はてなキーワード: 暖かいとは
事件・事故に巻き込まれないよう、恋愛・セックスはあるものして、
出来たら幼稚園〜小学校5年くらいまでに性教育を済ましておくのが望ましいと思う
少女マンガも禁止するならわかるけど少女マンガはかわいいね❤︎で禁止しないで
ましてやネットには直接的な性描写のあるポルノで溢れかえっているからな
というか意識高いご家庭は今も昔も割とちゃんと性教育やる。それが親の当たり前の役目だからだ
お前ら子どもが出来る過程をいつ知った?(anond:20210630183036)
> 小学校の道徳で精子が雌の体内に入って受精すると子どもが出来ると学んだ。じゃあ、どうやって体内に入るのか。疑問になって先生に聞いたが適当にはぐらかされた。なので俺はずっと> 精子というのは汗のように分泌されて、共同生活してると偶発的に雌の体内に入るのだと思った。
> 高学年のクリスマスに親から人体について解説した本をもらった。そこに子どもが出来る過程が描かれていた。勃起した男根を女性器に挿入し前後することで受精すると、イラスト付きで解説されていた。
でも当たり前だっていうと、腐女子とか自称フェミニスト(腐女子兼ねることが多い)で
性嫌悪で自分のセックスの選択から逃げている人が発狂するんだよな(見本:anond:20210702053236)
彼女たちの中でセックスは "させてあげるもの" で "義務" なので発狂するほか無いんだよな
彼女たちにとってセックスは自己決定で楽しく行うものではなく、
"恋人" "妻" という肩書きを得る為に、直球で "(理解ある彼くん等に) 養って貰うために"
そして平然と子どもなんて産みたくなかったって言い放つ
見本 ↓
「夫が子供欲しがったから産んだだけ」「子供なんか産まない方がいいぞ」でしかないんだよね。
こんな事言ったらもろ毒親だけど。
だからそういう強制力がなくなった今の若い世代には「セックスなんかしなくていい」「結婚なんかしなくていい」「子供なんか産まなくていい」しか言う事ない
こんなの「正しい」教育ではないが
その上で自分はBLなどの自己逃避エロに逃げたり、ネットに自己逃避エロを撒き散らす
より深刻なのは自分のエロを含んだ推し活アカウントに子どもの情報を載せたり、
性嫌悪から子どもの着飾りや性の目覚めに干渉する。マジでまとめて親権停止すべき
母親は息子の着飾りも冷やかす?
今は離れて暮らしてるけどうちの母はいわゆる子の身なりへの関心を茶化すタイプだった。 同性だとまあよく聞く話だけど息子も言われるもの? 素朴な疑問
『凄いスピードで大人の男性になっていく』息子が親は嬉しくて、
同時にいつも少し寂しくて涙が出そうだから、冗談めかして誤魔化してるのですよ。
もしお母さんもそうなら、それでも貴方が感じるものは苦痛ですか?
「色気付いてる」の向こうにあるものを知ったら、傷だと思ってたものは瞬く間に癒えて、違う暖かいものになるのではないでしょうか?
2児の母としての意見ですが…
お母様も自分の息子が成長してオトコになって嬉しいけど、素直に嬉しいっと言ってあげらないのかもしれません。
夜間に仕事しているみなさまにお伝え。夜勤、裁量労働制、残業、自営、単に趣味、いろいろ理由あると思う。ご大変様です。自身もそうなのだが
で、夜に「暖かいもの」食べたいけど、もう店がない、外でることができない、もしくは面倒、という際は宅配となると思うのだが、「ガスト」が最強という結論に至った。UberEats よりも、宅配館よりも、そこらの蕎麦屋よりも、である。その理由を詳説する
前述、サービス料だの、配達料だの、遠隔手当だの、チップだの、不明な料金がない
メニューを見るだけで料金がわかる。結局いくらなの? ということがない
配達最低料金が 1,000円 (昼間は 1,500円) これはひとりぶんだけを頼むには大きい要素
サラダ150-700円
弁当400-800円
これは最近知った。キッズなんとかプレートとかいって、500円でポテト、から揚げ、ウインナーなどのつまみに加えて、カレーやネギトロ丼などもあり。これ本当に子供向けなのか?
火を通したお魚のメニューが極端に少ない(というか2種しかない)
考えたけど他には特にない
・ファミレスの宅配ってご飯(お米)おいしくないんじゃないの?
そうでもない。レンジでチンするコンビニのご飯よりは相当マシなのは当然として、
町のお弁当屋さんぐらいの水準か、それ以上。ここにコスト投入してるのはたぶん考えあってのことだと思う
なお、おかずの味付けに対しては好みあると思う。やや薄味
・自炊すればー
そういう状況下でない話の場合をしている
・一食1,000円とかふざけるなブルジョア
今すぐ全部食べる必要はないので、組み合わせで、明日の朝ご飯や昼ご飯にすることも想定してはどうか
最悪、お茶やコーラなどの飲み物(170円(税込)程度)、タバスコ(200円)などで帳尻をあわせることもできる
・飽きる
飽きるかも
まともな人間は語る場所を選ぶというのが理解できないのは知能の問題と言わざるを得ない
かまって欲しいが故に盛大に盛ったり辻褄合わないこと書いたりするけど
例えばこの増田 ↓
子どもの着飾りや性への関心に干渉する病気な母親が多いが(より深刻なのは乳幼児の性器の写真集作ろうとしたり)
『凄いスピードで大人の男性になっていく』息子が親は嬉しくて、
同時にいつも少し寂しくて涙が出そうだから、冗談めかして誤魔化してるのですよ。
もしお母さんもそうなら、それでも貴方が感じるものは苦痛ですか?
「色気付いてる」の向こうにあるものを知ったら、傷だと思ってたものは瞬く間に癒えて、違う暖かいものになるのではないでしょうか?
とか書いてる増田いたが同様のことをネタじゃなく言ってる基地外はいくらでもネットで観測出来るぞ
アメリカの副大統領夫人がテレビでインタビューを受けるんだけど、「子供を作らない理由」をインタビュアーにしつこく質問される。
もちろん事前に答えをきっちり準備してサラッと返すんだけど、「それ他の番組でも言ってますよね?」と言われ、交わしても交わしても攻勢がやまず、ついに重大な秘密を話す、という回。
どうしてそんなひどいことが出来るの?
子供が欲しい派が大多数なことも、子供を産むことが素晴らしいことだというのも分かる。
でも、皆子供が欲しい人に「なんで?」ってわざわざ聞かないじゃん。
それなのに子供が欲しくないって言うと「なんで?何か嫌なことでもあったの?」とか聞いてくる。
ねえ、それってすごくプライベートで、すごくセンシティブな話題だって分かってる?
どうして子供が欲しくない、作らないことを選択したというだけで、まるで人類の罪の言い訳をするかのような気持ちにならなきゃいけないの。さっぱり分からない。
子供を作る自由があるなら子供を作らない自由もあるべきだし、それはその夫婦が決めることであって、どうして口出しするんだろう。
以下、これまでに周りの人間から言われたことと、それに対する気持ち。
-----------------
私は子供が好き。だけどただ知り合いの子と遊ぶのと自分の子供を作るのが全然違うって分かってるし、だからこそ慎重に決めた。それだけ。
人間はいいもの。あなたにとっていいものなことを否定しないし、私は「子供はいいものじゃない」なんて思ってない。
恐らく子育てに伴う試練を乗り越えて成長出来ると言ってるのでしょう。ただ、その試練を受け入れるかの自由は私にあるし、試練に耐えきれなかったとしてもあなたが責任を取ってくれる訳じゃないですよね。私達夫婦で乗り越えなきゃいけない。そして私たち夫婦は幸せに生きるために、試練を受けないことに決めただけ。
・今産んでおかないと、後で不妊治療してでも欲しいと後悔するよ
もしその後悔がくるなら、来た時に甘んじて受け入れます。それも私の責任。それが人生の選択という名の責任だし、後悔するかは私が決めます。
・子供を産まないと一人前になれないよ
一人前の基準を教えてください。また子供がいても社会的に一人前でないと形容されるタイプの方が沢山いるので、個人的に一人前かどうかは子供がいるかだけで判断出来ないと思います。
選択的子なしでいることに申し訳なさが生じるというなら、私たちは夫婦共働きで、育休・産休・時短勤務の人が心地よくそれらの選択を取れるように毎日仕事を頑張って、その分は十分リカバリーしていると思います。
税金も払っているし、日々の暮らしの中でも子持ちの方のしんどさに寄り添ったり、ベビーカーに道やエレベーターを譲ったりしています。
命がもったいないと言われたこともありますが、産んでいないのは単純に「ゼロ」の状態であり、独身の方と同じです。
褒めてもらって嬉しいです。お母さんにはなれませんが、妻として旦那さんを幸せに出来るように、また仕事でお客様を幸せに出来るようにこれからも頑張ります。
・お金ならなんとかなるよ
あなたがお金を出してくれる訳ではありませんよね。今の世帯年収から考えた結果、子を1人以上大学まで行かせて欲しい物を買ってあげるには収入が足りないけれど、2人で細々と暮らす分には問題ないと2人で判断しました。
-----------------
もっとひどいことも沢山言われたけれど、その人達を責めたいとか、可哀想とか、そんなことは思ってない。(言われること自体は辛いけどね)
ただ「ああ、あなたはその選択をしたんだね」とそのまま放っておいてほしい。
そしてさらに言えば、誰が子供を欲しがろうが、あるいは子なしを選択しようが、各々の夫婦の話なのだから「あなたは子供が欲しいの?」と聞くこともやめて欲しい。生まれた時に言えばいい。
これはやっぱり、おこがましいのかなあ。
----------------
2021.06.21 追記
とにかく、色々あって積もり積もった想いを文章にして、そのまま投稿して、数件だけコメントが付いたのを確認してそれきり忘れていました。
そして今日の朝見てみたらこんなにブコメが付いていて、とてもびっくりしてます。
どれも暖かいコメントばかりで、本当にありがとうございます。ちょっと泣いちゃいました。
予想していた通り批判的なコメントも、一つ一つ噛み締めて読んでます。
この文章の中で「私たちは」と書いたけれど、本当は、夫婦2人ではなく私だけが欲しくないと考えています。
私達夫婦はとても年齢差があり(20歳近く)、出会って距離を縮めてお互い結婚を意識し出す頃には、「あなたと結婚したいけれど、年齢差があるから子供をもうけるのではなく2人の人生を歩みたい」と伝えていました。
彼は「本当は欲しいけど…仕方ないよね」と同意してくれたので、私も結婚に踏み切れたのです。
そして話し合いの中で言われたのが、「子供はいいものだよ」「お金ならなんとかなるよ」といった上記の言葉です。
(余談ですが、彼とのこの問題について相談した方のほとんどが同じ質問を投げかけてきました。そのため今、私に子供を作れと説得する人は夫1人から数人に増えています)
彼がこう思うのも仕方ないかも知れません。私はまだ若く妊娠が十分可能な年齢であり、1人では無理でも共働きの収入や貯金があれば、多少生活が苦しくなっても子供を育てることは可能だからです。
だけど、彼から言われる言葉一つ一つが、本当にしんどくて。なんだか上手くいかないですね。
(一応補足ですが、子供の問題以外の彼はとても優しく人間としても尊敬しており、離婚などは考えていません)
まだまだ話し合いは続きますが、お互いにとっていい答えを出せたらと思っています。
改めてお読み頂き、ありがとうございました。
それではまた、どこかで。
前回の日記に思ったより反応があって驚いた。嬉しくもあり、疑問にも思った。
まず、自分の文章を見てもらえたのは純粋に嬉しかった。反応までいただけて嬉しい限りだ。
一方で、みなさんが口々に言う「拗らせ」とは何だろうか。私のどこが「拗らせ」なのか疑問に思った。そこで、定義を調べてみた。
「こじらせ女子とは簡単にいえば『めんどくさい女』のこと」らしい。
まあ、自分が面倒な女であることは自覚していたつもりだ。女性ばかりが料理を作ったり掃除をしたりするのはおかしいと思って、ジェンダーを大学で専攻したのが面倒女を加速させたのだろう。もう止められない。
フネさんのような包容力のある暖かい女性に憧れるが、決してなれるとも、なろうとも思わない。理想を最大限に言わせてもらうと、夫婦別居婚で土曜日は私がパートナーの家へ、日曜日はパートナーが私の家へ通うような関係にしたい。はやく夫婦別姓が認められる世の中になってほしいものだ。
結婚すべきか、どう生きるべきか、子供を産むべきか、家を買うべきか…
悩みは尽きないし、自問自答しても悶々とするばかり。彼氏を探すにしても、男との交流がない。最後に男と交流したのは1年くらい前、親しい友達と駄弁ったときだろうか。彼のことを友達以上恋人未満の関係だと勝手に思っていたが、待てど暮らせど彼から連絡は来ない。私が連絡すると即レスなことを加味しても、彼は私に好意を持っているとは到底思えない。だが、彼しかいないのだ。もはや生命線だ。
しかし、私はこれから大博打をしようと思う。彼に連絡を取り、「私と寝れるか」聞くのだ。大切な存在だからこそ寝ることで彼を縛り付けたい。
もちろん、初手から「寝て」なんて言わない。彼女の有無を確認し、「実は好きだったんだよね」と打ち明けるパターンか「誰か紹介して欲しいな」と好感度を探るパターンを打ち出すつもりだ。
ただ、もはや手の施しようがない自分がいるのも確かで。誰かアドバイスでもくれたらいいのに。私はどうなったら正解にたどり着けて、一歩目にどのような行動を取るべきなのか。神の思し召しがあればいいのに。
一応参考に…
趣味で調理師免許取るくらいには料理好きだったけどいろいろあってほぼ自炊しなくなり、かと言って外食するほど裕福じゃないけどほんの数分でも調理っぽいことをするなら少しでもQOLを上げたいと感じた独身男性の独自。
・塩
とりあえずかけとけ。持っとけ。賞味期限ない
・ごま油
ごま油と同様。香りが良いからミルで擦る手間はあっても美味しそうに感じるからあったほうがいい。塩も擦るタイプあるけど塩はどっちでもいい
・鶏がらスープの素
なにかスープが欲しい時、水にこれ突っ込んで火にかければ終わり
・バジルの小瓶
スープ、スパゲッティ、冷凍ピザ、そういうのをたべるときにかけたらちょっとオシャレだし香りがいい
・だし醤油
具体名を出すとステマみたいになって嫌だけどそのへんの醤油よりお高いだし醤油が万能調味料
みんな大好きにんにく。最悪そのまま食える。
・生うどん
・醤油
・お湯
お湯を沸かす物が存在していて電子レンジもあり丼ぶり形状の容器があるのが前提
うどんを500wで1分半から2分温める(袋が破けるか破けないかのあたりが好き)
その間にケトルかフライパンかそのあたりでお湯を用意する。量は少なくていい(コップ1杯もいらない)
うどんがアツアツになったら丼容器に入れ先に醤油を好きなだけ回す。後からお湯を入れ濃さを調整する。
うどんの単価によるが高くても1食30円前後で抑えられる。暖かいものが食べられる。カップ麺3分より早い。
〇塩キャベツ
・キャベツ
・塩
・ごま油
△鶏がらスープの素
キャベツを買ってくる
そのあとに調味料を好きなだけ入れる。個人的にはごま油と鶏がらスープの素とにんにくチューブは少な目でいい。特にごま油は少ないくらいがいい。塩は多めがいい。
丼容器に入れた場合はサランラップなどで蓋をする。ビニール袋に入れた場合は空いてる部分を絞るなどして中身が飛び出ないようにする。
あとはひたすら振る。混ざったと思ったら完成。
趣味で調理師免許取るくらいには料理好きだったけどいろいろあってほぼ自炊しなくなり、かと言って外食するほど裕福じゃないけどほんの数分でも調理っぽいことをするなら少しでもQOLを上げたいと感じた独身男性の独自。
・塩
とりあえずかけとけ。持っとけ。賞味期限ない
・ごま油
ごま油と同様。香りが良いからミルで擦る手間はあっても美味しそうに感じるからあったほうがいい。塩も擦るタイプあるけど塩はどっちでもいい
・鶏がらスープの素
なにかスープが欲しい時、水にこれ突っ込んで火にかければ終わり
・バジルの小瓶
スープ、スパゲッティ、冷凍ピザ、そういうのをたべるときにかけたらちょっとオシャレだし香りがいい
・だし醤油
具体名を出すとステマみたいになって嫌だけどそのへんの醤油よりお高いだし醤油が万能調味料
みんな大好きにんにく。最悪そのまま食える。
・生うどん
・醤油
・お湯
お湯を沸かす物が存在していて電子レンジもあり丼ぶり形状の容器があるのが前提
うどんを500wで1分半から2分温める(袋が破けるか破けないかのあたりが好き)
その間にケトルかフライパンかそのあたりでお湯を用意する。量は少なくていい(コップ1杯もいらない)
うどんがアツアツになったら丼容器に入れ先に醤油を好きなだけ回す。後からお湯を入れ濃さを調整する。
うどんの単価によるが高くても1食30円前後で抑えられる。暖かいものが食べられる。カップ麺3分より早い。
〇塩キャベツ
・キャベツ
・塩
・ごま油
△鶏がらスープの素
キャベツを買ってくる
そのあとに調味料を好きなだけ入れる。個人的にはごま油と鶏がらスープの素とにんにくチューブは少な目でいい。特にごま油は少ないくらいがいい。塩は多めがいい。
丼容器に入れた場合はサランラップなどで蓋をする。ビニール袋に入れた場合は空いてる部分を絞るなどして中身が飛び出ないようにする。
あとはひたすら振る。混ざったと思ったら完成。
外に出ると、庭のナンキンハゼの木が「アツイ アツイ」と言っていたので、もうすぐ夏がくると思った。
空を見上げると、太陽が「申し訳ない」というように両手を合わせていた。
さて、と私は思った。
庭の隅に小さな家庭菜園がある。4月にトウモロコシと里芋を植え付けて育てていた。
先週、実をつけ始めていたトウモロコシが夜の間にタヌキに食べられて全滅した。ネットを張っておくべきだったなと思ったが、もう遅い。
トウモロコシには悪いことをしたと思った。
里芋の方は順調に茎を出し葉を伸ばしている。
一週間前までは手のひらより小さかった葉が、今はもう顔くらいの大きさになっている。
10株ほどある里芋の一つ一つを見て回り、「大きくなったなあ」と呟いたら、その一つが「ソウカモネ。」と返事をした。
私は、家庭菜園の野菜たちにはある種の愛情のようなものを持っている。
しかしその一方で、この愛情は食べる側からの一方通行の愛情に過ぎないと思うこともある。
ライオンを好きになるインパラがいないように、人間を好きになる里芋もいないのではないか。
私のことをどう思っているのか。聞いても答えてくれないだろう。
朝まで降っていた雨の名残の水滴が、里芋の葉の窪みに溜まって、キラキラと光っていた。プールみたいだなと思った。
一通り見回ったので、家に戻ってアイスコーヒーでも飲もうかと思った。
庭の小道を歩くと乾いた砂利がザクザクと砂糖のような音を立てた。
ナンキンハゼの木は相変わらず「アツイなあ、アツイアツイ。」と言っていた。
空を見上げると、太陽が両手を上げて吹っ切れたようにゆらゆらとダンスをしていた。
もうすぐ夏がくる。すぐそこに来ている、と私は思った。
結局あのあと自殺未遂した。で、自殺未遂のあと結局どうなったかというと、今は学部時代以来に久々に止まっていた時間が動き出したかのようになった。
自殺未遂以前の状態は最悪だった。自殺未遂する以前の数年間は今思っても哀れ以外のなにものでもない。
通っていた病院の先生の治療方針は、身体的な問題に対するうつ状態へのアプローチだった。睡眠不足・睡眠の質が原因、野菜を食べること、運動すること…
私は、謎の原因で毎日毎日つらかった。まず朝起きたくない。起きたら一日が始まってしまうから。さて、起きたらどんな一日が始まるか。自分の出来なさに対する懺悔、今日こそは打破するという決心、しかし動かなくなってしまった身体。いや、正確には謎の夢から醒めるところから。夢の典型パターンとしては、謎の義務やルールが存在していて、それを私が知らないうちに破ってしまうこと。そして、私には次の仕事があること。朝、目が覚めると、「私はまだあの仕事が終わっていない。起きてはいけない。戻らなきゃいけない‥でも夢なのか。あれは夢なのだから、現実のやらなきゃいけないことをやらないと‥」と毎朝朦朧とした意識のなかで目が覚める。目が醒めてもベッドから起きない。かろうじてくだらないまとめサイトには指と脳が動く。そのうちに睡眠欲が私の頭を殴ってきていつの間にか寝てしまう。そしてまた夢を見る。これを3回くらい繰り返すと14時とか15時になっていて、流石に大学に足に運ぶ。日が少しずつ傾き始めている通学路を歩く。コンクリートの匂いと鳥の声と木のざわめきがする坂を歩いていく。火照ったからだを冷やすため、あるいは冷えたからだをあたためるために売店で飲み物を買う。そして、研究室に向かう。少しでも運動量を増やそうと思ってひんやりとした研究棟の階段を登る。けれど、なんだか貧血がしてくる。階段の踊り場で壁によりかかる。そしてまた、動く決心をして研究室の扉を開く。そして笑顔で研究室の仲間に挨拶する。おどけて笑って、研究室の後輩にフランクに話しかけたり、留学生の生活上の困ってることを相談されたら、そんなの私がかわりに電話してあげるよ、と言う。そして、まったく働かない頭をデスク前に置いて時間を過ごしていく。そんなイツモドオリの日々。
もう6、7年もこんな生活だ。もうさすがに破綻だろう。だから、1ヶ月まるまる実家でなにもせず過ごしてみたりした。医師の言うことをやってみせた。毎週2、3日は大学の温水プールで泳ぐか、ランニングをした。緑黄色野菜も食べた。睡眠も不足にならないように8時間はかならずキープした。でもよくならない。
だれもいない更衣室、塩素の匂い、誰かのシャワーの音。どこか遠い場所でのことみたいだった。100メートルも泳げなかった私は1キロメートル泳げるようになっていたころにもそれらの感覚は鈍いままだった。
ランニングするのは嫌いじゃなかったけれど、走っていると思考が自分を責めていく。このままではいけない。けれど、そう焦っている事自体がだめだ。リラックスするべきだ。次の計画はどうしよう。まずは健康が先決だ。うつ状態の人はセロトニンが分泌されていないらしい…
学生の間ずっとお金がないので自炊は得意だった。かぼちゃ、ほうれん草、トマト、キャベツ、ブロッコリー、牛肉、豚肉、鶏肉、鮭、納豆、豆腐、ヨーグルト。こういったものをよく食べた。家で作ったご飯を大学に持っていって食べたりしていた。
でも、もうネットサーフィンくらいしかできないくらいになってしまった。研究はしていたけれど研究風のなにかであって、先生に、もはやタスクレベルに分解してもらって、それをようやくとりかかるもこなすことができない。
普段イツモドオリの私だけれど仲のいい先生たちには徐々に私のくらさを露呈していくようになる。
けれど先生たちはそんな私にも良くしてくれた。どこかイベントに誘ってくれたり、意味のない雑談を何時間もしてくれたり。けれど、良くしようと思ってくれればくれるほどただ苦しいだけだった。
暖かい日差しのもとで、木々の木漏れ日が湖畔を彩っていた。そんな素晴らしい風景も、たしかにきれいなのだけど、きれいなものを見ても心動かされない自分の状況の衰退が際立たせられているだけに思えた。
鈍っていく自分の感覚、自分の感覚がどんどん信じられなくなっていく。
リストカットなどをしたら痕が残ってしまう。だから、痕にならない針を腕にさして苦痛を感じた。「こんな私でも痛いときちんと思えるんだ」という安堵があった。
週5、平日勤務、残業もなければ休日出勤もなく、ホワイトな中小企業に勤めていた。
帰属意識も、向上心も無い俺は、惰性で通い続けて、物覚えの悪い頭で仕事を少しずつ覚えながら業務に従事していたが、ある朝、身体が動かなかった。起き上がらなくなってしまった。体を起こそうとする頭に対して、体と心が拒否してしまった。
俺は人と話すのが苦手で、口頭でのやり取りだとすぐに頭が真っ白になってパニックになってしまう。こういう状態だと相手が何を言ってるのか意図を組むことさえままならない。仕事から帰ると精神的に疲れきってしまいずっと寝ていた。
そういう自分の特性は自分ではわかっていて、慣れて行くし無いと自分に言い聞かせながら3年従事したが、とうとう身体が拒否反応を起こした。
職場が急に怖くなってしまい、退職届を郵送で出した。電話に出ることが出来なくなってしまった。良くしてもらった上司からメールが届いた。仕事を辞めずに休職して貰いたいけど、どうしても辞めたいなら引き止めることはできないので、その時は退職手続きに必要な書類を書いて返送してほしい。落ち着いたら電話が欲しい。そんな感じの内容だった。俺は電話をかけることがどうしても出来ず、申し訳ない気持ちで頭が裂けそうになりながら退職手続きの書類を書いた。
その後、ずっと寝ていた。退職の通知と離職票が届いた。それから3日ぐらい寝ていたら、段々と気力が戻ってきた。菓子パンやカップ麺をやめて。簡単な和食を作った。暖かい味噌汁に、焼いた鮭に、炊いた白米と納豆。ぬか漬けも、添えた。
引きっぱなしだった布団を畳んだ。布団を干して、カバーを洗濯した。
部屋の掃除もした。
段々と身体が軽くなってきたので、俺は家を引き払って、実家に帰った。
今は実家で無職をしながら家の手伝いをしている。貯金は少しあるので、そこから毎月5万、家に入れて、のんびりと生活をしている。
朝早く起きて、5kmランニングした後、親の朝食を作ったり、母の作る食事を食べたりしている。
昼間は積読してた本を消化したり、プログラミングの勉強を初めてみたり、部屋の掃除をしたり、雨樋の清掃や、ガタついたドアノブの修理、壊れたコンセントの交換、エアコンのフィン洗浄など、やりたい事をやってのびのびと過ごしている。
夜も、食事を作ったり、母が作る食事を食べたり、買い出しに付き合ったりしている。
親は言わないが、普通に働いて欲しいんだと思う。俺も三十路だし、転職に有利なキャリアなんて何一つないし、この先たぶんお先真っ暗なんだろうけど、のんびりこうして過ごして生きていけるだけで、とても幸せを感じられるせいか、不思議と不安はない。ただ、若さが全てを楽にしてくれているだけだろうか。
めぞん一刻では、一人旅に出た五代が響子以外の女性を相手に初体験を遂げるという筋書きを、作者の高橋留美子は考えたと聞いたことがある。結局のところ、五代は悪友に誘われてソープランドに行ったが。
当時、男性が主人公に据えられたラブコメ作品は、主人公にとってヒロインは最初で最後の女性であるという形式が主流だったと思う。しかし、めぞん一刻のヒロインである響子は、主人公以外の男性を知っているという意味では主流から外れていた。一人旅の旅先で初体験をするというアイデアも、物語の結末で最終的に結ばれる相手以外の異性を知っているという意味で、五代と響子を対等な関係にするという意図が有ったのだろう。
うる星やつらも、ヒロインのラムは主人公の諸星あたる以外の男を知っているので、この点は音無響子と同じである。しかも、おそらくラムが元彼のレイと付き合ったのは、単にレイがイケメンだった(※人間形態時)からである。その上、後から登場するテンの存在は、実際の作品上での設定はラムのイトコであるが、要するにコブ付きの結婚や男女交際のメタファーであることは想像に難くない。
絵柄がかわいいし、ほとんどの場面では虎縞ビキニ姿というセクシーな姿で描かれているから忘れがちであるが、そもそもラムは別に、男性にとっての理想的ヒロインではない。当初はヒロインとして三宅しのぶが予定されていたが、読者の反応が良かったからラムにヒロインの座が回ったという意味で言うのではない。
味覚の好みは異なるし、コブ付きだし、すぐ暴力を振るうし、元彼を選んだ理由は面食いだからだし、要するにラムは普通の、愚かな部分も併せ持つ女性なのである。これは別に悪口で言っているのではない。
うる星やつらもめぞん一刻も、そこで描かれる男女たちは均しく愚かである。現実世界の我々と変わらず、彼らは等身大の人間である。もちろんうる星やつらに登場するのは宇宙人だの幽霊だ大財閥の跡取りだの様々だが、私が言いたいことは分かってもらえるはずだ。
彼らは、人間の逃れ得ぬ本質として、欲望だって持っているし愚かだから、若さゆえに何となく見た目で相手を選んで交際に踏み切って、結果として失敗したりもする。音無響子が高校を卒業して間もなく、母校の教師だった惣一郎さんとの交際・結婚に至ったのだって、ある程度は響子の若さゆえの未熟さや愚かさに起因する暴走という側面が有ったであろうと思う。読者も大人になると、響子の父親が惣一郎さんとの結婚に反対だったことにも何となく共感できるようになる。卒業まで待ったとはいえ、教え子に手を出した形だし。しかし、人間は生きていれば色々有るものである。元カレや元カノがいたり、周囲から良く言われない交際や結婚をしたりするのも、よく有る、ありふれた話である。
話が少し逸れたが、男性作家・編集者が男性読者向けに作る作品で、ヒロインが主人公以外の男性経験が無いとか、逆に主人公が最終的に結ばれるヒロイン以外の女性を知らないように描かれることは、当時から既にウソ臭い描写になりつつあった。だからこそ高橋留美子は、ラムや音無響子のヒロイン設計に一癖を持たせたし、五代にも響子以外の女性との性体験を持たせようとしたのだろう。
作者である高橋留美子は、作品を通じて「それで良いのだ」と言っている。人間は、生きているかぎり失敗だってするものである。しかし、そんな愚かさも含めて、だからこそ、人間は愛おしい存在なのである、と。
高橋留美子作品のヒットを受けて雨後の筍のように、美少女や美女が大勢登場する後続漫画作品が多数生まれたが、このような人間の内面に対する理解や暖かい(しかし生温くはない)人間観までも見習うことができた後続漫画作品は少なかったと今でも思う。
ここではヒロインたちのことばかり書いてしまったが、もちろん男性キャラたちも平等に馬鹿な感じで描かれている。梅を口にして酔っ払ったラムが、教室で学校の制服を脱ぎ出したの見て、男子生徒たちが興奮で色めき立つと、それを見た女子生徒たちが「バカじゃないの?普段着姿(虎縞ビキニ)になっただけじゃん」と呆れる場面。水乃小路家の一人娘(トンちゃんの妹)との見合い話を渋る面倒終太郎に「もったいない。婚約して許婚になれば堂々とすけべえができるのに」と身も蓋もない誘惑の言葉を面倒の父親が言う場面。これらの場面やキャラを描きながら、しようがない困った奴らだなと作者は苦笑しつつも温かい眼差しを注いでいたのだろうと、ついつい想像してしまう。
この記事(https://anond.hatelabo.jp/20210504151645)に対する、以下のようなブコメがあまりにひどいので書きました。
その「差別的な扱い」の具体例を並べていって貰うと助かる人が多い気がするなあ。他の"弱者"はそうして来たわけだし、気がついてないひとにも気づくキッカケにもなると思うしさ。
んで、結局どんな差別を受けたと?
増田はずっと言ってたのかも知れないけど自分の耳には入ってこなかったなあ。大変シンプルでよく分かった。ただ、具体的な事例は示してほしい。おそらく女性や障害者が経験する差別とは性質が異なるはずなので
ここで、これまではてブで見られた弱者男性に関する記事をいくつかピックアップします。本文まで読んでみてください。
(https://anond.hatelabo.jp/20210429130738)
(https://anond.hatelabo.jp/20210417144154)
(https://anond.hatelabo.jp/20210410165919)
(https://anond.hatelabo.jp/20210410205716)
(https://anond.hatelabo.jp/20210410021602)
(https://anond.hatelabo.jp/20210429194253)
これらの記事は、弱者男性差別のごく一部です(本当はこの倍くらいリンクを貼りたかったのですが、リンクを減らさないと増田が反映されなかったため削りました)
上でブコメしている方々は、これら弱者男性に関する記事を見逃していたのでしょうか?
それとも、こうした記事を見たうえで、「弱者男性への差別」の具体例が1つも思い浮かばなかったのでしょうか?
前者であれば、これが弱者男性差別の現状であると知ってください。
というか、もううんざりなんですよ。
「弱者男性差別をやめろ」と言ったら「女をあてがえということか」と曲解されて
「単に差別されたくないだけだ」と言ったら「具体的にどう差別しているんだ」と白を切られて
個人的にはこの弱者男性騒動で、社会的弱者への差別の凄惨さを痛感しました。
ただただ「人として扱ってほしい」というだけの思いが、「高望み」「わがまま」「精神的に未熟」と悪意のある受け取り方をされてしまう。
その屈辱は弱者男性だけでなく、フェミニストや障碍者や他の社会的弱者も感じてきたものだと思います。
はてブはそうした社会的弱者に対して、他のネットコミュニティと比べれば暖かい視点を投げかけており、そこが私の好きなところでもありました。