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はてなキーワード: マザコンとは

2021-07-24

親の年齢とか誕生日を知ってるとかキモくない?マザコンかよ

俺は命日も知らんけど

2021-07-17

anond:20210717185942

昭和男は大体マザコン拗らせてて気持ち悪いしそれも母親が受け入れてたか気持ち悪かったね

そういうのが「男は稼げばそれで良いんだろ!」って奥さんハラスメントを振るったり自分だけ好き勝手生きたりしても許されてた地獄昭和

2021-07-16

小山田圭吾の顔みてカースト低いサブカルオタクというのは納得

で、なんとかってマンガ家主人公キャラっぽい雰囲気

マザコンというか執着がひどい母親にがんじがらめの主人公

あーいう感じ

2021-07-06

anond:20210706164128

届けマザコンって感じじゃね

疲れた中高年に幼児期を思い出させようとしてると見たね

2021-07-04

幼稚な「女の子母親」のケア役として調整された子供達の末路を憂いています

朧月よしこ@oboro_zuki_yo

むすことおやすみってタッチしたらマザコンって言われるのか……

うちは行ってきまーすってたまにハグするしソファに座ってると隣にくっついてくるし手つなごうよ~ってベタベタしてくるから大丈夫かなって思うこともあるけど、むすこから来るうちは受け入れることにしてる。

朧月よしこ@oboro_zuki_yo

今朝むすこがわたしと夫にベタベタしながら「ぼくさ、多分反抗期来ないと思うよ。だってパパとママが好きすぎるもん」って言ってたんだけど大丈夫かな

いやかわいいんだけど大丈夫かなそれ

朧月よしこ@oboro_zuki_yo

そう言えばむすこが帰ってくるなり「参観日きてくれてありがとうママが1番かわいかったよ!!」と言ってきたので昨日のプリントの件はまぁ許そうと思う。

朧月よしこ@oboro_zuki_yo

しかも同じクラス同じ部活わたしお気に入りイケメンくんがわたしのことキョロキョロ探してわざわざむすこに「来てるよ」って教えに行って、「お母さん髪の毛の色かえた?」って言ってたらしいんだけどめっっっちゃんこかわいくない!!!??

朧月よしこ@oboro_zuki_yo

ねえええむすこが学校友達

お母さんきれい!!若いよね何歳?40!?みえない!!

って言われたって言っててウッヒョーーってなったよマンモスうれP!!!

の子たちに1000円ずつ配りたい!!!

朧月よしこ@oboro_zuki_yo

昨日、顔周りの髪の毛がくるんって上手に巻けて、むすこに

ねぇねぇここ上手に巻けたんだよかわいい

って訊いたら

ママいつもかわいい

って言ってにっこりして頭ポンポンされたんだけど大丈夫かな🙄

わたし彼女じゃないぞ大丈夫かな🙄🙄🙄

2021-06-27

親の反応も気持ち悪ければ「マザコン」がどうのこうのと揶揄する反応も気持ち悪いし、言いたい悪口は山ほどあるが、とりあえず、「親の誕生日パスワードにしとけ」って親自身が昔言ったのを忘れてるパターンじゃねぇのと思った。

2021-06-17

30過ぎても未だにすべて母親のせいにするのはマザコンが極まりすぎているのでは

雑談枠】正体ばれました【周防パトラ / ハニスト】

ブラック企業やめてVtuberになったら家族会議になった人の話。

その時の言い回しが、自分毒親を思い出すような感じの言葉だったか

「うわぁ〜デジャブか?」

みたいな感じであんぐりした。

いやね、今成人になった人達の親世代バブルの影響うけてるから知らんかもしらんけど…

石の上にも三年

なんて言葉マジで大人になったら当てにならない。

3年もブラック企業にいたら死ぬんよ!

そんで、辞めたら辞めたで経歴に傷が付いてるからデキる仕事限られるというね

何が似てるってさ、母親ヒステリー起こすと収集がつかないことよ…。

ぼくね、自分母親特別おかしいんだと思ってたけど、どうやらそういう話って世の中多いらしい。

母親がオバサンになっても安定してる家と言う時点で、親ガチャSSR引いたラッキー子どもだと思えてきた

2021-06-15

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ初心者ガイド

閃光のハサウェイ」は独立性の高い話なので、初代ガンダムやその他のシリーズ作品を観ないと理解できない、ということはないと思う。どうしても予習をしたいなら、直接的なつながりがある「逆襲のシャア」を観ればいいというくらい。ただしガンダムシリーズの根本の設定は理解しておく必要がある。最近オタクならガンダム自体を観ていなくてもある程度は受動喫煙していそうだが。というわけでこの記事では受動喫煙レベル説明を目指してみた。

知っておきたい人物

ガンダムシリーズの主要人

アムロ・レイ…初代ガンダム主人公地球連邦エースパイロットシャアの反乱において「地球に落下しようとする小惑星モビルスーツで弾き返す」という奇跡を顕現させて、そのまま行方不明になった。

シャア・アズナブル…アムロライバルジオンエースパイロットマザコンロリコンをこじらせた挙げ句に「地球破壊して人が住めなくしようぜ」とか言い出したやべーやつ。アムロと一緒に行方不明になった。

ブライト・ノアアムロ上司にして盟友。糸目モブ顔で「修正してやる」と言ってアムロを殴るやつ。そして「閃光のハサウェイ」の主人公・ハサウェイの父親

逆襲のシャア」の登場人物

ハサウェイ・ノアブライトの息子として登場する。その関係からアムロとはもともと親しい。シャアの反乱においては13歳で、ブライトが乗る戦艦密航し、クェスを追って無断で出撃する。

クェス・パラヤ魔性のクソガキ。ハサウェイの初恋相手連邦高官の娘だったが、突如としてシャア寝返り、巨大兵器に乗って大暴れした挙げ句、ハサウェイの目前で死んでトラウマを残した。

チェーン・アギアムロ恋人戦場でクェスを殺したが、それによって逆上したハサウェイに殺され、このこともハサウェイのトラウマとなっている。

ガンダムシリーズのこれまでのあらすじ

閃光のハサウェイ」の背景設定

これについては漫画版閃光のハサウェイ」の第一話が非常にわかやすい。

https://comic-walker.com/viewer/?tw=2&dlcl=ja&cid=KDCW_KS03202238010001_68

他に知っておきたいこと

ハサウェイの乗機として登場する「Ξガンダム」(クスィーガンダム、ハサウェイは「クスィージー」と呼ぶ)と、そのライバル機となるレーン・エイム搭乗の「ペーネロペー」は、「ミノフスキークラフト」という装置を史上初めて搭載したモビルスーツである。実はガンダム世界モビルスーツは「重力下で空を自由に飛ぶ」ことができなかった。これまでに出来たのは背中バーニアを使って「大きくジャンプする」「落下の速度を緩める」くらいのものだったのだ。ミノフスキークラフトはまさに「重力下で空を自由に飛ぶ」ための装置なのだが、これまでは戦艦のような大きなものしか搭載できなかった。それをモビルスーツに搭載してのけたことで、この時代ではΞガンダムペーネロペーけが、空において自由を手に入れたのである。劇中でペーネロペーが登場したときの異質な動き、異様な駆動音に、ぜひ注目してもらいたい。

また、Ξガンダムペーネロペーが搭載している「ミサイル」も、劇中では何気なく発射されているが、実は特殊技術が用いられている。ガンダムシリーズでは「ミノフスキー粒子」という架空の粒子によってレーダー無効化されており、ミサイルのたぐいも使えなくなっていた。そこで「レーダーがなくても超能力的な感覚戦場を把握できる人間」がクローズアップされて「ニュータイプ」と名付けられた。ニュータイプ超能力によって兵器遠隔操作するシステムを「サイコミュ」と呼び、サイコミュによって動作するミサイルを「ファンネルミサイル」と呼ぶ。Ξガンダムペーネロペーミサイルこそ、この「ファンネルミサイル」なのである

あ、そうそう。いちばん重要情報を忘れていた。この映画三部作の一作目だから単体では完結していない。気をつけてくれ。

2021-06-09

anond:20210609221240

アメリカ人男性は姑と仲が悪いってのはジョークによくあるよ

舅とはショットガンマリッジくらいのいいつたえもきくもんな

日本人マザコン男がおおいからといわれてたね

全部そのネタ中尊寺ゆっこあたりで人口膾炙してたのでもう陳腐だとおもうけどね

2021-06-03

anond:20210602232244

うちの嫁の場合

小中学生の頃は男グループ

>○ そもそも過疎地なので男とか女とかなかった

上位の奴らみたいに特段ユーモアセンスがあるわけでもスポーツできるわけでもないけどクラスではなんとなく割と上の方のグループに属してて、

不明

高校生くらいになってちゃんと化粧を覚えたくらいになると自分の強みもちゃん理解してて3年の間に色んな男から告白されて、

高2の夏休み告白してきたサッカー部イケメンと一生忘れられないような青春青春した青春を思いっき謳歌するんだ。

>✗ 女子

その彼とは大学進学してすぐに別れるんだけど、大学では適当金持ちやらイケメンやらインテリやらをとっかえひっかえで遊んで、

大学生の小娘のバイトきじ絶対に行けないような高級店を奢ってもらったり高級バッグ買ってもらったり色んな人生経験を積むんだ。

>△ 高級店でバイト

大学偏差値は大したこといか手取り18万くらいの緩い事務職に就くんだけど、

>△ フリーター。ただし手取りはそれぐらい

人生設計はそれなりに稼ぎのある男と結婚できるのが大前提から給料の少なさとか昇給の見込みのなさとかを不安に思って必死こいて資産運用勉強をしたり転職サイトを土日見続けるなんてことはせずに

>○

今月の貯金なんて気にせず1000円超えのおしゃれカフェランチしょっちゅう行って韓国台湾旅行くらいは年に何回か行くんだ。

>○ 結婚したときマジで貯金がなかった

稼ぎや貯金が少ないか結婚できないなんて概念とは無縁の世界孤独に怯えることもない。

>○ 友達多い

米国株暴落円高を恐れることもない。

>○ 株やってない

自転車業務スーパーに行って冷凍野菜を大量に買い込むなんてチンケなことも絶対にやらない。

>○ 野菜実家から送ってくる

そして自分若さの強みはしっかり理解してるから25前後になるとちゃんと真面目に婚活を始めるんだ。

>✗ 30から始めた

20半ばで見た目もそんなに悪くないとなるとそらもう無双だよ?

>△ 年齢不詳

頭も良くなくて金もスキルもないけど若さという誰でも1度は持てる武器だけで人生乗り切る気満々だよ。

>△ 若さ微妙

そんで選り好みしまくった

>✗ 多分

末に178cmで

>○

慶應卒で

>○

大手IT企業勤務

>✗ 公務員

星野源似の男

>△ 星野源推し女子が認めたぐらい

結婚するんだ。

勿論結婚したら即退職

>○

時代に乗らずに子供が大きくなってきて生活に余裕ができてもキャリア復帰なんて絶対に考えてない。

>△ 絵が見えない

子供お姉ちゃんと弟の二人姉弟

>✗ 姉妹

お姉ちゃんの方とは友達みたいな関係で、小学校中学年くらいになるとしょっちゅう2人でカラオケ行ってデュエット歌ったりするんだ。

>✗ 行かなそう

弟の方はちょっと頼りなくてマザコン気味なのが心配だけど夫に似て頭が良くてとっても優しい男の子偏差値は超高いので自慢の息子。反抗期はこない。

>✗ 姉を平気で泣かす

そんでお菓子名前がついたポメラニアンを2匹飼うんだ。

>✗ 車種の名前がついたモルモット

んで有り余ってる暇な時間精錬された綺麗で広い自宅

>○ ただし、大半の時間は草むしりしている模様

で遊ぶ愛犬の動画YouTubeやらインスタに投稿たらこれが割とバズって承認欲求を満たしまくるんだ。

そしてママ友との関係は割と良好だけど皆が住んでる場所地価あんまり高くなさそうだから内心ちょっと見下すんだ。

>○ 固定資産税10万切ってる

anond:20210603180938

それは否定しないがマザコンロリコンではないんだから

熟女好き=マザコンも両立するやんけ

anond:20210603171314

ファザコン父親が好きなだけでおっさん好きと関係ない。

マザコン母親が好きで、おばさん好きではないように。

認知の歪みしなくていいよ

2021-06-02

来世は女に生まれるんだ

小中学生の頃は男グループで上位の奴らみたいに特段ユーモアセンスがあるわけでもスポーツできるわけでもないけどクラスではなんとなく割と上の方のグループに属してて、

高校生くらいになってちゃんと化粧を覚えたくらいになると自分の強みもちゃん理解してて3年の間に色んな男から告白されて、

高2の夏休み告白してきたサッカー部イケメンと一生忘れられないような青春青春した青春を思いっき謳歌するんだ。

その彼とは大学進学してすぐに別れるんだけど、大学では適当金持ちやらイケメンやらインテリやらをとっかえひっかえで遊んで、

大学生の小娘のバイトきじ絶対に行けないような高級店を奢ってもらったり高級バッグ買ってもらったり色んな人生経験を積むんだ。

大学偏差値は大したこといか手取り18万くらいの緩い事務職に就くんだけど、

人生設計はそれなりに稼ぎのある男と結婚できるのが大前提から給料の少なさとか昇給の見込みのなさとかを不安に思って必死こいて資産運用勉強をしたり転職サイトを土日見続けるなんてことはせずに

今月の貯金なんて気にせず1000円超えのおしゃれカフェランチしょっちゅう行って韓国台湾旅行くらいは年に何回か行くんだ。

稼ぎや貯金が少ないか結婚できないなんて概念とは無縁の世界孤独に怯えることもない。米国株暴落円高を恐れることもない。

自転車業務スーパーに行って冷凍野菜を大量に買い込むなんてチンケなことも絶対にやらない。

そして自分若さの強みはしっかり理解してるから25前後になるとちゃんと真面目に婚活を始めるんだ。

20半ばで見た目もそんなに悪くないとなるとそらもう無双だよ?頭も良くなくて金もスキルもないけど若さという誰でも1度は持てる武器だけで人生乗り切る気満々だよ。

身長175cm未満はその時点で足切り婚活では検索の時点で排除してるから視界にすら入れてない。

年収は現時点よりも将来性を考えて年齢と職種ちゃん計算する。勿論足切りラインは『自分専業主婦をさせてくれる』。

一緒に食事をしてみて少しでも気に入らない部分があればそら即足切りよ。

趣味の話のときなんかオタクっぽかった、「あ、私も出しますよ」という社交辞令に乗っかって1000円受け取った、写真イメージより地声ちょっと高かった。

切って切って切りまくってもまだまだ余裕よ、なんせ自分結婚したがったる男がまだまだ札束持って長蛇の列を作ってるんだから

そんで選り好みしまくった末に178cmで慶應卒で大手IT企業勤務の星野源似の男と結婚するんだ。

学生時代ガリ勉でイケてなかったけど社会人になって地位を手に入れてから自信がついて結構モテるようになってきたんだろうなって感じの人。

遊びなれてない感じもあるけど女経験ゼロって感じでもなくて浮気しなさそうな誠実な男性。彼は結婚するとちょっと気が弱いけど妻の頼みだったらなんだって聞いてくれて子供にも優しい素敵な愛妻家になるんだ。

勿論結婚したら即退職時代に乗らずに子供が大きくなってきて生活に余裕ができてもキャリア復帰なんて絶対に考えてない。

子供お姉ちゃんと弟の二人姉弟

お姉ちゃんの方とは友達みたいな関係で、小学校中学年くらいになるとしょっちゅう2人でカラオケ行ってデュエット歌ったりするんだ。

弟の方はちょっと頼りなくてマザコン気味なのが心配だけど夫に似て頭が良くてとっても優しい男の子偏差値は超高いので自慢の息子。反抗期はこない。

そんでお菓子名前がついたポメラニアンを2匹飼うんだ。

んで有り余ってる暇な時間精錬された綺麗で広い自宅で遊ぶ愛犬の動画YouTubeやらインスタに投稿たらこれが割とバズって承認欲求を満たしまくるんだ。

そしてママ友との関係は割と良好だけど皆が住んでる場所地価あんまり高くなさそうだから内心ちょっと見下すんだ。

来世ではそんな人生を歩みたい。

どう思いますか?

2021-05-23

息子ちゃんがいるおばさま

マザコンの男をバカにするくせに自分依存するように育てて息子をマザコン化させるよね

どうして?

弱者男性批判してるおばさんって

どんな男と結婚してるの?

イメージではガリ勉しか出来なくて国立大でてるのに役所公務員してるマザコン男なのかなって思ってる

2021-05-19

anond:20210519182933

経験則でそう言ったほうがうまくいくからだろ

マザコン疑惑を完全回避したくて不仲(ということにする)

(ロリコン疑惑排除したくて)熟女が好きだとか言う男と同じだな

2021-05-11

anond:20210511002328

>>男の間引きフェミニスト本音であることは、日本代表するフェミニスト学者が数十年前から一貫して主張していることによって裏付けられる。

>>さすがに「死ね」「殺せ」とは言っていないが、フェミニズムマザコン男、コミュ障男、性的弱者絶滅要求する優生思想であることはよくわかる。

tps://note.com/prof_nemuro/n/nfeb637b39b94

2021-05-06

anond:20210506222339

いくつか抜粋してやる。手柄を横取りしているようで気が引けるが。

「子孫を残すために男は必要だが、数が多い必要はない」と男性間引きする案も女性から出るようになる。」

実際、男性は何人ぐらい必要なのか。考えてもみよう。男は危険だ。犯罪の大半は男が起こしている。男は知的に劣り、勤勉でもなくまじめでもない。男は筋肉ペニスものを考える。男のほうが病気にかかりやすく、国の資源を食いつぶしている。子供を作るために男が必要なのは言うまでもないが、そのために何人ぐらい必要だろうか。女ほどの数は必要ない。善良で清潔で従順な男なら、もちろんつねに居場所はあるだろう。しかしそれは何人ぐらいなのだろうか。たぶん十人にひとりぐらいではないか

マザコン男性とその母親が「母子坂、手をとりあって」(宮迫)滅びに向かってくれれば、こんなに平和なことはない。問題は、マザコン男性が身のほどを弁えずに結婚したり、権力を握ったりして、ハタ迷惑になるからである

自然史的・人類史的に言えば、マスターベーションしながら死んでいただければいいと思います

彼らが間違って子どもをつくったらたいへんです。

子どもに一流の遺伝子を与えてくれる恋人を見つけてやろう。

冷静沈着、自信、楽天性、能率のよさ、忍耐力、勇気決断力、知性、野心。女性はこうした資質に魅力を感じる。

男性の大変そうなところ

女の私から見ても以下のことについて男性は大変そうだなあと思うんだよね。

弱者男性」が流行ってるみたいだけど、別にスペックどうこうじゃなくて普通に生きてて嫌だなあ不便だなあと感じればドンドン断っていけばいいと思うよ。

男性同士の変なノリ、遊びに参加しなければいけない(漢気ジャンケンとか意味わからんよね。フツーに割り勘しろよ)

公的な場では一人称を「僕」か「私」にしないといけない

権力能力人間関係順位けがされやすいこと

恋人配偶者がいないとイジられやす

男性同士で仲良くしていると「ホモなんじゃないか」的に揶揄われる

母親大事にしているだけで「マザコン」と揶揄われる

・朝勃ち等自分意思とは関係なく勃起する現象(シンプルに不便そう)

飲み会では多めに払わないといけない

アルコールに弱いと馬鹿にされる

タバコを吸えないと仲間外れにされる

身長が低いだけで恋愛対象から外される可能性がかなり高い

PC機械類に詳しいと思われがち

地図は読めて当たり前と思われがち

女性といると重いものを持たされる

女性といる時は車道側を歩かされる

・理数に強いと思われがち

・体力があると思われがち

・冷静、論理的であることを求められる

男性産婦人科医は敬遠されがち

産休、育休が取りづらい

長男は両親の介護をするものというプレッシャーがある

・髭を剃らなければならない

ファッションアイテム服装バリエーションが少ない

スキンケア商品が少ない

2021-05-03

anond:20210503210111

マザコンにならなくてよかったニャンよね。

何食べても美味しいデショ。

わたしBLEACHの話、あるいは一生に一度の大失恋の話

※近年まれに見る気持ち悪い内容です。読後の苦情は不可、まあ匿名から全然いいけど

 さて、BLEACHの話をしようと思う。

 と言ったけれど、多分その言い方はあまり適切ではない。これはある意味わたし一世一代の大失恋の話なのである。そう、タイトル通りです。もう2度とあんな恋はできないと思うなあ、ほんとに。

 彼(BLEACHのことですが)との出会い中学時代だった。当時仲良しだった先輩に貸してもらったことがきっかけで読むようになり、なんだこれ面白い、とめちゃくちゃはまった。

 多分本誌はまだ尸魂界編の途中だったかな。とにかく藍染はまだ柔和な笑みを浮かべてるような頃だったと思う。や、死んでたくらいかな。あいつの演技はほんとアカデミー賞もらえるレベルだったよ。

 それこそ中学生なので、周りの友達はその頃誰が好きだとか、あの2人は付き合ってるとか、そんな話でもちきりだった。

 今みたいに大々的にオタク人権を持つ時代ではなかったので、わたしオタクであることをひた隠しにして生きる他なく、恋愛話題にもちゃんと乗っかり、それらしく擬態してはいたけれど、本当はクラスのAさんBくんの甘酸っぱい恋愛なんかより、わたしはずっと一護ルキアのことを考えていたかったのだ。てか考えてたけど。

 驚きの気持ち悪さだと自覚はあるけれど、事実なので仕方がない。あの頃のわたしは、なにより一護ルキアの行く末を思って胸をときめかせ、涙を流していた。

 それこそ自分の恋で泣いたことより、2人のことを思って泣いたことの方が多いくらいだ。人生トータルしてもそうかも。だって当時の日記には、一護ルキア未来を憂う病みポエムまであった。まじでやべえな、我ながら。

 作品も、現世編、尸魂界編、ここまではもう最高に大好きだった。今でも一護白哉を倒し、そこから怒涛のように藍染が天に立つところまでの流れは凄すぎると思っている。

 尸魂界編の最後ルキアが現世には一緒に帰らないと言った時だって悲しくはなかった。一護、いい表情してたから。はいはい、強がっちゃってねとは思ってましたけど。

 そしてその後始まった破面編。いやそれだって最初は良かったのだ。あまりに強い敵に心を折られる一護。そこではい登場!俺の光。最高でしたね。

 だけど、少しずつ雲行きが怪しくなっていった。

そして忘れもしない、第237話『goodbye,halcyon days.』 

 もう無理かもしれないぞ?と思った。なんぞこれ?ってなった。でも、まわりの男友達複数名あのシーン好き!って言ってたから男からしたらいいのかもしんない。5回生まれ変わっても好きになられたいのかもしんない。まじかよ。わたしはどうせなら毎回違う男と結婚したいですけど。

 ちなみにその男友達たちにはどうせおっぱいだろ!って理不尽にキレといた。情緒不安定かよ。こんなキチガイ友達でいてくれてありがとう

 ちなみにもはや言い訳になるけど、織姫のことだって最初から嫌いなわけじゃなかった。初期の彼女はすきだったよ、ほんとだよ。

 いやわかってる、単純に一護のことがめちゃくちゃ好きなんだってことはわかってる。いい子……なんだとも思う……思いますよ……だけどもう鳴き声みたいに黒崎くん黒崎くんといいだしてからは、どうしてもこれは無理だ……!ってなった。

 

 でもまあ、その後もしばらく読んだんだよね。一応最終章に入るまでは追っかけてた。でもやっぱりどうしても段々と作品自体を愛せなくなり、勝手批判ばかりが頭に浮かぶようになった。その時もうわたしはこのコンテンツのお客さんではなくなったのだと感じた。

 嫌なら見るな、まさにその言葉通りだ。だから読むのをやめた。それでも大好きだった気持ちは忘れられなくて、漫画を捨てることはまだその時はできなかった。好きだったところまで嫌いになる必要はないと思ったし、そんな簡単じゃなかったから。

 そのままずっと、みないままでいた。封印してた。

 だけど、何事もそうであるように、BLEACHにもやはり終わりはやってきて。いよいよ来週最終回だという噂を耳にした。さすがにどうなったんだろうと思って、ネット検索した。あれは確か会社からの帰り道、多分木曜か金曜か。そこでわたしはいわゆるネタバレサイトが何かを元にしたんだろうネットニュースをみてしまった。

 そこには一護織姫結婚して、恋次ルキア結婚した、と書かれてた。信じない、信じないぞと思いながらも、多分震えてしまってたと思う。

 そして来る月曜日。いやーぜーんぶ本当に本当でした。そうして想い出は、粉々に砕け散った訳だ。

ほらね?これは一世一代失恋と言っていいのでは??自分失恋なんてもはやほとんど覚えちゃいないのにね。

 その後、捨てられないでいた既刊は全てBOOKOFFさんに売りに行きました。わたしはもういよいよ作品の読者として相応しくない存在となりましたので。元々なってたけど!

 いやーーーでもさあなんでああなったかなあ?真咲と織姫太陽として描写されていたから、こうなるのでは?っていう考察ブログもあったんだけどさ(いやそのブログはまじで凄いんだけど)

 結局黒崎一護はお母さんを護りたかったあの日からなにも変わらなかったということでしょうか。井上織姫は母の代わりの太陽ですか?男の子母親に似たひとを好きになる理論強すぎか??そりゃマザコン男による離婚騒動永遠になくならないわけだよ。しかもなんだかんだ同じ世界に生きるもの同士でくっついちゃうんですか?お互いに背中を支える月のような彼女ではだめだったんですか?

 うん、だめだったんだね。少なくとも、男女として生きる相手にはならなかったんだ。いやしかし、男女の辿り着くゴールが必ずしも性愛であるというのも逆に古いのか?もしかしてわたしの方が固定概念に囚われているのか?

 でも最後負け惜しみを言わせていただくと、わたしはやですけどね!!自分を護ってくれるけれど。そのために何度でも立ち上がってくれるけど!女として愛してくれるけど、家族になったけれど、それでも彼の後ろにはあの小さな背中が一生ちらつくなんて。

 ふんだ。

 あ、でもね!ただひとつ言っておくけれどBLEACHという作品は今でもすごいなあと思っている。めっちゃ面白い

 わたしわたし特有のめちゃくちゃ気持ち悪い理由で読めなくなってしまったけれど、あのポエムといい、キャラデザといい、唯一無二にも程がある。

 世界の多くの人よ、もしもまだ読んだことなかったら、そして暇だったなら、この何もできないGWにはぜひともBLEACHを読むといいと思う。

 あの〜ところで白猫コラボやったら、唯一織姫けがガチャで出たんですが?これは何かの嫌がらせでしょうか?しかも意外と使い勝手いいじゃねーか、育てちゃったよくそ

2021-04-28

首を吊ってる母親を、自分の手でドアから降ろした話。

これも結構前の話になる。

「そういえばあの時、どんな気持ちだったっけ?」と思い返す機会があったので、折角なので文字に書き残しておきたい。

そうすれば胸に落ちるものも、もしかしたらだけど多少はあるんじゃないのかな?って感じで。

内容が内容なので、少し長くなるかもしれないけど、お暇な方がいらっしゃいましたら読んでやってください。

あんまり仔細に年月日を狭めすぎるとアレなので、時期は今から7年ほど前。

ちょうど今のような、若干寒さも落ち着いてきたかな?ってぐらいの春頃のお話だと思って下さい。

当時の俺は大学入学したての、ピカピカの一年生でした。

兄の方がとても優秀だったんで、随分と見劣りはするけれど、俺の通っていた高校レベルからすれば「まあ頑張ったんじゃないの?」程度の大学へと入学

その筋のマニアには結構有名な、二郎インスパイアの名店が近くにある登り坂の長い大学ですね。

あれは本当に数少ない良い思い出です。メチャメチャ美味かったな。店狭いし、オッサン怖いし、汚いけど。

オススメは小ラーメン・麺少なめ・ニンニクマシ・アブラシマシです。

しか高校まではチャリ通で10分だったところが、電車を乗り継いで1時間半になったのは本当によくなかった。

職場学校は、絶対に自宅から近い場所を選びましょう。近い場所にないのなら、あなた引っ越ししまいましょう。(経験則

そんなこんなで深夜までゲームやらアニメうつつを抜かしては、中途半端時間に目覚めて、一限は余裕でアウト。

気付いた母親に叩き起こされて、仕方なく起床。もそもそと着替えて、遅刻前提の移動。

それで素直に大学まで向かえばいいものを、「途中で行くのも面倒くせえな」と地元カラオケで朝割フリータイムしてたり、本屋立ち読みしてたり。

入学当初からそんなんだから、とにかく授業内容は良く分からないし、眠くて眠くて仕方なかった。

何よりも人見知りだったもんで、良くも悪くも自由大学形式の授業とサークル活動に、いまいち馴染めずにいた。

大学は少中高と違って、能動的に働きかけないと友達はできないもんなんです。あの頃の俺に教えてやりたい。本当に。

夢見ていた大学生活は、俺にとってはただの眠気との闘いに成り代わっていたのである……。

そんなんで仲の良い友達全然いないもんだから、授業サボりまくって、図書施設ビデオ設備で「ロード・オブ・ザ・リング」とか「戦場のピアニスト」とか見てたな。

いや、完全に余談でした。すみません

とにかく、こんなカスの具現化みたいな大学生活を送らないよう、新入生の皆さんは頑張ってください。

話を戻します。

俺が小学校に上がるぐらいの前に、うちの母親は一度離婚している。だから俺は種親の顔をほとんど覚えていない。

自分ママとパパと話すけど、ふたり全然しゃべらないなぁ」とか「やたらと関西実家に行ったり、親戚の子がうちに来るのはなんでだろ?」とか。

そんなことを子供ながらに思ってたんだけど、今思い返せばそういうことだったんだと。

そんなこんなで気付いたら第一父親が消えて、俺が小学校二年生ぐらいの時に、新しい父親が来た。

第二の父親は、俺は子供ながらに「良い人」だと思った。

そりゃ向こうも腹を据えて、血の通ってない兄弟二人を抱えるわけだから、多少の上っ面は確保してくるには違いないんだけど。

一緒にお風呂に入れてもらったことが嬉しかったのを覚えてる。そんな第二のお父さんの背中には、ご立派な龍のモンモンが彫られていたけど。

仮初でも、その人は優しくて良い人で、色んな場所に連れていってくれたりした。なんかホテルが多かったな。海ほたるとかもよく連れていってもらった。

多分これまでの人生25年、その人が来てからの数年が一番幸せだったんじゃないかな?

中学に上がる前ぐらいの、それぐらいの間。ホント幸せだったと思う。ボンボンボンボンで、当時Xbox360COD4ネット対戦してたの俺だけちゃうレベルで。

母親も、その時が一番楽しかったんじゃないかな?

俺も兄貴母親父親も、心から「家族」を感じてた最後の瞬間だったと思う。

で、俺が中学に上がった頃に、第二の父親が手掛けていた事業が一気に傾いてしまったと。

これは直接見たわけでもなんでもないけど、父親の元同僚の方に聞いた話なんで、間違いないことだと思います

首の回らないレベル借金も抱えることになったと。

そっからの酒乱っぷりたるや本当に凄くて、中学生ぐらいになると俺も兄貴も(特に俺は)夜更かしをするようになってるから

ベロンベロン状態で帰ってきた泥酔親父に、子供相手に何を言い出すねんみたいな絡み方をされだして。

うわぁ、イヤやな……って、毎日夜になる度に鬱になってたのを思い返します。寝てたら寝てたで起こしにくるし。逃げようないやん。

そんな紆余曲折を経る中で、第二の親父が俺に放った言葉

「お前なんて、オレの本当の子供じゃねえんだからな?」

この一言が本当に忘れられなかった。シグルイのあの人ばりに、(この傷は二度と戻らんな)と泣きながら感じたのを覚えてます

しかもこれ確か、母親の目の前だった気がするんですよ。なんか二人で揉めてて、俺が仲裁に入るじゃないけど、間に入ろうとしたらこうなったみたいな。

酔うと貯め込んだ本質が出るタイプの人っているじゃないですか。つまりはそういうことだったんだな、と。

それ以降、父親と心を通わすことは一切なくなった。もちろん話したりってことはあるけど、他人みたいなことで。

そんなこんなで、それでも気付いたら中学生になって、高校生になって。

第二の父親は家からはいなくなって、お金だけを入れながら、たまに連絡を取るぐらいの関係になって。

こっからはもう蛇足なんで、ちょっと飛ばし飛ばし

小中校まではすごい楽しかったんですよ。面白い友達もいたし。なんで急に大学ダメになったのか、不思議だなぁ。

母子家庭あんまり余裕のある生活じゃないけど、塾にも行かせてもらって、奨学金も出る。

大学にも行けるんだと思えば、ちょっとぐらいの家庭内のゴチャゴチャがあるぐらいで不幸ぶんなよ、俺よりひどいやつなんて山ほどおるぞと自分自分を戒めたりもして。

そして母親の様子がおかしくなりだしたのは、このあたりだったと思います。ちょうど俺が大学受験を終えたぐらいの時分。

深夜、お腹すいたなーと思ってリビングに行くと、母親ワインと大き目なビニール袋みたいなんを用意してて、一人で黙々と飲んでて。

で、ちょっとなんか変な感じがして、母親の目から。据わってるって言えばいいのかな。とにかく、明らかに普通じゃないけど、普通を装うとしているのが伝わってくるような、そんな感じで。

無言でいるのも変なので、「なにこれワイン?家での飲んでるの珍しいね、いいやつなの?」みたいなことを訊いた覚えがあります

うちは父親の件もあったので、母親とはすごく仲良しだったから。

思い返せば、極度のマザコンだったんだと思います特に兄貴が遠方の大学にいってからは、実家には俺と母親の二人だけだったから。

とにかく変な雰囲気だったから、「お酒家で飲むの初めて見たかも!俺もひとくちもらおっかなぁ」みたいな、おどけてなんとかしようみたいなムーブをした記憶があります

「いいよいいよ。飲んでみな」と、母親が余裕で許可をくれたことも結構意外でした。酔ってたのかな?分かんないけど。

ド深夜、テーブルライトだけつけたリビングの机、ワイングラス、謎の大きなビニール袋。

なんかすげえヤバイことになってんのかな?と。

なんでだろう、このあたりから薄々感じ取り始めたというか、そんな気がしました。今までにこんなことなかったよな?って。

そして寝て起きたら、横に母親がへたりこんでるんです。体育座りを右斜めに崩したみたいな恰好で。

俺は一瞬、本気で死んでると思った。でも慌てて抱き付いたら、ちゃんと体温も呼吸もしてたので、本気で安心したのを覚えてます

えっえっ?ってなって、どうしたん?って聞いたら「いや、ちょっと……」みたいなことで、手元を見たらスカーフ?とハンカチを束ねて作ったような、首吊り用の縄?があって。

正直ワインときから厭な予感はしてたから、メチャクチャ驚いたし、なんで?ってなった。

「それはだめだって、それだけはだめだよ。これからどうすんの?」って泣きながら問い詰めた記憶があります

人間、本当に近しい人であれば、ちょっとした行動から、「なんとなく自殺しそうだ」というのが分かるものなんだって思いました。

マジでここらへんの記憶が、ずっと頭からこびりついて離れない。身体を下ろした時よりもキツかったかもしれない。

未だに良く分からない。要するに母親は、部屋のドアノブに縄を引っかけて、首吊り自殺をしようとしたんだと。

しかも俺の部屋のドアノブだった。誰のだったらいい、ということじゃないけど。この時には、兄貴はとっくに外に出ていたはずなのに。

首元を見たら、真っ赤っていうか、うっ血したようなアザになっていて、「失敗しちゃった」みたいなことを半笑い、作り笑いで言っていたような記憶があります

未だに後悔しています

あれだけ明確に希死念慮を見せていたにも関わらず、なにもできなかった。

母親がこのとき、俺に助けを求めていたのかは分からない。あるいは本当のショックを与える前に、「私は死ぬからね」という予告をしたのかも分からない。

兄にも周囲にも連絡をしなかった自分の愚かしさ。せめて身内だけには言うべきだった。

でも、言ってもどうにもならないんじゃないか、言われた側に負担を強いるだけになるんじゃないかと、どこかで想ってしまっていたのも事実です。

母親自殺をするかもしれない。どうか助けて下さい。」この言葉を俺はいったい誰に伝えればよかったのか、いまでもわからない。

救い方があるとしたら、それは俺がどれだけ母親が好きで、愛していて、感謝しているかということを、心変わりするまで何度でもいうことしかなかったんじゃないかと。

ある日、大学に行った。四月の上旬。はっきりと覚えてる。

ちょっと早めに授業が終わったのか?サボったのか。正直どっちでもいいけど、俺は家に帰った。

なんだかすごい胸騒ぎがしてた。兄も俺も家にはいない。家にいるのは母親だけ。

ただいまとドアを開けた瞬間、やはり自分の部屋の前で、足元に椅子を置いて、スカーフで作った縄を首にかけて、うなだれて扉にもたれかかる母親を見つけた。

凄まじい衝撃と同時に、「やっぱりこうなった」とどこかで思う自分がいた。

首にかけているスカーフ素手では取れなかったので、キッチンからハサミを持ってきて、片方の刃で切り落とした。

抱き抱えた母親身体は、思い返せば想像よりもずっと軽かった。

「誰か、誰か助けてください」と今までにいったことのような言葉を金切り声で叫びながら、居間の上にあおむけにさせて寝かせた。

そして震える指でスマホをうって、まず兄にコールした。

兄は大学二年生で、本来なら学生寮にいたはず。この日はたまたま里帰りをしてきて、何かを読みに本屋にいってくるといっていた記憶がある。

しかすると母親は、この日を待っていたのかもしれない。兄弟が揃う日じゃないと死ねないと思ったのか。分からない。

ママが首を吊ってた。いま俺が下ろしたけど、意識がない。救急に連絡するから、すぐに帰ってきてほしい」

と言って、すぐに電話を切った。兄は「わかった」とだけ言っていたような気がする。

家の場所を伝えて、どうか助けてくださいというと、すぐに救急車と救助隊の方々が来た。

俺は人命救助の方法とかがまったく分からなくて、もしかすると心肺蘇生とか、胸骨圧迫とか、本当はいろいろなやりかたがあって、

待っている間にそれができていれば、母親を助けられたんじゃないかと思う。

でも本当に現実現実として受け止められてなかった。頭がヘンに冷静だったのは、「こんなことになったけど、きっと助かるよな」と無根拠に信じ込んでいたからだと思う。

ここではどうにもならないから、と救急車に乗り込んだ。

ハサミで深く切った指から血が流れていることに気付いた。痛みはまったく感じなかった。

俺「こんなんなっちゃったな」

兄「俺、これからどんな顔して顔あわせればいいかわかんないわ」

俺「そうだなぁ」

こんな会話を、兄弟で悠長に会話していたのをハッキリと覚えています

ここまではすごくハッキリ覚えているのに、ここから先があいまいなのが不思議で、不思議で。

確か夜の病棟に運ばれて、「自意識が戻る可能性はない」と言われたこと以外は、実はほとんど覚えてないんです。

翌日の病室の面会で、意識のない母親を前に過呼吸になるぐらいに泣いてしまたことを覚えてます

そして「自意識が戻る可能性はありませんが医療を続けますか?」というような旨を医師の方に伝えられて、「もういいです」と伝えたことは覚えてます

そしてずっと病院に居るわけにもいかいから、家に戻って、母親のいない家で過ごして。

三日後か四日後、電話の連絡で「お母さんは亡くなりました」と同僚の方から連絡をいただきました。

母親の死に目に会わなかったのは、自分にとって幸運だったのか、不運だったのか、未だに分からずにいます

からない、本当に今でもわかりません。

あのワインの日から自分に何が出来たかをずっと考えています

間違いなくサインとなっていたあの日ちょっとでも行動を起こす勇気自分にあったのなら、もしかすると母親は今も生きていたのかと。

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