はてなキーワード: 資料とは
とある分野の成功者として、昔の知り合いに似た特徴の人物が出てきていた。ハンドルネームを使っているが、私には心当たりがあった。
進んだ分野、趣味の傾向、おおよその予想される年齢。それらの情報から自分の頭の中に1人の人物像が浮かび上がる。同じ高校の同級生だ。自分が無理をして進学し、深海魚*となった学校で、同じ深海魚をしていたアイツ。そうして腐り果て放課後にダラダラとマックでモンハンしていた集団の1人の顔を思い出す。
だが奴は、大学受験直前に「やりたいこと出来たわ」とニヤニヤしながらやる気を取り戻し、気づけばそれなりの大学に進学した。一方自分は、大幅に偏差値の下がった大学へと都落ちし、そのまま腐り果てしょーもない職場で今は働いている。
焦った自分はソイツの名前で検索をかけた。論文が出てくる……最近の論文だ……奴は大学卒業後、本当に行きたかった分野で働いているらしい……。恐ろしくなった。今の自分と比較したからだ。自分はもう全く研究内容と無関係なことをしている。というかほとんど事務員と営業の間の子みたいなことを延々とやっている。何かについて研究したことなんて無い。大学出てからは勉強なんてエクセルのマクロについて少しやっただけだ。取引先の資料がよく分からない時もググって終わらせるだけで詳しく学ぶ気なんて無い。
不安に急き立てられるままにさらなる情報の収集を行っていくと、趣味の分野は一緒だがその中で微妙に好みが違う。宗旨変えをした?いや、どうなんだろう。確信は持てない。別人なのか?もういい別人ということにしよう。こんな気分で日曜日の夜を終えられるものか。
自分の中で無理矢理に結論は出したが、そうなると今度はこんな事に対して慌てふためいた自分の方へと視線が移ってしまう。同級生が成功していたからってなんだというんだろう?あの時自分もなにかやりたい分野を見つけていればよかったのか?だが自分にだってやりたかった事が無いわけじゃない。一応は興味の有りそうな分野に進み、一応はその分野の論文を書いた。そうしてから競争についていくほどの気力はないからと楽な就職先を選んだ。そしてグズグズと腐っていった。そもそもの価値観がそうだっただけなんじゃないのか?やりがい搾取をされまいとする自己防衛意識が強すぎた結果、仕事によって自己実現をすることに拒否感を持ったのが失敗だったのだろうか。大学教授の人格破綻ぶりを見るうちに、精神構造が脆弱な人間が変に自分の力に固執することに警戒心を覚えた。いや待てこれは流石に物語を作りすぎだ。単にだらしない人間だったのだ。そして、そのだらしなさに見合う人生を選んだ。選んだ選択肢に後悔はあっても間違いと言えるほどじゃなかった。落ち着いてきたぞ。やっと落ち着いてきた。だが恐ろしい……無数の同級生、無数の知り合い、ネットで作った友人、嫉妬出来るような相手はまだまだ無限にいる。早いうちに上手くラインを引かないといけない。年齢的にもそろそろ誰もがそれぞれの道で頭角を現す頃だろう。若き天才はそうそうはいない。だがある程度やって全く何も出来ずに終わる人間も少ない。人間なんて一生に1つか2つ立派な仕事が出来ればいいと言われるが、その1つを手掛ける奴らが次々出てくる頃だ。自分の仕事にそんなものはない。延々としょーもないことをやり続けるだけだ。人生においてやり遂げた1つがない。そして実家に帰ると今でも「高校受験でいい学校入ったのがピークだったよね」みたいな話が飛んでくるのだ。人生で成し遂げたことが高校受験?は?ゴミクズすぎるだろ?死にてえ……助けてくれ……。もう無理寝よう。
*深海魚……無理に良い学校に入ったせいで授業についていけなくなった人。受験で背伸びしすぎた身の程知らずのカス、受験終わった途端にナマケ始めったクズとされている。学校のカラーと合っていれば受験で背伸びしていても深海魚にはなりくいという噂も。そのため、単に偏差値の高さだけ見て学校を選んだバカとしての側面もあるとされている。酷い。そこまで言うな。
この手の話はあるあるとは思うが書きたくてここで書いておく。
うちの会社には1年前にMS Teamsが導入され、使いたい人は使ってね的なやんわりとした移行期間が続いていたが、先日やっと全員利用必須となった。
今、社内コミュニケーションに革命が起きようとしているが、同時に革命を潰そうというやつらがいる。
主に高齢社員の中に一定存在するスタイルとして、チャット画面でも「○○部○○様へ」から始め、日々の業務のねぎらいの言葉が続き、やっと本題が始まるという非効率無意味な発言方法がある。
(そいつの非効率のために給料が生じていることには遺憾だが)本人の利用方法のうちに収まるのなら放置しておこうというつもりだったが、ついに他人にも悪影響を与えているらしいことが判明したのだ。
まだ全容がわからないが、複数の高齢社員が、若い社員に個別に長文説教メッセージを送っている。
内容としては、即レスではなくよく推敲して返せとか、短文ではなくしっかり整理した文章と根拠資料をつけて送れとか、旧時代のコミュニケーションを続けたい意図によるものだ。
メッセージ系のコミュニケーションなんて短文即レスでいいのだよ。
スピード重視の道具なんだよ。
相手のメッセージに不足があると思うなら聞き返せばいい、うちには英語のエラー文読まないで人に頼るみたいなレベルのやつはいないんだよ。
この、よく言われる「昔は若いときは貧しくとも、年を取れば年功序列で昇給する希望があった」ってやつ、全くピンと来ないんだよな
この20年間、転職や最低賃金そのものの引き上げ以外で給与が上がった経験なんてないよ?
「昔は若いときは貧しくとも、年を取れば年功序列で昇給する希望があった」とか言われる時の『昔』って、本当に相当昔なんじゃないの?
少なくとも、今現在既に中年と言われる40代には当てはまらないと思う。
寧ろ同じ部署で働いている20代の正社員女性の皆様こそ、人事の資料を見る限りでは定期昇給の機会が約束されているようなんだけど…?
今って本当に年功序列が廃止されてるの?少なくともそれなりの規模の企業ではまだバリバリに生きてない?
https://b.hatena.ne.jp/blueboy/20230218#bookmark-4732499703155092548
blueboy 昔は若いときは貧しくとも、年を取れば年功序列で昇給する希望があった。今は「年功序列廃止」と唱えられたせいで、「年を取れば年功序列で昇給する希望」がなくなった。みんながそろって貧困化していく。
ちなみに、気をつけないといけないのは、この裁判記録は再度覆せないということ。
(高等裁判所に行けばいけるのかな?)
会社独自の処理も結構多いので色々な業務を通じて覚えたいのだが、そもそも業務が来ない
頻繁に何かないですか?と訊ねても、特に無いです。で終わる
上司がめっちゃ仕事を抱えてて、その辺から業務が降って来るのかと思っていたが
内部統制の関係で仕事が少ない方の担当(同じ部署でも担当が分かれる)にされてしまい、毎日が暇
正確に言えば月初は色々とやることがあるので残業する程度には忙しい
しかし中旬からはやることもなく、上司から依頼された仕事をこなすか、頻繁によく分からない会議(一切の説明が無いのでホントに聞いてるだけ)に参加させられるか、マニュアル作ってるか、社内向けの資料を作ってるかのどれか
上司からは「(会議に)参加してた方が分かるよね♪」と言われて参加させられているが、そもそも何の会議なのかを教えてほしい
そんなこんなで今週もなんとか乗り切ったけど、半分社内ニートみたいな感じで何も楽しくない。社長からは弁当の出来栄えを褒められた
そのくせ一部の日に、なぜか会議と打ち合わせと期限間近の業務が詰め込まれているこのアンバランス具合
休憩は勝手に取ってもいいというスタンスなので、休憩取るフリしてオフィスから出て行って何処かに遊びに行ってやろうかと思うぐらいには暇
気象予報士の試験で点を取るには気象庁hpも見るべきとされてるのだが、資料がパワポをpdfに落とし込んだのばかり。
これがどうにも頭に入ってこない。拙い長文とはまた別種の感覚で目が滑る。
横書きだからとかじゃもちろんない。なんだろう、読み物としては体をなしてない感じがする。
プレゼンありきの形式なのだからパワポ単体じゃ理解しづらいもののなってるってのは当たり前っちゃ当たり前。書籍としてもパワポのデータをぺらぺた貼っただけのものなんて到底通用しないだろう。
ぴーっと線を引いて、この書き方だとこういう意味になるから、前の文章と後ろの文章の間をつなぐ文を書こうね、とコメント。
結局正解の文章を書いて渡す。
とか。
直された資料を見ると、そこだけ直っていて他の部分はそのまま。
結局全部の箇所にぴーっと線を引く羽目になる。
とか。
英語で何言ってるか分からなくて(そもそも日本語で書かせても何言ってるか分からないから)、日本語で文章を作ってあげて渡す。
直された文章がDeepL仕上げで何言ってるか分からない。(学術的文章あるある)
とか。
正しい赤ペン先生のやり方を教えてくれ。
月曜、社内の異動先の部署で着任。
火曜、部内のミーティング。異動まえのメンバー含めてタスクの認識合わせするが、俺の記憶違いがあった案件があり、少し気まずい思いをする。
水曜、別のミーティング。部長クラス数人相手に提案するが、時間が足りず次回持ち越し。会議参加者のメンバーに軽い感じでチャットで愚痴ったら、資料の作り方に関して割とマジなアドバイスで返される。
木曜、社内でトラブル。旧所属に関係するトラブルだったため、巻き込まれる。あくまで繋ぎのつもりで相談に乗ってたつもりでメールしていたが、相談先(旧所属)に対応を拒否られて、ボールを持つことになる。
木曜、別件。本部内の全体ミーティング向けの資料で、少し軽めのネタを仕込んだところ、部署カルチャーを見誤ってしまい、個別で裏でマジもののアドバイスを受けてしまう。
一応全部受け流しているが、過去の経験的に、自分は突然感情のキャパオーバーでイライラが弾け出ることがあるので、明日あたりにおかしな行動に出ないように細心の注意を払いたい。
「営業とかで説明すると、資料を用意する→お客にアポイントを取る→お客先に向かって面談」
いやいやいくらなんでも仕事の解像度低すぎるでしょ、、、営業やってる人に失礼なレベル。少なくとも元増田は営業なんてやったことないしやってたとしてもすぐ辞めた口でしょ、、、
必ず月に1回、年間平均で20日くらいは有給取るようにしてるんだけど
その日までの資料があったら前日までに用意してる
ちょこちょこ使っててもし急病とかしたときに使えないと困るでしょ
ってことらしいんだけど、
20日以上残してると有給消えるから消えないように休んでるだけなんだワ
俺は明日は朝から10時くらいまでゆっくり寝坊してそれからジム行って
お前はお前の思うような有休消化すればいい
どこの大学かは言わないが、貧乏すぎてバズっているのをたまに見かけるところだ。
空調がオフになっているのは、電気代が払えないからだけではない。
ちなみに私が働いているフロアでは、フロアの半分以上の空調が壊れているか不調。もちろん教員の部屋も例外ではなく、大学側に修繕を依頼してから数年間、空調の調子が悪いまま現在に至っている先生もいる。
研究室にお邪魔すると、外気温がエクストリームな日には寒そう(暑そう)に仕事しているか、自費で暖房器具を買って持ち込んでたりする。
(具体的には書けないのでここでは空調の話しかできないが、数々の貧乏エピソードはいずれも強烈で、恐らく1,2冊は本が書ける)
大学が公開している会計資料を見てみると、かなりの割合を(ここ20余年で削られ続けた)運営交付金に頼って経営していて、まあ「自分で稼げる大学」なんてものが夢物語であることが分かる。
そろそろ入試のシーズンだが、空調の効かない中試験を受けることになる受験生が出そうで気を揉んでいる。
有識者会議みたいな意見交換の場で、自分だけ皆と意見が違った。
前日に会議用の資料を作りあちこちから記事を検索、関係する報告書や論文を読んで
皆そのテーマに対して好意的だったのに、自分だけ批判派だった。
感じ悪くて居心地悪かった。
まるでなんつーの?ひくわーみたいな空気になった。
でも、正直な意見だったし周りの反応は
コメントすらなかった。
あれ??
「ちゃんと確認した?」→「はい、しました」→「間違えがあるよ。確認してないじゃん」
「ちゃんと確認した?」→「いえ、してません」→「は?確認しないとかありえないんだけど」
そもそも「確認する」っていう行為自体が0も100もありえないしなんて答えていいのかわからない。
こういう不毛なやり取りはやめろ。
現状どの仮説にも有力なエビデンス(笑)がないなら、元増田の人が書いてる話も仮説として矛盾してない限りは読み取れるものあるじゃんっていう主張に対して、
客観的なエビデンス(笑)がないから差別以外に読み取れるものない偏見って断定で返すのがどーなんって話やろ
偏見でモノを言うのはやめようじゃなくてあなたがエビデンス(笑)を重視する割にはエビデンス(笑)なしで即座に差別って切り捨てた偏見マシマシなところが主軸だと思ってたよ
見解の相違やね
客観的にみて男性の平均年収が高いことは明らかで、その中でさっきの謎資料は仮説と矛盾しないし(そもそも誰もエビデンス(笑)がないことには反対してないのになんであのタイミングで謎資料を出したの…?)、推論として大きく間違ってはいないなずなのに
じゃぁ差別じゃんって断定するエビデンス(笑)は何よっていう ポリコレとさっきの意図不明な資料以外にあんの?客観的な証拠が全て出揃うまで仮説一つも立てられずあなたが1番気持ちよくなれる説以外を全て差別とするの??なんで差別心以外に読み取れるものがないの?
俺が引用したレポートは「調査結果」の一例として出してるのであって「この調査結果から GのカップルよりLのカップルの方が恵まれてることがついに判明しました」なんてどこにも書いてねんだわ。最初から書いてもいないことを勝手に読み取って「この資料では〜は証明出来ないだろ」とか言われても困るだろ・・・。だってそんな事最初から誰も言ってないんだから。まず書いてないことを読むのをやめよう(2回目)
「客観的なデータがある訳でもないのに偏見でモノを言うのはやめよう」が主題なの。わかる?
「エビデンスが無い」って言ってるのはそもそもこういう調査結果に基づかない浅はかな偏見で 「Gは恵まれてる」だの「Lは生活が厳しい」だの語ることを指摘してるんだわ。
「こういう調査結果に基づかない〜」はどの部分にかかってるよ?「 Gのカップル」とか「Lのカップル」とか俺が書いた文章のどこに存在すんの?
書いてないことを読み取っちゃう奴と文字でやり取りするの馬鹿らしいし多分君はひろゆきのYouTubeでも観てた方が良いと思うけど、そしたら今度は誰も言ってもいないことが聞こえてきたりするのかな。
母数が多いから変な奴もいるだけで全体的に見たら英語圏と日本語圏のリテラシーは大学生と小学生くらいの差があるよ
ろくに勉強してない高卒と、大学でバイトして遊んでるだけのやつでほぼ構成されてる日本人と、
大学はみっちり勉強するところで社会に出た後も勉強する傾向があって、教育費や研究費が潤沢な国の英語資料を読めて大学院以上の学歴が重視されるため博士持ちや研究員の数が多くてそれらの人の発信する英語の情報に気軽にアクセスできて、その人たちがサービスやAIやツールを開発している英語圏は、知的レベルにかなり差が開いてるよ
話の分からねえプロダクトマネージャーっているよな。年収が高く組織図でより上にいると頭脳労働から離れる権利があると思っている大馬鹿どもだ。実際、今プロダクトマネージャーに収まってるお前は組織図で上にいる人は頭脳労働を嫌がるということを認識し、そいつらに対してペテンをすることで今のポジションを手に入れたのだろうからそういう思考になるのは理解はする。理解はするが馬鹿だなあと思う。大馬鹿である。
お前は俺をうんざりさせるような質問をして、テキストを読まず湾曲的に「俺が求めているのは論理的な説明ではなく魅力的なプレゼンテーションである」と喚いて、それで何を産んでいるのだ?そんなものに金銭が発生している世の中にうんざりする。
お前のすべきことは、俺の用意した論理的な資料をもとに、お前がお前より上の人相手に魅力的なプレゼンテーションをして、予算をもらうことである。俺がプレゼンテーションが上手ければお前はいらないのだ。分からんか?馬鹿が
ネガティブな事件や体験はどこにでも転がっているのでそういう事が好きな人にはこの日記は特に意味無いと思います
ポータルと呼ばれるものをスマホの地図上で探して現地に行き、他の同じ色のポータルとリンクさせることで三角を作るゲームです
独特なUIとか用語とかを無視すればやっていることは恐ろしく単純です
ポケモンGoでいうならば、ジム戦を次々に行いいかに多くのポケストを占拠しつつそれらをリンクさせる、というものでしょうか
実はIngressの技術はアイディアは既存のゲームにあったと思います。リリースされた2013年頃には他にも位置情報を利用したゲームは存在しました。有名なのは3DSのすれ違い通信を利用したドラクエ7とかでしょうか。
他にもスポットを登録するゲームはわずかですが存在していたと記憶していますし、ゲーム以外ではFourSquareが有名ですね
けれど、スマホを利用しリアルタイムで自分の位置情報と世界を同期させて現実世界でバトルを行う、という手法は当時としては斬新です
特にポータルに与えられた「異世界から溢れたXMと呼ばれる物質が世界中の歴史的な場所や不思議なものに出現するもの」という設定が魅力に拍車をかけました
地図上にスポットを登録するといえば、有名なレストランや便利な公共施設などを考えますよね
けれどポータルはそういうものを含めて、歴史的・文化的なものであれば基本何でもよく、また普通の人があまり気にしないような寂れた神社や奇抜な銅像なんかでも設定できました
良い意味でポータルはそれまでのスポット登録システムを破壊し、日常に潜む面白いものにスポットを当てて楽しむ構造ができたんですね
便利な物、役に立つ物ばかりではなく、ユニークだけど見過ごしがちなものがゲームとして途端に価値を持つようになりました
そしてそれらを巡ることだけがIngressの面白さではありません
ポータル同士を結ぶという行為自体にも既存の物を凌駕する楽しさがあります
Ingressは単にスポットを巡るだけのスタンプラリーゲームではありません
そこに実際に足を運んで敵陣営を破壊し自分のものにしつつ他のポータルとリンクするという陣地バトルがあります
正直これはとてもハードな遊びです
第一に、ポータルは誰にでも取られる上にリアルタイムで自分以外の人が巡っているわけです
自分が「このポータルとこのポータルを結んで三角にしよう」と考えていても、敵陣営や味方はお構いなしに勝手に三角を作ったり破壊するなどをして、あなたの行動が無事に終わるとは限りません
第二に強さの上限があります
エージェント自身のレベルは16までありますが実質的にレベル8までで強さの上限は止まってしまうため、どんなに経験値を重ねてもアイテムを沢山持っていても、基本的に「おれつえーーー」はしづらい構造です
破壊するためのバースターや構築に必要なレゾネーターやキーといったアイテムは無限に自力で収拾できるわけではありません
高レベルな破壊アイテムは高レベルのポータルからしか入手できず、アイテム総数の上限もあります
自力で作れるポータルのレベルには上限があることから、基本的に仲間と協力し合わないと効率的な補給はできずレベルをあげて無双するなんてのは難しい構造です(現在はそれが大幅に緩和されています)
人間自身が移動しなければならないためどう考えても物理的な側面に阻まれますね
日本中を一日で飛び回り全てのポータルを占拠することは出来ませんし、自身のポータルが破壊されているからといって何十キロと離れた場所に駆けつけて対処することもできません
第四に実績として残りづらい点です
一日掛けて沢山の三角を作っても次の日に全て壊されて地元の人に占拠されてしまうのは普通なんです
いくら補給用のファームを作っても、いくら見栄えの良い三角を作っても、ゼロサムゲームであるIngressでは簡単に取り替えされてしまい自分だけのものを持つことが困難です
何度やっても直ぐに崩れるわけですから
このように、Ingressの陣地取りバトルは自分一人で遊ぶようには設計されていません
一人で黙々と陣地を広げたり他陣営を破壊してうぇーいすることも可能ですけど、そこには現実で同じようなことをしている「他人」が存在します
アイテムの収拾に関しても全てを自己完結するのが難しく、常に他者との競争や協力を前提に作られています
これはIngressの良い面でもありますが、現代のゲームの中では著しく縛りの多く、大変理不尽なゲーム性かと思います
自分の経験値やアイテムがいくらあろうと簡単に盤面が覆るわけですから
こんな感じでIngressは基本的に自分だけで全て完結して遊ぶデザインにはなっていません。例外はミッションですがこれはスタンプラリーなので割愛します。
とはいってもIngressの面白さはやはりこの陣地取りにあるなと常にあると思います
焼いて焼かれて壊して壊される
ただひたすら自分のやりたいとこを追求して、それでも自分ではできない壁に当たりながらあがくのは至高です
「じゃーこんな縛りプレイをするIngressはどう遊べばいいんだ」と思うでしょう
実際、多くの人はIngressをどう遊べばいいのかよくわからないまま終わります
たとえ陣地を占拠してもそれだけで終わるゲームに魅力があるとはあまり思わないでしょう
10年前なら目新しかった要素も既にポケモンGoやドラクエウォークといったものに上書きされています
では他の位置情報ゲームになくてIngressに突出して存在する魅力とは何か?
「いやいやそんなの普通のゲームでもあるっしょ」「俺はソロで無双したいんだ」という意見が多いと思いますがとりあえずどういうことをするのか考えましょう
Ingressの協力プレイで真っ先に思いつくのが、巨大な三角やそれらを利用したアート作品です
単純な話、Ingressは三角を作って陣地を広げるゲームですが一人で作れる数や大きさには限界があるのでみんなで協力し合って立派な物を作ろう、というだけのことです
大きな三角を作るには大勢が移動して各種ポータルを占拠してポータルキーでそれらを結べばいいわけですが、実際にはそこまで単純ではありません
Ingressのルールではポータル同士を結ぶリンクを横切るようなリンクは作れません
つまりポータル間の距離が開けばそれだけその間に存在する全てのリンクや三角を取り除く労力が増すわけです
例えば東京タワーのポータルと札幌テレビのポータルを結びたいと考えたとします
東京だけでどれくらいあるかわからないくらいあるそれらを横切らないようするには一人の人間の力だけでは到底かなえられないでしょう
もちろん東京タワーから札幌まで車で移動しつつリンクを切ることは可能ですが、当然他の人には勝手に他のリンクを張られておしまいです
ではどうするのか?
大勢の人を集めて目的のポータル同士をリンクできるように緻密な作戦を立てるのです
そのため
日本の内陸を横切るリンクを長距離で作ろうと思えば、その距離に応じて人を集めないといけません
他にもポータルキーの移動などもあり実際以上に繊細な下準備が必要ですし、コロナや天災といった人間にはどうしようもない事象も妨害要因だったりします
「そこまでして頑張ると何か特別な報酬が貰えるの?」と思うでしょうね
いえ全然ないです
仮に50名が参加しても実際に現地で動くのが40名、その現地の人が実績を稼げるかというと殆どはないに等しいかと
失敗したらゼロに終わりますし、成功しても経験値稼ぎやメダルの実績アップが少し増える程度です
それならまだしも移動における交通費を考えると普通は大赤字でしょう
さらに現地に行かないバックアップ要員に至っては何の実績にもなりません
基本的にこういう作戦はエージェントの独自企画である事が多く、公式のイベントとして成立することはまずありません
そうなんですよ、公式が「大きな三角を作るイベントを主催します」なんてことはないんです
ほぼ全てがエージェントが自主的に企画し秘密裏に決行し、できたものをSNSや公式掲示板にアップして作戦内容を公開する、だけです
でもこれが滅茶苦茶面白いんですよ
そしてイエスと言うか言わないうちに作戦部隊のTelegramに招待拉致されます
次に言われるのは「これとこの資料を読んで必要事項を記載してくれ、終わったよね?OK。では君はこの班でリーダーと打合せをして現地で頑張ってくれ。もちろんこれら全ては他言無用だ」とどう考えても仕事と変わらない量の資料と緻密なスケジューリングと各種連携が取れているわけです
殆どの作戦は外部に漏れないようされるため信頼できる人しか案内されず、情報統制なんかも役割毎にしっかりしているのが普通です
普通のゲームにおけるレイド戦なんかとは全然雰囲気が違いますよね
みんなで育成したりレベル上げしてメンバー募ってゴーって気軽に出来ない一方で、秘密裏の作戦はそれだけで高揚感あるものです
決行日にまで自分が何をすべきなのか、どういうツールを用いどこに何時に誰といけばいいのか
そういうことを公にせず、家族にも内緒にしてこっそり行う作戦は非常に魅力的です
ゲームとしてやることは極めて単純ですが、そこに至るまでのプロセスが非常に面白い
なにせ職場に集まって会議するばかりじゃないわけで、遠隔の人や言語の違う人とも連携する以上多くの下準備とコンセンサスがいるわけですから、仕事以上に仕事ですね
これがMMOなどと違うのは、位置情報ゲーム故にその場所にいかないと成り立たない点です
そして他の位置情報ゲームでもこのようなことはまず起こりえません
Ingressは他人との交流が多いのですが、それは端末の中だけのものではありません。実際に生身の人間と出会うことで産まれる相乗効果があります。
「いやいや、そんなの他のゲームでも一緒ですよ?特にドラクエウォークやポケGOは現地で大勢会うじゃん」
まあそうなんですが、元々Ingressはプレイ人数が限られているためプレイしていても必ずしも人と会えるとは限りません
なので必死に勧誘をしますし現地で偶然プレイしている人を見かけると声を掛けたりもします
ポケモンなどのように大々的に集まることがゲームの性質上難しく、また現地で会う確率も低いことから、Ingressではエージェント同士の交流を重視する傾向にあります
その象徴がミッションデーなどのお祭り企画、またはバイオカード文化です
ミッションデーはミッションというスタンプラリーゲームを地域限定で行うイベントです
企画する人が独自に考えたルートを巡ることでメダルを獲得するという公式イベント
現代ではこちらのほうがIngressの主流となりつつありますね
もちろんここにもIngressのエージェントの企画力が生かされています
またエージェント同士のコミュニケーション文化としてバイオカードがあります
ようはトレーディングカード状の名刺です
https://fs2018.game-cnt.net/2018_10_25_387
ゲーム内アイテムだったものをエージェントが独自に名刺交換に活用したことから全世界に広まりました
こういうのを交換し合う文化を通じてエージェント同士はコミュニケーションを実際に取ったりしています
世界中を見ても一つのゲームの中で決められたフォーマットを用いて大々的に名刺を交換する、というのはあまり見られない傾向ですね
Ingressのデザインは位置情報ゲームということもあって基本的に歩くことを前提とした非常に簡素なものです
遊び方そのものは15分もあれば説明できてしまえるくらい単純で、はまれば大変面白い
ただ、やっていることの多くは単調なため飽きやすいという側面があります
課金要素も少なく、デザインの面でも他のゲームに大きく劣る面が多々あります
なによりゲームとしてのコンプリートや収集癖を煽るものではなく、自分で目的を探すことでしか続けることは難しいと言われています
さてそんなIngressもリリースから10年が経ち、多くが変わりました
本来のコンセプトを逸脱・破壊する変更もいくつか行われています
でも個人的にはIngressは「ゲームであって欲しくない」と考えています
あれはゲームというのは未熟すぎ、あくまでもツールとしての側面が強いからで酢
他のゲームと同じく課金によって強くなれるというコンセプトを取り入れた場合、当然他のゲームとの比較がされることになります
そうなっては勝ち目がありません
Ingressは位置情報ゲームではありますが他のポケGOやDQWとは明確に違った立ち位置でゲームとは異なる何かでないと生き残ることはできないと思います
だって、Ingressの収益をみてみればこのゲームが10年持つ理由が全く不明なんですよ
収益度外視、実験的且つ先鋭的なオリジナルIPとして「ゲームのようでゲームではない」ものとして扱わないといけないんですよね
Ingressに触れた人に対して「これはゲームと違うな」と思わせて欲しいのが本音です
Ingressのデザインセンスで他のゲームと渡り合うなんて無理なんですから、全く違うベクトルで勝負して下さいよ
自分はIngressの全盛期を駆け抜けて未だに脳が破壊されたままになっている変人です
それだけIngressは他にはないものがあり、いまだ唯一無二の存在だと思っています
似たような人はまだおり、アノマリーやミッションデーに参加する人は結構多いですよね
界隈では有名なGameDeepさんも未だにIngressの同人誌を作っていますからね
http://gamedeep.niu.ne.jp//yapw.cgi/GameDeep?time=1672320494
仕事は99%やらない。自分のやりたい仕事だけちょろっと手を出す。
役員報酬は1200万円(ワイは840万円)持っていく。
株は手放そうとしない。
会社の建物が建っている土地を個人名義で所有してるが、現時点では会社が買い取ることに反対する。
休日も会社に来る。休日出勤してるワイの前で思いっきりくつろぐ。
仕事と関係ないお友達呼んで、会議室でリッツパーティーを開催する。
数年前から会計資料見てるけど、見れば見るほどこの会社クソだなと感じる。
本業は赤字で不動産の賃貸料で黒字になってるんだけど、たぶん父親はそれを理解してなかったと思う。
そして父は昔の零細経営者にありがちだけど、とにかく金を使うことを嫌がった。
おかげで仕事道具の設備も人材も所有建物もビジネスモデルも腐り落ちる寸前。