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はてなキーワード: ニコ動とは

2022-06-07

anond:20220607140142

ニコ動にハマってた層に相当する今の若者はV界隈にいるんじゃないか

anond:20220607132330

サービス系だとニコ動死ぬほど楽しんだ後はもう衝撃を受ける何かがないのは自分が歳を食ったからか。。

2022-06-04

pixiv運営悪口を言いたい

書き殴ってるしめちゃくちゃ長いです。

2010年前後の話なので今はどうかわからないけど、

まだランキング総合オリジナルに分けられていない時代ジャンル二次創作デイリーランキングが埋め尽くされ実力のある一次絵描きが埋もれてしま現象に不満の声が上がっていた。

それで運営オリジナルタグプラス補正、人気版権タグマイナス補正、また軽度な性的表現同性愛要素のチェック項目も作り男女で人気に偏りがある場合マイナス補正、とランキングアルゴリズム唐突に変えた。

ランキング上位から腐向け漫画や全年齢ギリギリを攻めた発情顔の萌え絵駆逐されエロ記号抑え目の美少女+背景までしっかり描き込まれた美麗系のイラストばかりランクインするようになった。

この傾向はオリジナルランキングと男女別ランキングが導入されてからもなぜか続き、映画蜜のあわれプレゼンで「この世界観pixivではなく実写で見られる贅沢よ」的なことが書いてあって「あぁもう今の人にとってpixivサイト色はアンニュイ美少女が夢と現実の間を揺蕩うようなエモいもので、真面目な絵師朝目新聞から移住したパロディ屋が混在するカオス空間じゃないんだな…」となんとも寂しい気持ちになった。

pixiv営利企業な以上推奨作品優遇も仕方ないのかもしれないけど、少なくともコミケ運営のような「すべての表現を受け入れる」という理念はないと思う。

ただムカつくのがpixivクリーンイメージにしたそうな割に二次創作禁止にもしないしYouTubetumblrのようにエロ禁止にもしないところ。

それどころか「同人誌なんてめんどくさいもの作るより美少女イラストで客を釣れるだけ釣ったらR-18差分pixivFANBOXに載せた方が稼げるよwマージンは払ってもらうけどねww」なんてことやってる。

よく同人作家について「人気版権という他人の褌で相撲を取ってるくせに一端のクリエイター気取り」と揶揄されるけど二次同人が卑しい商売ならそのおこぼれにあずかっているpixivはなんなんだよと思う。

pixivそもそも無償作品投稿してくれる絵師とそれ目当てにアクセス課金してくれるROM専がいないと成立しないサービスで、確かに便利だし商業デビューした人もたくさんいるけど出版社みたいに作家原稿料払って担当付けて育成してるわけじゃない。

あなたの作りたいを応援しますー美術手帳特集されましたー現代アート集団コネありますサブカルチャーの受け皿で日本最大のクリエイターポートフォリオサイトですーほら見てください著作権侵害してない美麗絵ですよー」といくらアピールしたところで他人の才能に便乗してるだけだし…。(以前はてブの人気エントリに上がっていた意識の高い退職エントリ見て「でも結局自己顕示欲と性欲に負けて二次創作という禁断の果実に手を出したオタクのおかげで大きくなった会社でしょ?」と思った)

pixiv自体は何もクリエイティブなことをしない代わりにユーザーをあたたかく見守ってくれているかというとそうでもなく、カオスラウンジ騒動運営批判作品は即BANもしくは一方的センシティブ設定・改悪され続けるUI特に絵描きの顔であるアイコンの大幅な縮小とサムネトリミング)など実際はクリエイターの嫌がることも何度もやってきた。

二度目の悪質なセクハラ報道に「仕事の告知など替えの利かないサービスとして利用している人が多いのに責任感のない企業」という批判も見かけたけどそもそもpixivクリエイター支援するなんて理念はないと思いますよ。

pixiv運営が愛しているのはお金取引企業アピールできる文化貢献的なイメージで、キモオタ腐女子運営批判するヤツは表に出てくんな(でも退会はしないで引き続き養分になってね)ぐらい思っててもおかしくない。

でもセクハラでやっと燃えるあたりpixivセルフブランディングってけっこう成功してるんだなと思う。

他のwebサービスに関するブコメ見てると「メルカリ転売ヤー巣窟youtubeは謎のBAN基準クリエイターを守らない、ニコ動ゲイフォビア、仕事をしないTwitterJapan」とかけっこう批判されてるのに。

舌鋒鋭いはてな民なら「本来けがえのないはずの個人製作作品に単純な評価基準を設け競争心を煽りオタクリビドーで飯を食っている癖にオタク冷遇自分の懐は痛めないのに若手クリエイターパトロン面する悪徳企業」ぐらい言ってもおかしくないのになあと思いました。

2022-06-01

anond:20220601122941

電車男は「キモい存在」のアイコンとして描かれていたわけで、あの頃にはオタク一般化はしてなかったと思うぞ。

でもまどマギよりはもう少し前にオタク一般化は起こっていたと思う。

俺の感覚では、おそらくニコニコ動画初音ミクあたりがドライビングフォースだったように思う。ニコ動が始まったのが2006年初音ミクが出たのが2007年

2022-05-24

anond:20220524115649

ミームスラングが山盛りのニコ動20年も運営してて一度もそれらに関する裏切りがないって

しろすごい信頼の実績じゃね

anond:20220524085334

それだよ

ZUNニコ動祭り上げてる感じが怖いんだけど何あの空気

2022-05-20

お金払ってコメント付きで映像作品を見る需要、あるようでないのかな?

ワイはアニメ映画見るときコメント付きがいいなあと思ってたまにニコニコ課金したりするわけだが、これすごく人気のサービスともいいがたいよね。需要あるようで、そんなにないのかな

ニコ動もネトフリみたいなストリーミングサービスはじめて、全部コメント付きで見られますよとかやったらなあとか思うんだけどね。アニメ+一部のコメント向き実写作品とかでさ。デビルマンとか。おもしろそうじゃん

2022-05-18

anond:20220518220134

元増田です!トラバありがとう〜!逆鯖読んでないぜ!

1位 スカイクラッドの観測

シュタゲやってないから知らなかった(理由は後述)

2位 風といっしょに

名曲!でもポケモンなら「ニャースパーティ」が好き(マイナー?)

3位 DAN DAN 心魅かれてく

スラダン視聴してなかったけどバンドコピーしたな〜

4位 brave heart

デジモンも観てなかったな……

5位 Imaginary affair

KOTOKOPrincess Bride!かな(ニコ動アイマス動画の影響)

6位 そばかす

→ド定番だけどジュディマリならラッキープールくじら12号かハローオレンジサンシャインいれる!

7位 天体観測

マスターピースだけどあえて入れなかったのはjupiterというアルバム全体で好きだからかな

メロディーフラッグスペースシャワーTVで聴いて心掴まれたから入れた

8位 南風

フルメタ観てなかった!すまん!

9位 Starry Heaven

テイルズやったことない(理由は後述)

10位 Little Busters

だーまえいいよね、ヘブバンやってる?

11位 secret base~君がくれたもの

ゆきあつ女装回最高だった

12位 ボカロソングのなにかしら

ボカロ入れ忘れてたわ!!!

 「おちゃめ機能」「Tell Your World」 「トリノコシティ」「マトリョシカ」「スキキライ」

あたりが好きかなー。

親が厳しくてゲーム機ない(お年玉で買うのもNG)家庭で育ったかゲーソンが弱いのはある。

アニソンだと「ハートを磨くっきゃない」「氷の上に立つように」「silky heart」「有頂天人生」あたりは入れたかった。

あと神前暁サンホラMOZAIC.WAV……。

でも中高大とどっぷりロックに染まった結果ああいラインナップになったよ〜!

増田ランキングも魅力的だからトップ30やトップ50も書いてくれよな!!

anond:20220518132517

しろラブひな世代じゃないから知らん。週刊少年マガジン連載作品から名前とあらすじくらいは知ってたが

ネギまvipニコ動で馴染みがあったけどな。MADやパロや歌い手コメント遊びで

anond:20220518124508

そのニコ動においても、2008年の時点で「昔一部で流行ったネタ」って言われてるわけだし別に間違ってないじゃん。昔一部オタク流行った知る人ぞ知るアニメしかない。

ネギまアニメが2005-2006、当時、ニコ動ベータ版は一応存在したはしたけど、外部サービス動画コメント被せるだけのサービスだったし、2007年の春まで動画アップロード機能はなかったから今とは別物。

ゼロ年代オタク文化のことを良く知らないのに忘れたのか捏造してるのはそっち。

anond:20220518123417 anond:20220518123808

もう病気の域やろ。オタクネタに絡みたいのになんでそうなった?

増田:だから赤松黄金期は、そのニコ動がない時代やねんて。

 ↓

現実

2005年11月14日川上量生西村博之らと共にニワンゴ(現・ドワンゴ)を設立から翌年2006年12月12日実験サービスとしてプレオープンしサービスが開始、2007年1月15日にβバージョンに移行するに伴い、初めて運営元がニワンゴであることが明かされた。実質的な開発や運営ドワンゴが行っていた[6]。

 

 

ニコニコ動画2005年に一部で話題になったハッピー☆マテリアル関連の動画詰め合わせです。(2008年4月14日)

https://nico.ms/sm2990134

魔法先生ネギま! 2003年2月26日 - 2012年3月14日

(続編的なやつ)UQ HOLDER!  2013年8月28日 - 2022年2月9日

  

TVアニメ

第1期 2005年1月5日 - 6月29日

第2期 2006年10月 - 2007年3月

第3期 OVA魔法先生ネギま! 〜白き翼 ALA ALBA〜』 23ー25巻限定版に付属するOAD2008年8月12日発売)

第4期 OVA魔法先生ネギま! 〜もうひとつ世界〜』・外伝OVA魔法先生ネギま! もうひとつ世界Extra 魔法少女ユエ♥

第5期 『UQTV ネギまHOLDER!』2017年10月 - 12月

 

劇場版

劇場版 魔法先生ネギま! ANIME FINAL2011年8月27

anond:20220518123417

横だけど、ねぎまの頃ってニコ動なかったんだっけ?

そんな前だったっけか。言われてみれば赤松健、それ以降パッとしないなぁ。

話題になったことと言えば、赤松健奥さん歌い手不倫したことぐらいだし。

anond:20220518122359

から赤松黄金期は、そのニコ動がない時代やねんて。

若いオタクから見ると「昔流行ったアニメ、絵柄も古いし話も冗長で今みるとキツいやつ」でしかいねん。オタク界隈も全員必死炎上させて頑張ってもオリコン3位ぐらいのしょぼい集団だったんよ。

ニコ動流行って以降は、アニメ一般人も見る、流行ったやつはみんな知ってるし、組織票なんか使わなくても普通にアニソンオリコン1位になるし、劇場アニメデートムービーになったけど、それ以前のアニメ萌えマンガ一般人は知らない一部オタクだけのブームだったから。歴史改変はよくないよ。

ゼロ年代はてな民オタクばかりではなくて、むしろアニメとかはバカにしてるサブカル技術者が強かった。10年代になってうごメモで人気あったのもいわゆる萌えアニメじゃなくて任天堂キャラネタ棒人間とか。あとは単純にアニメとしての良さというか「良く動く」みたいなやつ。その層が赤松リスペクトしてるってことはない。

anond:20220518121757

30代ははてなのメイン層だし、

20代(と言ってもアラサー)がはてなにやってきたきっかけは『うごメモ』やで。そしてニコ動には「うごメモから来た」が溢れてた

 

知識抜け落ち過ぎや

2022-05-17

anond:20220517213328

タイトルから想像したのとだいぶ違った。

出てないミュージシャンでは、この感じだとクチロロ絶対入ると思うけどなあ。00:00:00かあるいは渚のシンデレラあたり。あとkiki vivi lilyは間違いなく好きだと思う。

Lamp作品では選ぶなら個人的にはやっぱり「さち子」だと思う。

最近spotifyで流れてきたやつだけど、松木美底も好きそうだなあ。https://www.youtube.com/watch?v=tRJpaD7CSdI

俺は世代が少し上なので、良いとは思うけどちょっと世代的な感性が合わない感じ。ニコ動とかボカロとかSEKAI NO OWARIあたりで育った世代の感じがする。

ZETTAKUNも好きそう。おかもとえみも好きだろうな。 https://www.youtube.com/watch?v=9qyZkP_2pwM

2022-05-10

anond:20220510200233

どういうこと?ニコ動タバコ競馬フットサル楽しい世界と感じるのはだめで、絵を書くと楽しい世界と感じるのは良いの?

ぜんぜん違う事言ってるんだったらすまん

anond:20220510195929

ニコ動とかタバコとか競馬とかじゃないのって思っちゃう

あとは休日フットサルとかさ

よく皆、気が狂わないなって思う

からみんな少しでも楽しい思いをするために

レールに乗って良い大学いくんだなって思うよ

2022-05-07

「内心喜んでる」「高圧的」「反面教師」……この期に及んでこれってマジで救いようがないな。集団リンチし続ける人達をそこまでして擁護するのか。本当に自浄作用がないんだな。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4719215146272768034/comment/dbfsi

反面教師」に言及したブクマはよく読めば(よく読まなくても)別にバルバルさん反面教師にしようと主張してるわけじゃないし、営業妨害はやめましょう、つまり集団リンチに反対が結論なので、勢いよく完全に読み間違ってる。


追記

「極々一部」という割にTwitterでもブコメでも諌める声をオタクからほぼ聞かないんだよな。昔の2chニコ動苛烈な女叩きみたいに積極的な実働部隊を多数のオーディエンス消極的に支持してる構図なのがバレバレ

https://b.hatena.ne.jp/entry/4719215146272768034/comment/TheHabanero

これも誤解。表自界隈ではインフルエンサーと言ってよいだろう青識氏がけっこうな勢いで店に迷惑かけるのはやめろと言っていた。歴史改変はよくない。

https://togetter.com/li/1822919

2022-05-04

ニコ動についた荒らしコメント削除した

したっていうか、削除依頼して消してもらった

迅速な対応していただきありがとうございますニコ動運営

しかし何きっかけで何を理由に荒らされたのかわからん

というか自分はなんかキチガイを集める体質なんだなぁって改めて実感したわ

なんかもう息するだけでキチガイに絡まれることが多すぎる

こないだも6年前の書き込みに、悪意ある書き込みされたし、通りすがりに殴られることが多い

こっちになにか落ち度があるならいいけど、もしかしたらあるのかも知らんが、そういうのすっ飛ばして殴りかかってくるからキチガイなんだよなぁ

そのコメントはよくありません!訂正してください!

とかなら、ジョークでも言い過ぎましたすみませんとかつっていくらでも対処できるのに、お前が死ねみたいな事いきなり書き込まれても、もう対話不可能キチガイ認定するしかないじゃん

動画荒らしに話を戻すと、あれが悪意あるのかとか考えるとつらいんだよなあ

ニコ動文化とか知らないから俺が変な動画上げてるってのもあれそうだし、大量のコメントが何を意図したものわからんから

なんかもう荒らしとしてしか扱えない。ゴメンなキチガイ

正義感で大量のコメントをつけてたのだとしたら悪いな

何で荒らされて俺が悲しくならなきゃなんねーんだよ死ね

しかし本当にネット上でキチガイに絡まれる率高し!

ブクマではまだ絡まれる率そこまでではないけど、キチガイ誘引率高いのどうにかならんのかな

まあサービス超えたストーカーとかそういうレベル粘着じゃないから、マシだけど彼らの心無いコメントかに遭遇すると悲しくなるねん

2022-05-03

anond:20220503163123

事件起きたのは30年前でも、影響は10年以上続いたでしょ。

オープンオタク趣味を語れるなんて、エヴァを経た00年代文化ニコ動での東方ボカロ世代の結果だと思うよ。

2022-05-02

アニメーションを作る仕事をしていた【後編】

【前編】

https://anond.hatelabo.jp/20220502223251

次は、私が現場で直接に『畜生』と対峙した際の経験だ。「マジでクソだな」の2つ目になる。

あるアニメの記念すべき回の収録(製作委員会の各社代表が参加。弊社からは私)が終わった後、スタジオの待合室で出版社の人と雑談をしていた。この後で飲み会をする約束を取り付けてから、私が座椅子を立ってトイレに向かう途中の廊下で、それは起こっていた。

男性声優(以下「男」とする。声優と呼ぶだけの価値はない)が、違う事務所女性声優の手首を掴んで言い寄っていた。男は、自動販売機の近くの壁に女性押し付けるようにして口説いていた。ご飯に行こうよ、とのこと。女性に逃げ場はないし、顔も近かった。女の敵は権力者だけではない。あらゆる状況において存在する。

私は距離を取って観察していた。考えが誤っている可能性があるからだ。しかし、やはり女性は嫌がっている。顔はこわばり、体は斜めを向いて男と視線を合わせないようにしている。それを確かめて私は、ぐいぐいと2人の方に歩いて行って、声をかけた。

ちょっといいですか。この子は嫌がってるみたいです。やめた方がいいと思うのですが」

「あ?いやいや……おかしいやろ」

歯切れの悪い言葉とともに男は黙った。お互いに顔は知っているが、話したことはなかった。

返答を待っていると、男が「こっちのことなんで。うちら同士のことなんで関係ないでしょ」と、女性声優を連れて移動しようとした。

私の記憶では、「待て!」と叫んでいる。左手で男を制したはずだ。

「やめろと言ったろ。私がどういう立場人間かわかってるよな?」

そう言って睨みつけると、男はまた黙った。

「今回に限っては、この子事務所に報告するだけで済ませる。あなた事務所には話さない。その子の手を離して、もう帰ってくれ」と彼のための逃げ場を用意したのだが、それでも手を離さなかった。

目いっぱいまで男に近付いて、額の辺りを睨みつけた。「帰れ」とだけ告げて、それでまた男の目を見続けた。

すると、男が女性の手を放した。舌打ちをして玄関の方に移動していった。収録の時は大人しい印象を受けたが、こんな人間だとは思わなかった。

女性を見ると、真下を向いていた。鼻をすする音が聞こえる。顔は前髪で見えなかった。

マネージャーに報告しないとだめだよ。難しかったら、私が一緒に行ってあげるから」と言うと、「ありがとうございます」とだけ返ってきた。そういうわけで、その場は事なきを得た。

飲み会前のトイレに行った後、出版社の人とスタジオを出る時、その子マネージャーと一緒にいるのと確認して安堵したのを覚えている。

それで、入口自動ドアを通り過ぎたところで、ある理由マネージャーに呼び止められた。以後数か月の間、さっきの声優の子と色々あったのだが……これは別の物語、いつかまた、別のときにはなすことにしよう。



競争嫉妬自尊心

最後に。“競争からまれ嫉妬”について話したい。

まずは以下のサイトを紹介する。エンタメ作品レビューするためのサイトだ。

1回で読み切れる量ではないため、後でまとめて読まれるのを推奨する。

作品データベースドキドキ!プリキュア

https://sakuhindb.com/janime/7_DOKIDOKI_21_20PRECURE/

作品データベーススタートゥインクルプリキュア

https://sakuhindb.com/janime/7_Star_20Twinkle_20Pricure/

概要説明すると、前者はプリキュア暗黒期(2011~2015頃。男児向け作品出身者がプロデューサーだったのに起因するらしい。確証はない)と呼ばれる作品ひとつだ。後者については、「東映アニメーションが若手女性プロデューサーを大抜擢!」というアニメ雑誌の記事記憶に残っている。

上のサイト作品データベース)では、プリキュアシリーズにおいて「非常の悪い」の評価数が多いものがたまに現れる。

ネタバレ回避しながらコメントを紹介していく。『ドキドキ!プリキュア』だと、「主人公が実は一番自己中」「パロディが多く、児童向けとしてふざけている」「赤ん坊になんてことを」といった【作品感想】を見つけた。

同じく、『スタートゥインクルプリキュア』だと、「主人公の声が無理」「追加メンバーの扱いが悪すぎる」「最後のあたりでメインテーマである多様性否定」といった【作品感想】があった。ここまではいい。批判というのはあってしかるべきだ。

稀にではあるが、質的に異なる評価コメントがある。スタッフ誹謗中傷することが目的であり、作品の内容は二の次、三の次といった次元レビューを見かけることがある。プロデューサーの経歴にやたらと詳しく、シリーズ構成や脚本家過去にどんなシナリオを作ってきたかを把握している。業界用語ポンポン飛び出す。

こういったレビューは言うまでもない。アニメ業界内部の人間が書いている。「なぜ私じゃなくて、あいつが評価を受けるんだ。なぜあいつが表舞台に立っているんだ!?」という至ってシンプル理由――妬みや嫉みである

彼ら彼女らは、特定個人こき下ろす目的公共の場コメントを書き込んでいる。製作スタッフしか知らない内容や、業界人でないと考察できないレベルの内容がつらつらと並んでいるのを見ると、慙愧に堪えない思いをすることがあった。

嫉妬なのだろう。他人成功することで自らの地位が低下するという思考に由来して、こういった行動が起きる。彼らは悲しい存在だ。他人を蔑んでいる時点で、相手自分より優れていることを認めている。このように仲間を大事にできない者は組織大事にしないし、自分すら大事にできないことが多い。

これとは逆に、相手賞賛するというのは、事実客観的に把握したうえで仲間を尊重する行為だ。自分相手組織、という感覚があるから相手自然に認め、褒め称えることができる。仲間が成長して賞賛を受けると自分気持ちいい。そういう原理が働いている。

特に健全で安定した自尊心自分価値があるという意識。誇り。自分は影響力のある、重要存在だという感覚)をもてるかどうかは、りっぱな価値ある仕事自己の内部に取りこみ、自己の一部にできるかどうかにかかっている。

完全なる経営(2001/11/30) アブラハム・マズロー (著), 大川 修二 (翻訳)  P.25



人間は、精神的に未発達な時期がある。少年期~青年期は特にそうだ。自分はすごいと思いたがり、他人はすごくないと思いたがる。常に上に立っていたい。だが、精神が成長すると、人間比較することに大した意味はないことがわかる。

エンタメ業界問題点は、精神的に未発達な人間が多すぎることにある。そういうわけで、公共インターネット掲示板で、同じ会社の仲間を糾弾するといった行動で鬱憤を晴らそうとする。嘆かわしいとは思うが、あくま当人課題であり、私にはどうすることもできない。当人が成長することでしか解決しない。

アニメ業界活躍していきたいと考える人が、有象無象に足を引っ張られない未来を願っている。私には、そういった人間相手にし続けてなお、作品作りへの情熱を燃やすだけの『好き』がなかった。

から、この業界を辞めた。心が限界で、いつしかアニメが好きではなくなっていた。

から地元田舎に帰った。心のゆとりがほしくなって。

から残業が少ない仕事を選んだ。今はしみじみと会社員兼農家として生きている。

以上でこの日記は終わりだ。一万字もお付き合いいただきありがとうデリヘルの人ではないか安心してほしい笑

これまで、私を育ててくれた業界感謝を述べたい。楽しかたことも、嬉しかたことも、悲しかたことも、憎しみを覚えたことも、とにかく多くの経験を与えてくれた。

私はこの業界から去って、田舎で暮らすことを選んだ。けれど、業界に残ったあなた達が、今でも人の心を動かせるだけのコンテンツを作り続けているのを知っている。

これからも、素晴らしい作品を世に送り出せますように。












今季お勧めアニメの紹介

最後に、大人男性向けに春アニメを紹介する。今は5月なので5本を挙げる。

それぞれ400字以内になるよう心がける。順番に意味はない。思いついたものからだ。

1. パリピ孔明

放送前は「まだ0話だけど切るわ」という意見がちらほらと散見された。今では覇権候補として認識されている。

これ子ども向けだよね?と思っているのなら、はっきりいって違うので、ぜひ3話まで視聴してほしい。音楽好きにはお勧めだ。

作品全体として優れている。P.A.WORKSらしい安定した作風である

コンセプトも、脚本も、演出も、作画も、キャラクターもすべてが及第点以上だ。

予算が大量にあるわけではないのだが、悪い点はひとつもない。

孔明の英子への愛情が見て取れる。彼女の歌を1人でも多くの人間に、世界に届けるために奮戦する姿に胸を打たれる。

願わくば中国での規制が外れますように。 

2. ダンス・ダンス・ダンスール

バレエが題材だ。

少年少女が熱情をもって物事に取り組む姿を見ることができる。

こういう独自性のあるアニメは、面白いかつまらいかの二極になりがちだ。当作品は、もちろん前者である

作画はかなりOK人間が動いている感じがするだけでなく、その実際の動きを見ている者がどう視覚するかまで含めて画を描いている。

そういう描写が1話からビュンビュンと飛び出してきて、まさに圧巻だった。

シナリオもいい。作者がどれだけ等身大中学生を描いているか垣間見ることができた。リアルだ。あまりにもリアル。あー、昔はこんなんだったな、と感じてしまう。

課金して原作を読んでみたけど、やっぱり原作者(ジョージ朝倉)の実力が違う。レベルが違うとはこのことだ。

スタッフが本気で作っていると断言できる。というか、今季アニメは当たりが多すぎる。最終回まで残り2ヵ月もある。楽しみだ。

これが好きな人は、『ボールルームへようこそ』も楽しめる。


3. であいもん

こういうのでいいんだよ。こういうので。

4. SPY×FAMILY

覇権枠だ。

製作委員会がそれぞれ大量の資金スタッフを出し合い、平均的なアニメの実に3~5倍以上の予算時間を使って最高のものを作り上げる。これは、そういう類のコンテンツだ。

WIT STUDIOとCloverWorksの共同作品になる。

(「進撃の巨人」と「青春ブタ野郎バニーガール先輩の夢を見ない」の制作会社

原作者は長年漫画家として活躍しており、ベテランの域に入りつつある。

この『SPY×FAMILY』の漫画原作の序盤は、無理やり感のある脚本運びだ。

まりこじつけ的な舞台設定や、シナリオや、キャラ言動が見受けられる。それらは間違いない事実だ。

だが、中盤以降はキャラクターがどんどん生きてくる。

ネタバレはしない主義なので伏せるが、尻上がり的にどんどん面白くなっていく。

このアニメを見続ける価値はある。最初の方だけ我慢すれば、きっと楽しめるようになるだろう。今後の展開をお楽しみに。

5. ヒロインたるもの!

ニコ動出身クリエイターユニットHoneyWorks』の楽曲スピンオフアニメ

ハニワというと、やはり「女性向け」を想起する人がおられるだろう。

これは、男性も楽しめる作りになっている。ハニワは女性メンバー主体だが、男性も一緒になって創っている。安心してほしい。

主人公はいい子だ。ドジなところにも明るさがあって、人生への本気度があって、好感が持てる。

私が好きな社会心理の本に、「男性カタログシチュエーション萌え女性物語関係性に萌える」という文言がある。

まず、女性向けという観点でいうと上の相関関係合格点を超えている。細かくは述べないが、人間関係は大変濃いうえに、ドロドロすることもある。

男性向けという観点からは、「シチュエーション」を挙げよう。第3話のMV撮影回において、とある胸糞描写がある。終わりの方で、まさに倍返しとばかりの展開があるのだが、これがまた爽快だった。この回で全話視聴しようと決意した。芹澤優の演技がバッチリはまっていた……。

2022-04-30

アプリゴールデンカムイ読んでて、コメ欄を覗いてキツかったんだけどさ

まあなんつーか常識的正義感の強い人が多いこと。

「(キャラA)は無関係人間を巻き込んで殺しても平気なことにモヤモヤする」だの「(キャラB)は偏見が強くて、本当は許されないとわかって読まなきゃ」だののコメも、それに対して「(キャラA)は本当は心を痛めてたんじゃないかな」だの「(キャラB)は過去の嫌な思い出が癒えてないから仕方ないんだと思う」だの擁護するコメも、ご立派すぎてヒェ~ってなったわ。

あの漫画登場人物はだいたい精神が黒ずんでて現代倫理には反してて、それが格好良さなんだよ。

そこで脳内倫理チェッカーサイレン鳴らすような奴が、なんであん不道徳殺し合いサツバツ任侠ウエスタンアクション漫画を序盤で切ってないんだろうな。

逆に無理筋擁護する奴も倫理チェッカーがビンビン過敏なんだけど、それがウーウー言いださないよう、読み方を歪めてでも「悪い人じゃない」って思いこもうとしてる。

たまに人情を発揮することはあってもどいつもこいつも悪人だっつの。そして悪人からいいんだっつうの。

常識的正義感」にうんざりして物語を楽しんでる俺からすると、あの作風の中盤までついてきてる読者にも結構そういう人間らがいることにげんなりせざるをえない。

まあ気まぐれでコメ欄覗いた俺がアホだったし反省してもう見てないんだけど、二、三回覗いただけで胃もたれしちゃったわ。


4/30 1830追記

否定的感想ダメ!not for meなら黙ってブラバ!みたいな話じゃねーぞ。

それもまた風紀委員だ。

脳内倫理チェッカーがうるせえなら序盤切りしろって書いたからそう取るやつがいても仕方ないか……)

常識的正義感がまだ世の中では支配的なんですな~、むしろコンプラ意識ガチガチにしたがる人間が増えてすらいそうですな~、超オモロ作品を書いた作者と出版社への報酬に繋がるんだから倫理系読者も好ましい存在ですが、それはそれとして人間は愚かですな~っつー、どうしようもない現実への嘆きの吐き捨てだよ。

まぁあまりに人気マンガから仕方ないことで、他のほどほどのマンガは頷けるコメの率がもっと高いんだと思うわ、知らんけど。往年のニコ動でも、人気歌い手動画はイケボにうっとりと崇拝と年齢自己紹介ファン民度誇りと自治とでコメヤバかったけど、他の動画はおもろいコメもあったみたいなもんだろ。

ちなみに覗いたのはヤンジャンアプリです。


この増田自体ダサい愚痴しかねえけど、でもイキった偽悪とだけ片づけられるのは傷いたよ。

金原ひとみが「小説というのは、間違っていることを正しい言葉で語る側面があると思うんです。小説というのはある程度、誰から共感されず、みんなから死ね』と思われるような人たちのためにあると思っています」と言ってるのだが、漫画もそうだろうよってこと。

https://realsound.jp/book/2021/07/post-818353.html

2022-04-29

増田を読む人

俺は増田を読む。たまにブックマークもする。ただ昔ほどの熱量はない。RSSフィードを読み終わって、ニコ動をチェックして、それでもすることがなくなったら増田を読む。面白い増田もあるが、たいていは既視感に満ちている。なんかどっかで聞いたような話をしているのだ。

以前は増田を全部読んでいた。増田が書き込まれスピードよりも早く読んでしまえばよいのである増田スマホ対応する前の時代、全部の増田に目を通すというのはそこまで難しいことではなかった。実際自分以外にも全読してるブクマカが数人居たと記憶している。なにが目的増田全読していたのか、今は思い出せない。確かなのは、その頃自分は相当に寂しかったということ。単身上洛したはいもの大学にはついていけず、昼と夜が逆の暮らしを続けて、そんなとき増田は救いとなった。深夜には死にたい人間が長文を連ねる。お昼は仕事サボりリーマン暇つぶしで色々くだらないレスバトルを続ける。

増田には全てがあった。バカもいれば頭のいい人も居て、機知に富んだ返しをする人が居れば、いつも同じレスをする人が居た。他の匿名空間に比べて、あまりにも脈略がなかった。それがよかった。星を眺めたり、車窓から見える一軒家の数を数えたりするのと同じ効果を期待して、増田を全読していた。自分いかに取るに足らない存在かを確認たかったのかもしれない。あの頃の自分自意識肥大しきっていたので、なんでもシリアスに捉えすぎて勝手に辛くなっていた。そこから逃げ出すためには、自分のちっぽけさを知る必要があった。

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