はてなキーワード: マンパワーとは
俺は大学で勤務医してる卒後10年の皮膚科医なんだけど。女医がよく行く科としてあがる皮膚科でも長く働けて肉体的にもキツイことがこなせる男が欲しい、切実に。
開業医のクリニックかなんかで皮膚診て、塗り薬渡されて終わり、って経験みんなあると思う。でもさ、大学病院にいるとそういうケースだけじゃないの。
皮膚科とか眼科みたいな科は内科的治療も外科的治療も自分の科で行うんだ。それで当たり前だけど皮膚にもガンって発生するのね。それに火傷とかで皮膚を植皮する人もいる。だから皮膚科だって実は大きい手術があるんだよ。
5mmくらいの皮膚を切り取る、いわゆる生検くらいなら入局してすぐ何件か経験するし、簡単な採取キットもあるからみんなすぐできるようになる。
たださっき書いた癌とか植皮はやっぱり入局したてのやつが一朝一夕でできるかって言ったらそうはいかない。植皮なんて術後の審美性に直結するからどう切るか縫うか事前の知識と経験がそのまま直結してくる。だからね、俺たちのところは執刀医は俺、助手に若い医員を入れて、次世代の教育もしつつ患者さんにとっても満足のいく仕上がりになるように努力してる。
さて問題は、そのいわゆる執刀医ができる人間が今のところ医局では俺しかいないってことだ。俺は皮膚外科を専門にしているんだけど、他の助教はみんな皮膚内科で「切る」のは専門じゃない。俺より10才上の講師も悪性腫瘍には精通しているんだけど、地位が上がってくるといつもいつも最前線にいるってわけにもいかないからさ。だから切るのはいつも俺。切った後に経過を見る主治医も俺。切る前にアナムネ取って説明するのも俺。
うちの皮膚科に入局した人は基本的に将来皮膚内科に進んで、アトピーとか膠原病を専門にして飯を食ってく。医局入りたての頃に一緒に切っても皮膚を貼っても最後はみんな皮膚内科で、一緒に皮膚外科を盛り立てていこうっていうやつがいないの。しかたないよな。手術室に長い時間籠って手術するのも、外来で皮膚診て塗り薬出すのも給料一緒だもん。いや、皮膚内科を馬鹿にするつもりはないよ、診断つける時似たような発疹を見分けるのにはやっぱり経験値もいるしさ。でもね、傍から見たら皮膚内科に流れちゃうよ。誰だって肉体的にきつい仕事は嫌だろう?
それにもう一つ。皮膚外科で結局開業することはないってこともある。クリニックでは生検はするとしても、いざ植皮とか悪性腫瘍摘出手術となったら大きい病院に送るから、いくら今外科系スキルを磨いても、将来開業するとなったらあんまり役に立たない。それよりきっちり皮膚内科を臨床研究から学んでおいて「当院はアトピー性皮膚炎に強いです!」と触れ回る方がよっぽど集客力があるからね。となると皮膚外科医が輝ける場所は忙しくていつも人員不足の大学病院で飼い殺し、が現状なんだよね。
皮膚科は特に女性が多いから福利厚生は他の科に比べたら手厚くて、学会としても女性の働きやすさを推進している。消化器とか循環器とも違って急変も少ないし働きやすいのも分かる。それはいいことだと思うよ。ただ女性は男性より現実を見る分皮膚内科に進んで、将来は育児しつつまったりやりたいです、パートナーと開業も考えていますなんて人が多いから、皮膚科内でも分野ごとに偏りが出ている。学生にも分かるみたいで「先生いつも手術日は術野にいますけど、先生がいなくなったらうちの大学の皮膚外科って成り立たないんじゃないですか?」って質問されたこともあったな。そういうキツイ分野は聡い学生はますます敬遠するから、今後皮膚内科は増えても皮膚外科は増えないんだろうな、って俺は思ってる。
この歪みを解決するにはやっぱり「マンパワーを増やす」と「それなりにキツイ労働には対価を」が必要だと思う。
前者はいわずもがなだな。フェードアウトする人材より長く働いてくれる人材を登用すべきだ。後者についてはお金で全てが解決できるわけじゃあないけど、自分が頑張った成果が目に見えて分かるのが給料だから。俺も同期よりもうちょっと貰ってもいい働きをしていると思うんだ、甘いかな。
去年は男が3人入局した。珍しいことだよ。皮膚科に、男ばっかり、3人も、なんて。だから自己紹介されてこれから一緒に働きますって言われた時はすごく嬉しかったな。
今は一緒に術野に入ってもらって切って貼って縫ってを毎週1人1回は助手として経験させている。
この中に一人でも皮膚外科として芽が出たらいい、そんなことを思いながら俺は手術台の前に立っている。
高齢受験生に対する医学部の差別なんて今に始まったことじゃないし、実際訴訟にまでなってるけど、みんな「まあ医学部は就職前提だから」ってしょうがないしょうがないで済ませてきたんでしょ
それで自分の属性まで損してるとわかった今になってギャアギャア騒ぎだしても、それこそしょうがないしみっともないだけなんだよ
そもそも、医学部側の理屈としては「マンパワーの確保第一」ということなんだから、そりゃ若い男以外を排除する方向になるのは当然だろ
でも、今まで声を上げなかった奴らというのは、年食った奴なんかどうでもいいから無視してたし、そいつらが落とされるのも許容してたし、「医療サービスを維持するためだから」って理屈自体にも、みーんな賛成してたんじゃねえの?
ただ、自分の利害と感情だけが、なぜかその理屈のさらに上にあるってだけでさ
こういう優先順位になってるだけ
・女性差別を推奨しようという投稿ではなく、女性医師を増やせば医療が崩壊するシステムを批判するものです。
・今回の東京医大の件は、男女比の調整を行うと示していなかったという点から、肯定しかねます。
・女性医師の能力は男性医師と同等であり、一般に期待できる高い共感力から、むしろ臨床的能力に優れているケースが少なからず有ります。
・実際には妊娠・出産・育児を行わない女性医師が存在することは承知の上で、男性医師と比較した場合、そういったイベントが起こる可能性が高い、という観点から「女性医師」とひとくくりに記述していることをご容赦ください。
医師の仕事のひとつに、「当直」(=夜中に病院に泊まり込むこと)があります。皆さんが深夜に救急外来を訪れたり、あるいは救急車で搬送されても、適切な処置が受けられるのは、この「当直医」がいるからです。
よくかん違いされることですが、この当直は、いわゆる「夜勤」ではありません。
「当直」とは、
という一連の流れを指します。普通の業種であれば三交代にあたるところを、一人で行っているのです。
このようなクレイジーな働き方がまかり通っているのは、「人手不足」だからに他なりません。
結論から言うと、加速します。妊娠・出産・育児を、「今までと同じ仕事量を」こなしながら行うのは、難しいです。これは、上に書いた医師の業務のハードさから理解していただけると思います。
産後、女性医師が仕事に復帰できる環境を整えるのは非常に大切ですが、男性医師と全く同じ労働時間は期待できず、医師の絶対的な供給が不足することは避けられません。
パートナーの協力があれば良いのでは?と思われる方も多いと思いますが、女性医師の結婚相手の半数は男性医師です。つまり、どちらが携わっても医療におけるマンパワーが減ることは避けられません。
ここが非常に難しい問題です。というのも、一言で言ってしまえば「医者は一定以上の"頭脳"がないと務まらないから」です。
(裏口で入学した学生などは、いわゆる「外れ値」で、彼らが医学生の本流ではありません。また、彼らは医学の勉強をする際にも、塾に通ったり個別指導をつけたりすることで、財力で地頭の悪さを補っていますので、医学において"頭脳"がないと断じることは難しいのです。また、今回の女子学生のような「本当は優秀だったのに入学できなかった」ケースは本当に気の毒ですが、しかしながら多少の増枠を行ったところで、入試担当者は男子学生を採ったことでしょう。差別を生じさせないほどに枠を増やすことのデメリットは、以下に記します。)
現代の医療は非常に高度で、その知識・技術もまさに日進月歩です。医師国家試験の難易度のインフレは顕著であり、カリキュラムは常にギチギチ、テスト期間が始まれば一ヶ月間毎日試験、医学部においては「春休みは一週間だけ」というのも当たり前です。医学部に入ったからには常に学び続けることが求められます。
ここで単純に医師の数を増やしたからといって、同じレベルの人材が確保できるかは疑問です。仮にも人の命を預かる職業ですから、この点を妥協するのは危険です。
また、医学部の定員は増加傾向にあり、さらに現在日本の人口は減少していますので、どこかの段階(厚労省の見通しでは2028年)で需要と供給が釣り合います。つまり、今人数不足で困っているからといってやたらと医師を増やしすぎると、今度は医師が溢れすぎる、ということです。
歯科医師が人数を増やしすぎた結果、「食っていけない」歯科医師が増え、その結果として患者に本来不要な治療を勧め、保険点数を稼ぐケースが多くなったことは、広く知られている通りです。
医師になることを希望する女性を「女性だから」という理由で拒むことは、断固許されません。しかしながら、上記のような問題が存在することも、確かです。
では、どのようにして「女性医師が増えても医療の供給が保たれ」「今の医師の絶対数を急激に増加させることなく」すればよいのか。
それは、「医師の仕事の絶対量を減らす」ことに尽きると思います。まずは、「医師免許がなくてもできる仕事」を医師がしなくてもいいようにすること。医療秘書、医療クラークの増員が求められます。また、AIによる画像診断の積極的な導入で、画像診断の労力を減らすことも期待できます。
言及ありがとうございます。嬉しさのあまり以下ごく簡単にネットで調べまとめました。
問題あれば都度修正・削除いたしますのでご指摘のほどお願いいたします。
――――――――以下まとめ―――――――――
・医療費全体は抑えたいけど給与水準は低くもないため、人を増やすのは難しい
http://pediatrics.news.coocan.jp/my_paper/nichii2010_4.pdf
・コメディカル(看護師を含む医療従事者の総称)における裁量権の拡大
・リフィル処方:処方箋1枚で繰り返し薬局で薬を受け取ることができる処方箋
・ナース・プラクティショナー:一定レベルの診断や治療などを行うことが許された看護師
・診療科ごとの偏りは出るものの、現状どこも大変。新制度で内科医志望が減ってる
新専門医制度:http://www.japan-senmon-i.jp/news/doc/Q%EF%BC%86A%206.2_Ver3.pdf
https://www.huffingtonpost.jp/masahiro-kami/specialist_b_9206298.html (ハフィントンポスト)
・地方勤務の待遇はいいものの、それでも志望者は少ない。教育環境の差か
(私見:仕組み作っている人だろうか。そこに病巣がある?)
・開業医は医者が増えることをうれしく思わない傾向がある。勤務医はそうでもない
(私見:働き方のコントロールがしやすく、かつ医者が増える=商売敵が増えるから?)
(私見:必要なところでどんどん制限するしかないと思う。無駄を減らし、必要なものに金を払う意識を国民全員で持てればと)
・健康寿命が延びて元気な人が増えて医療にかかる人自体が減るとみんなハッピー
時給換算して時短分は差っ引いて、その分多い人数でカバー出来たら、ほどほどの賃金とマシな労働環境で結構ハッピーになるのでは、と愚考しました。
それとも医者とは、プライベートを犠牲にしてフルタイムを超えて勤務しないと現役度を維持できない職業なのでしょうか。それはあまりにつらくて大変だろうなと、はたから見て想像してしまうのです。
――――――――以下いただいた言及―――――――――
若手医師です。
医療の現場の負担を思えば女性より男性を取りたくなるのはやむを得ない、ということなのですが、この問題の根っこには労働環境の悪循環があるように見受けられます。
その通りです。
そしてこれを改善するには
→今後の日本の人口動態を考えると、諸外国と比較して数は足りています。
国の医療費抑制のため、医師がこれ以上増えるというのは日本以外の先進国も含めて現実的ではありません。これはどの先進国でも同じでしょう。
※調べてもらえばわかりますが、諸外国と医師給与比べて、今の日本の医師の給与水準は妥当orやや低めです。
リフィル処方、ナースプラクティショナーの導入などコメディカルにおける裁量権の拡大(医師が医師以外ができることをやっている現状)がカギでしょう。
ちなみにこれに反対しているのは主に開業医団体で、勤務医は大歓迎です。
今年から施行された新専門医制度によって、数が一番減ってるの内科です。女性医師も男性医師も。
小児科は案外、減ってないです。子供が好きな層は常にいますし、やりがいありますし。
外科も内科も激務です。だから、皮膚・眼科・耳鼻などマイナー科にいく女医が多いわけです。
しかし、全体の仕事量の多さは相変わらずで、前話題になった女子医学生の増田の記事の通り、マイナー科内でも若手男性医師に仕事のしわ寄せがいくのが現状です。
それぞれの科の学会も勤務条件改善に努力していますが、全体的に過剰勤務なので、科の問題だけで解決できないと思います。
給与面ですでに行われています。私の出身大学(国立)ですと、地域医療枠として、地方に残る医師には学生には毎月12万が支払わていますし、都内と比べて研修医の年収は2倍以上違います。
それでも増えないのが現状です。子供の教育という面は大きいと思います。
私は幾つかの国に留学しましたが、地域医療の過疎問題は世界中が抱えている問題です。
欧米など英語圏は外国人医師(中東・インド・中国など)に担保してもらっています。
日本の場合、日本語を話せる外国人医師が、日本の田舎にくるかという問題?患者は満足するか?私も明確な解決法が思い浮かばない難しい問題です。
ということが素人なりに思い浮かぶのですが、それは現実には難しいから現状があるのだと思います。
一体、何が上記のような改善を妨げているのでしょうか?個人に罪はなく、医療業界のトップが病巣になっているようなイメージを持っています。
その通りです。日本医師会・専門委機構の医師など、今のおじいちゃん医師達は根本的な問題を放置してきました。
今回の女性差別問題もまるで初めて知ったように振る舞っている方もいて、開いた口がふさがりません。
いるとすれば、主に開業医です。若い勤務医は困りません。数を増やせるなら増やしてください。待遇を改善してください。
医師のマンパワーで解決できる問題ではないと分かっているので、国民の医療サービスを制限するというのが現実的な案です。
「救急車の有料化、専門医・大病院には初診でいけないようにする」は多くの先進国で行われています。
日本が誇る質の高い国民皆保険制度は守った上で、予防医療に力を入れて医療アクセスを減らし、健康寿命を伸ばすことを目標にするのが良いと思っています。
若手医師です。
医療の現場の負担を思えば女性より男性を取りたくなるのはやむを得ない、ということなのですが、この問題の根っこには労働環境の悪循環があるように見受けられます。
そしてこれを改善するには
>>今後の日本の人口動態を考えると、諸外国と比較して数は足りています。
国の医療費抑制のため、医師がこれ以上増えるというのは日本以外の先進国も含めて現実的ではありません。これはどの先進国でも同じでしょう。
※調べてもらえばわかりますが、諸外国と医師給与比べて、今の日本の医師の給与水準は妥当orやや低めです。
リフィル処方、ナースプラクティショナーの導入などコメディカルにおける裁量権の拡大(医師が医師以外ができることをやっている現状)がカギでしょう。
ちなみにこれに反対しているのは主に開業医団体で、勤務医は大歓迎です。
②負担が大きくかつ重要な診療科(外科・産婦人科・小児科など)や
>>今年から施行された新専門医制度によって、数が一番減ってるの内科です。女性医師も男性医師も。
小児科は案外、減ってないです。子供が好きな層は常にいますし、やりがいありますし。
外科も内科も激務です。だから、皮膚・眼科・耳鼻などマイナー科にいく女医が多いわけです。
しかし、全体の仕事量の多さは相変わらずで、前話題になった女子医学生の増田の記事の通り、マイナー科内でも若手男性医師に仕事のしわ寄せがいくのが現状です。
それぞれの科の学会も勤務条件改善に努力していますが、全体的に過剰勤務なので、科の問題だけで解決できないと思います。
給与面ですでに行われています。私の出身大学(国立)ですと、地域医療枠として、地方に残る医師には学生には毎月12万が支払わていますし、都内と比べて研修医の年収は2倍以上違います。
それでも増えないのが現状です。子供の教育という面は大きいと思います。
私は幾つかの国に留学しましたが、地域医療の過疎問題は世界中が抱えている問題です。
欧米など英語圏は外国人医師(中東・インド・中国など)に担保してもらっています。
日本の場合、日本語を話せる外国人医師が、日本の田舎にくるかという問題?患者は満足するか?私も明確な解決法が思い浮かばない難しい問題です。
ということが素人なりに思い浮かぶのですが、それは現実には難しいから現状があるのだと思います。
一体、何が上記のような改善を妨げているのでしょうか?個人に罪はなく、医療業界のトップが病巣になっているようなイメージを持っています。
>>その通りです。日本医師会・専門委機構の医師など、今のおじいちゃん医師達は根本的な問題を放置してきました。
今回の女性差別問題もまるで初めて知ったように振る舞っている方もいて、開いた口がふさがりません。
医者の数が増えると困る人がいる?待遇を改善できない理由がある?
>>いるとすれば、主に開業医です。若い勤務医は困りません。数を増やせるなら増やしてください。待遇を改善してください。
医師のマンパワーで解決できる問題ではないと分かっているので、国民の医療サービスを制限するというのが現実的な案です。
「救急車の有料化、専門医・大病院には初診でいけないようにする」は多くの先進国で行われています。
日本が誇る質の高い国民皆保険制度は守った上で、予防医療に力を入れて医療アクセスを減らし、健康寿命を伸ばすことを目標にするのが良いと思っています。
最近のニュースとして、郵便局の正社員の待遇が非正規雇用側に近づけられた、というものがある。
この判断について、インターネット上では避難轟々といったところだ。
ただ、非常に嘆かわしいことに、『郵政民営化の時点で間違っていた。』という意見がほとんど見られないことだ。
公務員の賃金が引き下げられた時点でも反対した方はいらっしゃるだろうか?
昨今労働者の価値が世界的に暴落している現状において、公務員にすらなれない水準、ということがどれだけ致命的なことか、考えたことがあっただろうか。
公務員の賃金が下がる、ということは公務員以下の人材の価値が余計に下がってしまう。需供はもはや関係ない。下をかき集めれば、PCはおろかスマートフォンすら扱えない人材なんて無限に手に入るのだ。
国際経済においては、優秀な人間同士で組んで資本とマンパワーで殴るのが最も効率的だ。(五大商社が凄い所以は、あの人数でレベルの高さが依然として失われていない点だ。)
もはや国家間での富の奪い合いはそこまで加速してしまっている。
あんた、なんもわかってないな。
仕方ない、説明してやろう。
Amazonのせいではなく、これは安請け合いした配送会社のせい。
Amazonの契約者画面から送料(Amazon 手数料)を見ると、愕然とする安さで請け負っていることがわかる。
もとを返せば、2010年頃に、佐川がAmazonからの仕事にぐうの音を上げて、契約を断ったとき、なぜ郵便局は請け負ったのか。
そりゃ、佐川よりマンパワーがあるから、暫くは持つだろうが、キャパいっぱいになったら、(←イマココ)無理ゲーになるにきまってたじゃないか。
佐川が断ったとき、郵便局には大きな交渉力があったのに、安請け合いしやがった。
もちろん、時代の流れもあるが、あのときの、郵便事業のトップが安請け合いしたせいで、配送のイノベーション(自動運転とか)の前にキャパオーバーが来てしまった。
再配達を減らすための施策なんて、いくらでもできるでしょーよ。宅配ボックスを安く販売する、受け取り前に時間指定できるようにする、云々。なんで、未だにドライバーに直電やねん。危なすぎるでしょ。
アホでもわかる経営改善をせずに、全て何の罪もない消費者や企業に押し付ける。
そもそも、郵便局は、民営化したとはいえ、税金で作られて、今や世界最大級の不動産やキャッシュ(ゆうちょ)を持ってる。
民間になったなら、ちゃんと資産を回転させてキャッシュにかえろよ。経営努力っていうのは、そういうことを言うんだよ。
ほぼ寡占状態のたった3社の競争で、値下げしまくって、アホとしか言えない。
アメリカ企業に舐められすぎ。
まぁ、これだけ経営努力をしない郵便局なら、舐められても仕方ないか。
①「農業従事者の人口が減る中農地を守るために大規模農家へ農地を集積・集約化する」
②「農家の高所得化を目指すため水稲の代わりに高収益を望める園芸作物を栽培する農家を増やす」
現実問題として、農地の集積化によって一経営体当たりの栽培面積が増えたら、労力のかかる園芸作物なんか増やす余裕がなくて手のかからない水稲や土地利用型の転作作物(大豆とか小麦とか)の栽培面積ばっか増えてくんだよね
水稲や大豆や小麦なんて国内の需要も人口減のせいでどんどん減ってるし補助金なければまともに黒字にならない作物なわけだけど
7,500円/10aの米の直接支払交付金は廃止にしてるし国としてはどんどん減らしていって園芸作物に切り替えさせたいって考えなんでしょ?
無理だよ、園芸作物を推進するためにはマンパワーが足りなさすぎるし、この国にはあまりにも守らなければいけない農地が多すぎる。
①「農地を守る」という前提を保持するために水稲や土地利用型作物の栽培を推進する。その上で海外での日本産の米や麦や大豆等の需要を増やし輸出を増やせるような取り組みを行っていく。
②「農地を守る」という前提を捨て市街化区域や山際等の非効率な農地を中心に非農地化させ、基盤整備のなされた効率の良い農地を中心に残す。その上で園芸作物の栽培を推進する。
事業を畳んだことより何より、うすい関与しかしてなかった同期からの、花を添えてるように見える死体蹴りに心から疲れた。
会社の新規事業を、事業責任者として受け持った。そして一年でプロダクトとマーケットが一致しておらず、とある海外での事件の余波を受け、今後解決する見通しは資金的及び技術的にも難しいと判断したため、撤退。事業を畳んだ。
お客様、関係者にも損失を与えてしまった点、非常に申し訳なく思う。特に一番の取引先の社長からは厳しく自分の手落ちを叱責いただいた。業界について知識浅く踏み込んでしまったのだから当然である。
謝罪にまわり、取引先の社長からの叱責を受け止め、先週、ようやく、失敗経緯のレポートをまとめて社内へ公開した。幸い失敗知見については社内やグループ会社にも伝わり、役に立ったと人づてに話をきくことができた。せめて自分ができる償いのように思う。
会社は昔からある大企業だ。新規事業についても多産多死することは理解した上で投資をしてくれたのだから感謝をしている。数千万の赤字を出しても、生活はできる。
目をかけてくれた社長には足を向けて寝ることができない。
事業を畳んだことはもちろん悔しい。自分の力の無さに気付かされた。
「心配してたんだよ、増田のやり方。言っても無駄だと思って俺は言えなかったんだけどな。」
同期はこの事業に、最初自分と二人で始めた立場だ。とある分野の知見をかわれてのことだった。しかし、彼には必要な事業計画を立てる力も遂行する力もなく、私ばかりに業務が集中した。ほどなくして見るに見かねた私の先輩が助けに入ったが、その先輩に対しても「あなたはわかるんだろうけど、私はわからないんです!」と逆切れをしたり、「増田は○○事業部に長くいたから技術があるけど、俺は短いから技術はまだまだだ」と言いつつ自らは勉強もしてなかったり。挙げ句、とある取引先とも計画が纏められず一人だけ理解不足の論理を展開したため社内で問題となり「あいつに計画はまかせるな」となったため、同期がこの事業からはひいてもらう決定を自分が行った。少ない新規事業のマンパワーやメンタルを、彼への対応に使うことに疲れていた。
その俺の決定が傲慢だと言われればそれまでだ。しかし、では、少数のチームで仕事ができずに声だけは大きい人間をどうすればよかったのだろう。
「俺は計画は立てられないけど、人とのネットワークは作ることはできる。増田はそこが弱かったんじゃないかな」と言われたが、そのネットワークで君は事業の何に寄与した?確かにある筋からの助力が得られるほどの信頼関係がつくりきれなかったのは俺の落ち度だ。しかし繋がりは大事だと大事だと彼は言って事業への貢献はさしてしていない。空論にしか聞こえない。
もしかしたら、同期は心の底から心配してくれているのかもしれない。しかし、そう俺は受け止めきれなかった。疲れ切って、そういう精神状況になってしまっているのだろうか。
農業っても1粒植えた麦が2粒になるなんて
あとは口減らしもあった
船頭多くして船山に登る、の格言そのまま
「今はアイツが王やってるけど、別に俺が王でもいいんじゃ?」
と言い出すから、権威とそれに対しての歴史による重み付けなどが必要だった
もしやれるならやってもらってたはず
いくらかけようが、ベンチャーに対するものである以上、結果は売り上げと利益。
予算の額は正直関係ない。ただ、でかいネタはそれなりの金をかけないとチャンスすらもつかめないが、それでも当然失敗する者は失敗する。
「ベンチャー」である以上、百発百中なんてありえない。しかも、企業やVCすらも懸念するクラスのものを役所の研究開発助成は出す。
VCが出すのが一般的に10件に一軒大成功で10倍以上になるというのが目安だ。国プロは100軒に一件大成功で100倍以上になるようなネタを狙わないとならならない。
とすると、当然大量の死屍累々の嵐なんだよ。それでも何とか自立してくれる企業を作る必要がある。
それに必要なのは、とにかくそのネタ使って副次的効果でもいいから売れるところ見つけて来いということ。
なおかつ、研究開発助成のみならず、技術系ベンチャーの人間というのはどうしてもプライド高くて営業に及び腰。
だからそこを市場を見ろ、恥かいてでも飛び込み営業行って来い、ケツたたいて売って来いということが必要。
最初狙ってたターゲットが、別のアプローチでなした業者に奪われるなんてのも当然。逆に、思いもよらなかった用途に応用でき、売り上げが出ることもある。
なおかつ、何らかの形でベンチャーが自立してくれればそれ以上国が金を突っ込む必要もないわけだ。税金の節約にもつながる。
成果は出している売り上げが出ない。でも会社を続けたいし、可能性がある技術だから、助成金ゾンビが誕生する。
助成金ゾンビが誕生するから書類を増やして、しかも期間をどんどん短くする。ゆえにベンチャーのエコサイクルが成り立たないような予算になってる。
そこで、似たような技術での研究開発名目で出すということが行われてたが、その搦手がつぶされてますますうまくいかない方向に行ってると思うがね。
・評価
研究がらみの「書類の調査」って完全に機能不全になってるよね。誰が評価するんよ?
国プロの審査にかかわれるくらいの教授やビジネスコンサルタントなんて、めちゃくちゃ忙しいよ?
だから、大量の書類を作らせるが、それも斜め読みして適当に点数つけて終わり。
外部から見たらわかるとか言っても無駄に何十ページとなって、文鎮としての重さを競うようになってるような書類なんざ誰も読まない。今でも国民みんなに公開されてるよ?
そもそもそれなりの高度で特化した技術なわけで、読めるだけでもどの分野もそれぞれ数百人いたらいいんじゃないぐらいだと思うけどね。
その重さをどんどん増やせといってるようにしか見えないんだけどね。
むしろ、ただでさえマンパワーが少ないようなベンチャーの誰かがその大量の書類を作るわけだ。その「大量の書類を作らせるという行為」がベンチャーの足かせになるんだよ。
この評価のために大量の書類を作らせて研究を阻害するのは大学についてもいえることだね。バリバリ研究をできるはずの教授、准教授、助教、ポスドク、博士学生収支学生の時間を拘束する。
特に、ポスドククラスは時間が限られて成果を出さないと首を吊るのに、弱い立場だからそこにしわ寄せが行く。それを見ていた修士学生は博士課程に進まなくなる。
それこそが日本の研究開発力を落としてると思う。金もそうだが時間がなければいい研究成果作れないし、
時間を日本人研究者が拘束されるということはその分脚に鎖をつけてマラソンすることを求められてるようなもの。