はてなキーワード: 感情移入とは
ネットに載せる感想なんざ匿名でない限りポジティブなものが多いのは当然だし
アニメ映画見て更に感想まで書くようなタイプはオタクが多い&オタク女は女嫌いで男に感情移入するタイプが多い
でも実際に見てるのはそんなオタクばかりじゃないだろ
ネットでは大悪党の集まりくらいに言われてて、それを真に受けてる人もいるけど全然違う。
確かに、「俺はマスコミ様だ!高給取りエリートだけどプライベートではこんな悪いことやっちゃう怖い男なんだぞー!」みたいなクズはいることはいる。
でも割合的にはごく僅かだし、そいつら往々にして入社数年で出世コースから完全に外れてるような痛い立場の連中だ。
大半の奴はびっくりするほど正義感強くてピュアな奴らなんだよ。
俺は正義感強くもないし、ピュアでもないから入ったばかりの頃は生理的に受け付けなかったほどだ。
例えば、東日本大震災は身内や仲間が被害のひの字も受けてない人なんかは
「うわあ大変だ…かわいそうに…」
くらいのもんだったろ?
でもマスコミに来るような連中はマジで我が事のように胸を痛めて涙を流す。
被災者が苦しんでるって事実を自分の問題かのように考え出して、いても立ってもいられなくなってボランティアとして現地に乗り込んじゃう(思い出作りや就活ネタ作りじゃなくてマジのやつ)。そんくらい正義感と感受性が強い。
この清潔っぷりは入社してもずーっと変わらない。
俺なんかは
「取材行きたくねえなあ…ニュースとかクソ興味ない。とにかく休みたい」
待機児童問題でも、臓器移植問題でも、観光バスの事故でも、虐待死事件でも、とにかく被害者や弱者が自分の身内であるかのように感情移入して、体当たりで仕事に臨んでる。
使命感を持って。泣き言は言わずに。
とにかく正義感が強くて、青臭いくらい善を尊ぶ。そういう奴らばっかりだ。すげえ良い奴らだと思うよ。こんな真っ直ぐな大人いんのかよってくらい。
「同じ部署の若い奴が鬱病になってさあ。足手まといだから辞めるか死ぬかしてほしいわ」
みたいな愚痴を平気で言っちゃうようなオッサンになってしまってるのに。
まあ、欠点を強いて上げるなら「正義感が強すぎて融通きかない」ってとこかな。
たとえば、いじめられっ子が十数年越しの恨みを晴らすためにいじめっ子宅に放火未遂して捕まった事件あったけど、
あれは
「いじめられっ子は惨めで恥ずかしいやつ。いじめっ子は罪もないのに粘着されて本当に可哀想」
って姿勢を徹底的に貫いて、そんな恨まれるくらい酷いいじめした奴がのうのうと生きてたのか、みたいな問題提起はしなかった。
なんでかっていうと、放火という犯罪に手を染めた瞬間に、強い正義感を持つマスコミ内部の彼らからしたら、犯人は追い詰められた被害者ではなく問答無用の悪党になったから。
悪党を裁くために「いじめられっ子は惨めで恥ずかしいやつ。いじめっ子は罪もないのに粘着されて本当に可哀想」という姿勢になる。
正義感強烈なマスコミ人からしたら、パワハラ上司だろうが苛烈ないじめっ子だったとしても復讐のターゲットになった時点で弱者って認定されるから。
「家族もいて自分の人生を歩んでいるのに変な恨みを買って…かわいそうに」みたいに。
で、復讐を決意した時点でパワハラ被害者や酷いトラウマ負わされたいじめられっ子は「問答無用で叩くべき大悪党」にされちゃう。
まあそういうわけで融通はきかないけどとにかく善人ばっかりだよマスコミの中の人は。
育児のリアリティを表現したいって言っておきながら、世帯収入が庶民からかけ離れすぎてて全く感情移入できなかった。
あんな家を建てておいて、土地の余ってる田舎かなって思ってたら横浜かよ。
完全オーダーメイドで木造以外の構造含めると建物だけで5~6000万、無駄に土地を広く使ってる分だけ設計除いても1億は堅い。
共働きしてた頃の世帯収入が1000万オーバーは確実で、あの若さを考えると2000万近くないと無理かもしれない。親の金だっけ?どっちにしても妬ましい。
そんな余裕のある生活の中で育児あるあるを見せつけられたって、お説教されている気分にしかならなかった。
証拠に、7歳と4歳の子供連れて夫婦で見に行ったけど、全員共通の感想は「なんかずっと怒られてるみたいだったね」だったからね。
そりゃあそんな裕福な生活してれば全員身勝手になりますよね以上の感想がない。
ついでにいうと家の作りが子育てに向いてなさすぎて、くんちゃんがなにかする度に気になってしまってストーリーに全然集中できなかった。
おもちゃの部屋に行くために玄関に続く急な階段の横を通らなきゃならないし、生活空間から子供部屋が離れてしまっているからいつ勝手に玄関を出ていってしまってもわからない。
玄関扉が子供には開けられない作りなのかと思ったらすんなり開けるシーンがでてくるし、この親育児向いてねーわ。
家の中に危険がいっぱいあるのは仕方のないことだけど、わざわざそういうデザインにしたっていうなら設計士としては無能の極み。
たまにいるよね。ライフスタイル変えたくなくて育児破綻している人。特に余計なお金持っている人に多い。
自分は偏見を持たないように努力しようとしていたが、それは不可能なのではないかと最近思っている。
つい最近、杉田水脈の生産性発言を聞いて、私は非常に不快に思った。
杉田氏の予算配分の優先順位の話に関しては同意するが、それよりも、彼女のLGBTに対する無知と差別を感じ、「生産性」というヘイトスピーチに近い強い言葉に怒りを覚えたからだ。
何よりも、最大の理由は直接の友人に、家族に対してカミングアウトできずに苦しんでいるゲイがいたからだ。彼の存在に感情移入して、不快に思ったというのが大きかった。
つまり、自身の体験とヘイトスピーチに感情を逆撫でられたのだ。
しかし反対に、東京医科大の問題については、正直自身はそこまで不快に思わなかった。
自身は男性で、医療関係の仕事に就いているのだが、医療従事者からしたら、男性医師の方が女性医師よりも稼働可能時間が長く、質の高い医師の定義には「稼働時間」も含まれている事を知っているからだ(特に急性期)。
その立場からすると、本件は、「正直、色々と複雑な難しい問題だよね、しょうがないかな、、、」というのが正直な感想である。
本件には感情が逆立つ事はない。むしろ、何もしらずに「女性差別だー!」と吠えている人には、患者という受益者が自身の恩恵を棚に上げてるのはズルい、もっと背景を勉強して発言してくれ、とすら思う。
しかし、ポリコレでリベラルな人からしたら、私は女性差別を黙認している人に見えるのだろう。
何が言いたいかと言うと、理性的であろうとしても、自身の置かれた状況や感情に、人は左右されてしまうので、結局は偏見の無い行動など不可能なのではないかと思っているのだ。
始めに断っておくが、ここでいう「男の娘」とは二次元創作物上の登場人物を指している。
従って、現実世界に存在する「自称・男の娘」というおぞましい勘違いカマホモ野郎は論外とする。
理由は、男の娘に投影されている性的性質が「女性性」であるためである。
「一見して女性であるが男性である」のが男の娘である以上、その本質は女性らしさにあると言える。
なお、男の娘作品を好むホモも存在するようだが、彼らは男の娘という要素自体には興奮していない。
ただ単にショタコンであったり、男の娘に自己投影して男に犯される図に興奮するカマホモでしかない。
同様に「男の娘は女と絡ませなきゃ抜けない」と宣う痴れ者も、男の娘自体を興奮の対象にしていないため、ここでいう男の娘好きにはあたらない。
以下に例を挙げる。
①好きな人が男性であるため、女装をしてアプローチをしつつも、内心で女に生まれなかった自身を憎んでいるパターン
②おっさんを騙して金を毟り取るために女装をして円光するも、普通に犯されてメス堕ちしてしまうパターン
①「好きな子が実は男だった…」という事実にショックを受けるが、それでも恋心を振り払えないというパターン
②恋人がいるアピールをするために友人を女装させたところ、存外可愛くて男であるはずの友人に胸が高鳴ってしまうパターン
上記のように、男の娘作品はほぼ共通してアブノーマルな関係にともなう葛藤をアクセントにしている。
この点においてレズ物に近似した性質があると言えるが、レズ作品には男性器が介在しないという致命的な弱みがある。
読者は作中の男性器に自身の男性器を投影して快感を重ね合わせるので、レズ作品にはどうしても物足りなさが付随しがちである。
男の娘モノ作品は、この点をクリアーしているところに強みがあると言えよう。
男の娘というジャンルは「ホモでない者が男性を性的興奮の対象にする」という点で特異性を持っている。
このジャンルがホモか否かでたびたび論争になるのは、「男の娘好き」と「男の娘作品好き」の分別がついていないためだと思われる。
男の娘自体は好きではなくても、男の娘作品に頻出の「羞恥」「ショタ」「逆レイプ」といった副属性に興奮しているだけの者が多いため話がこじれやすいのである。
最後に、ここまで読んでくれた方々に問う。男が「男の娘」の男性器を口淫するシーンで、あなた自身はどちらに感情移入するか?
「男」か?「男の娘」か?
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案の定怒られてるじゃん
最近ホッテントリ入るのが、陰毛とかハゲとか風俗とかばっかだ・・・
ところで鳥居みゆきが昔「お客さんに歯磨きするサービスやってた」みたいなことネタにしてたけどアレずっと気になってる
つか歯医者にそういうのは求めてないぞ
現にそういうとこ行ってないし
今行ってるとこは腕が良い
ただ、何ていうのか、不意に当たった時に謎の癒され感を覚える自分に気づいたんだ
あれが忘れられなくて歯医者行くたびに思い出す
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胸があたるのがなんでそんなうれしいのか。いつも違う立場から物を考えて感情移入できるように心がけてるけど、こればっかりは想像できぬ。ねこに乗っかられるのがうれしい、っていうのが近い?合ってる?
少し近い
不意に猫に踏まれた時に似てるかもしれない
参考
なんていうの、充足感?
著名人に影武者が存在すると声高に主張する人がいるけど、何なんだろう?
その著名人にとって影武者を立たせたところで全く意味がないであろう場面であっても
耳の高さとか歯並びとかを持ち出して別人だ!って言い張ってみたり
影武者には何らかのカリスマというか、心(頭)の弱い人が感情移入ないしは自己投影しやすい属性が備わっているのだろうか
そういえば昔、有名なRPGシリーズが出した周年記念の作品も主人公が王族の影武者で、ファンをたくさん獲得していた気がする
影武者は報われない人、縁の下の力持ちということで悲劇のヒーロー、ヒロイン力が高いのかもしれないな
そう考えると影武者が主人公でヒット飛ばした作品って他にもありそうなんだけど、思いつかない
何かあったかな
( 2018夏アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その1 からの続き )
きたないゆゆ式(哲学ではない)。圧倒的なキービジュアル詐欺。学校で女の子達がふざける日常アニメ。基本はSS。
プレスコ収録のため、声優の自由すぎる演技に合わせたキャラの表情が描かれているのだけれど、もはやキャラデザなんていらなかったんやレベルの顔芸アニメになっている。プレスコで作られたギャグアニメだと「月間少女野崎くん」がとても好きで、本作も野崎くんくらいボケとツッコミの勢いがすごい。1話は第1原画がたった一人だけれど、これからどうするのだろう。それからどしたの。
前回の続き。1話はナザリック地下大墳墓の日常回。ずっとこれが見たかったので嬉しい。
ど田舎ミステリー(モデルは伊豆諸島の新島)。原作はフロントウィングのノベルゲーで、本作の序盤も謎が謎を呼ぶ展開になっている。Steam版が出るらしい。ゲーム原作のアニメは最近たくさん新作を観たけれど、特に最近のゲームはシナリオのボリュームがとんでもないので、必然的にアニメもシナリオ消化のために早足気味になる印象がある。オカルティック・ナインとかめっちゃすごかった。翻って本作は心にフォーカスを当てたストーリーになっていて、ペル5みたいに事件が起きて解決して・・・と比べるとすごくゆっくりした展開になっている。風景描写が多く、BGMも控えめだし。そして各ヒロインの心情が丁寧に描かれていてすごくかわいい。私は荒川稔久の描くヒロインがとても好きなので(狼と香辛料のホロとかまおゆうの魔王とかこの美のうさみさんとか)、本作のお澄ましした感じが凄く好き。
シナリオで面白いのは、謎を解く鍵がSFでも村に伝わる言い伝えでもなく、心因性の現象かもしれないというところ。「電波女と青春男」みたいな感じ?あっちはかなり文学的な作品だったけど(主人公の語りでストーリーが進行していく)。
ヒロイン役の田村ゆかりは直近だとLOST SONGでも歌姫役をしていたけれど、何歳の役をやっても違和感がないというか、「10代のキャラが歌う歌は10代の声に聞こえる」一方で「20代のキャラが歌う歌は20代の声に聞こえる」みたいな魔力があるよね。
陰キャの日常アニメ。全編通学路のみを舞台にしたコメディ。あの頃のあるあるがほぼ全て詰まっている気がする。スクールカースト気にするとか、それとなく気配を消して同級生のグループから姿を消すとか、めっちゃ他人を見下す友だちがいるとか、変に正義感があるとか。
本作は海外で「バリバリ洋ゲー好きの女の子が出るアニメ」と話題になっているようで、1話でも既にアサクリ脳全開になっている。オープンワールドの洋ゲーを遊ぶ→通学中、「あそこの屋根、あそこについてるパイプに手をかけながらあっちに飛び移れば屋根伝いに移動できるんじゃね?」と思い立つみたいな妄想は誰しも1度は経験したことがあると思うけれど、そういうアニメである。出てくるタイトルも多種多様で、ゲーマー向けのアニメ。
家に居場所がない、かつ学校に居場所がないみたいな人にとって、通学路って案外「すべてのしがらみから開放された、短い休息の時間」みたいなところあるよね。
沖縄ご当地アニメ。沖縄行きたい。今季唯一の飯テロ枠?沖縄行きたい。タイトルは主人公のペアが”はるか&かなた”なので、はるかな。☓は↑る↓か↓な↑ ◯は↓る↑か↑な↑
ビーチバレー初心者の主人公がビーチバレーを始める話で、冒頭で最強ペアとの対決が示されている通り、最終的にはガチのスポ根アニメになっていく模様。でもみんなかわいい。特におばあちゃんがめっちゃかわいい。スポ根の作品だけれど、主人公が非常に鋼のメンタルを持っているので、すごく爽やかかつ後味のいいシナリオになっている。というか主人公がイケメンすぎる。2話とかかっこよすぎて泣いた。ちなみに「はねバド!」を観たあと日本作を観ると遠井成美がきっつい性格の子に見えるけれど、間違いなく気のせいである。
1話の時点では初心者視点で「ビーチバレーとは」が描かれているので、同期のスポ根アニメ「はねバド!」と比べると競技初心者向けのアニメになっている(競技人口の差かな)。中学時代バレー部だった身としては、「へーこういうとこバレーと違うんだ」という気付きをちょっとずつ説明していくスタイルが面白い。
ビーチバレーのシーンはとても作画熱量が高い。ビーチバレーは水着で行うスポーツなので、他の競技を描くアニメと比べてラインがすごくきれいな体の動きが描かれている。特に2話のジャンプサーブを打つなるみちゃんの動きとかめっちゃすごい。あと、主人公のつけている水着、柄が細かいのにちゃんと動いてて地味にすごい。
本作の世界は男女比100:0くらいでやや女性優位の世界(おじいちゃんを除けばかめきちが唯一の雄かもしれないけど、甲羅の形がメスっぽい)なのだけれど、予想としては”水着で行われるアツい試合シーンを丁寧に描くほどエロく見える→そういう視点をできるだけ排除するため、男性には犠牲となってもらうことにした”あたりだろうか。
あと本作は音楽がめっちゃ良い。担当したのはラスマス・フェイバー。特に1話冒頭の曲とか。サントラ買うかも。
AmazonPrimeVideo独占
アメリカのアングラ界隈を描く作品。全24話予定。すごくマッチョな世界。GTAってこんな感じのゲームなのかな。主人公がひょんなことから謎の薬物を手に入れ、そこからマフィアのゴタゴタに巻き込まれていくという話なので、いろんなクソ野郎が出てくる。1話ではシンプルなシーンチェンジを多用してどんどん話が進んでいったので、かなり駆け足で原作を描く感じなのだろうか。
アッシュがエロい。非常な才気を持ちつつもどこか危うさや孤独感がある感じとか、英二との対比によって強く印象に残った。作中でもよく綺麗どころ(?)としてイジられてるのも輪をかけて高嶺の花っぽさがある。
空気としてのアングラ感という意味では先のアニメ「メガロボクス」よりもずっとリアルなダーディーさがあって、時代設定をベトナム戦争からイラク戦争に変更したのも、そういう「空気」をちゃんと取材するために必要なことだったのだろうと思う。インタビューによると実際に現地を取材していて、いくつかのシーンは実在する場所とのこと。一度行ってみたいな。
他の作品と比べて、舞台の性質上、人種のるつぼ感がある描写がとても印象的。気になるのは、舞台がイラク戦争後なのでアラブ系が差別される描写の有無。リアルではさんざん差別されてる(現在進行系)みたいなので、それを反映していくのかどうか。そもそも社会派アニメじゃないから流石に無いか。
かなり可愛い絵柄の割にハードなSFアニメ。アリスと蔵六かな?かなり骨太なヒーロー物。シリーズ構成・ネーム・キャラクター原案 - 水上悟志とある通り、本作のために大量のネームを書いた水上先生の完全新作。
キャラデザ・作監:岩倉和憲、美術:ムーン・フラワー、音響監督:岩浪美和、プロデュース:松倉友二あたりはJ.C.STAFFの名作でお馴染みのスタッフなので、本作も非常に楽しみ。
1話時点では主人公の動機づけが不純(食欲とか復讐とか)なのも好き。
Netflix独占
ひたすらゲーセンとかでアーケードゲームするアニメ。台バンすんな。時は、世間が動いた1991年。当時のゲーセンってアングラで学生のサンクチュアリだったのね(今もそうだけど)。
とにかくアーケードゲームのオンパレード。ゲーム画面がちゃんとリアルで稼働している筐体を使って撮影したゲーム画面。そしてガチプレイ。各ゲームの解説(ハメ技とか)も付いてるので、初見にも優しい。けど今これを見てもリアルでプレイできないじゃん!
ゲーマー脳の異世界転生。もしノゲノラがエロアニメならこれはエロアニメ。
異世界転生アニメはたくさん作られているけれど、序盤の異世界転生プロセスはずいぶん多様化していて面白い。個人的に好きな異世界転生プロセスは「灰と幻想のグリムガル」「ノーゲーム・ノーライフ」あたり。本作は必要最低限の尺で必要な情報を描きながらちゃんとギャグとして落としているのが好き。
とても主人公が可愛い。「オーバーロード」のヒロインことアインズ様並にヒロイン力がある。序盤の展開が似てる作品の中では主人公の心の機微を丁寧かつテンポの良いギャグで描いているので、主人公がとても魅力的。
Netflix独占
地下アイドルのお仕事アニメ。ひょんなことからアイドルになった3人組が、不条理と戦いながらどんどん有名になっていくサクセスストーリーだし、実質アイドルアニメ。
ブラックユーモアなSSなので、気楽に見やすい。ほぼ会話劇になっていて、動きは少ない(原画は一人だけ)。全体的に漫画タッチの絵になっているのがとても奥ゆかしい。
一人のキャラを男性声優と女性声優が担当しているので、「魔法少女☆俺」とはまた違うテイストの好演を観ることができる。
ヤバくない「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」。京都を舞台にした、骨董屋のせがれとバイトちゃんの日常アニメ。いい最終回だった。
櫻子さんは嬉々として人骨を鑑定していたけれど、本作の清貴さんは工芸品の鑑定。作中で登場する美術品については、エンドクレジットに時代考証などがなかったのでよくわからない。櫻子さんも清貴さんも、いわゆるきれいどころなのにすごく人間味があるところがグッとくる。ちなみにこっちは割とハートウォーミングな話なので、いきなり人骨を見つけちゃったり、暴漢に殺されそうになったりとかはなく(と思う)、事件の内容がとてもはんなりしている。さすが京都。
1話では基本的にお店の中だけの話だったけど、そのうち京都をぶらぶらする話もある模様。楽しみ(2話は葵祭の話)。京都といえば、清貴さんを演じる石川界人の方言がまた誰かの琴線に触れるのだろうか(彼の方言指導をしているのは同じく声優で、ウマ娘ではゴールドシップの中の人こと上田瞳)。
AmazonPrimeVideo独占
きたないあまんちゅ。大学のダイビング部を舞台にした、ヤロー特有のノリ全開な部活モノ。
全編に渡って大学生特有の悪乗りやバカなマネが繰り広げられ、非常に銀魂みがある(1話の監督・脚本・絵コンテ:高松信司)。それにしてもOPEDがとても良い。
AmazonPrimeVideo独占
VRMMO群像劇。異世界の話でもなく、リアルの話でもない出来事の話。仮想現実世界の話で近いのは「.hack」とか?
惚れた腫れたでチームの危機とか、イベントでうまく行かなくて犯人探しからのチームの危機とか、概ねMMOあるあるを踏襲していくストーリーにわかり味が深い。加えて主人公が(1話時点では)小学生なので、より群像劇感がある。見た目が小学生じゃないからこそ感情移入しやすいのだろうか。
本作の「センス」というモチーフが好き。センス=努力では超えられない壁みたいな意味合いで使われるワードで、スポ根アニメにおける才能に近いかも。でも決定的にスポ根アニメと違うのは、例えば今期の「はねバド!」「はるかなレシーブ」ではその競技に拘る理由が「楽しいから」なのに対して、本作ではゲーム=選ばれし者の遊び=ステータスとして描かれていて、誰も「楽しいから」という理由ではゲームをしていない。主人公たちが小学生時代ゲームを遊ぶ動機は「名声を上げるため」であり、そのゲームから遠ざかった主人公たちのことを考えると、本作のテーマは「自己肯定」とか「自己否定」なのかも。
ゲーム世界の作画熱量は高く(特にアクションシーン)、スタジオちゅーりっぷの美術もすごく綺麗。BGMのゲーム風サウンドも相まって「ゲームやってる感」がある。
長年某アイドルのオタクを営んでいた友人が、しばらく見ない内にアンチと化していた。劇的ビフォーアフター。
ちなみに私も彼女と同じアイドルを推している。というか、そもそも私が推すきっかけを作ったのも彼女である。大変驚いたが、彼女がアンチに転身した理由については、その殆どは納得できるものだった。同じ界隈に居るので、推しを取り巻く問題、批判、擁護などは把握している。こと今回の件については炎上もしょうがないレベルだったし。色々あるよな、ドルオタは。
と、比較的やさし〜い顔で聞いていたのだが、一点だけどうしても納得できなかった。
推しに愛想が尽きた旨についても散々聞かされたのだが、一言で言えば「推しから大事にされていないから」ということだった。
そして「最近さあ…元推し以外の歌もいろいろ聴きまくってるんだけど、いい曲多いよね…。あんたが前から推してたポルノも、はじめてちゃんと聴いたんだけど、アゲハ蝶、めっちゃ共感した…元推しがもっと私達のこと愛してくれたらな…。」とのたまった。
これを聞いた私、ブチ切れ。は??何言ってんだお前??今の話のどこにアゲハ蝶の要素あんの???つーか私達ってなんだよ、お前と私を一緒にすんなよ。
そもそも「アイドルを応援する」というのは一方的な行為である。応援することに見返りを求めるのがそもそもの間違い。ファンは「推しを応援したい」という、言ってしまえば一方的な欲望を満たすために、せっせと彼らに金を払う訳で。誰がお前にそれを強要したよ?と言いたい。
アイドルとファンは「需要と供給が一致した時にだけ成り立つ関係」だと思う。自分の中でそれが一致しなくなった時には離れたらいい。それこそ一方的に離れられるのだから、その権限をフルに活かすのである。
アイドルとファンは、絆がどうこうだの、愛がなんちゃらだの、そんな甘い関係が成り立つものではないのである。言ってみればめちゃめちゃビジネスライク。こちら(ファン)は彼らの笑顔やら歌やら言葉やらを金で買い、あちら(アイドル)は需要に合うものを模索して提供する。
ただ、勿論完全に愛がないとは言わない。アイドル側は、応援してくれるファンに対する感謝があるだろうし、ファン側はそもそも愛の塊である。だって、言っちゃえば赤の他人に莫大な金払ってる訳ですし。そこには愛しかない。
だがファン側の愛は一方的ものであることを忘れてはいけない。金と時間を支払って彼らを応援すると決めたのは、他でもない自分自身だってこと忘れてはいけない。アイドルは別にそれを強要した訳では無い。
そんな一方通行の関係が辛いと思うなら、悪いことは言わない。滝行しろ。頭冷やしてこい。
「終わらせることは出来るけど」って言ってんだろーが。終わりはこっちが決めるものなんだよ。
「近づくことはできないオアシス」の部分、本当に聴いた??お前まさか「ら〜ら〜ら〜ら〜〜ら〜〜ら〜〜〜〜」が長いからって、ラスト飛ばしたんじゃねえだろうな。ちゃんと聴け。
詩人がたったひとひらの言の葉に込めた意味は、結局のところ詩人にしかわからないのと同じで、アイドルが何考えてるか、本当のところファンのことどう思ってるのかなんて知れる訳ない。そういうもんなの。それを考察するのは自由だけど、自分にとって都合の良い考察をアイドルに押し付けるのは間違ってんだよ。これはアイドルに限った話じゃない。身近な人間関係でも言えること。
それがわかんないなら、わかるまでアゲハ蝶を聴け。ついでに7/25発売のポルノグラフィティ最新シングル「ブレス」もよろしくお願いします。