2014-08-24

世界よ終われ。僕は生き残るけど。

最近漫画は、やたらと終末思想じみたものが多い。

人間の半分がゾンビだとか獣人だとか、まあとにかく

日常が突如として非日常に一変し、そこで清濁飲み込んで成長する主人公

みたいなものが大半で、もう、被りまくりである

その割に寄生獣の域を一歩も越えられない。というか、足元にも及んでいない。

僕はこれを読んでいる層と、いわゆるネット右翼は完全にシンクロしているとみている。

彼等の中にあるのは、一言でいうと「終われ、こんな世界である

まるで見通しの立たない自らの不遇が、ご破算になる日を心待ちにしているのだ。

そしてそれを成す為の、現時点で一番現実的手法は「戦争である

戦争ドンパチおっ始まって、核でもなんでも世界中に落ちろと。

とにかく、全てをリセットしたい。それが願いだと思う。

しかし、彼等のイメージの中では、その荒廃した世界の中で、

自分はちゃっかり生き残っている」のである。ここが非常にあつかましい。

政府は、是非ネット右翼の方々のIPアドレスを取得しておき、

有事の際は、いの一番召集令状を出してほしい。

召集令状を断る為の診断書の取り方スレ

が乱立することは間違いない。

もともと、「匿名で表明される立場」に、力などあるはずもない。

しかし、それが大きな塊になり、力を持つ時代環境になってしまった。

心底、恐ろしいと感じる。

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