はてなキーワード: プロレタリア階級とは
最近のニュースとして、郵便局の正社員の待遇が非正規雇用側に近づけられた、というものがある。
この判断について、インターネット上では避難轟々といったところだ。
ただ、非常に嘆かわしいことに、『郵政民営化の時点で間違っていた。』という意見がほとんど見られないことだ。
公務員の賃金が引き下げられた時点でも反対した方はいらっしゃるだろうか?
昨今労働者の価値が世界的に暴落している現状において、公務員にすらなれない水準、ということがどれだけ致命的なことか、考えたことがあっただろうか。
公務員の賃金が下がる、ということは公務員以下の人材の価値が余計に下がってしまう。需供はもはや関係ない。下をかき集めれば、PCはおろかスマートフォンすら扱えない人材なんて無限に手に入るのだ。
国際経済においては、優秀な人間同士で組んで資本とマンパワーで殴るのが最も効率的だ。(五大商社が凄い所以は、あの人数でレベルの高さが依然として失われていない点だ。)
もはや国家間での富の奪い合いはそこまで加速してしまっている。