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はてなキーワード: 都市とは

2024-05-01

anond:20240421132347

東京は人が多い

人が多いか競争が激しい

競争が激しいから安くてうまい店が多い

っていうはてな都民がいうもっともらしい説って本当か?って思う

①その環境東京に出店するメリットある?

競争が激しいってことは閉店リスクも高いってことでしょ

しか土地代も人件費も高く初期費用バカ高いうえに価格競争もしなければいけない

それなら地方都市郊外に店持った方が良くない?

  • 経費かかる
  • 腕がいる
  • 安売りしなきゃいけないので薄利多売しか生きる道がない

って料理人として嬉しい環境じゃないじゃん

いわゆるレッドオーシャンってやつでしょそれ

都民は異なる状況の店を混合して都合よく使い分けているだけじゃない?

この3点を全部都合のいいように組み合わせて東京すげー話にしてるだけじゃないのか

普通に考えて腕のいい料理人ならそれなりの価格で出したいでしょ

人口が多い→腕のいい料理人しか残らない→したがって高いけどうまい店が多い

ならわかるのよ

それなら料理人東京で店出したくなるはずだし

2024-04-29

危機感が足りない

お前らまだ、これまでと同じような日常が続くと思ってないか

円安?そんな目先の小さな事ではない。

2025年問題って知ってるか?

団塊世代がみんな後期高齢者になり、なんと国民の4人に1人が後期高齢者になるんだ。

少子高齢化はここでピークを迎え、そのあとは多死人口減社会だ。

失われた30年は団塊世代とその子どもたちの時代だった。

団塊世代は親のまま、その子どもは大人になれず子どものまま、ただ年齢だけを重ねてきた。

から社会は安定とも停滞とも言える状態で、じわじわゆっくり弱ってきたのだけど、ここからはそれが急激に変化する。

都市では病床も介護施設も足りなくなり、独居老人孤独死日常になる。

地方では農村インフラが維持できなくなり、地域社会崩壊する。

そうなると社会は大きく変わり、常識がひっくり返るかもしれない。

覚悟はできているか時代の波はもうすぐそこまできてるぞ?

  3伸寮という名前最初はついていた。ということだが、志村消防署検査は、H4.11.13に完結しているので、その辺で技建が出来上がったというこつですが、グーゴルマッポによると、

   2009年頃から画像しかくそれ以前の歴史不明、改築や、建物に対する付加工事とかですね、そんなんも不明管理会社が何も歴史資料とかそういうものもありませんので

  かといって目視確認してもこれが何も分からない。 3匹のもぐらがいるのかというと、2階に、もぐらおやじがいて、3階に男がいる。ままんがいるといった感じ。プライバシー権はありません。

  3階と隣室からリモコン光殺法が飛んでくるので。養老によるとここは空き家であるらしい。常識理解しうると思うが板橋区存在していて門川に行けるはずがないので後は分かるな、ということだ。

   周辺の環境は、玉虫色しか言いようがなく、何らかの装置で様々な状態像を呈している。Brilliaときわ台ソライエレジデンスとか色々あるが、この2年間で特に人影というものは見たことがない。

  そういうものですので。技術的な。そのもの自体目的ではなくて、何かをそれで支持しているというかね。法的安全性を、支持するようなものとして色々な建造物テクニカル存在している。

   法的安定性と言ったら何かというと都市予見可能性なので、人間都市住まい予見可能性を持たせて、理性により安心感を得る。それがなかったら何があるのか、怖くて夜に道も歩けない

  ということになる。

anond:20240429085323

いや

十年後には人口減少とメディアの弱体化により都市は分断され大都市圏以外は孤立した集落と化す

地方の民にとって標準語は「国語試験で使う言葉」になり、公共機関でも土地ごとのネイティブ方言を常用するようになる

差別主義者のリベラルたちにも政権交代の風が吹いてるぞ

そして例の如く公務員都市にいる大企業正社員待遇改善地方冷遇が始まるでしょう

これからジェンダー平等化(という名の女性優遇)が進み出生率も大きく低下するのは間違いない

2024-04-28

ドイツでここは行っとけってところ教えて

初夏にドイツへ行くことになった!観光もできそうで嬉しい。

用事があるのはミュンヘンだけど、他の都市も行ってみたい。ここおすすめだよ〜ってところがありましたら教えてほしい!

anond:20240428020555

10年ちょい前というか民主党政権に交代したばかりの頃ね今は分からないよ?

貼り紙とかも深刻そうに全ての階に等間隔で糞漏らすな立ちションやめろと貼ってたし実際にこんな所に犬入ってこねえだろって階に糞が落ちてたし壁が濡れてた

あくま政治的意味じゃ無くて時期の話だからね流石にそんなヤバイ治安都市の一部と田舎の闇地域だけだと思いたい

2024-04-27

anond:20240427141443

でも田舎度は出生率を参照するのもあり都市出生率マジでいか

都市出生率が低い」というのもほんとかよって感じだけどな。

統計データとしてはそうだろうけど、普通に考えて子供ができた世帯は広い家が欲しくなって郊外移住していくというだけの話だろう。

子供ができた結果として田舎郊外)に行ってるだけで、田舎特性子供を増やしてるわけではないと思う。

anond:20240427141304

そもそも都市銀行支店がある「都市」なんて名古屋の近くに限らず大体そんな感じなんじゃないの

2024-04-25

anond:20240425222451

ヤッピー(yuppie, YUP)とは、「young urban(またはupwardly-mobile) professionals」の略で、若手で都市住民たるエリートサラリーマンのこと。

 

1984年アメリカ合衆国で使われ出した。おおむね20代後半から30代後半で、大学院卒(最低でも修士号を保持)で都会に住み、金融企業などの総合職だったり公務員医師で、収入アッパードルスーツや車、住居にお金をかけるという生活様式である。しばしば気取っていて自己中心的、表面的というニュアンス軽蔑的に用いられる。

 

ヤッピー!!!

人口減少

10年ぶりの消滅自治体騒ぎでまた議論を呼んでるけど、やっぱり本当に議論すべきことは語られない

自治体単位消滅するかどうかなんてのは、今回の結果でも分かるように変動するものでどうでもいいこと

最大の問題は、国全体で人口が減るのは確定してるってこと

岸田政権少子化対策に力を入れるポーズをとっているけれど、子育て支援で急に子どもが増えるなんてことはありえないので、当然に人口は減る

ここで重要なのは人口が減る中でどうやって社会を維持するかだ

移民とか外国人労働者とか安易な発想をする人が稀にいるが、あれはダメ

衰退する国にまともな外国人が来るか?

それに外国人都市しか来ないから、日本人底辺層から仕事を奪うだけ

賃金水準を低下させて結局日本人労働者が苦しむことになる

そもそも都市部、特に首都圏は少しくらい人口が減っても問題ないし、なんなら減った方が暮らしやす

それに対して地方は少し人が減っただけでガタガタになるところが多い

から人口が減る中で真に考えるべきことは、都市に集中しすぎた人口地方に返して、人口が減っても持続可能社会をどうやって作るかだ

そうは言っても、人は簡単に快適な首都圏から出ていかない

そこで、首都機能移転

それも、省庁ごとの分散移転

中央省庁で働く人間は多い

さらに、そこには政商みたいな税金に集って生きてる人たちや、接待用の高級料亭施設維持管理や警備の人など、とてもたくさんの仕事がついてくる

から、省庁ごとに違う地方移転すれば、かなりの人口移動になる

今の時代通信技術の発達で離れているからといってそこまで困ることもない

しろ災害発生時のことを考えれば政府拠点分散していることはリスク分散になる

国会は、それも分散してオンラインで繋いだ形にするか、巡業制にするか、どちらでもいい

ただ、どの分散首都でも首都として機能するようにしておけば、危機管理上とても有効だろう

問題は、どこに移すかだ

ここは大変な争いになるだろう

そこで、増田のみんなにも、どこにどの省庁を移すべきか、意見を出してほしい

よろしく頼む

またはてな都民架空田舎の話してる…

日経新聞が買い物難民を「自宅からスーパーやコンビニまで500m以上あり車の利用が困難な65歳以上の人」としていたがそのくらいは歩けばいいのでは? - Togetter

俺が住んでる地方都市基準に話してやる

65歳程度で足腰弱ってる人は少ない

近所の年金暮らしの人らは毎日畑や庭いじりしてる

それも長時間

俺は庭の草抜きだけでへばるんだが、草抜いたり緑の鉄棒刺したり種巻いたりいろいろやってる

友達散歩も行くし、ペット散歩もしてる

今の65歳以上の年代ネットに疎くて家でゴロゴロしててもやること無いからな

しょっちゅう動いてる

70代だって自転車バイトにくる人いるわ

動けなくなるのはだいたい70後半から

追記

田舎のじじばばは畑で野菜作るだけじゃなくて、山に入って山菜も取ってくるから

今の時期ならたけのことか蕨とかな

都民美術館山菜の展示がなかったか存在も旬の時期も知らないかもしれないけどな

移動中の楽しみがない???

これだから美術館文化資本と言い張る都民ダメなんだよ

雑草一つとっても季節の移り変わりが楽しめるってもんだろう

山や川があればさら時間の移り変わりを感じられる

住宅街を歩いても天気のいい日は庭いじりする人がいるからどんなことやってるのかなーと横目で観れるし

雨が降れば雨音も楽しめる

だいたい田舎暮らしで「車通りが多い道」と「徒歩に向いた道」の区別もつかないなんてありえるかよ

店がある通りなんて一部だろうが

頼むから数値を見ろ。文化資本高い民族なんだろ?

交通事故の死者数は歩行者が多いことぐらい知ってるよな

その死亡者数も当然のように都市が上位キープしてるから

人口1万人あたりの死亡者数でもうちの市より東京の◯◯区や横浜とかの方が数値高いからな

ほんと都民自分に都合の悪い数値は見ねーよな

可処分所得も見ずに「地方も金がかかる。都会と変わらないー」とか

幸せランキング下の方のくせして「都会はいいところー」とか

美術館の数は長野県が一番なのに「文化資本美術館!!」しか言わねーし


追記

治安悪いランキング都市が上位独占

特殊詐欺被害率も東京トップ

老人ホームの待機者数も当然東京トップ

人口1万あたりの定員数も東京は下位

老人ホーム費用ダントツトップ

どーこにも老人に優しい要素ないぞ東京

健脚w自慢の都民都道府県健康寿命ランキングでも見て目を覚ませ

ブコメ民の浅はかさ

消滅可能自治体ニュースに対して豊島区流山評価するブコメ散見される。

アホとしか言いようがない。

記事すら読んでない。

記事には増田氏のコメントとしてこう書かれている。

10年前の提言のあと、各自治体の人口対策人口流出をどう抑えるかという『社会減』対策に重点が置かれ、若年人口を近隣で奪い合うこととなり、『ゼロサムゲーム』のような状況になってしまった」

実際は人口減ってるからゼロサムどころでは無いんだが、税金投じて人口奪い合いなんてのは愚かしいことだ。

豊島区流山みたいな人口密集地が近くにある消滅可能自治体は、難しいことしなくても簡単に人を連れて来れるので、そもそも最初からたいした問題ではない。

これらの自治体が取り組んでいる子育て支援で出生数が増えてるならいいが、そうではなくて子どもがすでにいる家庭が住みやすそうという理由で移り住んでいるだけなので、国の人口減少に対しては何の効果もない。

なのにそれをもてはやしてモデルケースみたいに扱い、地域全体で人口減ってるところまでもが思考停止で真似をしている。

子育て支援では子どもは増えない。

税金をドブに捨ててるようなもんだ。

今回の提言ではより問題点がわかりやすくなるように「ブラックホール自治体」が示され、豊島区はめでたくブラックホール認定された。

結局、若者を集めてるのに出生率が低い自治体こそが最大の問題で、そこをなんとかしないといけないのだ。

若者が集まってるのに番うことがないのが問題なのだ

生き物を密集させすぎると番にならないのは自然ことなので、やはり若者分散させるしかない。

都市に住むのに思い税金を課して、弱者都市から追い出そう。

人が多すぎて都市では目に入らなかった弱者田舎なら目に止まる。

田舎はすることがなくて暇だからセックスするしかない。

そうすれば少子化にも歯止めがかかる。

解決策はこれしかない。

子どもを増やすには番をふやして、たくさんセックスさせるしかないのだ。

そのために国をあげてセックスを推奨しよう。

アイドル恋愛禁止なんてもってのほか

不倫バッシングとかアホの極み。

「あの人は婚外子もたくさん養育しててすごい!さすが!かっこいい!」

「あの子あんなに若くてスタイルいいのに、もう2人も子どもがいるんだって。最高!」

くらいの世の中にしていこう。

アークナイツの「大陸版」考察ドクターたち

アークナイツという中国発のソシャゲがある。

中国大陸版の方が日本など海外版より半年分ほど先行している。そのため、日本版ではなく大陸版をぷれい、または日本大陸で両方プレイしているユーザー(ドクターという呼称がある)がいる。

その大陸ドクターには、単純に「実装されたステージキャラクターを楽しみ、それらの解説をする」人と、「世界観考察」をする人に分かれる。

アークナイツは非常に設定が細かく(大陸版で出た世界観資料集辞書並みに厚く細かい)日本語に翻訳される際に落ちてしま情報フレーバーテキストがあるため、「考察」するドクター大陸版に触れざるを得ない。

さて、今回この増田で書きたいのは後者についてだ。

もうすぐアークナイツは春の限定イベント(大陸版ではハーフアニバーサリーイベントだった)が行われる。

そのイベントタイトルが「ツヴィリングトゥルムの黄金である。ツヴィリングトゥルムは都市名。長い。

ただ、それに考察ドクターたちが噛みついている。

中国語での表記でも、モデルとなっているドイツ語表記でも『ツヴィリングトゥルメ』が正しい。なぜツヴィリングトゥルムにしたのか」「そもそも一人のオペレーターがボイスで『ツヴィリングトゥルム』って言ってるだけなのでそれを修正すればいいだろう」

始めは「そうなんだ」と思っていたが、正直考察もほどほどで単純に楽しんでいる一般ドクターからすれば単にカタカナ一つでグチグチ言える神経の方に驚く。そして、ボイスは開発元のハイパーグリフの管轄なので、それは日本運営のせいにするのではなく、ハイパーグリフにボイス修正しろというご意見をするのが筋だと思う。

また、最近限定イベント前にお知らせ生放送があった。運営会社社員声優たちが情報をお知らせする形式だが、特に声優たちが遊んでワーキャーすることもなく、ひたすら情報が言い渡される。前半はゲーム情報、後半は日本独自施策(商業施設とのコラボなど)の紹介。

それにも「考察版」ドクターたちは「大陸放送のやり方を見習え」と注文をつけている。

大陸であったイベントPVを流せ、そもそも大陸情報圧縮して1時間以内にしている、制作陣が直接説明しているなどなど。

いや、大陸版がよければそっち見るからというかそっちも見てるから……

「俺たち私たちの望む日本生放送のあるべき姿」をいい大人たちが愚痴っているのは本当に怖いし陰鬱

あと何が問題かって多分この人たちが界隈で「偉い先生」みたいに持ち上げられていることだと思う。

上にも書いたのでアークナイツの設定は細かい上に世界観が練られているのでそれを「考察」する人たちは歓迎される。実際へーって思うこともある。

でもそれは「ドクター」同士の間であって、「大陸運営とか生放送はねぇ、こんな風にしっかりしてるの!日本版のこれは一体何?ちゃんとしたの出してくれなきゃ困るよ〜自分たちは『本物』を知ってるんだから納得させてよ」という運営上から目線するのは……違うだろう。

あなたたちはどこまで行ってもドクターファンのはずでは?他の無知ドクターたちから知識すごい!って褒められることに慣れてなんか自己認識がずれちゃったのかな。

最近本当にこの手のドクターたちがしんどくて仕方ない。ブロックしても見える仕様なのやめてくれやX。

異国での失恋後のぐちゃぐちゃな感情について

2024年始まってから散々なんだが!!!!!!世界のこと許さないからなこのカス!!!!!

4月も終わるのでもういい加減立ち直りたいが、時間が経つと怒り以外にも寂しさ、悲しさ、いい思い出、憎めないことがぐちゃぐちゃに混ざりさらカオスな心境になってきた。

渦中にいるとき全体像が把握できないし、何より感情時間差で処理されるので後になっていろいろと噴出してくるのだ。

そして、ぽつぽつと人に話すと高確率で、文章感情をまとめると整理されるという助言をもらうので散文を匿名ダイアリーに投げることで成仏を試みる。フィクションです。

知り合って3年、付き合って2年ちょい、1年半同棲していた彼氏から1月に別れを切り出されたこからすべては始まった。

その時になんて言われたのかを思い返してみよう。

「なんか、求めてるエネルギーと違うんだよね。違和感があるというか。。。。会話も出会った頃から弾まないんだよね。」

今まで、ちょいちょい「増田はおばあちゃんみたいだよね。本当におばあちゃんになったときどうなるの?木になるの?」

などと言われたことを思い出し、カス元カレ(以下春日)が私の陰キャすぎるエネルギーに疑問を持っていたことを知る。

実際に私は友人付き合いが超限られていて、SNSも苦手でインドアなので図星ではあった。

ただ、私の陰キャ化が加速したのはこの1年のことである特に2023年は諸々のストレスが重なり、精神的にセーフモードで超低空飛行していたのである

元々、付き合った頃は逆だったのだ。私が春日出会った頃、彼はまあまあ重めの鬱を患っていた。

コロナ禍を機に、不眠と身体の不調からずぶずぶと鬱に沈んでいき、大学中退して家から出ることが怖くなりニートになっていた。

ちなみに補足情報として春日外国人で、私は現在海外修士課程留学中の在外邦人である紆余曲折あって音楽趣味が合い意気投合したのが出会いだ。

慣れない異国のコロナ禍で不安な中、曲とも呼べない小さな音楽の断片を作って交換したり、好きなことを共有できる相手は私にとって貴重だった。お互いにまあまあ離れた別都市に住んでいたが、友人として気分転換によく春日の街に遊びに行くようになった。

春日の母と一緒に3人で初めてご飯を食べたとき春日がいきなり号泣し始めて落ち着かせるために必死に彼の手を握っていたことを思い出す。突然号泣したり沈黙し、動けなくなることが多い状況だった。

春日はとても純粋で、鬱でも前向きに生きようと頑張っている姿を見て次第に応援したくなった。春日はとても美しい声を持っていて、時々歌ってくれることが私の心の浄化にもなっていた。ただ、それも不調により以前のようには歌えない状況だったので本人はとても落ち込んでいた。

私自身、現地語のみの授業を理解し、口頭試験を乗り越えていくことに心身を消耗していたが、なるべく春日が外に出るように引っ張り出したり、心に寄り添えるように丁寧なコミュニケーションを心掛けていた。春日日本語が上手かったが、言語の壁も高かったので尚更慎重に進めた。Rei harakamiの命日に二人で登山して、山頂で終わりの季節を聴いて黙祷したりとか、今思えば二人とも変な奴だった。


そして、プロカウンセラーの手を借りて春日は鬱を治療することになり、友人になって一年弱が経つころ、恋人として付き合うようになった。

付き合った当初もまだ鬱は強く残っており、春日に関しては特に自己防衛機能が強く、何か一つ難しいことがあるとできない理由を無理やり探して諦めたり、衝動物事を瞬時に決めて深く考えずに逃げるという癖が相まって、物事継続したり、安定して物事を考えることが難しい様子だった。その中で、私が住んでる家から引っ越しを予定してると伝えると私の住んでる周辺の街に春日も住みたいと言い始めた。それもあって一緒に住もうということになったのである。その後も、具体的な計画が進むにつれ、「やっぱり僕には無理!」とか「やっぱり一緒に住もう!」と、決断が二転三転する春日精神的に振り回されて疲弊したので、その癖を人と共同で何かを決めるときに持ち出すのはやめてくれとお願いした。

ただ、我々の家探しは困難を極めた。そもそも貸し手市場なのに加えて、正式賃貸契約場合ニート(実家が細い)&外国人留学生というコンビでは賃貸審査を受けるという土俵にすら立つことが難しかった。とはいえ私の家の退去期限もあったので謎のモルドヴァ人のおばさんちの小さな一室をとりあえず借りて、極限の生活が始まった。

状況に反して春日はなぜかこの頃精神が強くなっており、審査に通るために黙々と職を探していた。私は定期試験を乗り越えることと賃貸審査が通りやすくするための準備でいっぱいいっぱいだった。このモルドヴァのおばさんは一ミリも信用できず、家賃交渉で一悶着あったり大変だったが今では笑い話である。そして、春日不動産営業という職を見つけたことにより保証に通るようになり、四か月後、アクセスあんまりよくないがこじんまりした1LDKに住むことに成功した。

その頃、湖畔に弾丸キャンプに行ったのも良い思い出。4000円ほどの砂浜で使う用のテントエアーマットレスだけ持って行ってのだが、初日の夜に土砂降りになってしまい、気が付いたらテントの中が湖みたいになっていた。水にマットレスだけプカプカと浮いてて二人で「ノアの箱舟じゃんwwwwww」とか言って馬鹿すぎて爆笑してたよな。そんな状態で7泊もした。

引っ越し後は、私は円安による金欠奨学金が終了することに焦りを感じ、なにかWeb制作系で働けないか試行錯誤した。春日ニート生活から一転して、スーツを着て一日11時間勤務の社畜へと変化した。ただ、営業職は出来高制で精神ダメージも大きく、彼は四カ月後に仕事を辞めた。

そうやって2022年は過ぎ、2023年には無職春日留年して金欠外国人という最強の布陣が出来上がった。

一月頃、金欠、将来の不安引っ越し一連の疲れがどっと出て私は精神病み始めるが、打破するため近所のカフェバイトを始めて安定した。一方春日は、営業職で受けた数々の否定言葉に傷つき、癒しとして貯金を食いつぶしながらやってみたかったドラムを習い始める。

私のバイト夜勤と早番が不規則に組まれるような状態で、現地語で早朝のラッシュを捌くことに必死だったのであんまり記憶がない。ただしばらくして、伝手でリモートでできる仕事を依頼されるようになり、そっちの方が興味のあるジャンルだったしガタガタな生活リズムを戻したくてバイトを辞めた。そして、春日は相変わらず週一の習い事以外は日本語の本を公園で読む生活をしていた。

卒業必要単位も取り終わったこ日本に3週間ほど二人で遊びに行った。春日牛丼を大層気に入り、吉野家すき屋松屋を食べ比べたのちにすき屋牛丼以外は認めない頑固さを持ち、片っ端からブックオフ古本市場はしごし、コンビニはローソン以外には入らない外国人となった。日本にずっと行きたかった春日は終始目をキラキラさせていた。

日本から帰ってきたころ、私はリモート仕事をしながら本業である芸術に関する活動に勤しんだ。おかげで賞を取りちょっとした催しに参加するなどのイベントが発生した。卒業論文にも取り掛かり始めたがその壁が高く、先行研究論文と本を現地語で読むことで時間が過ぎていった。卒業後の進路や家族問題論文プレッシャー円安制作意欲が低下していることなどのストレスが一気に重なり私の精神は下降し続けていた。

一方春日は、貯金が尽きて彼の母から仕送り生活するようになった。とはいえ日本語能力試験一級に挑戦する目標を立て、ひたすらカフェ日本語の本を読んでいた。なにかバイトしたら?と聞くと、「うん、来月から探す~」と言い続けて2023年は終わった。やるやる詐欺を繰り返す春日にムカついていたが、本当に一級に合格たからえらいよね。

年末年始を彼の地元で過ごし、春日自分の喉の調子がだいぶ改善したことに気付く。コロナ禍以前は弟の彼女コンビを組んで路上パフォーマンスをしていたこともあり、再度コンビを組んで地下鉄で歌うと、これがまた投げ銭で儲かった。彼が好きなことでお金を稼げることを発見し私も大層喜んだ。しばらくは家を離れて実家活動したら?と提案したのだ。

そうして二人で家に帰ってきた2024年一月、冒頭にあるようなことを切り出されたのである

出会った頃元気がなかった春日精神はだいぶ安定してきていたのに反して、私は在外年数が増えるにつれ外国人としての立場の弱さやストレス、現地人と対等な土俵に上るための終わりのない努力に疲れ果てていた。きっと、私が春日を家の外に引っ張り出したように、春日が今度は私の人生でつらい時期を支えてくれると期待していたのだ。

しか現実は違った。もともとは陽キャの素質を持つ春日が好きなことを見つけて元気になったところで、陰キャで元気のない私はただの言葉の通じにくい異邦人メンタルおばあちゃんしかなかった。

春日は冒頭の言葉とともに特に話し合わずに足早に地元へ帰り、日銭を稼ぐことに集中した。私は論文に追われてしんどい時期に別れを切り出されたことが悲しくて、その理由も悲しくて、毎日を泣いて過ごした。日が経つにつれて春日がなんの相談もなく結論だけを私に話してすべてを放って逃げたことに怒りがこみ上げ、太宰治崩れのポエムみたいな謝罪文だけ投げてくることも火に油を注ぎ、一日でいいからこっちに帰ってきて話し合え!と伝えると、月末に一日だけこちらに帰ってきた。春日は二時間ほど私に謝り続け、どうしてもやり直したいと言い始めた。

私は春日に対して信頼を失っていたが、それらをゼロからまた積み上げるような努力を一緒にしてくれるならいいよ、と許してしまった。育ってきた背景も母国語文化も違う二人が関係健康に維持するにはお互いの努力必要だ。自分ができることを相手ができないのは当たり前で、自分と違う文化を受け入えてその違いに尊敬を持つことが、同郷人同士以上に必要になる。

もちろん私にも落ち度はあった。私が学業資金繰り外国人としての滞在許可証の条件などに四苦八苦してるなか、二十代も半ばになって、苦労して一人で家計を支えている母の仕送り日本語の本を読んで夜はボードゲームの集まりに参加する貴族のような毎日を送る春日イライラしており、尊敬を持つことが難しく心の距離を置いていたのも事実である。相変わらずコロコロ判断を変えて振り回されるのも日常茶飯事で、この軽蔑的な感情を外に出さないようにしていたが、確実に伝わっていたに違いない。

そして再び春日地元に二週間ほど帰り、その間我々はどうやって不安定な時期を乗り越えるのか取り決めを作ったりしていた。その後一週間ほどこちらに春日が帰ってきて、束の間の平和なひと時を過ごした。春日地元に帰るタイミングで私も着いていって二週間ほど彼の実家で一緒に論文の現地語校正を進めることを決めていた。

そして一緒に帰った翌日、春日に再び「やっぱり波長が合わない。。。。僕はもっと明るくて、引っ張ってくれる人をパートナーにしたい」 「増田とはもう一緒に成長できないし、もう考えてることを伝える気が起きない」 「現地語のスラングを言い合って言語の差なく話したり、もっと協力し合えて一緒に音楽をしてくれる人と付き合いたい」などと散々なことを言われた。

そもそもだって明るく居たいが、元気ないのは過去のてめえみたいな状況だからだよ。そもそも外国人ネイティブと同じことを求めるな。私も毎回なんでお前の母国語で話し合いをしなきゃいけないんだって思ってるよ。それでも好きだからやり直したいって懇願してきた二週間前のお前何?蜃気楼

矢継ぎ早に傷つく言葉を言われて、春日からきっと「こいつはいくら殴っても倒れないか大丈夫」と思われてるのかなとも思った。あのな、自国家族に囲まれぬくぬくしてるお前と違って、一度完全に倒れたら誰も私を助けてくれないの。この国に実家もないし親族もいない。ただの病んだアジア人としてさら劣等感に埋もれて取り返しのつかないレベルに粉々になって、廃人になるだけ。

から最後の気力だけで完全に折れないようにだけ耐えてんだよカスふざけんな。

というか、鬱を患ったならもうちょっと元気がない人の気持ちがわかって優しくなれるもんじゃないの?と疑問にも思った。しかし、春日の様子を見るに鬱の事実は元気になった今ではもう消し去りたい過去で、鬱の匂いがするものからは遠ざかりたいという心理なのかなと思った。腐ったりんごの隣に置くと、普通りんごも腐るし困っちゃうよね、みたいな。

友達としてならうまくやっていけるはず!」とも言われたが、私は春日にとって都合のいい存在で、不都合があると「物足りないなあ...」と切り捨てる程度の存在だったことに絶望した。

私は彼の調子が悪い時に自己肯定感を埋めるだけの存在だったのだ。そもそも、一月から振り回されて論文の進捗もギリギリで、ここでまた振り回されてボロボロになったことにより、私の三カ月間を返せ!!という怒りがこみ上げてきた。一日前に言ってくれたら、あんたの地元行きの電車に乗ってねえよボケナス

あと、恐らく文化が違うからかもしれないが、彼は愛情表現が強いのだ。「愛してる」という言葉挨拶のように言う。別れを切り出される数時間前まで「愛してる」と目を見て言われていたその温度差も日本人の私には理解不能で、サイコパスしか思えなかった。

そこからは、今まで我慢していたいろんな感情が噴出。さらには希死念慮までが唐突に襲ってきて、居場所のない彼の実家必死感情爆弾のように抱えた。

急いで変更した帰りの電車の日まで、知り合いの居ない彼の地元でひたすら論文を書くだけの時間の虚しさ。楽しそうに彼の弟の彼女爆笑しながら帰宅して、何事もなかったように振る舞ってくる春日から逃げる場のない状況とその惨めさ。さらにムカつくのは私がなぜ傷ついているのか勘違いしているところ。

「ごめんね。。。もう別れることは変えられないから。。。」と言ってくるがオイコラ、全人類のクソ男に告ぐ。そこちゃうねんクソ。お前と別れることに悲しんでるんとちゃうねん。今までそれなりにお互いが人として大切な存在だったはずなのに相手の状況も顧みずに振り回してなんの責任もない別れの仕方をされたことで過去あんたとの思い出も、私の存在くそ薄っぺらものになったことに悲しんでるんじゃボケままごとしてたんとちゃうカス。この心境に共感するひとはSHISHAMOの「忘れてやるもんか」を聴くと少しすっきりすると思う。

家に帰ったあと、春日SNSをすべてブロックした。それでも気になって覗いてしまSNSでは初ライブもして音楽家としてどんどんバズって有名になっていく春日と弟の彼女が目に突き刺さってきた。それはそれは楽しそうに歌っていて、出会った当時の姿から比べると本当に幸せになってよかったね~と思う気持ちがまだ存在していることにホッとしたが、元カレSNSを見るのは一種自傷行為である

一カ月間、必死自分のやるべきことをして、フラッシュバックが来るときや寝るときには号泣するということを繰り返してきた。同棲していたので、家の契約とか置いていったものが山ほどあるのでどうしてもいつか顔を合わせなければいけない。あの、世の中の女性はこのような場合どのような顔をして会ってるんですか?

異国の地で一人で生きていくには私は弱く、二人で生きていくにも力及ばなかった。そしてつらい時期に、一番大切な人から浴びせられた性格否定される言葉一生懸命保っていた自尊心をもぎ取られ、それをまた家族親友もいない異国で一人で泣きながら拾いなおしていくこの惨めさ。鬱の時期も愛してもらったお前には分らんよな。私だってつらい時期を耐えて、また心から笑って一緒に楽しく過ごしたかった。

私は無償の愛を持っていなかった。助けたから私も助けてほしかった。でも相手はそう思わなかったというただそれだけのことなのだ。フロムの「愛するということ」にもあるように愛することは技術であり、その修練が必要というのは本当で、意識覚悟をもって愛すことは、感情とは違う部分も大幅に使う。ただ、お互いに技術がなかっただけなのだ

この一連の出来事のおかげで今まで出会たことのない感情たちに出会たことはよかったと言えるだろう。希死念慮も今では優しい死神のようにぴったりと背後で見守っている。自己が消えそうなとき自己存在を強烈にこの世に残そうとするのか、創作意欲が見事に回復したこと皮肉である

また、時間が経つと不思議なことに、カオス感情の中に謎のメタ認知的な視点が表れて、こうやって惨めに醜く足掻いてる自分も、中途半端な執着をもって繰り返し傷付く自分も、なんだか本当に子供すぎていじらしくて愛らしく思えてくる。感情爆発させてて最高に人間らしくていいじゃんって思えるのも、なんだか傷が少しずつ癒えてる気がする。

人に期待しすぎること自体、ただの我儘になってしまうこともある。どれだけ自分が惨めでかっこ悪くてしんどくても、まだ泣き喚けてるだけ健康で、とりあえず自分を裏切らないものを信じる訓練から始めるしかない。ペット植物筋トレ美容創作活動はいいぞ。

2024-04-24

影の縁

テーマ偏見社会二重基準自己正当化心理

ジャンル社会サスペンス小説

あらすじ:都市の片隅で、若き医師加藤悠新人として地域のクリニックに勤務していた。彼は人の心を理解することに長け、患者たちとの信頼関係を築いていた。

ある日、彼の元に、違法薬物使用の疑いで逮捕された若者佐藤貴之が連れてこられる。佐藤は無実を主張し、自身が薬物依存症ではないことを訴えるが、警察や周囲の人々は彼を冷たく見下し、「依存症患者」というレッテルを貼ろうとする。

加藤佐藤の訴えに耳を傾け、彼の状態を冷静に分析する。しかし、周囲の偏見社会二重基準によって、真実を伝えることは容易ではない。加藤自身の信念と戦いながら、佐藤真実を明らかにしようと奮闘する。

やがて、加藤都市裏社会にまで足を踏み入れ、驚くべき事実に直面する。彼が知る世界は、依存症犯罪という二元的概念の中で揺れ動き、自己正当化心理支配する闇に満ちていた。

読者のターゲット層:社会問題に関心のある成人。偏見社会二重基準について考えることを好む読者に向けた作品

2024-04-23

豊橋はド田舎ではないけど

ヤンキーの話とか概ね事実だし、田舎とか都会じゃなくちょっと独特な、異様なものはあると思う

帰省距離を考えても、おそらく大阪とかの東京以外の独特な都市でも変わらなかっただろうな

anond:20240423163910

それが地方だけの問題都市に影響が及ばないと思ってるのは信じられないほど浅はかで呑気だな

普段食べてるものがどこで作られてるのかとか全く関心が無いんだな

学生時代、いろいろな用事首都圏郊外拠点的なところに色々言った愛知県出身者としては

正直東京の方なのに豊橋の方が便利に感じるところが多くてむしろ驚いたぐらいだったんだよな

その豊橋で「未開の地」判定ということは、東京の人にとってはそういう郊外都市全然都会だとは思われてないってことなんだろうか

韓国出生率は全ての都市で1を下回る

ソウルは0.55

日本フェミニストが元気だし出生率は下がり続けると思うけど、いつ韓国並みになると思う?

リベラル&フェミニストVS九州沖縄を筆頭とした地方勢力の戦い次第だよな

東京リベラルとかフェミニスト地盤だし、そろそろ出生率1下回るし更にガタ落ちするから(笑)

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