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はてなキーワード: 有事とは

2015-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20150720203127

教育徴兵論者てwww

自民党内で一人か二人が個人的に吼えてるだけじゃんwww

つかね、徴兵制って始めようと思ったらとんでもなく準備かかるんよ?

何歳から何歳まで?期間は何年間?何ヶ月?陸海空の振り分けは?免除の条件は?女性対象にするの?兵役終わったら強制的除隊にするの?そのまま隊に残りたいと言い出したら?有事招集体制は?仮に忌避した時のペナルティはどれくらい?兵役満了後の大学入学就業支援は?つか予算どれくらい見積もる?既存防衛予算を削る?削るとしたら何を?それとも増額する?

本当に自民党徴兵やる気が少しでもあったらさ、こういう話はどこかで何かしてるはずなんだよな

でもかれこれ十数年、全然出てこないわけでさ、何故か出てくるのは野党出所の与太話ばかり。それが意味する所は一つだろ?

http://anond.hatelabo.jp/20150720030321

表層化しそうにない欠点有事の際に備えて改善しようなんて、やめとけやめとけ。んな事してたら、それだけで人生が終わってしまう。

リスクマネジメント的な考え方から言えば発現の可能性が低いリスクにも関わらず対応しなければならないのは、発現時の影響が甚大なものだけだ。

発現可能性が低く発現時の影響も少ないリスク対応するなんて、リソース無駄遣いだ。クソみたいな人生になるぞ。

2015-06-09

有事になってもしょうがないみたいな空気

いい歳して政治には正直関心がない。右左とかどっちもキチガイっぽくてどうでもいいんだけど。

けど、ゆっくりとじっくりと、諦めのようなそんな空気ができている気がして、こわい。

日本人ってこういう「しょうがねえか」な空気にめっぽう流されるよね。

抵抗する人はもちろんいるんだけど、結局は苦しみを甘受して従う大多数の波に飲まれる。

でも戦争だけは絶対に避けたい。そのために議論を重ね運動を起こすことはすごく重要だ。

けど最も重要なのは、「しょうがない」で済ませようとする空気を醸成しないようすることだと思う。

2015-06-06

大事な機会には備えるべき

試験絶対折れないシャーペンを持ち込んだ。

まりました。

結局人を信じるな、という事です。

自分を信じましょう。有事に備えるべきです。

人を疑え、かも。

2015-04-15

http://anond.hatelabo.jp/20150415201652

結構そういうやついるけどNHKにそこまでして金を払いたくないって気持ちがよくわからない

俺はそういうのめんどいしそこまで四六時中見てるわけじゃないけど有事の時とかにあると安心するから無くなるの困るしでさっさと手続きしちゃった

高浜原発 再稼働差し止め仮処分ニュースとそれに対する反応みて思

自然災害を完全に想定した災害対策なんてできっこないんだから原発事故は発生するものとして運用設計した方がよくない?

避難計画建てなきゃいけないような地域にはそもそも人を住まわせない。

運用に当たるチームには専用のシェルターとサブの管理室を用意して有事にはそこに非難する。


「どんな自然災害が発生しても耐える原発をつくる」ってのは研究者とか技術開発者が掲げる目標であって

運用にかかわる連中が掲げる目標じゃないから

運用ルールは最悪の事態を想定して策定するって当たり前のことでしょ?

自然災害に完全対応した運用ルールなんて策定出来ないよ。

だったら、最悪の事態が発生しても被害を広げない立地、周辺環境設備をするのが一番近道でしょ?

それとは別に技術研究自体自然災害に完全対応したものを目指してナンボでもやったらいい。


福島だって未だに福一周辺地域は国土が失われたも同然の状態だけど、それ以外の地域津波被害の復旧に当たってるだけじゃん。

福島の件を元に、天候によって放射能汚染がどういう風に広がるのかを研究して、

それに基づいて原発周辺地域の立ち退きなり、そもそも立ち退きが必要ない地域に建てるなりした方が

よっぽど費用も少なくて済むし建設的でしょ?


無駄議論してても埒明かないんだから原発建てる側がちゃんと考えようよ。

2015-02-10

http://anond.hatelabo.jp/20150210002732

>そこから、更に踏み込んで、集団自衛権朝鮮有事の時に(韓国を守るために)自衛隊後方支援に出すとかいう岸田外相発言とか、自民党統一教会との関係とかは批判すべきだと思うんだけどね。あと、拉致被害者が返ってくる見込みもないのに北朝鮮に援助するとかね。

ネトウヨとして答えておくと朝鮮有事なら日本に危害がある可能性高いので問題ないと思う

村八分でも火事葬式は別なように韓国嫌いでも自国に火の粉が降りかかりそうなら何とかしないと

統一教会創価と比べて小物過ぎて批判するほどの影響力もないという認識(逆に左翼の人がやたら統一言いたがるのが謎)

拉致被害者も交渉裏でやってるんだから現段階で帰ってこないと決めつけれる根拠わからん(騙されてる馬鹿と言いたいなら勝手にどうぞ)

2015-01-24

http://anond.hatelabo.jp/20150124152015

なるほど、このへんの近代国家原則みたいのはよく知らなかったか勉強になった。

もう少しつっこんでみたいんだけど、日本のように億の人がいるような場合は全員の行動を細かく監視なんかしていられないから有事の際は結果に対してのみ対処しなければならないようなケースがあると思う。

例えば、常岡・中田に関しては事前に動きを察知できたので、上の原則に基づき行動を制限することで自己責任私戦なんかを食い止められたけど、後藤に関してはそうはいかなかった。それ以前の湯川もつかまるまでは監視しようがない。

こういうケースに関しては、国民としてその自己責任剥奪されていることを放棄した、というふうに見れたりしないのかな。

2015-01-04

http://anond.hatelabo.jp/20150104192308

有事の際に詰むのを想像すると辛いんでしょう。

会社が潰れたり首になったりした場合

前職で何の実績もなかったらまともなところに再就職はできないことがわかってるから

ありえないけど、会社絶対潰れない・絶対首にしない・給料も下がらない

という条件であれば仕事が暇でも辛くないという人がほとんどだと思うよ。

2014-09-06

http://anond.hatelabo.jp/20140906002043

自民党ブレイン専門家が減った。(そのために有事対処レベルが低下している)事が問題

とくにIT関連は自民党民主党ブレインが不在なのは業界みんなが知っている。

(今の経済界事故をみればわかるようにIT最先端からは遠い(富士通レベルでも))

 

そこから察して 他の業態に関しても専門家が減った。というのが大きいと思う。

ブレインがちゃんとしていれば・・・どのみち日本自民党になるから・・・無難政治になるだろ。

2014-08-24

世界よ終われ。僕は生き残るけど。

最近漫画は、やたらと終末思想じみたものが多い。

人間の半分がゾンビだとか獣人だとか、まあとにかく

日常が突如として非日常に一変し、そこで清濁飲み込んで成長する主人公

みたいなものが大半で、もう、被りまくりである

その割に寄生獣の域を一歩も越えられない。というか、足元にも及んでいない。

僕はこれを読んでいる層と、いわゆるネット右翼は完全にシンクロしているとみている。

彼等の中にあるのは、一言でいうと「終われ、こんな世界である

まるで見通しの立たない自らの不遇が、ご破算になる日を心待ちにしているのだ。

そしてそれを成す為の、現時点で一番現実的手法は「戦争である

戦争ドンパチおっ始まって、核でもなんでも世界中に落ちろと。

とにかく、全てをリセットしたい。それが願いだと思う。

しかし、彼等のイメージの中では、その荒廃した世界の中で、

自分はちゃっかり生き残っている」のである。ここが非常にあつかましい。

政府は、是非ネット右翼の方々のIPアドレスを取得しておき、

有事の際は、いの一番召集令状を出してほしい。

召集令状を断る為の診断書の取り方スレ

が乱立することは間違いない。

もともと、「匿名で表明される立場」に、力などあるはずもない。

しかし、それが大きな塊になり、力を持つ時代環境になってしまった。

心底、恐ろしいと感じる。

2014-07-07

「まず、総理から前線へ」ってやつ

流行のこれ

http://virates.com/society/1330845

これ全然正しくないと思うんだけど

「そーだそーだ!」

みたいになっちゃってる人が多くないか。

そもそも、戦争することになったとして

最高指揮官前線行っちゃったら

その後の作戦とかどうするのよ。

自分前線に行かないから戦争やろうとしてる、っていう視点結構間違ってて

前線じゃないとこで戦えない人が前線にいくわけであって

前線にいない人が戦ってないわけじゃないと思うんだよね

こういうキャッチコピー同意ちゃうような国民が多い時点で

日本戦争したら100%負けるからやめといたほうがいいのは間違いないけど

逆に言えば戦ったら100%勝てる相手がいる、ということは

他国から見て誘惑にしかならない(だって勝てるんだもん)

結論、日本戦争できる国になるということは

最終的に日本が関わる戦争犠牲を増やさないことに繋がるんじゃないかと思うんだけど

こういう考え方はウヨクなんだろうか

あと、軍隊ってさ、必要な時にパッと用意できないものだと思うんだよ。

最低10年くらいは訓練して、兵器の扱いや兵法にも慣れて、それでやっと「犠牲を出さな軍隊」が作れる

例えば今から自衛隊軍隊として意識を改めて訓練しはじめても、仕上がるまでに最低3年くらいはかかると思うんだよ

その決断をズルズル引き伸ばすことは、有事の際に大惨事を起こす可能性を上げるだけだと思うんだよ

誰か反論してくれないか

根無し草引越し

いままで住んでいた部屋が手狭になってきたので、引っ越し検討することにした。

これまで「連帯保証人」が容易に立てられず、そのたびに親や親戚に泣きついてきたが、

近年では「保証人代行サービス」なるものの登場で個人で連帯保証人を立てる必要がなく、

かつ比較的安い追加料金(月々、家賃の1%程度)を払うだけで

わりと気軽に部屋を借りることができるようになってきたらしい。

……が、しかし、「身元保証人」だけは必要だという。

いわゆる、契約者が病気けが、あるいは夜逃げなどで失踪した場合など非常時の際の

連絡する先が「身元保証人」であり、契約時にはそれを確保する必要があるとかなんとか。

担当している管理会社にもよるかもしれないが、この「身元保証人」には

友人・知人のたぐいではだめで、とにかく「親族」でなければならないらしい。

すでに両親は亡くなり、親戚とも十数年以上疎遠という状況になっている今、

親族」が必要というこの条件は非常に困った。

そもそも、そのことは最初仲介を依頼した不動産屋に相談して、

なんとかその状態を提示した上で紹介してもらった物件だったのだが、

入居審査も通り、契約金も支払って一通り契約条項も済んだ後になって、

身元保証人」を立てる必要があるとの説明と、一筆記入する用紙(要 認印)を手渡されたのである

これにはかなり凹んだ。

仲介した不動産屋にも相談を兼ねて文句をいったが、こうなるとどうにもならないと言われ、

泣く泣く一番避けたかった、疎遠になっている親戚に相談することとなってしまった。

正直、金銭的な負担をかけるわけではないが、有事責任を持ってもらうという意味

その親戚に承諾してもらえるかは難しいと思っている。

最悪、引っ越し自体がなくなるかもしれない。

しろそういう責任を周りに課さなくても良いように

諸所の手続きをすすめていただけに、この状況はかなりショックである

ここからはほぼ愚痴になるけど、こういうケースって私だけじゃないと思う。

それこそ年齢を重ね、親兄弟や親戚ですら連絡を取れないという状況というのは

今よりも発生していくはずで、それに対応するプランというものもあってしかるべきのはず。

今回はどうなるかまだわからないが、今後同様の話が発生したら

こんどこそもうどうにもならないかもしれない。

今住んでいるところで死ぬまで住むことも視野に入れて生きて行かなければならないかと思うと

それだけで不安がいっぱいだ。(むろん、賃貸である以上、限界はあると思うが……)



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【追記】

トラックバックありがとうございました。

レスポンスをいただいた方向けに軽く返事をかいてみました。ご興味があれば。

根無し草からの返信(お礼含む)

さらに追記】

最終的にどうなったかを書いてみました。ご興味があれば。

根無し草の引越し(結末)

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2014-07-01

閣議決定全文

2014年7月1日

閣議決定全文

 わが国は、戦後一貫して日本国憲法の下で平和国家として歩んできた。専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国とはならず、非核三原則を守るとの基本方針を堅持しつつ、国民の営々とした努力により経済大国として栄え、安定して豊かな国民生活を築いてきた。また、わが国は、平和国家としての立場から国際連合憲章を順守しながら、国際社会国連をはじめとする国際機関連携し、それらの活動積極的寄与している。こうしたわが国の平和国家としての歩みは、国際社会において高い評価と尊敬を勝ち得てきており、これをより確固たるものにしなければならない。

 一方、日本国憲法施行から67年となる今日までの間に、わが国を取り巻く安全保障環境根本的に変容するとともに、さらに変化し続け、わが国は複雑かつ重大な国家安全保障上の課題に直面している。国連憲章理想として掲げたいわゆる正規の「国連軍」は実現のめどが立っていないことに加え、冷戦終結後の四半世紀だけをとっても、グローバルなパワーバランスの変化、技術革新の急速な進展、大量破壊兵器弾道ミサイルの開発および拡散国際テロなどの脅威により、アジア太平洋地域において問題や緊張が生み出されるとともに、脅威が世界のどの地域において発生しても、わが国の安全保障に直接的な影響を及ぼし得る状況になっている。さらに、近年では、海洋宇宙空間サイバー空間に対する自由なアクセスおよびその活用を妨げるリスク拡散し深刻化している。もはや、どの国も一国のみで平和を守ることはできず、国際社会もまた、わが国がその国力にふさわしい形で一層積極的役割を果たすことを期待している。

 政府の最も重要な責務は、わが国の平和安全を維持し、その存立を全うするとともに、国民の命を守ることである。わが国を取り巻く安全保障環境の変化に対応し、政府としての責務を果たすためには、まず、十分な体制をもって力強い外交を推進することにより、安定しかつ見通しがつきやすい国際環境を創出し、脅威の出現を未然に防ぐとともに、国際法にのっとって行動し、法の支配を重視することにより、紛争の平和的な解決を図らなければならない。

 さらに、わが国自身の防衛力を適切に整備、維持、運用し、同盟である米国との相互協力を強化するとともに、域内外のパートナーとの信頼および協力関係を深めることが重要である特に、わが国の安全およびアジア太平洋地域平和と安定のために、日米安全保障体制実効性を一層高め、日米同盟抑止力を向上させることにより、武力紛争を未然に回避し、わが国に脅威が及ぶことを防止することが必要不可欠である。その上で、いかなる事態においても国民の命と平和暮らしを断固として守り抜くとともに、国際協調主義に基づく「積極的平和主義」の下、国際社会平和と安定にこれまで以上に積極的に貢献するためには、切れ目のない対応を可能とする国内法制を整備しなければならない。

 5月15日に「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会から報告書が提出され、同日に安倍晋三首相記者会見で表明した基本的方向性に基づき、これまで与党において協議を重ね、政府としても検討を進めてきた。今般、与党協議の結果に基づき、政府として、以下の基本方針に従って、国民の命と平和暮らしを守り抜くために必要国内法制を速やかに整備することとする。

 1 武力攻撃に至らない侵害への対処

 (1)わが国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増していることを考慮すれば、純然たる平時でも有事でもない事態が生じやすく、これによりさらに重大な事態に至りかねないリスクを有している。こうした武力攻撃に至らない侵害に際し、警察機関自衛隊を含む関係機関基本的役割分担を前提として、より緊密に協力し、いかなる不法行為に対しても切れ目のない十分な対応を確保するための態勢を整備することが一層重要課題となっている。

 (2)具体的には、こうしたさまざまな不法行為対処するため、警察海上保安庁などの関係機関が、それぞれの任務権限に応じて緊密に協力して対応するとの基本方針の下、おのおのの対応能力を向上させ、情報共有を含む連携を強化し、具体的な対応要領の検討や整備を行い、命令発出手続きを迅速化するとともに、各種の演習や訓練を充実させるなど、各般の分野における必要な取り組みを一層強化することとする。

 (3)このうち、手続きの迅速化については、離島の周辺地域等において外部から武力攻撃に至らない侵害が発生し、近傍警察力が存在しない場合警察機関直ちに対応できない場合武装集団の所持する武器等のために対応できない場合を含む)の対応において、治安出動や海上における警備行動を発令するための関連規定適用関係についてあらかじめ十分に検討し、関係機関において共通の認識確立しておくとともに、手続きを経ている間に、不法行為による被害が拡大することがないよう、状況に応じた早期の下令や手続きの迅速化のための方策について具体的に検討することとする。

 (4)さらに、わが国の防衛資する活動に現に従事する米軍部隊に対して攻撃が発生し、それが状況によっては武力攻撃にまで拡大していくような事態においても、自衛隊米軍が緊密に連携して切れ目のない対応をすることが、わが国の安全の確保にとっても重要である自衛隊米軍部隊連携して行う平素からの各種活動に際して、米軍部隊に対して武力攻撃に至らない侵害が発生した場合を想定し、自衛隊法第95条による武器等防護のための「武器の使用」の考え方を参考にしつつ、自衛隊連携してわが国の防衛資する活動(共同訓練を含む)に現に従事している米軍部隊武器等であれば、米国要請または同意があることを前提に、当該武器等を防護するための自衛隊法第95条によるものと同様の極めて受動的かつ限定的必要最小限の「武器の使用」を自衛隊が行うことができるよう、法整備をすることとする。

 2 国際社会平和と安定への一層の貢献

 (1)いわゆる後方支援と「武力の行使との一体化」

 ア いわゆる後方支援と言われる支援活動それ自体は、「武力の行使」に当たらない活動である。例えば、国際の平和および安全が脅かされ、国際社会国連安全保障理事会決議に基づいて一致団結して対応するようなときに、わが国が当該決議に基づき正当な「武力の行使」を行う他国軍隊に対してこうした支援活動を行うことが必要場合がある。一方、憲法第9条との関係で、わが国による支援活動については、他国の「武力の行使と一体化」することにより、わが国自身が憲法の下で認められない「武力の行使」を行ったとの法的評価を受けることがないよう、これまでの法律においては、活動地域を「後方地域」や、いわゆる「非戦闘地域」に限定するなどの法律上の枠組みを設定し、「武力の行使との一体化」の問題が生じないようにしてきた。

 イ こうした法律上の枠組みの下でも、自衛隊は、各種の支援活動を着実に積み重ね、わが国に対する期待と信頼は高まっている。安全保障環境さらに大きく変化する中で、国際協調主義に基づく「積極的平和主義」の立場から国際社会平和と安定のために、自衛隊が幅広い支援活動で十分に役割を果たすことができるようにすることが必要である。また、このような活動をこれまで以上に支障なくできるようにすることは、わが国の平和および安全の確保の観点からも極めて重要である

 ウ 政府としては、いわゆる「武力の行使との一体化」論それ自体は前提とした上で、その議論の積み重ねを踏まえつつ、これまでの自衛隊活動の実経験国連集団安全保障措置の実態等を勘案して、従来の「後方地域」あるいはいわゆる「非戦闘地域」といった自衛隊活動する範囲をおよそ一体化の問題が生じない地域に一律に区切る枠組みではなく、他国が「現に戦闘行為を行っている現場」ではない場所実施する補給、輸送などのわが国の支援活動については、当該他国の「武力の行使と一体化」するものではないという認識を基本とした以下の考え方に立って、わが国の安全の確保や国際社会平和と安定のために活動する他国軍隊に対して、必要支援活動実施できるようにするための法整備を進めることとする。

 (ア)わが国の支援対象となる他国軍隊が「現に戦闘行為を行っている現場」では、支援活動実施しない。

 (イ)仮に、状況変化により、わが国が支援活動実施している場所が「現に戦闘行為を行っている現場」となる場合には、直ちにそこで実施している支援活動を休止または中断する。

 (2)国際的平和協力活動に伴う武器使用

 ア わが国は、これまで必要な法整備を行い、過去20年以上にわたり、国際的平和協力活動実施してきた。その中で、いわゆる「駆け付け警護」に伴う武器使用や「任務遂行のための武器使用」については、これを「国家または国家に準ずる組織」に対して行った場合には、憲法第9条が禁ずる「武力の行使」に該当する恐れがあることから国際的平和協力活動従事する自衛官武器使用権限はいわゆる自己保存型と武器等防護に限定してきた。

 イ わが国としては、国際協調主義に基づく「積極的平和主義」の立場から国際社会平和と安定のために一層取り組んでいく必要があり、そのために、国連平和維持活動(PKO)などの国際的平和協力活動に十分かつ積極的に参加できることが重要である。また、自国領域内に所在する外国人保護は、国際法上、当該領域国の義務であるが、多くの日本人海外活躍し、テロなどの緊急事態に巻き込まれる可能性がある中で、当該領域国の受け入れ同意がある場合には、武器使用を伴う在外邦人の救出についても対応できるようにする必要がある。

 ウ 以上を踏まえ、わが国として、「国家または国家に準ずる組織」が敵対するものとして登場しないことを確保した上で、PKOなどの「武力の行使」を伴わない国際的平和協力活動におけるいわゆる「駆け付け警護」に伴う武器使用および「任務遂行のための武器使用」のほか、領域国の同意に基づく邦人救出などの「武力の行使」を伴わない警察的な活動ができるよう、以下の考え方を基本として、法整備を進めることとする。

 (ア)PKO等については、PKO参加5原則の枠組みの下で、「当該活動が行われる地域の属する国の同意」および「紛争当事者の当該活動が行われることについての同意」が必要とされており、受け入れ同意をしている紛争当事者以外の「国家に準ずる組織」が敵対するものとして登場することは基本的にないと考えられる。このことは、過去20年以上にわたるわが国のPKO等の経験から裏付けられる。近年のPKOにおいて重要任務と位置付けられている住民保護などの治安の維持を任務とする場合を含め、任務遂行に際して、自己保存および武器等防護を超える武器使用が見込まれる場合には、特に、その活動性格上、紛争当事者の受け入れ同意安定的に維持されていることが必要である

 (イ)自衛隊部隊が、領域政府同意に基づき、当該領域国における邦人救出などの「武力の行使」を伴わない警察的な活動を行う場合には、領域政府同意が及ぶ範囲、すなわち、その領域において権力が維持されている範囲活動することは当然であり、これは、その範囲においては「国家に準ずる組織」は存在していないということを意味する。

 (ウ)受け入れ同意安定的に維持されているか領域政府同意が及ぶ範囲等については、国家安全保障会議(NSC)における審議等に基づき、内閣として判断する。

 (エ)なお、これらの活動における武器使用については、警察比例の原則に類似した厳格な比例原則が働くという内在的制約がある。

 3 憲法第9条の下で許容される自衛の措置

 (1)わが国を取り巻く安全保障環境の変化に対応し、いかなる事態においても国民の命と平和暮らしを守り抜くためには、これまでの憲法解釈のままでは必ずしも十分な対応ができない恐れがあることから、いかなる解釈が適切か検討してきた。その際、政府憲法解釈には論理的整合性と法的安定性が求められる。したがって、従来の政府見解における憲法第9条解釈基本的論理の枠内で、国民の命と平和暮らしを守り抜くための論理的帰結を導く必要がある。

 (2)憲法第9条はその文言からすると、国際関係における「武力の行使」を一切禁じているように見えるが、憲法前文で確認している「国民平和的生存権」や憲法第13条が「生命、自由および幸福追求に対する国民権利」は国政の上で最大の尊重必要とする旨定めている趣旨を踏まえて考えると、憲法第9条が、わが国が自国平和安全を維持し、その存立を全うするために必要自衛の措置を取ることを禁じているとはとうてい解されない。一方、この自衛の措置は、あくま外国武力攻撃によって国民生命、自由および幸福追求の権利根底から覆されるという急迫、不正事態対処し、国民のこれらの権利を守るためのやむを得ない措置として初めて容認されるものであり、そのための必要最小限度の「武力の行使」は許容される。これが、憲法第9条の下で例外的に許容される「武力の行使」について、従来から政府が一貫して表明してきた見解の根幹、いわば基本的論理であり、1972年10月14日に参院決算委員会に対し政府から提出された資料「集団的自衛権憲法との関係」に明確に示されているところである

 この基本的論理は、憲法第9条の下では今後とも維持されなければならない。

 (3)これまで政府は、この基本的論理の下、「武力の行使」が許容されるのは、わが国に対する武力攻撃が発生した場合に限られると考えてきた。しかし、冒頭で述べたように、パワーバランスの変化や技術革新の急速な進展、大量破壊兵器などの脅威等によりわが国を取り巻く安全保障環境根本的に変容し、変化し続けている状況を踏まえれば、今後他国に対して発生する武力攻撃であったとしても、その目的、規模、態様等によっては、わが国の存立を脅かすことも現実に起こり得る。

 わが国としては、紛争が生じた場合にはこれを平和的に解決するために最大限の外交努力を尽くすとともに、これまでの憲法解釈に基づいて整備されてきた既存国内法令による対応や当該憲法解釈の枠内で可能な法整備などあらゆる必要対応を取ることは当然であるが、それでもなおわが国の存立を全うし、国民を守るために万全を期す必要がある。

 こうした問題意識の下に、現在安全保障環境に照らして慎重に検討した結果、わが国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず、わが国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これによりわが国の存立が脅かされ、国民生命、自由および幸福追求の権利根底から覆される明白な危険がある場合において、これを排除し、わが国の存立を全うし、国民を守るために他に適当手段がないときに、必要最小限度の実力を行使することは、従来の政府見解基本的論理に基づく自衛のための措置として、憲法上許容されると考えるべきであると判断するに至った。

 (4)わが国による「武力の行使」が国際法を順守して行われることは当然であるが、国際法上の根拠と憲法解釈区別して理解する必要がある。 Permalink | 記事への反応(1) | 22:48

2014-06-16

はてなブックマーク - 【W杯】痴漢に遭うのは渋谷に行く女が悪い【自業自得】 - Togetterまとめ

こんなん集団心理やん。

これで予備軍言うて切り捨てたら話進まんやろ。

集団心理 - Wikipedia

誰でも予備軍、これな。人個人の素質やない、状況シチュエーションな。

で、予備軍言うてなんか言うたでこれ俺予備軍違うしならへんからな絶対~な気分になる前に、なったとき対策考えんとな。

なんかあるかな



で、これすると

集団パニック - Wikipedia

なるんやけど、


なったとき対策考えんとな。

なんかあるかな


あなる前に対策するってのが賢い感じやね。


あと「被害者が悪い」とは一切書いてないの注意しといてや、そこのオッチョコチョイさん。

2014-06-01

集団的自衛権問題の論点について

そろそろ集団的自衛権問題について自分立場をちゃんと整理しておかないとどこかで選択を迫られる局面が訪れそう。

ということでまず論点を整理しておこうと思ったのだが、以下のような論点以外のものはあるのだろうか。


まず「集団的自衛権」の定義あるいは根拠は、次のもののようだ。


国連憲章でうたわれる主権国家として以下の権利

自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃をされていないのにもかかわらず、実力をもって阻止する権利


そして過去日本政府公式的な立場は、以下のようなものだった。


◎「主権国家として集団的自衛権権利として保有するが、これを行使することはしない」


今回の話は、憲法改正を経ることなく、憲法解釈の変更により集団的自衛権行使できるようにする、というテーマ。そう理解しているが、そこにどういう問題があるかについて考えていくと、いろんな側面が絡み複雑すぎてよく分からない。ちょっと検討してみただけでも次のような側面と立場があるような気がする。


1)手続きとしての憲法との整合性論(憲法解釈の側面)

   ○の立場:現憲法下では自衛権範疇を明確に規定していない以上、国際環境に合わせて自衛範疇の幅を広げることに矛盾は起きない。

   ×の立場憲法における「自衛権」には、発動の三要件(我が国に対する急迫不正侵害代替手段の欠如、自衛必要な限度に限定)があり、集団的自衛権はこれに抵触するので矛盾が発生する。


2)国家安全保障上の有利不利論(まだ見ぬ将来にわたる損得の側面)

   ○の立場国際社会での孤立を招かないことが安全保障の最たるものであり、その観点からすると、国連軍への積極的な貢献ができるようにすること、また日本有事の際に同盟から防衛協力を得るためにも現在の片務状態でなく、双務状態であることが必要

   ×の立場他国の紛争状況に同盟であるだけで巻き込まれる恐れがあり、不要な危機を日本に招くだけである


3)目先の危機への対応今そこにある危機対策の側面)

   ○の立場中国海軍東シナ海南シナ海でのプレゼンスを広げ、衝突をも辞さずの態度をとっている以上、日本一国だけでなく、関連諸国での共同作戦、つまり必要に応じて南シナ海へ協力出動ができるようにし、包囲網を敷いていかなければならない。そのために必要

   ×の立場日本軍事力がその軍事的発動として外に出れるようになった時点でアジア諸国から疑いの目で見られる。むしろ日本が包囲される結果になるので不利となる。


他には?

2014-05-16

http://anond.hatelabo.jp/20140516180218

うそう!自衛官に限らず、行くところないから仕方なく今の仕事をしてる奴だって一杯いるのにね。

食べるあてがないから仕方なく選択肢のない仕事をこなしてる奴も一杯いるのにね。

職業に対する幻想破壊するな」とか「その幻想を維持するのがお前の仕事だ」とか、ここ匿名掲示板だってのに、無関係無責任外野どもが、給料に含まれない仕事まで押し付けてくるよね。うんうん分かるよ分かる。すっごぉぉぉぉく分かる。違う仕事だけど全く同じ経験たからね。

大丈夫だよ。同じように思ってる自衛官たぶんウンッザリする程居るから

転職の自由がきかない奴と、格好つけて死にに行く偽善者のバカ以外は、全員除隊希望するはずだよ。

実践投入が具体化したら、皆手を挙げて隊を去り始めるから、その時に大勢にさっと紛れ込めばいいよ。

有事の為に国民血税で育成されてきたのに」「恩知らず」「非国民」「売国奴」とか隊内から言われても気にする必要ないよ。

言ってる奴らは逃げ場ないだけだから。本当は逃げたいのにね。

自分の国の事をあまり悪く言いたくはないが。日本人て、なんていうか、冷たい水に入れたカエルゆっくり少しずつ煮ていくというか、「本当は大事なのにそうでもないように見せつつ、何の覚悟もできてない生贄をいきなり屠殺場に連れて行く」みたいな空気作りが本当に上手いからね。

それに騙されちゃいけないよ。

2014-04-21

ヘンな話し馬鹿

俺は港区タワーマンションで優雅に暮らす起業家だ。

しかし、実は知り合いの社長から1200万借金していて家計は火の車だ。

そんなカツカツの暮らしをしている最中に気がついた法則を、ここ増田で共有しよう。

有事項⇒「ヘンな話し○○」という言葉を使うやつは馬鹿

まあ一概には言えないけど俺の統計上では、

「ヘンな話し○○」という言葉を多く使うやつ程ばか。

使う頻度と馬鹿さ加減は奇麗に比例している気がする。

あなたの周りの人間どうでしょうか?

2014-02-14

そもそも徴兵制平時の頭数を減らすための制度じゃないかな

常に頭数が必要、とか海外展開します、ってことな札束でひっぱたいて正社員として教育コスト掛けてくほうが楽よね、と。

徴兵制の最大の強みというのは、ガンガン若者とってガンガン除隊させることで、予備役を大量に社会に確保できること。

有事になってからかき集めて、平時の規模に比べて何倍もの兵力を得ることができるわけ

教育コスト無駄、というよりは総力戦のための積立てなのよ。

から国家の存亡をかけた最終戦争、みたいなのとそこそこ不可分なもんだと思うよ

アメリカにお付き合いして戦争行こうよ、みたいなノリなら志願制でやったほうが政権への批判減るのは間違いないし

追記:カギカッコひとつでも書いといた方がよかったのかな。そういう総力戦()志向しないとと成り立たんような今んとこ要らないもの

左翼さんがたは軍靴の音で乗っかるのが普通に正しいし、そこをちゃんと正面からやり続けることをネトウヨとしては支持するよ、と

合理性がどうたらとか戦線拡大して屁理屈こねるよりもさ

2014-02-03

http://anond.hatelabo.jp/20140203172016

全然横だけど、中国有事の際に対日本に動員できる兵力の3割から半分程度いれば、少なくともおいしい侵略はさせないよ。

労多くして、利が薄ければ経済的な判断によれば、あきらめる可能性が高い。

エルサレムみたいな事情尖閣にあれば別だけどね。

逆に、中国周辺海域の無防備な島はどんどん実効支配しているよ。

2014-01-17

永遠の0に際して

永遠の0の作者なあ……。いっそのこと、思想的には対極の位置にありながら築き上げた業績では足の爪にも及ばない宮﨑駿に対して反旗を翻したのち、著作よろしく華麗に玉砕などして存在感永遠に0になったら超面白いと思いましたが、映画大ヒットの報を拝見するかぎりそれも難しい様相で、なんとも盛り上がりません。

http://biz-journal.jp/2013/09/post_2979.html

この記事によれば「風立ちぬ」をべた褒めしたところパヤオからこれ以上ないカウンターフルボッコ、という状況です。それについてのリアクション寡聞にして知らない。そもそもパヤオに対する反骨の相もあるのかないのか……あるいはガン無視でしょうか。このテの人材がこうもボロクソ言われたら自尊心が刺激されないわけが無いのだが……。

さて、俗にいう“特攻”、自国民の消耗にもとづいた戦法を肯定的にとらえようとしている時点でコイツの視座が現実から乖離して形而上的ステージへと突入しつつあるのは明快であります特攻を美化し、賛美したものを書物にしたため、売り物にしてお金を儲けている。劇中でも「史実を知らない現代若者」に蔑視まなざしを向ける配慮も忘れないと聞きます映画は大ヒットだそうですから、さぞおいしいもの毎日たくさん食べているのでしょう。戦没者300万人をおかずに供して日本人の感動を誘い、その涙とともにこぼれ落ちたお金の力を使って召し上がる食事の味とは、果たしてかばかりのものか……。“第二次大戦中における日本戦没者のおよそ5割は餓死”という話とあわせて考えると大層感慨深いものがあります

そのような彼の勢いはツイッターでもとどまるところを知らず、やたらと威勢のよい佞言を垂れ流してリツイートを稼いではえびす顔、というわけですからいよいよもって香ばしい。俺は当初、これほどの大ヒットを叩きだした小説家なのだから賛否両論あるにせよ洞察に満ちた示唆ツイッターでも与えてくれるのだろうとおもっていたが、彼のツイートからプンプン漂ってくるのはネトウヨフレーバーの小物感でした。なに、これ。ただのクソウヨじゃないか……。彼の著作はゼロ戦モノなのに、申し合わせたように嫌韓嫌中というのも見逃せません。

これが、この人物こそが、本邦で話題沸騰中の小説家その人である

この煉獄めいた事実には絶望諦観を禁じ得ません。水嶋ヒロの話題で盛り上がるほうが5億倍マシだ……。

――敗戦濃厚な状況下にあって、それでも敵に立ち向かわねばならないという時に“お国のために命を捨てる”ということが美しいのか、あるいは愚かしいのか、そんなもの平和と飽食のなかに生まれ育った俺が一言に断じることは出来ません。が、国家という視点で眺めてみると、替えの効かない人間100%使い捨てる「特攻」という手段が戦略的にはあきらかな悪手であり、絶対に死ぬという前提のもとで14,000名もの人的資源を消費してなお局面を打開することかなわず敗戦に至った、その現実を忘れてはなりません。

特攻しても、日本、守れなかったからね?

ところで、戦地に赴く兵員も守られるべき国民の一部です。まともな軍隊無意味な命の消耗を決して行いません。生還が期待できない作戦に従事させるなどありえないと聞きます。なればこそ、最低限の技術すら充分に仕込まず、戦略的確信もロクにないまま、垂れ流すように人間を消費していった大日本帝國という組織が、もはやマトモに判断する頭を持っていなかったのは想像に難くない。というかそんなもん作戦でもなんでもなくて、呪術か狂信の域です。氾濫した川に人柱を捧げるとか、そういう次元の愚行。20世紀の話ですよ? そんなクソ『作戦』に殉じて死んでいった人間を「護国の英霊」だなんだと奉じてただただ祀り上げたり、「日本を護ってくれてありがとう」などと謝意を述べたりするのは、まず現実に即していないという意味において死者の耳に届くものではありません。

繰り返しますが日本敗戦しております

特攻では日本を守ることが叶いませんでした。われわれは、国を挙げた狂乱の最も哀れな犠牲者である彼らについて、ただただ哀悼の意を捧げるしかありません。まったくの非論理性に基づいて死んでいくことを強いられた彼らについて、国に身をささげて護ってくれた偉人だと位置づけるのは、どう取り繕ったところで美化だし、また身勝手にも程があります

もし靖国神社におもむいたなら、特攻で死んでいった霊前に際して感じるべきは、決して感謝の意のたぐいであってはならない。ましてや参拝者自身のナショナリズム(笑)のズリネタとするなどもってのほかです。お前自身の事なんざどうだっていいわ。われわれは彼らに対して『あなたがたのような無意味犠牲を今後二度と生み出すことのないよう、いついかなる時においても冷静な判断力を保持し続けるべく不断努力をする』と誓わねばなりません。彼らの無意味な死に意味を与えたいのなら、彼らの教訓から悪い部分を点検・評価をし、処置改善を施し、よりよいみちすじを計画し、そして実行する。そうやって戦後の我々がつねに賢く在ることで、彼らに報いねばなりません。それができなかったからこそ戦前日本はあれほどの愚を犯したのだから

――とは申せ、この国においては困難に取り組む姿勢努力のものが崇高であって結果は二の次三の次、という精神論が未だに根強いので、自爆攻撃が二度と繰り返すべきではない馬鹿げた愚行だと確信するにいたるのは少々先の話だとは思うのだけれども。とりあえず日本人特攻隊員を美しく思っているうちは、いまなお旺盛なサービス残業はきっと無くならないでしょう、残念ながら。ていうかよくポツダム宣言なんて受諾できたもんだな日本……。

そんなウワサの永遠の0さんですが、述べたようにツイッターの閉じた輪っかの中で自らの考えを発信しては、同好の士(と書いてネトウヨと読む)のさんざ輻輳しきった肯定のレスポンスを受け取ってほっこりしているようでありますRTとfavの数字だけみたらまぁよくも次々と数百RTを連発するなあという感じですが、実際のところ汚泥汚泥と混じりあって発酵していく毒の沼地のような醜悪さです。日夜この国のトラフィックを増大させてプロバイダの業務を1%くらい煩雑にしておりますが、その様子はナメクジ同士の交歓にも似た淫靡さで、読んでて正直恥ずかしい。とあるツイートなどでは『有事の際には9条論者を最前線に立たせ、彼らの物言い戦争を止められるかどうか眺めればいい』などと超ドヤ顔で言いだす香ばしさ。うーん、これは上手いことを言ったつもりなのかな? たいへん粘着味あふれる皮肉センスで小生は惚れ惚れいたします。膨れ上がった自尊心が伺えます。かようなトラフィック上のクソですら、山ほどの(とはいえ3ケタ程度の)RTをされてしまう魔のフィードバックに取り囲まれた裸の王様こと氏は、お勤め時代ならいざしらず、今はもう自分の見たいものだけを見て生きているに相違ありますまい。実に幸せそうです。人間かくあるべきというお手本のような状況です。われわれ日本国民は、かの映画を見ることでこんなおもしろ人材を養っているのだという現実にそろそろ向き合う覚悟必要でしょう。くわばらくわばら。

――以上は多少のオブラートに包んだ物言いでしたが、ただいまの気持ちに偽りなく申し上げるならば、先の大戦からこのようなスイーツ受けする感動話(笑)しか導きだせないこのようなボケナスは、有事の際においてまず靖国ならびに千鳥ヶ淵で1億回陳謝ののち速やかに最前線に赴き、一億火の玉嚆矢と成り果てて欲しいと思った。氏の著書に感銘を受けたフォロアーが80人くらい同行するかもしれませんし。

映画の方ですが、あんな見え見えの地雷をだれが踏むかって感じなので5億円くれたら見たいです。ツイッター感想をつぶやいた人々がおおむねスイーツ(笑)層とジャニオタ人材である点には少しホッとしています。単純に「泣ける感動モノ」という文脈で受け止めているようです。とりあえず、根底うごめくクソウヨ史観に運悪く感染してしまったインフェクテッドがそう多く見受けられないのは不幸中の幸いでしょう。人々はいまだ中庸なり。多分。

2013-12-27

サヨクの皆様!「戦争をできる国にする気かー!」をもっと唱えましょう!!

戦争をできる国にする気カー!』

…という現政権への批判をよく聞きますが、

私は、これを最近、好ましく思うようになって参りました(笑)

何故なら、そうおっしゃる方々は、今の日本体制では、『防衛戦すらままならない国』であるという現実をきちんと認識しておられるんですね・・・

しろ、当たり前の価値観を持つ一般の方々に、「防衛戦が行える国」と「防衛戦すらままならぬ国」のどちらが良いですか?…と、多いに逆宣伝して下さっている人達であるように見えてきた為です(笑)


日本周辺を取り巻く隣国らの軍事拡張路線、数百機ともいわれる核兵器ミサイル数(是非、調べてみて下さい!)、

憲法九条という「相手の好きなタイミングでいつでも攻撃ができ、初撃は日本の国土内で必ず甘んじて受けなければいけない」…という最凶の軍事縛り法律

自衛隊という名の、あくま警察+αでしかない、ポジティブリスト(行動選択肢範囲が、限りなく狭い)内でしか動けぬ防衛戦力。


・・・などなど、上げ出すと切りがないのですが、このままでは防衛戦も独力ではままならぬ状態で、戦争に巻き込まれてしまう国、という最悪の状態を保ったまま、有事に立ち向かわなければ、ならなくなる事でしょう。



是非とも、工作員の皆様方!

戦争をできる国にする気かー!!」言説を、もっともっと流行らせて頂くようお願い申し上げます

2013-12-15

報道抑制されるべきだ!…いや、抑制は求めていない

発言→撤回→発言→撤回→発言→撤回→発言?

 

あの目つきの悪い男

もう自分でなにを言っているのか

けがからなくなっているんじゃないか

 

立ち止まって考えるのはよい

だけど与党指導者が立ち止まるのは国民にとって迷惑

あの男は精神的動揺で判断力が低下している

精神の弱い男が有事の時に対応できるとは思えない

 

こんなブレ男を安倍ちゃんはなぜ信用したのか

責任をとってもらいたいもの

 

特定秘密保護法を巡る自民党の石破幹事長の言動が揺れている。

すでに2度発言を訂正しており、政府与党からも石破氏の発言ぶりを懸念する声が広がっている。

石破氏は14日に出演した読売テレビ番組で、「(特定秘密保護は)ものすごく思い入れを持っている分野。思いが強すぎるのかもしれない。自分立場認識し、立ち止まって振り返って考えないといけない」と反省の弁を述べた。

 石破氏は11日に日本記者クラブ記者会見で、特定秘密を巡る報道について「国の安全が危機にひんするなら、抑制されるべきだろう」と語った後、すぐに記者団に「抑制は求めていない」と釈明した。ただ、翌12日のラジオ番組でも「(報道は)処罰の対象にならない。でも、(報道の結果)大勢の人が死にましたとなると、どうなるのか」と述べた。これに先立ち、11月29日にも自らのブログで、国会周辺の反対デモを「テロ本質で変わらない」と指摘した。批判を浴び、12月2日に撤回したばかりだった

2013年12月15日09時06分読売新聞 思い強すぎる?揺れる石破発言…秘密保護法巡り)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131215-OYT1T00189.htm?from=ylist

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