はてなキーワード: 起業とは
箇条書きされている疑問への回答を書いてみました。
生活に大きく関わります。生活で困った時や不利な状況になった時には、政府や行政の様々な補助やセーフティネットが利用できますが、その理念、制度設計、成り立ちを教養として知っておくと何かと便利です。。あらかじめ概念を理解していると、最新の細かいルールは必要な時に簡単に調べられます。
例えば起業・転職・転居・出産などの人生で大きな決定で貧困や困難を避けることができ、人生に関わる大きなチャレンジもしやすいです。
また、日常生活や旅行で時間が余った時に無料や低価格で公的文化施設を楽しめます。行政が国民のために用意してくれているサービスを最大限利用するには教養があった方が有利です。(行政は低リテラシーの方向けに理解を支援する取り組みも最大限行ってくれてはいますが、各人の素養の差は完全には解消できていません。)
マーケティングを教養として知っておくとドアノック商品などはすぐにわかるようになるし、基本的な心理手法を知ってるとハロー効果を利用してるなあとかもすぐにわかるようになって、相手に一方的に有利な交渉をされるのを簡単に避けられるようになります。
また基本的な計算が素早くできるようになっておくと、3割ポイント付与と3割値引きがどちらがお得とか簡単な損得もすぐにわかります。
基本的な判断は基礎教養で乗り越えて、教養のみでは容易に判断できない難しい内容に自頭を使うのが良いと思います。
mRNAの理屈は高校生物あたりで学んでいるかと思います。薬となるタンパクは複雑なものほど長期間安定して保存する事が難しかったり、作成が難しいです。mRNAの形で薬として作成し投与して、体の中でそれが翻訳され薬(タンパク質)を作る方が合理的な事もあるというのが基本中の基本。ウイルスの新たな変異に対する対応も、mRNAを利用した方が短期間で新薬が作成可能。
基本的な生物理論からあまりにも外れたトンデモワクチン理論を言ってる医師や科学者はもう一度勉強しなおしてほしいなあと思ってしまいます。私自身の専門外の話ですので難しい知識は忘れていますが、昔勉強しておいて基本的なルールは理解していたおかげで新技術も把握しやすくて過去の教育に感謝しています。
簿記や会計の教養があって有価証券報告書などのIR資料が読めると、明らかな地雷企業は避けられるようになります。また非上場企業への就職でも業界地図的な本を読めて判断する教養があると、業界全体の給与水準・労働水準がわかります。
業務遂行能力が同じでも、より給料が高く、よりホワイトな企業へ就職・転職できる可能性がぐっと上がります。
また就職面談でPRする程度の実績であれば、教養があればより少ない苦労で実績の作成が可能になります。
教養なんて幅広いものですので、どれもこれも他にもっといい回答(教養の活用方法)があると思います。
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以下お返事
図書館で競争が激しい事の1つは、新着図書をいち早く借りる事です。開館時刻に並んでも早く借りられない事が多いので並ぶ人をあまり見ないだけです。
各図書館によって攻略方法は異なりますが、ネット予約や予約カードを駆使した方法が一般的で、見えない所でかなり熱い争奪戦が行われています。
“女性起業家の半数がセクハラ被害” スタートアップ業界で何が - 性暴力を考える - NHK みんなでプラス
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nhk.or.jp/minplus/0026/topic132.html
本件、一部ブコメの知らないっぷりが割とすごくてで驚いたので、知ってることだけだけど注釈を。
【追記があります→https://anond.hatelabo.jp/20240830160254】
会社を新しく作ってその運転資金の一部を銀行などの金融機関から借りるというのは一般的で、最低限のお金なら今時はどこの銀行も貸してくれる。しかし一方で、幅広く新規開発をしたい、広く実証実験したい、事業を拡大したいなど、そこそこ大きい資金が必要になった時に、担保もなしに新しい会社にノンリコースローン付けてくれる金融機関はあんまりほとんどない。
これは一つには、都市銀行などには「その新規事業の事業計画が成功を期待できるものかどうか」を判断する能力がないから、という理由が大きい。銀行は30年間で事業の質や領域がシュリンクし続けていて「これまで取引のある企業へ手堅い資金融資しかできない」状態が長く続いている。不動産などの分かり易い担保があれば別だがスタートアップに億を超える融資はまずしてくれない。失われた20年はデカかった。
ryun_ryun なんで謎の投資家にみんな頼るのだろう?金融機関に頼ればいいのに。博打にリスクは当然では
tikuwa_ore 真っ当なトコからお金を借りられない人が、個人投資家の懐を当てにしたら代価を要求されたってだけの話。そも借りた後で要求されたのならセクハラだが、借りる前ならセクハラ成立してねえだろ。アホか。 繊細チンピラ これはひどい 社会 企業 うーん
上の2つのブコメ(代表して目についた2つだけ、ごめんね)は、この辺の資金調達の基本的なところが見えてない感じがある。まぁ調達や銀行との折衝なんて、それなりの会社でサラリーマンでお勤めだと全然見えないところなので、まぁ仕方ない。悪くないよ君たちは!知らなかっただけ!あ、でもid:tikuwa_ore さんのやつはちょっとあれだなセクハラは借りる前でもセクハラじゃないかな?「黙ってサせないと金出せないよ」って脅されるケースも有り得るわけで。
doroyamada 「○○業界のスタートアップ」はあっても「スタートアップ業界」というのはないのでは(金融業界内のサブ業界としてはあるかも)
miscmisc 正直どうでもいい。辞めて正解。おっさんに頼らなければいいだけの話。それにしても「スタートアップ業界」って何だよ。何の業界のスタートアップなんだよ。
2010年代までは孫さんや、ホリエモンさんや、ZOZO澤さんや、そういう「ひと財産築いた人」が投資家として、お気に入りの起業家や気になる業界好きな界隈などに投資していた時代。その流れを汲んで色んなスタートアップ企業が生まれたりジュっと消えたりしていったのだが、その波の中から「新しい事業を作る人や会社をサポートする」というショーバイが生まれた。銀行が不良債権をひーひー言いながら貸し剥がしたり税金で補填したり、貸し先に困って投資信託や保険商品を売らされて疲弊してた間に、「新しい事業が成功するかどうかを見極めつつ金を出す」仕事をする人は別の場所で別のショーバイクラスタ「スタートアップ業界」を作っていたというわけだ。
その人たちの内訳は、「成功した元スタートアップの実業家」だったり「コンサルファーム出身のやり手」 「コンサルファームのスタートアップ部門」だったり「大企業で何やら良く仕事ができていて独立したおじさん」だったり「元経産省の官僚」だったり「大企業の新規事業部門」だったり、まぁそういう人や企業たちだ。
id:miscmiscさんの「何の業界のスタートアップなんだよ」という問いはちょっと外れていて、どんな業界にもその業界から生まれるスタートアップがあるのだ。多くの場合、彼らは自分たちにとって明るい業界(孫さんならイットやDX、とか)の周りで、新しいビジネスを思いついた人に、お金を貸したり、事業がうまく行くように人脈を使って有益な会社を紹介したりといった「伴走業務」をする。金を貸したからには成功してもらわないと困るので「伴走業務」をする。この「金を貸しつつ事業成功に向けて伴走もする」ビジネスが要するにベンチャーキャピタル(VC)業である。本当は銀行の仕事のはずなのだが、前述のとおり銀行にもうそんな人材はいない。銀行に事業計画書を出しても収支表の足し算引き算が合ってるか確認する程度しかできない行員がほとんどなんだよね…。
id:doroyamadaさんの「金融業界のサブ業界」というのは割と合っているんだけど、今やもう少し複雑になっていて「ベンチャーキャピタルに金を出すファンド」があるのが一般的。銀行はスタートアップには直接の融資はせず、ベンチャーキャピタルに金を貸すわけでもなく、「ベンチャーキャピタルの資金をプールしてるファンド」に出資をする。銀行→ファンド→ベンチャーキャピタル→スタートアップ、という順番で金を調達するケースが増えている。
VCには、まぁ基本は専門色の強い人や成功者がいたり協力体制があったりするので、銀行は金を貸しやすい(実績があると稟議が通りやすいから)。またこの「VCの資金プールファンド」には銀行以外にも「そのギョーカイの老舗企業の新規事業部門が出資」とか、「その事業が成功すると潤う自治体が出資」ということも起こる。だからこそ「資金プールファンド」を作る意義があるとも言える。多様な人がステークホルダーになれるから。あとファンドを作っとくと資金使途の透明性が担保されやすくなるというメリットもある。
「スタートアップ業界」はこの5、6年で政策にもすっかり取り込まれていて「スタートアップを支援する場を作りました!」みたいなことを国や自治体や大学や大企業がやっている。
例えばこんなの
「内閣官房 スタートアップ育成ポータルサイト https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/su-portal/index.html」
「東京都スタートアップ・国際金融都市戦略室 https://www.startupandglobalfinancialcity.metro.tokyo.lg.jp/」
「起業・大学発ベンチャー支援 - 東京大学 産学協創推進本部 https://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/activity/venture/index.html」」
このように、ベンチャーキャピタルは銀行などから金を調達し、「どのスタートアップに金を貸そうかな」というセレクションを行う。この辺でハラスメントが発生しやすくなるんじゃないかと思う。選ぶvs選ばれるの構図でスタートアップ側からしたら生殺与奪権を握られてるから。あとは、「新しいことに金を出す余裕があるのはおっさんだけ、それも過剰にバイタリティが有り余ってる(結果セクハラする人も混じっている)おっさんしかいない」というのも、まぁ遠因ではあるかもしれない。社会の構造はそんな簡単に変わらない。おっさんに頼らなきゃいいじゃんと言うが、おっさんしか金持ってる人間がいないのが現代の日本なのだから仕方ない。おっさんからは調達しなきゃいいというなら、おばはんに金を預けてくれよな!おばはんも人によってはセクハラするかもしれんけどな!
SanadaSatoshi スタートアップ界隈に顔を出す自称投資家は山師ペテン師も紛れてる。投資家ヅラしてるけど金持ってない奴もいる。そういう様子がおかしい奴の目的なんか分かったもんじゃないし、残念ながら排除する仕組みもない。
sionsou 陽キャがバンドマンやるのは女にモテてセックスしたいからって理由が9割と一緒で、陰キャもそうなれる可能性があるスタートアップも結局金儲けて権力と金でマウントしたいだけっていう。世の中のためなんて嘘だよ
この辺は、まぁ中にはそういう人はいるかなぁ…というのは正直あるけど、そんな屑ばっかりでも全然ない。多くのスタートアップは理系分野における新しい発見などがシーズになっていることも多く、そのシーズの研究の確実さや「稼げそうさ」をスーパーバイズしたり伴走したりできるのは、かなり深めの専門家、大学の先生や企業の研究所をあちこち渡り歩いてるスーパーマンだったりもする。更に「金勘定もできる人」なのだからもう頭が下がる。そういうデキオジたちはめっちゃ面白い人だらけだし、私の知ってる限りだけど皆さん愛妻家だったりすることが多いね。
knzm_img 意識の高そうなスタートアップやリベラルの連中も、金と権力を持った途端に性欲と支配欲に抗えないのは人間って感じがする。
これまで述べた通りで、スタートアップ界隈は「賢くて生臭い(稼ぎたい)」人たちの集まりなのは確かなので、むしろリベラルとは真逆な人がほとんど。
スタートアップ側がゆるふわSDGsな題目を唱えてたら鼻で笑いつつ「まぁゆるふわな方が話題にはなるかもねhahaha」って感じである。そしてスタートアップ側も意識の高さよりは稼ぎたさの方が大きい人の方が多いです。そりゃそうだよリスク取って稼ぎたいんだから。
■じゃあ起業家はどうしたらいいのか
一つは、上に上げたような、比較的公的セクターに近かったり堅そうな大企業が参画してるような「スタートアップコミュニティ」にコミットする、というのは大事だと思う。変なのにあたる確率を少しは下げられる。前述した通りシゴデキすぎて愉快おじさんたちもいるし、女性の伴走者も少数ながらいる。なによりも「コミュニティ」なので、それが大きいコミュニティなほど周囲の視線が気になるものなので。
あとはシンプルに「一人で誰かに会いに行かない」のも実は大事。たった一人でやってるんです、ということであれば、スタートアップコミュニティにはだいたいマネジャーなどの相談できる人がいるので、そういう悩みごと相談してもいいと思う。あとはたった一人ではできることは限られるから仲間を作ろう。
「変なのに近寄るから悪いんだ」的なブコメは完全なセカンドレイプで本当なら許せる発言ではないのだけれど、起業するというのは危険やリスクを取ってでもやりたいことがある・稼ぎたいネタがあるからなので、その勇気やパワーをセカンドレイプを糾弾に向けるなんてもったいないから、若い人はああいうのは無視しよう。
村上隆氏と左派論客の斎藤幸平氏がReHacQ(高橋弘樹氏が運営するチャンネル)で対談している動画が4連続で上がっていてすべて見た。
※以下敬称略
結論から言うとこの動画で村上隆が何をやろうとしているのかよくわかったので彼への嫌悪感はすべて消えた。
1動画40分近くあるので見るのは大変だと思うが興味深く見れたので余裕がある人は見てほしい。
一応言っておくとこれはあくまで私の個人的見解なのでその点には注意してほしい。
ざっくり動画の流れを説明すると斎藤幸平が布施英利と対談した際に村上隆が嫌いと悪口を言ったので、村上隆がYoutube?にコメントを書きそれを見てチャンネル運営者の高橋弘樹が対談に誘ったという流れのようだ。
※斎藤幸平氏はマルキストなので拝金的に見える村上氏の行為があまり好きではない
現在京都で開催中のもののけ展の展示内容を村上隆が斎藤・高橋、両氏に説明しつつ最後に対談という流れになっている。
そこで現代美術とは何か、芸術とはなにか、現代美術のマーケットがどのようになっているのかという基礎的な内容を質疑応答形式で確認していく中で村上隆がどのようなことをやってきたのか、目指しているのかという事も語られていく。
村上隆の顧客はforbes上位に入るような超大金持ちであるだとか、日本人の想像もできないような西洋のお金持ちの間でアートはある種のコミュニケーションツールとして機能しているだとか。斎藤氏や高橋氏のアート素人の目線からの質問として、アートは大衆に開かれるべきなのでそれほどの高額でアートがやり取りされるのがどうなのかという質問などもあった。
ただ、結局動画の内容を見た上で私が理解した村上隆がやっている事というのは以下のようだ。
「西洋を中心とした世界の信じられないようなハイソサエティの間で流通している概念上のアートの文脈に日本のアニメや漫画といったオタクカルチャーのスタイルもアートであると認知させるため芸術活動をしている」ということだ。
それゆえに、彼のアートは"芸術の枠を拡張する"という典型的な現代美術ということになる。
これは別の動画(漫画家の山田玲司のチャンネル)で言及されていたが、村上隆はもともとは典型的な第一世代のオタクで宇宙戦艦ヤマトのファンであった。そこでアニメ業界に憧れはあったが庵野秀明の作品が続けざまに放映されるのを見て業界を諦めたらしい。その結果彼はアニメ以外に興味のある分野として日本画を専攻することになる。
つまり根本的な動機としてアニメは素晴らしいものなので世間に認められるべきだというものがあり、それがスーパーフラットという概念「アニメも漫画も日本画も同じような手法を使っており、同じようなシステム体系であり、アートである」という主張に繋がることになる。
だから、オタクカルチャーを世界に認めてもらう手段として、西洋のハイソサエティのコミュニティを顧客とし、自分の作品をその人たちに売るという行為につながる。
彼はしばしば「高額で売ることが重要なのではない」と言うがこのロジックを理解すると容易に彼のアートや発言の意図がわかるようになる。つまり西洋のアート文脈を支配しているハイソサエティにオタク系の作品をアートであると認知してもらうには彼らのマーケットに入り込みそれらの作品を売り込む以外に方法がないのだ。だから値段は顧客が勝手に決めることになるし、高く売ることが重要ではないという事になる。目的を達成するための単なる手段に過ぎないわけだ。
またそれが彼の作品がオタクカルチャーの作品をパクったかのような作品群が混じる理由でもある。動画のなかでドラえもんとソニックを混ぜて作った作品がある(ルックとしてはミッキーマウスに似ていたためにディズニーに買われたらしいが)
これはつまりドラえもんとソニックを混ぜて作った作品が美術マーケットで売れたということは大本であるドラえもんとソニックもアートである。という論拠になる。むしろ元ネタがある作品をあえて作ることで"漫画やゲーム作品もアートである"という事になる。
"世界のアートとはいったい何なのかという概念を決めているのは西洋を中心とした大金持ちの上位層である"という彼の視座から見ると、日本人は資本主義に組み込まれてすらいないとか、敗戦国の悲哀等という発言の意図も理解できる。
アートとはいったい何なのかというルールを決める場に日本人は存在しない。
だからその世界に入り込みその概念そのものを拡大して自分の好きなオタクカルチャーをアートであると概念を変容させる。
アニメやゲームの制作者や漫画家がエンタメとして世界に売り込むことで楽しんでもらい大衆という社会階層の下からオタクを世界に拡散している。一方で村上隆がやっていることは世界の上位層に対してオタクカルチャーを広めオタクを拡散することだ。
1990年代以降実際にオタクカルチャーは全世界に拡散し人気を得てきた。私もアニメや漫画を楽しむ人が世界中に増えることは純粋にうれしい。直近でもご当地初音ミクに感動した人もいたはずだ。
だから私は村上隆がやろうとしている事に反対しないし、もう嫌いではなくなった。
※追記
幸いいくつかブコメが付いたので補足する
昔からこの趣旨の発言はしてて、それをオタク文化の収奪と見る界隈から批判されてた。ドラえもんとソニックを混ぜた作品をアート領域で認めさせてくれたからオタクの味方!というのはむしろ議論が後退してる気が
はっきり言うが、村上隆が文化盗用だと批判されたのはオタクの部族主義(トライバリズム)が原因だと思うので"村上隆がオタク第一世代である"という部分が広まれば相当数その批判は収まると思う。もともと知っていた人はいると思うが、今回かなりのコメントで"村上隆のオタクのとしての過去の部分をここまで詳しく初めて知った"という意見が目についたので。
これもクリティカルな部分で、では集団製作のアニメはアートではないのか?アシスタントを使っている漫画はアートではないのか?
というところにロジックがバックボーンとしてある。まぁ要するに高畑勲みたいに絵を描けなくて指示して作らせても別にアートだろということ
トラバにも書いたけど、もともと王侯貴族のものだった芸術をフランス革命でルーブル美術館の門戸を開いて大衆に開いたという文脈がある。つまり展覧会とか美術館で公開するのはあくまて大衆にアートを広めるのが目的であってハイソサエティのアートを変容させるという事にはならない。日本人から見るとルーブル美術館は権威だというように見えるかもしれないが、あれは権威が"大衆"に啓蒙するという文脈がある。
コミックとかを芸術にするのってロイ・リキテンスタインがすでにやってて、その土壌がすでにあるうえでヲタク文化を単にスライドで持ってっただけに見えるから嫌われてるんでは?
コミックは西洋のものであって、日本のものではない。村上が広めたいのはあくまで漫画とかアニメといった和物(より狭義に言えばオタクカルチャー)。そして西洋人がアートを決めてるんだから西洋のものがアートとみなされるというのは当たり前だと思う。
ただ、村上隆の発言を見て分かったけど、彼の思想は明確にナショナリズム(日本)やエスニシティー(アジア人)を強調してる。これは日本のものである漫画やアニメを広めたいという思考で直線的に結びついている。今回の動画で弥助問題に言及したのは非常にわかりやすい。つまりはてなのリベラル左派と相性多分悪い。
少なくとも自分の周りでは、親の格 = 子供の格が9割5分ぐらい成立する。
この日本という社会で親の格を超える「ステップアップ」は努力で可能だと思うが、下剋上は相当困難だと思う。
自分が卒業した田舎地元の中高友達のインスタを見ると、当時からお金持ち(=親がお金持ち)だった人は高級飲食店で飲み食いしてるし、当時からイケメン美女だった人はモデルとかそういう職に就いている。
自分自身は大学院まで行かせてもらって大企業に就職出来たが、それも大学に行かせてもらうだけのお金や大学院まで行かせてもらう時間的な余裕、上京という選択肢を与えてくれた親の影響が大きい。
(地元には、そもそも東京=別世界なので上京自体が夢物語だった人も多数いる。)
起業して一発逆転? そんな本を出した人の略歴を調べると東京生まれ東京育ちだったり、何故か親がお金を準備して何回も失敗出来る環境が整っている。
当たるまで打つことが出来る人は当てることが出来る。至極当然の論理だ。
経産省がやってた1円起業制度つかえばおまえも起業(法人化)くらいはできるよ
潰さないことのほうが難しいけどなhttps://meetsmore.com/services/incorporation-tax-accountant/media/52856
AIが全プログラマーの仕事を奪えるぐらいの能力を身につけた世界線、そういうのに興味があるんだよね
プログラミングって要は目的があってそれを達成するための手段なわけだろ?
だからいくらプログラマーとはいえ、プログラムを書くところがめちゃくちゃめんどくさいと思うわけね
AIが全プログラマーの仕事を奪えるようになったらどうなるかというと、俺はプログラマーをやめて、AIに命令させるだけの簡単ワークになるって話だよね
それぐらいの能力をAIが持っていたら、全人類が起業できるってことだよね
人生は短い
なんでも良い
起業して世の中を良くする
結婚する
次代に子孫を残す
人に感謝されることをしていこう
斜に構えるな、バカになってはじめてみよう
得意なことを見つけよう
きっと何かある
大抵のことは失敗してもしなない、人生の大事な選択を消極的にしてしまうリスクを冷静に考えよう
逃げ道を用意しよう
合わない人には付き合わなくて良い
頑張っている君には選ぶ権利がある、必ず良い出会いがある、今の人間関係にこだわらなくて良い
人間関係こそが本当に大事なことだ、良いことをして、良い仲間に囲まれ、良い家族を作る
多様性の時代で違う意見があるのはわかる、ただこの普通の幸せは大抵の人に当てはまるはずだ
いや、あり得る話だと思うよ。
私は空調機器の企画・開発をやってまして、エアコンクリーニング業界は近いフィールドなので、ゆるふわっとアンテナ立ててる。
先に背景を説明させて頂く。
エアコンクリーニング業界って、ここ10年で凄まじく伸びてて、新規業者の数もバンバン増えてる。なんなら脱サラガテン系の中では儲かる起業筆頭と言っても差し支えないレベル。
ここ毎年酷暑がひどいのに加えて、エアコンを清掃して使うという習慣が認知されてきたせいもあって、初心者でも参入しやすくすぐ稼げる市場がある。
で、ここからが本題なんだが。
レッドオーシャンでライバルが増えると、多くの業者が手を出すのが独自配合の洗剤なんですよ。
エアコンクリーニング業界の謎の慣習として「使用する洗剤は企業秘密」って文化がある。
なんなら、市販のエアコン用洗剤(有名なものだと、エアコン洗浄プロ505や404など。Amazonでも購入できる)ですら、「企業秘密」として公に書かなかったりする。
実はエアコンクリーニングで一番差が出るのは洗剤とは言いがたい。研修を受けたプロなら、ぶっちゃけどの洗剤を使っても仕上がりに大差はない。(少なくとも消費者目線では違いが分からないレベル)
流せる範囲の汚れは流せて、洗浄機が届かない範囲は汚れは取れない。全部の汚れを取るには完全分解するしかないのだが、まぁ要するに洗剤ひとつでたいした差は出ないのだが、そこをエアコンクリーニング業者はどういうわけかボカしたがる。
エアコンを100%完全に新品レベルで綺麗に清掃するという事が事実上不可能なので、その事実に対して距離感がつかめずにスゴい洗剤というまやかしに走るんだろう。……と推測している。彼らの認識は、本当に謎としか言いようがない。
なので、被害者増田が語ってる業者も、おそらくは「独自配合の洗剤」ないしは「高付加価値の仕上げ薬剤塗布」とか、そういう事をやってるんじゃないだろうか。
なおその洗剤や薬剤が本当に独自開発なのかは私は知らないし、そもそもエアコンクリーニングが原因で被害者増田が健康被害を被ったかどうかは、もちろん私には判別がつかない。
だが独自配合の洗剤は最近よくある話というか、ある種のブームなので注意してほしい
余談だが、プロのエアコンクリーニングについて簡単にアクセスできるのは、YouTubeの暮らしのマーケットのチャンネルと言える。
ここのYouTubeチャンネルでは、くらしのマーケットというポータルサイトで入賞したレベルの高い清掃業者が「XX社のエアコンの洗浄方法」と題し、分解が難しいエアコン洗浄テクニックを披露している。
養生や洗浄技術やコミュニケーションはなるほど一流だと思うが、科学的知識が欠けてる発言もそこそこ目にする。たとえば「私が使ってる洗剤は自然由来の成分だから安全です」とか言っちゃってる業者もいるが、自然由来だから安全なんてことはない。トマトだって4t食べれば死ぬし、ふぐ毒だって自然由来だからね。自然由来で安心安全なら、茶のしずくの薬害事件なんて起きてませんよね。
……まぁちょっと揚げ足取りっぽく書いてしまったが、元来ガテン系の方々が科学知識がなく盲目的に洗剤を取り扱ってる空気感はそこかしこに感じ取れる。どうせSDSすらまともに読んでない業者が多数派だろう。
エアコンクリーニングのトッププロですらこのレベルなので、何か根本的に間違えた業者が出てきてもおかしくないと思います。
例えばこれとか
5万近いいいねをもらってるんだけど、じゃあ仮に給料を上げるとどうなるか考えてみたことある?って話。
というか、この問いかけの時点で理解できないなら一生わかんないよね。
人件費を増やすと当然その分の粗利を確保する必要が出てくるので、商品なりサービスなりの単価が上がります。
それをしないために経費を抑えるということも同時に行うのだけど、基本的にはどの企業も経費削減の努力というのは常に繰り返しているので、下げようと思って簡単に下げられるものではありません。
そうなると、次に起こるのはサービスや商品の品質の低下。つまり実質値上げというもの。
いずれにしても、今まで価格では同レベルの商品・サービスは手に入らなくなります。
問題はこの先。
で、お前らはそういう商品買うの?買わないの?という話。
大半が買わないのよ。
企業もバカじゃないから突然値上げなんてしないし、高級路線商品混ぜたり数量減らして価格維持しようとしたり努力をします。
でも、結果的にお前らはそれを買わなかった。
それどころかSNSでおもちゃにして自分の承認欲求を満たしちゃったりする。
それをわかってるから無駄に業績悪化させる前に撤退しているだけ。
それを企業努力不足とか言うのは勝手だけど、クソみたいな事後孔明でしかないって自覚は持てよ。
いいか悪いか別として、人手不足倒産は結果であって、原因はお前ら消費者の購買が追いつかないからです。
これ以上でもこれ以下でもない。
っていう話をすると必ず湧いてくるのが「でも経営者は儲かってるんだろ?報酬減らせばいいじゃん」ってアホ。
そう思うならお前がやれ。
例えば目の前に、社会に役立つけど絶対に儲からないとわかってる株があるとしたら、お前はそれに自分の財産を突っ込めるのか?という話。
突っ込めるなら今すぐ起業してくれ。
突っ込めなかったり突っ込める金がないなら、二度と人様に同じ文句を言うな。
ましてや数多くの従業員を抱えて、そういう人たちにまで同じことを強要できますか?
経営者はお前のかあちゃんじゃねえってことを、今日は憶えて帰ってください。
いずれにしても、人手不足倒産の話を聞いたときに、経営者を責めても何一つ事態は好転しません。
それどころか、そうした反応がさらなる決断を加速させてより多くの人が職を失うだけにしかならない。
こんなことを言ったところで無駄だろうけど、人手不足倒産の話を聞いたら、自分たちにできることはたった1つだけ。
値上げしようが品質低下が起ころうが、応援したい企業を信じて買い支えるだけなのよ。
それを口では応援してます!って言いながら、裏で海外の安価な製品とかを買ってたりしてたって何もいいことがない。
そういうやつに限って、閉店決まったお店に言って泣きながら「残念です!何で閉店しちゃうんですか!」って言っちゃうの。
ちゃんちゃらおかしすぎて、ヘソが茶を沸かして優雅にアフタヌーンティーを楽しみ始めちゃうよ。クソが。
なくなってからでは遅いのですよ。