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2023-05-17

anond:20230517130637

かわんねえよおっさん

お前もエゴじゃなくて自由立場から子供思考になって考えれるようになれな

2023-05-11

そろそろ子供が親を選んで産まれてくるって考え方やめない?

令和になって色々と子育て価値観アップデートされて

私はよい時代母親になれたと思ってる

この時代に親やってなかったら、昭和の親みたいに幼い子供に怒鳴り散らかして手をあげまくっていたかもしれない

平成初期も親は体罰やってもいいという風潮でしたので

ほんと令和に母親になれてよかったです

それでさ、もう子供お空の上から親になる候補を探して親を選んで産まれてくるっていう考え方やめない???

スピが好きな人はいくらでもそれを信じたらいいけどさ

私、妊娠したとき病院子供は親を選んで産まれてきた。あなた特別母親みたいな絵本助産師だか看護師に読み聞かされたんだが

あのな、子供が生まれる前に親を選べる能力あるなら独裁政治が激しくてささいなことですぐ死刑にされる国とか貧しい国に子供は産まれんだろうがよ

日本に産まれても、親ガチャ大失敗して虐待されまくる子供もいるだろうが

男と女セックスして受精しただけだよ

そこに子供意思なんてなんも関係ないよ

ただ、親の都合でこの世に生まれただけだよ

不妊治療してる人なんかどうするの?

空の上の子供たちがこの人達のところに産まれたくなーいって思ってるから子供に恵まれないの?

おかしいよね?

私は「子供は親がただ望んで産んだだけだら、子供別に産んでくれとか頼んでないから、だからの子かわいくない症候群とか理不尽なこと言うのもうやめよ?」って思う

の子かわいくない症候群って理不尽すぎる

親が勝手に下の子を産んで(上の子にしたの兄弟がほしいって頼まれて産んだのだとしても)上の子赤ちゃん帰りしたか

もうかわいくないって

の子だってまれたくてこの世に産まれたわけじゃないのに、勝手に産んどいてあとでかわいくないって理不尽すぎん?

親は親のエゴだけで子供を産みました。子供は無事に産まれてくれただけでも感謝です。育ててやった、苦労して産んでやったと子供が恩をきせるのはやめましょう

で、よくない?

2023-05-10

anond:20230510173732

自分エゴなのはわかってるけど、長い目で見たらしない事が正解な気がしてる  

今どんなにしたくたって俺に飽きて別の男選んだらその時はそっちとしたくなるんだから

anond:20230510080904

努力って自我エゴ)を捨てる事だと思う。

自分自身のこだわりや我儘を捨て去り、目的を達成するマシーンになるんだ。

元増田AIイラストレーター努力してない、って言うけどマシーンは元々マシーンなのがポイントだと思う。

人が努力して道具のようになるとき、捨て去った人間性がある。

社会はそれを評価するんだと思う。

イラストレーターとして貴方は多くの人間性を切り捨ててきましたね、だからその分の対価を渡しましょう。そうでなきゃバランスが取れないから。

2023-05-09

anond:20230508105315

小梨なのはいいじゃん。この暗黒の日本の超衰退時代子供欲しいとか未来読めて無さ過ぎというか、エゴ強過ぎやろ

大学生の色恋沙汰」ってタイトルつけたら全部馬鹿らしくなったよ

人間関係に疲れてしまって、そこには何も残らないかもしれないという不安けが残ったので仕方がない。書くか。という細い支柱がにょきにょきと生えた。掴まるものがそれしかないので私はそれに触れることにした。

人間を整理する。近づきすぎた花のうちどちらかを摘む作業と同一視したい。

A…友人。今回一番派手に揉めた。怒らせた。失望させた。裏切ってしまった。

B…恋人。私が選んだもの。素敵とは言い難い。

C…友人。受け止めてくれたと思っている。だけど実情は違うのかもしれない。

D…友人。Aの隣で私を叱ってくれた。でもどうしたらいいかからない。

E…友人。話をしてくれた。信じてくれたならいいのに。

F…先輩。彼は私の何であるつもりなのだろうか。定義とは、実情より優先されるのだろうか。

時系列がただしく流れるように書いていけますように。

右手指輪左手のヘアゴムが絡むほど祈ったら、きらりと光った薬指だけがいやに大人びていて気色が悪かった。私はまだ大人ではありたくなかった。

Bと喧嘩した。

Aに相談した。すっかり別れる気でいたから、きっとその気で話して、その翌日にCにも同じような話をした。AとC、彼女らは態度さえ違えど私の幸せを考えているのだと言って、私の恋人に別れを告げることを賛成してくれていた。

その翌々日、Bと会った。好きだと思った。もしかしたら好きではないのかもしれない。それは常に胸の中にあって、姿を見たときにも自分を疑った。でも別れることなんてできないと、強くそう思ってしまった。アドバイスでどうにかなる柔軟さを世界に置いてきてしまっていた? どうだろう。今となっては、という話になる。

私は散々話した別れ話の構想をなしにすることをAに告げた。彼女は怒った。当然かもしれなかったが、血縁以外で初めて明瞭な怒りを投げかけられて、私の頭の中はゆっくり真っ白になって、そこまで怒ることだろうかと思った。彼女が常々言っていた言葉を盾にして自分を守ろうとした。

そしてすべての思考が同じような緩慢さで停止した。

ゆっくり失われる世界の詳細と相反するように「私」と「他者」の境目が、気持ちいいほどはっきりりとしていくあのセンセーショナル心象風景は衝撃的だった。

地平線すら脱落した白い世界で、「私」だけが太いマジックペンで縁取りされて、あらゆる色彩の侵入を阻んでいるさまを、当事者の私すらもなぜか他人事のように見ていた。

わたしという人間が誰かの意志を無下にすることがまるであるべき形みたいだった。

もちろん、それはエゴである

「私は聖人君子じゃない」

Aがそう言ったのは、LINEノートだった。

彼女が私にくれた言葉もったいないほど長く、それらはスクロールするにつれどんどんとつらそうになっていた。

そして恥ずかしいことに、そこで初めて彼女を傷つけたことに思い至った。悲劇のヒロインに身を沈めようとしていることを痛烈に批判されていると感じた。(AとCからすれば、というかすべての友人と呼称していた人間たちはみなとっくにそう思っていたのかもしれないが)

Dが、ひどく憤慨していた。傷つけた、というよりはひどい迷惑をかけたのだと思う。

私も泣いたし、彼女を泣かせるような関係を持っていたのだから

この中で一番長関係を持っていたのに、固定化されてだんだん固くなっていた関係割れしまったのだろうか。もう水はひび割れから抜けていくしかないのだろうか。

Cは何も言っていなかったが、Aの返事を受けて私から急いで謝罪メッセージを送った。Cはあなた人生からどうも思っていないというある種ひどく軽く透明な返事をくれた。

悲しく、安心した。不注意で鍋を触って赤くなった指先を溜息と一緒にさっと冷やしてもらえたような印象を与える言葉選びだった。

後にこの印象はひどく揺らぐことになるが。

そして今日、Eと会った。Eは詳しいことをAから聞いていた。

私はすっかり複雑化した友人関係の中で声を上げないことを選んでいたから、話ができて本当に、心からしかった。あえてひどい言い方を憚らなければ、餌を与えられた気分だった。

彼女フラットに、やさしい言葉をくれた。豊かでやわらかい言葉を使う人だと常々感じていたから、変わらない感触をくれたことに対して私はひどくわがまま解釈してやさしさを受け取っていた。

愛おしかった。

そのあと、Aから話したいと連絡をもらった。いつも私は与えられてばかりいる。

嬉しくて、でも何を話したら正解を選ぶことができるのかなんてことばかり考えてしまって嫌になるうえに私にとっては以前話したことがすべてだった。

すべてだったから、これ以上どんな言葉を発することが正しさと結びつくのかは理解できなかった。

これが今までの出来事だ。

そしてもう一つ同時に進んでいて、書かなければならないと思ったことがある。

書かなければ抱えきれないと思ったことがある。

私のための文章に、さら自分勝手が混ざることを注として付さなければならないと思うほど横暴な話である

主人公はFだ。

彼は、この話の中で私が唯一男性三人称を用いる相手で、私という人間に様々な側面から好意を抱いたままの異常な感性の持ち主である

Fは今回の件については全くの外野であったはずだった。

しかし、CとF、そして私と恋人のBは同じ団体所属しており、半年ほど前に私とBが揉めたことをきっかけに連絡を取り合っているようだった。その流れでCからFに今回の件が伝わったようだった。

その事実については私は問題だとは認識していない。Cが私によってもたらされた悪感情を消化するための手段は誰にも阻まれるべきではない。

Fは、Cから話を聞いたことを隠して、私にメッセージを送ってきた。

正直、(これまでも自分相手に対して自己表現防衛のために必要な修辞を伴いながらも可能な限り正直に記述してきたつもりだが、この件に関してはより剥き出しな「感情」を用いて、)部外者が不必要な口を突っ込むことがひどく不快だった。

Fの記述曰く、

「Cは半泣きだった」

「Cを責めないであげてほしい」

「Cもギリギリ状態だ」

ということだった。

調子のいいことばかりだった。

Fの、まるで訳知り顔という態度も、本当はCが参っていたのか、それとも話しぶりがFに誤認させるようなものだったのかわからないという事実も。確かめられていないが、とにかく双方の印象が異なるのは非常に不快だった。

2人とも自分が正しいような顔をして、どちらかは確実に嘘をついているのだから。それがたとえ誤解だとしても、誤解のまま私という私ーB関係当事者兼CーF関係部外者とのコミュニケーションをとることを選んでほしくなかった。

これまでの経験上、2人とも印象や偏見で話すことがないとは言い切れない。だからこそ「嫌」だった。

Cについては、たとえCとFの記述が両方正しいとしてもその内情が一部理解できた。ひどく衝突して怒りを向けたAと今の私が向き合えないと知って、逃げ道の役割自分から引き受けてくれたのだとしたら、本当にひどいことをしたという自覚生まれる。そしてCの苦しさはある程度察するものがある。

ただ、一つだけ。C自身が「私に責められた」という内容の発言をしたのなら、それは、当時の私の発言がひどく拙い故だったのだろうが、本意ではないことだけは知らせたいと思った。

Fについては、普段から私が関わった事実の誤認が激しいという印象を受けていた。

私とFの関係性を「友人」というラベリングを行うことで実情を無視してひどく親しげに振舞うそ姿勢は、普段人間活動の上では真人間には見えているギャップも相まって恐ろしい精神的な問題を持っているのではないか邪推してしまうほどだ。(もしかすると、私という観測レンズがひどく歪んでいるのかもしれず、その可能性は決して低くないが)

とにかく、彼とCについての問題解決するにしても慎重な対応必要だと思ったし、本質から外れていると思った。

話は以上だ。

私が悪い。これだけは覆しようのない事実として私は認識している。

ゆえに、これが成立したままで遍く問題解決すれば万々なのだが、そう思っている。

それでは、また明日

明日が来る私より。

1人の創作者の筆をキモい信者が折らせた話

いくらでも罵詈雑言を浴びせてくれ。死なないから。

ある創作者が筆を折った。キモい信者自分のせいで。

理由簡単で、自分の送る感想達が気持ち悪かったからだ。そりゃそうだ。文もキモいし、熱量キモいし、頻度もキモかった。

なんでキモい怪文書キモい頻度で送っていたか。それは、その創作者(以下Aさん)に筆を折らないで欲しかたからだった。

Aさんはとある漫画界隈で二次創作をされていた方だった。Aさんの作品一目惚れした自分は、1ファンとしてひっそりと応援していた。作品をアップする度に匿名ツール感想を送っていた。

風向きが変わったのは3年ほど前のことだ。いきなりAさんが創作アカウントを削除したのだ。Aさんは作品制作時にアカウントを消すことがあったので最初スルーしていたが、1ヶ月以上経っても戻ってくることはなかった。

Aさんの身に何かあったのではないかと思った自分は、残っていた匿名ツールからメッセージを何度か送っていた。この辺からインターネット激キショモンスターへと変貌していく。

1年以上経った頃、どこか別のアカウントに移行しているのではと考えた自分は、過去の返信のログから仲が良く移行先を知っていそうな数人のFF睡眠時間を削って漁ることで移行先を発見した。

Aさんは生きてはいたがすごく細々と創作活動をしていた。また創作物を見たかった。どうすればまた筆を取りたいと思うだろうと思った。

こんなことを考えたのが良くなかった。

インターネット上でまかり通る「感想を喜ばない人はいない」という言葉を丸々鵜呑みにした私は、そこから季節が変わる度に唯一残っていた匿名ツールにお便りを送り続けた。あなたファンはここにいるとアピールすることで、また筆を取ってくれると思ったからだ。100%善意エゴだった。返信など全くいらなかった。喜んでくれると思っていた。

そんなわけないだろうと今なら分かる。活動を休止しているのに匿名ツール不定期に怪文書が届くのだ。ストーカーだ。嫌すぎる。怖すぎる。

でも当時の自分にはそれが分からなかった。盲目になっていた自分にはその行為の異常さが理解できていなかった。

そんなネットストーキングライフを送っていたある日、Aさんの身内アカウントの鍵が開いているのを偶然発見した私はそこであるツイートを目にする。

(たまに、普段鍵をかけているアカウントを使ってファミマなどのRTキャンペーンに参加する人がいるが、その隙をついてくる奴らが絶対にいることを忘れないでいただきたい。)

感想送ってきてる人に前のアカウントから追っかけてきてるやつがいて怖すぎるししんどい

明らかに自分のことだった。そのアカウントにはもう創作活動を辞めることも書かれていた。

自分が良かれと思ってやったことが、相手を追い詰めていた。喜ばせるどころか、自分のせいで、筆を折らせてしまった。間違えていた。

どう謝罪するのが正解なのかも分からない。どこから謝ればいいのかも分からない。連絡する手段匿名ツールしか残されていない。そもそも、このツイートを見つけてしまたこ自体謝らなければならない。

取り返しのつかないことをしてしまった。無言でアカウントを消した時点で察しなければならなかったのだ。その時点で、他者からリアクションが嫌だと気づかなければならなかったのだ。

多分自分は何か脳みそのどこかがおかし人間なのだと思う。おかしくなかったら、こんな簡単な合図にも気づけずに真逆のことをして相手を苦しめてしまうなんてことする訳ないじゃないかしか善意で。脳みそが何処もおかしくないのにこんな恐ろしいことをしてしまってる方が恐ろしいではないか脳みそをほじくり出せば治るのか?もう分からない、何も。

正直このまま命を断ってしまいたいが、生きて償っていこうと思う。もう誰か個人応援することはしない。同じことを繰り返してしまいたくないから。応援する価値のない人間から応援してはいけない人間から

Aさんの作品が好きだっただけなんだけどな。

2023-05-01

anond:20230501132618

マジで自分エゴで100年近く生きる生き物を産み出しておいて何の反省もないのが凄い

2023-04-25

anond:20230425203842

そらまぁ先進国に生まれた輩のエゴだわな

時々、申し訳なくはなるけど割と自分のことで手いっぱいだ

けど、不平等をおしけられている人や自然のことももう少し考えたいね

2023-04-23

既婚者によるホストクラブ体験レポート 続編(長文)

半年前、結婚後初めてホストクラブに行き、2度と行くかと思ったのにまた行ってしまった。記憶の整理のために書き残す。

※前回の増田anond:20221109192213)を読まなくても分かるように書いたが読んだ方がより楽しめると思う。なお、話自体は前回の方が起伏があり、今回の話はさほど面白くない。

TL;DR

【あらすじ】約半年前、YouTubeでガワが超タイプホストを見つけ会いに行った。ホストクラブ自体は楽しめたが指名したホストはかなり押しが強く逆に萎え、閉店後のデートキスされて気持ち悪かった。LINEブロックして2度とホストクラブに行くまいと誓ったが、わりとあっさり誓いを破り今に至る。

【忙しい人のために】支払い総額は店頭約26万+配信時の投げ銭12万円。お店では、「前回酔いすぎて色々やらかしてごめんね」と謝ってもらい気が済んだ。高額の酒を入れてシャンパンコール(=マイクパフォーマンス)をしてもらい、まあまあ楽しい時間を過ごした。担当(=指名しているホスト)は今回は酔いが浅くそこそこ紳士的な態度で、閉店とともにタクシーに乗せられて宿に戻った。全体的にあっさりした接客でほっとした。

スペック結婚10年目、子なしだが夫と仲は良い、アラフォー普通体型、不美人田舎在住、オンラインその他で小銭を稼いでいる。性欲はあまりないがときめき欲? はある。

【本文】ある日東京へ用事を済ませた後、ホストクラブへ行った。二回目の来店だが、担当との連絡自体は数ヶ月前から取り合っている。

前回の来店では、担当からのボディータッチが多く逆に萎え、アフター(=閉店後のデート)で色々と罵られ、別れた後すぐLINEブロックした。しかし来店翌日に帰ったためか非現実的な気分を引きずり、空腹なのに胸がいっぱいで何も食べられず、体重が減るなどの影響があった(もう戻った)。

前回の来店から約1か月後、もしかしたら連絡が来たりするのだろうかと思ってついLINEブロックを解除したら、暫くして「今年指名してくれてありがとう、次東京来たら一緒に(店で)飲もう」とLINEが来たので「はいぜひ反省会しましょう」と返信し、そこからやりとりをするようになった。頻度は、1日数往復の時もあれば3日くらい空けることもある。

そのうち担当集客等のため、SNS投稿ライブ配信をするようになった。投げ銭もできるので、折を見て何度か投げた。初めて5桁の投げ銭をした時は緊張したし、担当から感謝LINEが来たりしたが、それが何度かあるとお互い慣れてきて担当から感謝LINEも来たり来なかったりした。初めは腹が立ったが、だんだん「そんなものか」「じゃあ店行く時にお金使ったほうがいいな」と店に行く日を決めてからはあまり投げなくなった。

高額の投げ銭をした時は自分気持ちに折り合いをつけるためLINEで「ボイスメッセージをください」とか「実は先日誕生日だったのでお祝いメッセージ動画をください」などといった要望を伝えて叶えて貰った。手数料込みで合計12万の投げ銭をしたが後悔はない。

そのようにして約半年過ごした後、東京での用事を済ませ漸く来店した。今回はいわゆるシャンパンコールをしたかったので、軍資金として独身時代貯金から30万円用意した。担当ヘルプ(=担当以外に席についてくれるホスト)に思い出してもらいやすいよう、前回とだいたい似たような格好で店に足を踏み入れた。久しぶりすぎたためか、初めて行った時以上に緊張し、ずっと震えが止まらなかった。

自分担当ホットウーロン茶ヘルプ発泡酒を注文、それから配信で知った別のホストを場内指名(=その日に優先的に席についてもらうこと。4000円くらいかかる)する。注文内容を確認されているところに担当が「久しぶり!」と登場。思わず立ち上がって「[担当]さん、本当にお久しゅう……」などとキモいセリフを発しお辞儀すると担当は笑って、2人で席についた。相変わらず距離は近く、膝の先を触れ合わせてきて少しドキドキするが、2回目だからか前回のように脳内麻薬が過剰分泌されるような感覚はない。「ねえ痩せた?」「えっどうかな、変わらないかも」「そう? 俺太ったわ〜スーツベストやばい」みたいな会話から入り、そのまま担当本日スーツの話になる。当日の夕方に「SNS投稿していたあのスーツを着てきてほしい」という要望を予め伝えていた。

注文した飲み物が来て、若手ヘルプを交えて乾杯する。持ち込んだ地元お土産と、花粉症で喉がやられていると言っていたので予め買っておいた龍角散ダイレクトタブレット)を渡す。担当は「ありがとう〜」と早速龍角散ダイレクト開封し、「ねえこコンドームみたいじゃね?」といきなり下ネタを発していた。

場内指名したホストも「初めまして!」とやって来る。彼の配信でもコメントしていたので、「実は私、[ハンドルネーム]です……」「えっ!? あの伝説!? [インドア趣味]が好きって言ってましたよね!」「で、伝説!? 私何か悪いことしまたか!?」といった会話で盛り上がる。店はまだ空いていたが、担当は「お土産置いて来るね」と言って一度席を外す。

ホストヘルプ周りと言って、指名客がいても他の卓のヘルプをお互いにする必要があるため、担当ヘルプ達は席を外したり戻ったりと慌しかった。担当がずっと席にいたほうが顧客満足度は上がりそうだが、担当への愚痴など担当には言えない情報の共有、担当から言うと角の立つ煽り(=より高額の酒を入れるよう促すこと)、常連客だと話す内容がなくなってくるなどの対策なのだと思われる。

若手ヘルプも何回か入れ替わったが、前回もついたヘルプからは、「前は日本酒飲んでましたよね」「半年前なのによく覚えてますね」「日本酒まり出ないからね」といった話をした。ヘルプや場内指名ホストが入れ替わるように席を外したり戻ったりする間、幹部(=売れっ子ホスト)も少し席に着く。幹部は若手より話し方がフランクなのだが、距離感の取り方がうまく初めから仲が良い友達のような感覚になり、さすが売れっ子だなと思った。「前回は[担当]さんがすごく酔っちゃって……でも、絶対ノンアルは飲まれなかったんですよ」「あ〜男ってほんとバカからね! 酒強い方がかっこいいみたいな価値観なんだよね〜」云々……会話自体特筆すべきことはないが、豪華な内装、美麗な顔をしたホストたち、ハイブランドスーツ私服、彼らの香水のいい匂い……等々に囲まれていることで、なんだかとても特別時間を過ごしているような錯覚に陥る。ヘルプや場内指名ホストは「服が素敵ですね」「落ち着いてて品がありますね」「ホットウーロン茶飲んでるのカッコいいですね」等々、座って息をしているだけなのに褒めを浴びせてくるので自己肯定感が上がる。

担当には予めLINEで話していたのだが、『担当のマイソムリエナイフを使っているところが見たい』『担当本人にコールしてほしい(※通常シャンパンコール担当でないホストがする)』ため、シャンパンではなくワインコールをしたいと言うと、ワインまり出ないから値段確認してもらうね、とのこと。予算は全部で20万だけど多少超えても大丈夫、と伝えた。

ヘルプ達が席を外したので前回の反省会をする。前回は終わり頃に日本酒を入れたが、「あれは俺のエゴだったよね、すごく酔っ払ったし」「そうそうアフターで何度も罵られましたしね」「www 罵ったってヤバいwww」「ウザいって10回は言われましたよ」「笑うwww ……その節は大変申し訳ございませんでした」というような会話をして担当に深々と頭を下げられた。この時に、LINEをしばらくブロックしていた時期があったことや、前回担当自分のグラスに入った酒を私の空いたグラスに注いだことなども話す。担当はそうだったんだねごめんねと素直に謝ってくる。前回の禍根をだいたい吐き出してすっきりし、気が済む。店に来ていない期間に担当名刺を2回更新したので2枚の名刺を貰う。

ワインの値段確認にやたらと時間がかかり、仕方ないので発泡酒を何度か、あとは自分チェイサーがわりのジャスミン茶を注文。「まだ[私の名前ちゃんお茶しか飲んでないよね」「炭酸が苦手だからハイとかあまり飲みたくなくて……」みたいな会話をしたり、あとは地元方言の話だとか、店の他のホストYouTubeチャンネルを見てるかという話など、他愛もない話をして時間を過ごす。なかなか酒の値段が確認できず、「時間かかるなら(値段のはっきりしている)シャンパンにしようか?」と提案すると「いや大丈夫だって俺がワイン開けてるところ見たいから注文してくれたんでしょ? 待たせてごめんね」と言われる。こういうやりとりは地味に嬉しい。田舎暮らしで会話に飢えてるせいかもしれない。

内勤に呼ばれた担当がまた席を外すと、目の覚めるような美丈夫な若手ホストと場内指名ホストが入れ替わりで席に着いた。前回も今回もホスト達の席の入れ替わりで数分間席に1人になることが何回かあったのだが、前回はヘルプは1人だけだったので、会計が高額になると待遇がよくなるのかなと思った。さっき少し席に着いた幹部がやってきて話に加わり、そして漸く担当ワイン2本がやってきた。『小計』と呼ばれるメニュー上の税別表記では9万円の赤ワインと4万円の白ワインだが、消費税10%とTAXという名目の法外なサービス料約40%を入れた『総計』だと2本で20万円近くする。

担当がマイソムリエナイフ白ワインを無事開栓すると「記念に持って帰りなよ」と抜いたばかりのコルクテーブルに置く。手に取って聞くといい香りがする。コルクを鞄にしまう。グラスが人数分やってきて乾杯する。グラスメーカーの話やワインの話などで盛り上がったところで担当はまた席を外してヘルプ周りへ。視界に入るところにいるので気にはなるのだが、前回と違って被り(=同じ担当指名客)ではないのと、幹部を含めたヘルプ自分の席にいるのでそれほど不満はない。が、一度こういう体験をしてしまうと、次回以降使う金額を大幅に下げるのは難しいだろうなとは思った。

別の卓でシャンパンコールが始まりヘルプ達が席を外す。席に一人で暇なのでKindleを開くがコールがあまりにうるさいので1行も読めない。締めの音頭らしきものが流れて少しの間店内が無音になり、通常のBGMに戻ったところで席を外したヘルプ達や担当が戻ってくる。担当の手にはマイクが握られており、次は自分の席の番みたいだった(コールは入れたお酒金額順に行われる)。

BGMが切り替わり、担当入場曲的なBGM流れる自分リクエスト担当コールをお願いしているので、担当は私の隣に座ったまま乾杯音頭マイクパフォーマンスをする。ホスト達が10人くらい集まってきて合いの手を入れる。ヘルプ担当iPhoneで私と担当の様子を撮影している。幹部コールを続ける担当の隣に座り、白ワインが入ったグラスを私に手渡してきて乾杯し、そのまま一緒に白ワインを飲み干す。

マイクが渡されて当たり障りのない一言を述べると、担当マイクの番になる。「姫様、(オフラインでは)明けましておめでとうございまーす!」という挨拶に続いて感謝言葉を述べた後に「姫様、先日誕生日だと言ってましたので、ささやかながらご用意させていただきました」と述べて席に集まったホスト達に目線を交わすと、ホストの1人から美容ブランド紙袋を渡される。ホストからおめでとうと祝福を受け、締めの音頭に入ってシャンパンコールが終了する。

コール終了後、赤ワイン開封してもらい、そのコルクも鞄にしまう。この時点で23時をとうに過ぎていて終電で帰るのは絶望であるプレゼント紙袋の中には(相対的に)大きな包みと小さな包みが入っていて、小さな包みの方を開けるとマニキュアが入っていた。「これはノベルティーで貰ったやつなんだけど、使わないからあげる。本命はこっち(大きい方)ね!」「ではお宿に帰ったら開けますね」といった会話をする。また別の席でシャンパンコールがかかりヘルプ担当幹部が行ったり戻ったりを繰り返したり、「[ホスト名]の素敵なお姫様より[超高額の酒名]頂きました〜!」という放送が何度か入ったりする。ホスト本人の希望などで高額の酒が入ってもシャンパンコールをしない場合があるらしい。すさまじい世界だ。

この時間帯なのに店はほぼ満席で、担当ヘルプ周りで席を外している間、自席のヘルプ海外旅行海外移住英語習得の話をしたり、内勤が伝票を持ってきて会計を済ませたりした。締めて25万9千円。法外な値段だが、非現実空間いるからなのか高いという実感があまりない。半年間の配信による投げ銭金銭感覚が壊されているせいもあるかもしれない。

別の幹部がやってきて「お隣いいですか?」と言って座り(幹部なら担当でない姫の隣に座ってもいいらしい)、赤ワインを飲みつつ海外旅行海外マリンスポーツの話などをした。担当が再び戻ってきた時には赤ワインボトルは空いていて、いつの間に空いたんだっけ? と少し驚く。

担当は席に残っていた発泡酒を氷で割ったものを飲みつつ、「写真撮って!」と言って自分iPhoneを私に寄越し、空いたボトルを両手に持ってポーズを取る。私の撮影センスがないのか5回くらいリテイクを食らう。iPhoneを渡して担当写真確認する一瞬、女の人の名前通話が来ていたのが見える。「次は2人で写真撮ろうよ!」と言って担当ヘルプiPhoneを渡し、ボトルを1人1本ずつ持って身体を寄せ合い写真を撮る。自分のこめかみのあたりに担当の体温と香水のいい匂いが纏わりつく。前回のように変にべたべた触ってくることもなく、これくらいの方が適度にドキドキしつつも気楽でいいと思った。

残った発泡酒を飲みながら担当は親父ギャグのようなセリフを繰り出し、「こういう接客がよかったんでしょ?」と確認するように聞いてくる。「そう! YouTubeで見た時はそういう(友達同士のような)接客だと思ってたから、前回の時はもうゴリゴリホストっぽい接客されて、本当にびっくりしちゃって……」と、こちらも念押しのように言う。ひとしきり笑い合った後、「やっぱり目標としてはNo.1になりたい(だからもっと金出して)」「うーん、そっか、そうだよね(無理です)」という旨の話をした。半分以上担当言葉を聞き流しながら、今回はずいぶんあっさりした接客だなと考えていた。前回はまだホストクラブはほぼ未知の世界だったしな、今日接客が前回の接客だったらさぞ楽しかったろうにな、でもそうしたらほどほどの満足感を抱えて行きたい気持ちフェードアウトしていたかもしれないから、きっと初来店の接客はあれくらい激しくて正解だったのかもしれないな、現に今日私はここに来ているのだし……なら今後は? 私は何を求めてここにいるのだっけ? ……というようなことをひたすら考えていた。気がついたら蛍の光が流れていて、店内放送今日の売り上げNO.1ホスト名前が挙げられていた。アフターも誘われなさそうだし帰ろう、と思い「もう帰るね」と伝える。担当は「今日はほんとにありがとね!」と言って私の鞄とプレゼント紙袋を持ちエレベーターまでエスコートする。エレベーターに一緒に乗り、はじめ誤って上の階に行ってしまうが再び扉が閉まって下降する。驚いた顔をしていたのでどうしたのと聞くと「さっき扉開いた時になんかホストが客のおっぱい揉んでたのが見えた!」と言っていて、何というか、色んな意味で素直な人なんだなと思った。

店の外に出て担当エスコートされるままタクシーに乗る。担当は「ホテル着いたらLINEちょうだい!」と言って手を振る。タクシーは慣れたようにスムーズに出発し、担当から、お店の入ったビルから繁華街から、速やかに離れてゆく。

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宿に着いた時は深夜1時少し過ぎだった。鞄の中からコルク2つと名刺2枚を取り出してゴミ箱に捨てる。さすがに空腹だったので、頂き物のお菓子を食べつつ冷蔵庫に残っていた水を飲み、空けていなかったほうのプレゼントの包みを開封する。包みの中にはヘアミストが入っていた。そちらは捨てずにマニキュア紙袋や包装紙ごとスーツケースの中に入れる。 

担当LINEプレゼントのお礼を述べ、ランドリーに行き洗濯物を放り込む。洗濯機が稼働している間に部屋に戻ってシャワーざっと浴びる。部屋を片付けていると担当からお礼の言葉と共に今日写真シャンパンコール動画が来る。洗い終わった洗濯物を取りに行ったり浴室に干したり返事をしたりして、眠いのか眠くないのかよくわからない身体と心をベッドに沈めて無理やり寝た。

再び目覚めたのは朝の6時すぎで明らかに寝不足だったが眠れそうにもなかったので、瑣末な用事作業でひたすら時間を埋め、身体を動かし続けた。その間も担当スローテンポLINEラリーを続けていて、何とも形容しがたい充足感のような何かを抱えながら帰りの交通機関に乗った。

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今回は前回と違ってあっさりした接客だったからか心を乱されることもなく、楽しかったという思い出だけが残った。このまま担当が態度を変えず、こちらも変な見栄を張らず、同じ接客、同じ価格帯、同じ頻度で通えるのなら、飽きるまで通うのもいいかな、と考えている。なお、夫への罪悪感は悲しくなるほどない。

また店に行ったらレポートしようと思う。できればそんな日が二度と来ないことをもう一度強く願ってはいるけれど、たぶん無理だ。だからせめて自分の心が乱れないことを切実に祈っている。

2023-04-21

お笑い芸人ネタを書く人へ

ネタを書かないほうの人を、一番のアクターだと思ってくれ。

ずっと。一生。

最初はずっと一緒にネタをやってたのに、番組企画とかユニットライブとかで、外部の人の「アクターとしての可能性」に気が付いて、そのまま元の相方との活動が少なるケース。本当しんどい

俺はお前が彼に書く台本と、お前が書く台本を演じる彼が好きなんだよ。

ファンエゴなのはよくわかってるし、のびのびと一番に面白いと思うことを追求している姿を見せてもらえるのはとても幸運だと思う。

ネタを書く人にはなんの罪もない。だからしんどい。

リソースを割く優先順位を決めたとき、一番上に来るのが外部の人と絡むことなんだ。今一番やりたいことそっちなんだ、ふーんという気持ちになる。

ごめんな。いつか帰ってきてくれたらうれしいよ。待ってるからな。

2023-04-20

精神疾患のある主婦

私は精神疾患があるから子供はいらない

本当はお母さんになりたいけど

寝込んで、家事もろくにせず、自分が生きることで精一杯のお母さんなんていらない

って言ってるのを見て、すごい精神力判断力だなと思った

出産子育て自分エゴでやるもんで、子供幸せのためではなく親が幸せになりたいからやるもの

精神疾患をかかえて自分幸せのために子供を産んで虐待してる親もいるというのに

この人はすごいなと思った

SNSとか(というの?)はてぶとか、

自分が思った事を書いた

書いたけど、自分わがまま他人に聞かせたいのは、それこそ自分本位なので、他人に聞いて欲しい、他人に伝えたい、自分の傷を書いた

けど、友達でもない、家族でもない、赤の他人に、自分の悲しみを聞かせるなんて、それこそエゴだし、聞いてもらえるわけもないと思って

数年、十年と数年、我慢してみた

もう限界で、苦しくて、悲しくて、死にたくて、誰かを殺したくて、これ以上は限界だと思ったので

ブクマにもダイアリーにも書けずに、増田に書いた

もうだめだ

たった少しの希望でも、それを聞いてもらえるのは、それすらも何か知らの才能なのだ

家族が病に陥った

それを、その悲しみと、ほんの少しでも良いから、なぜそのような事が起きてしまたか知ってほしいと思って書いた

しかし、成否の議論にもならず、ただ黙視され改善点、私たちがどう改善すれば良いかという、ほんの少しの希望も得られなかった

私達は少数派で、社会からは逸脱しているから、当たり前だ

この世から居ぬしかないのだ

でも、本当に何かしらの期会があるのであれば、この世に居たい

この世に居たい

2023-04-18

anond:20230418135206

お互いエゴは出してもいいとは思うよ。

最悪降板すりゃいいんだから

ただ、ずっとそうだったのか分かんないけど、庵野と他の人とのやりとりが全然なかったのは独裁者感はあったよね

2023-04-13

会社メールマガジン一生懸命作ってるけど、みんな忘れている。「そもそもメルマガなんて読みたくない」「興味のない情報なんて時間無駄だってことを。

からこそ、メールの本数を絞り、件名に工夫をし、メール内の情報を精査して、無駄なく伝わりスムーズに読み終えるものにしなくちゃいけない。

本数を増やし過ぎる、情報をつめ込み過ぎる、売り手のエゴが出過ぎるものなんて、誰が読むのかという話。

1人の人がいらんメールを読んで3秒だけ無駄にしたとして、100万人が読んだら日本の300万秒、833時間無駄にする。これは生産性の罪だ。

2023-04-09

anond:20230409185546

偽善っていうくらいだかは下品行為って認識はあるんだろうな

でも非難されるのは嫌なんじゃないか

単なるエゴ認識できないんだろう

2023-04-08

skebクライアントAI絵に手を出した結果

結論 skeb欲がなくなった

自分2021年ごろからskebで絵描きさんに依頼をしていた人間だ。

毎月のskeb予算を決め、毎月1~3本、ボーナスが出る月は自分へのご褒美で5~10本程度のリクエストをしていた。

skebで依頼をしていた理由は、単純にファン絵描きさんの絵が欲しいから。あと、好きなキャラの絵が自分専用に描かれるというのがワクワクしたからだった。

依頼をしても断られたり放置されたり、時にはリクエストを受けて貰えたのに締め切りを過ぎて返金されるなんて事も多々あったけど、そんなもんだと思ってた。


で、去年の秋ごろ。NovelAI話題になり、AIの絵がガンガン出てきてpixivやらDLサイト汚染されるとTLでさんざん騒がれたあたり。

Twitterアカウントの表側ではAI否定派、絵描きさんの手描きにこそ価値がある論者をしていたんだけど、実はAI絵に興味があってこっそりAI絵を始めていた。

最初は指がおかしいとか、腕が3本あるとかで滅茶苦茶だったんだけど、時間が経つにつれて徐々に思い通りの絵を出せるようになってきた。

Twitterでは他人の絵をi2iで改変する迷惑ユーザー話題になっているが、あんな事をしなくても高品質な絵は十分に生成できると知った。

openposeの姿勢制御やら、Loraやlatentcoupleを使った構図制御やら、色々な技術を取り入れた。

そして今ではローカル環境AI絵の出力環境を設定して毎日500枚、休日2000枚以上を出力している。


正直、AI絵は革命だ。イラストを消費する側としては、これはもう革命だとしか言えない。

今まではskebでリクエストをして、決して安くない金額を払い、それでも納品されるかどうかは運しだいだったというのに、今は毎日好みの女の絵を無尽蔵に出力している。

欲しい絵があるなら描ける人にお金差し出す。相手次第でOKがもらえる。そして待つ。納品されなくても仕方ない。納品締め切り日だというのにソシャゲ生放送で騒ぎアニメ実況をし、作業が進んでいなさそうな様子を見ても決して不満を口にしてはいけない。

そんなskebのルール絵描きさんサイドに限界まで寄り添ったルールだ。

一方、AI絵は環境さえ構築すれば実質無料20秒もあれば絵が出てくる。そしてリテイクし放題。背景も頑張って描いてくれる。

この性質消費者限界まで寄り添っている。

このブログを書いている今もグラボが音を立て、俺の好きなソシャゲキャラの絵が出力されている。


この前久々にskebを見たら、トップにズラリと並んでいるクリエイターの新着絵がどれもこれも似たように見えた。

去年なら新着絵を眺めてどの人に依頼をしようかなとワクワクしていたのに、

今は金を払ってもこの程度なのか…とか、背景が適当だな…とか、この画力でお任せ一万円かよ…など、

失望や落胆に似た気持ちを抱いてしまっていた。


AI絵はどれも画風が同じだとか言うが、ありゃ嘘だ。正確には、手描きも同じだ。

売れ筋の人気絵描きは似たような画風に収束している。そしてAI絵はその画風に肉薄している。

最大公約数的な人気画風を求めれば求めるほど、その需要に対してAI絵の供給がこれ以上ないくらいにマッチしてしまう。


俺は今日も隠れてAI絵を出力しながら、Twitterでは手描き絵最高でAI絵は邪魔だと主張する絵描きに「〇〇さんの絵は最高です!」なんてリプライをしている。

skebで依頼をしようとしていた絵描きAI絵を敵視しているのを見てしまったし、赤松健議員クソリプをしているのを見てしまい、何ともいえない気持ちになった末に何も見なかったことにした。

pixivAI汚染邪魔だと不満を口にするツイートバズるのをそっとRTしながらも、pixivで高品質AI絵を見つけては保存をしている。


手描きの絵には温かみがあるのかもしれない。手料理ファストフードを同じ扱いにはできない。

が、消費者としては一枚でも多く高品質な絵が欲しいのだ。手料理を待っても作ってくれる保証が無いならコンビニカップ麺を買うのだ。

これは絵を消費する側のエゴだ。そんなことは理解している。


言ってることとやってることが正反対だ。でも、消費者は正直だ。だって便利なんだもん。安いんだもん。早いんだもん。

俺に無限給料があればskeb依頼を続けただろうけれども、残念ながらそうじゃないんだもん。

まるで隠れて肉を食うヴィーガンだ。

あるいは国際的貧困問題意識高く議論しながらも、途上国で不当に安くカカオ農家搾取して作られたチョコレートを食べているみたいだ。


で、こんな事をしていたら、skebで絵描きさんに絵を頼まないまま2月3月が終わってしまった。

バレンタインお花見シチュの絵を頼む事もなく、春が終わろうとしている。

skebをしなかったせいで浮いたお金で両親に贈り物をしたらすごく喜ばれた。


AI主義アリバイ作りのために久々のskeb依頼をしようかとも思ったが、そんな動機で依頼される側もたまったもんじゃないだろう。

俺はどうすればいいんだろう。

自分がわからない。

2023-04-07

anond:20230407221015

日本では子供が生まれればおめでとうと祝ったり、少子化対策を押し進める「出生賛美」が当たり前なので

そこに無意識に反発を感じるということは、コロナ禍におけるマスパセのような人であったり、

男でもかたくなに女性専用車両に乗るような「何かを強制されることに反発したい」タイプの人に近い性質があるんじゃないかなと思う。

そもそも出生賛美は当たり前じゃないし、ニュース見てわかる通り少なからず人々が「子育て特権エゴである」と考えてる。

政府はもちろん出生を賛美するけど、民間人からすれば押し付けにすぎない。

あなたが反発したい対象はもしかしたら出生ではなくて「テレビ」や「常識」なのかもしれないですね

anond:20230407205940

いまだにエコエゴ)バックもってなくて、この先も持つつもりないけど、それは3%の超希少層だったんだな。さすがオレ様。

2023-04-05

anond:20230405161907

なんかセコくねえかな

アメリカが同じことやったらすぐ一国主義言う奴が出てくるんだからEUEUエゴをむき出しにしても同じように文句言えよっつう

2023-04-02

優生思想肯定してるのって、障害当事者なんだよな

障害者(特に身体以外)に関する綺麗事障害者家族特にきょうだい児にとっては空虚で忌々しい呪い言葉しかないんだよな

親はぶっちゃけ産んだ責任があるけど、きょうだい児は何の責任もなしに兄弟ガチャに外れ、親は先に死ぬから自分兄弟の面倒見なきゃならずに縛られて、一生をめちゃくちゃにされ、時には兄弟に直接危害を加えられ「障害者なんだから仕方ないでしょ!許してあげなさい!差別するな!」と親から抑圧される

兄弟に面倒ごとを全て押し付けながらガンギマリ綺麗事言いまくりの親もいる

そりゃきょうだい児は優生思想支持するわな

中にはガンギマリ綺麗事言いまくりきょうだい児もいて、そういう奴は兄弟が誰か(たとえそれが自分の子供でも)に危害を加えても「障害者なんだから仕方ないでしょ!許してあげなさい!差別するな!」と抑圧する側に回ってたりする

障害者の身近にいればいるほど、優生思想支持に説得力が加わる

親が障害者ヤングケアラーというパターンもある

もっと優生思想支持が多いのは、障害を持つ当事者だ。特に発達障害

「生きてるだけで嫌われる」で有名になった、発達障害で苦労してきた女が結婚して子供産んでその子供も発達障害だった漫画

あれ、前にも似たような流れの漫画があったけど、両方発達障害当事者に叩かれまくっていた

障害者を産むな。障害者を産むのはエゴだ。障害遺伝するのだから障害者は産むな。俺たちは生まれてきて苦労してる。生まれてきたくなかった」と。

ダウン症とわかっている子供をあえて産んだ、という話も界隈でよく同じように炎上してる。

優生思想を、他でもない障害者が支持している

そういえばヘレンケラー優生思想支持者だった。植松並に知的障害者差別していたらしい

2023-04-01

anond:20230401121837

説明しても理解してくれないならとりあえず説明あの手この手で続けるけど、理解した上でエゴを優先する人はひとまずは諦めるかな。

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