「共生」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 共生とは

2023-04-06

ある程度以上の水準に達しているなら日本破綻していない限り月15万くらいは年金貰えると思うが

ある程度の水準に達していない or 年金は完全に無いものとして備える・・・・の場合は、やっぱ億の貯蓄がいるんだよなぁ

(現在のところ23から60歳まで平均年収540万円で働いた場合年金月15万くらい)

 

現実的には、『労働でも不労所得でも良いが60歳過ぎてもINを確保する必要がある』になろうかと思うが、

不動産屋の広告に釣られるまま、カス物件の家を買ってる連中ってこの認識なさそうよね

(コスパではなく、夢やペットとの共生を買っている人は除く)

2023-04-05

anond:20230405130829

賃貸ならともかく、夢やペットとの共生コスパは考えないならともかく、そんなとこに家買ってどうすんの?

ワンチャン限界集落有してる八王子の方がマシかもだぞ。大企業事業所あるので

なによりも、まちづくりに参画するとは?

https://anond.hatelabo.jp/20230405071500

 

なお、ワイは東京23区まれ育ちで、死んだ街というのも23区のある地域のことやぞ

都内でも価値ある土地なんて都心部ターミナル駅・始発駅の徒歩7分圏だけだぞ

なんもないか企業が来ないし企業が来ないから人も来ない

せめて電車都心へすぐ出れる地域ならよかったが、そこそこ時間が掛かるのよね

その上、駅前の家や駐車場生意気にクソ高いので、子どもは家を出るか家を売る

2023-04-03

anond:20230403173357

でもインド日本の千年分と比べたらアイツら数十年の文化だろ

あとヒップホップジャンルだけじゃなくてグラフィティ等々も含めてのヒップホップ

黒人音楽扱いだとしても歴史が浅いだろ

それに侵略者共生してるってのがより狂気度が高まるんだろう。

2023-03-28

anond:20230328091425

世界中マイノリティがひしめき合って共生するアメリカ社会では、ここから更なるポリコレバトルアリーナへと発展するんだよね。

選挙黒人異性愛女性候補者と黒人同性愛女性候補者がアイデンティティのしのぎを削る、そんな社会

向こうの弱者男性はこの状況を温かく受け入れているらしいから、日本弱者男性欧米を見習って受け入れてくれたらいいなと思う。

2023-03-15

自転車乗りの思考がよくわからないというブログ記事を目にした。信号無視歩道走行などの危険迷惑行為を平然と行っている自転車乗りに対する怒りと不満が書かれていた。俺も同感だ。自転車乗りの非常識さには呆れるばかりだ。

自分交通ルールマナーを守らなくても、他人が避けてくれると思っているのか。それとも、自分特別ルール関係ないと思っているのか。どちらにしろ自己中心的無責任な態度だ。

自転車乗りの危険行為は、事故トラブルの元だ。国土交通省警視庁データによれば、歩行者と分離された自転車通行空間が整備されていない場所では、歩行者自転車衝突事故が多発している。また、歩道上ではスマートフォンを見たりイヤホンをしたりする歩行者も増えており、注意力が低下している。

さらに、夜間には自転車ライトが眩しくて歩行者迷惑をかけている。明るすぎるライトは対向する人々の目を傷めたり視界を奪ったりする。それは危険だけでなく非礼だ。暗闇でも見えるようにすることは大切だが、それ以上でも以下でもならん。

このような状況では、自転車乗りは一層慎重に走らねばならん。信号標識を守ることは当然だが、周囲への配慮気遣い必要だ。歩道上では速度を落とし、歩行者に合わせて走ること。路上では安全確認をしっかりし、他の交通参加者コミュニケーションを取ること。夜間ではライト明度や角度を調整し、相手配慮すること。これらは基本中の基本だ。

しかし残念ながら、そうした基本的なことすら守れない自転車利用者が多すぎる。彼らは社会的存在だという意識が欠如しており、「共生」どころか「侵略しか頭にないようだ。「他人事」と思わず、「反省」しなければならん。

このような状況では、自転車乗りは一層慎重に走らねばならん。信号標識を守ることは当然だが、周囲への配慮気遣い必要だ。歩道上では速度を落とし、歩行者に合わせて走ること。路上では安全確認をしっかりし、他の交通参加者コミュニケーションを取ること。夜間ではライト明度や角度を調整し、相手配慮すること。これらは基本中の基本だ。

しかし残念ながら、そうした基本的なことすら守れない自転車利用者が多すぎる。彼らは社会的存在だという意識が欠如しており、「共生」どころか「侵略しか頭にないようだ。「他人事」と思わず、「反省」しなければならん。

俺は彼らに寛容であろうとしない。「共生」も「反省」も期待しない。「侵略」された側から抵抗」するしかない。「抵抗」という言葉強硬すぎるかもしれんが、「正義」という言葉でも良かろう。

正義」という言葉が重いかもしれんが、俺はそれにふさわしいと思う。自転車乗りの非常識行為に対して、法的な制裁社会的批判を加えることは正義だ。彼らには自分の行動の結果や責任認識させる必要がある。それができなければ、自転車利用の資格はない。

俺は自分仕事で、世界中の様々な国や地域を訪れたことがある。そこで見た自転車利用者の姿は、日本とは大きく異なっていた。彼らは交通ルールマナーを守り、他人への配慮や敬意を示していた。彼らは自分権利だけでなく、義務理解していた。彼らは「共生」することができていた。

日本ではどうだろうか。自転車利用者に対する法律規制はあるが、それらが実効性を持って運用されているとは言えない。警察市民も目をつぶっており、問題点に向き合おうとしない。「見て見ぬふり」や「知らんぷり」が横行しており、「無関心」や「無責任」が支配している。

2023-03-07

anond:20230307175617

女は美しいというのがそもそも間違いだと思う

女は出産授乳栄養状態が悪くなりがちだったから、皮下脂肪を多く溜め込める個体が生き残っただけ

人間女性の見た目に魅力を感じるだけ

イヌ可愛いのも、狩や生存に適していたからそう進化しただけで可愛く進化したわけではない

人間イヌから捕食されず共生関係を作れたのでイヌ生理的に好感を感じてるだけ

2023-03-03

国連(露中仏英米)に従えよ

遅れた日本は進んだ国連に従え

国連LGBT認めろつったら素直に認めろ

国連ムスリム難民受け入れろつったら受け入れろ

国連がラディフェミLGBTムスリム難民ロシアンコミュニスト共生特区福岡に創れつったら黙って創れ

2023-02-21

anond:20230221075537

いいえ、ストレスどうこう以前に先天的ものです

ただ先天的にそういう要素を持っていても社会適応できるよう教育可能です

犬猫経済動物などの畜生とも共生出来るのだから当たり前の話よね

 

しかしその教育DQN毒親が子にすることができない事が多いのよね

DQN毒親自身当事者から

犯罪者にならなかったのはたまたまだし、欧米なら児童虐待でしょっ引かれたかもね

2023-01-30

anond:20230130192212

3歳からジョジョ北斗の拳を読んで育ち今は海外アングラサイトを見るのが趣味だけどこれはわりとマジであると思う。

日本コンテンツって幼児性に見せかけた露骨グロハッピーツリーフレンズみたいな)じゃなくて、

児童コンテンツグロ描写共生してるから自然トラップ感がすごい。

ちょっと違うけど、最近は減ってきてるけど子供おやつも売ってるようなコンビニ

平気でエロ週刊誌が表紙向けて置いてある日本コンビニのアンビバレンスさに似てる

anond:20230130001209

無益な殺生はやめるのじゃ…共生するのじゃ…

2023-01-22

[] anond:20230121123355

元増田コミュニケーションコストを肩代わりするなんて言っていない (anond:20230121130433)

じゃあ下記必要無いんでないの?

わざわざ可視化するまでもなく、整えても・砕けた表現にしても・要約しても、話が通じない人がいることは皆日常で実感しているでしょう

SNS書き込みのような社会的な発信をする際に、また他人の発信したものを読む際に、AIによる自動添削/要約作業インターフェイスを挟むのは当たり前のことになるだろう。そしてそこ>に一枚AIが噛んでいることすら意識されなくなるだろう。

IMEも「欲しい字を呼び出すための道具」から自動で変換してくれるアシスタント」に意味が変わってきている。

 

とりあえず、おバカな人が見えない空間できゃっきゃしたいも何も、

おバカな人が好きそうなコンテンツSNSにいたらおバカな人を目にする機会はどうしたって増えるんじゃないか

例えば、おバカな人が好きな Twitter だと、 NASANature論文紹介アカウントかにでもアレな人が突撃してるのよく見るよ

精神を病んだ人・宗教の人だけでなく、フツーに該当ジャンルバックグラウンドがある人だったりもしてる

科学アカウントでもそんなレベルなんだからマンガアニメゲームなんて説明するまでも無いよね

ましてや自称政治とか自称ジェンダー見てる人はとても正気とは思えないよね。趣味から致し方がないが

 

ーーーーーーーーーー

追記

増田主題としているところはAIって言ってみたかっただけよねって感想になるし、

おバカな人が好きそうなコンテンツ場所にいなきゃ良いだけじゃんってなるし、

所得(知能が影響することが多い)が違うと生活スタイルが異なることが多いは別に近代に限ったことじゃないじゃん

エスタブリッシュメント(上級国民)でもない限りむしろ現代は差は縮まったでしょ

・・・・って感想になるけど、

 

この2つはすごく共感できる

別にバカのやることに大した理由はない。ド詰めにして「真意」を吐かせたところで「ちゃんと働いてなくてけしからんから」とか、その程度のものしか出てこないだろう。

>むしろそういうことをしない者はなぜしないのか。

>同情心、共感能力があるから。それはそう。しかし「しない人」がみな生来優しい心の持ち主なわけではない。

ひとつ理由合理的判断だ。露見して罪に問われたら割に合わないから。

>もうひとつ理由抽象思考だ。どういう立場人間尊厳尊重すべきというフィクションに現行社会制度立脚しているのを理解しているから。

そもそも自分より下の階層があるのは安心できることだ、自分より下のものバカにできるのは嬉しいことだという前提でモノ言ってるが、私はその前提を共有していない。

 

共感できないと言うか単純に間違っているのはここかな

教育によって遍くすべてのバカにそうした思考を植え付けることは可能か。できるわけがない。

ここが YESなっちゃうようなら、ペット共生なんて出来ないし、人間限定しても道徳社会規範刑法も要らないんだなぁ

○○をしたら自分社会的に損をするってことを理解させることは可能だし、それが達成出来ればその人物社会化成功したと言える

動物だって理解させることが出来るんだから人間理解できないわけないじゃない

これを理解させることがすべて保護者義務だし(なのでメンヘラ開き直りDQN保護者として不適格なことが多い)、

フツーに文部科学省もそういう子どもたちがいることをちゃん認識をしていて

特別支援必要とする 児童生徒』として取り組み自体はあるよ。発達障害の枠組みに入ってるよ

CU特性

共感性に乏しく、悪いことをしても罪の意識を感じない。非行ハイリスク

http://www.ed.niigata-u.ac.jp/~nagasawa/2019SEN.pdf

 

あと『知能が低い=共感性が低い』ではないし、『知能が高い=共感性が低くても"どういう立場人間尊厳尊重すべき"の建前を守ることができる』わけじゃない

アインシュタインがド畜生だったの有名な話(https://anond.hatelabo.jp/20200706223440#)だし、

福沢諭吉大学出身者で世間を賑わせるド畜生発言している人(https://anond.hatelabo.jp/20210911095702#)たくさんいますよね?

あとアカデミアの人間なのに自身バックグラウンドを明示した上で、140文字できゃっきゃやってる人らたくさんいるし、

それだけでも度し難いのに、単純に学術的に間違ったこと(少なくとも国内外学会同意が取れないこと)を言ってる人すらいますよね?

こういう人たちは一刀両断バカで良いと思いますけど、別に知能が低いわけじゃあ無いと思います

ただただひたすらにバカなだけで

 

 

社会にとって、下記の二つに該当する人物は脅威になり得ます

 

こういう人たちが増えないよう出来ることをしたいものですな

 

その中のひとつが娯楽の襟を正すことだと思います

ガチャ環境ガチャが大はずれしたキッズにお外の価値観に触れる機会を与えることができるのが、

スポーツ、娯楽(映画ドラマアニメマンガゲーム音楽小説)

から、売れれば正義現実空想妄想は違うからどんな非倫理的でも売れればセーフとか、

本当、いい加減なんとかした方がいい

 

参考にしてね

anond:20240310173949

2023-01-19

泥棒企業リストSDGsという名の泥棒村木厚子伊藤忠だけ悪者ではない

この税金泥棒に加担した企業法人は多い。

そしてこれがジェンダー平等パリテの正体。

単純に一人の腐敗した女性けが得をする。

税金泥棒する。

そしてAV新法のように女性搾取される。

搾取しているぱっぷすは新聞で褒められる。

ヤフーに出る。

いささかも驚かない。

ネオリベラルフェミ典型的例。

これが日本リベラルフェミジェンダー平等人権包摂の正体。

社会学者は全員このインチキの味方。

村木厚子さんの関係ちょっと調べただけでこれだけ。

呼び掛け人(代表) 若草プロジェクト

取締役 伊藤忠商事株式会社

社外取締役 住友化学株式会社

社外取締役 SOMPOホールディングス株式会社

理事 公益社団法人日本フィランソロピー協会

理事 日本生活協同組合連合会

(続)

暇空茜

@himasoraakane

https://noufuku.or.jp

村木厚子さんが副会長(ほんとどこにでもいるな)の農福連携協会障害者雇用ソーラーパネル推してる

https://maff.go.jp/j/shokusan/renewable/energy/einou.html

そらゆりこ逆らえんわ

最終更新

午前3:02 · 2023年1月17

https://twitter.com/himasoraakane/status/1615046771948015616

藤原💰かみら🦙S耐2022 RED SEED Audi R8 LMS GT4🦊⛩️

@Racer_Kamira

·

1月17

村木厚子さんの関係ちょっと調べただけでこれだけ。

呼び掛け人(代表) 若草プロジェクト

取締役 伊藤忠商事株式会社

社外取締役 住友化学株式会社

社外取締役 SOMPOホールディングス株式会社

理事 公益社団法人日本フィランソロピー協会

理事 日本生活協同組合連合会

(続)

引用ツイート

暇空茜

@himasoraakane

1月17

https://noufuku.or.jp

村木厚子さんが副会長(ほんとどこにでもいるな)の農福連携協会障害者雇用ソーラーパネル推してる

https://maff.go.jp/j/shokusan/renewable/energy/einou.html

そらゆりこ逆らえんわ

藤原💰かみら🦙S耐2022 RED SEED Audi R8 LMS GT4🦊⛩️

@Racer_Kamira

理事 公益財団法人プランインターナショナルジャパン

副会長理事 一般社団法人日本農福連携協会

顧問 一般社団法人障害者雇用企業支援協会

顧問 首都圏若者サポートネットワーク

顧問 NPO法人抱樸

評議員 公益財団法人キリン福祉財団

評議員 一般法人・公益法人情報公開共同サイト

(続)

藤原💰かみら🦙S耐2022 RED SEED Audi R8 LMS GT4🦊⛩️

@Racer_Kamira

評議員 日本生命保険相互会社

アドバイザー 一般社団法人 地方行政リーダーシップ研究会

サポーター パーソルサンクス株式会社

招へい教授 大阪大学男女協働推進センター

教授 津田塾大学総合政策学部客員

委員 中央防災会議防災対策実行会議

支援者 社会福祉法人プロップステーション

(続)

藤原💰かみら🦙S耐2022 RED SEED Audi R8 LMS GT4🦊⛩️

@Racer_Kamira

内閣府 共生政策担当統括官?

厚生労働省事務次官

以上。今の所ネットにあるpdfとかを検索->スクレイピングで動かしてみたけれど出るわ出るわ…怖い。

怖くはない。

単純にこんなに業務ができるわけがない。

自然でどういう雇用形態か。

お飾りで雇ってないか

2023-01-18

anond:20230117220912

最大の要因は、遺伝子

から受け継いだ遺伝子が、健康診断オールAの遺伝子だっただけ。だから何喰っても、健康診断オールA。

次点で、腸内共生細菌

奴らは、食べ物を分解して、人間必要栄養素を創り出す。

しか食わない部族タンパクシマ筋肉ムキムキになるのも、共生細菌のおかげ。

2023-01-09

anond:20230109221019

生きてる時に共生する菌と死骸につく菌は種類が違うぽよ。。

anond:20230109221019

どんな菌と共生しているかどうか?がすべて。

人体は、基本的にどんな菌と共生できるか次第で、肌の匂い口臭体臭、便臭、いたるところの匂いがそれで決まる。

2022-12-21

菜食主義が正しいと仮定するなら皆に広めるのが当然だが、仮定が正しい保証はないってことだろ

増田イマイチ俺にはわかりにくかったわ。

俺の理解は、「ヴィーガン菜食主義が正しいという仮定の上で生きてるから、その仮定に沿って世の中に菜食主義を広める方が当たり前である。だが仮定絶対に正しいと証明されているわけではない」ってことと近い。

「ある人が正義原理に基づいた規範的主張をする」ってのは、「ある人が○○が正義だという『仮定』の上で議論を進める」ってのと近い。

そんで、議論での『仮定』ってのは、『とりあえず設定する前提』ってのと近い。

「ある事柄が本当に真実証明されていないが、とりあえず真実だとした上で議論を進める」ってこと。

ヴィーガンは、菜食主義が正しいという仮定の上で人生を生きている。

資本主義者も資本主義が正しいと仮定して生きてるし、自由主義者自由が正しいと仮定して生きてるし、キリスト教徒仏教ともそれぞれの宗教が正しいと仮定して生きてるいる。

人はみな、自分人生観や価値観道徳観を持っていて、それが正しいと仮定しているからその考え方をしている。

ある人の価値観はその人にとって正しいのだから、善く生きようとすれば自分の正しい価値観世界中に広めようとする方が当然だ。

そうしないのは、善く生きようとするのは面倒くさいという怠惰のためか、既に自分の正しいと信じる価値観が世の中に広まってるから行動する必要がないからのどっちかだ。

から、勤勉なヴィーガンは正しいと信じる菜食主義を広めようとする方が誠実だし、勤勉な肉食主義者は正しいと信じる肉食主義を広めようとする(というかすでに広がってるから守る)方が誠実だし、勤勉な自由主義者は正しいと信じる自由主義を広めようとする方が誠実だ。

他人生き方に口を出すべきでないという人も、「他人生き方に口を出すべきでないという生き方」を広めようとしている。

しかし、我々がそれぞれ持っている正しさは仮定しかないのだから絶対に正しいというわけではない。

そして神ではない我々には、何が絶対に正しいかを解き明かすことはできない。

延々と議論をして意見をぶつけ合ってその中でちょっとでも正しそうな方向に向かうしかない。

議論対立を厭うのは知的怠惰である。……が、現実的には、宥和や共生というのは知的怠惰からの方が生まれやすいのかもしれない。

anond:20221219173109

2022-11-28

anond:20221128213320

なにも他人共生するなとか同調能力を持つなとは言わんが、人間として独自性を持って自立しようとはおもわんのか?

20年飼ってもクマは人に懐かない

というか人に懐く動物はすでに家畜化なりペットになっているんだよ。

人類が気が遠くなるような時間をかけてどの動物が人と共生出来るかをひとつひとつ選別した結果が今の状態なんだから

表現の自由大事とした上で、社会でうまくやる共生を考えなきゃいけない。

たとえるなら家の料理。おれはめちゃスパイシーな本格インドカレーや、花椒がしっかり効いた四川風麻婆豆腐が好きでレシピを研ぎ澄ませたい。でも、家族には「辛い」「癖が強すぎる」「もっと日本っぽい、普通カレー麻婆豆腐がいい」と不評だ。この状況で、インドカレー四川風麻婆豆腐を出し続けると家庭に不和が起こる。だから家族には妥協したノーマルレシピを出し、休日自分けが楽しむオリジナルレシピを探求する。

エロ表現も同じだ。家族食卓に出さなければいい。自分レシピを探求する自由はあるのだ。

2022-11-20

みみずがかわいそう

常世に居たくないから現世に顔出しに来てるのに閉じ込めたりしてかわいそうだった。

人間って暮らしてく上で常に自分達を優先していて虫も動物も嫌な思い沢山してるのに、

自分達が嫌な思いをしそうになった時はみみずを『現世に来るなあああ』って常世に閉じ込めててもやもやした。

いつもみみずだけに我慢を強いてかわいそうなのでたまには現世で羽を伸ばしてもらってもいいんじゃないかなと思いました。

みみずと話し合って現世にくる日を決めてもらい、その日はみんなで避難しておくとかにしたり、

解体工事を手伝ってもらったりとかなんとか共生できないものかなと思いました。

2022-11-15

私とぎょう虫物語

子どもの頃、尻の穴にぎょう虫を飼っていた。飼っていたというか、気付いたらそこにいた。

気付いたきっかけは何だったかお腹の弱い子どもだったのでよく粘液便が出ていた。おそらく粘液便を拭いたティッシュに一緒に付いていたのだろう。何となくイメージが頭に残っているのでよくある組み合わせだったはずだ。それはうねうねと動く、細い白い何かだった。最初は驚いたはず。だけどなぜか親に言えなかった。言えば良くないことが起こる気がしたのだろう。

ああ、段々と思い出してきた。そう、最初はペーパーに元々ついていたのか?と思ったのだった。壁付きのホルダーにセットされているトイレットペーパーを手にとって確認するがもちろんこんな生き物はついていない。今までの何千回ものトイレでも見たことはない。もしかしてまさか…尻に付いていたのか?ティッシュに付いた白い2匹のそれをギュッと挟み潰して、新しいペーパーを取ってもう一度尻の穴を拭う。いない。そういえば尻の穴が痒い。私は何を思ったかティッシュを尻の穴の中に突っ込んだ。グリグリ入口近くを拭う。

そこにいたのだ。どうしたどうしたと驚いたかのように、その場でうねうねと動く、やつらだった。

それからというもの、家でトイレに行くたびに尻の穴を拭うのが私の新しい習慣になった。大体いつも2〜3匹は取れる。

自分でもなぜそんなことをしたのかわからないし皆さんも信じられないだろうけれど、私は毎回それを指先に取って挟んでプチプチッと潰していた。潰すと弾けるような、プチッとした感触と独特の生臭さのような匂いがあった。

最初は取ればいなくなると思ったのかもしれない。だけどいなくなることはなく、私も慣れてしまってどことなく毎度の楽しみのようにもなっていた。

今書いていても当時の自分がなぜこれを続けていたのかわからない。衛生的にも信じられない。子どもの恐ろしさよ。

誰にも言えなかったし、体内に変なものがいる怖さより親にバレるほうが怖かった。それにこれが尻にいるのが普通なのか、そうでないのかも分からなかったのだ。

そんな日々がしばらく続いたある日、私は尻の穴から取り出した一匹を身ぎれいにさせてから人差し指の先に乗せ、トイレから出て母親に見せた。「これなあに?」と。

ずっと疑問だったのだろう。

それを見た母親は血相を変えて「これはどうしたんだ」「どこにいたんだ」とわたしの腕を掴んで問い詰めてきた。その勢いが恐ろしかった私は瞬時に見せたことをとてつもなく後悔しながら「外にいた」「庭にいた」と嘘をついた。「嘘をつくな」「そんな訳はない」といったことを言われたと思うが、その後はスッと何も言わなくなり怒られもしなかった。その後のことは覚えていない。薬を飲まされたのだろうか??でも調べたところによるとぎょう虫は家族内で感染やすいために一家で薬を飲む必要があるそうだ。姉に当時のことを聞いてみたのだが覚えていないようだった。親には怖くて聞けない…。

ただ、私の記憶ではその後もぎょう虫は変わらず私と一緒に暮らしていて、年一回?のぎょう虫検査にはかからなかった、と思う。検査結果は学校から渡されていたはずだけどそのまま親に渡していたから実際はどうだったのかわからない。

ぎょう虫検査は途中からなくなったと思ったのだけど、今調べると小学校低学年までにしか実施されていなかったらしい。一度は自覚があるのに検査を受けた記憶があるのであれは小学校2〜3年くらいの出来事だったのだろう。

これには後日談がある。

親にぎょう虫がバレて、薬を飲まされたのか飲まされていないのか…私の記憶ではしばらくは飼っていたはずだけれども、いつしかぎょう虫はいなくなり、かつて共生していたことも忘れて生活していたある日のことだ。

ふんばって出した便に白い寄生虫らしきものがまとわりついて?いたのだ。それはぎょう虫の何十倍も大きく、便器の中で動いているのを立っていても視認できた。便から何匹も?頭を出してふよふよと水の中を漂っていた。しばらくぶりの寄生虫との邂逅に驚いた私はそれを「ぎょう虫の親玉だ!」と思ってしまった。そしてしばらく迷ったもののまた親にぎょう虫がいたことを伝える勇気を持つことができずそのまま流してしまった。それ以来、私の尻の穴にはぎょう虫は完全にいなくなった。

今思えばあれはうどんだったのかもしれない。ぎょう虫に親玉はいないし、あのサイズ親玉ならそれは別の寄生虫だったのだろう。それはそれで恐ろしいが。

以上が私のぎょう虫物語である

ここから学ぶことは、子どもは怒られそうなことは親には言わないということである普段から子ども心理的安全性を築いていけるよう努力したい。

追記

30代半ば

四国田舎育ち

ぎょう虫時代ペットなし、再会時は犬を飼っていた。家庭菜園コンポスト有り

爪を噛む癖があったので感染経路はそこだと思う。みんなも気をつけて(?)

私と親との心理的安全性はまだ築けてないです…

2022-11-07

虹(ニジ)と、ヘビと、ウナギの話

 この文を書いている今日、所用で外出した先で雨に遭い、それが止むのを夕方まで待ち、さて自転車で自宅に帰ろうとした道すがら、空に虹(にじ)を見た。

 今日の外出先から自宅へと向かおうとすると、ちょうど西から東へ進行する形になる。東の空へと流れ去る黒い雨雲を背景に、色の濃く鮮やかなもの、色が淡いもの、二本の虹が綺麗な弧を描いていた。

 その時、私が通行していた自転車道兼遊歩道には、他に散歩ランニングをしている人たちもいたのだが、彼らも私と同じように、虹に見とれたり、スマホ画像を撮ったりしていた。中には「二本の虹なんか初めて見た!」と驚いている人たちも少なからず見られた。虹が二本出ることを知らない人もいるのかと、むしろそれに私は驚いたのだが、のんびりと空を見上げる余裕を持つことがあまり許されない現代人には、仕方が無いことなのかもしれない。綺麗な虹を見たという新鮮な感動が機会となって、彼らが空の気象天体に関心を持ってくれたら嬉しい。

 ところで、二本の虹が出ることを知らないということは、おそらく彼らは二本の虹の名前も知らないのであろう。しかし、虹が二本出ることを知っている人でも、案外その名まで知っている方は少数派ではなかろうか。こんなことを言うと「虹は虹でしょ?区別とかあるの?」と思われるかもしれないが、漢字による呼称区別がある。

 漢字の原型は、殷代の甲骨文字に見ることができるが、その中には既に、虹を表した象形文字を見出すことができる。それは、弓形の弧を描く二本線で描かれており、弧線の両端には口を開いて下を向く頭を持ち、しかも角らしき突起まで見られる。

 甲骨文字占いに関する記録を遺したものであることから卜辞(ボクジ)とも呼ばれ、古くから中国人自身による研究が行われていた。その一つに郭沫若(かく・まつじゃく)の著した『卜辞通纂考釈』があるが、この中で「一つ出た虹を『虹(コウ)』、二つ出た虹を『霓(ゲイ)』と称したものであろう」という説が述べられている。ただし、現在漢和辞典を引けば、『虹(コウ)』が雄で『霓(ゲイ)』が雌とも記されていて、郭沫若の説とはやや異なる。二本の虹の濃い方を『虹』、淡い方を『霓』として雌雄ペアと見るのが後代の見方である。いずれにしても、卜占の亀甲や肩甲骨に刻まれるような神秘的・神話存在として、虹・霓は古代中国人の心を捉えていた。

 残念ながら、私のデバイス文字変換では『霓』の文字しか出てこないのだが、本来は『虫』偏に『兒』旁で、ちゃんと『虹』とペアになるのに相応しい形をした文字である。それが現在、雨冠の字形が主流となっているのは、科学的な物の見方をするようになった近・現代人が、この漢字には神話的・呪術的な役割ではなく、気象用語という科学的な役割を担わせるようになったことの反映であろう。

 虫偏の字であることからも判るとおり『虹(コウ)・霓(ゲイ)』のことを、昔の人々は、広い意味での『蟲(むし)』の類いと考え、すなわち「ヘビ」の一つと見做していた。これは日本でも同じことで、マムシやフクムシなど「ムシ」呼び名がヘビには用いられている。『フクムシ(福虫)』というのは、これは穀倉を荒らすネズミなどの害獣を捕食してくれる益獣だからである。『マムシ(真虫)』の真(ま)は、オオカミに冠した神名大口真神(おほくちのまかみ)』における真(ま)と同じく、強く猛々しい神の名を軽々しく直接的に呼ばないようにするための、一種忌み名としての尊敬接頭語であろう。

 『虹(コウ)・霓(ゲイ)』は、両端に頭を持つ怪蛇であるから「それではヘビじゃなくて、むしろ龍とかの仲間ではないか」と言われるであろう。しかし、昔の人々にとっては、家屋の周辺や田畑などで身近に見かける普通のヘビですら、神秘的な存在だったのである。昔の人々にとって、龍(りゅう)/蛟(みずち)etc.普通のヘビとの間の境界は、我々現代人が考えるよりも遥かに曖昧であったと言ってもいい。足を持たない、もしくは四脚が有っても小さくて目立たない、細長いクネクネとした身体動物のことを、一纏めの仲間として昔の人々は捉えていたと考えられる。このことを少し頭の片隅に置いてから、以下を読み進めてもらいたい。

 「それにしても、虹がヘビだなんて、昔の中国の人たちは面白いことを考えていたものだなあ」と思われるかもしれない。しかし、実は「虹(にじ)=天の蛇」という考え方は、近代化する以前の社会では、地球レベルで広く見られた/見られるものである。そして、それは日本例外ではない。そもそも日本語の名称『ニジ』そのものが『ヘビ』を意味していたとも考えられている。

 日本における「『天の蛇』としての虹」の話に関しては、ロシア人言語学者ニコライ・ネフスキーによる有名な研究をはじめとして、多数の調査研究が為されている。それらから、思いつくままに事例を紹介していこう。

 例えば、琉球諸島宮古島では虹を『ティンパウ』と呼んでいたが、『ティン』は「天」、『パウ』は「ハブ」のことである。『ハブ』は『ヘビ/ヘミ』系統の語である大蛇を表す『ウワバミ』の語に含まれる『バミ』もまた『ヘビ/ヘミ』の転訛であると考えられる。『ウワ(上)』はマ(真)カミの真と同じく、忌み名としての尊敬接頭語であろう。

 宮古島の北にある池間島には、若返りの水についての昔話が伝えられている。欠けて新月となり姿を消し、再び満ちて姿を現すことを繰り返す月。脱皮して不老不死を保つ(かのように信じられていた)蛇。若水とは、神話では月や蛇と結び付けられて語られる、不老不死象徴である。月と水が結び付けられるのは、潮の干満との連想であろうか。

 太古の昔、人間はスデ水(若返りの水)を浴びて脱皮することで、不老不死を保っていた。ある時、天の太陽神が、セッカ(ヒタキ科の鳥類)に命じて、スデ水を月から地上へと運ばせていた。ところが、途中で『アウナズ(虹)』が、スデ水を奪って捨ててしまった(あるいは、スデ水を横取りして使い、脱皮するようになった)。このため、太陽神月神の怒りを買ったアウナズは、それ以来、太陽の反対側に出るようになったという。

 若水物語に登場する『アウナズ』という語は、琉球諸島地域におけるアオヘビ類を指して言う『アウナジ/オーノジ』系統の語と明らかに同じものである。他に、八重山群島竹富島でも『オーナーヂィ』と言うとされる。つまり『天の虹』と『地上の蛇』を、同じ名前で呼んでいたのである

 少し変わったものでは、小浜島では虹を『チネー・ミマンチィ』と呼んでいたというが、これは『ティン・ヌ・ミミジィ(天の蚯蚓[ミミズ])』の意であるという。細長くてクネクネした動物を昔の人々は一纏めに捉えていたという話を、今一度、思い出してもらいたい。

 新城島では、虹を『アミ・ファイ・ムヌ(雨を食うモノ)』と呼ぶ。雨が降りそうで本格的には降らない俄か雨で終わる状況を「虹が雨を食った」と言うからだそうである与那国島には『アミ・ヌミャー(雨を飲むモノ)』という呼び名もある。

 虹が喉の渇きを潤すために雨や地上の水を飲みに現れる、或いは、虹が喉の渇きを潤すために雨を呼び起こすという信仰もまた、広く見られるものである

 長野県では、龍が天から水を飲みに降りてきた姿が虹とされ、また、同県更科では「虹は『ジャ(蛇)』の吹く気である」と信じられていた。山梨県西部でも「『ノジ』は蛇の息」とされた。秋田県平鹿では「『ノギ』は吹いた」と表現した。大分県でも、虹が出ると「『ジャ(蛇)』が吹いた」と言われていた。水神としての蛇神が棲むとされた湖沼から天の蛇としての虹が出現して、雨を呼び起こすという話も広く分布していることが認められる。このことからネフスキー湖沼支配神を指す『主(ヌシ)』も『ニジ』と同一起源ではないかと考えたようであるが、それは流石に後代の研究から否定されたようであるしかし、湖沼の主といえば大抵は龍蛇なので、語源論としてはともかく、ヌシと虹を結びつけるネフスキー見方は意外に悪くないと思える。

 ネフスキーと同じ頃の時代宮良当壮という研究者は、虹とヘビ類の方言呼称分析して「『ニジ』はヘビを意味する語から分化した」ということを立証しようと試みた。ニジの呼び名には『ノジ/ネジ/ヌジ/ヌギetc.』がある。既に上でも紹介したが、琉球諸島地域におけるアオヘビ類の呼び名が「アヲ+(語根)」の形をとっており、その語根部分の変化が『ノジ/ナジ/ナギetc.』となっていて、極めて似ている。そこから、宮良は「『ナギ』が『ウナギ(鰻)』を含めた『ヘビ型動物』の総称であり、そこから『ニジ/ヌギ』などの語が派生分化していった」と考えたのである。細長いクネクネした動物を一纏めに捉えていたという話を、再度、思い出していただけたであろうか。

 この宮良説の傍証としては、例えば秋田県ではアオダイショウのことを『アヲノジ/アヲノズ』と呼び、『ノジ/ノズ』は同地域における虹の呼称共通しているなどといった事例が幾つも見られるので、宮良説はあり得ると個人的には思っている。大蛇を指す『オロチ』という語も、尊敬の『接頭語オ(御)+ロチ(ノジ系統語の転訛)』と考えられる。

 とはいえ現代人の感覚から見れば、特に生物学動物分類学知識を通じて見れば、ヘビとウナギ同類視するという考え方は、なかなか受け入れ難いものと思われるかもしれない。しかし、以下の話を読まれたならば、どうだろうか。

 昔の日本人は、雷神に対して信仰を抱いていた。特に農民は、落雷に対する特別信仰を抱いていた。例えば、岐阜県美濃地方では、稲田落雷があれば、その場所注連縄を張って神聖視・聖別した。何故このように稲田への落雷特別視したのか。それは『稲妻(イナヅマ)』という単語に端的に表されている。イナヅマとは「稲の配偶者」であり、昔の日本農民たちは、雷神を「稲田神を孕ませる夫(ツマ)」と見做したのである。これは、落雷のジグザグ線が蛇神の顕現と見做されたこと、そして、蛇体が男性器の象徴と考えられていたこととも関係しているのであろう。落雷は豊作の予兆であった。

 東北地方には、落雷のあった稲田神聖視する風習存在した。例えば、岩手県では、落雷のあった稲田を「お田の神の田」と呼んだり、女性家畜を入れないようにしたり、雷神と刻んだ石を建てて祀るなどした。

 この岩手県をはじめ、東北地方には「ウンナン田」と称する水田の事例が見られ、これは「落雷のあった水田」であり、しかも「鰻(ウナギ)の姿が見られる水田」のことであるとされる。ウナギが住める水田は、水温が比較的高く、良い水田だと考えたからともされる。落雷後の水田ウナギを目撃したことで、農民たちは「雷神水田に棲み着いて、良い水田に変化した」と考えたのであろう。しかし、それだけではあるまい。

 今では、落雷が豊作の予兆であるという考え方は、単なる非科学的な迷信ではなく、それなりの自然科学的な根拠があったと知られている。農作物の稲だけに限らず、植物の生長には、窒素肥料成分が不可欠である大気中には気体の窒素が大量に存在するものの、それらは化学的に安定な窒素分子状態存在しているため、そのままで植物栄養素として利用できない。ハーバーボッシュ法による大気中の窒素を人工的に固定する方法確立し、窒素肥料大量生産が実現するまでは、大気中の気体窒素を、植物栄養素として利用できる窒素化合物の形に化学変化させることができたのは、マメ科植物の根に共生している根粒菌を除けば、雷による空中放電だけであった。おそらく、落雷が起きた水田の周辺では、雷の電気により生じた窒素酸化物の影響で、稲の発育が良かったのだと想像される。それを見た農民たちが、経験知として「落雷=豊作の徴」と語り伝えたものが、ウンナン田なのであろう。

 最後になるが、もしも『ナギ系統の語がヘビ型動物を指すという説が真実であるとすれば、そこからどうしても思い浮かべてしまうのが、インドから東南アジア地域に広く分布する蛇神『ナーガNaga』の存在である果たして、ヘビの古い呼称の一つである『ナガムシ(長い蟲)』の『ナガ』は『ナーガ』と関係があるのか。水の中にいる長くクネクネしたヘビのような身体をした動物ウナギは、もしかしたら『オ(御)+ナーガからその名が付けられたのか。

 妄想は尽きない。

【参考文献】小島瓔禮・編著『蛇の宇宙誌』(東京美術)

 今回の内容は、この本の受け売りである。とても面白い名著なので、是非、図書館などで一読することをおすすめしておく。

栗花落カナヲと蛇の話⇒anond:20221108215545

2022-11-04

https://anond.hatelabo.jp/20221104145629

共存共生という言葉を捨てたほうがいいな

雑食っぽいけど好き嫌いも激しいもんな

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん