はてなキーワード: カッターとは
腐った女のお気持ち長文だ。全てはあくまで自分がそう感じたという主観だけだ。
好きなゲームがある。ピンクの球体みたいな生き物のアレ。自分は腐っているが、その作品で腐に手を出すことはなかった。でも別に、そのゲームの二次創作に対して不快になったりするわけではなかった。腐は読まなかったけど絵を見たりはした。
だが、その中で気になることがあった。仮面の騎士のストーカー扱い。そしてストーカー扱いをしていた奴は、自分の見た範囲では仮面の騎士×ピンクの球体が好きな奴かcp等に対する興味を持っていない者だけだった。自分はとても嫌悪感を抱いた。自分は、「攻め」ヘイトが許せないからだ。例え、ネタとしてのものであっても。「攻め」は男女交際でいう彼氏にあたる側。もちろん「攻め」だけじゃない。「受け」に対するヘイトも同様に許せない。だが、「受け」に対するヘイトはそうそう無い。なぜなら(例外はあるが)オタクは基本的に自分の推しやら愛でたいキャラを「受け」にする。自分だってそうだ。わざわざ推しをヘイトすることはないだろう。(あるとしてもそれは濡れ衣で最後はざまぁエンドのものがほとんどだ。)
彼ら、いや彼女らと表すのが適当なのだろうが、自分は奴らと呼びたい。見ず知らずの人間に対して失礼な言葉だと分かってはいる。だが、自分が奴らのような下賤で低俗な考え無しと同じ種であると思いたくない。自分だって下賤で低俗で蔑まれるような者だと知っている。けれども、嫌なのだ。
そもそもの話としてストーカー扱いには明らかに否定出来る点が多すぎる。
奴らのストーカー扱いの根拠にはアニメの存在がある。アニメでは仮面の騎士は「卿」と付いている。卿がピンクの球体の行く先々に現れ、父のように、兄のように接している事からストーカー扱いをするようになったのだろう。だがそもそもアニメ版とゲーム本編は全くの別物だ。まず物語の舞台。ププビレッジ。そんな地名ゲームで聞いたこともないですけどぉ…あったら申し訳ないが。申し訳ないことに全作はプレイできていないのだ。世界観。アニメはゲームよりもずっとダーク。ゲームだってよく見りゃダークなところもあるがアニメでは環境汚染やら健康問題やら色々ありまくるし星の戦士とかいう設定も出てくる。そして何よりキャラクター。アニメオリジナルのキャラが鬼の様に出てくる。それに加えゲームで出てくるキャラクターもゲームとは別人だ。ゲームの大王は環境破壊に快楽を見出していないし仮面の騎士の部下はソードとカッターだけではない。
アニメとゲームとでは全くの別物なのだ。だが、その騎士×球体を好み、騎士をストーカー扱いする者の中で、自分の書いている(描いている)のはゲーム版とは全くの別物のアニメ版の二人(人?)だ!と主張する者がいても、そいつも糞だ。そもそもストーカーではなく、まだ未熟な戦士であるピンクの球体を守り導いているのだ。それが何故、ストーカーだと、犯罪者だと言われなくてはならない?分からない。本当に。
ゲーム版を見てストーカー扱いをした(この場合は夢の泉でキャンディーを投げてくる事からだろうか)としても同様に糞だ。消えてくれ。
お願いだから、消えて欲しい。もし消えてくれるなら別ジャンルの大好きなカプの相手違い左右違いだって読む。左右相手両方違うカプだって。どうかお願いギャラクティック・ノヴァ。太陽と月の喧嘩なんてどうでもいいから、どうかあいつらを消し去って。
世の中庵野庵野なんで違う話を敢えてするなら、真鍋譲治さんという漫画家がいるのだけど、
もう、白泉社のアウトランダーズなんて言っても通じない人ばかりなのだろうけど、
それから当時はキャラがうる星やつらのラムに似てるとか揶揄されてた覚えもあるのだけど、
彼はまだ現役で漫画を描いていて、個人的な感想だけど、どんどん漫画が上手くなってると思う
上手い漫画、面白い漫画が描けることと収入は比例しない、と御大水木しげる先生も仰っているわけだけど、
ただ、一枚絵になると魅力が弱いというか、等身がちょっとバランス悪かったり、
本気で描く気ないのかなあ、という気もするんだけど、
でも、庵野氏のインタビューにあった逆算というか、労力とリターンの話で考えると、
一枚絵ってそんなに儲からないと思うんだよね
さっき神絵師みたいに呼ばれてる人のライブを観てて、みんな絵が上手くなりたいとか言ってたけど、
ぶっちゃけ、ラノベの表紙みたいなので食べていけるはずもなく、
一枚絵だと単に綺麗な一枚の絵ってだけで消費されてしまいがちなので、
そうなるとトレーディングカードのイラストとか描いて糊口を凌ぐことになりそうな気がする
その点、漫画は最近の相場は知らんけど、原稿一枚最低5000円から1万円ぐらいは払うと思うので、
吾妻ひでおが言ってたように、5000円札を描くつもりで原稿を描く、というモチベーションが生まれる
運が良ければ単行本にもなるわけだし、自分の絵に自分でブランディングしやすい
小説の表紙や挿絵だと、小説がつまらなければ一蓮托生ではないか、表紙詐欺にしかなれないわけで、
そう考えると、良くも悪くも漫画の方が自分でコントロールしやすいように思う
あと、ど根性ガエルの作者が言ってたように、アシスタントを雇うのはネタを出してもらうためでもあって、
要は他人の意見を聞く、取り入れる、ということを嫌っていると、そのうちギャグのネタが尽きて思い付かなくなり、
そこから穴を空ける、失踪するみたいに特にギャグ漫画家はなりがちなので、
最近主流になってきた原作者を付けるとか、そのへんを編集がちゃんと考えてくれれば心強いのではと思ったり
話を戻すと真鍋氏は一枚絵は正直自分には微妙に思えるのだけど、
漫画の文法としては確実に上手くなっていて、自分が子供の頃から現役で書き続けてるのに正直驚いてるのだけど、
あと、デジタルに完全移行はしていないみたいで、漫画原稿にペン入れまではするけど、
面白いのは漫画原稿の段階でカッターでカットして、紙上にカットした絵を配置してスキャンしてたり、
つまり、アナログ段階で画像編集してたりして、でも最終的な原稿のデジタルデータではそんなことを感じさせなくて、
これはこれで極めてるというか、すごいなあと思ったり
そういえば、中村嘉宏さん(エロ漫画では胃之上奇嘉郎名義)はエロ漫画だったと思うけど面白いことをしていて、
コミスタとかデジタルで下描きまで描いて、それをコピー紙にプリントアウトして、
そのコピー紙にペン入れして、それをスキャンしてまたデジタルに戻して、みたいなことをやってて、
個人的にこの手法のいいところは、デジタルで出しにくいカスレみたいなのとか描きやすい気がしたり、
まあ、なんだかんだ人間、紙に一番親しみがあるわけで、
それから、昔の話なので最近は分からないけど、たくま朋正さんも同じことをやってた気がする
デジタルの下描きの線を薄い水色とかで出力するのがポイントかなあ
デジタルでやってる人も、下描き段階までは紙みたいな人もいて、色々面白いというか
画面のExcelだと間違いに気付かないけど、出力してから気付いた、みたいなことも人間よくあるわけで、
明日の知事選は公示前にはずいぶん話題になりましたが、結局、現職が再選でしょう。これから4年間、低成長続きます。現職は、財政立て直しのためにコストカットを進めました。結果として、危機を脱したものの、コストカッターが出世し、金の使い方がわからないひとがおおく、広域自治体に求められる企画力のなさが目立ちます。国から言われたことや、他団体がやっていることを真似すればいい、独自色は不要、トップに怒られなきゃいい、そんな人ばかりです。なので、対抗馬には空気を変えることを期待したのですが。
なぜ、対抗馬は勝てないのでしょう?
マスクもせず、病人のところに赴いてみたり、マウスガードだけで、対談してみたり、コロナは寝てりゃ治ると言ってみたり、PCRを希望者に全員受けさせるとか、非科学的だし、何考えてるのか。
選挙では名前を書いてもらうことが目標なのに、顔を売ろうとしすぎ。とにかく名前を浸透させる、さらに直近コロナで困っている人たちに、現職同等あるいはそれ以上の支援パッケージを提案すべきなのに、それができなかった。
公示前から、現職対長老議員という構図になってしまった。いくら猫がインターネット上でウケがいいからと言って、見えるところに出してはいけなかった。Twitterで駐車場整理を積極的にしていますと発信したって、そんなんポーズに決まってる、って、冷めた目で見られるのはわかりきっているのに。
コロナで活動が難しかったのは仕方ないが、選挙活動がうまくなかった。SNSを活用といってもうまく使えてない。今回候補者が狙うべきは既存の現職支持層に加えて、毎回低投票率の40歳代以下にどうやって選挙に来てもらうか、名前を書いてもらうか、なのに、そこにヒットするゲストをよんだコンテンツを作れていなかったし、自身のメイン活動の場がFacebookにとどまっており!狙うべきターゲットとの間に乖離があったことが否めない。選対本部の思考も古かったんだろう。
よっつめ、ネガキャンを張れなかった点。
現職は叩けば埃がたくさん出てくる。職員側にも味方がいて、そういう情報が出てたにも関わらず、それを活かせなかった。具体は書きづらいので割愛するが、したたかに勝つ活動ができてなかった。
対抗馬に求められたことはなにか?
やはり、現職下において割りを食ってきた人たちにアプローチすることだし、若い世代にもっと住んでもらうだけでなく、子供を産んでもらうなど、全体としての成長をどう成し遂げるのか?をアピールしなければいけないにもかかわらず、そこへの訴求が十分にできてなかった。
個人的に期待が大きかっただけに、大変残念でした。
まとめると、候補者個人の問題もあるし、それ以上にまともな選挙参謀がいなかったなー、という印象。
まだ終わってはないですけど。
テレビ、冷蔵庫、エアコン、照明、ガスレンジ、トースター、電子レンジ、カバン、ノート、ペン、電卓、CD、耳かき、綿棒、カッター、ハサミ、メジャー、定規、救急箱、タンス、洗濯機、物干し竿、洗濯ピンチ、机、椅子、マウス、キーボード、ひげ剃り、ドライヤー、掃除機、扉、鍵、服、靴、靴紐、レシート、伝票、お菓子の袋、空気入れ、歯ブラシ、ピンセット、爪切り、
履歴を残して一覧化することが出来る。
定規やメジャーで図った長さ。
いつ歯磨きしたのか。
ピンセットで何本の毛を抜いたのか。
つまり、あらゆるものごとを記録して可視化することが出来るようになる。
使用許諾をとったうえでの話だが、より細やかなCMがうてるようになる。
売ったら終わりではなくなる。
安くて保証がない製品より、より保証がしっかりしたメーカーの製品が値段の高い理由にすることが出来る。
家事ロボットのようなものにとって、全てがネットワークしていることは有利になる。
火事が少なくなる。
車のようなものの場合、車という大きな単位でネットワークに繋がっているのではなく
故障を正確に察知できる環境では車検の必要性があらためて問われる。
集計が正確になる。
眼鏡とかを通じて人が本当に観ているのかがわかる。
映画の指標として、入場者数だけではなく、人が熱心に観ていたかどうかの数字。
音楽がどれだけ再生されているのか正確にわかる。これは今でもわかるはずだ。
音楽がBGMとして流されているのか、そうではなくその音楽を聴くことに集中しているのか。
本はきちんと読まれているのか、理解されているのか、より理解される本。このへんも今の環境で出来ることが多い。
膨大なデータを処理して人間をサポートする機械の存在が重要になる。
これは現在でもそうだ。
いや、そうではなくて木の一本一本もネットワークされることになっていたらどうなるのか。
道路や電柱や、ガードレール、白線、盲導設備、手すり、存在するすべてのもの。
自動運転などにとって有利に働くことは間違い。
そういった社会では人がネットワーク化されていない、ネットワーク機器を持たいない場合には、その人は存在していないことになるのかもしれない。
というか、そのように規定できるかどうかが、その社会の発展に重要な要素となるかもしれない。
「ゆゆっ! ゆっくりいそぐよ!」
ここは駐車場。
東京のベッドタウンであるこの湯栗市ではよく見られる、比較的広い駐車場を持つ総合スーパーの駐車場である。
とうに秋は終わり、冬の寒気が辺りを覆っている。
その一角、乾いたアスファルトの上を小汚い饅頭がエッサエッサと動いていた。
冬はゆっくりにとって死の季節。
よほどの無能でない限り巣穴にこもって春の訪れを待つ。
そう、よほどの無能でない限りは……。
「ゆっ! こんなところにくそにんげんがいるよ! れいむがはしってるんだからどいてね!」
溜まっていた有給を一日だけ取ったが、既に半分以上を無為に過ごしていた。
せめて酒でも買い足しておこう。そんな軽い気持ちで家を出る。
と、視界の隅に動くものが。
「どいてねって……俺に言ってるのか?」
それなのに突っ込んでくる饅頭。
そう思い直して、饅頭を見下ろす。
薄汚れたボディ、ボサボサでカピカピの髪の毛、生ゴミよりもみすぼらしいリボン。
それでも血色は良い。スーパーの周辺を縄張りとしているのなら、冬でもそれなりに良いものを食べているのだろう。
ぽいんぽいんと、人間がゆっくり歩くほどのペースで跳ねてくる。
先程「どけ」と言っていたが、このままの進行方向ならそもそもぶつかることもない。
彼は、立ち止まったまま行き過ぎるのを待つことにした。
数秒が経過し、ようやく饅頭が通り過ぎようとした、その時だった。
「ゆゆっ! やっぱりくそにんげんにはゆずりあいっのせいしんさんがないんだね! れいむはゆっくりよけるよ! れいむやさしくってごめーんグエッッッ!!!」
急に方向転換した饅頭が、鬼威氏にぶつかってきた。
吹き飛ぶ饅頭。れいむの口から漏れた餡が、鬼威氏のスニーカーに付着する。
ハッと我に帰った鬼威氏をよそに、件のゆっくりは上を下への大騒ぎをしていた。
「い゛た゛い゛ィィィィ―――!! れいむのようきひっさんもしっとするうつくしいおかおがあああ!!! くそにんげんにけられたあああ!!!」
お気に入りのスニーカーが、汚物による生物化学攻撃を受けていた。
鬼威氏の血圧が上がり、血管が浮き出た。
「おいクソ饅頭、お前、なんてことを……」
そう言いつつ、深呼吸をする。
アンガーコントロール。文明国に生きる人間なら当たり前のスキルを試みる。
まず靴を拭いて、れいむが落ち着いたら一言二言文句を言おう。それでいい。相手はゆっくりだ。
「くそにんげんンンン!! あやまってね!!!!! ばいっしょうはあまあまさんやまもりでいいよ!! れいむやさしくってごめーんね!」
いくら下等ナマモノといっても、許されない限度というものがある。
いやしかし、鬼威氏の理性はなんとか持ちこたえた。
「ゆっ、なんのさわぎなのぜ? れいむ、どこいってたのぜ?」
「まりさ!!」
そこに突如として現れた第三者。
今まで気付かなかったが、鬼威氏が車を止めたすぐ隣にみすぼらしい段ボールが置かれていた。
クソ饅頭はこれで勝ったと思ったのか、さらに横柄な態度になった。
一方まりさは鬼威氏を見てとると、目を丸くして驚いた。
「ゆゆっ、にんげんさん!? ま、まりさなにもしてないのぜ! えっと、えっと、ゆっくりしていってね!」
くすんだ銅のバッジが帽子に付いている。元飼いゆっくりだろうか?
なんにせよ、多少は話が通じそうだ。目元にも怯え以外に、知性の光が見える。
「ゆっくりしていってね、まりさ。このゆっくりがぶつかってきたんだ。僕の靴が汚れたんだけど、何故か逆に謝罪を求められて困っているんだ」
まりさは鬼威氏が指差す先を見た。白玉の瞳に、番のれいむが映る。
いや、もう既に死は確定しているかもしれない。
そう思えるだけの知性を、まりさは保持していた。
だからこそ
「ごめんっなさいなのぜ! そのれいむはまりさのおくさんっなのぜ! まりさはたらくのぜ! おくつをべんっしょうするのぜ? だからいのちだけはゆるしてほしいのぜ!」
全力で頭を下げる。ゆっくりの生命など、人間の前では塵も同じ。
「なにあやまってるのおおおおお!! ばかなの? しぬの? このくそにんげんをせいっさいしてね!! いますぐでいいよ!!」
自分を守り、戦い、そしてこのゆっくりしていないクソ人間をぶち殺してくれる存在。
「別に生命までは取る気はないよ。ただ、れいむには謝ってほしかったんだけど、もういいよ。君が謝ったしね」
鬼威氏はまりさの俊敏性に驚きつつ、そう答えた。
「そういうわけにはいかないのぜ! いま、れいむにもあやまらせるのぜ! すこしだけまっていてほしいのぜ?」
「いいよ。じゃあ、ここで待っているから、話がついたら教えてくれ」
鬼威氏は今日、特段やることもない。
それに今真っ先にやることは靴をきれいにすることだ。
ドア裏のポケットからウェッティを取り出して、慎重に餡を除去し始めた。
一方、こちらは巣穴の中。
「なんでおそとにいったのぜ? えっとうできるたべものはあるのぜ! ふゆさんはさむいさむいであぶないのぜ? あとおちびはどこなのぜ?」
まりさが詰め寄る。
まずは時系列に沿って説明させ、頭を冷やさせようという戦略だ。
「れいむはくささんなんかたべたくないから、おちびちゃんとかりさんにいってあげたんだよ! かんしゃしてね!」
「おちびと? で、おちびはどこなのぜ?」
「そうだよ! おちびちゃんがうんうんもらして、あにゃるさんがくさいくさいだからまりさをよびにきたんだよ! おちびちゃんのあにゃるさんをきれいきれいしにいってあげてね! いますぐでいいよ!」
まりさにはそこまでの情はなかった。
「そんなのじぶんでやればよかったのぜ。まりさはさむいさむいのなか、でかけたくはないのぜ」
冷たく言い放つ。
「どぼじでそんなこというのおおお! れいむはこんっそめさんをたべたかったのになかったんだよ? ぼせいあふれてるんだよ?」
コンソメを見つけられなかったことは今なんの関係があるのだろう?
「わかったのぜ。まりさにさくせんさんがあるのぜ。れいむがあやまったら、そのすきにまりさがにんげんさんをせいっさいするのぜ?」
れいむの顔がパアッと輝く。
置き去りにされたまりちゃがぽつねんと立ち尽くしていた。
当然見つかるはずもなく、無為に時間を浪費した後、ここに置き去りにされたというわけだ。
「あにゃるさんくちゃいくちゃいなのじぇ……ぽんぽんさんぺこぺこなのじぇ……さむいのじぇ……くるしいのじぇ……? おとーしゃ、おかーしゃ、どこなのじぇ?」
寒さ、空腹、それから孤独と心細さがまりちゃの身体を蝕んでいた。
冬になってから外になんて出たことはない。それも一人でなんて。
寒空の下乾いた風が吹き抜け、甘やかされたまりちゃの身体を震え上がらせる。
そして寒風は悪魔をも運んできた。
それも小学3年生くらいの。
即殺ではなく、嬲ることの面白さを知る年頃。
500円玉を握りしめ、お使いに来たのだろう。
なんにせよ、ゆっくりにとって最悪の相手が目の前に立っていた。
「ゆ! ちびにんげん! ちょうどよかったのじぇ! まりちゃのどれいにしてやるのじぇ!」
決まった。完璧に。
まりちゃの威厳ある宣言に、人間の子供は震え上がり、威儀を正して土下座をしていることだろう。
その姿を想像するだけでしーしーがもれる。
まりちゃは想像と現実の一致を確かめるようにゆっくりと目を開く……。
「ゆじぇああああああ!? いたいのじぇええええ!!!?!?!?」
小学生は指先ほどの小石を拾い上げると、まりちゃの額に押し込んでいた。
いとも簡単に肌を切り裂き、餡へと至る。
が、
「おぼうしさん! かえしてええ!!」
ゆっくりにとって命よりも大切なお飾り。
それを小学生は持ち上げる。
そして、ビリビリと引きちぎる。
「おぼうしさん!? ゆっくりなおってね!? ぺーろぺーろ……? ぺーろ…ぺーろ……?」
ぼろぼろになったお飾りを治そうと舐めるが、そんなことでは当然治りはしない。
もう二度とゆっくり出来ない。
そう悟った時、まりちゃの餡子の底から、悲しみ、絶望、それから怒りがこみ上げる。
「ゆるさないのじぇ……ぜったいゆるさないのじぇ……! ないてもゆるさないのじぇ? ぶっころしてやるのじぇ……おそらっ!?」
まりちゃを掴む手が離れる。
「まりちゃはとりしゃん!」
その衝撃で、真っ二つになった眼球がポロリとまろび出た。
「どちらかというと、恨むべきなのはここに一人にした親じゃない?」
小学生とは思えないような慧眼。
「どぼじで……こんなことをするのじぇ? まりちゃだって……ゆっくりだって……いきてるのに!!」
ドン!!
そんな効果音を心のなかで響かせて、まりちゃの決め台詞が炸裂する。
これで、このクソ人間も改心しただろう。
まりちゃの目を潰した罪を背負い自らの目を潰して、まりちゃに献上するに違いない。
一生かけて罪を償うに違いない!
そんな期待を込めて、再び目を開ける。
「ねえ、まりちゃ? ゆっくりを自転車で引っ張ったら……どうなるかな?」
が、まだまりちゃには奥義——ぷっくー——がある。まだ勝つシナリオはある。
その希望がある限り、まりちゃは非ゆっくり症という救いを得ることは出来ない。
場面は再び戻って駐車場。
「ほられいむ……あやまるのぜ?」
れいむはまりさが後ろ手に聖剣えくすかりばーさんを持っていることを確認すると、頷いた。
このクソ人間の終わりは確定した。
「にんげんさん……にんげんさん……」
「なんだい、れいむ?」
鬼威氏はニコリと微笑みかける。
幸いなことに、スニーカーの人工革の部分に餡子が付着していたため、きれいに取ることが出来た。
もう許すも許さないもないのだが、まあ謝罪を受けたほうが収まりが良いだろう。
「しねえ! このくそにんげん!! まりさ! いまだよ!このくそにんげんをせいっさいしてね!!」
「……わかったのぜ」
「ゆんやああああああああ!! れいむのかもしかっさんのようなあんよさんがああああ!!!! い゛た゛い゛いいいいいいい!!!!」
「まりさ……どうしてそんなことを?」
「れいむは、もうにどとおうちからでないのぜ……。だからいのちさんだけはゆるしてあげてほしいのぜ……! まりさはどうなってもいいのぜ」
それを聞き、鬼威氏はまりさに微笑みかけた。
「わかったのぜ……」
迫りくる巨大な手。
が、感じたのは柔らかな感触だった。
「ああ、やっぱり! まりさ、お前汚れているだけで金バッジじゃないか!」
鬼威氏の手にはウェッティがあり、それでまりさのくすんだバッジを拭ったのだった。
「お前、迷いゆっくりじゃないか? このスーパーで張り紙見たぞ」
「えっ……?」
「だから、お前の家、湯ン矢町じゃないのか?」
「そうだよ……! でも、まりさは捨てゆっくりなのぜ。帰る家なんて」
「捨てられたわけじゃないみたいだぞ? お前の飼い主は、お前を探してる」
「そう……なのぜ……?」
鬼威氏の穏やかな目に嘘はなかった。
「家まで送って行ってやるよ。助手席に乗りな! 安全運転でGOだ!」
「わ、わかったのぜ!」
鬼威氏がドアを開ける。
「まりさ……! なにやってるの? れいむをおいていかないでね?」
「ごめん……なのぜ!」
「よっしゃ出発だ!」
だからこそ陽気に、鬼威氏はエンジンをかけると、オンボロの軽自動車をゆっくりと湯ン矢町へと向けた。
彼は酒を買い忘れた事に気付いていない。
このミスから野良ちぇんに出会うことになるのだが、それはまた別のお話。
今はただ、まりさの心だけを……。
夏の終わり。
「あついのぜ……まりさは……じぬのぜ?」
「ゆ! おみずさんあげるよ?」
まりさはひといきに飲み干すと、少しだけ息を整えた。
「ありがとうなのぜ……きみはだれなのぜ?」
「ゆん! のんだね? いまのはけっこんのちかいのおみずだよ!」
後光が指す。
捨てられたと思い込んでいたまりさは、それを受け入れた。
冬の審判の日は、まだ遠い。
「ゆ……ゆ……」
3日前より少しだけボロボロになった段ボールの中に、不気味な影が一つ。
なんとか這い戻ったれいむが力なく横たわる。
まりさは手加減をしていた。
それは致命傷にはならなかった。
が、二度と歩くことは出来ない。
「れいむはにんげんをせいっさいしてやったよ……! にんげんをあやまらせてやったよ……!」
うわ言が響く。
死のうにも、まりさが冬ごもりのために蓄えた食物は三匹分ある。
人間を吹き飛ばしたこと。人間に謝罪させたこと。人間からあまあまをぶんどったこと。人間を奴隷にしたこと。
少しでもゆっくりするために、書き換える。
貧乏人の頬を10万円で叩きながら「〇〇できたら10万やるよ」って言うとして
〇〇があまりに酷いことだと、正常性バイアスが働いて、貧乏人が逆に叩かれることになるから、酷すぎず軽すぎない非道徳的な行為が入らなきゃならないだろう
例えば「麻酔なしで利き手を切り落としたら10万」の場合より「すべての指先をカッターで切れたら10万」のほうが絶対被害は小さいけど、前者は自業自得と言われそうで、後者は金持ちが人非人と叩かれそうだと思う
〇〇が性的な意味合いを持つ行為だと叩かれ率は一気に下がりそうだ。むしろご褒美ですなんて思ってるやつが多くいて、人によって〇〇の受け取り方が大きく違うからかもしれない。
逆に「めちゃくちゃ大事にしてるコレクションを自分の手で破壊して捨てたら10万」とか言う企画をテレビでやったとしたら、貧乏人が失うのはたかだかモノに過ぎないけど、Twitterなんかではめちゃくちゃ叩かれそうだなと思う
筆者です。
久しぶりにみたら意外と見てもらっているようでおどろいた。
色々反応してくれてありがとう。
かれこれ10年以上前のことで、まだストーカーの理解も浅い時代だったから今の時代はそんなことないと祈っているよ。
コメントで書かれていたんだけど、父親、オンオフが激しい人で外だとキビキビ動くのに家だと「疲れたよ~~~~」って言いながら犬に甘えて逃げられる人だからオフしか知らない子供的に情けない父になんで惚れるの?と思っていたんだけど、オンの状態だと気づかいができる人らしい。
あと敵だと思っているのは父にセカンドレイプした同僚と警察と言っていたけどまさにその通り。
ストーカーでストレスで痩せて憔悴している父親に対して私と姉の前で「抱いてやればよかったのに」と言った父同僚や「お父さんがしっかりしないから」と言ってきた警察はさすがに頭がおかしいと思った。味方だと思っていた人にああゆうの言われると当事者でなくても本当にきついよ。
一度無言で一定の距離を持ちながら後ろ歩かれたり、一番大柄の男の先生に付き添ってもらっているにも関わらず、後ろついてこられて片手にカッター持った状態「○ね」って言われながら歩かれろ。
元増田です。投稿して1日経って自分の記事を見返すと、賛否両論の反応が多数あり驚いている。いただいた否定的な反応で正直意外だったのが『動物園』という言葉自体に対する抵抗感がこんなにも強いのかと言うことだ。公立中学校全体に動物園というレッテルを貼るのは確かによろしくない軽率な言い方だなとは思う。
だが、差別心の表れと言われればその通りなんだろうが、俺は正直に言うと最初に『動物園』という言葉を聞いて、上手いこと言うなぁと思ったのだった。なにせ俺が経験した公立中学校の荒れている生徒は言葉も道理も通じない連中で、まさに動物としか言いようがなかったのだから。
公立中学校に通っていた20年前のあの町にいた頭のおかしなやつがどんな感じだったかと言うと、人の消しゴムを盗んでカッターで切り刻んで「増田の消しゴムを芸術作品にしてあげた。バイト代よこせ」と言ってきたり、(派生パターンでいつのまにか上履きにナイキのスウォッシュを落書きしてきて(略)とかもあった)、合唱コンクールの練習中にひな壇の上の段からキックかましてきて「ダサい歌なんか歌うより後ろからどついた方がバラエティ番組みたいで面白いだろ!」と言う状況で、まさに『動物』としか言いようが無いなと言うのが正直な感想だったのだ。
で、地元に残って教師をしている友人から最近の公立中学校の様子はどうよと聞くと、まぁ似たり寄ったりという状況で、当時からあまり改善はされてないようである。そんなわけで差別と叩かれても俺が再度主張したい事は公立校も問題行動を切り離して大多数の真面目な生徒を守れるようにしろと言う事である。私立だと、問題行動を起こせる生徒は退学処分にできる。だが公立高、それも義務教育の中学校はそう行かない。で、学校の選択肢のない地方だと、同級生ガチャにミスって問題行動を起こす生徒と同じクラスに当たると学生生活がメチャクチャにされてしまう。どんな生徒でも分け隔てなく扱うべきと言う理想そのものは否定しないけれども、10人の問題児の権利のために残り数百人の権利が侵害されている現状を俺は残念ながら肯定できない。ちなみに、進学に対して不利な状況にある我が街の大学進学率は20%代と全国平均の5割超に比べて大幅に低い。
俺が言いたいのは、こういう状況はフェアでないのでどうにかすべきだと言ってるのだけれど、なかなかわかってもらえないものなのだなぁ。
「あそこに毛が生えている大人感」が良い。
「ツルツルだからロリロリ」でなく、第二次性徴期ちょい前から生えてくるから良いんだろうが。
ちん毛が生えたかどうか話題が起こり、その後オナニーや包茎の話題に移っていく。
脇毛の処理もしなきゃだし。
女の子が初めてパンツを脱いだとき、普通の女の子はマン毛の処理なんてしてないから、
僕は嬉しくて「ぼーぼーだ」と言ってしまう。すると次回に「マン毛カッター、アマゾンで買いましたよ」とか、がっくし。
ツインのベッドで別々で寝たんだけど、朝起きて、
女ん子が枕を抱えてうつ伏せに寝ているところの、
その股間に縦が筋に割れていて、ぷっくたとしあ大陰唇から縮れた毛がまばらに生えてる、
が、いままででいちばん良いマン毛の景色かな。せっくすすると陰毛はモブになってしまうん。
後は、小学2年生の時、近所の同じ学年の女の子の家の前を通って、一緒遊ぶことになって、
その子のお母さんが「今日は暑いから行水しよう。冷たいお風呂に入ろう」って、
お昼の2時から僕と女の子は裸になって、その女の子のお母さんは若くて、30歳くらいかな、
明るい浴室の、知らないお母さんの裸のおっぱいと陰毛は、子供がてらにドキがムネムネしてた。
おちんちんはまだ大きくならなかったかな。子供だからおっぱいさわっていいかな、だめかな、
って考えてた。