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2024-11-13

anond:20241113101517

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%8B%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%8B/

じゃか‐じゃか の解説

[副]

楽器などがやかましく鳴る音を表す語。「ギターを—鳴らす」

物事が勢いよくたてつづけに行われるさま。また、調子よく物事を行うさま。「メールが—送られてくる」

楽器乱暴にかき鳴らす」ような音が「じゃかじゃか」という擬音になるのは自然だが、おそらくそれが比喩的に「乱暴に書き散らす」ような行為にも適用されるようになったのだろう。

「細かくコントロールされない大きな動作」というのがコアイメージか。

「じゃんじゃん」「じゃぶじゃぶ」なども近い音・意味であり影響があるかもしれない。

戦前辞書には、

じゃかじゃか 鳴物を喧しく鳴らす音にいふ語

などと載っているが、二番目の意味はない。

比喩的用法戦後から現れはじめるようだ。

ビールをじゃかじゃか飲み(『旬刊読売』, 1952)

じゃかじゃか仔猫が生れてくる(『ぼくらの恋人たち藤原審爾, 1955)

新聞でじゃかじゃか悪口を書いていた(『週刊新潮』, 1956)

といった用例が見られる。

方言かどうかについてだが、まず沖縄方言で、

じゃかじゃか。ぬかるんだ道や水溜りの道を歩く際の様子。擬態語

というものがあったり、宮崎方言肯定意味

じゃがじゃが、それでいいとよ(そうだよそうだよ、それでいいんだよ)

逆に熊本県天草地方方言では否定意味

じゃかじゃか 絶対違う(重複強調)

佐渡方言で、

ざかざか 赤ん坊子供のはう様「ざかざかはう」

といったもの散見されるが、先述の「じゃかじゃか」の意味からはいずれも遠い。

いまのところは「物事が勢いよくたてつづけに行われるさま」という意味での「じゃかじゃか」が方言だという話はなさそうである

 
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