はてなキーワード: ゾーニングとは
https://togetter.com/li/1093345
まとめ主がコメント欄で暴れてて非常に荒れ。
「あなたは子供にavむりやりみせないと死ぬんですか?虐待だとわかりませんか?」などと繰り返ししか得られない。
酒タバコの強要は行けないという点だけは常識的な解答を引き出せたので、完全におかしなことだけをかいて楽しんでるふうでもない。
大前提として、コンビニエロ本は「エロ本」ではない。表紙にも18禁要素はない。
これは酒が売ってはいるが、子供では変えないのと同じようなことだ。
https://togetter.com/li/1090143
先日、このようなtwitterでこのような侃々諤々があったということを知った。
コンビニの日用品のラインナップにおむつを加えるべきか、については
既に議論も尽くされているだろうから、敢えて触れる必要はないと思っている。
それは各店舗が地域の客層・需要・収益性を考えて判断すればよい。
雑誌棚の成人向けコーナーに置いてある本について、多くの人が誤解しているように見える。
確かに雑誌の傾向としてはエロ本としか表現しようがない。これは間違いない。
しかし結論から言うと、コンビニに「18禁(成人向け)の雑誌」は置いていない。
出版社は所謂18禁、成人向けの雑誌・書籍には一目でそれと分かるよう
成人向けのマークを記載する必要があり、そのマークのついた雑誌は特定の書店や通販でしか購入できない。
成人向けマークのついた雑誌や書籍は、表紙の段階から下着はもちろん、乳首や性器の露出といった過激な描写に特徴づけられる。
内容も様々で、激しい性描写、人倫に悖る行為、暴力的・猟奇的な内容まで含まれる。
このマークによる流通の制限は出版社による自主規制(ゾーニング)である。
これには成人向けマークがない。
漫画雑誌となんら変わるところはない一般向けの「普通の雑誌」である。
或いは、週刊誌に時折ヘアヌードの袋とじがあることはよくご存知のはずである。
コンビニの成人向けコーナーに置かれている雑誌・書籍は、これらと本質的な違いはない。
少なくとも法的にこれらを明確に区別する根拠はない。 ※青少年条例に基づく有害図書規制で個別に指定されたものを除く
例えば漫画の場合、性描写自体は「ヤング~」の延長にある程度だ。
性器に対する修正もかなり強く、この点は特に成人向けマークのある雑誌と差別化されている。
成人向けコーナーにある雑誌の表紙にきちんと目を通してほしい。
確かに扇情的なものは多いが(エロ本である以上、当然ではあるのだが)
雑誌をビニール紐で縛っていない店舗でも青いシールで封がされており
立ち読みはできないようになっているはずだ。
何故か?
ふと目に入ってしまっても、直接に性的なものが映り込まないよう細心の注意が払われている。
水着グラビアの写真が表紙を飾る雑誌と、果たして要素としてどんな違いがあるだろうか?
あくまで出版社は誰でも買える、一般向けの雑誌として流通させている。
だが現実に、コンビニでは成人向けコーナーへそれらエロ本が隔離されているではないか
それらエロ本を店舗の隅に隔離したり、未成年へエロ本を売ろうとしないのは
コンビニ各社の陳列・販売における自主的な判断によるものである。
これは流通側の規制であり、雑誌を作った出版社の意図とは基本的に関係がない。
畢竟、コンビニが「一般向けの雑誌を成人向けとして扱っている」ということになる。
ここが多くの人が誤認するもとになっている。
ある書店では普通の雑誌の横に並んでいるということも大いに有り得る。
その書店は配慮が足りないかもしれないが間違っているわけではない。
「成人向けマークがどうとか、そんなものはレトリックでしかない。
エロ本はエロ本であり、やはり子供の目の届く可能性があるコンビニにあるのはおかしい。」
結果的に不快に感じている人も少なくはないのだし、カバーをかけるなどして対処するべき。」
こうした意見も大いに出てくるであろうことは想像に難くないし、
ただ「そもそも18禁の雑誌がコンビニ置いてあるのがおかしい」という
私は賛成です。
今のアニメ・漫画などは性的・暴力的な表現があまりに溢れており、未成年を非常に蝕みやすい環境。
悪辣な表現から子どもたちを守るためにも、一般紙から性的・暴力的な表現は徹底的に排除し、
よく話題になるコミケなどの同人誌即売会も、アダルトの作品が売られているにも関わらず入場者に対して身分証の提示が無いと聞きます。
未成年かどうかもわからずに入場させているならば、それは子供の性的虐待を容認しているのと同じであり、対応が取れないならば開催を辞めるべきです。
また、大人向けであっても、そういうものが許容されている環境であるという事が社会的に悪影響をおよぼす。
未成年者が性的な対象になっている表現によって、青少年が性的な犯罪の被害を被る可能性が否定出来ない。
よって、ゆくゆくは表現すること自体を禁止するべきであると考えます。
実際、暴力的な表現にショックを受けたり、セカンドレイプを受けて苦しんでる人は大勢います。
現実に被害が出ているのですから、フィクションと言えど人権を守るために配慮されなければなりません。
日本は国連からも再三、氾濫する性的・暴力的な表現を取り締まるべきだと指摘を受けており、
国連に名を連ねる国際社会の一員として、人を傷つけたりヘイトスピーチになるような表現は排除していく姿勢が当然だと思います。
表現規制反対を訴えるオタク達は女性の人権侵害だろうが犯罪助長だろうが
自分のオナネタさえ守れればどうでもいい、エロの事しか頭に無い猿のような連中。せんずり村という言葉がよく似合う
表現の自由ガー → 薄汚いオナネタよりも守るべきものは幾らでもある
性表現を規制すると犯罪率が増加する → 規制したら犯罪するぞ!と自ら犯罪者予備軍である事をカミングアウト
日本は性犯罪が少ない → カウントされてないだけ。仮に本当に少なくともより下げる努力は当然
心の安定に用いているだけ → 暴力的なポルノが無いと精神を保つ事もできないなら心療内科に行った方がいい。性が心の安定に不要である事は無性愛者が証明してる
ゾーニングすればいい → 生産すること自体がヘイトスピーチで人権侵害
論理で負ければセクハラ全開で相手を口汚く罵倒してマウンティング。
こんな連中が表現の自由戦士を名乗っているのだからいかに日本の創作表現が男性中心で
内容も貧困かがよくわかる。
正直に「現実の被害者などどうでもいいから、ぼくらから変態・暴力的なエロを奪わないでください~」と叫べばいい。
誰も相手になどしないだろうが。
オタク達は自分達が好きな暴力的、性的なアニメ・漫画を守る事ばかり考えて規制反対を訴えているが
表現の自由を盾に現実に被害に遭っている人達を無視している時点で何の説得力も無い。
ヘイトスピーチなどで苦しみ、自殺に追い込まれる人達はどうなってもいいと言うのか。
単なる娯楽の一つに過ぎないアニメ・漫画の表現よりも遥かに優先順位の高い事項だとは考えないのか。
アニメ・漫画にだけ絞っても青少年に悪影響を与えるような表現は青年誌だけでなく一般紙にも溢れており、
ゾーニングも全く徹底されていない。ここでもやはり現実の子供達を守るという観点は無視されている。
ついでに言えばオタクの中には結構な率でネトウヨが散見されるが
では何故男性向けコンテンツには女性を性の道具として扱うようなモラルの無い物が多いのでしょうね。
女性向けの類の物も無いことはないでしょうが、圧倒的に男性向けの方が数が多いですよね?
男性の多くは女性を悪辣に扱うコンテンツのせいで傷ついている人が居るとは考えないのでしょうか。
また居たとしても何の問題も無いと感じるのでしょうか。
私は殺人描写に関してもある程度の規制が必要だと考えています。
特に弱い立場の人々が無下に殺されるような描写は、戦争が如何に悪であるかを描く等の理由がない限り許されるべきではないかと。
それを観た人はどう感じると思いますか?
例えば女性や子供が、男性の快楽目的で強姦される描写を目の当たりにした時、確実にある程度の人は心に傷を負うでしょう。
感覚が麻痺してなんとも思わないという人が居ようと、そういった描写のせいで傷つけられる人々が居るなら規制を行うべきです。
その線引は現実に違法である行為か否かで行うのが最も無難であると思われます。
コンテンツを楽しんでいた側の人権はどうなるのか、と思われるかもしれませんが、
喫煙行為が周囲の人に害を与える為に喫煙所が縮小されているように、悪辣な表現も傷つく人がいる限り縮小されるべきです。
あなたも汚れた楽しみを得ながら
少なくとも私は悪辣なポルノや犯罪の表現に楽しみは感じませんし怒りを覚えます。
ゾーニングされても何の間違いで触れるかわからないのですから、現実に犯罪行為で有るか否かを線引に規制を行い、コンテンツを健全にするべきです。
自分以外が欠落していると考えるのは重大な邪見です。
私も自分が完璧だとは欠片も思いませんよ。ですがより良くしようとする努力は必要ですよね?
ゾーニングできてるじゃん。被害者なき犯罪。逮捕劇がなけりゃ誰も迷惑しない。
根本的にワイナリーや、クラフトビールのブルワリーで地域おこしするのと何が違うというのか。
追記:「村の人に迷惑かけたじゃないか!」というブコメを複数いただきました。
それは現在、大麻の所持・栽培・売買が違法であり、逮捕劇によって騒動をもたらしたからですよね?
大麻使用による迷惑ではなく、大麻取り締まりの"逮捕による迷惑"です。
離島民が迷惑してます。誰も住んでないと思ってんの? 石垣島には5万人近く住んでんの!! 一度は追い出されたんだけどねー。いつの間にか戻って来てた。 - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/shimasoba
そこに元々住んでた人やその子孫。当たり前だろ - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/mouseion
イメージの問題。観光で食ってる。 - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/pzp
高樹沙耶が移住したことで、石垣島在住の約5万人にどのような迷惑をかけましたか?
大麻吸引による被害と、大麻取締法違反による騒動への言及が混ざってませんか?
あなたの隣の住人が大麻吸ってたら嫌でしょ。 - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/jhflh
嫌いな人たちなら犯罪者として取り締まってもなんとも思わない、という発想ですね。
来年からアメリカでデバッグ始めるから。テストが終わってから段階的に導入しよう。 - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/yamadadadada2
テストはアムステルダム、クリスチャニア、ニンビンで実証済み。すでに10年以上の歴史があります。
日本の法律では外国で吸おうが違法行為で帰国した瞬間に捕まるから真似しちゃ駄目だぞ - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/Fushihara
なるほど、ブコメで「海外でやれ」「そういう国へ行け」って言ってる人たちは違法行為を教唆してるわけですね。恐ろしい恐ろしい
おまわりさんこちらです。いつもお世話になっています。ええ、またはてなブログなんです。すみませんいつもいつも、、、 - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/is0ladelcane
増田って、「名前を隠して楽しく日記」であって、匿名掲示板ではないのに、なんでこんなことを書いてしまうのか(´・ω・`) - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/gui1
この増田の文章はどの法に触れましたか?大麻取締法に疑問を持つことは犯罪でしょうか?民主主義、言論・表現の自由への弾圧ですね。
増田でルサンチマンを燻らせていないで法改正へのロビイングから始めるのが筋。 - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/dot
増田でコソコソ法改正へのロビイングしてる、って解釈をする人がいるかもしれないし、いないかもしれない。
「人に迷惑をかけなければ何をやっても良い」なんてしょうもない考えすよ - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/yy00610106
ジョン・スチュアート・ミル、ディスってるの…?
法律っていうのがあってだな。 - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/nine009
日本は法治国家であると同時に、法改正、憲法改正もできる民主主義国家であります。法改正を訴えることに何の問題が?
法律を破ってもいい、何をしてもいい、とは一言もどこにも書いてないのですが。
「無法地帯」って言葉知ってる? - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/kuro_pp
法律を一切無くせ、とはどこにも書いてません。「非犯罪化して、規制して、課税すべし。」と書きました。新しい法律を作れという意味です。
その大麻コミュニティが発展して、サティアンみたいなアジトになったらどうするのよ? - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/aoven
間違った類推です。オウム真理教はサリンを製造し、テロ事件という加害行為を起こしました。被害者が明確に存在してます。宗教団体やってて、田舎に集団で移り住んだから悪いのだ、ってわけではないです。実際に今も田舎で生活してる宗教団体はありますし、法律上は何の問題もありません。
「大麻 害」で検索したら普通にこういうの出て来て害だらけと感じた - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/zz_sexy
そのアンチ薬物を掲げてるサイトは英語版ウィキペディアによると、アメリカの新興宗教団体サイエントロジー関連っぽいですが。
Foundation for a Drug-Free World - Wikipedia
大麻は暴力団の資金源だから規制するわけで、 - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/u06nh
暴力団の資金源にならないようにするため、海外の一部の国では合法化しています。逆ですね。禁酒法時代、酒を禁止したために反社会的勢力(アル・カポネが有名)の資金源になりました。
議論すれば少数派に勝ち目はない。 - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/kunitaka
それは議論ではなく、多数決だからですね。LGBT、障がい者、オタク、少数民族、自らの意見や権利を主張し、社会に浸透させている人たちが日本にもいます。民主主義、人権問題は多数決ではないのです。
グローバルに考えよう。ゾーニングとして合法な国に行けば誰も迷惑しないと思うよ。 - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/ybc
違法なものが一部では合法という状態が法治主義に与える影響がでかすぎる。 - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/son_toku
このグローバル・ゾーニング理論とあわせて考えるなら「日本で違法なものが、海外の一部では合法」ってことの意味や影響も考えたいですね。
すでに日本には海外旅行や留学中に大麻を経験した人がいて、合法の国や地域から大麻を吸ったことのある外国人がたくさん来日してるわけですから。
二度と一生そこから出てこないのならばいいのではないだろうか - http://b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/sharia
二度と出てこないと保証できるならいいよ。 ゾーニングってそういうことでしよ? - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/momopopohate
ポール・マッカートニーやレディー・ガガの来日公演が見たい!
ブラッド・ピットやジョニー・デップと握手したい!東京オリンピック!
大麻が合法のアメリカ・ワシントン州の嗜好大麻ショップで、日本人がジョイント1本とバッズ1gを購入したときの映像https://t.co/lDU0Xh6WLV— SHIVA (@francisco_bot) July 11, 2016
これが通るほど薬物問題は簡単じゃないというか、国が何個も滅ぶような歴史的経緯があるからな…。b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/TakamoriTarou
麻薬によって国が崩壊した清の話とか知らないのかな? - b.hatena.ne.jp/entry/310297382/comment/kenjou
医療用の大麻も含め、個人の使用で逮捕されない国や地域は現在もあるわけなんだけど、滅んでないよね?
今は大麻の話してるんだけど、もしかするとアヘン戦争と勘違いしてるのかな?
あれもポリコレ、これもポリコレ。こんなに沢山のポリコレ棒で殴られてるぅー。
でもそれ、ポリコレじゃなくね?
「ある表現において、ある集団に対して不利益を与えたり攻撃的だったりする言論・態度が含まれないこと」
ほんじゃどんな使われ方してるか見てみよ
まずこれ
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20161109215129
id:kasugano 「発信者の意図がどうであろうと受け手がヘイトと感じたらヘイトだし差別と感じたら差別」がいつものポリコレ理論だった。ならこの人が脅迫と感じたら脅迫でしょう。なのに被害妄想扱いして一蹴するのは最低だよ。
そも、ある言動が差別(ヘイト)か否かってのはポリコレ以前の問題。
ポリコレはヘイトや差別を定義するものじゃなく、むしろ定義された後、それが表現に入っているか否かを示すもんだ。
なお、差別において「被害者が差別と思えば差別」なる定義はない。そんなこと言ってる奴がいたら間違いだと言ってやれ。
お次はこれ
ttp://anond.hatelabo.jp/20161112082205
まあ、要するにキャップがホモだって設定に変更してくれって話だ。もう、本当にうんざりしたんだが、これがトランプのいう「過剰なポリコレ」のひとつだ。
キャップが異性愛者として描写されることはポリティカル・コレクトだもの。
キャップの異性愛描写は、同性愛者なり他の集団なりに何らの不利益を与えず、攻撃的でもない。
何?インコレクトだって言ってる奴がいた?そいつはバカだ。ほっとけ。
今度はこいつ。どちらかと言えば親ポリコレ?でも議論がクッソ雑
ttp://anond.hatelabo.jp/20161111105121
「今までポリコレ棒で叩かれてたオタクがポリコレに守られてるわけねえだろ、反ポリコレになって当然だ」ってのは違うって。
「ポリコレがオタクを殴る」ってのは、ソフ倫の「近親相姦や獣姦禁止」とか、コンビニエロ漫画の「ランドセルやセーラー服は禁止」の方だよ。
駅乃みちか辺りの話は、「オタクが棒を所構わず振り回しだしたので、それで殴られるやつがいるからやめろ、と、棒を取り上げられた」って話なんだよ。
どこにポリティカル・インコレクトな要素あるわけ?しかも業界の自主規制でしょうが。
いったいぜんたい、誰に攻撃的で、誰に不利益与えてるわけ?どこに差別要素が?
てかそもそもエロ叩くとポリコレ扱いって何?皆さん、「エロは差別的」って受け入れてますのん?
エロが差別ってんなら、そらエロ漫画なり何なりポリティカル・コレクトに反してるけども、そんなコンセンサス、あります?
3例だけでごめんねー。でも他も概ねこんなもんよ。
インターネットで「(90年代のオタクネイティブは秘していたような、女性に対して暴力的な言語表現が一般化してしまった」理由として、
00年代以前のインターネット社会では「女性がマイノリティだった」というのが大きいのだと思う。
女性嫌悪的な記事や、『ま~ん()』『腹パン』『糞女』などの『女性に対する明確な差別的言論』やセクシズムに溢れた表現が、
住み分けされることなく偏在し、男女双方の性嫌悪を再生産し続けている、という現状を重く捉えるためである。
後半、ポルノメディアのゾーニングについても触れるが、弊害が大きいのはむしろ、差別言論のほうであるように感じる。
かつてアングラサイトだった2ちゃんねるは、まとめサイトの存在によって「公」空間に引きずり出されてしまった。
ソース元となる「ニュース速報系」は、かつては「極端な思想同士が延々とプロレスをしている」一元さんお断り空間だったが、
雑談系板の分離、アフィリエイト排除のための板新設などを繰り返した結果、かつての「喪板(=モテない男性文化)」的な、
非モテ・ミソジニー文化が幅を利かせる空間として先鋭化した。客層をターゲットした広告が配置され、結果として女性差別と、男性向けの性表現で溢れかえる。
新たな住民が流入し、育ち、巣立っていくサイクルの中で、一般的な女性が見たら嫌悪感を持つ空間が醸成されてしまったのはほぼ必然といえる。
たまに誤解している女性がいるが、これを「日本社会の差別性の象徴」と捉えるのは正確ではない。
「もともと限られた男性たちが醸成した空間が、外部者である女性の目に触れるほどに一般化してしまった」が正しい。
なお、ここまでの推察は、既にあるまとめサイトをどうこうすべきという話ではなく、「結果としてやむを得ず現状がある」という過程の話である。
多くのインターネットサービスが提供しているのは、異文化衝突に対する、技術的アプローチによる解決だ。
Google的な広告モデルは、個人需要に対して徹底的にパーソナライズされる仕様になっている。受け付けない広告は、右上などに表示された×ボタンを押せば表示を止められる。
例えばtwitterは本来TLがデザインできる空間なので、攻撃的なタイプの「弱者男性(女性車両反対)」層、ツイッターレディースなどの、
IS○S的な用途は、本来、サービスのデザインに反する。「嫌いなものはブロックして見ない」が正しい使い方となる。
また、facebookは年々ポリティカルコネクトネス的な締め付けを強めているので、猥雑なインターネット空間が受け付けない層はそちらへ行くのが妥当、という側面はある。
とはいえ、情報リテラシーが高い、あるいは自制可能な人間ばかりでない。
そして、往々にして人間は、自分の空間をデザインすることではなく、差別者を批判することではなく、
『嫌いな』表現を攻撃する行為に労力を割いてしまう。現状、技術的手段が有効に活用されているとは言いがたい。
性差別を受ける体験から性嫌悪を強め、あらゆるセクシズム的な表現に対するアレルギーを発症する人は多い。
社会における表現の自由は「人権の総量」と同義であるといって過言でない。
表現規制が基本的人権の侵害に及んだ場合、社会的人権の確立が十分でない子供、そして次に女性が権利を奪われる。
この例は、事実上の男性向けポルノ規制法である青少年育成条例周辺の改正案が、全て、「子供の権利を奪う」方向に進んでいることに顕著だ。
焚書を及んだナチス・ドイツや、青少年健全育成法との内容的類似が指摘される、戦前の国家総動員法が物語る通りである。
一部東南アジア国家では強硬な規制政策が取られているが、独裁政権が横行し、「エロ本を買うより女を買うほうが安い」といった状況だ。
タイでは軍事政権に対するクーデターが起きたものの、短い平穏のあと、名君の死による大変な混乱が起きているのは周知の通り。
さて、「表現の自由」論について多くの行数を割くことは、ここではせず、過去や他国の先例に触れるに留める。
論じたいのは、見た目のイージーさに対して重要なリスクを持つ「社会法による規制」に訴えず、
女性が差別表現に傷つかないネット空間を用意するにはどうしたら良いのか、という部分だ。
まとめサイト女性の目に触れる、ということは、扱われるトピックに、女性にも共通する需要があり、
一般メディアのセクシズムに不満が出る、というのは、逆に捉えれば「セクシズムが除外された空間に需要がある」ということだ。
「クリーンな」と書いたが、女性向けキュレーションメディアの多くは
女性の趣味嗜好は細分化しやすいので、隙間需要はおそらく多い。
女性向けで、かつ、現行のまとめサイトに近いものとして「ガールズちゃんねる」「GIRL'S TALK」などがある。
まだ十分に一般化していない印象があるが、これらは、需要を上手く捉えたサービスだと思う。
ところで、女性向けキュレーションメディアの大半が「セックス」「恋愛」を全面に出している。
セクシズムこそが人を惹きつけ、湯水のように金を出させることは否定のしようがない。セクシズムは男性のみならず、女性にも深く根付いている。
社会的な建前が排除された女性向けメディア、「ガールズちゃんねる」「大手小町」あたりを見ても、女性の女性による女叩きは溢れかえっている。
それらを除外したサービスを作ったところで、収益を上げづらい(作るメリットが薄い)であろう、という推論は成り立つ。
視界内からセクシズムを排除したいならば、自らをゾーニングし、徹底的に安全な場所に引きこもる他はないだろう。
ここまで敢えて触れなかったが、女性向けのネット文化は、存在しなかったわけではない。
日本は性文化においても、女性への「slat shaming(ふしだら侮蔑)」的感覚が強く、また、女性のほうが趣味が細分化しやすい事情もあり、
女性向けの性表現は自ら「隠れている」のが実情だ。学級会文化、と揶揄されるように、同調圧力が非常に強い。
一般化する前の、かつてのオタク文化に近い傾向を持っているとも言える。
ただし、女性が男性向けの性表現に嫌悪感を抱くのと同様、本邦の男性も女性向けの性表現に嫌悪を抱く。
あらゆるネットサービスで問題となる、「腐叩き」に顕著だが、「腐叩き」が問題になっても、「女叩き」が問題になることは少ない。
「マイノリティ」の弱みだが、女性のインターネット利用は既に一般化しており、そもそも男女の大きな人口差はないので、人数的にはマイノリティではない。
「最近の腐女子がやりすぎている」のではない。男性向けの性暴力表現の一般性を考えれば、表に出てくるのは至極自然な現象だろう。迫害するほうが不当だ。
男性性への嫌悪から、女性差別表現と共に氾濫している男性向けポルノの規制を求めれば、女性向けの性表現も規制を受ける。
「ミラーリング」に必要なのは、個別のキンタマ潰しでもなく、ポルノバッシングでもなく、女性向けのポルノを、公空間に氾濫させることだと思う。
なお、筆者は少女の表象を好み、男性向け文化を主に嗜好してきた性別女性だが、
BL愛好女性の語りが好きだし、女性向けのゴアな表現の行き着く先がどのようなものなのか、強い興味がある。
同性が表象によって「性的消費」されることに抵抗はないし、異性に対しても特にない。
個人をイリーガルに侵害しない範囲に限るが(実在者の加害行為を扇動する気はない)、文化としては、更なる先鋭化に期待する。
攻撃的に、あるいは非攻撃的に、「自粛を求める」というものだ。何故書かなかったか。そもそも無理だと考えるからだ。
殴ったところで、他者加害傾向の強い人間は「反応があった」事実に溜飲を下げるだろうし、
攻撃的でない人は傷つき、嫌悪ないし憎悪を増幅させる。前向きな進展が起こるとは考えづらい。
空間のパーソナライズという形での技術的解決は更に模索されるべきだが、人間はそも身勝手で、経験外の事象への想像力を欠いた生き物だ。配慮を求めるのは非常に難しい。
一般社会では許されないような表現が溢れかえるインターネットの「公空間」だが、「すでにそのように形成されてしまった空間」において、性差別の欲望に抗うのは難しい。
現在の本邦において、男性も女性も、「男性嫌悪」「女性嫌悪」を内在させている。
「女性向け」のインターネット空間では、女性は性表現への渇望を隠さないし、お行儀よく振舞っているわけでもないし、男性を「消費」しもする。
最初から女性がインターネット空間でマジョリティだったとして、「自粛」などできる筈がない。これはそういう問題だ。
想像不可能な事象に人間は「配慮」なぞしないし、想像力の欠如は、体験することによってしか補われない。
男性にも、目に見える範囲で同性の表象が理想化され、客視され、消費される体験が必要なのだと思う。それこそが戦うこと、ミラーリングになる。
裏返しに言えば、ときに男性のオタクが憧れるように、「憧憬され」「求められる」のは、「女性」の特権ではないはずだ。
相互に消費し、消費され尽くす経験を経て、住み分けやお互いの線引きを探るか。社会法による規制という形で表現の自由、幸福に生きる権利が奪われることを望み、
共に滅ぶことを選ぶか。
「女性の生きづらさ」を改善するためには、空気を、構造を変えなければならない。
それは、「黙らせる」のではなく、自らが声を挙げ、表現することによってしか実現されない。
追記:本稿で取り扱いたかったのは、主として「女性に対する差別言論」が全く住み分けされない(されづらい)現状だったのですが、
表現上、ポルノメディアとの区別が曖昧になっていたので、一部をリライトしました。
ポルノメディアはかなりの割合でsexismを含むと認識していますが、それが単純な女性差別であるとは捉えていません(17:38)
駅乃みちかの話、正直鉄道むすめの企画なら修正前の絵でも別にいいじゃんと思うしリリースの投げ方とかが悪くて変な目のつけられ方をしてかわいそうとは思うんだけど、またフェミかとかそう言うコメントをする男の人が憎くてしょうがない。
違う人だし関係ないとは思うんだけど、スイーツとかま〜んとか非処女は産廃?とか惨事はゴミ、やっぱ二次だろとか、ジャップとかキョロ充とかわからないけどそういうことを言ってその層に受けてる作品とか文化とか否定したくせに、自分たちは迫害されてる!オタク文化に口を出すな!みたいなコメントに見えてしまって、どの口が?被害者ヅラすんなよと心の底で思ってしまう。
アニメの絵が駅にあっても、秋葉原にエロゲーのポスターがあろうと、別にいいじゃんと思うのに(コミケの紙袋はちょっと嫌だけど)、オタクは迫害されている!フェミしね!みたいなのを見ると憎しみが湧いて出てきてしまう。でもやっぱり駅乃みちかはいいじゃんと思うしちょっとエロく見えるかもしれないアニメの絵が街にあっても別にいいかなと思う。オタクとコンテンツそのものは切り離して考えたいし、そこが切り離せなくなると同じところまで落ちてしまう気がする。
自分が尊重されたいならスイーツとか言わずにそういう文化も尊重しろと思うんだけど、元々はスイーツとか好きなミーハー?な女の人からアニメとかダッサとか言われた人たちがそういうコメントしたのかもと思うとやっぱり男オタク死ねとは思えないし、この憎い気持ちは増田に書き捨てることにする。でもやっぱコミケの紙袋は嫌だけど、そういうエロのゾーニングとはまた別の話で、年代とか性別とか性格とかでそれぞれの層で受けてるものがそれぞれ違うんだからお互いバカにせずに、理解できないものでも私は尊重していこうと思う。コミケの紙袋はどうにかしてほしい
その理由は過度な性的表現であるにも関わらず、ゾーニングされていないからだという。
迫害されるのは、ひとえに積み重ねた努力が足りていないからである。
これが公開されたところ、例によって批判が噴出した。曰く「公共的な場で使われるにも関わらず、発情的な表情、扇情的なポージング、スカートが透けているといった性的な絵であるのは問題だ」と。
その結果、イラストに修正がされた。批判の一つである「透けたスカート」が塗りつぶされたのである。
またこのパターンかと思う。とはいえこうなるのも仕方ない。なぜならば萌え絵には積み重ねた努力が少ないからだ。努力があればこの程度の表現など許される。むしろ批判する方がおかしいと思われるくらいだ。
個々の「私」の権利が大きくなると、利害調整しきれず、維持することが難しくなってくる
そして公は大きな力をもつ閉じた私に分割・分配される
どこでもだどってきた道
適切に分配できる者が権力を持ち、それがやがて新しい「公」になる