はてなキーワード: 白衣とは
集団感染した場合100万人に5人 毎週死亡するが・1億人いる日本だと
毎週何人かわからないといわれるとまぁ、もう集団感染はしないと思うし
人がいない場所でマスクを外してはいけないとは思わないんだが、
まぁ、体が強くて屈強なアスリートが 大会を控えているのに競技場に集まらない理屈がわからないといわれると難しいなと思った
集団感染していない状態でどうやって集団免疫とかいうのかわからない。これは まぁでも おれは体が弱いからひとあしさきに楽になりたい。
子宮頸がんワクチンの話はしたばかり 難しいな 自信のある人は まぁ 自身がない自分が悪いんだろうが 速く楽になりたいが
・「中国政府はちゃんと対処している」とシナの代弁ばかりするR4
・「人から人への感染はない。直ちに影響はない」と言い張る耳たぶデブ
・「コロナウイルスをつけちゃうぞー」と記者を揶揄って大臣辞職する鉢呂
・「中国政府が隠ぺいしていると書いたらその社は終わりだ」と恫喝するドラゴン
・ドラッグストアにマスクを買いだめに走り「俺を誰だと思っている」と行列に横入りする松ジャギ
・「これは俺が歴史に名を遺すチャンスだ」と喜ぶが実際には何もせず「俺に決めさせるな」と怒鳴り散らすアレ
・ペットボトルのミネラルウォーターで沸かした風呂に入る消息不明の主席
・病院に完全装備()で見舞いに行くEDN
・市中のドラッグストアを視察してカメラの前で山積みのマスクを手に取るしかめっ面のR4
・ボランティアで全国から寄せられたマスクを手前の息のかかった組織に仕切らせるバイブ
・国内がこの有様にもかかわらず、悠々とアロマのうんちくを傾けるキクタ
・周りがマスクと白衣といういでたちの中、宇宙飛行士と見間違えるような重装備のEDN
・「マスク値下げ隊」を結成、隊長は川内博史、マスコットガールは太田和美
この成功の理由に、今回専門家会議の活動がほとんどメディアによって妨害されなかったことが大きいと思っている。
PCRPCRって叫んでいたアホどもは、大半がネット知識人によってバカにされ相対化されていた。
私は今回、専門家会議が妨害されなかったのは安倍首相だったからだという説を提唱したい。
メディアや野党はアベを下ろす 安倍打倒のためにフェイクニュースを駆使していた。コロナだろうが桜の話に拘り、延々と国会を空転させていた。
これが東日本大震災の時はどうだろうか? 東日本大震災の時は専門家たちが攻撃対象にされていた。
今回は政府の専門家もきちんとメディアできちんと発言できたし、白衣を着た詐欺師は速攻その出自がばれていた。
ここまで上手くいったのは、皮肉なことにアベだったからだ。アベがバイラルメディアやデマ師を引き付けたのだ。
よく考えればわかることだ。コロナでデマ師だった人は概ね放射脳だったことを。
かくして、日本は専門家の意見を120%実行に移し、忖度を繰り返した結果とんでもないレベルでの自粛に成功してしまったのだった。
口も育ちも悪い。
幼少期から「〜じゃねぇよ」「〜だろ」みたいな言葉遣いばかりしてきた。
女の子なんだからそんな言葉遣いしないでって親にも言われてた気がするけど、そもそも親から移った言葉遣いなので、さして厳しく矯正された覚えはない。
小学生の頃、同じ学区に養護施設があって、親が死んだり虐待された末に施設で暮らす子供が、だいたい学年の10%くらいいた。
施設の子供は、窃盗恫喝虐めを繰り返す不良から、いつも笑って心優しく振る舞う模範生まで様々だったので、人間性は家庭環境に寄らないのだと思っていた。
人見知りの恥ずかしがり屋で、授業で当てられると極小さい声で短く答えるような、でも仲のいい友達とはよく笑ってよく話せる、大人しめの子供だった。
私も似たような性格なので仲良くなって、休み時間も放課後もよく一緒に遊んでいた。
仲の良いAのことを施設の子だと意識せず一緒にいられたかというとそういうわけではなく、Aには一定の嗜虐性が見られた。
自分より弱い者に対して、小学生でも越えちゃいけないラインの罵倒を繰り返した。
加えておくが、A自身が自分より弱いと認める人間はごく僅かで、私は最初はAが誰かを見下すことすら想像できなかった。それくらいAはいつも大人しく謙虚な態度だった。
しかし、一度でも自分より相手が弱いと認識すると、聞いてるこっちまで苦い表情をしてしまうほどの酷い罵倒を勢いよく吐いた。
我々と同じクラスに、いつも浮いてしまう女子Bがいた。なんとなくクラスメイトからは軽い無視やいじられを受けていたが、本人は自覚がない上に正義感が強く、クラス委員を立候補するような人だった。(そして投票で落ちる)
ある日、白衣を忘れたので私服のまま給食当番をするAを、Bがやんわり咎めた。
咎めても仕方ないのだが、Bはそういう性格なので指摘せずにいられない、というようだった。でも出来るだけ優しく、言葉を選んで軽く注意した。
Aは激昂して、持っていた箸とアルミ皿を、音を立てて机に叩き置いた。
お前如きが、このブス、役立たず、しゃしゃり屋、吃り、ニキビ、死ね
そのあとも色々続けていたが、授業中では2cm以上開くことのない唇が大きく歪んでよく回っている様が目に焼き付いてしまって、他の言葉をよく覚えていない。
ただ、確かに最後は、「お前の皿にピーナッツ混ぜてやる」と言った。
Bは重度のピーナッツアレルギーで、給食では特別な待遇を受けていたので、クラス中がBに誤ってピーナッツを食べさせてはならないという認識を共有していた。
もはや脅しで、殺人予告だ。
徐々に衆目を集め始めたAは、ピーナッツで死ぬのなんかお前だけだ、と言って締めた。
インターネットで日々、差別や偏見を目の当たりにしている今読んでも、どこが超えてはいけないラインなのかと拍子抜けするかもしれない。
当時の私には、AがBを殺害方法を添えて殺人を宣言しているように見えた。給食当番のAには容易に為せるのだ。
本当に殺人が起きてしまう、という緊張感に、超えてはいけないラインが見えた気がした。
何度かラインを踏み抜いていくAを見てきた。あまりにも感情が昂ったときは、手を上げていた。
一度だけ施設に入るまでの話をしてもらったが、本人も詳細がわからないらしく、母親に連れてこられ、そのまま預けられたと言っていた。
口も育ちも悪いと自負しているが、Aの前でだけはそう言えなかった。
ちょっと前に、「科学者の絵を描いてください」と言うと、白衣を着て眼鏡をかけた、髪がボサボサの男性を書く人が多い、というジェンダーに関するバイアスの話題を読んだ。
https://eijionline.com/n/na333fc832278
些細に見えるステレオタイプ描写も、それが固定観念を強化して循環してしまうようなイメージを持った。
それで思い出したことがある。しばらく、モヤモヤしていたことなんだが、ここで吐き出したい。
タイトルにも書いたんだが、子供向けの漫画に出てくる父親がだらしない問題に、けっこう辟易している。
たとえば、小学生くらいをターゲットにしていて、日常をほのぼの描くギャグテイストなマンガとかを想像してみてほしい。
そこに出てくる父親は、だいたいサラリーマンで、休日は仕事に疲れて家でゴロゴロしていて、だらしなくて自分の奥さんに怒られることが多かったりする。
ちょっとくらいならいいんだけど、そういう描写が多かったり、複数種類のマンガでそういう描写があると、だんだんと嫌になってくる。
俺増田は父親で、複数人の男児を育てている。シンパパではない。
家事も育児も、かなりの割合を担当している。そこそこ手を抜きながらやってはいるが、子育てにおいてメインの責任者である。
で、息子たちが読んでいる本の中に、上記のような描写がたびたび登場する。息子らはゲラゲラと楽しそうに読んでいて、深いことは感じていないように見える。そう、些細なことだな、とは思う。でもこれはきっと、冒頭で書いた科学者ステレオタイプに似ている気がする。
こういうステレオタイプがステレオタイプを強化していくかもしれない。
子育てをしていれば当然、性差を感じることは多い。男女が全く同じだとは到底思えない(ただし、それすら環境なのかもしれないが)。ただ、性差があるのは全体の傾向としてだ。一人ひとりを見れば、十人十色。
たとえばある男児の目線から見て、ケアギバーが母親=女性だけで、その母親たちがこぞって「男の子ってこうよねー(乱暴、がさつ、めちゃくちゃ etc etc)」などと何度も語っていると、そうしたステレオタイプが強化されてしまうのではないかと思う。つまり、「男の子っていうのは概して雑で、家事労働はあまりせず、危険な遊びを好むものであり、本来は良いわけではないがまあそれで許容されてしまうのだ」、というメッセージが何度も刷り込まれていくのではないだろうか。母は男児をわかり合えない宇宙人として扱い、あきらめて(比喩的な意味で)放り投げてしまう人が多い気がする。
対して女児は、わかりやすい同性のロールモデルである母親が目の前にいて、母親の方も娘を自分と同一視しがちで、ケアの提供者だったり、大人っぽい振る舞いをするというエッセンスがインストールされていくように思う。
(4歳くらいの女の子でも、母親とまったく同じ口調で怒ったり愚痴ったりするのは笑えるがちょっと怖い)
あれこれ書いたのだが、こうしたマンガ描写にせよ、ちまたに見る「男の子ってこうよね~」という物言いは、あまり男全般に浴びせるのはちょっと慎重にしたい。まぁマンガ描写は生暖かく見守っていきたいが、元少年の増田としては、自分の口から出る「男の子っておばかねー」みたいな発言は慎重になりたい、と思う。
コロナ関係のまとめで色々批評されてるのを見て患者がちょっとしたパニックになるのは一般的なことなんじゃないかなって。いや自分は全然専門家でもないから何とも言えんのだけど。ちょっと古い本だけど『四訂 臨床医学入門』にこんな記述がありまして。
医療施設は医療専門職の援助を必要とする人々の集まる所であって,これらの人々は心理的にも不安定な状態であることが多い.医師や看護婦(原文ママ)の場合はその患者の状態を身体的,心理的,社会的に観察し,理解し,必要なケアを与えることが重要な任務となっているが,(中略)
患者にしばしば認められる一般的心理的特徴としては,自身の病状についての心配や,医療行為たとえば注射,電極の装着,手術などに対する不安,恐怖からノイローゼ傾向に陥ったり,自己中心的になって過度に他人の同情を求め,一方,無力感から自発性を失って依存的となり,周囲の人々の言動に対しては疑い深くなったり,怒りやすくなったりすることが多いといわれている.病院にはあらゆる性格の人が来るわけであるし,しかも病気ということでその基本的性格が不安定となれば,過剰な反応や病的反応が観察されても,ある程度は当然といってよい.(中略)
患者にとって白衣やユニフォームを着用した医療従事者は,どの人も自分を守ってくれる人,支えてくれる人であるはずであり,そのひと言その応対のしぐさにいたわりや慰めを期待したとしても,それを一概に依存的とか甘えとかいうことはできない.患者のその期待が無残にも打ち砕かれ,猜疑心,不信感,無力感から怒り,反抗的行動と進んだ場合にも,その原因となった当の医療従事者は束の間のすれ違いにも似て,まったくそのことを知らないこともある.(後略)
もちろん限度はある、限度は。またこれを見て医療従事者に甘えていいんだなどと思うことは勘違い甚だしい。医療従事者も大変である。ただ、一方で患者らがどうしても冷静でいられないというのはそこまで非難・嘲笑できることでもないんじゃないかとも思う。まあ小並感程度の話だけど。
もうゲームセット感あるけど一応まとめて、擁護派のそれなりに☆とかついてたりツイッターでみかけた主張へのコメント。
てかさ、批判者は日赤を批判してるの。で、擁護派は第三者が勝手にほざいてるだけなの。で日赤はその理念からしても「フェミニストなんぞ知らん」と言わないし言えるわけがないの。だから日赤は批判者側のお墨付きが欲しくて対応したの。
というか、批判者は日赤に「我々はこの表現を是としない」を認めせればいいんだけど、擁護派は「我々はこの表現を是とする」だけじゃなくて「批判者側の意見は無視しろ」という二種類の主張を同時にしちゃってるの。
日赤が「前回はそばだったけど、「批判者」さんはそばが駄目なのでウドンにしました」
と言ってるのに「ウドン美味しかった!でもそばじゃないと駄目!「批判者」の意見なんて無視するかグループからはずせ!」と言ってるの。
普通、自分だけあるいは食べたい人だけでそば食べにいけばいいのにね。
なお愛知トリエンナーレは「そば屋でそばを振る舞ってるのにそば屋に押しかけ店主にそばを出すなと抗議したり電凸して営業妨害してる」感じかな?
で、もう日赤は答えを出してるんで普通に擁護派はおとなしく従うか、日赤を批判すればいいのになんで擁護派を叩き続けてるんだろうね?
日赤と批判側でコミュニケーションが成立してしまっているのに、それを自分が理解できないから?
まあどちらにしろ、気持ちは分からなくもないけど、俺なら子供っぽくてまともこれら二点を主張する気にはなれないな。
はーい、3重の点で間違えてます。
まずそもそも日赤に「お客」なんていません、は流石にノーカンにしても。
って俺も特段の事情がなければ3ヶ月に一度毎回献血行って、受付の人に顔覚えられて「毎回ありがとうございます」とか言われるんですけどぉ!?
これでも私は「客」じゃないのかな?って、宇崎ちゃんの時は受付の人も「可愛い感じならいんですけど、アレはちゃっと・・・だからうちでは貼り出してないんですよ」とか言ってたな。
で第二。日赤は献血者を政治的な主張などでは差別排除しない。無論同性愛者は排除してるしその点は俺も批判的だが、あくまで健康上の問題と言うことだし、真正面から政治的な主張で排除なんてしたらまずいでしょ?
第3に、普通に献血をしてるフェミニストで批判者である女性をないがしろにしている。さっきも言ったけど、「奴らを排除」しろと言ってるのは一貫して擁護派だよ。批判者は「問題がある」事を日赤に認識させた時点でもう半分くらい目標達成してるんだから。
お、それに気づいたか。じゃあアンチフェミニストたちのフェミに対する上から目線を存分に批判してくれ。批判者側はそんな「お前の態度が気に入らない」なんて難癖に近い部分以外にも十分批判できるので困ってないから。
擁護派は以前も類似の問題の時「クリエイターが女性」を何かフェミニストへの反論になると思ってか主張してたけど、単純に作者の属性なんて気にしてないから。黒人間でNワードを使って親しさを表してたり、受けてと送りての相互の特殊な関係なら問題視はしないだろうけど。原則作者の属性は関係ない。
で君たちがそうだからと、他人がそういうお気持ちを重視すると思ってるのかもしれないが、「その思いは尊いですね。でもそれと表現の是非は別問題です」とお気持ちに流されず論理的に考えられるから。
「え?オタク君たちマジで自分たちが勝ったと思ってるの?アホなの馬鹿なの?いや、普通に報道からしたら君たち完全敗北だよね?いや、認知の歪みってマジやべーな。まあ僕らと日赤の間で話はついてるし、NHKなどの報道もその方向だから、そのままいつまでも駄々こねて無視されてればいいんじゃない?」
見たくうざいなーと思ったら、是非擁護派も、擁護派の中で能天気に勝利宣言してる人たちに注意してあげてね。
ていうか、この手の問題で毎回のようにフェミニストが勝ってる理由をまず分析して、どうぞ。
何が変わっているか、何度も説明されてるし、以前から何が問題かも説明している。そして、NHKの報道見ても、日赤が何が問題だったかはちゃんと把握できてる。よって、「俺を理解させてみろ!」みたいな人は無視して、今後もフェミニストは勝ち続けるんだろうな。
うーん。例えば、冴えカノのコラボが宇崎ちゃんの直後にやってたよね
https://animeanime.jp/article/2019/10/04/48766.html
で、宇崎ちゃんであんだけ「男向けだからエロ要素が必要」とか力説してた割には、性的な要素が足りないという指摘は一切なかった。SNSやブログ色々みたけど、一つも見つけられなかった。
でも見たらわかるでしょ?胸や股間で変に体のラインは出てない。一番胸が大きいキャラが医者を意識したと思しき白衣で胸も目立たない。
なら、先程の例えで言えば「そばじゃなっきゃ駄目」と主張してる割にはうどんやスパゲティでもうまいうまいって食べてるよね?
じゃさ、フェミニストが主張するようにエロ要素なんていらないんじゃない?
というか本音じゃ、第一弾のあんな宇崎ちゃんの使いまわし画像はオタ的には大して価値がないのに、フェミニスト達が批判するからムカついて言い返してただけでしょ?
白衣のほうがよくねーか?
元増田です。様々なご助言ありがとうございます。
今までは機器分析室は別に学生証でなくてもICカードであれば反応するというガバガバセキュリティだったので、白衣のポケットに使っていないsuicaを入れておいて、学生証は常に鞄の中、で対応していたのですが、この間の修理の際にきちんと学生証しか反応しないようになったらしく、困っていました。
首から下げるのが一番現実的そうです。常にセーターの下で首に掛けておけばいいのですね。で帰りに首から外して鞄の持ち手に巻き付けておいて、翌日出勤したら必ず首に掛ける(できるかな…)。同僚に笑われそうですが、やってみようと思います。
白衣を着てない時とカバンを持ってないときがあって、そのどちらかに入っているかが確定してないって話だな。
それをもう確定させるのがいい。どっちでもない入れ場所を作ろう。
トラベル用のセキュリティーポーチを腹に巻いて2mくらいのワイヤーで結びつけてポケットに入れとけ
出すときは白衣のポケットに穴を開けたやつを使ってそこからセキュリティーポーチから取り出せ
みんなよくやってる
診断つくほどではないですが、傾向としてはADHDだと思っています。
③授業に出るとき
が主な用途なのですが、これらのときにいつも学生証を持ち歩けないんですね。
一番利用するのは②なので機器分析室で使うUSB等と一緒に小さな袋に入れて白衣のポケットに入れている(それでもたまに袋ごと持っていき忘れる)。でもそうすると授業の時に鞄に移すのを忘れるし、毎日帰りに鞄に移せるわけないから翌朝たまたま一番だと学生証は研究室の中なので他に誰か来るまで開けられない。いままで4-5回くらい警備員に泣きついて開けてもらった。多分覚えられている。恥ずかしい。
私が思い付く最良の方法は学生証二枚持ちで白衣のポケットと鞄に入れておく方法なのだが、まあそれは出来ないので何か現実的な対策は無いのかと途方にくれている。
まだ学生だから笑っているが、これが社員証になったら社会人としての信用が疑われるしどうしたらいいのだ。
おそらく今日の体験を誰かに話すこともないだろうし、帰ってから妻にも事の詳細は話さないだろう。
そうすると、今日の出来事は一生自分の内だけに留めておくことになり、それはそれで何だか勿体ない?ような感覚があり、この場をお借りすることにした。
***
当方、年齢は34才。妻は2つ年上で、結婚10年目の子なし。セックスレス歴は5年目くらいになるだろうか。
毎晩一緒に晩酌するくらいには夫婦仲は良いのだが、異性としてのエロスはもう感じない。これは私が、というよりお互いにそうなのだろう。
ただ、子どもは欲しいという気持ちは双方にあり、年齢を考えると作るなら待ったなし、という状況だ。
妻は子宮内膜症という病気を患っており、2年前に一度手術をしている。
片方の卵管が詰まりやすくなっているため、妊娠するとしたらチャンスは2ヶ月に1回と当時の担当医に説明を受けている。
(排卵は基本的に毎月交互に行われるということを、この時初めて知った)
年齢による妊娠率低下に加え、チャンスは2ヶ月に一回という状況だ。
子作りという目的さえあれば一応セックスレスは解消できるとは思うが、
完全な自然妊娠に任せていては、何事も起こらず来年また1つ歳を重ねている姿が容易に想像できた。
後々になって検査をしたら実は不妊の原因は自分にあった、なんてオチは絶対に回避しなくてはならない。
尚、34年生きてきて自分の精子に何かしらの異常を感じたり、親・兄弟に遺伝的に心配するような出来事は一切ない。
そもそも、「あれ、量少なくね?」「なんか、水っぽくね?」などデリカシーのないことをいう彼女でも作らない限りは、
自分の精子を他人と比較する機会は訪れないため、基本的に自分の精子は自分基準で絶対的に正常なのだ。
男性側はそのことを念頭において、自分の精子と向き合う必要がある。
***
前置きはこれくらいにして、ここからは精子採取の詳細を語っていきたい。
病院に行ってやることはいたってシンプルだ。カップに射精して提出するだけ。
それだけの事と言えばそれだけなのだが、病院でオナニーというのはこれまでの人生で経験したことがないので、何となく朝からソワソワしていた。
入ったことはないが、繁華街にある個室ビデオ屋みたいな感じを想像して、内心ちょっとだけ楽しみな気持ちもあった。
クリニックに到着すると、受付には20代半ばくらいの若い女性スタッフが2人座っていた。
初診ということを伝えると、その場で今日の検査の流れについて簡単に説明を受けた。
検査はまずは診察からスタートした。40代前半くらいの男性医師が担当だった。
事前にWeb問診票に回答しているので、その場で回答内容をフムフムと読み進める。
問診内容には、自慰の頻度や勃起の状態、夫婦のセックス回数など、かなりプライベートな質問も多いのだが、
「夫婦関係はほとんどなし、と。なるほどね。」といった感じで、こなれた感じで読み進められていく。
一通り問診票を読み終わると、そこから男性不妊検査の説明が始まる。
2以降は保険外診療で、2が9,000円、3が11,000円、4が7,500円の全額自費負担だ。
ちなみに2以降もやる場合は混合診療となるため、1も全額自己負担となり4,000円となる。
合計すると3万ちょいだ。
一応事前に金額感は調べていて、精液検査は保険診療ができるとネットに書いてあり、
1,000〜2,000円程度を想像して来ていたので、突然3万円と言われて驚く。
ただ、色々と考えた結果、全てお願いする事にした。
理由としては、今回の検査目的は妊娠に向けて最短の選択肢を選ぶ事だからだ。
まずはライトなものから順番に試して行って、上手くいかなかったらより詳細の検査をして、
また、どうせ精子を採るなら一度に全部詳しく調べてもらった方が単に効率的だと思ったからだ。
4項目全ての検査をお願いする旨を伝えると、診察は終了した。
***
次は、いよいよ採精の説明だ。
看護室という小部屋に呼ばれ、中には20代後半くらいの女性スタッフが一人いた。
そこで、採精のやり方についてレクチャーを受ける。
・採精室に移動し、部屋に入ったら電気をつけて鍵を閉める
・まずは石鹸で手をよく洗い、その後、アルコール消毒をして手をよく乾かす
・プラスチック容器(プッチンプリンより一回りくらい小さい)の中に精液をすべて出す
注意点としてはこれくらいだったのだが、
直接的な言い回しを避けるような変な間があった。
「手を洗って消毒をしたら、よく手を乾かしてから、、、、その、、行ってください」
みたいな説明の仕方なので、
医療従事者として、毅然と「このカップに精液を全量出してください」と説明をされたら何も感じないが、
たどたどしく言うのは、こっちが変な気持ちになるのでやめてほしい。(悪くはなかった)
さて、ひと通りレクチャーが終わり、早速採精室に向かう。
ちなみに、精液検査を行うには大体3〜7日間禁欲する必要があり、
私の場合は7日間禁欲していたので多少なりともムラムラはしていた。
採精室に入ると、1.5畳くらいのスペースに、テレビとDVDデッキ、
部屋の中央には白いリクライニングチェアーがあり、ティッシュ箱とゴミ箱が置いてあった。
ゴミ箱は足で踏むと蓋が開くタイプのもので、直接手を触れないで済むのは衛生的で良かった。
テレビ台の上には、DVDが10枚ほど入ったDVDケースとエロ本が1冊置いてあった。
エロ本は何となく触れたくなかったので完全にスルーし、DVDケースをパラパラとめくった。
ジャンルはバランスよく取り揃えており、ラベルを見る限り割と新しい感じがした。
真っ白なDVDラベルに、黒マッキーで手書きでこう書かれていた。
「下と唇で感じあう、濃密ベロキス尽くし」
どことなく漂う、裏モノ感を感じた。
内容は、
というのも、この採精室、一体どれくらいの時間で出るのがベストなのか、という問題がある。
遅すぎた場合、「あの人、どんだけ満喫してんだ・・・ここ、医療機関ですよ」という目で見られるのではないか、という気持ちと、
早すぎた場合、「え、あ、もう終わったんですね。早いですね」と、口には出さねどそう思われるのではないか、という気持ちが交錯する。
自分の中で、遅すぎず、早すぎない時間を「15分」と設定し、タイムマネジメントすることにした。
それともう一つ、大きな問題がある。
先ほどのレクチャーでは、この辺りの詳しい説明までは受けていない。
部屋の中で、使えるアイテムは限られている。
それから、使い道の分からない大きなキッチンペーパーのような紙もあった。
脱出ゲームさながら、この密室で課されたミッションをクリアする必要がある。
試行錯誤の結果、最終的に以下の流れとなった。
・リクライニングチェアーの座部に大きなキッチンペーパを敷く(念のため2枚重ね)
・その上に採精カップを置く
・ズボンを下ろし、リクライニングチェアーに向かって前傾姿勢となる
・ただ、こうするとテレビに対して背を向ける形になってしまうため、DVDが見れない
何が正解だったのか、それは今もわからない。
***
無事ミッションをクリアし、あとはこれを提出すれば今日の検査は終了だ。
部屋の片づけをし、事前に渡された白い紙袋にカップを入れて部屋を後にする。
精子の提出先は、採精室から歩いて20メートルくらい先にあるガラス張りの部屋で、
ガラス張りの壁には、カップを置く小窓と中のスタッフと会話するための受話器が備え付けられていた。
ガラス窓の向こう側は無菌室のような真っ白な空間で、スタッフは白衣を着て全員マスクをし、白い帽子をかぶっている。
小窓に自分の精子が入った紙袋を置くと、ガラス窓の向こう側にいるスタッフが近づいてきて、それを受け取った。
受話器を手に取り、ガラス越しでアイコンタクトを取りながら会話をする。
という気持ちになってくる
ガサゴソガサ・・・
カップが日の目を見る。
カップを軽く振ったりしながら、観察した様子をPCに打ち込んでいく
自分が数分前に出した精子を、白衣を着た綺麗なお姉さんが繰り返し、何度も確認する
こ、これは、一体なんの時間なんだ。
なんとも言えない不思議な空間、不思議な時間、不思議な気分に包まれた。
「お待たせしました。最後に、お名前をフルネームで教えてください」
「ありがとうございます。確かに受け取りました」
そう言って受話器を置き、笑顔で見送られた。
***