2021-01-23

G選挙 まとめ速報

明日知事選公示前にはずいぶん話題になりましたが、結局、現職が再選でしょう。これから4年間、低成長続きます。現職は、財政立て直しのためにコストカットを進めました。結果として、危機を脱したものの、コストカッター出世し、金の使い方がわからないひとがおおく、広域自治体に求められる企画力のなさが目立ちます。国から言われたことや、他団体がやっていることを真似すればいい、独自色は不要トップに怒られなきゃいい、そんな人ばかりです。なので、対抗馬には空気を変えることを期待したのですが。

なぜ、対抗馬は勝てないのでしょう?

ひとつめ、コロナ対策に不真面目に見える点。

マスクもせず、病人のところに赴いてみたり、マウスガードだけで、対談してみたり、コロナは寝てりゃ治ると言ってみたり、PCR希望者に全員受けさせるとか、非科学的だし、何考えてるのか。

選挙では名前を書いてもらうことが目標なのに、顔を売ろうとしすぎ。とにかく名前を浸透させる、さらに直近コロナで困っている人たちに、現職同等あるいはそれ以上の支援パッケージ提案すべきなのに、それができなかった。

ふたつめ、フレッシュさを演出できなかった点。

公示から、現職対長老議員という構図になってしまった。いくら猫がインターネット上でウケがいいからと言って、見えるところに出してはいけなかった。Twitter駐車場整理を積極的にしていますと発信したって、そんなんポーズに決まってる、って、冷めた目で見られるのはわかりきっているのに。

みっつめ、効果的な選挙活動ができなかった点。

コロナ活動が難しかったのは仕方ないが、選挙活動がうまくなかった。SNS活用といってもうまく使えてない。今回候補者が狙うべきは既存の現職支持層に加えて、毎回低投票率40歳代以下にどうやって選挙に来てもらうか、名前を書いてもらうか、なのに、そこにヒットするゲストをよんだコンテンツを作れていなかったし、自身のメイン活動の場がFacebookにとどまっており!狙うべきターゲットとの間に乖離があったことが否めない。選対本部思考も古かったんだろう。

よっつめ、ネガキャンを張れなかった点。

現職は叩けば埃がたくさん出てくる。職員側にも味方がいて、そういう情報が出てたにも関わらず、それを活かせなかった。具体は書きづらいので割愛するが、したたかに勝つ活動ができてなかった。

最後に、政策がいけてなかった点。

対抗馬に求められたことはなにか?

やはり、現職下において割りを食ってきた人たちにアプローチすることだし、若い世代もっと住んでもらうだけでなく、子供を産んでもらうなど、全体としての成長をどう成し遂げるのか?をアピールしなければいけないにもかかわらず、そこへの訴求が十分にできてなかった。

個人的に期待が大きかっただけに、大変残念でした。

まとめると、候補者個人問題もあるし、それ以上にまともな選挙参謀がいなかったなー、という印象。

どうも選挙に携わったかお疲れ様でした。

まだ終わってはないですけど。

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