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はてなキーワード: 牧歌的とは

2022-04-23

anond:20220423015630

最初から完璧を求めることはできない!

それは仕方がないが妥協意味するものではない!

とにかく人が増えマスを対象にしたものになっていけばいくほど、問題可視化されそれを乗り越えるための人々の意識も高まっていく!

そう! 牧歌的だった90年代インターネット20年代ポリコレ棍棒まみれになったのと同じように!

これはネガティブにも思える一方で、インターネットがマスを抱え込むためには不可避な変化なのだ

こうして激動の中で最大多数が心地よく過ごせるラインを探っていく泥臭いやり方しかできないのだ!

強烈なリーダーシップをもった指導者スマート解決をするのは夢想にすぎない!

そんな非民主的アプローチでは文化として根付かないだろう!

新しいものを迎えるには忍耐! 忍耐が肝心なのだ

2022-04-09

anond:20220409133020

くじびき、わりばし牧歌的でいいじゃないか

PTAにはスマホの持ち込みも禁止だ!

誰かの誕生日にはプレゼント交換な!

2022-04-07

「お股がゆるい」って表現昭和平成みを感じる

「妻の浮気を止めることができない、なぜ妻はお股がゆるいのか」

みたいな表現

なんか牧歌的時代を感じる。

2022-03-27

anond:20220325233735

匿名アカウントでつぶやいてるから見ず知らずの人に特定されるわけないじゃんwww」って言う人は結構多いけど

そのID使ってる人がどの当たりに住んでるどんな人かは割と割り出せるから

普段つぶやき頻度や時間天災事故事件への反応、店や食事写真好き嫌い主義主張職種や友人関係その他

1つのワードだけなら該当する人は大量にいるけど、複数ワードに関連付く人なんて実はそうそういないから意外と見つかる

特に極端な主義主張してる人はたいていSNSやってるから割とすぐ見つかる

そういう意味では便所の落書き匿名時代のがよっぽど気楽で牧歌的で「安全」だった

コテハンはしらん

2022-03-13

Wikipediaが何ではないのかという話はもうちょっと丁寧に説明周知理解されてもいいと思う

「要は参考文献つきのレターみたいなもんです」「なるほど面倒くさいな」のやり取りで理解が済む牧歌的時代はとうに過ぎたのであるからし

2022-03-12

anond:20220310005819

社内SEが数百人以上いる会社だと部署によってはアプリ開発しからやらんからSIer時代と大して変わらんね。所詮予算取ってくる事業部下請けだし。

好きなだけセミナーやら展示会に行って自分のペースで開発をする牧歌的社内SEやりたい。

2022-03-04

大昔は牧歌的エントリも挙がってたんだが

はてなスターによるイニシアチブ争いでコメント殺伐化して

短文弾く建設ナンチャラが大喜利エントリ駆逐したせいで

ホッテントリ殺伐手斧エントリ一色に埋め尽くされてしまった

2022-03-02

anond:20220302072224

シリアも、初めは民主化運動だった

権力者弾圧たから手に追えなくなった

例えばロシアウクライナ占領して、傀儡政権反対運動武力制圧しだしたら制御が効かなくなって牧歌的光景も見られなくなる

2022-02-03

anond:20220203105459

キャプテン翼・・・



でもオフサイドとかは学習していってるんだよなぁ。もっとひどい漫画はよくある。

昔はスポーツからない知らないままスポーツ漫画書いたり、原作漫画アニメも中身知らないまま主題歌作ったり牧歌的時代だったからな。

味方DFタックルしたボールGKがそのままキャッチ(味方からパスは手を使えない)など

anond:20220203104608

昔はスポーツからない知らないままスポーツ漫画書いたり、原作漫画アニメも中身知らないまま主題歌作ったり牧歌的時代だったからな。

プロゴルファー猿は、藤子Aがゴルフ好きだったから作ったとか言われているが。

2021-12-30

パトレイバー2見た感想

犯人エンディングこの街未来が見たいとか言ってるけど死刑になるので余命は長くないと思われる

押井守仕事のできる男観がキモい

 後藤隊長がぶつぶつなんか呟いてるかと思うと突然上司にキレ出すところは共感性羞恥発狂しそうになった

バックアップ系の特車2課の面々は良い人たちだと思った

登場人物が突然ギリシャ哲学対話編みたいな話をするシーンが萎える、押井守の語りはキモい

レイバーかいロボット特に魅力的な部分がない

登場人物念仏みたいな厨二理論を語らせるあたり、押井コミュ障キモオタなのかと思ったが、

 意外とギャグシーンを描くのが上手なので、その辺は功成り名遂げた映画監督だけはあると思った

押井の男女観もキモい

・全体的にキモい箇所が多いけど、なんか面白い

追記

このエントリを書いてから何度か見返したことと、今話題の暇空茜がTwitter感想を呟いていたのを見て

ちょっと追記しておこうかなと思った。

暇空の感想としては、ロシアウクライナが相変わらずリアル戦争状態にあり、

中国台湾侵攻、沖縄侵攻もリアリティを持ってきた2023年世界では、

自衛隊クーデターを起こすというシナリオ牧歌的もので迫力に欠けるのが傷というもの

論旨はわかるが作品評価としては後出しじゃんけん的なのでズルい

パトレイバー2が作られたのは90年代の初頭、日本経済的上り調子ピークにあった時代で、

社会がどんどん豊かになっていく中でのカウンターとして平和ボケしているという社会批判効果的だった時代でもある。

この映画押井守が描きたいのも平和ボケした日本に喝を入れる戦争という状況だ。

今の時代から見ると色々と異をつけたい部分もあるし、拓殖拓殖と南雲の関係の描き込みが説得力に欠けるとか、

批判しようと思えば突っ込みどころもあるのだが、押井のこんなところがダメねえフフンと片付けてしまうのは正当な評価ではないなと思う。

押井守パトレイバー2評価は、当時の時代状況やアニメーションという産業での位置づけも含めて評価すべき。

まり、当時のアニメ産業の中でここまで政治的軍事的な要素を持ったシナリオ・設定を曲がりなりにも構築できてアニメ映画を作れる人間というのは押井守

あとはもう富野ぐらいしかいなくないかと。それに加えて押井節とも言える独特の語り口、作家性を持っている。

ガキ向けの低レベルエンタメしかなかったアニメという産業成熟して、ここまで強度のある重厚シナリオを受け入れられるまでに成長したことと、

観客の喜ぶ要素主体ではなく、作家が描きたい要素主体として作品を作れるようになったことを押井作品パトレイバー2は示している。

日本アニメ90年代に到達していた文化レベルの高さを象徴する作品としてパトレイバー2は素晴らしい傑作だと言える。

2021-12-11

クソみたいな田舎で近隣の同世代にも大人たちにも虐待されてた自分子供時代よりは今がいいなぁ

昔が良かったのは、ときどきそんな田舎を抜け出して政令指定都市とか東京まで遊びに出たりしたときとか、

今に比べて世の中が牧歌的だった面は良かったけど、

今の世の中の方が格段にマシなことも多いわけで、

子供の頃に戻りたいとはまったく思わないし、しにたくなるので昔のことは思い出さないようにしてる

2021-12-09

経験からWebエンジニアになって年収1000万円を稼げるようになった話

TLDR

(WEBエンジニアリング)未経験から(院卒新卒カードを使って)Webエンジニアになって(5年で)年収1000万円(の会社員と同等の手取り本業副業合わせて)稼げるようになった話

入社まで

工学部情報系でない)の修士課程で、画像処理機械学習を用いた研究をしていた。

PythonLinuxについては少々経験したが、MVCに関する技術は一切触った事がなかった。

就活して、Web系のC向けの名の知れたサービスを自社開発している企業エンジニアとして入社することになった。

※当時は今より牧歌的自分のような人間入社することができた。今はわからない。

副業を始めるまで

PythonFWを使ったWebサービスの開発を行なっていた。

とはいえ、腰を据えて開発している時間は少なかった。大きい企業既存事業にいると開発とは無関係運用や調整業務がかなりあった。

3年目くらいで副業を始めることにした。

理由もっと技術力をつけたかったというものである

上記の通り業務内で技術力を向上させることがむずかしかったのと、未経験業界に来ているハンデを抱えていたのである

Python以外の言語ほとんど書けなかったのでPythonwebスクレイピング案件を探した。

副業エージェントを経由して探した。

5件ほどお祈りされたが、懲りずに応募し続けてたら採用された。Flaskの案件だった。Flaskは書いたことがなかったが採用された。

当時はその会社Python が書けるエンジニアがいなかったので重宝されたし、仕事も任せてもらっていた。

副業をはじめてから

契約は週15時間だった。その間にCOVIDが来て全てが在宅勤務になり、気付いたら週30時間まで稼働するようになっていた。。

当初の見込み通り基礎体力は身に付いていったと思う。

最初案件を納品したあと、次の案件をもらい、段々仕事の幅が広がっていった。

Linuxサーバを触ったりDBサーバを触ったりphp雰囲気で書いたりDockerfileを書いてECS環境を構築したりなど。

Golang, Rust, k8sなど人気の技術案件は探してもちょうどいいものが見つからないのでチュートリアルをやる以上の勉強はできていない。

稼働が落ち着いてきたので副業を増やすことにした。

ちょうど良さそうな募集があったので応募したところ今度は一回で採用された。

給与も少し上がった。後ほど元の副業給与も上がり、本業給与も少しずつ上がった。

年収いくらなのかよくわからなくなったので、月々の手取り銀行口座から調べて、年収1000万円の会社員手取り比較すると大体同じくらいの金額になっていた。

結局年収1000万稼ぐのは難しいのか

犠牲にしていることといえば可処分時間くらいだと思っているので、TLDR節に書いた内容についてはそんなに無理がなくある程度再現性があるんじゃないかと思っている。

辛さでいえば大学院のほうが辛かった。

可処分時間ということでいえばCOVIDで通勤時間が無くなった影響はそれなりにある。

自分について

技術は人並みには好きである

お金は人並み以上に好きである

・要領は決していい方ではない

要領がいい人なら5年も掛けずもっと早く辿り着くのではないか

今回、特にジョブホッパー的な動きはしていない。各職場案件)に恵まれたこともあるし、器用さが足りないといえばそうだと思う。

エージェント中抜きされるという意見もあるが、自分SNSは長続きしないし、勉強会もあまり肌に合わずほとんど出席することはないのでエージェントを通してしか案件を見つけられていない程度の行動力しかない。

今後について

年収についてはおおむね満足するようになり、人間とは面白いもので段々欲がよく出てくるようになった。

モダン技術は、レガシー技術よりも、おしなべて責任範囲が明確であり、何かあったときリカバーがききやすかったり、謎の負債が含まれリスクも少なく、幾分か安心して開発ができる。枯れた理論は好きだが、新しい技術を先回りして身につけることにも興味が湧いてきた。

xRやブロックチェーンといった、技術未来を作っていくことにも興味が出てくるようになった。

自分能力には期待していないので博士課程に戻る予定はないが、これもまた変わるかもしれない。

2021-12-06

anond:20211205095144

ハーレム作品って今はなろう的な奴隷セックスを描くヤツのイメージ

それと比べると昔は牧歌的な内容だったな

2021-11-27

anond:20211127001457

ねえよ

だいたいのMMORPGコンテンツ寿命を保つためにクソドロップやアホみたいなアイテム要求数になるから

半ば必然的に周回前提のバランスになり、従ってユーザー側は縛りかけてでも高効率を求めるようになる

そんな牧歌的プレイスタイルを貫こうと思ったらまあよほど身内に恵まれるか、あるいはそもそもコンテンツに触れない程度で満足するかでなきゃ無理だろうな

2021-11-19

のうりん炎上したとき

ガルパン水着でもいやらしくないか炎上しない」

オタクドヤ顔で胸を張っていたけど

直後にそのガルパン水着ポスター炎上したんだよな

あれは笑ったな

あの頃はまだオタクも「のうりんがやりすぎただけ」だと思っていた

いま思うと牧歌的時代だった

2021-11-18

みんな気楽に楽しく生きたくないの?

人のための社会で、社会のための人じゃないと思うんだが。

無理しないで生きたい。ただ朝飯があり、昼飯を食い、夜飯を食う。

夜は暖かくて安全なところで寝る。仕事は全部適当。やりたいことだけをやり、人とは多く関わらない。

働くのは12から3時間ぐらいで、週に2~3度くらい働く感じでいい。

そのくらいの生活をみんな望めば、多分できるくらいの技術は出来てると思うんだが。(ケインズも言ってたよね)

その代わり、今よりもサービスの質は低下するんだろう。

コンビニ24時間やってないだろうし、電車は遅れまくるだろうし、食べ物も高くなり、少し不味くなるに違いない。

ITサービスだって更新頻度は下がり、メンテナンスが多くなり、正常に稼働しないアプリの方が多くなるんだろう。

本や漫画映画だってこんなに大量に供給されず、クオリティも下がるに違いない。

でも、よくないか

何をみんなそんなに望んでいるんだろう。三食を食えて、夜ぐっすり寝られる。それだけでよくないか

サービス低下させてもいいから、もっとみんな牧歌的に、のんびり暮らしたいと思わないもんなの?

2021-11-10

anond:20211109235755

ちゃう

割られたらおしまい買い切りビジネスを主軸にするのいい加減卒業して、オンラインゲームサービス方式に移行しろってことだよ

ゲームに限らず音楽だって映像作品だってそうなってるだろうがよ

なんなら己がプラットフォーマーになるくらいの気概を持てってことだ

昔ながらの牧歌的な有料ソフトウェア販売でやっていける時代じゃない

それはOSだってOfficeだってAdobeだってそう

大手ですら軸足移してるのに中小なら尚更フットワーク軽くしないとダメだろ

根本から時代に合わせる努力を惜しんでるのに取って付けのDRMなんぞに頼って仕事しました感だしてるようじゃそりゃ小さな地震津波でも死ぬ

2021-11-05

anond:20211105031842

2chコピペ保管庫的なサイト10年前くらいに読んだ話。

もう一回読みたいんだけど記憶あいまい過ぎて思い出せない。

その話が投稿されてたのは00年代だった気がする。

 

実体験風な回想調の物語運び

登場人物は幼少期の主人公少年と友人の少年少女

舞台はたしかヨーロッパのどこかで数十年前の話という設定

(場所は全く違うアフリカとかかもしれないし、時間全然違うかも)

田舎のどか風景草原、小さい家

主人公少年は一人の少女主人公は淡い恋心を抱いている

・ほのぼのとした牧歌的物語が徐々に暗いトーンとなる

内戦紛争か侵攻か、大きな暴力が絡んでくる

・直接的な描写はないが大人たちによって子供たちが抗うことの出来ない暴力に晒される

・途中で暴力から逃れるために家の床下かなにかに隠れる描写があった気がする

少年少女たちはそれにより離れ離れになってしま

少年は命の危機に晒されるが間一髪で救われ、そのまま帰国する

物語完結後、完全な創作であることがネタバラしされる

・作者の啓蒙的な一言二言で締められる

草原緑色、草や土の匂いみたいなイメージが印象に残っているのに、読後感はあまり良くない

 

正直に言うと、そこまで素晴らしい読み物ではなかった気がするけど、何故かたまに思い出して、その都度調べるけどたどり着けない。

名作コピペ?みたいな扱いをされてた記憶があるので有名なものかと思うのだけど…

2ch名作コピペ」で調べるとまとめブログばかりヒットするけど当時見たのは昔ながらの投稿型のWebページだった気がする。もしくは昔ながらの軽量なwebサイト

一時期よく読んでた萌え体験談コピペサイトが近い印象で、調べたらサイトがまだあったので検索かけてみたが当たらなかった。

「白い家」みたいなタイトルだったと思うけど、全然違うかもしれない。

最後啓蒙で、具体的な史実固有名詞を出してた気がするけど、それも含めて具体的な固有名詞をなにひとつ覚えてなくて、、もしかして夢の話の記憶?と最近なりつつある。

誰かこの話知りませんか?

2021-10-22

バックパックしてたら三人娘から一人もらってくれと言われた話

なんか去年くらいに書いたけど消されたから思い出しながら書く。

バックアップしてて食堂に入ったら、メシがうまいことから店主のおばちゃん雑談になって、

日本人だと話したら三人の娘に電話して、彼女たちは近所の勤務先をいったん抜けて集まってきて、おばちゃんそっくりで笑ったのと、

三人もいるから一人もらってくれてもええよ的なことを言われた話。

あい牧歌的雰囲気昭和の多産時代日本でもそこらじゅうであったんだろうなあ。

2021-10-03

NHK特集シルクロードをもう一度見た

40年ほど前の番組だ。

子供の頃に断片的に見ていたけど、何しろビデオもろくに普及していない時代だ。

見るのも途切れ途切れになってしまい、終わりの方は全然見れなかった。

それでも、メインテーマとともにはっきりと記憶に残っている番組だ。

中国は唐の都長安、いまの西安から西へ向かうシルクロード旅路を伝えるドキュメンタリーだ。

数千年に亘る歴史が積み重なった土地のかつてと今をこれでもかと見せてくれた。

敦煌楼蘭天山山脈といった異郷への浪漫を駆り立てる番組構成は、当時の大ブームにもなった。

自分より少し上の世代中国好き、シルクロード好きになった人間は、結構な率でこの番組の影響を受けていると思う。

それがNHKBSで再放送されていたので、録画して少しずつ見ていった。

今見ると、日中共同取材班という名前中国共産党・人民解放軍の全面協力の下に作られた番組だったのがはっきりとわかった。

覇権主義に陥る前の、それ自体は友好的なもので、当時の門外不出のような情報ばんばん出てくるわ、よくそんなところまでカメラが入るのを許したというかヘリまで使ってどんだけ協力してるんだよという場所映像がどんどん出てくる。

こんな番組を見たら中国好きになるのも納得で、それから数十年くらい日本人中国観をかなり友好的にしたんじゃないかと思う。

現地に旅行に行った人もいっぱいいたそうだし、そのまま中国との商売日中友好のために活動するようになった人もいただろう。

この番組がなかったら、その後の中国への日本投資もだいぶ違ったのではないだろうか。

なにも証拠は挙げることはできないけど、少しずつ世界史を変えることになった番組ではないか勝手に思う。

牧歌的景色の中に、ウイグル生活侵入していく道路鉄道と、中国共産党によってあの地の生活が変えられていく予兆のようなものが伺えるのは怖かった。

あそこで笑っていた人々の多くは40年も経って大半がもう亡くなっているだろうけど、自分と歳の近いあの子たちは今どうしているだろうと思ってしまう。

第二部に入って中央アジア突入するとかなり印象が変わる。

良くも悪くも中国共産党の協力が無くなって決められたルートが消え、かわってソビエト科学アカデミーの協力とともに旅路が多岐にわたるようになってくる。

まだソビエトが現役だったこであるという事実とともに、それからの四十年であれほどの大国が消えたということがシルクロードをめぐる国家興亡の歴史の最新の一ページになっているとも思う。

かのバーミアン石仏破壊される前の姿が番組で記録されていないのは、かつてのソ連アフガン侵攻の影響で取材班が入れなかったかなのだそうだ。

それでも、NHK取材班の人々の冒険家ぶりには何度も心躍らされた。

何十年ぶりかで人が訪れた砂漠廃都とか、歴史上初めて日本人が訪れたことになる山間部の村とか、四人もの通訳を介してようやく取材できる古い言葉とか、NHK取材班自体シルクロードを行く旅人のものとなって歴史を記録していく様が残る。

シリア砂漠では、数十年前に終わってしまったラクダキャラバン隊に参加していたかつての少年が成長したラクダ牧場の主を見つけ、シルクロードキャラバン旅路再現を頼み込んで、それを実現してしま旅路の記録を撮影していた。

民族故郷の地から遠く離れても続く結婚風習商人たちが集う市場に集う食材や茶、纏う色鮮やかな服と絨毯、そこに息づいていた確かなシルク足跡とそれを作る技術の伝来は確かにシルクロードの記録だ。

現代に生きる自分にとっては、当世風の見慣れた異世界よりもはるかに物珍しい、それは異郷の数々の確かな記録だった。

あれからの四十年で消えてしまったものの、最後の記録となったものも山ほどあるだろう。

グローバリゼーションインターネット世界は大きく激変し、風習が消えた村も人が消えてしまった村もたくさんあるだろう。

現に、シリアにあった数々の美しいものたちは、その後の内戦瓦礫となってしまった。

長安からの長い長い旅路の先に、ボスポラス海峡渡りアッピア街道を走り、NHK取材班がついにローマにたどり着く光景には、言いようのない感動を覚えずにはいられなかった。

取材班が到着した日にイタリアラジオニュースで、取材班の到着を現代マルコポーロに喩えた報告がなされていた、と番組中で説明されていたのはメタ的で笑うしかない。

だがマルコポーロのたとえも過言ではないと思う。

取材は足掛け五年に及び、訪れた国の数は二桁に及び、映った人の数は万を数えよう映像の数々はさながら見聞録だ。

世界が近くなってしまった今、これほど遠大な紀行番組が作られることはもはやないだろう。

世界が変わってしまった今、あれと同じ光景は二度と撮ることはできないだろう。

だが、子供の頃に見られなかった旅路の果てに、ようやくにたどり着けた。

ありがとう、かつてのNHKありがとう再放送してくれた今のNHK

2021-09-26

小室圭さんを応援している

自分関係のないことでやたらと怒る人がいる。おそらく、実害があるから怒っているのではなくて、常に何かに対してイラついているのが好きなのだろう。私はそう解釈している。

昨今、取り沙汰されている眞子さま小室圭さんのご結婚話題などは、まさにその典型ではないかと思う。

はじめに断っておくと、私はお二人のご結婚にはとくに反対ではないし、お互い好きなら結婚して問題ないと考えている。

からそもそもお二人の結婚断じて反対という人がこの先を読んでも、不快になるだけだろう。

断固反対という方はどうかこのページを閉じて、世の中に溢れているバッシング記事を参照していただきたい。

***

さて、ここからが本題である

私は小室圭さんの生き方が好きだ。間違いなく優秀な方だし、これから活躍してほしいと思っている。

小室さんは少年期にお父様を亡くされている。

まり少年からずっと母子家庭で育ってきた。

人知れず苦労したことも多かったのだろうと思う。

だが、ICU合格してアメリカへの留学も果たし、卒業後はメガバンクに入行した。

相当な努力家でなければ成し遂げられないことだ。

優秀なのは間違いないのだが、よほど努力もされたに違いない。

銀行退職後はパラリーガルとして法律事務所に勤務しながら大学の夜間課程で経営法務を学び、さらアメリカ大学法務博士課程へと進学する。

知っている人にとっては言うまでもないことと思うが、弁護士になるには非常にお金がかかる。

日本弁護士になるには大学法学部卒業後、さら法科大学院へ進学するのが一般的だ。

奨学金を借りて進学する学生も多い。

もし小室さんの借金批判に値するのなら、少なくとも日本では金持ちの家庭に生まれないと弁護士を目指せないことになってしまう。

「親ガチャ」という言葉話題になったが、親ガチャの不運を嘆く層と、小室さんを批判している層はどの程度一致しているのだろうか。

ガチャ賛同しつつ小室さんをバッシングする、などという矛盾した行動を取っていないことを願うばかりだ。

そもそも結婚するにあたって借金があるのはけしからん、という論理が私にはさっぱり分からない。

ギャンブルアルコールへの依存で膨らんだ不毛借金ならともかく、夢を叶えるための学費として借りたお金ではないか

公費借金を返済するのが目的だろう」などと言う人がいるが、正気だろうかと心配になる。

借金を返済するために、皇室女性に接近して結婚する。

そんなことが打算的な策略によって実現できると思うのなら、もはや世の中に思い通りにならないことなど1つもないだろう。

お二人は、お互いに惹かれ合って結婚を決めた。

それだけである

まり牧歌的だろうか。

皇族からといって一般人と完全に切り分けて考える人のほうが、余程きわどい思想の持ち主のように私には思える。

***

私が小室さんについて書きたかったのはこのぐらいだ。

身も蓋もないことを言うと、お二人がご結婚されたとしても、私自身の暮らしに何か影響があるわけではない。

よって、正直なところ私には「なぜそんなに批判する人がいるのかが分からない」のである

どちらかと言えば、これを書いたきっかけは「批判する人たち」の動向を目の当たりにしたことにある。

冒頭にも書いたように、自分とは明らかに関係のない、自分暮らしに何ら影響を及ぼさないことで怒る人がわりといる。

まず、この事実に驚いた。

これは私の個人的な推測でしかないのだが、批判している人の多くは皇室思い入れがあるわけでも、日本古来の伝統を重んじているわけでもない。

おそらく、ごくシンプルに「嫉妬」しているのだろう。

たいていの人は、小室さんほどの能力がない。

ICU合格する学力はなく、メガバンクの熾烈な選考に勝ち残って内定を獲得することもできない。

国際弁護士になる夢を実現するために、メガバンク退職する決断力もない。

法律事務所パラリーガルとして働く能力も、アメリカ大学院に留学する語学力もない。

もちろん皇室女性相思相愛になることも生涯ないだろうし、世間から猛烈にバッシングされても結婚を貫く胆力も持ち合わせていない。

まり批判している人たちの大半は小室さんにかなう要素が何ひとつない。

から罵り、批判するしかない。

いや、見方によっては批判している人たちが優位な部分もある。

たとえば、「自分借金をしていないが、あの男には多額の借金がある」といった発想なら、自分自身が「正しい」側に立てる論拠を獲得できる。

借金はよくないよね」

「相当な借金があるのに皇室女性結婚するなんてあり得ないよね」

「だから批判されても仕方がないよね」

清々しいまでにシンプル思考だ。

もしくは、

小室圭という人は世間から批判されているらしい」

「何か悪いことをしているに違いない」

「それならバッシングしても構わないだろう」

この程度の認識の人もかなり多いと思われる。

批判している人々だって、ほじくり返せば過去に汚点の1つや2つありそうだが、さぞかしご自身は一点の曇りもない清廉潔白聖人君子から小室さんのことを批判し、許せないなどと断じるのだろう。

***

皇室に関わった民間人へのバッシングと聞いて、真っ先に思い浮かんだのは美智子さまのことだ。

皇室に初めて民間人が嫁ぐのと、皇室女性民間男性結婚するのでは状況が異なるが、一部メディアから執拗バッシングされているところは共通している。

美智子さまがご結婚されたのは、私が生まれるずっと前のことだ。

だが、当時一部メディアから激しいバッシングを受けた美智子さま失語症になられたことは知っている。

想像を絶するストレスがかかっていたのは間違いない。

昭和30年代のことである

眞子さま小室さんとの結婚を貫くようだ。

令和時代なのだから皇室女性意思尊重されてもいいのではないか、と私などは思う。

ここでやめておけばよかったのだが、反吐が出るほど嫌いな某ニュースコメントを私はうっかり見てしまった。

この件に関する報道ものすごい数のコメントがついていた。

中には「このバカ女は……」などと、何とも無礼まりない罵詈雑言を書き残している者までいる。

人間とは、自分関係のない出来事にこれほど憤り、自分とは違った世界暮らしている(と思い込んでいる)相手に対して、これほど無礼になれるのかと驚愕したものだ。

公費税金が使われているのだから国民文句を言う権利がある、などともっともらしい持論を展開する者もいた。

一体、この発言者が納めた税金のうち、いくら宮内庁で使われているのだろう。

微々たるものであろうことは、あえて説明するまでもなく明白である

仮に結婚なさったとして、この発言者が納める税金が増えるわけがない。

ちなみに、お二人の結婚がこれほど炎上するに至ったのは、どうやら某週刊誌が発端のようだ。

小室さん自身借金母親金銭問題に関して、週刊誌がほじくり返さなければ明るみに出ることはなかった。

一部メディアバッシングしているのは、美智子さまときと全く同じ構図ではないか

昭和30年から少しも進歩していない。

お二人のご結婚に対して憤慨したり罵ったりしている人は、週刊誌が作り上げた特異な市場で愚弄されていることに気づいたほうがいい。

週刊誌はそのうち別のネタのほうが部数が伸びると見て、新たな「市場」を開拓するのだろう。

そして、間もなく世間はお二人のご結婚にまつわる騒動を忘れ去っていくのだろう。

***

話を戻すと、お二人の結婚について憤っている人の多くは、自身安全地帯にいて、自分とは関わりのない世界のことだから安心して批判している。

注目すべきは、そもそも自分暮らしには何ら関係のないこと」を批判しているので、批判したところで何も変わらないし、自分生活圏には1ミクロンも影響を及ぼさないことだ。

したがって、自分自身が飽きるまで批判し続けることができる。

まるでストレス醸成と解消のエコシステム、あるいは永久機関のようだ。

自分関係のないことで憤り、批判する人は、おそらくこの「永久機関」を求めてやまないのだろう。

から批判しているわけではなく、本気で何かを変えようという気概もない。

「怒り続けたい」という衝動目的化している。

アドラー心理学風に言えば、怒りたいから怒っているのだ。

勝手に憤って批判し、オリジナリティ溢れる罵詈雑言を撒き散らしている有象無象など放っておいて、お二人にはどうか幸せになっていただきたい。

時を経たら、多くの人を魅了するラブストーリーとして回想されるのかもしれない。

私は、小室圭さんを応援している。

2021-09-10

はてブをやめた

やめたと言ってもずっとやってたわけではなく、この数ヶ月やってたのをやめただけなんだが。

はてなは昔から使っていた。それこそ、しなもんが健在だったり、コンビニ店長が人気だったり、オヤカタサマーが部屋に閉じ込められたり、そんな時代から使っている。(例に挙げたものに他意はない。なんとなく覚えてるだけ)

しかはてブはずっと見る専だった。

こう書くとはてな老害丸出しだが、昔のはてブは良かった。牧歌的な中でもトップブコメには切れ者が現れたり、時には手斧を投げ合ったり。

昔の良きインターネットサービスだったな。

俺はそんなはてブを眺めてるのが好きだった。

別に自分コメントをつけなくとも良いと思ってたんだな。面白いブクマカによって埋め尽くされたブクマを今更自分が何か書き込むのも野暮だなと思っていた。

そうして10年以上はてブを見続けてきた。

はてブは明らかに昔と変わってしまった。

ホッテントリに入る記事の傾向も変わってきたし、かつての有名ブクマカもだいぶ減ったように思う。

まあそれでも良いなとは思っていたんだ。常に同じ状態を保てるサービスなんて無いし、時代が求めているものに変化しているんだろうと思っていた。

しかしだ。

ここ1,2年は明らかにおかしいと思える状況になった。

フェミニストものスター工作トップブコメ操作だ。

ただでさえ頭のおかしい持論を展開するフェミニストだが、それだけなら良いとしても、自分たちの主義主張ゴリ押しするためにはてブをそういう形で使われるのは許せなかった。

それで、今年の頭くらいからかな、ついにはてブコメント付け始めたんだ。

主には、スター工作を指摘したり、思想誘導記事コメに対抗するためにという理由で。

幸いなことに運営も重い腰を上げてくれて、現在は少なくともスター工作は消え始めていると思う。

なので、そこでまた見る専に戻っても良かったんだが、しばらくブコメし続けて見ることにしたんだ。

一応の区切りとして1000ブクマ目標にして、そこでまたやめるかどうか考えようと思ってブコメを続けた。そうして先日ほぼ1000ブクマに達したのでやめた。

1000ブクマつけて、そこそこの回数トップブコメになった。

しかしたくさんスターがついても、トップブコメになっても、かつてはてブを見ていて楽しかった頃の気持ちには戻らなかった。

なんでこんな(悪い意味で)くだらないコメントつけてるのにスターが集まるんだろうなとか考えてしまった。

そうしたらもう辞めるしか無い。

しばらくブコメつけて改めて認識したけど、やっぱり今のはてブまらんわ。

ホッテントリにあがる記事は、やれ誰が差別しただの、密になって騒いでるだの、ポリコレだの、クソつまら記事ばっかりだし、

ブクマカはクソみたいな聖人気取りの偽善者みたいなのばっかりで、自分のこと棚に上げてダブスタ満載で誰かを叩いたり、怒ったり、

クソフェミは相変わらず湧いてきてるし。

何が面白いんだこれって思うわ本当に。

この前、中国SNSデマ流して工作してるって記事を見かけたけど、中国人かどうかは知らんけど、はてブもそういうのに汚染されてるんじゃないかと思うことたくさんあるんだわ。

日本死ねって書いたら国会で取り上げられるようなプラットフォームになってしまったんだから、そりゃ工作もするよな。

まあそんあ感じでもう見てるのも疲れてきたので、つけたブクマ非表示にしたし、ホッテントリをチェックするのもやめた。

お前らが楽しいと思って続けてるんなら、別にそれを止める気はないし、そのまま続けてればいいと思う。

俺はもう降りる。

とか言って、またすぐに戻ってくるかもしれんけどな。はてなは好きで使ってたわけだしな。

まあ、とにかくしばらくはお別れだ。

じゃあな。

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