はてなキーワード: アマとは
朝7-8時、起きたら白湯を飲む。インスタントコーヒーでもいい。安い奴だ。
図書館で読書か勉強、ネットフリックスやアマプラで映画、スマホのカラオケアプリで熱唱。金のかからない娯楽を適当に。
趣味に割いても良い。自己満足動画を撮って、全力で編集して、伸びてないチャンネルに投下する。
12時になったら食事の用意をする。下ごしらえに時間がかかるものや、煮込み料理だ。スグには食べない。
娯楽やら買い物やら家事やらをして好きに過ごす。水回りの掃除は結構時間が掛かって達成感も強くオススメだ。
17時、ここでやっと食事を摂る。オートファジーだ。今から24時まで好きに飲み食いをしても良い。
腹が満ちたらASMR動画を見ながら昼寝。起きたい時に起きれば良い。
21時前後、おもむろに起きて夕飯を拵える。野菜多めを心がけるが、出来る範囲で構わない。犬の飯も用意する。
23時前後、酒を呑みながらニュースを見て、酔いどれたら寝落ち。
新型コロナウイルス感染症(以下コロナ)が流行りだしてからいつのまにか1年以上たちました。先の見えない自粛でみな疲弊していましたがワクチン普及により先進国ではようやく状況が改善されて先の見通しがたってきたように思います。
流行初期はコロナの特徴や性質が不明だったこともありプロアマ問わず多くの研究者が仮説を提示し、相互に検証したりしてさながら百家争鳴という状態でした。
それは当然だし健全なことです。特に、初期のWHOの政治的な動きや、これまでの悲惨な薬害の歴史を振り返れば公式情報や行政を疑っていくのは自然です。ただ、アカデミアの相互の検証プロセスによって研究者コミュニティの見解も徐々に磨かれて、現場の肌感覚とも突き合わされることでファクターX((日本やアジア人は感染率が低いのには原因があるのではとの仮説))などが否定されている中で新型コロナウイルスに対する世界でのコンセンサスはできつつあるようです。
ただ、そんな状況でもTwitterでは自説を撤回できないまま、敵に攻撃されたりファンにいだかれてカルト化していく動きがあるように見受けられます。
そこでTwitterのタイムラインで見かけたいくつかの印象深い出来事を記録として書いておきます。主観なので間違いもあるかと思いますがご指摘いただけたら反映します。
牧田寛先生。本記事執筆時点でフォロワー3.2万人で66万ツイートしているヘビーツイッタラー。博士号をもち、科学の関わるものごとに広く知的に、かつ断定的に意見を表明している。その自信あふれる姿勢から多くの人がファンになっているようで、凍結されたことについての記事でも多くのフォロワーが言及しているのが分かる(まとめブログですみません)。ここに掲載されている本人のTweetもすさまじいものがあります・・・。
【魚拓あり】コロラド先生こと牧田寛さんのツイッターが凍結 サブ垢に移動 PCR検査などコロナ関連の詳細なツイートをしていた : まとめダネ!
また、こんな振る舞いをよくしていてTwitterで批判されているのも目にする。
マスクに執着するコロラド先生、その本当の姿: 岩見浩造◆の福島原発事故研究ブログ
先の記事で引用されているこの分析が鋭く、Twitter教祖の基本動作の実践者というようにも思えます。
追記)その後、凍結解除されましたがNATROM先生によるブログではよりひどい発言が紹介されています・・・。
「コロラド先生」のツイッターアカウント凍結と過去の発言について - NATROMのブログ
2020/1からTwitterを開始して17万人フォロワーのいるウイルス研究者。
東京大学農学部畜産獣医学科を卒業し、京都大学ウイルス・再生医科学研究所の准教授という専門家(公式HPより)。一般向けの著書もいくつか。
ウイルスを研究している専門家であること、自分の専門の問題を解決したいという思いでいろいろ発信している。
ただ、Wikipediaからの孫引きする発言にみられるようにわりと危うさがあります(出典元のテレビとかには当たっていません)。
2020年6月12日に大阪府で開かれた「第2回大阪府新型コロナウイルス対策本部専門家会議」において、「コロナの感染は発症前後数日がウイルス伝達しやすいが、発症後7日以降は体内に抗体ができ、ウイルスを伝達しない。空気中にウイルスは飛ぶが感染しないレベル」と発言し、「満員電車でも、1人ひとりが黙っていたり、マスクをしていればまったく問題ない。接触機会よりも感染機会を減らすべき」と提言した[4][5]。なお、空気感染については米国疾病対策センター(CDC)が微細な飛沫とエアロゾル粒子が浮遊する空気の吸入により感染することを明確にしている[6][7]。
「筋肉に注射するタイプのワクチンが呼吸器感染症に効くというのは、合理的じゃない」
2021年1月17日放送の読売テレビ『そこまで言って委員会NP』に出演の際、世界で開発が進められていた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンに関して、「筋肉に注射するタイプのワクチンが呼吸器感染症に効くというのは、ちょっと合理的じゃない」、「治験は夏に行われたもののため、本当に冬に効くのか分からない」等と発言した。 これに対し、国立国際医療研究センターの予防接種支援センター長である氏家無限は、実臨床では感染経路のみでワクチンの効果が決まるわけではなく、また呼吸器感染症には効果がないとする発言についても、ワクチン開発で報告されている臨床結果と矛盾していると指摘した[11]。 BuzzFeed Japanが2021年2月にファクトチェックの取材を申し入れたが、宮沢は「論文における問題点、疑問点、感染の定義、論文の実験におけるPCRのこと、しっかり答えるとなると、回答は相当長くなります」、「今、いろいろなことに追われていて、時間がありません」として回答していない[11]。
Twitterで眺めていると、正義感・直観からの予断をして、多くの人に批判され、それをファンがなぐさめるということを繰り返すことで頑なになっている印象。
特に、大阪大学の物理学研究者の中野貴志先生が提唱したK値を広め、コロナの広がりを楽観的なものに錯覚させたことが印象深い。この楽観的な予測をもとに行政が意思決定する可能性があると思うと責任は重大だと思う(実際に大阪府知事の意思決定にどれくらい影響したかは不明ですが)。
ちなみにK値という後出しでの誤った予測については、著名な経済学者の大竹文雄先生や安田洋祐先生など自分も尊敬する先生もなびいていてそのあと撤回していないようなので残念です。宮沢先生になぜこんなにフォロワーがいるのか謎なんですがコロナ禍前のことについてお詳しい方いたら教えてもらえませんか。
起業家・投資家。2009年9月からTwitterを利用し1.4万人のフォロワーがいる。
コロナ以前から知的で鋭い言論をたまに目にしていたけれど、コロナ初期に統計データからBCG接種国で感染率が低いのではないかという仮説を見出し、この仮説を追い続けてしばしばTwitter上で医師アカウントと喧嘩している。今も精力的に海外のデータや記事を紹介したりしつつも、海外のワクチンでの成功を受け入れられないでいるようにみえる。
https://twitter.com/j_sato/status/1396761791451975680
参考)BCG仮説について(2020/9/6)
新型コロナ BCG仮説の現在 予防効果は証明されたのか?(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース
これだけ知的な人でも、データを客観的にみて考えを改めることが難しいのか、と暗澹たる気持ちになる(まだ氏のほうが正しい可能性はなくはないけれど、賛同している専門家はいないようにみえる)。
あと、経済学者の飯田泰之先生もj_satoさんにlikeつけていてちょっと悲しくなる・・・。
コロラド先生凍結の知らせを聞いて、思い返しているなかで浮かんできた他おふたりについても書いてみました。3人の性格も思想もばらばらで一緒にするなよ、と怒られるかもしれませんがご容赦を。疑似科学グッズを売るとか商売でやっているなら理解しやすいのですが、実績があって知的で社会に貢献しようという意思を持っている方々がカルト化していくのは複雑な気持ちになります。
そう書いているとカラパイアでこんな記事をみました。間違った情報を書いた人を手ひどく批判することがかえって逆効果になると示唆されています。社会をよりよくしたいという正義感から間違っていることを指摘することはSNSでよくみられますが危うさもありますね・・・。
弱者男性問題の解決に必要なのは雑誌クロワッサンだとわたしは確信しています。「家事が軽くなる道具と工夫」とか「冬の食卓ラクしておいしい97品」とかがモテない男性を救います。誰かがおれを愛してくれないかなとぼーっと思い煩うより自分の生活を上げましょう。— はまりー (@travis02130213) April 30, 2021
anond:20210522002724 ふむふむ。
容姿...170cm80kgデブ、塩顔ブサメン、丸坊主、両耳にピアス
生活...1k8畳5万、部屋きれい、シャワー3日に1回、掃除・洗濯は最適化済
仕事...一人親方、貯金300万、今年度の推定年収100万円未満
趣味...ドカ食い、アル中、ネトゲ、Youtube、2chまとめ記事、はてな、読書
友人...男友達多め、女友達ゼロ (話はするがヤりたくなるので本音が出ない)
sex...年に数回異なる素人とノーマルなやつ。性処理は毎日
etc...アル中亭主関白な父親から母への心理的DVに声を押し殺し続けた日々。他人が怒られる、不機嫌だと喉が締まる後遺症
(1)好みの女性がたくさんいて"わし"が大きくなった p.12
(2)ゴリラ禍でも優しくてマメで面倒見が良いオスがモテる事がわかった p.86
(1)好みの女性がたくさんいて"わし"が大きくなった p.12
アンケートに協力してくれた38組の買い物上手たち
30代以上の女の顔写真が1ページにワサッと。きれいな女を見ると頑張ろうと言う気になる、コイツらとクソやりてぇから努力しよ
(2)ゴリラ禍でも優しくてマメで面倒見が良いオスがモテる事がわかった p.86
類人猿飼育者とカラス研究者の対談。動物と人間の習性の類似性について。このクロワッサンで最高の記事
その他にも
ハシブトカラス(そこら辺にいるカラス) の「カア」という単発の鳴き声は、周波数の種類が個体ごとに決まっているので、おそらく声を聞けばほぼ誰なのかわかるんです。
世界観が変わって良き
紹介記事の文章「あなたの生き方はあなたにしか通用しない」でポチ
p.12「38人のオシャレな生き方」から p.93 「あなたの生き方はあなたにしか通用しない」の流れが最高
たまーにシュワシュワくるキムチが無性に食べたくなる。でも甘辛い or 塩辛いキムチばかり
市販品でシュワシュワキムチに出会えない。いつも期待して買い、食ってはガッカリした
甘酒ということは、塩麹でもいけるな。一生市販のキムチを買わずに済む
シュワシュワキムチ
欲しいもの特になかった。40になって物増やす気になれん。厳選する段階
同じくなかった。
ターク製の鉄フライパン載ってたが、キレイ好き>料理好きなヤツは生活の質が下がる
毎回の油ならしでキッチン周りが中華料理屋の臭いを放つようになる
食器も床もトイレの扉も洗濯機もベタベタ、換気扇フィルターは半月で油まみれ
そんなもん未来のオシャレさんにすすめんなクソ
・クソポエミー
他人の「その人らしさ」ばかりが視界に入ってきて、「それに比べて自分は……」という劣等感に思考が占拠されてばかりいる。
コンビニで髪を派手な色に染めてる人を見かけては「そんなに思いきれてすごいな、自分にはそんな勇気ないな」って思う。
プロ・アマ関係なくSNSで何か創作・表現してる人を見ると「表現できるものが内にあってうらやましいな」って思う。
作品の考察や深堀りもできない、とがった技術も知識もない、「大好き!」って言えるものもない、半端な消費者の自分には無理。
まとまった休みができたときには、「たまには自分勝手に好き勝手に、なんでもやってみよう」と意気込んだけど、
結局「〇〇すべき・〇〇したほうがいい」「そんなことしてても気晴らしにしかならないし何も残らない、もっと知的で生産的なことをやらなきゃ」みたいな自己検閲がかかってダメだった。
たくさんのものに守られてるからこそ、色んなものに恵まれてるからこそ、今こうやって悩みながらも生きていけてる、贅沢な悩みだっていうのはわかってるつもりではある。でもどうやったら今のこの悪循環を打開できるのか、方向性が見えない。
意を決して前進したところで、「ざんねん、行き止まりでした」ってなるのが怖い。失敗なしには前進できないんだろうけど、取り返しのつかない失敗だってあるだろうに。
なんでみんなは、そんなに生き生きとして生きていけるんだろう。身の程知らずに努力したり、後先考えずに遊んだり怠けたりできるんだろう。
良いことも悪いことも、思い切ってすることができない。
「不器用だね」って知人に冗談半分に言われたとき、「あ、やっぱりそうなんだな」って思ってしまった。
いつから自分はこんなに不器用で生きるのが下手な人間になってしまったんだろう
なにもない、空っぽ
リクナビとリクナビエージェントに登録したら派遣会社から死ぬほどオファーが来る。
別に学校の求人メインで就活してたからリクナビが何やってようがどうでもいいんだけど、こんだけ余計なオファーが大量に来るとなると、オファー自体読む気にもならない。
まあたまには開いてみたりはするんだけどさ。
まずかなりの割合の企業が見出しと概要からでは絶対に派遣だと分からないようになってる。
ひどいところだと派遣だとわかるのは長いページを一番下までスクロールした後だ。
アマギフくれるって言うから説明会聞いた派遣会社とかもあるけど、「アウトソーシング」とか言って絶対派遣だとは言わないんだよね~~~~。
リクナビエージェントも就活の愚痴を聞いてくれるので面談しよって言われたらとりあえずいいよって返してるけど、派遣会社の求人を死ぬほど送ってくる。
私が提示した条件に合う派遣以外の求人も混じってるが、何せ派遣会社のせいで数が膨大なのでチェックする気にもならない。
別に派遣会社良いとか悪いとかじゃなくて、新卒で正社員が良いですと言ってる人間に対し、派遣会社にねじ込もうとしてくる就活サイトはなんなんだよ。
なんだこの企業。
中国の一人っ子政策を当時子育て世代だった爺さん婆さんや出生管理者?みたいな党員に取材するドキュメンタリー。
こういう切り口で造り手側がずっと一人っ子政策を批判してんの。
んで勿論人口増で発生する社会問題に対する解決策の対案などなし。
作り手は勿論アメリカで、アメリカっていう資本主義社会の勝者が安全圏から上から目線で無責任に具体案もなく批判してんの。
実際に人口増によって飢餓や貧困みたいな問題が深刻になったとしては勿論それは知ったこっちゃないんだろう。
なんか鼻についたなぁ。
凡人にできるのはSteam VRでめちゃくちゃ金を使い Questのアプリもめちゃくちゃ買うぐらいしかできねーんだよなー。
まあアプリが安いのでたくさん楽しめるが、なにせ自分は一人しかいないしながらプレイとかできないのでそんなにお金も使えない。
VRしながらTwitter見たりtogetterみたりはてブみたりアマプラ見たりyoutube聞き流したりニコニコ動画横に流したりできたら幸せなんだけどなー。VR空間にスマホ持ち込みてえ。
アマプラ見たらそれだけに集中するしかできない、youtube見てるときそれしか見られない、ニコニコ動画は昔触ったときアプリがちょっとひどかった、とかなー
ツイッターで漫画家が「リアル書店で発売1週間以内に注文するのも含めて買ってくれ~」というのをわざわざ4ページも漫画を描いてお願いしていたのを「業界がまるでなってない」旨のごもっともな引用リプで伸びてましたね。こんばんは。その書店最前線でアルバイトをしているアマ漫画描きです。
あの引用リプを食らって「すっげえわかる……ただ何もやってないわけじゃないからお気持ち抜きなら聞き入れてもらえるかなあ」と長文をしたためることとしました。長くなるので論文スタイルにならって先に何言うかざっと並べておきます。太字のとこだけ覚えて帰ってね
=====
一応、自分はコミック担当なので語りがコミックの話題に寄りますのでそのつもりで後は読んでください。あと取次系通販はこちら
HonyaClub https://www.honyaclub.com/shop/ (取り扱い店舗 https://www.honyaclub.com/shop/store/search.aspx)
e-hon https://www.e-hon.ne.jp/bec/EB/Top (取り扱い店舗 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SF/Search)
初速売り上げ…すなわち発売して間もない期間での売り上げ部数というのは書籍流通にかかわる全員にとって重要な指標です。書店員は作品の認知度や以降の追加注文数をはかるために初週売り上げ部数の数字を注意深く追っています。たとえば発売4日か5日後に売り切ってしまった場合は大急ぎで追加注文を入れますし、発売日の入荷数として見積もりが少なかったという事実を受け止め次巻発注は強めに出さなければなりません。
読者をないがしろにするわけではありませんが、ネット通販で熱心に作品を追う読者よりもリアル書店の書店員に作品名が覚えられているほうが大きい効果が出ます。このあたりは先に上げた漫画にもあったと思いますが、続刊が来た時に刷り部数を決めるのは当然取次からの発注数…つまり全国の書店からの注文の集約数です。自分からすれば注文した数から減らされるわ、角川エースとかそもそも注文させてくれないわ色々言いたいことはあるのですが、とにかく発売日が来る前は書店からのアプローチが作品の如何を図るバロメーターなのです。いやほんとKADOKAWAくんさあ前巻の売り上げに対して減らしすぎなのと売れないやつめちゃくちゃ送ってくるのなんなの…
書店員の心象がわかりやすくよくなる方法が「初速でよく売れる」なので、あの漫画はあんなことをお願いしたわけですね。自分からすればあのお願いの仕方はネット民に撒く餌としては仕掛けが甘いと思いますね。ツイデモのせいで見誤ったのでしょうが、Twitterでちゃんと聞き入れてもらえるのは日本一般世論に効くお気持ちではなくてこの後書く読者側にもたらされるメリットを説くほうなんだよなあ…
何度も例の漫画をあげつらうのもアレですが、あの漫画を描いた方KADOKAWA系列でコミック出してるんですよ。じゃあなぜカドカワストアと取次ネット通販を紹介しない??お店の人にこの番号見せてね!とか漫画描いてないでカドカワストアのリンク張りなさいよ…
カドカワストアはその名の通りKADOKAWAの運営する通販サイトです。素直に言いますが手練れのアニメオタクはこういうメーカー通販使うほうが楽だと思います。見出しにある取次系通販というのは、ちらほらと出てきていた取次の運営するネット通販サイトのことを言っています。今回これを書く最大のポイントであり、例の漫画がなぜ取り上げなかったんだと憤慨しているのがここです。
この取次系通販、一番のメリットは書店で受け取る場合はいかなる場合も送料がかからないことです。コロナ禍ステイホームで若干意味合いが薄れてしまいましたが、ネット通販のウィークポイント「送料」「宅配の受け取り」の2点をかなり軽々と克服できるわけです。ほかの通販と違って段ボール個別包装ではないのですが、書店店頭で受けられるサービスは問題なく同等に受けられます。ブックカバー(紙)はもちろん、自分の勤める店はラッピングが無料なので京極夏彦作品10冊ラッピングも無料です。
ちょっと前は新刊予約が弱かったのですが、ここ最近になってかなり予約の融通がきくようになりました。お店に来なくてもジャンプコミックスの予約ができるよ!ただし超人気どころは早期に終了するのでお早めに(直近だとウマ娘シンデレラグレイと呪術廻戦はレーベル同発のうち唯一予約が締め切られた)。作家にとってはAmazonのリンクを張るのと変わらないのでは?と思われますが、取次系通販を使って書店受取してもらうと書店の売り上げにカウントされます。割と続刊発注の参考にされますし、運がよければ棚常備も夢ではありません。作家よ、Amazonをやめて取次系通販のリンクを張るのだ。
いいところだらけみたいに言ってますがそれなりに弱点もあります。まず当然ですが自宅や勤務地の近くに本屋がなければ店頭受け取りのメリットを享受できません。受取に使えるのは本屋だけなので、コンビニがいくらあってもどうにもなりません。その場合宅配に切り替えることとなりますが、送料ボーダーが2000円です。一度に4冊5冊コミックを買ったり、専門書を買う人だと痛くはないのですが、いつもヒロアカだけ買ってるみたいな少額のカジュアルユーザーには不利です。専門通販の弱さが如実に出てます。
あと利用する場合全員にかかわるところでは、近所の本屋がどの通販サイトに対応しているか調べる必要があります。1つの書店は基本的に1つの取次からのみ書籍を入荷しています(例外はあるにはあるのですが、近年取次による書店チェーンの買収が相次いでいるため考えるほとでもありません)。なのでそのサイトを運営している取次と取引してないと「受取店舗を選択」で目標の書店が出ない可能性があります。注文よりも先に対応店舗チェックを怠らないでください。2サイトなのにリンクが4つもあるのはそのせいです。多分受取場所を指定しないと注文確定できないのでとにかくネット通販は落ち着いてやりましょう。
トドメを刺されるのは読者じゃなくて作家側なんですけども…お気持ち抜きと言いましたが、最後ここだけ持論が入るので「お気持ちじゃねえか!」と言われればぐうの音もでません。すんません。
正直なところ、ツイッターで作者本人が新作告知するときにAmazonのリンクをツイートしてるのですが「よしてくれ…」と常々思ってるんですね。まあ書店員なので食い扶持がどうのというんじゃないだろうな?と疑われるやもしれませんが、そっちよりも困ることがあるんですよ。
言いたいことは単純で「文化資本の流通を外資に握られるのまずいよな」ということです。直近ではアニメ業界にチャイナマネーが流れ込んでいて内容に物言いがついたとかいう噂もどこかで聞きますが、日本で日本のユーザーに向けてもの書いたり作ったりするのに何故か海外基準の規制がかかることになっては困るんです。
日本は本当にヤバそうな表現と性器のモザイク修正を除けばかなり表すことには寛容な法運用をしてるのはご存知かと思います。日々増田で繰り広げられる議論にはヒヤヒヤしていますし、そろそろ六法に「週刊文春とWedgeの関係者は年1回殴ってもよい」と書き加えてほしいのですが、それでも書くこと考えることそのものは否定するつもりはありません。だってその刃を向けたとて、次には自分に向けられるもの。エスパー真美の「くたばれ評論家」が最近期間限定公開されたときも話題になりましたが、頑張って作った作品が誰かになじられても「このやろう!」と腹を立てて、それでおしまいなんですよ。出した側と受け取った側にそのコミュニケーションが生まれただけなんですよ。それを送り合う人同士のコミュニティに対して横から火炎放射器で村ごと焼かれるようなことされるわけにはいかないんです。
紙の本だけの話ではなくなりますが、日本語の電子書籍を売ってて、ある日Amazonから「ワシントン州でこの表現が規制されることになったので、今日から販売停止です」とか言われても日本からじゃ抗議のしようがない。たとえ話としては飛躍しすぎてておかしいとは思いますが、売り上げの一部はちゃんと本国に行ってるわけで「全く縛りはうけない」とは言い切れないです。もう一段飛躍しますが海外基準で規制が入ったときには日本国内の表現規制過激派の活動団体が勢いづいて手が付けられなくなると思います。海外のものは何でも先進的だと思われてるので普通に無敵突進してきます。
とにかく、初速の大切さもそうなんですが、作家側は中長期の視点に立った見通しが弱いんです。国内流通に本を流しているのだからもう少し現在のシステムとか問題点とか勉強してもらいたい。というか本来作家がそういうこと考えなくていいようにするのが出版社であり編集者なので、今回の件業界側は作家にああいう漫画描かせてしまったことを猛省してください。音楽業界はLinkfireでストリーミングサイトへのまとめリンクページを作っていますが、出版社側であんな感じのランディングページ作るとかやれることはけっこうわかりやすく残ってるはずです。
最後、見出しの「デフレ」の件はかなり蛇足なので流し読みしてほしいけど書いときます。完全に自分の所感ですが、いまリアル書店がギリギリ残ってるのは「マジョリティがまだまだITオンチ、あと送料も惜しいほど手持ちがない」からではないかと感じています。いつデフレ脱却を達成しITオンチがいなくなるかわかりませんが、もし達成したその時にネット通販の勢力図次第では日本らしい漫画やアニメのありかたを否定されてしまうだろう…そう思いながら明後日もレジに立ちます。
前提自分は、全然頭も良くなくて、他人と比べてもインプットやアウトプットの効率が悪いから、努力する時間を増やしてコツコツなんとか生きながらえてきたみたいなタイプ。
だから正直他の人と比べても、人に話せるような人生の面白みなんて全く無いし、真面目だけが取り柄で、仕事くらいしか人生でやることないねんなーと割と本気で思っている。
というか仕事くらいしか、自分の存在意義を感じられないということでもあると思ってはいて。
仕事は頑張れば、頑張らない人と比べて評価される可能性が高いから、まあ居場所もできるし、だからこそ努力はできる。そんな感じ。
でも、部署変わって仕事するようになってから、自分なりに頑張っても全然報われないなーと思うことが多くて、自分にどこか問題があるんかなー、学習障害とかADHDとかの病気なんかなーと考え始めて、このさきどうすればええんだろ、のループに入りドツボにハマっていた、というのがちょうどここ1年くらい。
でもそれが割といい感じに解消されつつある、というのが今。
なんでかというとめっちゃ簡単で、勉強時間とかの努力した時間をスマホで、測るようになった。これだけ。
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.bondavi.timer&hl=ja&gl=US
なんやそんなことかい、って思われるかもしれんけど、これが結構大きくて。ほんまに。
これまでは昼に起きて、だらだら本とか読んだり、仕事のこと考えたり、資料作ったりで、一日振り返って「俺めっちゃ頑張ったやん、素敵やん」みたいな思考に至ることが多かったけど、実は実態としては全然時間をかけられていなくて、ほんの2-3時間くらいの努力を過大評価して、俺はすごい頑張ってる!なのに報われない!自分自身に問題あるんじゃね?→もうどうしようもない→人生オワタみたいな発想に至るみたいなループ。
自分で言っておいて恥ずかしくなるくらいにはアホ。
でも時間を測ることによって、正しく努力の量がみえるようになったから、
「あ、全然人よりも努力してなかったんか、自分なりに頑張ってたつもりやけど、全然やん。まだまだ努力せなあかんやん。」みたいな現状認識をそれなりに正しくできつつある。
認識がずれがちな理由はいくつかあると思うけど、アニメ見るときと勉強するときの体感時間が全然違っていたりすることとか、年齢で昔受験勉強していたころの感覚と違っていたりとか、簡単にできるアウトプットに慣れてしまって、時間をかけてじっくりと向き合うことができなくなってしまったりだとか、正直色々あるとは思う。
アマプラみるのと、本を読むのとで、体感での努力量が違いすぎんねんな。。。
まあめっちゃ自分あほやなーと文章書きながら思ったけど、意外と自己認識は難しいので、これを機に取り組んでみてほしいよーという話でした。