はてなキーワード: ベネフィットとは
日経のこの記事、1/10万人程度の血栓にびびってバキスゼブリアを棚上げしてた国がおかしいみたいな論調だけど。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK281E70Y1A720C2000000/
そのバキスゼブリアによる血小板減少を伴う血栓症候群(TTS)は脳静脈血栓を起こすと致死的になりうる( https://www.jsts.gr.jp/news/pdf/20210601_tts2_3.pdf p6) 。確率が低くても結果が重大なら当然その分「得失」の失の部分は大きくなり無視できなくなる。リスク不寛容とかそういうレベルの話じゃないんだよ。
一方で国内のコロナ感染症が猛威を振るっている現状ではコロナにかかる確率はデルタ株が優勢という点から、従来より高いと思われる。この点に関してはライフスタイル・体質の影響は大きい。また臨床経過も人様々であろう。両側広範囲の肺炎から呼吸不全で亡くなったり、血栓症を合併してこちらが致死的になるかもしれない。これらのことから、「得失」の得の部分も一様ではない。有症状感染予防に関してデルタ株に対して、バキスゼブリアは65-75%程度といわれる。(67%, 95%CI 61.3%-71.8%, https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2108891)。得は思ったより大きくないかもしれない。
これらのことからリスク・ベネフィット比を各個人でどう判断するかは容易ではない。ここで、コミナティ・モデルナなどの比較的安全なワクチンを接種できる選択肢があるのならばよいが、バキスゼブリアしか選択できない若年世代はどうしたらよいのだろうか。それが1/10万人でも自分に起こってしまえばそれは100%の災難だ。そうなったとき、現状東京では治療を受けられるかどうかもわからない。
「腑に落ちない」のはかまわないが、それを非合理な国・国民の所為だと高みから放言できるのは自分が恵まれた地位にいるからだ、と自覚してから物言おうな。
俺は仕事でアジャイルであろうとしてるし、たくさん本読んでる人は凄いなと思うとともに大変お世話になっている。顧客と一緒に本当にいいソフトウェアを作るためには不可欠な力を借りている。
しかし、界隈の方の中でわりと共通して嫌だなぁと思う部分があるのでちょっとリストしておく。(もしかしてコンサル的な共通点なのだろうか?ただコンサルでも泥臭いところも一緒にやってくれる方もいるので一概には言えない)
別に上記は仕事に実害はないし(というかこの権威性のお陰で俺らザコも顧客と話しやすくなる)、得ているベネフィット考えれば微々たるマターだが、個人的にあんま染まりたくないなと思う要因にはなっている。
「顧客に寄り添う」が悪用されて開発者が搾取されるのも、開発者がお高く止まって顧客を見下すのも俺としては嫌だなってのと、体育会系なノリ全否定もちょっと違うかなってのが俺にあるからそう思うのかな。
40代男性ははてなのボリュームゾーンだと思われるので、ワクチン接種1回目の副反応など記録を。
普段はデスクワークが主だが、都内様々な現場にいくことも多い。
BMI30の肥満。若干血圧も高い。他の基礎疾患はないが、比較的ハイリスクではあると思われる。
接種券が比較的に早めに到着し、予約が取れた。
待っている間にも電話は鳴っていたが、現状ではもうこの医院は満席になっているとのこと。
なお、在住している区では個別接種については年齢や基礎疾患での予約区分をしていないので、基礎疾患扱いではない。
かかりつけ医は接種していなかったため、初めていく内科医院で接種。
体温は37.0度。若干高いが元々平熱が高いので問題なしということになる。
予診票のチェックをして、すぐに接種することに。
打つ腕はどちらでもいいと言われ、利き腕の反対に接種してもらう。
鎮痛剤は何か持っているかと聞かれ、ロキソニンがあるというと、痛みがあったら飲むようにとのこと。
なければカロナールを出してくれた模様。
また、今日はアルコールを飲まず、接種側での運動は避けるように言われる。
15分にセットされたキッチンタイマーを渡され、待合室で15分待機。
戻ってデスクワークを再開。
その段階では特に問題がなかったが、接種2時間後に接種側の腕に痛みを感じ、上がらないことに気付く。
とはいえデスクワークには影響なく、水分を多めに取りながら仕事を続行。
接種4時間後に、吐き気を伴う身体のだるさと太ももの筋肉痛を感じる。
痛みは昨日よりも増している印象。腕は水平以上に上がらず、シャンプーがつらい。
体温は37.2度で変わらず。
仕事をしていても倦怠感は変わらず。
早めに就寝。
やはりあまり眠れず。
しかし、腕の痛みは半分程度になった。腕はまだ上がらない。
倦怠感も昨日に比べると半分程度。ちょっと飲み過ぎた翌日という感じ。
筋肉痛はなくなった。
体温は37.0度。
夜になってだるさが増し、熱を測ったら37.7度。ロキソニン飲む。
よく眠れた。
腕の痛みがほぼ消え、頭をかくような動作の時に違和感を感じる程度に。
倦怠感もほぼ消えた。軽い頭痛はあるが、もともと頭痛持ちなので気候の影響などもあり得る感じ。
熱も36.8度に下がった。
↑
副反応によって仕事に支障がなかったが、もう少し重めに出ていたら休もうと判断しただろうという印象。
すでに接種した人を何人か実際に見ているが、様々な記事で指摘されているように、副反応は年齢と反比例すると思われる。
逆に言えば、この程度ですむので、ベネフィットを考えると接種して良かったなというのが正直な感想。
2回目は7/15予定。また記録を書く予定。
追記:
吐き気はあったが、嘔吐はなく、軽い吐き気と書いた方が良かったかと思う。
普段、胃に問題がない状態で吐き気を感じることはなく、これだけは初めての経験だったので、強めに書いてしまった。
※誤字直しました。ごめんなさい。
1、教祖
自分は裏でワクチン打ってそうなタイプと、あーコレは「マジ」ですわってタイプがいる。
2、信者
信じちゃう人のうち、あなたのために!を盾に人のワクチン接種に口を出す人。
・人に話しかけられると嬉しい。
・娘がいる人が多い。
・おせっかい。
世の中のことは「良い」と「悪い」に分けられると無意識に思っていそう。ある意味純粋な方。
3、日和見
反ワクチンってほどではないが、打つなって言う人いるしね……って人。
・ものごとを決めるのが苦手。
・提案も苦手。
・仕事や何らかのチームなどで、リーダーやマネージャになった経験がほぼない。(身内、または身近に、意思決定を強く行ってきた人がいる。)
・独身が多い。
リスク・ベネフィットを自分に当てはめて検討し決める、マシな方を選ぶ、ということを負担に感じている方。打てって言ってくれないかなって思ってそう。
私は高齢者でも医療関係者でもなく,優先接種の対象でもない,ただのおっさんです.なのでワクチン接種は,今のペースだと,よくて8月以降だろうなーと思ってました.ところがどっこい,私の街(人口100万人)で,高齢者枠の予約に空きがあるからってことで,予約していいよってことになりました.その後に計画されている,大企業枠の前倒しみたいな感じでした.その通知を受けたのが2日前,で今日ワクチン摂取してきました.早!
予約:
来場~摂取まで:
接種後の注意:
接種後の容態変化:
接種7分後以降の容態:
それでは皆様,ごきげんよう.
接種後,7時間立ちました.
数ある CDN のなかでも Fastly は圧倒的に優れた特性を持つものだと思うので、障害にかこつけてその優れた点を紹介していく。
CDN とは世界各地にあるキャッシュサーバーにコンテンツをキャッシュして配信してもらうことで、オリジンサーバーの負荷を軽減したりユーザーへの配信速度を上げたりするリバースプロキシのホスティングサービスだが、 Fastly の最大の特徴としてはそのキャッシュが消えるのが速い。普通の CDN が数十秒〜数分とかかるのにたいして 0.2 秒で全部消えることが保証されているし、キャッシュにたいしてキーをつけておけば(HTTP ヘッダーに Surrogate-Key って入れるだけ)特定のキーがついているキャッシュだけ 0.2 秒以内に消したりということができる。
これにより、 CDN による配信高速化の恩恵を受けながら、コンテンツをリアルタイムに更新していくことができる。 next.js + vercel などはこのあたりをフロントエンドから CDN まで一気通貫に提供することでリアルタイム風にコンテンツを更新できるように見せかけているが、 Fastly なら本当になにもかもリアルタイムで出来ることが保証されるので、難しいことを考えなくてもよい。
CDN の設定の反映の遅さというのは Cloudfront とか使っていれば感じることだと思うが、 Fastly なら 5 秒ぐらいで反映される。設定を変更しながらいろいろ検証しているときにこれが地味に嬉しい。
ただし上記の特性の代償と言えるのかもしれないが(そうではないのかもしれないけど)、 Fastly は「デカめの配信拠点を比較的少数配置する」という構成になっているため、ディザスタリカバリなどの面では不安がある(今回の障害はマジで全部落ちたのでこれとは関係ない問題だろう)。
Web 設定画面からいじれる設定項目が多く、にもかかわらずユーザーに優しく使いやすい。例えばリクエストヘッダーを Fastly 側で書き換えてもらう機能があるのだが、それとは別に Host ヘッダーのオーバーライドの設定は(えてしてよく使うので)別の画面に切り出されていたりする。
大抵のユーザーは Web からの設定画面でできることで満足すると思うが、高度な制御をしたい場合、 Varnish の設定ファイルのスニペットをアップロードしたり、あるいは設定全体を書いてアップロードする、といったことができる。例えば JWT のデコードを VCL でやってしまって、同じ URI にたいして認証済みユーザーとそうじゃない人でキャッシュのだしわけなんてことが Fastly 上でできるようになる。
ただし VCL でいろいろな制御を実現しようと思うと、 VCL の表現力の低さにより地獄を見ることになるので、得られるベネフィットと相談しながらこのあたりはやっていくことになる。
・「派遣社員は健康保険とか年金に入ってないから正社員になった方が会社が払ってくれて得」←派遣社員でも正社員同様に厚生年金、雇用保険、健康保険等すべて完備している。失業手当から傷病手当まで正社員同様に貰える(※ただし市県民税は派遣会社によっては天引きされないので振込に行く必要有り)
・「派遣社員は昇給がない」←正社員でもないところは無い。派遣でも時給が上がる事はあるので誤り。
・「派遣社員は仕事が不安定」←リーマンショック時、リストラされた多くのサラリーマンが派遣に流れてきた為、働き口は割とある。正社員でも仕事が不安定な会社はあるので、派遣だけに言える話ではない。プロジェクトが終わると切られることはあるが、派遣営業がひっきりなしに仕事を紹介してくるので仕事に困ることは無い。
・「派遣社員は福利厚生がない」←就業半年後に有給休暇付与。プロパーより有給休暇取りやすい(代わりの人員がいくらでもいるため)。会社によって違うがベネフィットステーションや選べる倶楽部等、宿泊施設の割引が使える福利厚生を揃えている。よって派遣社員は福利厚生がないは誤り。
仕事でメンタルぶっ壊して仕事辞めて、社会復帰の足がかりになったのが派遣社員としての働き方だったから、頭ごなしに派遣が悪く言われる事多くて我慢できず書いた。
正社員になるの辞めて派遣社員になれ!とかそういう話じゃなくて、どうしても今の仕事が辛すぎて生きてて苦しかったり、ニートから社会復帰したい人とかは派遣に逃げればいいと思うよ。
大阪府の感染者が急増している。本日の感染者数は599人で、全国の都道府県で最多となった。今後も増加することが予想されている。
はてなブックマークのユーザーは維新の会に対して批判的な傾向があるので、ここぞとばかりに吉村大阪府知事を批判する人が多いが、この件に関してはそれほど正しいとは思わない。吉村知事がこのコロナ禍において満点の判断をしているとは思わないが、特に感染の広がりという観点においては、各都道府県の社会・地理的事情に依存するところが大きく、現行法においては知事権限では手の打ちようのない範囲も多分にある。そのため、現在の感染拡大の責任を知事にひとえに求めるのは無理があると考えている(以上は、大阪府だけでなく、あらゆる都道府県に対して言えることで、どの知事に対しても感染拡大の責任を強く求めるのは難しいと考えている)。
緊急事態宣言後の3月中は、大阪市内の飲食店等に対して時短要請が出されていた。同様の規制は第3波で感染者が300~400人/日台程度であった12月中にも行われ、このときは12月下旬まで横ばい~微減の傾向に持ち込むことができた。もしかすると、このラインを狙って、3月中の規制範囲が設定されたのかもしれない。
しかし、第3波では1月上旬に感染者が急増し、緊急事態宣言の発令へとつながっていく。一説には忘年会の影響があったとも言われているが、根拠が定かではない。しかし、3月も送別会シーズンであったので、この規制では足りなかったという推測も十分に可能だろう。
それでは規制をもっと強くしておけばよかったかと言うと、そうも言えない。なぜならば、現行法の規制が人々の自粛に頼る一方で、人々が自粛をしなくなり、規制が骨抜きになりつつあるからだ。
これまで、緊急事態宣言が出るか否かとは別に、感染者数が増えたら繁華街への人出が減る傾向があった。
しかし、この3月はそうならなくなった。携帯電話位置情報に基づく大阪・梅田の人出を見ると、この1年で最多の人出となっており、感染者が急増している現在においても人出の減る傾向が見られない。これは、感染拡大に応じて自粛を人々がしなくなったことを意味している。
大阪府の資料では年齢別の人出データも発表されており、若年層の人出が特に増えていることが指摘されている。これは、今回の「第4波」において感染者でも若年層の構成比が比較的高いことと噛み合う。
新型コロナウイルスの死亡率は年齢に強く依存している。感染したときのリスクと、貴重な青春時代が長期に渡って規制される、これらを天秤にかけたとき若者が前者に傾くのは想像にかたくない。「高齢者に広がったら…」というような正論を説いてももはや実効性はなく、本当に対処したいのであれば、若年層に対するベネフィットか、規制に対する法的権限を強くする劇薬のいずれかを用意しなければならず、これは国政の役目だろう。
大阪府で先に問題が顕在化しているが、これは大阪府だけの問題ではない。人々が自粛しなくなったことは、全国的に見られつつある現象である。宮城県や沖縄県で急増しているのは周知の通りだし、首都圏や中京圏においても感染拡大のきざしが見えてきているので、いずれ同じ問題に直面してもおかしくない。大阪府の状況は他県にとって他山の石ではない。
「人々の自粛」にフォーカスを置きたかったので今回は敢えて記載しなかったが、今回の感染拡大に関して「変異株」は避けて通れない問題だと考えている。
また、検査数の件や、まん延防止等重点措置の効果についても省略した。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/outflow-data/
ポルカ「20年勤めてじゃあどれくらい上に行けたのかっていう」
ラミィ「清掃員ですwwwwwwww」
ぼたん「清掃員wwwwww20年やって清掃員wwwwwwwwwwwww」手をたたきながら爆笑
ポルカ「やめましょうwwwwww想像を絶するやばさwwwwwww」
ぼたん「やだな自分の子供に語ったあとにパパ何やってるのって言われて清掃してるwwww清掃員だよってwwwww」
ポルカ「清掃員だよwww」
ぼたん「掃除とか頑張ったよwww」
ぼたん「まあ清掃員とか自体はいい仕事だと思うよwwただ20年……ww」
ポルカ「そも清掃員ってどうなってアップしてくんだろ、人生ゲームとかでしか知らないんだけど」
ラミィ「分かんないどうやるんだろうな」
ぼたん「インセンティブねwwwww」
ぼたん「えーでもねねちゃんはあくきん建設の…言ったら下請けに入ったわけじゃん」
ポルカ「ねねはどうせ何も考えないでしょwwwww」
ラミィ「半ボランティアだよ」
ぼたん「実績になるから」
ポルカ「ねねに任せようwww」
地主と飲み友達だから都心にある機械式の立駐を月極3000円で借りられてる人。
大学時代の先輩からの紹介で身内が大家をやってる家賃8万円の1DKアパートに7万円で住めてる人。
自分の家は田畑を持ってるわけでも農家をやってるわけでもないけど、近所の農家から流通ルートに乗る前の一番美味しい所をピックアップした米を常に貰い続け、「上京するまでお金払ってお米を買うという概念がなかった」と言う地方出身者。
通常手にしえない得って面でもそうだけど、社交性についても格差を見せつけられた気分になる。
自分にはそういう頼りになる人もいなければ、そういう施しを受けた経験がない。そういうイレギュラーな得を与えて貰えるような人付き合いができるとも思えない。
合わせて、着用の推奨を法制化する
普及させるため、支給するのは小型・軽量にする
これでパワハラ・セクハラ・強姦問題・ブラック企業・モンスターペアレント・いじめ・差別・虐待・
事実であるが、隠蔽側にコスト増を強いることで、隠蔽のハードルが確実に上昇する
私は、大幅に抑止すると提言している。0にできるとは言っていないし思っていない
0にできなくとも充分な社会的意義がある
電車内や街頭で、他人の全身像を合法的に撮影・保存できるという点でのみ、そのとおり。
ただし、女性のスカートの中を覗く、男性の下半身を撮影するといった有害行為は今よりも確実に減る。
間接的に完全監視社会だし、
一個留意してほしいのは、個人同士の監視社会にすぎず、政府や企業による監視社会ではないこと。
データは各個人が持っており、政府や企業が持っているのではない。
政府や企業が外部にデータ送信する機能を隠してつけるのは事実上不可能であること。
機器はネットワークに接続されていないのでハッキングは不可能。
まず、カメラに写っていないからただちに無罪になるわけではない。
次に、被害者1人ではなく、多数の国民がいる場面では死角は存在しない。
テレビのバラエティー番組も距離を取りながらとはいえスタジオ収録の番組がではじめてたりして、世の中は徐々に日常取り戻しモードに移行しつつある。
のだが、東京の感染者は連日50人台を推移し、経済活動、というか人の往来の解禁は確実にコロナの感染を復調させつつある。
非常事態宣言明けの夜にこんな日記を書いたが、当たらなければ良いと思った予想は感染者数の推移では大体当たってしまった。
https://anond.hatelabo.jp/20200530005812
自分は週数回の出社が復活したのだが、基本は今でも在宅勤務が続いていて、世の流れには疎い方だろう。
金曜の夜に時々自転車を繰り街に出て、運動不足解消もかねて街の様子を見にいく。
目的地がないと困る方なので、昼にダダ流しにしているYoutubeのライブカメラの現地を目指す。
https://anond.hatelabo.jp/20200509173934
通り過ぎた街の風景の中の人たちは、マスクをしているのと外国人がいない以外はすっかりいつもの金曜の夜という感じで、飲み屋では楽しそうに談笑しながら酒を酌み交わしている。
秋葉原は基本、飲み歩くような街ではないので、人の往来はそれほど多くないが、それでも結構な人の数が歩いていて、道端ではメイドさんが盛んに呼び込みをしている。
メイド喫茶はまさに「接待を伴う飲食業」にあたり、ホストやキャバクラ、あるいは風俗ほど濃厚に身体接触はしないだろうが、会話や飲食は必須であって、「ソーシャルディスタンス」と言っていては営業が難しい。
きっと苦戦しているだろう。
また、猫カフェも営業しており、人とちがい気ままに動き回る猫は「ソーシャルディスタンス」なんて言葉も知らない。
人がダメなら猫ならいいという訳には、理屈上は行かないはずだ。
秋葉原の様子を見て満足したので南へ。
GWの夜中には自分以外一人しかいなかったが、この日22時には多くの人が街を歩いていた。
そのまま道なりに南下し、新橋をすぎ、芝公園で紫のLEDでデコレーションした東京タワーを眺めた後、高輪ゲートウェイ新駅付近で少し迷ったあとに、経路を修正して六本木へ。
六本木は秋葉原と違い、典型的な「夜の繁華街」で、街ではマスクもしない人々が友達と連れ立って飲み屋や騒げる場所を物色していた。
秋葉原ではメイドさんが呼び込みをしていたが、六本木で呼び込みをしていたのはチャイナドレスの女性だった。
街の人々を見ると、具体的に「感染リスクがある」と言われている、差し向かいの飲食や人数を集めての談笑(マスクなし)を平気で行っており、またその結果、東京の感染者数も斬増している。
「若ければ感染しても重症化はしない」「感染者が多ければそれだけ感染機会は多いが、まだ絶対数が少ない」という点でリスクとベネフィットを秤にかけているのだろうけど、思うにそこはベースとなっている日常感覚の違いがあり、自分のように「通常は在宅勤務で生活の苦労も不安も特にない」という人と「毎日出社しており、そうしないと生活が成り立たない」という人では触れている世界が全然違い、「人と差し向かいで話すのがリスク」といわれても「いや毎日やってるし」というのがあるんだろう。
それに思ったのが、「リスクをはっきり指摘されてる、友達の飲み会は不要不急なのか?」という問いに、自分などは「不要不急だろう」と答えるが、多くの人にとってそれは「要で急」なことであるらしい。
多くの人は長い間、顔を合わせて他人と話せないと病んで死ぬようだ。
科学的な正しさと、世の人がどう思っているかにはかなり解離があり、その差を知っておくことは大事だと思った。
世の中の人々の感じているものを見も感じもしなければ、いくら正しい知識を持っていても会話が通じない。
誰も話を聞いてくれなくなる。
夏が近づき、夜でも気温も湿度も高い。
お出かけの際には熱中症にお気をつけて。