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はてなキーワード: ケンカとは

2013-10-28

http://anond.hatelabo.jp/20131028174601

いや、もちろん人として好きだと思って付き合ってますし、それにケンカした後いつもこうって言う訳じゃないんですよ。

それだけにちょっとショックで。2年っていう月日がそうさせたのかな。。。

彼女喧嘩したらSNS恋愛ゲーム仕掛けてきた

昨日彼女ケンカした。

彼女仕事終わりにデートしようと言われ車で向かい仕事場の近くで待った。

僕の家から彼女仕事場は車で1時間ほど掛かる場所にある。

時間通り着いたもの彼女仕事が中々終わらず3時間待たされた。

その間携帯ゲーム読書をして待った。

帰ろうかなとも思ったが家まで1時間というのが引っかかった。

そして昼過ぎの予定が外が真っ暗になった時にやっと仕事が終わった。

日曜日夕方のまる子サザエさんタイムは毎回切ないが、今回は車の中に居ただけだったのでより一層切なかった

「ごめんねー!あれれー?怒ってるのー!?

イラときた。

でも冷静に冷静に〜〜。

通常彼女仕事は終わりの時間がわかりやすい。ある程度予想ができる職種なのだ

なのでなんで遅くなったのかを聞いてみた。

すると、今回は終了時刻の指定は無かったが14時頃に終わりそうという"彼女の予想"だった。

それは完全に君が悪いでしょ、確証がある時に誘ってよ。

と指摘したらあろうことか逆ギレしてきた。

そしてその日は結局ケンカして1時間くらいで解散。

家に帰ってスマホをいじっていると普段そんなに使っていないtwitter彼女は呟きまくっていた。

でもそれは僕に対しての怒りとか反省を表す内容ではなかった。

要約するとこんな感じ。

今日元カレ誕生日だどうしようー!?

・今から飲み会入れたーあの人(男)も誘おうかなー?

友達サイコー

そして朝方まで飲んでたらしい。

これは恋愛ゲームだと思っているのだろうか?

なんで神経を逆なでするような事を遠回しにするんだろう?

ケンカしたことを後悔させるように仕向けているのかな?

全国のカップルに聞きたい。こんなもんですか?

付き合って2年、結婚意識する歳だし結婚するなら彼女しかいないくらいに思ってた。

でもここまで思考回路がガキっぽいと、子供が出来たり家庭を築こうという時に何かしら支障が出ると思う。

そもそも恋愛に対する真剣度が違いすぎる。

怒りを通り越して悲しい。

小さなケンカのはずが、結婚意思すらも揺るがす事態になるとは思わなかった。

ほんとめんどくせぇ

2013-10-27

別れた恋人との距離感

この前友達と飲んでて思ったんだけど、

別れた恋人と定期的に連絡を取ってる人、いるじゃない。

あれ、すごいよね。どうやってるんだろう。一緒にお酒飲んだりしてるの。

経験上、メールすら無理なんだよね。別れるときはほぼ確実にケンカ別れだから

関係がもう完全に修復不能。仗助でも、無理。

そもそも、冷静に話し合った、とか、円満に別れた、とか、その時点ですごい。

なんでも、世の中には、

友達でいようね」みたいな感じでさっぱり別れる人が結構、いるみたい。

きれいな別れ方してるだろ。終わってるんだぜ」みたいな人。

中には別れた後でまたくっついて、また穏やかに別れて、

それでまた付き合って、最後結婚、みたいな人もいるじゃない。

すごいよね。どんなバグ技を使ってるんだろう。

そもそも恋愛って、理性的な行動の対極にあるものだと思ってて、

(お金目当ての結婚その他は恋愛カテゴリから外すとして)

付き合いはじめるときは理性より、感情がモノを言うことが多いんじゃないか、と思う。

でも、別れるとき理性的に、淡々と別れる人のほうが多いのかな。

2013-10-26

http://anond.hatelabo.jp/20131026185548

満足できるセックスを定期的に与えてやることでそれらのリスクを減らせるって話ですよ

私は嫁の出産後、会陰切開をしたのでしばらく挿入ができませんでしたが、

これまでと変わらないペースでオーラセックスをすることで

セックス快感を忘れさせないよう努力しました。

半年後に満を持して挿入した時には久しぶりの快感に感動していましたよ。

元々Sexなんてそれ程好きでない女というのも、初体験があまりよい性体験でなかったという可能性が高いわけで

より良い生体験を与えることで多少なりとも好きになっていくという可能性はあるわけです。

ケンカ性格の不一致で単に夫を毛嫌いする可能性はありますし他の男と恋に落ちて浮気されるリスクは有るわけですが

いずれにせよ良好な性生活がそれらのリスクを減らすのは間違いないです。

2013-10-21

高校の友だちのこと。

ちょっと仕事に待ち時間が出来て、昔のことをぼんやり思い出したので書いておく。

高校生の頃、女子特有の仲良し4人組でいつも行動していた。

アニヲタで毎週同人誌即売会に行ってた私(非モテ)

ジャニオタのF子(非モテ)

バイト先の上司不倫してるNちゃん(非モテ)

バイト先の別高校男の子と付き合ってたAちゃん(唯一のモテ彼氏持ち)

NちゃんとAちゃんが特に仲良しで、二人とも勉強運動もそこそこ

私とF子は勉強運動サッパリだったけど、オタク気質で話が合った。

私は部活の仲間ともよくツルんでた。でも一番長時間を一緒に過ごしたのは同じクラスのこのグループ

見た目は全員もっさい田舎女子高生

でも周りから浮かないように適度にギャルギャルしく、ラルフカーディガンと、

まだ大人しかったルーズソックス(ようやく90cmとかが出てきた頃だった)を履いて

スカート校則では膝丈だったけど、3回折り曲げて短くしてた。

化粧はしないけど、身だしなみはそこそこ整えて。

就職組のF子と、進学組のその他3人。

頭が一番良かったAちゃんは、絶対に大学に行くんだろうなって思ってた。

ケンカ愚痴とか聞きつつも、離れたりくっついたりしてる当時の彼氏結婚するんだろうなって思ってた。

高校出会えなかったらお見合いが当たり前、そんな田舎の話。

Nちゃんが、他県の大学に推薦で受かって、私は地元大学に進学することが決まって

F子は無事に就職が決まって、Aちゃんは…一番頭が良かったはずのAちゃんは

専門学校に進学した。

大学入学したら、みんなバラバラの人間関係になってしまって、

特に連絡を取り合う事もしなかった。

1回だけ成人式のあとに同窓会があったけど、その時私は部活メンバーとばっかり話してて

F子ともNちゃんともAちゃんとも会わなかった。

卒業後数年したある夏に、地元に帰って食べ放題のお店行ったら

バッタリAちゃんと会った。

「あー!」

って声をあげて、懐かしいね!って。

Aちゃんの後ろには、小学生くらいの男の子二人。

結婚したんだね!」

なんて話をした。

Aちゃんの旦那さんは、坊主頭でイカツイ感じで、明らかに高校とき男の子とは別人だった。

職場結婚だよー」

Aちゃんは言ってた。

AちゃんからNちゃんは他県に住み着いてて、連絡取ってなくて

F子も今何してるかわかんないやーって話を聞いた。

(私はコウモリみたいにAちゃんとNちゃんからのお互いの愚痴を聞いてて

心の底ではお互いがお互いを見下してて、仲悪いっていうのを知ってたか

卒業後、連絡とらなくなるだろうなーっていうのは予想してた)

その場でAちゃんとは別れた。

連絡先の交換もせずに。

私達の友情なんてそんなもの

その後、ふと思い出した。

Aちゃん、高校とき、いっつも左の鼻の穴からハナクソと鼻毛出てたなーって。

鼻毛出てたのに結婚まで出来るんだなぁーって。

卒業式の日にも鼻毛…出てたなぁ…って…。

指摘したら絶対怒って(Aちゃんは若干ヒステリーで怖い)無視されるから

1回も指摘できなかった。

F子と「今日も出てるね…」「言ってあげたほうがいいよね…」「怖いよね」「私達、何も見なかったよね…」みたいな。

もしかしてモテる秘訣は頭良くても鼻毛出してるあたしおっちょこちょいテヘペロ★みたいなキャラ?!

Aちゃんは鼻くそ鼻毛出てても彼氏が居て、結婚も出来たのに、私ってば…!

人生ってままならない。

結婚の予定も相手もいないけど

私も強く生きてこ!

2013-10-16

出産後の育児スタートのあまり過酷さに鬱になった話


 結婚して1年、29歳で初めて妊娠出産をした。

妊娠前は深夜帰宅のそこそこ激務なIT系ブラック企業に務めていて

学生時代にはスポーツをしていたから、心身の健康にはまあまあ自信があった。

同じ年の夫と結婚して1年、妊娠が発覚した。



 産むまでの妊娠経過。

私は健康優良妊婦だった。つわりは人並みにあったものの、血液検査の結果も尿検査の結果も毎回良好、血圧も正常。

不正出血もなく、順調そのもの妊娠生活だった。

陣痛は、予定日を3日過ぎた日の夜中にはじまった。



 陣痛出産

陣痛は、私のちんけな想像はるかに凌ぐ、ものすごい激痛だった。

痛みの感じ方には個人差があるというが、私にとっては鋭いナイフ下腹部をえぐられているかのような痛みだった。


はじめは軽い腹痛みないなものなのだが、時間経過とともにどんどん痛みが増してくる。

脂汗が全身から吹き出し、痛さからなんとか逃れようと、体が勝手にのたうちまわる。

陣痛のピーク時には、あまりの痛みに気絶し、また痛みで覚醒する、というのが数十秒〜数分ごとに数時間続く。

本当に地獄だった。

見ていた実母が言うには、私は白目をむいていたらしい。

あとから見たら自分の腕が傷だらけだった。こぶしを握っていた手のひらからは、血が滲んでいた。

永遠に続くかと思われた陣痛を超えて、分娩台に移動し、死ぬ思いで我が子を産み落とした。


それでも出産までは8時間と、初産にしては安産だと言われた。

でも想像してほしい。8時間もの間、一昼夜を越して不眠不休だ。

食べ物は一切口にせず、激痛に体をこわばらせ、死に物狂いでお腹から3キロの塊を出すのだ。


産んだあとは骨という骨がきしみ、体中が鉛のように重く、分娩台から上半身を起こすことさえできなかった。

どこにも力が入らないのだ。

助産師の手を借りて体を起こすと、頭がふらふらとする。

自力ではとても歩けなかったので、分娩台から長い時間をかけて車椅子に乗せてもらった。

その後、入院する部屋のベッドに寝るまでの間、トイレで二度倒れた。


猛烈に体が疲れていた。こんなに疲れたのは生まれて初めてだと思う。指一本だって動かすのがおっくうだ。

体中が汗と血でベトベト、身をよじりまくっていたおかげで、髪の毛は鳥の巣のようだった。

股間は麻酔が効いていたが、鈍い痛みが続いていて、姿勢かえることすら一苦労だった。

前日から何も食べてないし一睡もしてないし、とにかく疲れきっていて、ゆっくりたかった。



 過酷育児のはじまり

だけど、産んだ直後から母子同室で3時間おきの授乳が始まった。

分娩台で1時間休んだあとは、すぐ個室で赤ちゃんと二人きりにされた。

ゆっくり寝ることも体を休めることもできないまま、ハード育児の始まりだ。

こんなにボロボロに疲れているのに、すぐとなりに、かよわく、自分で首一つ動かせることもできない赤ちゃんがいる。

「私はゆっくり休んではいけないんだ」という暗い事実は、くたくたの私にとって絶望だった。

この体中の疲労に身を任せた瞬間、赤ちゃんに何かがあったら。この子の命は、この精魂尽き果てた自分次第なんだ。

体中の疲労とともに、ヒリヒリするような緊張感と責任感が重くのしかかった。



 母乳過酷

産んですぐに母乳がでるお母さんは、実は少ない。

赤ちゃんに吸われることで、それが刺激となって脳内ホルモン乳房に働きかけ、母乳が出るようになるという。

から、でなくてもとにかく3時間おきに赤ちゃん乳首をくわえさせなくてはいけない。

でも、産まれてすぐの赤ちゃんは吸いつく力も弱く、「吸う」こと自体がとても下手くそだ。

そして母親にとっても授乳はとてもむずかしい。

赤ちゃんの位置、乳首との高さの調整、手の置所、クッションや座布団をいくつも使って、位置を調整しながら、汗だくで吸わせる。

赤ちゃんは体力がなくて少し吸い付くと力尽きてしまう。

まごまごしながら右の乳首をどうにかくわえさせる。吸い付いたと思うとすぐに口から外れてしまう。またくわえさせる。また外れる。

そのうち疲れて赤ちゃんが寝るので、起こす。

今度は左右逆のおっぱいだ。

左を吸わせて、おしめを替えて…これでもう一時間だ。

体中が悲鳴をあげていて、眠たくて眠たくて頭が割れそうに痛くて、貧血でふらふらするのに、寝る時間は二時間しかない。

横になる。

すぐには寝付けない。

三十分ほどでようやく眠りにおちる。これで一時間半。

さあ、もう一時間半たった。睡眠時間時間半で、赤ちゃんが泣く時間だ。

これが朝まで繰り返された。



 入院2日目ー死ぬほどねむい

初日の夜を超えた時点で私の疲労はマックスをとっくに超えてた。

授乳の合間の2時間以下の細切れ睡眠しかとっていないまま、迎えた朝。


翌朝は6時に検温があり、9時に朝食があり、合間に授乳をする。

何をするにも体中が痛くて、だるくて、眠くてたまらず、すごく時間がかかる。

出血も続いているので、トイレにも度々行かなくちゃいけない。

12時にお昼があり、見舞いにきた実母に子を見てもらってる間に急いでシャワーを浴びて歯を磨く。また授乳

たまった洗濯物をランドリーで洗う。戻ると検診がある。担当看護師が交代したとかで挨拶がある。また授乳

赤ちゃんの顔を見に見舞い客がある。相手をする。帰る。洗濯物をとりに行く。

また授乳

昼はまとめて寝るどころか、横になる時間もろくにとれない。


ねむい、ねむい、ねむい、ねむい…

横になりたい。ゆっくり、ぐっすり寝たい。お願いだから起こさないで。辛い。辛い。辛い。

横になれない。眠れないし休めない。


昼間はろくに眠れない。寝れなかったことに猛烈に焦る。そしてまた夜が来る。


深夜の授乳は鉛のように体が重い。

赤ちゃんは相変わらず上手に吸えないのに、乳首がめちゃめちゃ痛くなってくる。

例えるなら、尖った爪で皮膚をおもいっきりつねられているような痛み。

乳首が切れて血が出てくる。

それなのにそこを吸わせなくちゃいけない。

傷口に鋭い爪がたてられるよう。

授乳のたびに歯を食いしばって、息をのむ。叫びだしそうな痛さに耐える。

出がよくないかマッサージもされる。これがまたすごくすごく痛い。


授乳室の隣の人は、おっぱいの出がいいみたいだ。

赤ちゃんがゴクゴク、と美味しそうにおっぱいを飲んでるのが見える。

幸せそうに微笑んでそれを眺めているお母さん。

我が子はおっぱいを一滴も飲めず2日目。産まれてからまだ何一つ口にしていない。

何も飲まなくても3日は胎内にいたとき栄養が残っているか大丈夫だという。


でも、赤ちゃんは日々痩せてる。お腹がすいて泣いてる。まだ産まれてたった2日しかたってないのに、飢えて泣いてる。

大人だって2日くらい食べなくたって死なないけど、すごく辛いよね。

こんな小さな我が子が空腹に耐えてると思うと、切なくて切なくてたまらない。

しかも飢えさせてるのは私。おっぱいが出ない私のせい。

の子お腹いっぱいで満足して寝てるのに、私の子は空腹に泣き疲れて眠ってる。辛い。眠い



 入院3日目

体中がふらふらして頭がぼーっとする。見舞いに来た夫や実母にひどい態度をとって、ケンカをしてしまった。

看護師心配して「何か悩み事があったら相談してくださいね」と言う。


「ただ寝たいんです。」


と言いたかった。でも他にもたくさんのお母さんが寝ずに赤ちゃんを見ていて、そんな情けないことどうして言えるだろう。

睡眠欲に母性が負けるなんて。そんなこと言えない。


3日めからミルク10ml与えていいことになった。

哺乳瓶でおそるおそるあげると、手をグーにして、目を大きく見開いて、必死に飲んでる。

飲んでる姿を見て涙がとまらない。

飢えさせてごめんねという気持ち。やっとお腹を満たしてあげられるという満足感。

おっぱいが出ない敗北感と屈辱と疲労と、いろんな気持ちがないまぜになる。



 入院4日目

4日め、私はもうボロボロだった。見舞いにきた妹に顔を見て絶句された。


赤ちゃんにはミルクを与えることになったものの、母乳への刺激をなくしてはおっぱいが出なくなってしまうため、

赤ちゃんには相変わらず乳首を吸わせなくてはいけない。

まりは今までのおっぱいとの格闘に、ミルク作りがプラスされて、授乳もっと時間がかかるようになったのだ。

その分削られるのは眠る時間。ただでさえ1時間しか眠れないのに、もっともっと眠れなくなる。

一睡もしないまま次の授乳時間、ということが出てきた。


体中の痛みと貧血が収まらず、鉄剤と鎮痛剤が処方された。

でもふらふらで、眠さとだるさは蓄積されて楽になるどころか、いっそう辛くなる一方だった。

とにかく体がしんどくて、ほとんど何も考えられなくなっていた。拷問みたい。


ただひとつ、「ねむい」という欲求だけが、こびりついて離れない。


鏡の中の自分は、真っ青で目の下にくっきりクマができて、10は老けたように見えた。

何もしてないのに、涙が出てとまらない。赤ちゃんがなんだか恐ろしい。かわいいのに、愛しいのに、何より恐ろしくてたまらない。

だって、まだたったの4日め。長く長くいつ続くともしれない育児の、たった4日めなのだ

のしんどい日々が延々とこれから続く。こんなに疲れてるのに、ぐっすり眠ることの許されない日々が待ってる。



 退院

5日め。私は退院を迎え、自宅に戻った。

産後実家で1ヶ月お世話になったが、こんな調子が2週間続いた。

しろ病院では哺乳瓶を洗ったり消毒したりするのは病院がやってくれたから、その分の仕事が増えてますます眠れなくなった。


里帰り後の1回の授乳で費やす工程は以下のとおり。


赤ちゃんが泣く→起きてミルクの支度をする→ミルクを人肌に冷ます間におっぱいを吸わせる→

搾乳した母乳を与える→ミルクを与える→げっぷをさせる→寝かしつける→

母乳量をふやすために搾乳をする→哺乳瓶を洗って消毒する


眠れる時間は1時間あるかないか

たとえば寝かしつけに手こずったり、オムツからウンチ漏れて着替えさせたりなど

何かアクシデントが発生すれば、眠れずに次の授乳時間になることも珍しくなかった。

日に日に、赤ちゃんを見ても可愛いより何より、ただただ、怖い気持ちが蓄積されていく。

赤ちゃんが怖いのに、離れるのはもっと怖い。何かあったらどうしよう。

30分の睡眠は、いつも悪夢を見た。赤ちゃんを落とす夢、踏んでしまう夢、誰かに連れて行かれる夢。


今思うと完全な鬱状態だった。



 SOS

生まれてから14日めの夕方。

赤ちゃんと二人きりになるのが恐ろしいと、実母の前で号泣した。


陣痛のあの夜から2時間以上眠っていないこと、眠くて眠くてたまらないこと、

夜になるとまた今晩も眠れないと思って焦りと不安で動悸がしてくること、

こんなに体中がふらふらなのに赤ちゃんに何かあったらどうしようかと想像すると恐ろしいこと、

かわいいよ赤ちゃんがとてもとても怖い存在に思えること・・・


泣いて訴えながら、睡眠不足がつらくて赤ちゃんが怖いなんて、自分母親失格だと思った。

世間のお母さんがみんなできていることができないなんて。

母親なのに、情けなくて仕方がなかった。

その夜は両親が赤ちゃんを一晩みてくれ、私にゆっくり休むよう言ってくれた。

出産後はじめて赤ちゃんと別室で5時間寝た。

15日目の朝は、驚くほど気持ちが落ち着いていた。


その後の日々は、私の両親はもちろん、夫も毎晩仕事帰りに車を飛ばして会いにきてくれ、手伝ってくれた。

それから母乳マッサージに通った結果、母乳が十分量出るようになって、

ミルクをあげなくてよくなったため、深夜に哺乳瓶を洗ったり、消毒したりということから開放された。

夜間授乳は、細切れでも3時間は寝られるようになった。



 三ヶ月後、現在。振り返って思うこと。

三ヶ月たった今でも、産後からの2週間のことを思い出すと、絶望感でいっぱいになる。

あのころ本当にただただ寝たくて、寝たくて、

それなのに「もしこの子に何かあったら」ときう緊張感で常に気が張っていて、目を離すのが恐ろしくてたまらなかった。


そのうち、「もしこの子に何かあったら」「病院入院することになれば」


「そしたら眠れるな…」と考えたことがあって、ゾッとした。



もちろん、あくまでこれは個人的な体験だ。

でも、多かれ少なかれ多くのお母さんに共感できる部分も多いはずだと思う。

もし里帰りしなかったらどうなっていたことか。



 どうしたらよかったんだろう

私の出産は初産の平均時間12時間より短かったけれど、精も根も尽き果てた状態で育児スタートしたのがよくなかったと思う。

病院によっては、出産したその日はナースステーション赤ちゃんを預かってくれるそうだ。

私も、出産後1日でいいかゆっくり眠れていたら、その後に2週間は違ったものになっていただろう。

今は、子はあやすニコニコ笑って、母乳も順調だ。夜は相変わらず3時間で起きるけど、体が慣れた。

やっと我が子がかわいく、愛おしく見える。

でも、我が子がとても恐ろしく見えた産後2週間のことが忘れられない。

2013-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20131013014411

アクアリスト考察

> 1.金魚は2匹以上いたほうがいい?

別にどっちでもいい。

金魚ケンカしないので複数飼いが楽ですよね。

> 2.石を入れておけばいい?

不要

石2~3個程度で金魚が汚す水の浄化能力は期待できません。

でも彩り的にはアリですね。

> 3.水替えと餌やりは1週間に1回程度。

正しい。

餌のやり過ぎは初心者が魚を殺す No.1

ただナマゴメは流石にアレなので、安いのでいいから専用の餌買ってあげて下さい。100均ショップとかにも売ってるので。

水換えは、一回あたり全水量の 1/3 までにしておきましょう。

もう少しだけお金を掛けるなら、ホームセンターで30センチ小型水槽とブクブクのセットが 1000 円ぐらいで売ってるので、それを買うとスゴイ捗る

ライトとかあるとスゴイ華やかで、夜に眺めると幸せ

金魚は飼いこんだ分だけ綺麗になっていきますよ。よい金魚ライフを!

2013-10-12

ある通勤電車にて

嫁の妹から聞いた話が面白すぎたのでまとめとく。

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埼玉から都心に向かう満員の通勤電車での出来事。

事の発端は大宮駅でのある出来事。

ドアが締まる直前に乗ってきた二人。ひとりは典型的サラリーマン40代後半。

もうひとりはビームスあたりのセレクトショップで働いてそうなシュッとした若者20代後半。

サラリーマンが既に95%くらいのスペースに先に乗り込み、

98%となった状態で若者が乗ってきた。

その時に軽く足がぶつかっただか、蹴っただかで、

サラリーマン若者イチャモンをつけはじめた。

「足当たってんだけど」

「なんで蹴ってんだよ」

若者は「あ、すいません」と軽いながらもそこそこ誠実な対応を見せたものの、

そのイチャモンは止むことがなく、徐々にヒートアップするサラリーマン

大宮駅出発から10分間、極めて険悪なムードのまま湘南新宿ラインは走行を続け、

電車ゆっくり浦和駅のホームに滑りこむ。

そして、ドアが開く直前、

サ「お前ちょっと外でろよ」

若「おう、やってやるよ」

というわけでドア開放とともにストリート(ホーム?)ファイトスタート

身体能力に勝る若者が豪快にサラリーマンを投げ飛ばし

あっという間に先制点を奪うも、サラリーマンも当然それで終わる(終われる)わけもなく、

猛然と若者に挑みかかる。

相変わらず満員の車内にはふたり心配をする、というよりも

「これで面倒から解放される」という安堵感が広がった。

面倒なサラリーマンも、血気盛んな若者もいない。これでいつもどおりの通勤だ、と。

しかし、その希望わず20秒ほどで打ち砕かれる。

「ドアがしまりまーす」

発車のベルが鳴り、駅員のアナウンスが聞こえた瞬間、

観客の誰もが想像していなかったことが起きる。

サラリーマン若者が、取っ組み合いをしたまま元乗っていたドアに向かってきたのだ。

そして、肩で息をしながらも、ふたりギリギリで乗り込んでしまった。

車内の雰囲気が一変する。

(「え、取っ組み合いのケンカってそういうタイミングで終わるの?」)

(「めっちゃ中途半端じゃん……。なにこれ」)

(「そうか、会社遅刻したくないっていうかできないから乗ったのね……。」)

(「ちっちぇ~……。」「っていうか日本人……。」)

ともあれ、全員が心のなかで「乗るんかい!」ってツッコんだと思う。

そして物語は第2章へと進んでいく……。

取っ組み合いのまま乗車したわけで、当然また言い争いは続く。

そして、本当の衝撃は、このあとに訪れた。

サ「お前ふざけんなよ頭打って血出てるじゃねえかよどうしてくれんだよ」

若「え……?」

血はひとつも出ていない。

サ「すりむいて血が出てんだよどうしてくれんだよ」

サ「家帰ってかあちゃんとか子ども心配するだろうがよ」

サ「会社行ってもどうやって説明すりゃいいんだよ」

若「知らねーよそんなもん……。」

車内は「またこのままの感じで赤羽まで行くのか……。」という絶望に包まれていた。

最悪な通勤である。そして、サラリーマンから衝撃の一言が発せられる。

サ「じゃあお前、絆創膏代払えよ!」

若「え……?」

(「え……?」)

若者も他の乗客も想定外すぎる答に戸惑った。車内には多数の「?」が浮かんだ。

サ「絆創膏代だよ! このままだと心配されんだろ!」

若「え、絆創膏っていくらっスか……。」

サ「絆創膏だよ! 500円くらいするだろ!」

若「500円……。」

(「500円……。」)

慰謝料みたいな話になるかとおもいきや、500円であるサラリーマンランチ価格である

っていうかどう考えてもランチ代浮かそうと思ってるだろ。

全く着地の見えないまま走り続ける電車

ストリート(ホーム)ファイト以外では防戦一方だった若者が、ついに逆襲に出る。

若「っていうか絆創膏って百均でも売ってますよね?」

若「500円もしねーし。100円でいっしょ」

正論である絆創膏百均に売っているかどうかはこの際どうでもいいとして、

確かに500円はぼり過ぎな気がする。そして、サラリーマンから出た言葉は、

若者と、その場に居合わせた乗客全員に爆笑を届けることになる。

サ「100円じゃねえよ! 105円だよ! 消費税いるだろうが!」

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「若手の芸人コントネタ合わせでもしてたんじゃないの?」と思うほど

よくできた話でございました。上野行きの宇都宮線にはご注意を。

2013-10-10

コミュ障オタにありがちな特徴

求められていないタイミング自己主張する

例えば、誰かが「あのアニメ面白いよな!最高だぜ!」と盛り上がっている所へもっと凄いアニメありますよ」といきなり割り込む。

「昨日はこんなに残業しちゃったよ・・」と疲れ果てて自虐ネタツイートしている所へ「私はもっと時間残業したことありますよ」と返す。

「やったー、TOEICで600点超えたー!」という喜びに「私も800点超えた時はうれしかったです!」と返す。

いずれも、言われた側は「え・・何それケンカ売ってんの?」と思ってしまうが、本人はそんなつもりはない。自分の得意な話題だったので、うれしくなって会話に加わってきているだけだ。しかし、その際にうれし過ぎて、一緒に「自己アピール」をしてしまうのだ。「あのアニメ面白いですよね」とか「残業大変ですね・・私もよくするので分かります」とか「600点超えおめでとうございます!」とかの、相手が望んでいる言葉が返せないのはなぜなのか、分からない。

褒められると無表情になる

求められていないタイミング自己主張された場合、多くの人は「は・・?」と思いつつも「それはすごいですね」と大人の対応を取る。

ところが、コミュ障オタはここで、さらに不可解な反応をする。

「いや、こんなのフツーですよ」

と、表情を変えずに言うのだ。

褒めればほめるほど、かたくなに「こんなのフツーです」と強調し、逆に怒ったような表情になっていく。

本当は内心、嬉しい。しかし、喜んでいると思われるのは心外なので、表情を隠す為にどんどん無表情になるものと思われる。素直に「ありがとうございます」と言えばいいのに・・・。正直怖い。

他人が褒められている現場でそれを貶める

ひどいのになると、他人が「A君、マラソンで3位になったんだって!?すごいじゃん!」と褒められている場面で、

「でもCさんも別の大会で1位になってましたよね?」

などの、信じられないことを言い出す。いや・・それはそうかもしれないけど、ここで言う言葉じゃないだろ・・。

よく分からないが、「こんなの本当は褒められるべきものじゃないのに、私が正さなくては」とか思うんだろうか? そういえば、コミュ障オタは「どうでもいい間違いを粘着的に正そうとする」ってのもある気がする。

人をうらやましがったり、ほめたりすることが下手

人をほめることはたまにあるようだが、それが驚くほど下手。「すごいですね、なぜなら~」と客観的な理由をつけてその意見正当化しようとする。言われたほうはなにやら批評されているような気分になる。単に「うわー、すごい!」だけでいいのに・・。

また、「いいなー」とか「うらやましい!」という言葉も、言えないようだ。まるで言ったら負けと思っているかのように。

なんでこういう態度になってしまうんだろう?

2013-10-07

芸能人をこいつ呼ばわり

ネットみてると不思議なんだけど、なんでみんな芸能人著名人を「こいつ」呼ばわりするんだろう。

別に知り合いでもないだろうし、たとえ知り合いだったとしても、奥さんでも不用意に「こいつ」なんて呼んだらケンカになりかねないのに。

「ああ、こいつは~だからなw」みたいな、この人の何を知ってるのかというような書き込み多い。

もっと普通に褒めたりとか、感想とか、尊敬みたいな反応もあってもよさそうなものだけど。

ヘイトや見下しばっかり膨らんでて、ネット意見ってプラスの方向への多様性全然ないなーという印象。

ヤフコメとかひどいよね。

有名人をあがめないでナナメに見れる俺かっけえええってことなのかな?

2013-09-28

処女結婚した

http://anond.hatelabo.jp/20130927161054

自分場合ちょっと書いてみる。

自分彼女は、童貞処女結婚した。それも結構ないい年齢で。

正直、いまどきみかけない珍獣カップルだとは思う。

まだ、相手のことをそんなに知らない頃は、お互いに、そういう経験ぐらいあるだろう程度に考えていた。

付き合い始めて、しばらくして、お互いに経験がないと知った。

彼女曰く、結婚するまでしたくない、とのこと。

自分童貞で、今すぐにでもしたかったけれど、ひとまず彼女の考えを尊重することにした。

そこからは、ひたすら、エッチしたい童貞男のアホさで、一足飛びに結婚へ向けて突き進んだのだけど関係ないので省略。

ようやく迎えた新婚初夜は、いろいろと苦労したけれど、まあなんとか良い思い出になった。

彼女の痛みもあって、お互いに肉体的な満足というところまではいかなかったけれど、精神的には満ち足りた気がした。

新婚生活が始まって、最初は、自分たちだけで試行錯誤していたのだけれど、あまりにもそっち方面初心者すぎるのでAmazonで有名な女医さんの本を買ってみた。

とても勉強になったけど、知識よりも役に立ったのは、この本を介して彼女コミュニケーションがとれたこと。

セックスだけに限らないけれど、相手に自分の気持ちを率直に伝えたり、相手の話に耳を傾けたりするのは大切なんだなと自覚した。

ケンカもよくするけれど、仲直りのエッチはなんだかいつもすごく激しく気持ちよい。仲直りエッチおすすめです。

二人の拙すぎるセックスの、気持ちいいレベルが、少しづつ、少しづつ上がっていくのが楽しかった。

そして、最近結婚から2年たって初めて彼女セックスでイッた。

時間かかったけど、童貞処女でもなんとかなるもんだね、と二人で笑った。

今、振り返って思うのは、自分独身の頃、サルのようにいろんなエロメディアに耽溺してきたけれど、そういったもので得た知識の大半は役に立たないってこと。

多少なりとも意味があるとすれば、そういうエロ妄想エネルギーにして、経験が無いなりに彼女リードするという側面ぐらい。

一番大切なのは自分の頭の中のエロ妄想を相手に押し付けて気持よくなろうとしちゃダメで、目の前にいる相手の反応を第一に考えるということ。

そしてそれができるカップルであれば、処女とか、童貞とか、関係なくね?

※元コメ関係ない自分語りですまんこ

2013-09-27

同棲中の彼女浮気してるかも

私は30の男。彼女は27で某企業派遣で行っている。

タイトル通りのことを別のコトでケンカした時に白状した。

派遣先の年上の既婚上司会社帰りに喫茶店に行ったり食事に行ってた。

肉体関係はおろかキスや触られたこともない、信じてというが、信じてよいものかどうか。

自分の将来やりたい仕事に詳しいその上司に話を聞いて勉強させてもらっていたとのこと。

遅くても10時には帰っているから肉体関係はないのだろうけど、問題は回数。

週1~2回ペースでここ数ヶ月くらいとのこと。いくらなんでも多すぎる。

こっちが惚れた手前、信じたい気持ちと裏切られた気持ちごちゃまぜになって気持ち悪い。

他の意見が聞きたい。

2013-09-25

http://anond.hatelabo.jp/20130920003452

その土日のお休みに遊びに行く先で働いている全ての人達ケンカを売るとはいい度胸だ。

お前だけ土日は日本中の全店舗、全施設が休業中で決まりな。

2013-09-20

http://anond.hatelabo.jp/20130920182350

女だが、童貞な人でも、セックスうまい人はうまいよ。

何が違うか考えてみたんだけど、うまい人はちゃんと女の子の反応を見てから動いてる。

気持ちいい?とか、ちゃんと聞いてくれるし、私はいつもほんとの気持ちを返してる。

演技なんてしないよ。少し誇張はしてるけどw

から、その女の子が気持ちいいように、男性の行動がカスタマイズされてく感じ。

女の子毎に、気持ちいいところって、違うしね。

反対に、経験が沢山ある人でも、自己中な人はほんと下手。

痛い時もあるし、終わったときになんか不完全燃焼な感じがある。

嫌なものは嫌だってケンカしてでもちゃんと言わないと、これから先そのまま続きそう。

2013-09-19

「言いにくいことを言う」は大事だと言うが

俺が言ったらやっぱりケンカになってしまったり、相手が凹んだりする

難しいもの

2013-09-18

http://anond.hatelabo.jp/20130918065520

えーと、推薦の話から始めると

このシステム採用してる場所はとりあえず北海道で、漁民の町として俺の地元の例を出すと。

内申点が推薦の非常に大きいポイントを占める。つまり、図工とか体育とか家庭科イマイチだと推薦取れない。

あと、ケンカ事件を一発起こしてるならその時点で推薦は絶望的かなー、と。

そういうわけで、点数は取れてるけど推薦は取れないって状態は割と俺的には普通かな、と。

かくいう俺も「入試めんどいから推薦欲しいっす」「おまえの内申じゃやれない。一般で受けろ」って経験あるんですよ。

地域によって違うんだろうね。地域トップ進学校への推薦があったように記憶してます

あと、高卒総合職場合大手企業手取りは大体14万(額面17~8が多い)くらい。ものすごいスピードで上がる。

大卒でも20万弱に抑えられてる。これに関しては、増田さんもの知らず過ぎますね。

「25は最低あるだろ」って辺り、まぁなんていうか総合職と縁のない方なのかなーって思う。

高卒初任で25ある大手企業なんて存在しねーっすよ。

それで「儲けられない」についてなんだけど。

本文を読めば、親が サラリーマンとして稼ぐ息子の稼ぎから吸い取る仕送り>>>>漁師としてリスクを負って得る稼ぎ

として考えていることを「もうけられない」の一語に集約して表現しているように、俺には思えるんだけども。

その「儲けられない」って言葉は非常に多義的に使われてる気がするけど、俺の読みがおかしいのかな。

まり、親にとっての「儲ける」とは「何もせずに息子から送金を得ること」であって、息子の考える「儲ける」

と全く違う概念だった、ってこと(とそれに対する絶望)がここでは表現されているように思うんだけど。

いわゆる隠喩ってヤツじゃないっすかね。まぁ、ここは解釈の問題なんでどーでもいい気がするんですが。

最後に、「親離れ」についてですが、「漁師になる」っていう親頼りの未来しか先を描けてなかった時点で、

俺は元増田さんはすんごい親離れ出来なかったアホだと思ってます

だって、ひとりで勝手漁師やりゃいい話じゃないですか、どうしてもやりたいなら。

それを「家業を継いで親と一緒に」ってのにしがみついてるからめんどいことになってるわけで。

親が金銭的に息子に依存している以上に、元増田さんは精神的に親に依存してる、親離れできてないガキだと思いますよ。

その後の人生崩壊も、結局そこが原因じゃないですかどー見ても。漁師になりたきゃなれっつー話です。

気持ち悪い親子の相互依存元増田の読みどころだと、俺は思うんですけどね。

とりあえず、元のツッコミで俺がおかしいなーと思った

「推薦」「収入」なんかについては特に問題ないようでよかったです。

最後に「ツープラトン」ってプロレス用語っす。

二人がかりで繰り出す大技をこういう風に表現します。

別に知らなくても恥ずかしくないワードですけど、特に意識たかたかーいなワードでもないです。

んで、書くうちにだんだんヒートアップしてったんだと思いますが、

俺を元増田自演としてディスるか、文章読めないバカとしてディスるか決めてから書くと

もうちょい良かったんじゃないかと思います

2013-09-13

女房と畳は新しい方が良い

現在15歳年下の女性と付き合っている。交際期間はもうすぐ5年。

付き合い始めた当時、彼女はまだ大学生だったっけ。

彼女と付き合い始めて実感したこと。それは


女房と畳は新しい方が良い」


これ真理。まじで真理。

女の子は(法律で許される範囲で)若ければ若いほうがいい。


アラフォー独身男性よ。とにかく若い女の子と付き合え!(法律で許される範囲で)

ただし容姿にはこだわるな!!

アラフォーおっさんが、若くてかわいい女の子と付き合えるなんて思うなよ!


俺の彼女デブスだ!




30過ぎてくると、若いってだけで可愛く見えないか

新入社員入社してきた女の子デブスでも好感もてたりしないか

うきうきしながら指導しないか

するだろ?俺だけかな?

おっさんになったら相手が若いってだけでいろんなことが許せるだろ?


いろいろと寛容になれるんだよ。

容姿にも寛容になれるんだぜ。


「割り勘なんてありえない」って言ってる同世代独身女性に対して

「ふざけんな!なんで俺がお前の分まで金払わなきゃなんねえんだ!」って思う程度にこじらせてる俺でも、

20歳そこそこの女子大生に金を出させるわけにはいかないと思える。

躊躇なく全額俺が払う。たとえ相手がデブスでも。

まじ俺って寛容。やさしい男。


普通だったら許せない失敗にも寛容になれる。

若いからってだけで許せる。


女のわがままだって寛容になれる。

まだまだ若いからしょうがいねって思える。


心に余裕が持てる。イライラしない。

これほんと精神的に楽。


そんな本当に些細な、しょうもない俺の寛容さだけど、

いままで男に相手にされてこなかったデブスな彼女にとってはとてもうれしかったらしく、

彼女はどんどん俺を慕ってくれるようになった。


愛情だけじゃなく、年上への配慮というか尊敬っていうか敬意っていうかどう表現したらいいかわかんないけど、

そういう類の愛情を俺に持ってくれているって事が日常のあちこちで感じることができる。


彼女はたとえケンカ最中でも、俺のことを馬鹿にしたり見下したりしない。

(俺の知らないところではしてるのかもしれないがw)

これってほんとうれしい。俺の彼女デブスだけどマジでかわいい!!


そもそも何でも許せちゃうからケンカになることが少ない。

ケンカになったとしても彼女と俺には15歳差という圧倒的ハンデがあるから常に俺のターン!!

ほんと心に余裕があるってすばらしい。




デブスな俺の彼女処女だった。

世代若い男には相手にされない暗い20年だった。

正直、俺がもし彼女と同世代だったら見向きもしないと思うw


でも俺はもうおっさんからね。

若い男とは違うからね。

デブスでもかわいいって思えるからね。

寛容な男はデブス相手でも勃起するからね!

処女ってステータスだけで勃起するからね!


処女ってこともあり彼女のガードは固かった。

ラブホテルへ行って何もしないで帰ってきたことが何度もあったっけ。

でも一線を越えたあとはこれなんてエロゲ?って感じだった。


想像してみてくれ。

たとえば20年間も女に見向きもされなかった童貞ブサメン男が、

ある日突然、年上でやさしい女の人と×××したらどうなるか。


AVエロゲーしか知らないエロ知識を試そうとする童貞のように、

普通そんなこと風俗でもオプション料金払わないとしてくれないよ!って事まで

頼んでもいないのにしてくるのにはびびった。でもギンギン!

アラフォーても薬なしでこの固さ!


普通はそんなとこまで舐めなくていいんだよ!


でも俺は寛容だから受け入れちゃうよ!!


まじで俺って寛容!!


ついでにここも舐めてみて?


あと、若い女の子の肌はスベスベ。感動するスベスベ。

デブスでも肌スベスベ。


そんなわけでセックスライフもかなり充実する。




20歳すぎても彼氏ができないデブスな女性たちよ。30過ぎのおっさんと付き合え!

世代の男はどうせお前らには見向きもしない。

けど30過ぎたおっさんなら寛容な心でお前らを愛してくれるぞ。


っていうかお前ら若さも無くなったらマジで人生終わるから、今のうちにおっさんで我慢しとけ。

禿げ始めてたり、加齢臭もするけど寛容な心で愛してくれるぞきっと。




そんなデブスだけどかわいい彼女に逆プロポーズされた。

おれの40歳誕生日に。

早くしないと俺さんがおじいさんになっちゃう!だってよw

しかに前髪へってきてるけどさw

朝の加齢臭ハンパないけどさw

なんだよそれw

まじでかわいい

俺の彼女デブスだけどマジでかわいい

結婚しちゃおうかなwwwデブスとだけどwww

2013-09-10

信頼性で結婚相手を選んだ自分の話をする

前記事

http://anond.hatelabo.jp/20130909165612

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(追記)

前記事のコメントで、理想論乙だとか、実践は無理だという意見が多かった。相手を信用せずに結婚を決める人の多さに驚いた。信用していない人との結婚は本当に幸せなのだろうか。

一方で「信用が大切だなんて、当たり前のことすぎて記事にする必要なし」だとか「難しく考え過ぎ」というコメントも多くあった。

自分も当たり前のことだと思っていた。だから前記事の内容は特に考えてやったことではない。自然とやっている人は沢山いるだろう。でもこの年になって、自分の当たり前と、他人の当たり前は違うことを知った。

結婚というテーマで悩んでいる人は沢山いる。自分もよく相談される。そこで、考え方のひとつの提案として前記事を書いた。

理想の結婚生活の形は人それぞれだ。

ただ、もし今回の記事を読んで「こんな結婚生活をしてみたい」と思う人がいるのであれば、是非前記事の内容を参考にしてほしい。

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自分結婚歴もうすぐ20年になる。

元記事に書いたことを実践して、結婚相手を選んだ。

付き合い始めて、ふたり最初に決めたことが「不満は小さなことでも正直に話し合おう」ということだった。「ギブアンドテイク」の話もよくしてたっけ。

何度も衝突した。危機的な状況にもなった。

「嫌だったら、別れればいいじゃない」と友人に言われたこともある。

でも自分は相手と一緒に居たかった。ふたり幸せ未来のためにケンカした。

その時点では理解し合えなかったこともある。

そういうことは解決を先延ばしにした。それよりも一緒に居たかった。

共にする時間の中で、何度も対話を重ね、問題は解決していった。

解決した瞬間なんてわからない。気が付けば解決していた。

その度に前よりもっと相手を信頼するようになった。

信頼してるからもっと深い話もできるようになった。

一瞬でお互いを理解できるわけがない。自分たちは時間をかけた。話し合うことを諦めなかった。

信用できると思って選んだ相手だからこそ、時間をかけることができたと思っている。

つの間にか自分の相手に対する信頼は大きなものとなっていた。

から普通だったら嫌われるんじゃないかと思えるようなことも言えた。相手が一番言ってほしくないことだ。

やはり、これが自分たちにとって一番の危機だった。

相手は憤慨した。でも、聞いてくれた。

十数年たった今、相手はその時のことをよく笑って話す。

「あの時はほんとにムカついた。でもあれがなかったら自分は変われなかった。あの頃の自分より今の自分が好き。」

ちなみに改善には十年ほどの時間がかかっている。

もちろん相手のお陰で自分改善できたことも沢山ある。

「相手にもっと自分を好きになってもらいたい。こうしたら相手はもっと自分のことを好きになってくれるかもしれない。」という気持ちひとつで取り組んできた。もちろんその改善も十年近く時間がかかっている。途中何度もへこたれながら努力してきた。

やはり改善した瞬間なんてわからない。気がつくと改善していた(まだまだだとは思うけど^^;)。「昔はこうだったよね〜。今の方がいいね。」とよく笑われる。

子供が産まれ、ふたりに降りかかる困難は自分たちのことだけではなくなった。

でも、どんな困難がきても、夫婦で一緒に向き合い、話し合い、解決していった。

から比べ変わったことといえば、

  • 新しい価値観が生まれた
  • 得意分野で役割分担
    • 相手の得意なことは相手に任せきってしまっている。自分は口を挟まない。自分より上手くやると信じているからだ。
  • 趣味の違いの受け入れ
    • 相手と自分趣味が全く違うのだが、お互い干渉しない。相手の趣味時間を大切にする。同じ家の中で、お互い違うことに熱中してたりするのだが、全く気にならない。時々お互いの趣味について、相手に教え合う。へぇ〜そんな世界があるんだ、と自分の見識が広がる。昔は同じ趣味を持とうとしたり、相手の趣味を好きになろうとしてみたりしたが、今はそんなこと必要ないと思っている。

以上のことは、信頼関係があるからできることだと思っている。

ちなみに、趣味の違いは得意分野の違いに発展している。

子供が産まれてからは、夫婦が異なる守備範囲を持つことは重要だと感じている。

子供を含めた自分達一家に降りかかる困難に対して、自分の力では解決できないが、相手が難なく解決できたというエピソードが幾つもあるからだ。

自分が相手を信頼しているから、相手も自分を信頼してくれる。

毎日が安定していて、余計なことに気を揉まずにいられる。安心できる。

今ではケンカになることがほとんどない。

毎日ふたりで笑って(子供たちも一緒になって)、毎日幸せを感じている。

これは付き合い始めにお互い真剣に向き合った成果だと思っている。

相手と共に紡いできた信頼の綱はあまりにも太く、こんな綱はもう他の誰とも紡げない。この綱を大切にしたいから、自分はこれからもけして相手を裏切らない。

自分を信用してくれた相手、裏切らないでここまできてくれた相手。

相手の幸せを守る人間は、自分しかいないと思う。

墓まで一緒に居たいと思う。来世があるのなら、また一緒になりたい。

2013-09-09

相手を選ぶ基準と、幸せ結婚生活を送るために重要なこと

(追記。自分体験談も書いたので、是非読んでみてほしい。)

http://anond.hatelabo.jp/20130910182250

結婚相手を選ぶ基準は、信用できる人間かどうかだと思っている。

でもそれを基準にしている人が少ないことに最近気がついた。

外見の好みや、一緒にいて楽しいかどうかや、話題が合うかどうかなど、選ぶ基準には色々あるが、その前に、その人が信用できるかどうかでフィルターをかけてはどうか。

信用できるかの判断は、

  • 自分真剣に向き合ってくれるか。自分の話を腰を据えて聞いてくれるか。
  • 自分の素の姿を受け入れてくれるか。
  • 自分の抱える困難な問題を、一緒になって考えてくれるか。解決のために協力してくれるか。

もちろん、相手に自分を信用してもらうことも必須だ。ギブアンドテイク。だから

  • その人がどんな状況になっても、自分はその人に真剣に向き合えると思えるか
  • その人の素の姿を知っても、受け入れられるか
  • その人が抱える問題に対して、目をそらさずに、一緒にとりくめるか


最近気がついた事がもうひとつ

結婚すれば皆幸せ生活を送っていると思っていた。しかし、夫婦間が上手くいっていない家庭が結構多い。

相手を心底信用できていない、のが原因の一つだと思う。

信用できる人を選び、お互いを信頼して生活をする。それが幸せ結婚生活だと思う。

結婚してから信用できないことが出てくるんだ、というトラックバックをもらったが、

からこそ結婚前に以下をしておかなければならない。

  • 相手に自分の素を見せる。
  • 自分が今抱えてる困難な問題について、相手に話す。


信頼とは、細い糸を寄り合わせて、太い綱にするのと同じだと聞いた事がある。

結婚したての信頼関係は細い糸のようだ。

結婚生活の中で、細い糸を寄り合わせるように、少しずつ信用を重ねていく。だんだんと、ちょっとやそっとじゃ切れない太い綱のような信頼関係が築かれる。

裏切りは糸を切る。たとえ、その時に太い綱になっていたとしても、裏切りナイフのように綱を削りボロボロにする。

から結婚相手を絶対に裏切ってはいけない。

では、裏切りとは具体的に何か。

  • 相手に隠し事をすること
  • 相手に嘘をつくこと
  • 相手から逃げること

また、最初は糸のように細い信頼関係を、綱のように太い信頼関係にするためにはどうするか。

  • 相手に対する不満を正直に伝える
  • 相手の自分に対する不満を受け入れ、それを改善する努力をする
  • 二人がより良い関係になるためのケンカをして、時間をかけてたくさん話し合う


相手に対する不満は、ほんの小さなことでも伝えた方がいい。小さな不満をためこむと、いつか大きな爆弾になる。

いくら信用した相手と結婚したとしても、その生活の中で相手に対する不満が生まれるのは当然だ。

信用できる相手だからこそ、自分の不満を聞いてくれるはずだし、一緒に向き合ってくれるはずだ。

素の自分を見せたら嫌われるかもしれない?

相手の不満なところを指摘したら嫌われるかもしれない?

あなたがそう思うのなら、それはあなたが相手を信用してないからだろう。

逆にもしあなたが相手にそれをされたら、相手を嫌いになるのか。

その人と生きていくことを決めたのなら、たとえ嫌な一面が出てきたとしても、そんなことで嫌いになってはいけない。

相手の欠点を、相手の幸せのためにふたりで協力して改善するんだ。もちろん自分欠点は相手の幸せのために改善するんだ。

本当に幸せになりたいのなら、其れ相応の痛みは必要だ。ケンカにもなるだろう。自分欠点を治す努力は大変なことだろう。

でも生涯の伴侶として心底幸せに生きていくには、これを乗り越えなくてはならない。これを避けて通るのなら、其れ相応の幸せしか手に入らない。

信用している相手と、お互いの不満について話し合い、お互いが改善する。

それは辛いことかもしれないが、それをするたびに、信用の糸が一本ずつ寄り合わさり、太い綱へと近づいていく。

まだ結婚前のカップルは、以下を相手と約束してほしい。

結婚したら、お互い信頼し合いましょう。自分あなたを裏切らない。あなたから逃げない。お互いの不満は伝えて、改善するために一緒に努力しましょう、ふたり幸せのために。」

この約束を破りそうな相手なら、結婚しない方がいい。そもそも約束なんて守りそうもない相手なら、結婚しない方がいい。

これを自分約束できないのなら、結婚する資格はない。

つらつらと書いたが、この記事のようなことをテーマにし、相手と話し合ってみるのもお勧めする。

自分はどう思うか、相手はどう思うか。

素の自分を披露するキッカケにもなるし、相手の人間性を垣間見ることもできるかもしれない。

ちなみに自分結婚歴もうすぐ20年になる。最近周りに夫婦円満のコツをよく聞かれるので書いてみた。

2013-09-08

「○○があるような国にはオリンピックは来ない」という大ウソつき

招致期間中こういう論法を腐るほど見てきたけど、これらは全く無根拠なウソだったわけだ。

ヘイトスピーチがあろうが原発問題があろうが歴史問題があろうが、IOCが開催能力があると判断すればオリンピックは来る。

開催能力に難があっても、立候補した国の中で一番マシなところが選ばれるだけの話だ。

猪瀬が「中東ケンカばかり」とか失言かましても、それで招致が台無しになったわけでもない。

オリンピックしてほしくない」「オリンピックはするべきではない」と言うだけならまだしも、

希望的観測だけでもっともらしく「オリンピックは来ない」と言っていた人の言うことは、全く信用に値しない。

2013-09-05

http://anond.hatelabo.jp/20130905151731

扉の閉め忘れとかテレビの消し忘れとかの忘れ系には、忘れるたびに毎回「戸を閉めろ」「テレビ消していけ」って言う。これは言うしかない。

コップを落として割ったとかのうっかり系は、「これから気をつけろよ」と言うが、うっかりしたこと自体は責めない。その後、コップを落としそうな場所に置いたりしている時に、そこだと落ちそうだからコップを動かせって言うか、俺自身が動かしてやる。

ふざけがエスカレートして物を壊したりケンカになった時は、きつく叱るが、日が変わればすぐ忘れてまたふざけ出すので、ふざけ出した時点で止める。エスカレートするまで放置するほうが悪い。

子育ての話なのでこんな簡単に分類できないけど、だいたいこんな感じ。

子供を叱る時に『なんでそんなことするの』って言うな」ってのは、育児書にも書いてあるよ。

2013-09-03

彼女の頭が悪すぎて萎えて別れたのなら

このエントリについて。

彼の頭が良すぎて萎えて別れた

http://anond.hatelabo.jp/20130901015011

わかるような、わからないような。読んですっきりしない部分があったので少し考えてみた。

このエントリの続編で触れられているように、この話の出発点には「高学歴低学歴の世界の溝」の問題がある。

何日か前に、「低学歴高学歴の世界の溝」って増田ホットエントリしたじゃない?

http://anond.hatelabo.jp/20130809115823

そもそもの問題として、「低学歴」対「高学歴」の世界の話というのはなぜ「低学歴ポジションからの発言が多いのだろうか。それも「高学歴の世界」をポジティブものとみなして、自分所属する「低学歴の世界」をネガティブものとして演出するという態度で書かれてるものが多い。

私のいる世界→追記の記事2つあります

http://luvlife.hatenablog.com/entry/2013/08/07/221155

こういうタイプの文章がはてブを集めて多く読まれているのは、それを読むと読んだ人が心地良く感じるからではないかと思う。「高学歴の世界」の人はこういうのを読んで単純に優越感を感じる。一方こういう文章を読む「低学歴の世界」の人は、「低学歴の世界」にいながらにして自分は「低学歴の連中とは違うんだ」という意識を持っているような人なのではないだろうか。だから低学歴の世界」が「高学歴の世界」に対して否定的に書かれていることに溜飲を下げる。「低学歴の世界」を批判することで、自分がそこから離れて「高学歴の世界」に近づけるような気がするんじゃないか。「低学歴の世界」に満足している人は、おそらくこの手の文章を読んでもピンとこないだろう。

では、自分自身は、こういう文章と向き合う時なにを感じているのだろう、と思った。こういう文章を読んだ時、私の胸には優越感などの心地よく単純な感情ではなく、言うも言われぬ複雑な感情がこみ上げてくる。

私自身はおそらく「高学歴の世界」に属する人間だろうと思う。曽祖父の代から大学教授家系で、女性も祖母の代から高等教育を受けている。私は大学付属の小中高に通ったが、クラスメートの父親はおおむね医者弁護士研究者大企業勤務のどれかだった。大学に入るときは、東大京大早慶上智国立医学部までしか選択肢になかった。実際にクラスメートの大部分はこれらの大学に進学した。残りのMARCHレベルに進学した人たちが、私にとってとんでもなく「低学歴」の人たちだった。親類のなかでは東大京大以外は大学ではない、というくらいの認識であったし、私自身、ちょっと勉強すればだれでもMARCHくらい入れるものだと思っていた。この認識が変わったのは、大学に入って予備校バイトを始めた時だった。どんなに必死努力してもMARCHはまだ夢の夢という生徒が大勢いるのに衝撃をうけた。

こうして書くと自分は嫌な人間だなと思う。けれどこういった「高学歴の世界」が居心地のいいものだったかというと、そんなことはない。「高学歴の世界」は息苦しいものだ。「高学歴の世界」を定義づけるのは「今日よりも明日」だ。今日よりも明日、より良くなっていなければならない。より良く、より賢く、より豊かになっていること、それが「高学歴の世界」が求めるものである。失敗は許されない。一度失敗したものは、この日々の前進ルートから脱落し、また追いつくためには絶望的な努力を強いられる。「高学歴の世界」は失敗に敏感だ。私の両親はよく「一事が万事」と言っていた。たった一度失敗すれば、それは全て失敗したのと同じ。このスローガンに、子供の私は恐怖しか覚えなかった。遊びも教育の一環だった。教育的でない遊びは排除された。常に成長することが求められた。それは大人になっても続く。昨日よりも今日今日よりも明日、より成長して改善していること。「高学歴の世界」を統治するのはこの原理である

このような世界自分にとって当たり前だったのだが、それはまたひどく息苦しくもあった。そこには「明日」と「未来」はあっても、「今日」と「いま」はない。なにもかもが「明日のため」であるとき、いまここに生きているという感覚はどんどん摩耗していく。今、この瞬間どんなに成功していても、それを100%として認めてもらえることはない。明日さらに良くなること、明日さら成功することが求められる。それは絶え間ない自己否定でもある。この自己否定がなければ、改善も成長も望めないから。

やがて神経衰弱のような状態になって、ふとある趣味をはじめた。そこには私と同じような育ち方をした人もいれば、そうではない人たちもいた。このとき私ははじめて「低学歴の世界」に触れたのだと思う。その「低学歴の世界」のひとたちは、多くが高卒で、男も髪を染め、女性ミニスカート露出の多い格好をしていた。タトゥーを入れている人もいれば、道端でケンカをする人もいた。この仲間のなかに入って、私ははじめて「今を楽しむ」ということを知った。お酒を浴びるように飲んで、馬鹿な話をして、大笑いして、そういうことをしても、明日のためにはならない。明日に残るのは、二日酔いだけだ。けれどその瞬間は、ものすごく楽しい。彼らは遊ぶことがものすごく上手だった。季節ごとにいつも楽しい遊びを考えていた。バーベキュー花見キャンプスノーボード。「今、この瞬間を楽しんで生きてもいい」ということを知ったのは、自分人生が大きく変わるほどの体験だった。

こういう経験を通して考えてみれば、「うちらの世界」の価値観も理解できる。「高学歴の世界」は未来の為にという価値観がとても強い上に、一度失敗するとその損失を取り戻すのが非常に困難であるという認識を共有している。彼らにとって「バイト先での醜態を公衆に晒すこと」は大変な過ちでありなんとしても回避されるべきものである。一方「低学歴の世界」にとって大事なのは今この瞬間である。今この瞬間を楽しむことが何より大切でなので、その行為未来にもたらす影響は考慮しない。今、バイト先の飲食店食材おもちゃにすることが楽しくて、目の前にいる友人を楽しませることができるのであれば、そのことがなにより重要なのだ

明日のために生きること」と「今を思う存分生きること」は、本来両立しうるものであるけれど、どちらかにかたよるとそれぞれ問題をひきおこすのだなと思う。自分の生きてきた世界のことは、みなよく知っている。だからこそあらも見えるし、別の世界に憧れもする。それはもちろん幻想なのだ。どの世界にも光と影がある。ユートピアはいだって「どこにもない場所なのだ

さて冒頭の「彼の頭が良すぎて萎えて別れた」というエントリーであるが、これを読んで再びなんとも言えない気持ちになった。この人はなぜこんなに彼との間に線を引きたがるのか、そこに溝を認めたがるのか。なぜそこに溝を認めた上でそれでも相手を受け入れることができないのか。この場合、二人の間にあるのは「学歴の溝」ではなくて彼女の方のコンプレックスなのだと思う。自分が手に入れたくて仕方がないものを、もう自然にもっているように見える相手への嫉妬なのだろう。けれどそれは「毎日より良く」という価値観のなかで研鑽されてきた結果なのであって、同時にそのなかで切り捨てられてきたもの存在するのだと思う。そういう自分が切り捨ててきたもの恋人に求める気持ちが、私にはよく分かる。私が強く惹かれるのは同じ世界の人ではなくて、別の世界の、ある種の「生きる智恵」を持っている人だ。多く笑い、気楽で、今を楽しむ人だ。この話で、彼は彼女にたとえばそういう魅力を求めていたのかもしれないのに、紋切り型階級差を持ちだして自己完結する姿になにか割り切れないものを感じる。

一方で、このエントリーで語られている話自体がすでに紋切り型のものであるとも言える。語り口が現代であるというだけで、話の中身は明治時代からでもありそうな話だ。とりわけ語り手を男にしてみると、既視感が強くなる。身分差のある恋をした男が、バックグラウンドの違いを感じて、女を捨てる。「彼女の頭が悪すぎて萎えて別れた」と男が語る。あるいは女が男を思って身を引く。でも私達が生きているのは現代日本だ。好きなように生きればいい。相性が悪ければ別れればいいし、よければ付き合えばいい。けれど「高学歴」「低学歴」という単純な構図に当てはめて自分生き方を縛るのは、愚かなことだと思う。自戒を込めて。

2013-08-28

梅木くんとマモノくん〜3分でわかるクラウドソーシング炎上物語

今日からインターネッツを使い始めたという人向けに、わかりやすい説明を心掛けました。

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ランサーズクラウドワークスという2つのクラウドソーシングサービスがあります

フリーランス仕事発注したい人と、フリーランスをつなげるサービスです。

ランサーズ

http://www.lancers.jp/

クラウドワークス

http://crowdworks.jp/


この片方のクラウドワークスで、事例インタビューなどの仕事を請け負っていたライター、梅木くんという人がいました。

彼はある日、自分ブログランサーズクラウドワークス比較する記事を掲載しました。

クラウドソーシング狂想曲:クラウドワークス vs ランサーズ

http://thestartup.jp/?p=6849


記事中では「クラウドワークスの方がランサーズよりもすごい!」と主張していますが、

主な理由は「周りの人がそう言っていた」というものでした。


そしたら後日、ランサーズから梅木くんに「十分な調査をした上で記事を修正してくれませんか?」とメッセージがきたそうです。

しかし梅木くんはそれを「メディアに対する圧力だ!」「言論統制だ!」と取り合わず、記事に掲載しました。

ランサーズThe Startupに対して言論統制

http://thestartup.jp/?p=8240


これを見たネットユーザーは当然こう言います

「これって言論統制じゃないよね」

「そういえば梅木くんってクラウドワークス仕事受けてたよね」


そうこうしているうちに、ネット上には梅木くんとクラウドワークス関係がまとめられ始めました。

The Startup代表取締役梅木雄平氏クラウドワークスの関わり総まとめ

http://anond.hatelabo.jp/20130820170151

The Startupさんへ。ジャーナリストは、金をもらって比較記事を書いたりしません

http://anond.hatelabo.jp/20130820144216


じょじょに追い詰められていく梅木くん。

そしてライターとして梅木くんに仕事発注しただけで勝手に変な記事を書かれて炎上してしまったクラウドワークス社長吉田さん。


さらに、この2人をおもしろがって追い詰める匿名Twitterアカウントが現れました。

マモノくん(@mamononews)

https://twitter.com/mamononews


このマモノくんは突如、わりと横柄な感じで、梅木くんと吉田さんを問い詰め始めます

クラウドワークス社長ケンカを売るマモノ氏(@mamononews)がやたら偉そうな件

http://matome.naver.jp/odai/2137744422998200801


これに応える形でクラウドワークス社長吉田さんは、自社のブログで「梅木くんとは今後かかわりません!」と宣言しました。

ブログ書き初めと、今週に掲載されたブログメディアの記事につきまして

http://crowdworks.jp/ceo-blog/9/



まあ元はといえば梅木くんの記事がトンデモだったわけで、「これでめでたしめでたし

と思ったら、このマモノくんが突然、態度を変え、梅木くんと吉田さんに謝り始めました。

いったいどうしたんでしょう。

・謝罪1

https://twitter.com/mamononews/status/372257344911990784

・謝罪2

https://twitter.com/mamononews/status/372258022677954560


どうやらマモノくんはどこかの会社に属しているサラリーマンで、

今回、匿名アカウントを使っていろんな人をいじめたことが会社にバレてしまい、態度を変えたようです。


一方で梅木くんは、マモノくんによるTwitterの攻撃を「脅されてる!」と感じたようで警察に駆け込みました。

・星の梅木雄平さま、警察にいく

http://kirik.tea-nifty.com/diary/2013/08/post-eb48.html#more


そうなるとますますマモノくん(GMO社員の世永玲生さん、40代男性)は困ってしまます

いまは周囲にひたすら謝り倒しているそうです。


ついにはGMOも公式にコメントを出す事態に。マモノくんは懲戒処分となりました。

https://twitter.com/GMOGroup/status/372576043452100609


ついでに世永さんが記事を寄稿していたTechWave意味不明謝罪文を出しました。

TechWaveからお詫び 編集長増田真樹 @maskin

http://techwave.jp/archives/from_techwave2.html



というわけで「匿名で何か書くのはやめましょうね」←いまここ。

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