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はてなキーワード: 大人の女性とは

2018-08-25

大人の女性より子供のほうが怖い

何言ったらいいかからないし、向こうは気分次第で動くし

大人扱いしたら引くし子供扱いして外したら自分バカみたいだし。

タトゥー入れた兄ちゃんやネチネチ絡んでくるオッサンや目の前で書類ビリビリに引き裂くおばさんより

子連れの子供の相手するときのほうが苦痛で逃げ出したくなる。

anond:20180825143851

大人の女性と向き合う自信がない」男は、もっと臆病で自信の無い大人の女性に性欲をむけるだけで、

わざわざ子供にこだわる必然性が無いんだよなぁ。。

大人の女性と向き合えないかロリコンになる

は?

 

https://www9.nhk.or.jp/nw9/digest/2018/08/0822.html

病院では、男性子どもにこだわる理由を、大人の女性と向き合う自信がないからだと考えています

 

こういうの、何で真実と向き合わないんだろう

例えばホモに「女性と向き合う自信がないかホモになった」って言ったらどうよ?

 

特にアグレッシブ犯罪やってる奴ら

そんな消極的理由でつけ狙えるわけ無いじゃん

どんなに面倒くさいことしてるか想像してみれば分かるだろ

 

__

関係ないけど、ロリコン犯罪者に生活保護は一番やっちゃいけない悪手

日中時間を与えるとか何考えてるんだ

働かせるのが一番の治療だよ(まあそもそもどっか頭おかし社会不適合者なんだろうが)

2018-08-13

anond:20180813145051

あるよ。

ファミレスで、知的障害があるらしい大人の女性が、ipad動画見て「きゃははっは!!」と大声で笑いまくってた。

親らしい高齢男性が横にいたけど、あまり注意もせず放置状態

うるさかったけど、しょうがいかなぁ、という感じ。

ただ、子供が「あの人、なんで笑ってるの?」としつこく聞いてきて困った。

2018-08-06

ブスな人の「私ブスだからさ〜」になんて答えればいいんだろう

いい返しがあれば教えてください

そんなことないよ〜の後に続く言葉を...

とりあえず、

⑴その人が今の社会で美しいとされている 、または周りのコミュニティで羨ましがられるパーツを持っている容姿場合

えー、だってそんなに目が大きいじゃんorまつげ長いor彫りが深いor鼻が高いor肌すごく綺麗or色白or細いorスポーツ体型でかっこいいor肉感的でセクシーor背が高くてモデル体型or顔が小さいor若いor大人の魅力 とかの中で当てはまるものを言う

⑵その人が、私が個人的に好みのパーツを持っている場合

私〇〇さんみたいな切れ長の目or大きい口or華奢な腕or目元のほくろorそばかすorキリっとした眉毛 など 個人的に好みだしすごく素敵だと思いますよ〜でクリア

ファッションにこだわりがありそうな人の場合

え、なんでそんなこと...!?〇〇さんすごくカッコよくて(かわいくてorセクシーでor大人女性って感じでor最近若い子のファッションはカッコいいよね〜って)いつも素敵だなって思ってるんですよ!このイヤリング(アクセサリーかバッグか靴、コーディネートの主役級なものとかメイクポイントになってる部分、凝ったヘアアレンジとか)、今日最初に見たときにうわ〜〇〇さんにぴったり似合ってるな〜って思いましたもん!自分に合ったものが判ってて、それを見つけられて、うまくコーディネートに取り入れられるところすごく羨ましいです〜! でクリア

この3つのどれにも引っかかってこない知人(20代で私と同い年、しじみ目で鼻が低くて正面から鼻の穴が見える、顔は普通サイズ、肌荒れ、歯並びが悪い、口元が出てる、ガミースマイル、顎なし、髪はぱさぱさの茶髪を黒ゴムで括ってる、普通身長、小太りでボディラインが垂れてる、短いししゃも脚、メイクファンデが浮き気味でリップ乾燥縦皺が目立つ、服はファストファッションっぽい紺とか黒とかグレーが多くてこのときユニクロポロシャツGUパンツサンダルと言っていた)

の「私ブスだからさ〜」にえ.................... ってうまく返せなくて心臓バクバクして心臓が重くなって泣きそうになってしまった。

学生とき同じシチュエーションがあったのだけど、「増田がさ〜、私ブスじゃん?っていったらすごい微笑んで見てんの笑 馬鹿にしてるよね 笑」って私がいないとこで言われてたの知って以来その本物のブスにしか使えない人を絶対悪役にする必殺技やめろや〜って思ってる..........

必殺技に対してそんなことないよ〜と上記3つはあまりに無力です

他の技があれば教えて下さい

ブスだからさ〜を肯定するわけにはいけないし、絶対否定しなきゃいけないんだから、口に出すんだったら相手否定できる要素は自分で持っててほしいよ。あと容姿以外のとこを褒めたら外見はブスって認めることになっちゃうし...

あと私ってここがブスだからさって言ってくれる人には感謝です そこが私は個人的に好きです〜!で押せることが多いので

[追記]

反応ありがとうございます

・ほんとブッサwwww でいいだろ

すごく仲良かったら本当にひどい冗談だけど言うときあるかなぁ...。

まり親密でない「知人」レベルの人だとブスとは言えません。



・みんなそんなに自分のことブスブス言う? 



普通言わないよねえ…?相手が反応に困るだろうことくらいわかってるし。どうでもいい相手と思われて適当にいなされてるのでは。 


月1以上の頻度で会話に登場しています

周囲の人との会話がどんな話題になるかって人によると思います。ブス自称ブスが周りに少ないのが本当に羨ましい。

どうしてブスを自称することが適当にいなすことになるんでしょうか?なんて返すか相手を観察して言葉を絞り出すのにすごく疲れます...。

・知人の美人コミュ強の女性は「おしゃれ、がんばろっ」って言ってた 「そんなことないよー」は無し 


・そういう人はフォローしてほしいんだから 自分自分卑下するの良くないよって言ってあげて

かにそんなことないよ〜によって、だって....の次に続く言葉を探さなきゃいけなくなってたかもしれないと思いました

相手は具体的に容姿がどうこうって会話よりコンプレックスがあるっていうことを話したいのかも???

2018-08-01

美人大人の女性ちょっと可愛い恰好をすると「うわっキッツ」みたいな感じになるのがものすごくちんこに来る現象てなんか名前ないの

2018-07-28

30代以上の大人の女性ドンキとかで売ってそうな明らかに安物のペラペラセーラー服コスプレしてるのが好き。

2018-07-13

anond:20180712034054

少女向けのアイカツ系だとそういう描写は勿論ないし

そういうのの大人プレーヤー所謂アイカツおじさんより女性の方が圧倒的に多いしで

大人女性向けアイドルゲー・ギャルゲー」の需要一定数ありそうだけど

やはりそれを実際に商品化したり、基本男性向けであっても女性プレーヤーにも配慮して

一定数の女性プレーヤーを取り込もうという戦略がとれるほどの需要はない、のかな

下手に配慮してメインの男性プレーヤーにそっぽ向かれたらそっちの方が収益下がるんだろうし

2018-07-06

BL?と性欲と支配

anond:20180705114202これよんで考えたことを書いた。今眠いし、まとまりはない。


男と付き合う=支配される

という考えが抜けない。

男性側の考え自体関係ない。そんなこと少しも思ってない人の方が多いだろう。

そんなことは頭では理解してる。

ただ、私の心が勝手にそう感じてしまう。

自分が女であると認めさせられることが本当に腹立たしい。

自分自身、心の奥底で女が下であると思っているのかもしれない。

そんなわけないんだけど。分かってるんだけど。


大人の女性強要されることが何よりも嫌いだった。

今は諦め、ある程度受け入れてはいるけど。

性自認自体は女だと思う。たぶん。

女性というか女の子って感じかもしれない。

大人の女性ではない。気持ち悪いしそんなものになりたくない。なってるけど。嫌だった。


普通BL自体はまぁ嫌いじゃない。(R18のものは気恥ずかしくて読めないが)

ちなみに二次創作のみ読む。

でもそれよりも暴力性の高い作品が好き。

好きな男キャラが好きな男キャラに殴られていたり殺されていたりするものを好む。

こういう描写があるならBL関係でもそうでなくても楽しんで読む。

別に男しね!とか思ってるわけではない。

だって好きなキャラ以外の男が何されてても心は少しも動かない。

好きなキャラ暴力を受けていると興奮する。

もっと殴られて痛そうにしている姿を見たい。

すごくかわいいと思う。愛でるべき対象だ。

下半身はどうにもならないけど、脳と心がどうにかなりそうになる。

女の子キャラ基本的可哀想なので見てられないけど、一部のキャラにおいては最高だも思える。もっと見たい。

ただし、女の子を殴ったり殺すのは女の子でなくてはならない。


この感覚支配欲なんだろうか。

とある記事で、痴漢をしていて性的衝動を感じている人は意外と少ないと読んだ。

性的欲求ではなく支配欲を満たすために、男性女性より上だと感じたいがために、痴漢をするらしい。


でも私は三次元グロに少しも興味はないけど。

(もっと言うとリアルグロ描写は苦手。あくまファンタジー表現を好む)

三次元の男でも、好きな人もいるけど酷い目に合わせたいなんて思ったことはない。

普通幸せになって下さいとしか思わない。


でも二次元の好きなキャラにおいては違う。

好きだから支配したいのか?

からない。

泣き顔がみたい。苦しんで欲しい。

大好きだから、そういう顔がどうしても見たい。


作品によって好きなキャラでもグロ見たくないものもある。

作品自体が光属性のような作品だと見れない。

幸せに生きてねって思う。

属性作品で好きになったキャラは辛い思いをしながら死んでねって思ってしまう。


支配したいからそんなことを思ってしまうの?

自分でも分からない。

支配欲ってなんだよ。性欲に含まれんの?

普段から強固に感じていることが性欲や性癖に発現すんの?

2018-07-03

十二月二十四日。昼頃からちらほらと雪が舞いはじめ、夕方深沢君があろえを引き取りに家に訪れるころには本格的な雪模様となっていた。

 彼は恋人を連れていた。私やあろえも何度か会ったことがある元気のいい女の子で、あろえを見ると、かわいいかわいい、と喜び、あろえはすかさず同じ言葉を返す。

 まだパーティには少し早かったので、家にあがって貰ってお茶を出した。深沢君の恋人あろえのために今日来てゆく服を選ばせて欲しいと言い、あろえと一緒に二階に上がって行った。

 すぐに、二人の話す楽しげな声が聞こえてくる。

彼女あろえと話をするのが上手ですね。驚きました」

「勘がいいんですよ。それにしても、凄いですね。ツリーも立派ですし」

 部屋のクリスマスの飾り付けを見回しながら深沢君は言う。

 あろえがすっかり工作魅せられてしまって、この一週間、頼みもしないのに毎日輪飾りばかり際限なく作っては笑顔で私のところへ持って来るので、飾り付けないわけにはいかなかったのだ。

「習慣になっちゃったんですね。クリスマスの後も、きっと作りたがりますよ」

 深沢君はおかしそうに目を細めた。

「そういえば、今年は学生最後クリスマスイブなのに、プライベートに使わないでいいんですか?」

最後からこそ、学校のみんなと過ごしたいなと思ったんですよ」

 少し寂しそうに言う深沢君は、年が変わり春になれば大学卒業してしまう。そしてその後は実家に帰って中学校先生になることが決まっていた。評判の良いボランティアである彼は、きっと良い先生になるだろう。

ちょっと早いけれど、お疲れ様でした。深沢君のおかげであろえは色んなことが出来るようになりました」

「いや、僕なんか全然したことしてませんよ。本人や周りの人がみんな頑張ったからです。いつも力不足を感じてますよ」

 深沢君は照れくさそうに頭を掻いた。

「もし中学校がクビになったら、帰って来てくださいね

 私が言うと、深沢君は困ったように笑った。

 やがて着替えを終えたあろえ階段下りてくる。選んでもらった服は組み合わせのセンスが私なんかよりもずっと良くて、同じ服なのに普段よりずっと可愛いく見える。

 そしてあろえたちが行ってしまうと、家の中が急に静かになってしまった。考えてみたら家に居るときはいつもどこかにあろえがいた。一人ぼっちになんて一体いつ以来になるのか、はっきりと思い出せない。

 シャワーを浴びて、体を洗う。丹念に洗う。そんな自分ちょっと恥ずかしい気もするが、それは考えすぎというもので、こんなの何も特別意味などない大人の女性として当たり前の身だしなみだ。そうに決まっている。下着だって、一番良さそうなやつを選んでやるのだ。やるのだ。

 それからメイクをして、髪の毛をセットして、着てゆく服をもう一度選び直していたら、いつの間にか時間がなくなっていた。だいぶ余裕を見ていたはずなのに。月島君が車で迎えに来る予定になっている。私は慌てて服を決め、コートまで着込み準備を済ます。そして椅子腰掛けると変に緊張してしまって今度は一秒がやたら長い。時計のカチカチする音が、普段よりずっとスローテンポに聞こえる。表の道路を車が通るたびに、彼じゃないかと思って立ち上がりそうになる。

 やがて訪れた彼の車に乗る。見知った街なのに、どこをどう走ったのかさっぱり覚えていない。駅の近くにあるその小さなイタリアンレストランの前で車から降りたとき、はじめて、自分たちがどこへ向かっていたのかを理解した。

 月島君の大きな背中を身ながら店内に入ると静かで品の良い音楽が聞こえてくる。席に座ってまもなくシャンパンが運ばれグラスに注がれる。細長いグラスのピンク色の液体の中を底から水面に向かって気泡が泳いでいる。私たちは小さくお互いのグラスの縁を合わせて、一口含む。

 美味しくて、ラベル確認したらどこかで聞いたような銘柄だった。高いのだろうか? そう思うとやたらと緊張してしまって、あとは何を食べているのかさっぱり解らなくなってしまった。

 食事がほぼ終わって二本目のシャンパンゆっくり飲みながら、高校時代の話をしていた。月島君が野球部で汗くさい放課後を過ごしていたとき、私は美術部でテレピン臭くなっていた。

 あの頃月島君が付き合っていた女の子の話を仕向けると、彼は仕返しに私と仲の良かった男の子について尋ねて来た。随分大昔のような気がする。世の中の何もかもをわかったようなつもりで、そのくせ何もわかっていなかった青臭い時代の話だ。

あのころも随分大人だっていう印象があったけど、八坂さんはいまでも大人な感じがするね」

「それは老けてるってこと?」

「じゃなくて」

 月島君は酔いでほのかに赤く染まった頬を弛緩させた。

 いい年して、こんなデートなんかでのぼせ上がって、何を食べているのかもわからなくなってしまう私が、大人の筈はない。せっかくこんなに高い料理を頂いたのに。

 もし私がそんなふうに見えているのなら、それはただ大人のふりが上手いというだけのことだろう。いつも幼くてわがまま自分にてこずっている。そんな話をしたら、

今日はのぼせてくれてるんだ」

 彼は少し驚いた様に言い、私は自分失言に気が付いた。

「化粧室行ってくる!」

 恥ずかしさにいたたまれなくなってハンドバッグを掴むと、慌てて席を立った。鏡に向かうと、私の顔は月島君よりもずっと赤くなっている。蛇口をひねり流れる水で手を冷やし、深呼吸をして気分を落ち着ける。お酒なんか飲んだのは今年のお正月以来だから殆ど一年ぶりだ。ふわふわして楽しい気分だ。これはお酒のせいだけなのだろうか。

ケーキがまだ残ってたんだって

 戻ると、テーブルの上には美味しそうなケーキが乗っている。

「でも、もうお腹一杯だわ」

「そうだね。包んで貰おう」

 月島君はウェイターを呼び止め、ケーキは下げられた。

「雪が、だいぶ強くなって来たね。この分だと明日除雪車が要るな」

 彼の視線につられて窓の外を見ると、羽毛の様な雪がゆっくりと舞い落ちていた。雪かきとなったら、スコップを新しく買わなければならない。去年のは、あろえおもちゃにしてどこかになくしてしまった。今年はよく教えておかなければ、また同じことを繰り返すだろう。

「妹さんは……」

 彼が、ふと呟いた。

「え?」

 顔を向けると、月島君はまっすぐに私の顔を見つめている。

「妹さんは、今日は何時までに迎えに行けばいいの?」

 ボランティアの人が明日まで面倒見てくれる、と答えかけて、彼の真剣な表情の意味に気が付いた。もし、私が今日は迎えに行かなくてもいい、と言ったなら、それが自分のどんな意思を示すことになるか、解ってしまった。

 私の表情がこわばったのを見て、月島君は表情をゆるめ、グラスを手に取る。私に考える時間をくれたのだ。ほっとする。

 しかし、どうしよう、どうしよう、そればっかりが頭のなかでぐるぐる回って上手に考えられない。

「あ、預かってくれてる人に訊いてみるね」

 無理矢理愛想笑いを作ると、携帯電話を手に取った。心臓の鼓動が早くなり、顔に血が集まってくるのがわかる。緊張しすぎだ。まったく予想しなかったわけじゃないんだ、別に拒む理由もないんだ。私は今さら何をうろたえているの?

 自分を納得させる時間を稼ぐつもりで、電話をかけた。

 五回コールしたところで、深沢君が電話に出る。

八坂さんですか?」

 彼の口調はいつになく硬かった。

「そうですけれど、あろえは何もしていませんか?」

「いや、何もないです。大丈夫です。安心してください

 何か変だ。

「もし何かあったのなら、教えてください」

「本当ですよ。ただ、突然の電話だったからびっくりしちゃって……」

 とてもそうとは思えなかった。確かに彼の口調はもう普段通りに戻っている。だけれど違和感は拭い得ない。だいたい、楽しく過ごしているにしては彼の声の後ろが妙に静かだ。どこにいるのだろう?

 月島君と視線が合う。思わず真剣な表情になってしまった自分申し訳なく思い、目をそらしてから会話を続ける。

「何かあったんですね。それで、私に言えないってことは、あろえに何かあったんではなくて、あろえが何かしたんですね?」

まいったな、本当にそんなんじゃ……」

「いま、どこにいるか教えてください」

 私が強い口調で言うと、彼は言葉を詰まらせてから

「すいません、僕は柿崎病院に来ています

病院……。あろえはどこにいますか?」

「一緒にいます

 それだけ聞くと私は電話を切り、月島君と向かい合った。

「ごめんなさい」

「気にしないで」

 彼は首を振ると、すっと立ち上がる。

「妹さんに何かあったんだね。行こう。俺もついて行くよ」

ありがとう、でも、一人で行くわ。一人の方がいいから」

「そうか」

「きょうはごめんなさい。誘ってくれて嬉しかった」

「うん」

 彼の微笑からからさまに失望が読み取れて、胸が苦しかった。新しいコートとブーツが、やたらと硬く感じる。

 タクシーで向かう途中、深沢から電話があった。

大丈夫ですからゆっくりしていてください」

 そんなことが出来るわけない。私はもう病院に向かっていることを告げる。そう遠い距離ではないから、すぐに到着した。

 一カ所だけ明かりの灯っている救急玄関に回ると、入り口のところに深沢君が立っていた。普段着のままで上着を身につけず、ズボンポケットに手を突っ込んで肩をすくめながら、寒そうに白い息を吐いている。声をかけると、

「中だと携帯が使えませんから

 震える唇で言った。

 彼は救急車に乗ってここへ来た。怪我人は、彼の恋人だった。コンクリートの上で転倒して、腰を打った。骨には異常がなかったけれど、いますぐに起きあがるというわけにもいかないらしい。痛み止めを飲んで、ついさっき寝付いたそうだ。

階段に雪が積もっていて、足を滑らせたんです」

 はじめはそうとしか言わなかったのを問い詰めると、やはり、あろえが原因だった。階段上りかけた彼女の服を、あろえが急に引っ張ってバランスを崩させたのだ。そして結果として階段から転落した。

「僕たちが不注意だったんです。あろえちゃんが人を呼ぶとき服や腕をつかんだりすることがあるのは、ちゃんと知っていたはずなのに」

 湯気のたつ紙コップで両手を温めながら、彼はそう言った。

 行為自体子供もよくやることだが、あろえの体格は子供のものではない。身長深沢君の恋人と同じか、ことによるとあろえのほうが少し高いかもしれない。そんな人間階段の途中でいきなり引っ張られたら、注意していたとしても、転倒は不可抗力だったはずだ。

 私はぞっとして背筋が冷たくなる。もし一歩間違えていたら、もっと酷い結果を導いてことは容易に想像出来た。

申し訳ありません」

「いや、頭なんか下げないでください。こっちこそ、せっかくのクリスマスだったのに、こんなことになってしまって」

「そんな」

「僕がついていたのに。あろえちゃんは、ただいつも通りにしていただけなんですよ。それなのに。やっぱり僕は、向いていないんでしょうね。今日は僕はここで夜を明かしますよ。八坂さんは帰った方が良いですよ。ちゃんとした時間あろえちゃんを寝かさないと」

 彼は元気づけようと笑ってくれたが、普段ほどの力がない。そしてコップの中身をすすった。

 自信を失い落ち込む彼を初めて見て、覆い隠せない彼のショックを知った。私は何も声をかけるべきだと思ったけれど、いまの私の役割から何を言ったらいいか解らなかった。

 あろえ病院の長椅子腰掛け絵本を読んでいた。傍らには若い看護師が座ってそれを見守っている。

「姉です」

あなたがお姉さん? この子、さっきまで落ち着かなかったんだけれど、この絵本が気に入ってくれたみたいで、ずっと真剣に見てるの」

「そうですか、面倒みていただいてすみません

自閉症なんですってね。こんなに大きい子、家にいる間ずっと面倒見てるのは大変でしょう。パニックが起きたときとか、大丈夫なの?」

「まあ、なんとか。妹は腕力はそんなにないですから

「親御さんも家にいないんですってね。大変ねえ」

「………」

「出来れば、ちゃんと話し合って一緒に面倒みたほうがいいですよ。やっぱり、身内の人が一致団結しないと。でも、そうは言っても簡単はいかないのよね。大変ねえ。綺麗な格好して、あなた今日どこか出かけていたんでしょう?」

 同情されて私は、より一層みじめな気分になった。あろえは、すぐ傍で自分のことについて話されているのにも気が付かず、絵本を見つめている。自分が何をしたか、ちっとも理解していないのだろう。

あろえ、もうやめなさい」

 あろえは、顔をあげた。

「帰ります。もうやめなさい」

ダメです」

 言ってから視線絵本に落とす。

「やめなさい」

 強く言っても、あろえは返事をしない。

「聞こえないの?」

「きこえないの」

「よっぽど気に入っちゃったんですね。もう少しだけここに居ますか?」

 いつのまにか深沢君が近くに来ていた。私たちは、いまこの状況の彼にまで、気を遣わせてしまっている。恥ずかしくなった。

「いいんです。ほら、やめなさい」

ダメです」

 その返事にもう耐えられなくなって、私は絵本あろえの膝の上から取り上げた。奪い返そうと伸ばしたあろえの手を掴む。

あろえ、帰りますよ」

 あろえは私の口調からようやく異変を察したのか、不安な表情を浮かべ、

あろえかえりますよ」

 口の中でぼそぼそと呟いた。私は取り上げた絵本看護師さんに渡す。

八坂さん……」

 深沢君が心配げに見ている。

今日は本当にすみませんでした」

 私は頭を下げてから、まだ絵本に未練を残し見つめているあろえの手を強く引いた。

https://www.saibunkan.co.jp/lechocolat/soft/ka_swan/images/preswan.htm

2018-07-02

anond:20180702163616

元々ディズニープリンセスと言えば「王子恋愛して最後結婚してハッピーエンド」となるもの、というイメージがある中で、

アナ雪は王子との恋愛より姉妹愛を重視した、と言う点が斬新であるとされて評価されたのを忘れたのか。

王子ではないが)恋人ができるアナより、「非モテ」のままのエルサの方が圧倒的に女児にも大人の女性にも人気が出た、と言うのは

制作側にとっては意外な事だったそうで。

(当初はアナの方が人気が出ると予測していて玩具などもアナを多めに用意していたが、実際はエルサばかり売れてアナは売れなかったそうだ)

その後に出た女主人公ものモアナも、男パートナーが非イケメンかつお互い恋愛感情は一切ないバディもの、ってのも

その辺を汲んだ設定だと思ってたが。

2018-07-01

anond:20180701121356

薬を混ぜて強姦が一番悪いと思っていることを前提で

一言で言ってしまうと

奢ってもらえる事に対して、損得が無いと勘違いしてる大人の女性世間知らずだから呆れてる

ってだけ、無料より怖いもんは無いだろ

未成年ならまだしも、大人でそんな考えは頭おかし

そもそも危機感が無さすぎる

ミニスカートで夜中外歩くなんて、アメリカじゃ考えられないってのと同じくらい危機感なさすぎ

anond:20180701004922

既婚の大人の女性エロい下着を選択する理由がわかった

もっと実用的なの使えば良いのにと思ってたけど、その家庭にとっては実用的なのか

2018-06-04

ロリコンだって大人の女性承認してくれたら転ぶに決まってるでしょ(ゲイに言ったら炎上するやつ)

anond:20180604155513

・生まれつきの性的少数者(含ロリコン)はい

いねぇよカス!!!

どうして「生まれつきだ」って言えんだよ。

大抵そういうことには家庭環境から経験から色んな状況でロリコンになんだよ。

大人の女性相手にされなかったとか、大人の女性に異常に怒られたことがあるとか

そういう原因があるんだぞ。

幼い子供相手であれば、何でもいう事聞くかもしれないし、浅い知識であっても「すっごーい!」って言ってもらえるから

優越感がバリバリだし、承認欲求も満たされるからロリコンなんだろ。いい加減にしろよ。

「違う」って言うかもしれないが、じゃぁなんで「同年代女性」または「成人した女性」を相手に出来ないんだ?

そこを考えろよ。まぁ、「相手にされない」ってこともあるかもしれないがな。

異性愛LGBTと同じく、理由などないしいらない。

あ?自分では思ってないだろうが何にでも理由はあるわ。

同性のほうが気楽で良いとか、異性だと意見全然合わないから同性が良いとか。

共感して欲しいとか。同性にしか理解できないものだってあんだろ。

あ、でも死体好きな人思考は想定できん。しらねぇ。

・「対等な関係」「お互いに成熟した体」「俺と同等の精神年齢を持ち合わせている」を好む理由は何か?

精神的に未熟なガキなんて抱きたくねーよ。

大人同士のほうがエッチできるし、何より成熟してなきゃおっぱいねーだろ!!!

何より、「俺には無い考え」を示してくれることがあるし、俺を冷静にさせてくれるストッパーでもあるからな。

・同性か異性愛か知らんが、あなたがそうじゃなきゃならない理由は何?

あ?そうじゃなきゃならない理由なんてねーよ。

ただ、ロリコンはねーな。ショタコンもねぇ。

性的対象になんて見れねぇな。

anond:20180604151931

「生まれつきそう」

果たして、本当に生まれつきだと言えるのか?

生活環境やその他、影響されてなることは無いのか?

大人の女性に凄くしかられたことはあるけど、可愛い幼女には優しくされたとか

何かしらあると思うんだけどね、きっかけ。

気づかないだけでどこかに何かあると思うよ。生まれから今まで、何かね。

anond:20180604151504

あっあっあっ

お前、女性専用車両増田だろ!!!!!!

書き方がそうだ!

えっ、女性専用車両廃止!男性差別!きー!って言っておきながら

ロリコンだったの????

えっえっ

大人の女性に認められなくて悲しくていう事聞いてくれるロリータに走ったの?

えっ。

2018-05-17

ほとんどのロリコン性癖ではなく、大人責任嫌悪症候群

anond:20180516084954

全文まるっと正論だけど、ロリコンオタク価値観根本的に正反対方向にズレてると思う。

要は「気軽にロリコンを名乗るオタクがぞろぞろいるけど、はたから見るとどう映るか常識を考えて、大人としての社会的責任を重く感じろ」って論旨でしょ。

ロリコン当人はまさにその「大人としての常識社会的責任」と向き合うのが死んでも嫌だからこそロリコンをやっているのであって、ガチペドフィリア的な性癖とも趣味とも無関係

まりどういう事かと言うと、そもそもロリコン自分の事を社会的大人だと思ってない。そう思いたくなくて全力で拒否している。

大人としての肉体(過剰に与えられた性的情報衝動)を持て余しているが精神が幼い男児なので、それに伴う責任感や倫理観発狂するほど大嫌い。

その両者を満たそうとするから、内部で男児がえりを起こしてリアル女児に「大人の女」の役割押し付け欲情したり甘えようとする。

よく男児がやるスカートめくり風呂のぞきや胸タッチを指して「大人がやれば犯罪だが、子供の内なら罪の無いイタズラで済まされる(んなことはない)」と羨ましげに語るおっさんがいるが、ネット上で幼女変態発言するロリコン無自覚的に「性に目覚めたての思春期男児の罪の無い言動」のつもりでいるのだと思う。行為は加害的だったりモラルから逸脱していても「男の子の性の目覚め」という事なら咎めるどころか、周囲が祝福して推奨すらする空気伝統的に充満している日本ならではの責任回避方で、引いたり咎めたりする意見は「三角メガネヒステリックPTAのおばさん」という小学生男児らしい貧困イメージに回収されている様子が多々見られる。

精神構造で言えばマザコンにも通じるが、大人の女性相手男児がえりをすると主導権を握られ支配されてしまうおそれがある

→ だから実質自分が確実に支配しながら、ママ役の女児に全責任押し付けて「いたずら」を許してもらえるマザーフ○ッカーなロリコンに走る訳だ。

 

 

その証拠ロリコンオタクターゲットにされがちな女児キャラクター界隈では、ロリヲタ自身いたいけな息子兼レイパー位置づけながら女児を「ママ」と呼ぶ「バブみイラストが溢れている。

よつばと!』の主人公のような年相応のエゴを持つ女児キャラクターではなく、どちらかと言うと外見は幼さが強調されているがミニチュアのお母さんのような性格キャラクターが好まれる。

一般的イメージされる危険ロリコン像は「女児無知や非力につけこんで支配し、精神的肉体的に蹂躙する」というものだと思われるし、それは確かに間違ってはいないのだが、ただロリコン自身認知が二重にも三重にも歪んでいる。

彼らは大人男性性欲で相手威圧しながら責任から逃れ「本当に庇護されるべき弱者自分自身で、“ママ”だけはそれを理解して全てをかぶってくれるよね」という幻想の中で生きている。

そう言えば、上坂某への苛烈セクハラツイート定型句も「ママ」だった。あれも本当に性癖上でその発言をした訳ではなく威圧と「僕達は赤ちゃんなのだから、暴れても責任要求するな」という予防線なんだろうね。

2018-05-04

ソープ童貞を捨てた話

ソープに行け」と言われたわけではないけど、25歳でソープランドに初めて行った。

そこで「童貞」を捨ててきた。つまり相手の膣に自分ペニスをいれた。

僕の今までの性体験の総決算だったと思う。おおげさに聞こえるかもしれないけど。

というわけで、まずその日のできごとについて書きたい。

はじめてのソープについて

近くのソープを調べてサイトまでいったものの、迷いに迷い、でも今やらなかったらいつやるんだ、と勢いでようやく送信ボタンを押した。10分くらいして電話がかかってきた。女衒っぽい?声音だった。電話が切れるとなにかふっきれてしまい、今まで何を悩んでいたんだという気持ちになった。

値段は思っていたよりかなり高かった(3万くらい)。というか料金表の見方がよくわからない。70分のコースにして、午前中だと安くなるというのでGWの早朝にぶっこんだ。もっと安いヘルスとかあったはずだが、事務的に「射精処理」されるのも困るのでやむをえないということにした。

起床して、風呂に入り、ひげを剃り、むだ毛を剃り、爪を切り、歯を磨き、髪を整えて香水を軽くかける。そこまで準備するかよと思うかもしれないが、人前に出る以上引け目を感じたくなかった。服は迷ったが、「男っぽく」しようと黒と白でまとめて、フェイピアスをつけた。耳飾りをつけるとちょっと自信がつくので。

はじめてソープ街を歩いた。店の前に立っている呼び込みの人がこわい。どすの利いた声で「どうぞ」と言ってくる。世間の人はこれで入ろうと思うのだろうか。道に迷って、店に電話をかけて、やっと中に入ることができた。店内はなんというか…照明のうす暗いけどキラキラした雰囲気カラオケボックスに似ている?かも。

待合室は席が仕切られており、雑誌や大きなテレビがおいてある。金正恩うつっていた。水着姿の女性写真が出され、指名料2000円で選べるといわれた。もちろん店にまかせた。反応に困ってしまって、「みんなきれいですよ」とか言った。お茶おしぼりが出てきた。これだけお金を払うとサービスがよくなるのだ。

それなりにリラックスできたはずだったが、奥に通されて嬢と会ったときは緊張した。というかひたすら緊張しっぱなしだった。階段を上るとき腕に手をまわしてくれるけど、雰囲気にうまくついていけない。「こういうお店は初めてなので」と言い訳する。

部屋に入ると、お風呂があって、ベッドがあって、冷蔵庫があった。ラブホみたいだ。嬢が服を脱がせてくれる。僕は小柄で痩せているので裸になるとますます子どもっぽくなり、ますます自信がなくなり、ということで、そうそうに売り専で働いていたことを切り出してしまった。

ここまで読んで、なにが童貞じゃと思った人が多いと思うが、そのとおりです。男とならそれなりにセックスしてきました。しかし僕は男とセックスができるだけで、どちらかというと異性愛男性に分類されると思う。膣と肛門はなにか違うような気がする。

もちろんマンコに入れて童貞を捨てたなら、アナルに入れたときは何を捨てたのか、オナホに入れたときは何を捨てたのかという突っ込みがあるだろう。そういう難しいことは僕にはわかりません。

突然のカミングアウトにも嬢は冷静で、というかちょっと興味を持ってくれた。よかった。嬢もこの店で働き始めたのは最近で、その前は前立腺開発とかいろいろやっていたという。そうと知っていればシャワ浣もやってくるんだった。

ソープでどんなことをするか興味があるので、お任せするからひととおりやってくださいとお願いした。ということでまずお風呂に入り、マットでローションプレイというかマッサージっぽいことをして、ベッドでキスして、フェラして、セックスしてもらった。完璧サービスでした。パイズリもキスフェラセックスも上手で、コンドームを口に含んでフェラをするように伸ばしてつけるのには感動した。コンドームで中断してしまう間をどうもたせるか困ることが多かったのだが、こういう方法があるのか。

特にフェラは上手だったのでその話をする。僕もフェラはずいぶんやってきたけど、いか射精させるかを考えて、つばを多めに、カリへの刺激を強めに、亀頭を強く吸って、ずっと口だと疲れるから根元を手でしごいて、相手を上目づかいに見る。あと、動きが単調だと飽きる気がするのでときどきたまたまの裏や蟻の門渡りをなでる。まあ、こんな感じである

嬢のフェラは手をあまり使わず、舌使いも優しく、しめつけて射精させようとする感じがまったくなかった。あたたかもので包まれているという感じだった。くわえるまえに睾丸や根元を舐めるのが丁寧だった。

あと、僕はくちゅくちゅ音を出すようにするんですが、嬢は蕎麦を吸うみたいなずっずっという音を出すようにしていた。こういう音の方が受けるんだろうか?

ということで嬢のフェラをほめちぎる。「男の方が自分もついてる分上手なのでは?」と当然の質問を受ける。オナニーとかけっこう強く握るし、激しくこするので、それと同じようにやってしまうのではないかと思った。

はいえ全体的に緊張しっぱなしで、ちゃんと勃つようにと2日オナ禁してきたのだが、いろいろ話し込んだこともありフェラときくらいしか勃たなかった。とうぜん射精もできなかった。まあでもいちおう膣の中に入れたので、童貞は捨てたのではないか。もうよくわからん

途中で、初めて売り専仕事をしたときに途中で萎えしまたことを思い出した。あれはきつかった。動揺した。今回はお金を払う側でよかった…。

はいえ、相手が勃たないとうまくサービスできているかからなくて嬢はしんどかっただろう。僕もお客さんが勃たなかったら焦る。ちんこを思い通りに勃たせたり萎えさせたりすることが、なぜこんなに難しいのか。まだ経験が足りないのかもしれない。それにもう一度行ったらふつうに勃つ気がする。行かないけど。

名刺はもらわなかったが、楽しかたことは伝えたし、アンケートもいろいろほめておいた。アンケートもそうだが全体的に、男が女を買って性的奉仕させる空間だということは伝わってきた。お風呂があってマットがあってベッドがあるのだから本質的には異性愛男性リラックスして射精する場なのだろうが、エンターテインメントとしても楽しめるほどの「男らしさ」が僕にはなかった。

…たぶん、今までの話は読者の予想をいろいろ裏切ったと思う。そこでこれから、男体持ちの僕のめくるめくセックス遍歴について、けっこう書きます。おつきあいください。

はじめての恋愛について

僕がはじめて女性と性関係をもったのは22歳の大学四年生ときだった。

同い年の女性告白された。

その女性とは学園祭で知り合った。あるサークルたまたま哲学の話になった。僕は哲学は多少身に覚えがある。なにしろ論理哲学論考中学生から読んでいた。その話をした。その人は小学生から論理哲学論考を読んでいた。なんじゃそりゃ。僕たちはウィトゲンシュタイン推しで気が合い、あとでgoogle:哲学宗教日記を貸してもらったりした。

そのあとデートに誘われた。街角喫茶店お茶をした。そのころの僕はいろいろ精神的にきつくて、大学の授業にずっとでていなかった。留年も確定して、そのことを両親にこっぴどくなじられていた。そんな話を少ししたと思う。その人も家庭のなかの問題がいろいろたいへんだと話していた。僕の両親もおせっかいだが、それと比較しても過度に束縛的だと思った。親の期待する「大人の女性」になれないことをその人は気に病んでいた。

しばらくして、その人からメールが来た。大事要件だという。その人に会うと、他の人にあまり聞かれたくないから僕の下宿に行きたいというので、そうした。たいして片づけもしていない薄汚い部屋に入って、そこでその人は僕に告白した。とても劇的で、すごく大胆で勇気のある告白だったと思う。

その頃の僕は全ての牛が黒くなるほどのブラック夜勤バイトを週4で入れ、頭がまともに働くときSTAP細胞真相究明に熱中していた。自分は忙しいんだ、こんなに大変なんだ、ふつう大学生とは違うんだ、と思い込むために必死だった。

典型的非モテだったと思うけど、僕はその苦しみを異性に向けず、そういう興味をひた隠しにしていた(周りからオナニーなんかしなさそうと言われるタイプ)。もちろん女性自分の部屋に招くというのが「どういうこと」なのかわかっていなかった。その人が告白しなければ、ウィトゲンシュタインの話でもして指一本ふれずに帰したと思う。この心境は、恋人で一発逆転を狙うタイプの人には理解してもらえないかもしれない。

そのあとふたり散歩して、人気のない公園で夜が更けるまで話し込んだ。僕が提案して、別れ際にキスをした。「唇を奪ってほしい」というので、僕から口づけした。そのとき相手の唇がぬれていたのと、いきなり勃起しかけことに驚いて、あわてて(軽く突き飛ばすような感じで)唇を離した。キスに動揺して勃起までしたことを気づかれたくなかった。

後日、その人がふたたび下宿に来た。とはいえ、僕はコンドームの用意もなく、セックスについての具体的なイメージもできていなかった。

僕もそれなりに性教育を受けて、コンドームの付け方や性感染症のことを知識としては知っていた(男子校だったこともあり、保健体育の教師ディルドにコンドームをつける実演までさせた)。それでもどうしていいかからなかった。主体的に取り組まなければどんな知識もうわすべりになる。それはセックスも同じだ。

上半身だけ服を脱いでベッドに入った。そのとき、その人はパニックになり、ふとんをかぶって部屋の隅でうずくまってしまった。僕は落ち着いてほしいと真剣にお願いした。その人は小学生の時ひどい性暴力を受けたことを話してくれた。あまりの衝撃に僕は声を上げて泣いた。お前が泣くのかよ、と思うかもしれないが…。

その一方で、僕もネット女性エロ画像動画を何時間検索することがあるし、セックスへの興味を押さえられない衝動というのがわかる。僕は自分にそんな(女性を辱める)汚い欲望があることをオナニーを始めたときから気に病んでいたが、なくそうともがいてもなくすことができずにこの歳になっていた。その欲望をどこかで肯定できたら…と思っていた。でもやはり許されないのかと思った。

その日から上半身だけ裸で抱き合うのが暗黙の了解になった。キスしてお互いの身体をなめたり噛んだりし合う「だけ」だったけど、文字通りいつまでも続いてほしい素敵な経験だった。その人はときおり、まんこちんこをいれるセックスができないこと、「傷物」の体であることを気にして申し訳なさそうにしていた。ペッティングだけで僕はオナニーする必要がないほど性的に満足していたので、それを気に病む必要はまったくなかったのだが。そのことを伝えればよかったのに、僕は好奇心から一度下まで脱いでいいかどうか聞いてしまった(もちろん拒否された)。

結局、その人とは別れることになった。僕なりに整理すると、一番の要因は僕が結婚に対して本気にならなかったからだと思う。その人は僕が立ち直り、大学卒業することを期待していた。僕はやっぱり大学に行けずバイトを止められず、その人の頼みで試験には出たものの2単位しか取得できなかった。

しかも、僕は「彼女」の存在を公にすることができず、両親はおろか友達にさえも、というかだれにも切り出せず、彼女のいない人が招待される「ぼっちクリスマス会」すら断れなかった。ひどい話だ。

結婚に対して前向きに努力してほしいという彼女要求に僕はどんどん防衛的になっていき、敵意さえ感じさせることがあったかもしれない。そのひとは僕に見切りをつけ、別れ話を切り出した。僕は強がって「わかった」と応じたものの、一週間食事がのどを通らないほどショックを受けた。遠ざかって行く彼女の夢を何度も見た。

…そして、別れてから半年以上たったのに、その人の誕生日メールをして、電話をかけてしまった(もちろん出なかった)。

バンクロフトgoogle:別れる? それともやり直す? カップル関係に悩む女性のためのガイドを読むと、その人の決断が正しかたことがわかる。僕は二人の将来について責任のある態度をとらなかった。それにしても、その人は自分から告白し性関係に負い目さえ感じながら、別れることをよく自分の力で決めることができたと思う。

つづきます

2018-04-26

今どきって。

「延々と」と「永遠と」って間違えている人がいるんだね。

口頭でも、言い間違いと思うけれど(好意的に)

ラジオである人が「永遠と」って間違えまくってて、

正直、萎えた。がっかりと言っていい。

対談相手が少しひるんでた気がする。対談相手はかなり大人の女性

仲良さそうに見えても、「機嫌を損ねそうなこと」は訂正しても貰えないんだね。

恥をかかさずにそれとなく伝えたくても、自分は間違ってないとか、思ってそう。

そしてこっちが間違っているって言いそうだし、恨まれそう。

ファン層って、ちゃん脳内で変換して聞いてあげたんだろうか。

字の意味からは、同じというか似た感じだけど。

それとも判らなかったのかな。

JKより大人の女性()が優れている点を教えてほしい

マジで

たくさん挙げてくれてもええんや

2018-04-22

女子アナ手作り

サンデーモーニングで、女子アナ手作り工作ニュースを伝えるコーナーがあったんだけど(今もあるの?)どうも苦手だった

失礼だけど作りはめちゃくちゃちゃっちくて(当時)、途中ボロボロになったり壊れたりするのを、周囲のおじさんたちがニッコニコして見てるのが少し気持ち悪かった

好評なのか毎週あって、わかりやすいのも中にはあったけど"これ工作する意味ある?"みたいなのも多かった印象。

最近レアさんを連れてきたって番組たまたま見たら、弘中アナが大量の手書き文字フリップを貼ってて、調べたらやっぱり彼女が書いているみたい。彼女に何にも罪はないんだけどやっぱりさぶいぼが立ってしまった。だってあんな大量フリップ印刷でいいじゃん…これ男性アナだったらやらせてる?

大人の女性無駄な労力かけさせて"よくできたね〜"っておじさんが褒めてるのがマジで気持ち悪い。(激レアさんはそういうおじさんはいなさそうだけど)そういうのの金字塔ことやってTRYネタっぽいからもういいけどさ、、、

こういうこと日常で言うと"何言ってんの!?メンドクサ!!"とめちゃくちゃ引かれるので増田に言ってみました。すみません

2018-04-04

anond:20180404185119

いやー、よくそこまで想像を膨らませられるものだと逆に感心したわ!

たぶん、増田は、ツンケンしてるし、女の子っぽさを拒否する感じが、逆に少女くささを醸し出してるのでは。

ツンケンキャラネット上だけのものですー。リアルでは物腰柔らか(笑)キッチリしていて礼儀正しいペルソナを被っています

で、化粧はちゃんとしてるのに服が地味すぎてバランス悪いんじゃないの?

地味とか言うなよ! これでもオシャレさんキャラで通ってんだよ!

服の組み合わせ方が上手いんだよ。って自分で言うなよ!!

表参道ヘアサロンカットしてもらって家で500円のヘアカラー使ってセルフで髪染めてるんじゃい(ちなみに色は落ち着いたダークブラウン)。

「本当は女の子っぽいものに憧れてるけど、コンプこじらせて劣等感もってるために中性的な格好をしてぶっきらぼう物言いをする女の子」とか、「生活指導のうるさい先生が実は乙女チックなもの大好き」

勘弁してくれ……。なんで「本当は女の子っぽいものが好きに違いない」になるんよ。子供のころからブルーグリーン系の色が好きでピンク色は好きじゃなかったし、少女漫画より圧倒的に少年漫画派だったし、勝手に人の内面憶測で決めつけないでほしい。

変に抑圧されてかわいそうだからフォローのつもりで「気にしないで好きな服きたほうがいいよ」って言われてるのでは?そうでなければ、いい大人にわざわざ「女の子っぽい」「花柄とかピンクとか似合いそう」とか言わないし。

私の好きな服は「私に似合う服」「私がより映える服」です。

似合いさえすればスカートワンピースも着るしヒールふつうに履く。

ただどっちにしろカジュアル系が多い。

ピンクに関しては色んな色調のピンクを試したけどことごとく似合わない。

たぶん私が(事情があって)やばいレベルの色白なので、思い込みピンクを勧めてるのかもしれない。花柄に関しては「バカっぽいね」と言われてるような感じがして嫌だし意味がわからない。

喋らなければ(もしくはキチンとした態度を崩さなくていい相手であれば)あまり舐められないんだけど、フランクな態度で喋らないといけない相手だと「○○さんって初めは大人の女性って感じだったけど……」と言われ始めるんだよ。

少女のままでいたかった

かわいい服が好き。

年々似合わなくなる。

顔が、顔つきが、肌が、似合わない。

体型だって昔みたいにガリガリに細いままじゃいられなかった。

働くには体力がいる。


成長期になって、胸が出てきたのが気持ち悪かった。

お前は大人の女性なんだって強要された気がした。

幸いAカップ程度だけど、全くなしのぺったんこのままが良かった。

今でも、自分の胸は嫌い。

見るたびに吐き気がしてる。


好きな格好ができなくなることが辛い。

アイデンティティは今後も歳を重ねる度に壊される。

すごく辛い。

別に何歳になったって好きな格好すればいいじゃん、って思ってたけど

顔と服が似合わないまま好きな格好をすることの方が辛い。

周りは関係ない。自分が許せない。


年相応の服装にまったく興味が持てない。

それを着てるのは誰なんだろう。

それこそただの大人だ。

何着てたって自分自分って分かってるけど、

私にとって服装自己表現の一環だった。


鏡を見ることが楽しくない。

今の顔にまぁまぁ似合う、どうでもいい服を着て生きていくんだろうか。

それ以外の部分に表現系の趣味もあるけど、

それでも、ひとつ手段を捨てるのは苦痛しかない。


大人になんかなりたくなかった。


そう言いながらも大人になった自分をどこかで妥協して、受け入れて、

まぁこんなもんか。って社会を生きてる自分にも吐き気がする。

2018-03-29

ショタコンについて大人の女性相手にされないから云々とか頭のネジ外れた分析する人いるけど、

どう考えても男子中学生恋愛関係に至ったりセックスしたりする方が成人女性とそういった関係に至るより100000000000000000000倍は難しいだろ

 

難易度問題性癖を選べるなら誰でも成人の異性選ぶに決まっとるわ

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