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はてなキーワード: 郵便局とは

2018-03-06

クレカ電子マネーだけで生活したい

よく「現金派は迷惑」だの「現金払い時間がかかって邪魔」だの言われているのを見る。私はそうは思わない。現金の方が心理的な重みがあるし、個人事情もある。ただ「現金(小銭)、かさばるし重いし邪魔じゃね?あと汚くね?」とは思う。マジで重くない?邪魔じゃない?ジャラジャラうるさいし、財布も膨らむし重いし。誰が触ってるかわからんのに汚くね?

いやまあ邪魔とか汚いことを言いたいんじゃなくて、現金以外でも支払える店増やしてほしいってこと。わざわざお金おろして行かないといけない店が本当にめんどくさい。

まず郵便局フリマサイトを使うようになってから郵便局へ行く頻度がとても高くなった。クリックポストを使ったりコンビニ発送に向いてるものはそれを使うんだけど、定形外のほうが安く済むものはやっぱり定形外を使いたい。ただでさえ手数料引かれるし、できるだけ多くの売り上げが欲しいし。

ただ、郵便局ではクレカ電子マネーも使えない。わざわざ局内のATM現金をおろさなければいけない。そのためにキャッシュカードを持って行かなければいけない。めんどくさい。

ポイントかいらないんですよ。ピッてしてorシュッてしてはい終了、頼む。そもそも郵便局ゆうちょクレカ(?)だったりsuica使えるカードも発行してるんですよ。せめてそれらは使えるようにしたら良いのでは。

あと100均。1つ108円。ぴったり払うには100円玉5円玉1円玉3枚。少なくしても100円玉と10円玉出して1円玉2枚のおつり。邪魔くさい。

大きめのダイソーならクレカ電子マネーも使えるんですけど、小さな店は現金のみ。イオンの中にあればワオンが使えることもあるけど。新しくできた店ではせめて電子マネーを使えるようにしてほしい。

そしてこれは現金支払いのみな店の話ではないんだけど、さっさと支払いを済ませたいのにクレカ電子マネーだとやたら時間がかかる店がたくさんある。山盛り。特にダイソー

クレカ場合サイン。もちろん不正利用とか怖いしサイン大事。たださ、1000円未満の買い物にサインいるかコンビニとたまにあるサイン不要の店、最高。

電子マネー場合。もともとあるレジに読み込む機械をつなげてあるタイプの店。「電子マネーで」って言うとだいたいこんな感じの流れになる。レジ商品スキャン金額がでる→読み込み機で電子マネーの種類を選ぶ→レジ金額を見ながら読み込み機に金額を打ち込む→確認。よし!→ピッてする→レシートもらって終わり。長い。現金の方が早い。なんとかしてほしい。

ついでにもう1つ。免許証持ち歩くのも邪魔くさい。免許証のために財布とかカードケースを持って外出、荷物増えてヤダ。車1台だけの人は載せておけばいいんだけど、原付バイクと車をとっかえひっかえなのでもうめんどくさい。指紋認証とかアプリとかでなんとかなりませんか?国さん。

すごい長くなったけど要は「小銭持ち歩くのダルいからもっとクレカ電子マネーで済むようにして〜支払いに現金より時間かかるのなんとかして〜。あと免許証とか持ち歩くのも邪魔くさいな〜」ってことです。郵便局用にコインケース持てとかそういうのはいいです。

駄文長文すいませんでした。

2018-03-02

初めて日本に来た時にできた友人が消えた

過去に戻れるなら絶対にしないことや言わないこと、誰かにもう一度会えるならその人に言いたいことや聞きたいこと、許しが貰えなくても知りたいこと。この世の中、後悔が多い。

だって、いくつもある。

2014年2月。まだ大学生の私は留学東京にいた。日本語が下手くそで、ギリギリ会話ができるレベルだった。友達ほとんどいないせいで、どこに行っても大体一人だった。あの日もそうだった。

好きなアニメは大きなイベント東京にあったので、本を買いに行った。緊張で誰にも声を掛けられなかったが、楽しい一日だった。本がたくさん買えて、それを読むのを楽しみながら、帰りの準備も始めたが、せっかくだから、もう少し歩き回ろうと思った。最後の一巡りだったから、もう何も買わないと思ったが、あるスペースでとても興味深い同人誌を見つけた。

普通なら、作者さんに声を掛けないのに、表紙の絵が素敵で、ぱらぱらと見た内容も面白そうだったので、ちょっと勇気を出してテーブルの後ろの2人の女性に話しかけた。

怖かった。人見知りだし、自分日本語ダメだったし、伝えたいことさえ知らなかった。しかし、その2人の女性はとても優しくて、私が外国からたことを知ったら様々な質問も聞いてくれた。片言の日本語で何とか会話できて、泣くほど嬉しかった。つまらない私とこんなに丁寧に話してくれるとは、信じられなかった。

名前”は「かん」と「くもこ」と教えてくれて、また話したいと言ったら、メールの連絡先も教えてくれた。LINEツイッターがないから、ここにメールを送ってくださいと。

帰ったら、一生懸命日本語メールを書いて、送った。礼儀上「いつでもメールしてね」と言ってくれたと思ったので、本当に返事が来るとは期待してなかった。でも翌日、返信が来た。

まさか、と思いながら読んで、ずっとニヤニヤして、笑いが止まらなかった。

なんと優しいメールだったことか。丁寧に書いてくれた言葉があまりにも素敵で、嬉しかった。

そのメールから、かんさんとくもこさんと話がたくさんできた。大阪に住んでいるのに、その日はわざわざ東京まで来て、イベントに参加した。実は大阪もその日、同じようなイベントがあったが、それを知らなかったせいで東京に来てしまった。しかし、それは多分運命だった。知っていたら、東京にも来なくて、私達は会わなかっただろう。

私より8歳年上の彼女達は私にとって、もう2人の姉のようだった。

2月出会いからずっとやり取りをして、私がアメリカに帰ってしま8月の前にはたくさん遊んだ旅行も一緒に行って、私も何回も大阪を訪ねることをした。

偶然会った人とこんなに大切で親しい友人になれるなんて、今まで期待したこともなくて、本当に幸せだった。

私の文句や弱音を聞いたり、落ち込んでいる時は優しく応援したり、困っている時はできる限り手伝ったりしてくれた。出会たこからずっと、そしてアメリカに帰った後でもそうだった。ずっとそのままでいられると信じていた。

お別れは切なくて、辛かった。私がいつかまた日本に戻りたいと分かったかんさんとくもこさんは「これは最後じゃないから、また日本に会える日まで頑張ってね」と言ってくれた。

うん。分かった。頑張るから、待っててください。

2014年8月上旬に、アメリカに戻った。

2016年9月

大学から卒業した1年間後。色々な事があったが、奇跡的に日本仕事ができた。今回は大学生の頃とは違って、東京ではないけれど自分の夢を叶えた。また日本に戻れた。

離れても応援しながら待っていてくれたかんさんとくもこさんとは10月にまた会えた。良かった…。2年が経っていたが、何も変わらなかった。3人で気軽に話したり、笑ったり、泣いたりできた。

短い一日だったが、また会えて幸せだった。

そしてほぼ一年前のこと。2017年3月

九州旅行に行きたいとかんさんとくもこさんに伝え、私のわがまま春休みに2泊3日で行った。でもその時は私達3人だけではなくて、くもこさんの同僚とその同僚の友人も一緒に5人で行った。私はその2人を知らなかったので、彼女達と上手くやっていけるか心配していたが、かんさんは「私とくもこさんもいるから、大丈夫ですよ!」と安心させてくれた。

大丈夫だと思った。かんさんとくもこさんがいれば、何とかなると。でもそうはならなかった。

知らない2人と性格が合わなかったし、四六時中日本しか使えなくて言いたいことも上手く伝えられなかったし、4人の会話にもほとんど参加できなかったし、ストレスが溜まった。時間が経てば経つほど、イライラしてきた。私は機嫌が明らかに悪くて、本当に子供のようにわがままだった。

楽しい旅行のはずだったのに、最後の日、私はほとんど何も話さなかった。誰にも声を掛けこなかった。私をほっといた方がいいと思ってくれたのかもしれない。かんさんとくもこさんに「大丈夫ですか?」と聞かれた時に、「大丈夫です」としか答えられなかった。あの時、嘘をつくことしかできなかった。だって、くもこさんの友人が好きじゃないなんて言えなかった…。

帰りの新幹線の中で、4人の向こう側で一人で座りながら、寝るふりをした。私の態度はひどくて、わがままで、バカみたいだって、誰よりも分かっていたのに、気持ちが切り替えられなかった。その時、その気持ちを全部解き放てばよかったのに…。

皆さんと別れた後、かんさんとくもこさんに謝りたかった。東京に戻る前に、もう一度会って、面と向かって謝りたかった。しかし、「ごめん、今週末は忙しいかちょっと難しいです。○○さんがまた大阪に来るときにご飯を食べに行こうね?」と断られて、会えなかった。

あの時は知らなかったけど、それはかんさんとくもこさんから最後の連絡だった。

春休みが終わり、仕事に戻った。罪悪感で4月下旬までかんさんとくもこさんに連絡していなかったが、その時彼女達はちょうど引っ越し中だと分かった。何もなかったふりして、気軽なメールを送ったが、返事がなかった。もしかしたら忙しいせいでメールを書く時間がないのだろうと思ったので、気にしなかった。

でもまたメールしても連絡が来くて、違和感を感じた。やっぱり。その時のことを怒っているだろう。

いても立ってもいられなくて、謝りのメールちゃんと書いて送ったが、返信がなかった。

4月は一回。5月は一回。6月は一回。7月は二回。

何回も、何回も送ってみたが無駄だった。

なぜ?それを知りたい。いつも優しくて、親切なかんさんとくもこさんはなぜいきなり消えてしまったのか?私はあの時、そんなにひどいことをしてしまったのか?何をしてしまったのか?私達の3年間の友情が壊れた罪は何だったのか?ねぇ…。一度だけでもいいから、また連絡してその理由を教えてくれませんか?

本当に大阪にかんさんとくもこさんを探しに行きたかったが、新しい住所も知らなくて、メールの連絡先しかしらなかったせいで、何もできなかった。

2017年12月新年の前。

今回こそ、最後メールを送ろうと思った。そうしたら、やっと解き放てるだろうと信じていた。送ったら、諦める。

その嘘は誰のためについたのだろう?

1月下旬、ふと思い付いた。手紙は前の住所に送っても、郵便局は新しい住所に転送してくれるはずだ。私のバカ!なんで今まで思い付かなかったの!早く思い付いたらよかったのに!

転送してくれる時期は一年間だけだからギリギリ間に合った。

一生懸命手紙を書いた。一年間の気持ちをできるだけ込めて、謝りの手紙だった。ちゃんとかんさんとくもこさんのところまで届くのか、返却されてしまうか、不安でいっぱいで手紙を送った。

一ヵ月が経ち、その手紙は戻ってこなかったが、返事もない。

結局、その手紙はどこの誰に届いたかからない。

このお話は、幸せな終わりにしたかった。

実は何かトラブルがあって、かんさんとくもこさんが私のメールを貰わなかったとか、ずっと私のことを待っていてくれたとか、そう言いたい。でも私がそれをどのように信じたくても嘘なので、言えない。

1月下旬に他に思い付いたことが一つ。かんさんとくもこさんの電話番号を知っている。しかし、それを知っても役に立てないだろう?

本当に私のことが嫌いにならば、こんなにしつこく連絡したら、迷惑だし困らせてしまう。そもそも電話を掛ける自信がない。

あぁ、もしかしてひどい事故に巻き込まられたら、それを言い訳にしてかんさんとくもこさんに連絡できるなんてひどい考えも何度もした。

私は本当に、本当に情けない。かんさんとくもこさんが恋しくて、会いたくてしかたがない。

また会いたい。ちゃんと謝りたい。許しなんて請わないから、せめて私が何をしてしまたか、教えてください。

それを知ったら、私は、多分、やっとあなた達のことを忘れられるから

2018-02-23

大学手続きをしに行った郵便局

「お子様のですか?」

(まだ結婚してないしー子供いないしー)

「いいえ」

レジの年齢ボタン"w50"を押される

(お祖母ちゃんでもねえよ!!)

2018-02-13

ギャルインフレ

郵便局で働いている。

色んな人が来る。

仕事の途中で来る人もいる。

ナース服?の女性もいる。

化粧の濃い、いわゆるギャルみたいな。

しかするとその病院ギャルばかりだったりして。

狭い世界ギャルばかりだったら、競うようにして、よりギャルになるのではないだろうか。

まりギャルインフレである

つけまつげはどれくらい付けるんだろう。

いや、マツエクかもしれない。

カラコンピンクとか緑とかグレーとか。

ネイルは何色だろう。

2018-02-08

手紙を出したくなった

アニメヴァイオレット・エヴァーガーデン』を観て思う,「そういえば最後手紙を書いたのはいつだったろうか」.

インターネットが発達して,わざわざ人が紙に文字を書き,数日かけて離れた人に届く『手紙』という文化は久しくなった,と思う.現に郵便局での郵便物の扱う数は減っている[1].少なくとも自分Twitterであったり,このように誰が書いたかも分からない匿名日記として言葉を残すだけ,鉛筆を握ることもあまりなくなった.若い世代では皆そうなのではないか.年に一回の年賀状というものさえ減少傾向にある[2].

そんなご時世に,このアニメだ(正確にはこの基となったラノベ2015年出版されている.が,いずれにしても手紙文化は消え始めているように思う).自動手記人形という職人が,文字の書けない人・上手く言葉にできない人の思いを書き起こす,というちょっと昔のヨーロッパといった感じの世界観

時代錯誤だ,と最初は思った.しか時代相応でもあるのだ.と今は思う.

手紙は限られたリソースの中で,自分の思いを伝える手段であった.羊皮紙ペンで丁寧に書き,封筒に入れて封蝋をする.一つでも間違いがあればやり直しだ.インターネットのある今ではそれが分からない.2chでは罵倒の嵐,Twitterではクソリプが飛び交う...ACジャパンすら懸念を表明しているゾ.

からなのか,丁寧に書かれた人の思いを(アニメの中ではあるが)目にすると何故か泣ける.いつからか,こんなにもマトモに人に思いを伝えることをしなくなったのだと思い知る.

そして手紙を出したくなる.

[1] http://www.stat.go.jp/data/nenkan/66nenkan/zuhyou/y661503000.xls

[2] https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20160110-00053278/

2018-01-30

私が大学生活で学んだこと

私が大学生活で学んだこと

明日自分ほど信用できない存在はいないこと

昨日の自分ほど無責任人間はいないこと

人はひとりひとり違っていること

そしてひとりひとり正誤などないこと、ひとりひとり認められること

かに嫌なところがあったとしても、その人そのものを嫌いにならなくてもいいこと

自分が心に負った傷は、思った以上に理解されないこと

本当に困った時に助けてくれる人が、思った以上にいないこと

しか自分のことを分かってくれたり、認めてくれたり、あるいは叱ってくれたり、救ってくれたりする人が、たとえ瞬間的だとしても、確かに存在すること

丁寧な人間関係

世の中で「正しいとされること」が必ずしも正しい訳ではないこと

他者理解することが、いかに難しいかということ


もうすぐ私は大学卒業する。

どこにでもいる、ばかで偏屈大学生だった。

4年前私は、どこにでもいる、ばかで偏屈高校生だった。

たくさんの夢と希望と野望を抱えて上京してきたあの春から、4年が経とうとしている。

いま、卒業を前にして、私はいつの夢を捨て、希望を失い、野望を諦めただろう。

考えると虚しくなるくらいには、だ。

大学に入って、お金が欲しくてバイト面接をいくつも受けた。

オシャレなレストランカフェで働きたかったけど軒並み落ちて、ようやく受かったバイト先はブラックだと友人に教えられた。

思えば変な雰囲気が漂っていたけど、初めてのバイトで何も分からない私は普通に頑張った。

別のところで働いている友人の話を聞いて初めて、半畳ほどの狭いロッカーで立ったまま賄いを食べることが当たり前ではないと知ったし、「誠意」を示すために30分前に出勤したり閉店後3時間も残る必要なんてないことを学んだ。

3年目まで頑張って、辞めた。

旅先から思い切って「辞めます」と店長メールをした後、連れていかれた深夜の喫茶店で、辞める理由を問い詰められて叱責されてる間、とにかく泣きながら黙って耐えた。

分厚いパンケーキを奢ってくれたけど、全然減らなくて困った。

計画では片手間にやろうとしていたサークルにしっかりハマって、部長もやった。

夏休みバイトサークルであっという間に埋まった。

いろんなことを後回しにして、蔑ろにした。

中学から趣味を続けようと思っていたけど、サークルのほうが楽しくなって時間お金も回らなくなったから、就活理由にして辞めた。

本当は就活なんてまだまだ始めていなかったのに。

そんなサークルも同期と揉めて、辞めた。

4年までやったけど、卒業旅行追いコンも無しだ。

4年になってからはそれこそ就活が始まったけど、一度ビックサイトに行って遠すぎるし交通費バカにならないので合説に行くのは基本的に止めた。

志望している企業説明会や講演にはそれなりに通って、だいたいどこの説明会でも同じ内容を繰り返してるんだってことを学んだ。

一度、第一志望の会社社長の講演を聞きに行ったことがある。

座席は先着順だったので、2時間前に行って一番前に座るぞと意気込んでいたけど、普通に遅刻した。

最前列ではなかったけれど、ずっと社長に向かって「採用してくれ」ビームを出した。

講演が終わった後、スカウトされてしまうのではないかと思ったけど、当たり前に私に目もくれず退室していった。

力みすぎて背中が痛かった。

社長ランニングで肌を焼いて採用されたと話していたので、それ以降もサークルに打ち込んで、思う存分肌を真っ黒にできた。

第一志望のESの話はドラマチックだと思うから聞いてほしい。

締め切り当日の夜9時、私はまだESを書き終わっていなくて、立川バーミヤン必死に空欄を埋めていた。

まさかペンインク切れ、かつ準備が悪いので予備のペンなど持っていなくて、慌ててバーミヤンを出てローソンボールペン調達した。

またバーミヤンに戻るのも面倒だったので、残りは郵便局で書こうと思ったのだが、立川郵便局まさか臨時休業。

慌てて新宿まで出て、新宿郵便局で仕上げた。

本来なら宛名などを書くためのカウンターで立ったまま必死に手を動かしながら、隣の男の人が同じ企業へのESを書いているのをチラ見した。

もしあの時インクが切れていなかったら、0:00ギリギリまで立川バーミヤンにいて郵便局が開いていないなんて気づかないで、間に合っていなかったと思うと、神さまはいるんだろうと思う。

ESも筆記も通ったけど、一次面接で落ちた。

びっくりするぐらい何も話せなかった。

神さまはいるけど、実力が足りなければどうしようもない。

今は、たくさん落としてきた単位を回収するべく、4年間で一番一生懸命大学に通っている。

4年生は私だけ、という授業がたくさんある。

ちゃんと聞くと面白い授業がたくさんある。

レポートテスト勉強と、やることもたくさんあるんだけど、ちょっと休憩したくて、初めてますだを書いている。

これまでの4年間を振り返っている。

気づけば何も残っていなくて、私の4年間は何だったんだと思うことがある。

Facebookバイト先の後輩や社員から花を贈られて笑っている友人の写真を見るときTwitterサークルの仲間たちと旅行先で笑っている友人の写真を見るときInstagramオーストラリアにて念願のスカイダイビングをしたという友人の写真を見るとき、昨日の綺麗な夕陽写真ぐらいしかアップするものがない私の日々は、何だったんだと思うことが。

すべてに意味がある、全部無駄ではなかった、ということにすることもできると思う。

そしてもちろん、すべてが無駄だった、ということにすることもできる。

でもどちらも嘘だし、捏造だし、思い込みだし、詐称だ。

本当は、意味があってもなくてもどっちでもいいし、無駄でも無駄じゃなくてもどっちでもいい。

ただ、私は4年間を過ごした。

最高の4年間でも、最悪の4年間でもどっちでもいい。

価値を決めることは楽しいかもしれないけど、というか、そうやって序列を決めることで安心できる人もいるかもしれないけど、そんなことをする必要全然ない。

大事なことも、矮小なことも、駄目なことも、幸福なことも、楽しかたことも、嬉しかたことも、悲しかたことも、悔しかたことも、辛かったことも、全部、ごまかさずに、何かの価値の中にまとめてしまわずに、なるべくそのまま持っておきたい。

分かりづらいと思うけど、それが、私が大学生活で学んだことだと思うし、得たことだと思う。

学ばなくてもいいし、何も得なくてもいいけど、4年も過ごしといて何だったんだって思っちゃう自分を励ますために、強いて言うなら、そうです。

2018-01-29

郵便局セサミンサプリの試供品をもらった

アラカンに見えたのかと思うとちょっとつらい

anond:20180129215444

そもそも煽るようなことそんなに書いてないよ

郵便局が一か所強盗に有ったら、日本円は終わりになるかどうかを考えよう」

しか書いてないよ。何をそんなに発狂してる?

anond:20180129214306

郵便局が一か所強盗に有ったら、日本円は終わりになるかどうかを考えよう

2018-01-25

ハガキ個人情報

ってどこまで郵便局関係者の人に見られてるものなんだろう。

2018-01-16

夜の10時に郵便局員がピンポーときたら

いや時間指定特にしてないんだが。

局員はすいませんねぇ、と言っていたが。

本当は9時までなんですけどね、と言っていたが。

俺はベッドの中でスマホをいじっていたわけだが。

局員の名前と勤め先は聞いた。

クレームを入れて、なんでそんなことになるのかヒアリングすればいいかな。

追記

どうやら人手が足りないのは本当らしいな。

じゃぁクレームを入れることによって、郵便局改善してくれるんかしら。

鬱になる人も多いのかなあ。

2018-01-09

変質者に遭ってから、男勝りな私が吃音になった

人生の転換点だった日がある。

私は女子校に通う学生だった。その頃の私は少し男勝りな所があり、男っぽい喋り方をしていて、周りからサバサバ系だとか男らしいとか言われた。

その点に異論反論はなくて、自分でもサバサバしていると思ったし、そんな自分が嫌いじゃなかった。

女子校からなのか、痴漢に遭った話をするクラスメイトはよくいた。

そんな話を聞くと私は「私が変態に遭ったら股間を蹴飛ばしてやるのに」言い、「あんたを襲った痴漢は不幸だね」と友達は笑った。

そういう友達の反応を聞くと少し嬉しい気分になったのを覚えている。男っぽい雰囲気自分が好きだったんだろう。

私は痴漢に遭ったことなどなかったのだが、妙な自信が胸の中にあったと思う。

ある日の夕方学校から一人で帰る事になった。夕方だったんだけど、まだ夏だったし、暑さも残り、まだ日が高かった。

バス停に向かう途中、人気のない通りを歩いた。

すると、角からニット帽を着たおじさんがふっと現れた。「郵便局知らない?」と聞かれた。なんとなく不信感を持ちながらも、道のりを説明したのだけど

おじさんはその説明をあまり聞いてないように見えた。私の体をジロジロと見ているのだ。気味が悪いと思いつつも説明をしているとおじさんは「胸大きいね

とねっとりした声で言った。心臓バクんとなったが、聞こえなかったふりをして説明を再開するとまた「胸大きいねエロい体してるね」と言ってきた。

変質者だと確信した。声をあげようと思ったけど、声がなぜかでなかったし、その場を立ち去ろうにも体が硬く動かない。そして、ふと下を見ると、股間から

アレを出していた。うわって思って目を反らしたらおじさんは「見ろよ」とドスの効いた声で脅してきた。今まで男の人のそんな怖い声が聞いた事がなかった自分の頭は真っ白

になって、何もできない。おじさんはさらに「おい、見ろって言っているだろ」と怖い声を出した。それで私は仕方なく視線を下に移した。

それからの生生しいことはあまり書きたくないので割愛する。

おじさんから解放された私は頭が真っ白になりながらもバス停に向かって、家に帰った。

お母さんの顔を見たときに泣きそうになったけど、我慢した。泣いた姿なんて何年も見せていないし、そういう女々しい所を見せないのが私のいい所なんだって

思ってた。

部屋に戻ってから自分を責め続けた。

股間を蹴り上げてやるっていつも言ってたのになんで何もできなかったんだろう。

男らしいはずだった私がなんで体を動かせなかったんだろう。

「見ろよ」って言われてなんで素直に見てしまったんだろう。

私はなんて弱いんだろう。

男勝りな普段自分発言が凄い恥ずかしくなった。

お母さんに変質者にあったことを言おうかと思ったけど、なぜか恥ずかしくて何も言えなかった。

男勝りキャラで通しているので友達にも言えるはずがない。

そのまま頭がぐらぐらしながらその日を終えた。

そして、次の日から私は吃音になった。言葉を出そうと思っても、どんな喋り方をすればいいのかわからなくて吃ってしまうのだ。

性犯罪に直面したショックもあると思うし、自分キャラクターがわからなくなったのも原因だと思う。

友達吃音になった私を弄った。そして、弄られれば弄られるほど吃音はひどくなった。

今もそれは治らない。あの日に戻ってあいつの股間を蹴り上げてやりたいと思うことはあるが、また体が硬くなっていいなりになってしまったら

と思うと怖い。私は次のその瞬間が来たときに、足を振り上げられるだろうか。

2018-01-06

平成生まれの恵まれ田舎オタクあほ言ってんじゃねえよ

https://togetter.com/li/1187223

 

昭和生まれオタクなんてなあ。定額小為替郵便局で買って、一個ずつペーパー取り寄せて、お手紙書いてサークル一個一個に通販してたんだぞ

一ヶ月以上かかるの待ってたんだぞ

それに比べれば今なんてネットショップほとんど買えるし天国だよ!

ふざけんなよ!!!

プリペイと知らないとか、わしらだって最初通販方法しらなくて、便せん破ったのつけてたり、定額小為替白い紙で包まないでやったりしてたわい!

いきなり違法サイトなんて見てねえよ

田舎オタクはないと死ぬかいう言い方ほんっと気にくわない

今の田舎オタクがどんだけ恵まれてると思ってんだ

コンビニ10キロ

はああああああ?!

コンビニなんて昔はなかったんだよ

ネットがなかったんだよ

サイトもなかったんだよ!

本なんて送られてくるペーパーでしか情報得ることできなかっったんだよ

中学生くらいに鳴って、やっと地元の小さいイベントに金握りしめて言って、大手委託に列並んでたんだよ

当時は通販やってないサークルも多くて、そういうところは涙を吞んで諦めてたんだよ

昔より遙かにまれているくせに、田舎オタク死ぬとか、平成ゆとり死ねよクソ!

田舎オタクがみんなこんな犯罪者と思われたらたまっったもんじゃねえ

久しぶりに本気で腹立った

2018-01-01

anond:20180101070125

郵便局様の利益のために年賀状はやめるべきではないと素直に言えばいいのに。

年賀状のために高校生最低賃金ギリギリで働いてるんだよなあ。

まりにも安すぎるから人が集まらず、年賀状文化が廃れつつある現代なのに「現場疲弊」してるわけ。

こういう状況みてもまだ必要だと思うの?

年賀状はいらない文化なのか?

ゆうパック話題でなぜか年賀状やめろってブコメが付いていることが多い

年賀状(あとお歳暮とかも)いらない文化から滅びろみたいなことを書いてる人もいる

俺はここ数年、年賀状仕分け(内務)の短期バイトをやっているのだが色々と思うところもある

無駄といえば無駄だとは思うんよ

毎年、区分も大変だし、束になると結構重いし、手区分めんどくさいし、郵便局人達の顔色どんどん悪くなっていくし

でも文化って言ってしまえば無駄なことに力を注げる余裕のことでしょ?

それにさ、人との繋がりってそれを維持するのに実態のある物をやり取りするのが結構重要だと思うんよ

年始挨拶なんてメールLINEでいいだろって人もいる

でも、これは経験則からなんだけど普段から顔を合わせてる人や家族はともかく、そうでない人との関係はそれだけだと疎遠になっちゃう事が多い

隣の県程度の距離でも年賀状のやり取りすらしない相手とは疎遠になっていく

もちろん元々そんな親密な人間関係を求めてない、むしろそういうのを断ち切りたいって人もいると思う

そういう人に年賀状を出すことを強制するのはダメだと思う

でも繋がりを維持したくて、その為に手間をかけて年賀状を作ったりお歳暮送ったりする人にやめろと強制するのもどうかと思うんよ

現場疲弊してるじゃないかって人もいるだろうけど、正直そういうのは日本郵便の上の方が酷いからという面の方が強い

年賀状は繋がりを維持する仕組みとしてはなんだかんだで洗練されてると思う

から、そんなにカジュアルになくせって言えるほと軽いものではないんじゃないかなぁ

2017-12-29

足立区滅ぶべし

いつも行くお店から常連さんの行きつけの店に連れて行かれる途中で、どうやら駅前駐輪場に留めた自転車が盗まれしまってたらしい。

申し訳ないのが、「警察は信頼できない」をアホほど警察に対して発揮してしまたことだ。

というのも、駐輪場管理会社電話しても、まずは警察に連絡したかを聴かれて、酔っ払い的に「じゃあ、警察から連絡を受けたら、お前は対処するのか?」みたいな反応をしてしまたことだ。

自分自身警察から捜査協力をされたことが大昔あったので、被害届をだしているうちに、あ~、自分めんどくさいタイプ人間になってるな~と思ったのである

具体的には

あなたが、被害届の記入をしている際に、自分の盗まれ自転車捜査をするという言質を録音してもいいか」ということをあほほど訊いていたのである

録音してもいいが、まずは被害届を出すため、防犯登録に関して教えてくれ、というのが警官の返答であった。

ただ、かたくなに録音に関しての言質はこちらには与えないという印象はのこった。

交番が自宅から近くであったため、防犯登録に関しての情報は速やかに提供することは出来たのだが、自分自転車盗難について早急に捜査する旨の言質は取れず仕舞いであった。

まあ、そりゃそうだろう。

本人が施錠したことを主張しただけで、自分自身は、政治経済に何らかの影響を与える存在では決してない。うんこ的な存在である

だが、本人的には、その日初めて会った、行きつけの店の常連さんに、二軒目の店で、現代社会に対して大いなる批判をかましていたところである

そこに対して、自分自転車が盗まれたことを陰謀だというのは、どう考えてもアホである

だが、酔っぱらった自分には、市民の切実な願いを無下にする公僕という、求めるべき公僕としての姿勢が目に入るばかりであった。

死ぬほどめんどくさいおっさんに、簡単になれるのだ。人間は。

分かってるんだよ。俺の自転車が盗まれたのは純粋にアホな足立区民が引っ張っていったであろうことは。

天下の足立区だぜ。どんな形であれ、多少オシャレなチャリはぱくる足立区民だ。

足立区に深い愛は抱いているが、深く足立区民を憎んでいるのが足立区民だ。

ただ、なんていうか、日々パトロールしている足立区に関する警官にすら、ひねくれた猜疑心を抱いてしまうのが足立区なのだ

今日も昼に、郵便局郵便窓口で、自分より早く整理番号をとった人間を、いかにもずるなり、考えもつかないほど、悪辣な手段を用いて、先回りしたと糾弾する人間をみたが、

それが足立区民なのである

もちろん、そうではない人間足立区には存在する。だが、区としての、区民としての利益享受できるのは、

かのように、区外の人間想像する足立区民だけなのである

足立区生活拠点を構えると、考え方すら足立区民に毒されてしまう。

日頃、ワンカップを手にし、区役所で、警察署で、安倍政権につい Conspiracy だと叫ぶ人間になってしまうのだ。

いずれにしても、私は足立区は滅びるべきだと考える次第である

具体的には、荒川以北を埼玉県委譲すべきである

東京都足立区を持て余しているのだ。

足立区は滅びるべきだと考える次第である

2017-12-27

これから年賀状を出す人へ

毎年、年賀状区分アルバイトをしている者です

可能な限り元旦年賀状を届けるべく頑張っています

作業をより確実に行う為にいくつかお願いをさせてください

・できれば向きを揃えて輪ゴムで束ねて出してください

その際にゆるくかけると輪ゴムが外れてしまうので二重掛けにしてもらえると助かります

枚数が少ない場合は輪ゴムをかけると曲がってしまうのでそのままお出しください

折り紙を貼ったものなど区分機にかからない年賀状以外は県外、市外、市内などで小分けにする必要はありません

全て一度区分機にかけるので小分けにしないほうが助かりますし、作業も楽になるので元旦に届きやすくなります

切手を貼った年賀状普通年賀状と分けてもらえるとありがたいです

郵便番号は大きな字で正確に書いていただけるとより区分の精度が高まります

区分機による区分だけでなく手区分でも郵便番号を頼りに区分するので書いてあるか否かで作業効率が大きく変わってきます

・住所はできれば省略しないで書いてください

郵便番号が間違っていた際などは住所で区分するのですが、県名などが書かれていないとどこの○○市や○○町なのかが分から区分に手間取ります

ベテラン職員さんであれば記憶を頼りに区分できる場合もありますが、短期アルバイトではそうは行きません

誤って他県に送ってしま可能性すらありますのでどうかお願いしま

折り紙押し花毛糸、凹凸のあるシールなどを貼った年賀状は早めの投函をお願いしま

こういった年賀状は手作業での区分になるのでどうしても時間がかかります

投函した地域郵便局での手区分→送った先での手区分となる為、28日以降ですと遠方の場合元旦に間に合わない可能性が高いです

2017-12-25

anond:20171225231225

これは推測なんだけど管理会社適当に処理してる可能性がある

郵便局データベース上、その住所にあなたと前の住人が両方住んでいる状態になっているので*郵便局に*誤配である事を明確に伝えるのが解決への近道

一度送達実績がある宛先は何度か誤配される事があるけど都度郵便局に連絡すれば減っていくはず

anond:20171225230732

投かんしているほうは、帰ってこないから、有効な住所だと思ってるとか?

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10149825245

この人も似たような相談みたいです。

ベストアンサー

問題郵便物は、「受け持ちの配達担当郵便局へ、「前の住人宛の郵便物自分宅に来てるので、今後来たら、差出人さんへの返送を、手配して欲しい」旨、電話で申し出て、配達担当の局員さんに来て貰って、改めて申し出てから、手渡す。

若しくは、その配達担当郵便局が良いが、直接最寄の郵便局へ、問題郵便物を持参して、「前の住人宛の郵便物、来てるので、今後来たら、差出人への返送で、手配して欲しい」旨を申し出て、手渡す」手段を、取ると良い。

みたいです。でも怖いですよね。

私だったら、このベストアンサー通りにして、+賃貸会社にも前住人のことで迷惑している事を告げておく、+地域担当交番があれば、そこに出向いて事情を話しておきます

anond:20171225225603

実は「郵便法」という法律で、「郵便物誤配達を受けた者は、その郵便物にその旨を表示して郵便差出箱(郵便ポスト)に差し入れ

又はその旨を郵便局に通知しなければならない」という決まりがあります郵便局へ直接持っていって知らせたり、郵便ポスト投函することで、

誤配達を受けた者としての義務を果たせるのです。

https://news.mynavi.jp/article/20130724-a308/

全文パクリサイト発信者情報開示請求して1000万円請求した話

 「ブログ文章画像をパクったサイトを作られた! しかもググったら私のブログより上に出てくる!」といった話を見聞きするようになった。

 細々とブログ運営している私には対岸の火事と思っていたのだが、先日、私のブログパクリ被害を受けた。そこで泣き寝入りせず、逃げ得させない方針で対抗し、ある程度、成功を収めたので、個人情報などはぼかしつつ、その経験を共有したい。

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 私がパクリに気付いたのは、外出先で自分記事確認しようと、最新の記事タイトル検索した時のこと。検索一覧で、自分ブログのすぐ下に、見慣れない名前サイトが現れたのだ。「たまたま同じタイトル記事を書いた人がいるのかな?」と確認すると、文章画像も私のブログとまったく同じ。

 「パクられてる・・・

 血の気が引いた。パクリサイトを詳しく見ると、なぜか記事の筆者として私のIDが示されている。私のIDクリックすると、“私の記事一覧”なるページへ移動。そこには、これまで数カ月の私のブログパクリ記事が並んでいた。

 パクられていたのは私だけではない。パクリサイト最近投稿を見ると、数十もの異なったブログから記事をパクっていた。

 パクられているブログには共通点があった。それはブログ更新情報を伝える「RSS全文配信」という仕組みを使っているブログを利用していること。

 RSSブログなどを登録すると、記事更新があった時にすぐに伝えてもらえる仕組み。仕組み自体は便利なのだが、パクリサイトは伝えられた更新情報悪用し、即座に記事の内容をそのまま自動的パクリサイトにアップしていたのだ。「RSS全文配信」ではなく、「RSS一部配信」なら防げるのだが、例えば、このはてな匿名ダイアリーの親戚であるはてなブログではRSS全文配信しか選べないので、こうした被害を受けやすい。

 キュレーションサイト自称するそのパクリサイトには注意書きがあった。

 「リンクさせていただいた際には、運営者さまへご連絡させていただき、ご承諾いただいた上で当サイト運営しております。 万が一、こちらの不手際でご連絡差し上げておらず、ご承諾をいただいてないブログ運営者で、リンクを外してほしいとのご要望がございましたら、すみやかに誠心誠意対応させていただきますので、よろしくお願いいたします」

 何が“誠心誠意”だ、こんなパクリサイトへの転載を承諾しているわけがない。

 私と同じく記事をパクられていて、連絡先が分かった人に確認すると、やはり「まったく連絡はいただいておりません!」との返事がきた。つまり、この注意書きには、パクリ元に見つかったらミス言い逃れ第三者から通報も抑止しようという、悪質な意図が込められていることになる。

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 どうすればいいのか。

 パクリサイトには問い合わせページが用意されていたので、そこから連絡し、私のブログをパクったページを削除させるのは簡単だろう。しかし、それではパクリサイト運営で得た収入をなくせるわけではないし、私以外からパクった記事も削除されない。

 そこでWELQ問題の際、パクられた写真の利用料(賠償金)を請求した例にならうことにした。パクリサイト運営者が今までに得た収入を上回る利用料をとれれば、パクリサイト運営する動機消滅するのではないかと。

参考:キュレーションメディアに写真をパクられたので請求書を送って、18万円支払ってもらった(https://www.photo-yatra.tokyo/blog/archives/11079

 パクリサイトは1日1万5000ページビュー自称しており、Google Adsense広告を利用していた。Google Adsenseだと収入はざっくりページビュー10分の1円ほど、つまり1日1500円の収入パクリサイト過去記事を見ると数年運営していたので、100万円以上得ていると推測した。

 問題パクリ行為100万円以上請求する根拠であるほとんどのブログと同様、私のブログも「記事をパクったら●万円!」「写真は●万円で販売中」などとは示していない。また、パクられた写真すべてが「自分が完全に著作権を持っている写真」と自信を持って言えるかという問題もある。例えば、肖像権が含まれ人物写真ロゴキャラクター商品写真サイトキャプチャーゲームの1シーン、マンガコマなどは難しい。

 そこで発想を転換することにした。今までパクられた記事の利用料をとるのではなく、確実に私に著作権がある有料写真を大量に含んだ記事作成し、それをパクらせた上で利用料をとればいいのではないか、と。

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 さっそく外出して、公園や雲、植物など、権利侵害しない写真撮影。私が撮影した証拠にもなるよう、一部の写真には私のメールアドレスを書いた紙も写りこむようにした。一応、有料販売する体裁なので、ピンボケなどしないように気を遣い、できる限り良い写真を撮ることに努めた。

 こうして撮影した写真ブログ掲載していくのだが、注意すべきはブログサービス規約。例えば、はてなブログでは「記事内での直接販売」を禁じている。そのため、別の場所写真販売して、ブログではそれを紹介する形にしなければならない。

 個人でも写真販売できるサービスにはPIXTAやFotoliaなどがあるのだが、ほとんどは審査があり、料金も自分で決められない。

 そこでオススメなのがnote、「ノート投稿する」からイメージ」を選ぶと、好きな価格写真販売できるのだ。販売価格の上限は1万円だが、noteプレミアムに入ると5万円に引き上げられるので、加入して1枚5万円で50枚販売することにした(1カ月に200点以上または一時点において100点以上の商品新規出品する場合特定商取引法に基づく販売業者として連絡先を掲載しないといけないので注意)。

 次にブログ販売写真を大量に掲載して紹介するのだが、パクリサイト自動的パクる際、相手はどうせパクった記事をチェックしていないと予想されるので、さまざまな注意事項も書いておいた。

 「転載禁止」「転載を認めている媒体はない」「無断使用した場合、1枚につき使用料ペナルティとして倍額の10万円」 「不正使用とみなされる場合損害賠償を求めるなど法的な措置を講じる」「キャンペーンなど短期的な利用であっても同じ料金」などなど。

 写真のものにもPhotoshopで同様の文言を埋め込み、「(C)2017 (私のID)」と著作権表示も加えた。加工なしの写真掲載すると、パクった相手が「これは自分が撮った写真だ!」と逆に主張してきた際、オリジナル写真を示して自分が作者と証明できなくなるので、こうした文言は入れておいた方がいい。私の場合は、1つの写真につき、著作権表示のみの画像と注意事項も加えた画像の2種類、計100枚をブログ掲載した。

 「もしかすると気付かれてしまうかも・・・」と危惧していたのだが、数十分後にパクリサイト確認すると、無事(?)、私の写真紹介記事がパクられていた。ご丁寧に注意書きもそのまま転載されている。

 さっそく証拠確保のため、(1)ウェブ魚拓をとり(念のため「https://megalodon.jp/」「http://archive.is/」双方で)、(2)右クリックからページを保存、(3)右クリックからソースを表示してコピペして保存、(4)Google Chrome拡張のFull Page Screen Captureを使用してページ全体をキャプチャーさら一時的ミスと言いわけできないよう、1週間後にも同様の作業を行った。

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 完全に証拠を押さえたところで、利用料を請求する段であるパクリサイト運営者に連絡するには、問い合わせページを使う方法もあったのだが、より正式方法ドメイン登録者情報を調べて、そちらから連絡することにした。最終的に裁判で利用料を請求することになった場合相手名前や住所が必要になるからだ。

 ドメイン登録者情報の調べ方は簡単。例えばアスカネットワークサービスの「http://whois.ansi.co.jp」でパクリサイトURL検索するだけ。

 ・・・と思ったのだが検索した結果、「Registrar Abuse Contact Email(不正使用の際に連絡するメールアドレス)」として表示されたのは、GMOインターネットメールアドレス。これは個人情報を隠すため、GMOインターネットお名前.comというサービスを利用していた時に表示される。

 なのでGMOインターネット電話し、「著作権侵害され、利用料の請求書を送りたい」と伝えると、パクリサイトエックスサーバーというサーバー会社を利用していると教えてくれた。なお、ここでは著作権侵害の具体的内容を説明する必要はなく、パクリサイトこちらの動きが伝わることもない。

 次にエックスサーバーに連絡すると、パクリサイトエックスサーバー運用されていることは確認できたのだが、「発信者情報開示につきましては、プロバイダ責任制限法に基づき、書面にて発信者情報の開示請求をお送りいただいたもののみ対応いたしています」とのこと。まあ当たり前だ。

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 名前や住所、メールアドレスなど発信者情報の開示請求必要ものとして、エックスサーバーから指定されたのは次の3点。

(1)発信者情報開示請求書http://www.isplaw.jp/d_form.pdf

(2)印鑑証明書

(3)問題サイトから情報流出によって権利侵害されたとすることが確認できる資料(2部)

 (1)発信者情報開示請求書テンプレートがあるものの、自分用にカスタマイズしないといけないので若干面倒。テンプレートの「貴社・貴殿」「注」などをうっかり修正し忘れてしまい、何度か作り直すことになった。書き方は↓の記事を参考にさせてもらった。なお、「発信者に示したくない私の情報」として私の氏名を指定した。

参考:写真無断使用された時の発信者情報開示請求の仕方(http://tanaka-desu.com/puroseki-hassinsya-kaiji/

 (2)印鑑証明書役所で発行してもらえるのだが(350円)、そもそも印鑑登録しておかないといけない。シヤチハタ印は印鑑登録できないので、実印を持っていなければ制作に少なくとも数千円、数日みておく必要がある。

 (3)資料パクリサイトがパクった記事と、自分ブログのパクられた記事PDFで保存して、セブンイレブン印刷写真100枚が含まれ記事で、しかも各々のサイトを2部ずつ印刷したので、コピー代だけで2500円かかった。

 (1)~(3)の書類を合わせると数センチにもなったので、郵便局レターパックプラス(510円)で送付。この書類サーバー会社に届くとパクリサイト運営者に連絡がいくので、必ずここまでに証拠を固めておくことが大切。Twitterなど表で騒ぐのも厳禁、書類が届いてサーバー会社ログを保存する前に該当記事を削除されてしまうと開示は認められなくなるらしい。

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 書類を送った翌日、パクリサイトに変化が生じた。私のブログからパクった記事がすべて削除されたのだ。ただし、サイト自体は通常営業で、ほかの人の記事は全力でパクリ続けている。

 権利侵害根拠となる写真紹介記事が削除されたことで、「もしかすると発信者情報開示請求が通らなくなるかも」と心配したのだが、書類送付から2週間後、エックスサーバーから封書が届く。中を見ると、「発信者氏名」「発信者住所」「登録メールアドレス」が記されていた。

 さっそく登録メールアドレス宛に連絡。「発信者氏名」「発信者住所」が正しいか確認するとともに、該当記事を削除しているがウェブ魚拓証拠を示せること、写真100枚の転載料として10万円×100枚=1000万円を請求すること、そもそもどういう考えで運営しているか聞いてみたい、という内容にした。書き方は↓のサイト、およびネット写真を盗用された場合対処法を解説した『アサヒカメラ 2017年2月号』を参考にした。

参考:キュレーションメディアに写真をパクられたので請求書を送って、18万円支払ってもらった(https://www.photo-yatra.tokyo/blog/archives/11079

 すると、4時間後、すぐに相手から返信があった。謝罪言葉サイトを閉鎖したとのこと、ただし金額については妥当とは思えないところがあるという内容だった。

 この場合裁判金額を決めることになるのだが、そこまで進めるかどうかで悩んだ。同様のパクリサイトが生まれないようにするためにもパクリで高額の賠償金が発生することを判例として残すことは重要。私の主張が全面的に認められるかは分からないが、いろいろ調べた結果、ペナルティ部分は認められないかもしれないが、利用料部分は認められるのではないかと予想していた。

 しかし、相手個人可能性が高いこと、悪用が禁じられているとはい名前や住所といった個人情報が開示される罰則を受けていること、相手Google AdsenseIDなどで調べた結果たどりついた他のアフィリエイトサイトがあまり儲かっていないようにみえたこと(儲かっていたらこんなリスキーな手は使わない)、ほかにパクリサイト運営者がいる中、不幸にも私という当たり屋に追突してしまったのがちょっと気の毒に思えたこと、などからサイトを削除したことで良しとして、また何らかの権利侵害されない限り、請求は保留すると伝えた。ちなみにここまでは私の名前や住所は相手に伝えず進めていたのだが、請求書を送ったり、裁判に訴えたりするとなると、もちろん名前や住所を出す必要がある。

 そもそもRSS情報自動サイト転載する仕組みは、ネットに関する知識技術をそれなりに持っていないとできないこと。それだけの能力を持った人がパクリサイトに手を出した背景には、発覚した時の罰則が軽そうにみえたことがあっただろうが、この記事によって、その認識を変えられたらと思う。

 もし本当に悪い人が目を付けたなら、有料画像を大量に掲載し、パクらせることで、理論上、1億円でも10億円でも無限に、しか理屈が通った上で請求できるので、一発で破滅してしまう。

 今、パクリサイト運営しているならすぐに閉鎖した方がいいし、パクリサイト被害を受けている人がいるなら、ぜひこの方法で利用料を請求してほしい。私もまたパクられることがあれば、今度はしっかり利用料をもらうところまで進めるつもりだ。

 一応、著作権違反損害賠償請求時効3年で、しばらく悪いことはしにくいと思うので、相手の方にはこれを良い機会として、高い能力社会のために生かしてほしいと心から願っている。

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