「次元」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 次元とは

2022-03-17

ネトゲを極める人になりたいがなれない

ネトゲでさ、「金と時間をどこまで注ぎ込んだの」って人いるじゃん。


ちなみに自分普段ネトゲやらない人間です。

俺はさ、ずーっとゲームレベル70くらいまでキャラを育てるタイプ人間だったんだよね。武器も、ナンバー2、3くらいの強い武器は手に入れるタイプだって、それだけあればゲームコンテンツはだいたいクリアできるし、それ以上キャラを鍛えたりドロップを狙うのって端的に時間無駄じゃん(そこから先は「クリアしたい」という次元ではなく自己満世界である)。それだったら、ゲームをある程度遊べるところまで遊んで、あとはリアルのことに時間を費やした方がいい、そう考えていたんだ(レベルを70から71にあげる時間で、友人と飲みに行ったり、女の子遊んだり、仕事のための勉強をすることだってできるだろ?)


だけど、ネトゲ世界だと、「そんなに時間を費やして何になるんだ!?」ってステータスの人がゴロゴロいる。

彼らを廃人だと笑うのは簡単だが、俺は正直そんな彼らに憧れているんだ。

エンドコンテンツを終えてなお、ゲーム時間を注ぎ込み数字を上げていく彼らに。

あんなこと、自分はできやしない。理性が「そんな無駄なことをやめろ」とストップをかけてしまう。


話は変わって、最近人生が行き詰まり始めているように感じているんだ。

ゲーマー流にいうと、コスパのよさそうな、優先的に取得したいスキルリーがけっこう取れた状態

それこそ、どのスキルレベル70とまではいかないが、レベル40くらいでほどよく使いやすキャラステ。

まぁまぁ満足しているんだけど、ひとまずキャラビルドも終わって、ノーマルエンドくらいまでなら楽に行けるかなーって算段がたったところ。

たぶんこっからは、キャラビルドなり何らかのイベントなりの「やりこみ」をする必要がある時期に差し掛かっているんだと思う。

だけどさ、「やりこみプレイってコスパ悪くない?」って思いがどうも俺を邪魔する。

それでも、きっとこれからレベル70をレベル100にするような、そんな努力必要なんだと思う。

けど、そんなこと自分にはできない…


ということで、とりあえずプチ成功体験を積むため、今やってるネトゲを極めるところまでやってみようかなと思っている。

アホかと思うかもしれないけど、一度「極めた世界」がどういう風景なのかを見ておきたいなと思ったんだ。現実でそうなるために必要コストに比べれば呆れるほど小さいしさ(幸い、今やってるゲームはほぼ放置プレイレベルやステ等が上がっていく。だから今は「電気代の無駄だな」と思いながら、せっせとゲームを起動し続けている)。

その廃人体験プレイ感想としては、まーじで長い。公式が用意しているエンドコンテンツクリアの進捗度は50%を超えたといったところだが、そこからまだ先が長く感じるし、肝心なのはエンドコンテンツクリア後にどこまで続けられるかだ…。気の遠くなるような時間を、狂ったような執念を絞り出してゲームプレイし続けなくちゃいけない。自分普通プレイヤーに比べたらそれなりのレベルにまで達しているんだろうけど、この前見かけたおそらくトップの人は、自分の50倍以上だった(ここまでいくとチート可能性もあるが)。サーバー接続するたび世界の広さに絶望しながら、毎日せっせと、ただの電気信号でしかない、虚無の数字を積み上げている。


狂人の真似とて大路を走らば即ち狂人なり」というが、今、俺は狂人の真似を通して、狂人視点や走り方を知ろうとしている。

もっと直接に言っちゃうと、ネトゲ廃人みたいなあの非合理的情熱を、俺は得たいなと思っているんだ。

2022-03-16

anond:20220316180405

そもそもDBファイルが平文でなく暗号化されているということを指摘して、事実報道の誤りを指摘したのが、元コメントだ。

 

それに対して、「正しいデータ保護には暗号化ではなくハッシュ化が必要だ」という方法論を持ち出しているのが、きみたちだよ。全然話の次元が違うだろ。話が噛み合っていない。

 

要するに、人の話を理解できないで、自分の話ばかりをしている。ただのコミュ障だろ。相手が何の話をしているかを知れ。「正しいデータ保護の仕方」というのは、きみの関心であるだけだ。元の話ではそんなことには言及していない。

2022-03-14

青木昌彦って周りで全共闘運動に本気になってる学生のことバカだなーって思ってたんかな

同じ東大生と言っても、そこらへんの一般的東大生ノーベル賞も手が届くレベル世界経済学者では頭脳次元が違うし

ましてやそれ以下の2流大の学生なんか幼稚園児みたいなもんだろ

全共闘運動指導者ポジションにいながらも自分はちゃっかり大学卒業してアカデミズムに入り込んで

体制社会の中心人物にまで登り詰めるんだから思想転向とかそういうレベルじゃなくて

最初から余裕の遊び気分で運動に参加して、マジになって人生棒に振ってる学生とかバカじゃねぇのって思ってたんだろうなー

anond:20220314200627

感謝評価は別次元の話でしょ

不味いものは不味い

言わなきゃいつまでも不味いメシのままじゃん

2022-03-10

anond:20220310142010

それが本人の自己実現にとって大事なら良い事だろうw

実際似たような人はいるじゃん、

自分の家を24時間開放して誰が入ってきても良いようにしてた人、noteかなんかで見たし

田舎の方では、戸締りせず、他人勝手にドア開けて入って野菜おいてったりするのが普通だわ。

モンゴルとか行ってみろよ、住んでるテントに鍵なんてねーぞw

そういうコミュニティ環境自身性質によりしている人たちと、

一般的感覚で「家に鍵はかけるだろう」という自分たちとで、「次元が違う話を比較して持ち出すのはセコい」って話よ。

まり「女は短いスカートはかなきゃ良いじゃん防犯のために。家に鍵かけるだろ?」は次元が違う

モンゴルテントに鍵はかけねーだろ?短いスカート履くのだってそういう事だろ?」が次元が一緒

anond:20220310132052

そらセコい理屈やなw

自分の家に鍵をかける/かけないは自己実現にどれだけ影響があるのか?

自分がしたい恰好をする/出来ないという事は自己実現にどれだけ影響があるのか?

次元が違う話だからな、議論から遠ざかるだけ。

短いスカートをはく、美しい顔でいる、体を綺麗にする、その方がより自分らしいからという事で自己実現しても

「目立って人の目をひくから悪い、そっちにも落ち度があるのは事実、嫌ならちゃんとブスみたいな格好してろ」

という言葉を「正論だと思ってるバカ」に投げつけられるわけだからなあ

2022-03-09

anond:20220309101743

対立軸一次元から

たいていは二次元までしか理解できない

属性の数だけ次元があるn次元ベクトルと思えば簡単なんだが理解できないから雑に一次元に落とし込むんだよ

何かを読む時やゲームをやる時って主人公自分だと思ったり重ねて見るのが通常の楽しみ方なのか?

主人公と周囲の人間たちの変化を目的にして読むことしかできない

次元の違う存在に恋しても一方通行以外の何者でもなくてただ辛いだけ

人形として以外求められない主人公がかわいそう

中身がいらないならこっちにくれよ

こういう風に考えるのは普通になれなくてただ馬鹿なだけなんだろう

変な思考回路からはやく寝なくちゃいけないのに寝れない

2022-03-08

情シス情報システム部)はもういらない?

https://www.sofia-inc.com/blog/7233.html

情シス情報システム部)はもういらない?これから情シスに求められる、あるべき姿とは?

皆さんは情シス情報システム部)が果たす役割機能を何だと考えますか? 全社のIT戦略策定システム企画、社内インフラアプリ保守運用ユーザーサポートトラブル対応といったことを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

しかし昨今、情シスにそのような役割が求められていない、もしくは情シス業務自体がなくなりつつあることをご存知でしょうか?

今回の記事では、これから時代情シスに求められる役割、あるべき姿について説明します。

情シス情報システム部)の仕事に変化が訪れている

近年Microsoft AzureAmazon Web Serviceといったクラウドサービスの台頭により、オンプレミスからクラウドへの流れが起きています。社内に物理サーバーを置いて保守運用するといった必要がなくなり、ソフトウェアPaaSSaaSといったクラウド上で提供されるサービス代替されるようになってきています。それに伴い、膨大な設備投資費や社内SEシステムエンジニア)の人件費を削減できるようになりました。今後すべてのITリソース保守必要なくなるという可能性もあります

デジタルトランスフォーメーション(DX)が多くの企業重要課題となっている現代において、企業IT活用で目指すべきことは、単純にITインフラツールを変革させるということではありません。業務変革・組織変革を伴うような、より大きな次元での変革です。経済産業省も、ITを変えるだけがDXではないと説明しています

経産省によるDXの定義

企業ビジネス環境の激しい変化に対応し、データデジタル技術活用して、顧客社会ニーズを基に、製品サービスビジネスモデルを変革するとともに、業務のものや、組織プロセス企業文化風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」

このデジタルトランスフォーメーションの実現を企業が目指すにあたって、情シス仕事も大きく転換しようとしているのです。次章では、まず従来の情シス役割について整理・紹介していきます

DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する上で押さえておきたい3つのステップ

昨今ビジネスの場において、DX(デジタルトランスフォーメーション)という概念が頻繁に取り上げられるようになりま…

従来の情シス情報システム部)の役割

これまでの情シスに求められていた役割は主に以下の4つでした。

IT戦略システム企画

会社経営戦略事業戦略に基づき、システム企画立案要件定義をする役割です。社外ベンダー見積もり検討・選定、およびその後のプロジェクトマネジメント遂行し、ユーザー部門に対して新しいシステムを開発・提供します。

基幹システム構築・運用保守

社内ユーザー部門からリクエスト業務プロセスの変更に応え、既存システムカスタマイズなどを実施します。運用保守によってシステムを安定稼働させ、会社事業活動を下支えする役割を担います

社内インフラ構築・運用保守

自社サーバーネットワークの構築・運用保守を行いつつ、セキュリティ対策データ保全実施することで、万が一の事態に備えます。また新技術製品の導入検討評価を行って、常に社内環境サービス向上に努める役割です。

サポートヘルプデスク

社内ユーザーからの問い合わせ対応トラブルシューティングを行いますツールシステムの導入サポートの他、新卒転職者へ社内システム教育実施することで、社員1人1人の円滑な業務遂行支援します。

以上が従来情シスに求められてきた役割ですが、現在クラウド時代において運用保守業務はその必要性を失っています。また業務システムについても、SaaSなどのクラウド上で提供されるアプリケーションを利用できるようになっており、企業独自システムを構築するということは少なくなっているのです。

このような中で、今後情シスには一体どんな役割が求められてくるのでしょうか。次章で詳しく解説していきます

これから情シス情報システム部)に求められる役割

クラウド提供される業務システムは、往々にして業務生産性に関する考え方が先進的であり、しかも随時バージョンアップしていきます。従って「自分の行動にシステムを合わせる」のではなく「システム自分の行動を合わせる」というのが日常的に求められるのです。

しか事業部門をはじめとする多くの社内ユーザーは、旧来の業務のやり方に慣れ親しんでいるために、「システム自分の行動を合わせる」ということに自力で順応するのが容易ではありません。システムを使いこなせないばかりか、新しいテクノロジーに対して抵抗感を覚えてしまうケースもあります

そこで必要となるのが、自社の業界事業業務においてITツールをどうやって活用するかを考え、そのための情報関係各所へ提供する存在です。これから情シスには、システム機能技術面だけでなく現場業務プロセスにまで入り込み、具体的なユースケース提案サポートすることで、全社的なIT活用を推進する役割が求められています

また、会社としてDXを推進するうえでは、単にITツール組織的に活用することだけでなく、同時にチェンジマネジメント(組織変革)を進めていくことが必要です。新しいワークスタイルを実現するためには、職場文化風土も変革していかなければなりません。次章ではDXを促進する立場としての情シス役割について紹介します。

これからIT部門は何をするのか?

クラウドサービスの台頭でIT部門仕事がなくなる 企業IT部門仕事、と聞いて何を思い浮かべるだろうか。自社の…

DXを促進する情シス情報システム部)の役割専門家との協働

デジタルトランスフォーメーションにおいて最も上手くいかないことの1つとして、先進的なITツールに対して個人個人理解度・受容度が追い付いていけず会社として変化を受け容れられないことが挙げられますツール機能業務プロセスへの適用法が分からないことで現場が混乱し、これまでの業務のやり方やワークスタイルから脱却できないといったことがそれにあたります

これを解決するために必要となる活動会社カルチャーチェンジ社員一人一人のマインドチェンジです。単にITツール活用法をナビゲートするのみならず、業務プロセス職場文化風土というところまで踏み込んで、ユーザー部門に対して新しいワークスタイルの実現に向けた啓蒙活動を展開していったり、全社的な意識改革に向けたコミュニケーションを展開していったりといった役割がDX推進には不可欠なのです。

しかしこの役割は、専任のDX部門が担おうとしても失敗するケースがあるほど難しいものであり、そもそも経営層が事業戦略におけるIT重要性を十分に認識していなければ到底実現できるものではありません。では、情シスがDXを推進する役割を担っていくためにはどのようなアプローチをしたら良いのでしょうか。

それは情シスが持つIT知識や社内システムへの知見を最大限利用し、経営層を巻き込んで企業を変革する旗振りをしていくことです。ただし限られたリソースの中で上層部会社全体に働きかけるというのは非常に負担が大きく、失敗に終わる可能性も大いにありえます。そこで1つの解決策となるのが、そういった業務改革組織改革支援を行うITベンダー協働することです。高い技術力と豊富支援実績を持ったITベンダー上層部への答申からITツールの全社展開まで幅広く支援してくれます。そして、組織風土変革や社内へのコミュケーションは、自社の人事部門広報部門が実務として実施していきます現場部門との協働はもちろんですが、変革を企画する部門協働することで、より全社的なムーブメントをつながります

まとめ

以上のように、近年情シス情報システム部)に求められる役割は大きく転換してきています。従来担ってきたITインフラシステムの構築・保守運用業務不要となり、今後はデジタルトランスフォーメーション(DX)実現へ向けた社内ユーザーへの情報提供啓蒙活動を行っていくことがその使命となっていきます

もしあなた情シスメンバーであり、従来の役割を脱却できずにいるのであれば、業務改革組織改革支援を行うITベンダー活用検討してみてはいかがでしょうか。

2022-03-06

フリーゲーム制作者の自分インディーゲーム開発に移らない理由

フリーゲーム制作からインディーゲーム開発に移って良かったこと・辛かったこ

https://note.com/achamoth_haru/n/nf7ea4f647f11

フリーゲームからインディーへの転向例はけっこう珍しいのでこの方のことは積極的応援したい。


さて、私自身は20年以上フリーゲームを作っている人なのだが、上記記事に触発されたので

ここでは私がインディーに移らない理由を、私自身の頭の整理のためにチラシの裏に書き留めておきたい。



自分の作りたいもの市場ニーズが大きく乖離している

端的に言って私はすでに時代遅れ人間であり、私が作りたいものと今の市場ニーズが大きく乖離していることは自覚している。

大昔に私の作品フリーとはいえ数十万件ダウンロードされるヒットを飛ばしたことはあるが、

それは当時の需要と偶然噛み合った幸運に過ぎず、最初から狙ってそうしたわけではない。

私が活躍していた時代と今の時代の状況はあまりにも異なる。


それでも私は、誰にも届かなくていいか自分の作りたいものを作りたいのだ。

インディーに出すならば、ニーズ分析して売れるような作品を作っていくということになるが、

それを突き詰めると私が作りたい作品と大きくかけ離れるので、私がそれをやる意味がないのである

ならば、ダウンロードされなくてもダメージのないフリーで作っていたほうがいいという話になる。



自分ひとりで作れる範囲のものしか作りたくない

ここ4~5年ほどのインディーゲーム界のレベルアップはすさまじく、

グラフィックにせよ音楽にせよ、私の拙い腕では到底太刀打ちできない次元に達している。


その世界太刀打ちできる作品を作るならば、もう私一人の力ではどうにもならないので

素材を専門家外注するなり、サークルを作るなりして他人の力を借りるしかない。

しか他人の力を借りれば借りるほど、その作品は私の作品ではなくなってしまう。

部分的には汎用のアセットも使えなくはないが、それだけで納得の行く作品は作れない。

私はたとえ拙くてもいいので、グラフィック音楽もすべてを自分で作りたいのだ。


それに趣味世界煩雑人間関係に悩まされたくないというのものある。

他人の力を借りるなら、どうしても煩雑な調整事が発生するし、金銭のやり取りもあるだろう。

そんな面倒な調整事に力を使うのは仕事だけで十分であり、楽しい趣味時間にまでそれを持ち込みたくない。


結果、私は私ひとりの力で作れる作品しか作ることができない。

私ひとりの力ではインディー世界太刀打ちできないので、フリーで出せばいいやという話になる。



ゲーム制作人生を賭けるつもりがない

収益化を見据えてインディーゲーム開発に本腰を入れて取り組むなら、人生を賭けた大勝負になる。

今の仕事は辞めるか、あるいは辞めなくても副業といえるほどの時間をかけて取り組む必要があるだろう。


しかし私には子供もいるし、ローンもあるし、人生リソースの大半は本業子育てに割かざるをえない。

私はすでに人生の守りに入っており、博打を打てるような若さではないし、子供人生を掛け金にして博打をするわけにはいかない。

仕事をやめてインディーゲーム開発に転向した人を何人か見てきたが、私にそんな冒険はもうできない。

それでも勝算があるなら冒険してもいいかもしれないが、

売れないと分かっているのに冒険に出かけるのはただの無謀である


結局、私のような立場制作者には、フリーゲーム世界の緩さがちょうどいいのだ。

人生を賭ける必要がなく、負けても大したペナルティがなく、本業を圧迫せず、家庭生活ともなんとか両立できる。

インディー世界に足を踏み込むには、私には守るべきものが多くなりすぎた。



さてここまで私がインディーゲーム開発に移らない理由を述べてきたが、

インディーゲーム開発に足を踏み入れる条件が整っている人には、ぜひ積極的に足を踏み入れるのを後押ししたい。

私自身は、華やかなインディーゲーム界の裏側で今日も細々と誰にも届かない作品を作っていこう。

2022-03-05

anond:20220305165040

ルート6次元」はさすがにネタだと思うが、次元って整数以外の値でも存在するんだね。

次元」は整数値だけではない。無理数次元だって有り得る

anond:20210504134004

「相乗平均」を忘れないであげてください

2次元3次元の間の存在のことを「2.5次元」と呼んだりするが、中間存在のことを、相加平均で呼ばなくたって別にいいはずだ。

すなわち、相乗平均を使って「ルート6次元」と呼称することにしたい。よろしいか

未だにウクライナVSロシアの一対一での勝負だと思ってるからこういうアホなことを言う

https://anond.hatelabo.jp/20220304161806

まずますだのいってることはろんがいなのだが、何故かそれをちゃんと指摘できてるはてブコメントが少ない。はてなブックマーク反論がことごとくポイントずれてるんだよ。

純粋ロシアVSウクライナの戦いならこの増田玉川徹の言ってることは正しい。しかそもそもその前提がおかしいという話をすべきだ。

お互いの勝利条件をもう一度整備して考え直せ。増田そもそも勝利条件の理解が間違っている。

これは一対一の戦いではなく集団的防衛圏が本当に機能するのか、国連機能するのかという話だ。

ロシアは単にウクライナとだけ戦って勝てばいいのではない。迅速に勝利して他国が介入したり国際世論が反発する前に事態を把握する必要があった。

実際にはこれに失敗して世界中から非難決議をうけて経済制裁を受けている。義勇兵も参戦したりしてる。


一方ウクライナは戦いを長引かせることで国連を始めとする世界ロシア批判し、さらに義のない戦争ウクライナに攻め込んで民衆生活破綻させたプーチンに対するロシア国民の反乱が起きることを狙っている。NATO支援を得られるように戦闘と同じくらいプロパガンダも頑張っている。

うまくいくように見えたが実はそうでもない。

電力の要を抑えられてしまったので、遅滞作戦は失敗するかもしれないけどな。こちらはこちらで有利ではない。

そういう次元での戦いをやっている。


繰り返す。

ウクライナ純粋な一対一でのロシアとの戦いで勝てないのは誰でもわかっている。他国が一切介入しないならウクライナ一定ライン抵抗した後は降伏する以外の選択肢はない。これは過去ウクライナ悲惨歴史を考えたところで変わらない。いかにうまく負けるかの話でしかない。失敗すればどこかに核が落ちたうえでの降伏となりゼレンスキーは一転無能烙印を押されるだろう。

だがそういう前提で戦ってると思っているのは橋下徹玉川徹増田だけだ。どうせお前の名前も徹なんだろう。

徹、もう一度よく考えろ。お前はこんな基本的なところすら理解できてないで議論をしてる。それをわかってないからこういうバカみたいなことを言っている。

徹よ、橋下徹玉川徹はもう手遅れだが、お前だけはまだ間に合う。前提のちがいをかんがえたうえでもう一度同じ意見か考え直してみろ

2022-03-01

 どうなんだこれ?識者の知見もとむ

https://anond.hatelabo.jp/20220301132244

ロシアウクライナ戦争で中国台湾に侵攻すると安易に考えない方がいいこれだけの根拠

デイリー新潮

 ロシアウクライナ戦争を仕掛けたことで、次は中国台湾軍事攻撃を仕掛ける番だという論調日本国内で見られる。

 安倍元総理は25日、「台湾に対し中国がどのような対応を取っていくかを占う意味において、日本にとっても深刻な出来事である」と話した。また、アメリカトランプ前大統領も直近の米ラジオ番組で、次は中国が動き、“absolutely”=「絶対に」台湾に侵攻すると指摘した。

 ロシアウクライナに侵攻した同日、中国軍用機9機が台湾防空識別圏侵入したこともあり、SNSなどでも「どさくさ紛れの台湾侵攻説」はまことしやかに囁かれている。

 しかし、私は断言する。今の中国には、台湾を侵攻するだけの能力もなければ、意思もない。【武田一顕/ジャーナリスト

 ***

 能力とは、一にも二にも軍事力だ。戦闘機を例にとってみよう。中国空軍の保有する戦闘機は約2000機とされており、これは自衛隊の5倍以上にあたる。こう聞くとやはり脅威に感じるかもしれないが、中国国土日本の25倍である国境線の長さも考え合わせると、むしろずいぶん少ないとさえ思える。では、戦闘機の性能はどうか? 中国の主力戦闘機は殲-20と言う。通称J-20殲滅(せんめつ)=皆殺しにすると言う禍々しい名前の最新鋭ステルス機だが、軍事に詳しい専門家によると、アメリカ製のF-16たった1機で20ものJ-20撃墜できるという軍事シミュレーションの結果もあると言う。これではむしろF-16殲滅されてしまう。台湾はそのF-16をはじめ、アメリカから数億から数十億ドル単位戦闘機武器を購入している。台湾2022年の防衛費は約1兆8600億円。九州本島とほぼ同じ面積に対してこの莫大な防衛費である。そんな台湾中国共産党の人民解放軍明日にも侵攻するかも、などというのはおとぎ話なのだ台湾独立宣言しない限り、少なくとも向こう10年、中国台湾に侵攻することはないだろう。

中国にもその意思はナシ

 次に、意思だ。

 仮に習近平国家主席台湾軍事侵攻し、ウクライナ戦争のどさくさに紛れて祖国統一を実現したいと考えていたとしても、今の中国共産党指導部の中には台湾侵攻を考えている人は少数派だ。チャイナ7とも呼ばれる中国共産党政治局常務委員7人のうち多くは、中国が今も発展途上国であり、アメリカ製の武器人民解放軍太刀打ちできないことを理解している。

 ただし、「台湾独立宣言しない限り」という条件は付く。台湾独立宣言することはすなわち国家分裂に当たり、これは、中国共産党として許すことはできない。習近平もかねて「台湾独立勢力に対して武力行使放棄することはしない」と強調している。台湾独立を許せば、中国共産党の統治能力疑問符が付き、政権転覆しかねない危機感を持っているからだ。そこは台湾も分かっているため、本心では独立である台湾蔡英文総統独立宣言するまではいかない。

 なお、習近平国家主席プーチン大統領との友好関係を大切にしている。中ロ関係重要ということだけではなく、長期政権を目指す習近平にとって、超長期政権を維持しているプーチンある意味お手本なのだ

 他方、習近平プーチンのように独裁権力を振るえるかというのは別の問題だ。習は軍の意思決定機関である中央軍事委員会主席兼務しているが、実は軍人としての功績はない。無謀な台湾侵攻を訴えても、職業軍人から猛反対に遭うのは目に見えている。軍を掌握していることと実際に軍を動員することは別次元問題で、中国の仕組みはそうは甘くない。

台湾政府も「ウクライナとの比較はできない」

 さて、ここからが肝心な話。日本ではほとんど報じられていないが、ウクライナ台湾を重ね合わせて考えることについて、実は台湾政府自身によって見当違いであることが表明されている。対中国政策を所管する大陸委員会トップ閣僚級)を務める邱太三・主任委員は25日、メディア取材に対し、「地政学から言ってもウクライナ台湾を比べることはできない」と明言し、その理由として以下の3点を挙げた。

 第一は、台湾アジア太平洋地域第一列島線上で最も重要場所を占めているため。第一列島線とは日本から台湾フィリピンへと続く軍事防衛ラインで、中でも台湾は真ん中に位置するため、戦略的価値が最も高い。

 第二に、台湾世界20前後GDPを持っており、経済で言えば特に半導体供給地として極めて重要であるため。農業天然ガスしか産業がないウクライナとは比べられない。半導体パソコンスマホはもちろん、軍事兵器にも使われている。

 そして第三に、ウクライナ国境を接しているロシアは今回の侵攻で戦車を直接投入することができるが、中台戦争戦車を使おうとする人はいないため。中国大陸台湾の間には台湾海峡が横たわっている。当たり前の話しだが、戦車は船で運ぶ以外、海を渡る方法がない。ミサイル戦闘機軍艦だけで敵地を占領することは不可能なので、陸軍台湾派遣しなければならないが、海を渡る作戦は多大な犠牲を伴う。このような理由から台湾ウクライナ比較できないとすることで、中国台湾軍事的手出しはできないことを暗に言ったことになる。

 台湾内で一笑に付されているような議論まことしやかに日本国内議論する人たちは、ただの野次馬、もしくはわざと危機感を煽って日本軍事力をよりいっそう増強させようとする意図があるとしか思えない。

 戦前日本は当時の中国蒋介石の力を見くびり、中国全土を手に入れることができると妄想したため泥沼に陥り、挙句の果てに世界最強のアメリカとの戦争にまで踏み切って、滅亡の瀬戸際まで追いやられた。

 翻って今日日本では、中国怖い論が跋扈している。地図で見るだに巨大な隣国の「等身大」を測るのは難しいが、せめて極端な過大評価は避けなければならない。さもなくば、戦前過小評価今日過大評価という誤解の連鎖で、東アジアを混乱に陥れかねない。冷静な中国分析で世界リードする。これこそが、いま日本に求められている役割ではないだろうか。

anond:20220228133320

名前はどうあれ実質は「会いに行ける2次元キャラ」なわけで

2022-02-28

anond:20220228133320

難しい話ではなくVtuberっていうのは2次元キャラクターに声を当てている声優方式じゃなくて、配信者が2次元アバターを使って配信してるだけなので中の人が変わると人格のものがかわるからファンからしたら見た目同じだけの別人にみえ

別人なら見た目同じでもファンは離れていくっていうのはキズナアイ実証したし誰も得しない

いまだにVtuber台本があって中の人台本にそって声をあてているとおもっている人がいて、中の人を声担当とか声優とか言ってるの見ると無知なのに何で言及しようとしてるんだろうって不思議な感じする

anond:20220228000653

ファイザーとなんか次元が違う…2回とも腕痛い、だるい微熱程度だったか

2022-02-26

全てをデュエルで決着する世の中になったらな

12次元を融合して全宇宙を消せるようにもなるし

テロリストを拘束するときデュエルで拘束するようになるし

実体化したモンスターが暴れて死傷者多数みたいな事件が頻発するようになるのに

2022-02-25

ライブ配信型Vは二次元オタクにとって可視化された楽園であると同時に可視化された地獄という話

ロシアウクライナ侵攻したりした日に某所で引退発表があってダブルパンチを受けた層は一定数いるのではないかと思うし、増田にも前者の記事はあふれ返っているので後者について語る。

(別に前者と比較できるほどの話だと思っている訳ではない。戦争より大きな芸能問題なんてあるわけがない、当たり前だ)

ただまぁ、遠い国で戦争があっても「怖いな」「ロシア史にこういう流れあったな」とは思っても、現地で起きた悲劇のすべてに感情移入することはない。『アクタージュ』の原作者前科者になって連載が打ち切られても「続きが読めなくて残念だな」とは思っても、原作者に同情はしない。どちらも遠い話だし、後者であっても自分が好きなものと作者は別物だからだ。世の中の悲劇のすべてに感情移入していたらどんな聖人でも発狂してしまう。よそはよそ、うちはうちだ。

その『よそ』を『うち』に変えてしまうのがライブ配信型の魅力であり、最も恐ろしい地獄でもあるという話。

Vtuber

Vtuberというのは、元々『二次元キャラが本当に生きていたらいいのに』というオタクの願いを部分的に叶えるものだった、と思う。

2017年末にキズナアイ動画を始めて見た時は「はー珍しいことやる人がいるもんだ。面白いな」ぐらいの感想ではあったが、確かに感動した。ニコニコ動画時代には謎技術で見たこともないような動画投稿している投稿者がわんさかいたが、その一種のような認識だった。その後四天王だの何だのと次第に盛り上がり始め、新しい時代が来たなぁと眺めていた。配信型を見るようになったのはブームの始まりより後だった。2020年末頃だ。

元々東方Project好きだったこともあり、ハードシューターがいるという話を聞いて観始めたのがきっかけだった。観てみると確かに面白いバラエティ番組芸人トークに笑うことに抵抗はなかったし、配信系に馴染みがなかったのも「男女を問わず別に人間の顔を画面で見続けたいと思えない」という理由だったので、『アニメキャラゲームトークをしている』感覚で観ることができた。(この辺りは「中身の人間がいるのは論外」派も根強いようなので人によるらしい)ともあれ日常的に配信を観るようになっていくと、学生時代ボーカロイド全盛期を思い出してどこか懐かしかった。何事も流行りというのは流行っている内に楽しんでおくと、時代の空気を味わえるものだ。ミーハー万歳

コミュニティ

そのうちにわかってきたのが、このジャンル本質は『コンテンツ』ではなく『コミュニティであるということだった。考えてみれば当然でもある。作品一方的に受け取るのが『コンテンツ』なら、コメントを本人に送り、配信内でやり取りし、あるいはリスナー同士の横の繋がりも増える。(そういえばラジオ同様「リスナー」という表現を使うのは何故だろう? ライブ動画を観てはいても、本質は声ということだろうか)これほど双方向的ならば、それは勿論『コミュニティ』だ。

コミュニティ』に加わるということは、例えばMMOオンラインで深夜までチャットで盛り上がる仲間ができるようなものだ。毎日のように遊んでいるから、相手が大体何をしているのかわかる。家族友達、と言っても言い過ぎでないのは昨今増えたという「オンラインゲーム婚」とやらを鑑みても明らかだ。画面の中から一方的に渡されるだけの『コンテンツ』と違い、『コミュニティ』では画面の向こう側に自分から何かを届け、加わることができる。実社会にとても近い。精神的な、代用品にもなりうる。

そして人気の高いライブ配信者、特にそれがグループであればクオリティ保証されている。その『コミュニティはいつも楽しく、賑やかで、甘酸っぱく、可愛い現実自分人生では味わうことなど到底不可能なほどに。この構図は従来の何かによく似ている。そう、『二次元』だ。現実逃避をして二次元コンテンツに耽溺し、そこに行きたい、加わりたいと考えるオタクはずっと昔から存在していた。

画面の向こう側

ライブ配信型Vは二次元のものではない。だが、二次元と同じ効能果たしてくれるから、その代用品にはなり得る。かくしてオタクは『画面の向こう側の二次元コミュニティ』に加わる手段を手に入れた。これこそ可視化された楽園だ。この世の何処かにはあるかもしれない、いいやあるはずもない、と諦めていたきらら世界観。それが実在すると思えた。何割かは演技かもしれないが、しかしすべてではない。あまりにも長時間毎日ライブ配信がある。『素』を隠し通すのは不可能に近く、むしろ『素』をある程度出すことが人気の秘訣にもなっている。

からこそ、それは可視化された地獄にもなる。

演技ですらなく、『素』で『楽園二次元キャラ』が現実過酷さによって苦しむ姿をリアルタイムに眺め、想像することができるのだから百合に男を挟むな、なんて次元ではない。きらら漫画を読んでいたら急に震災コロナが登場してメインキャラが何人も死んでしまうようなものだ。大炎上間違いなし、トラウマものである

結局のところ彼女達(あるいは彼等)は現実を生きる生身の人間だ。現実過酷さの中で当たり前に生きている。だからろくでもない事態にも見舞われる。本人が原因になることも、しょうもない理由で叩かれることもある。それは別にこれまでもごく普通にあったことだ。

ただ、可視化されただけ。家族でもなければ身近に感じることがなかった苦痛を、日本中世界中に分け隔てなく配って共有することができるようになっただけだ。

タイトル通り、この変化はあくま二次元オタクかつ、ライブ配信型Vを許容できる層に限られる話でもある。人気アーティスト声優が死んだり結婚したり引退したりで阿鼻叫喚の嵐になるのはいものことだ。珍しくもなんともない。ただ「二次元イラスト」が聖域で、仮に宇崎ちゃんポスターのように現実炎上したところで、作者に何が起きたところで、作中世界のキャラには何の影響もない、という感覚はここにはない。

『画面の向こう側』に手を伸ばせることはとても魅力的で、そして地獄だ。

何度か自分でそれを経験してからは、二、三歩引いた距離感で観るようになった。離れて見れば『コンテンツ』として面白いのは変わらない。ただ『コミュニティ』にまで加わると、火傷をするからだ。古き悪しき2ch時代ROM専文化は、ここにきて自衛意味を取り戻しつつある。

この投稿関係者が見ることもありえるかもしれない。今でも心から応援している、とは書き添えておく。

ライブ配信型Vは二次元オタクにとって可視化された楽園であると同時

~~ロシアウクライナ侵攻したりした日に某所で引退発表があってダブルパンチを受けた層は一定数いるのではないかと思うし、増田にも前者の記事はあふれ返っているので後者について語る。

(別に前者と比較できるほどの話だと思っている訳ではない。戦争より大きな芸能問題なんてあるわけがない、当たり前だ)

ただまぁ、遠い国で戦争があっても「怖いな」「ロシア史にこういう流れあったな」とは思っても、現地で起きた悲劇のすべてに感情移入することはない。『アクタージュ』の原作者前科者になって連載が打ち切られても「続きが読めなくて残念だな」とは思っても、原作者に同情はしない。どちらも遠い話だし、後者であっても自分が好きなものと作者は別物だからだ。世の中の悲劇のすべてに感情移入していたらどんな聖人でも発狂してしまう。よそはよそ、うちはうちだ。

その『よそ』を『うち』に変えてしまうのがライブ配信型の魅力であり、最も恐ろしい地獄でもあった。

Vtuberというのは、元々『二次元キャラが本当に生きていたらいいのに』というオタクの願いを部分的に叶えるものだった、と思う。

2017年末にキズナアイ動画を始めて見た時は「はー珍しいことやる人がいるもんだ。面白いな」ぐらいの感想ではあったが、確かに感動した。ニコニコ動画時代には謎技術で見たこともないような動画投稿している投稿者がわんさかいたが、その一種のような認識だった。その後四天王だの何だのと次第に盛り上がり始め、新しい時代が来たなぁと眺めていた。配信型を見るようになったのはブームの始まりより後だった。2020年末頃だ。

元々東方Project好きだったこともあり、ハードシューターがいるという話を聞いて観始めたのがきっかけだった。観てみると確かに面白いバラエティ番組芸人トークに笑うことに抵抗はなかったし、配信系に馴染みがなかったのも「男女を問わず別に人間の顔を画面で見続けたいと思えない」という理由だったので、『アニメキャラゲームトークをしている』感覚で観ることができた。(この辺りは「中身の人間がいるのは論外」派も根強いようなので人によるらしい)ともあれ日常的に配信を観るようになっていくと、学生時代ボーカロイド全盛期を思い出してどこか懐かしかった。何事も流行りというのは流行っている内に楽しんでおくと、時代の空気を味わえるものだ。ミーハー万歳

そのうちにわかってきたのが、このジャンル本質は『コンテンツ』ではなく『コミュニティであるということだった。考えてみれば当然でもある。作品一方的に受け取るのが『コンテンツ』なら、コメントを本人に送り、配信内でやり取りし、あるいはリスナー同士の横の繋がりも増える。(そういえばラジオ同様「リスナー」という表現を使うのは何故だろう? ライブ動画を観てはいても、本質は声ということだろうか)これほど双方向的ならば、それは勿論『コミュニティ』だ。

コミュニティ』に加わるということは、例えばMMOオンラインで深夜までチャットで盛り上がる仲間ができるようなものだ。毎日のように遊んでいるから、相手が大体何をしているのかわかる。家族友達、と言っても言い過ぎでないのは昨今増えたという「オンラインゲーム婚」とやらを鑑みても明らかだ。画面の中から一方的に渡されるだけの『コンテンツ』と違い、『コミュニティ』では画面の向こう側に自分から何かを届け、加わることができる。実社会にとても近い。精神的な、代用品にもなりうる。

そして人気の高いライブ配信者、特にそれがグループであればクオリティ保証されている。その『コミュニティはいつも楽しく、賑やかで、甘酸っぱく、可愛い現実自分人生では味わうことなど到底不可能なほどに。この構図は従来の何かによく似ている。そう、『二次元』だ。現実逃避をして二次元コンテンツに耽溺し、そこに行きたい、加わりたいと考えるオタクはずっと昔から存在していた。

ライブ配信型Vは二次元のものではない。だが、二次元と同じ効能果たしてくれるから、その代用品にはなり得る。かくしてオタクは『画面の向こう側の二次元コミュニティ』に加わる手段を手に入れた。これこそ可視化された楽園だ。この世の何処かにはあるかもしれない、いいやあるはずもない、と諦めていたきらら世界観。それが実在すると思えた。何割かは演技かもしれないが、しかしすべてではない。あまりにも長時間毎日ライブ配信がある。『素』を隠し通すのは不可能に近く、むしろ『素』をある程度出すことが人気の秘訣にもなっている。

からこそ、それは可視化された地獄になる。

演技ですらなく、『素』で『楽園二次元キャラ』が苦しむ姿をリアルタイムに眺め、想像することができるのだから百合に男を挟むな、なんて次元ではない。きらら漫画を読んでいたら急に震災コロナが登場してメインキャラが何人も死んでしまうようなものだ。大炎上間違いなし、トラウマものだ。

結局のところ彼女達(あるいは彼等)は現実を生きる生身の人間だ。現実過酷さの中で当たり前に生きている。だからろくでもない事態にも見舞われる。本人が原因になることも、しょうもない理由で叩かれることもある。それは別にこれまでもごく普通にあったことだ。

ただ、可視化されただけ。家族でもなければ身近に感じることがなかった苦痛を、日本中世界中に分け隔てなく配って共有することができるようになっただけだ。

タイトル通り、この変化はあくま二次元オタクかつ、ライブ配信型Vを許容できる層に限られる話でもある。人気アーティスト声優が死んだり結婚したり引退したりで阿鼻叫喚の嵐になるのはいものことだ。珍しくもなんともない。ただ「二次元イラスト」が聖域で、仮に宇崎ちゃんポスターのように現実炎上したところで、作者に何が起きたところで、作中世界のキャラには何の影響もない、という感覚はここにはない。

『画面の向こう側』に手を伸ばせることはとても魅力的で、そして地獄だ。

何度か自分でそれを経験してからは、二、三歩引いた距離感で観るようになった。離れて見れば『コンテンツ』として面白いのは変わらない。ただ『コミュニティ』にまで加わると、火傷をするからだ。古き悪しき2ch時代ROM専文化は、ここにきて自衛意味を取り戻しつつある。

この投稿関係者が見ることもありえるかもしれない。今でも心から応援している、とは書き添えておく。

2022-02-23

anond:20220223091601

人間オワコン

AIにより固有の人格記憶インスタンスを持った二次元彼氏彼女との結婚生活けが人類幸福にできるんだぞ

分かったら男女ともに総力を挙げて次元の壁を超える技術を開発していけ

人気の人間にだけ異性が集中する不均衡を是正できるのはこの二次元インスタンスによる非対称ソリューションしかないんだぞ

2022-02-20

anond:20220220181950

わたしネオエクスデス. すべての記憶 すべてのそんざい. すべての次元を消し. そして わたしも消えよう. 永遠に!!

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん