端末持つべき?

スマホでは読まない前提の自分意見は「kindleだったら専用タブレットを持つべき」です。

kindle端末すべては知りませんが、自分が使ってるkindleFireHD8だと

本棚内のフォルダ分け」「SDカードでのストレージ増設」ができることが理由です。

フォルダ分け」はAmazonアカウント情報に紐付いてスマホアプリにも反映されます

またSDカード増設によって、現在スペック漫画で2,500冊ぐらいは端末に入ります

(初期はSDカード書籍は入れられませんでしたが、その後アップデート対応されました。)

 

Win/Mac用のkindleアプリは、単ページのタブレットに対し、見開き表示で大画面にも出力できることが魅力ですが、

本棚内のフォルダ分け」を反映する「コレクションメニューが(おそらく意図的に)なく、

最近読んだ(含DLした・購入した)順/タイトル順/著者名順」のソート頼りになります

画面が大きくスクロールハンドリングもしやすいのでタブレットほど苦にはなりませんが。

またPC向けアプリDL100冊超えたあたりで挙動がカクカクしたりクリエラ落ちしたりと、

不安定になってしまうのが難点で、頻繁に読まない書籍運用は「読む際にDL」「読んだら端末から削除」がセットになります

(これは改善されてるかもしれませんが試していません)

 

Q.電子書籍で買っても作家さんに入る印税は一緒?

これ正直よくわかんないんですよね。セールを待って半額とかでまとめ買いできるのは電子書籍の利点ではあります

反面、当然ブックオフ等に売れないことと、自分が死んだらこの3,000冊の漫画を読む権利はどうなるのか

よくわからないことがネックです。あと、Amazon電子書籍から撤退したらどうなるんだろう、とか。

 

Q.本の虫としては、本棚丸ごと持ち歩けるなんて幸せなことはない

本棚丸ごと持ち歩いて、いつでもどこでも読める」と思うと、逆に意外と読まなくなるのも人間です。

かばんの中に何千冊入ってようが、新刊に対する飢餓感は変わんないですね。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん