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はてなキーワード: 性的指向とは

2022-06-26

anond:20220626111725

人種出身国民族宗教性的指向性別容姿健康障害)「など」って書いてあるだろ

その「など」の中に職種趣味経歴なんかについても当然入っているんだが

勉強不足はお前だ

anond:20220626111427

ヘイトスピーチ人種出身国民族宗教性的指向性別容姿健康障害)などに基づいて、個人または集団攻撃脅迫侮辱する発言言動なんだからダメに決まってんだろ

しろどうして良いのか言って見ろ

2022-06-19

anond:20220619153940

自閉症スペクトラム障害であり、セクシュアルマイノリティ ダブルマイノリティの直面する苦難とは? |じんぶん堂

https://book.asahi.com/jinbun/article/13864375

https://b.hatena.ne.jp/entry/4705256798763475586

自閉症スペクトラム障害もつ人の性的指向は、定型発達者のそれよりも多様であるという報告がある一方、異なる結果の出た調査もある。自閉症スペクトラム障害もつ人のなかで性別違和を感じる割合が高いのかという問題についても、結論は出ていないようだ。とはいえ、『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』には、「子どもと同様に、一般集団と比べて医療に照会された性別違和もつ青年において、自閉スペクトラム症の有病率がより高い」と記載されている。

確証バイアスは否めないが、SNSセクマイ自称するアカメンヘラだったり知覚過敏を訴えてたりすることが多いという肌感覚と一致はする

2022-06-15

anond:20220613094136

LGBコミュニティでは、昔っからそういう形で同性婚批判する議論はありますぶっちゃけ50年以上前からあったし、今も同じ事を言ってる人たちはいます

まずゲイ男性同性婚批判について。ハッテン場とかをイメージしてもらうとわかるけど、ゲイ男性界隈というのはだいたい性的交流交渉に対してオープンで(享楽的ともいう)、短期間に多くのパートナーを持ったり、ワンナイトだけと割り切ってたりと、特定相手との排他的関係(モノガミーシップ)に拘束されたがらない人達が多かった(今でも多い)です。アクティヴィストも、基本的にはこういう行動パターン自分たちが創り上げた独自ライフスタイルゲイライフ)、異性愛主義から解き放たれたゲイ男性独自文化的資産とみなし、肯定的に捉えてました。

もちろんそれは、同性との持続的関係を公にしつつ生きることが難しい時代背景ゆえの事情でもあったし、一方で60年代ヒッピー文化でもフラワーパワーとかと並んで性の解放が訴えられてたという事情もあったんですけど、まあ時代の空気だったんですね。で、そういうライフスタイルが主流だったゲイ男性の多くにとっては、「同性婚」というのはあんまりピンと来ないテーマだったんですよ。俺たちがヘテロの真似してどうすんの、という。米国でも欧州でも日本でもこういう言説は根強くありましたし、当事者自身がそう書いている書き物も多く残っています

もう一方のレズビアン界隈での同性婚批判について。こっちはこっちで、結婚制度を「男女の性役割分業を究極的に固定化する差別的制度」という風に見る人たちが多かったんです。今よりもレズビアンフェミニスト的な立場人達の影響も強かったし。家父長制と結婚制度こそが世の女性たちを抑圧しているシステムなんだから、それを自分たち模倣するなんて…という抵抗感もありました。

そもそも当時は、「同性同士が結婚する」というアイディア自体、多くの当事者にとっても突飛な、想像を超える、およそ現実的でない絵空事だったんですよね。大半のゲイレズビアンは、そんなことが本当に実現するとは思ってもいなかったから、それを目指して社会運動したりもしなかった。そもそも「昼間の世界」でカムアウトすること自体自殺行為みたいな時代です。同性愛という性的指向を詳らかにして堂々と同性パートナーと暮らすことすら難しかったわけですからさらにそこに法律婚の仕組みを適用するだなんて発想を持つ人はほとんどいなかったんですね。もちろん「同性のこの人と結婚できたらいいなあ」と夢想する人達は当時もいましたけど、それは多くの場合ロマンティックなファンタジーとして語られていた。結婚制度を同性間に拡張することで、異性カップルに認められているさまざまな社会的権利自分たちも獲得しよう、という発想はまだ乏しかったんです。

こういう流れを一変させたのが、80年代AIDSパニックです。若い人は知らないと思いますけど、日本でも当時はプライバシー侵害なんかガン無視した、壮絶なパニック報道がありました(参考: https://www.janpplus.jp/topic/433 )。今でこそHIVAIDSは、発症抑制も症状の緩和も可能な、生活態度次第では余命を全うできる病気になりましたが、発見当初は本当に不治の病だったんです。震源地ひとつとなった米国ゲイ界隈はもう本当に凄惨な状況で、各都市コミュニティ自体が壊滅し消え去ってしまうほどのパンデミックになりました。バスハウス(ハッテン場)で活動的だった人達を中心にゲイシーン全体に感染が広がり、次々に病み、衰え、死んでいったんです。その中にはもちろん、互いに大切に思っているパートナーと長期的関係を築いていたカップルもいました。その経緯を通して、パートナーの病と死に伴う課題、つまりパートナー医療・看取り・相続などについて、同性愛者は全く権利がなく、法的にとても脆弱立場にある」ということがコミュニティに深く認識されることになりました。

結婚というのは、恋・愛から始まる親密な関係に確固とした法的枠組を与えてくれるものであると同時に、人が生きていればいずれ来る病・苦・死のリスクに対して、信頼できるパートナーと共に備え、支え合うことを可能にしてくれる枠組でもありますAIDSという歴史的な苦難は、そのことへの経験想像ゲイレズビアンコミュニティ全体に与える決定的な機会になりました。「ゲイの老後」という、それまであまり語られなかったトピック海外でも日本でも注目され始めたのこがこの頃です。多くのゲイ男性が「自由享楽的ゲイライフ」という夢の先にある、生活者としての現実シリアスに捉えるようになった…といってもいいかもしれません。これを保守化と取るか、成熟と取るかは人によって違うでしょうが自分後者だと思います

AIDSパニック以後、ゲイレズビアンアクティヴィズムが一気に同性婚推進路線に舵を切ったわけではありませんが、パートナーシップに対する法的保護ニーズを求める声はじわじわと広がっていきました。そして、米国各州で一部当事者法曹支援者同性婚訴訟を起こして、そのうちいくつかで良い結果が出続けたことで、同性婚に対して微妙葛藤を持っていたアクティヴィズム界隈でも「これは行けるかもしれない」という手応えがでてきて、徐々に同性婚をめぐる権利運動が主流化していきました。このあたりの経緯は、ぜひジョージチョーンシーの『同性婚 ゲイ権利をめぐるアメリカ現代史』をお読みください。




というわけで、実は元増田意見は割と真っ当というか、問題の芯をとらえてます。というのは、元増田が書いてることは、かつてのレズビアンゲイコミュニティでの典型的同性婚批判ロジックとしっかり符合してるからです。

自分同性愛者だったら絶対結婚とか目指さんけどな

だって結婚って異性であることを前提とした文化制度法律じゃん

そんなもん同性パートナーとのルールとして採用したくないわ


これは上でも書いた「異性愛前提の制度模倣従属すべきでない」という声。

それよりも新しく同性パートナーと生きていくのに必要なことを自分たちで決めてそれを法律に落とし込んでいく方がいい

それが多様性だろ


これは「既存結婚制度に縛られない、よりフラット意味合い法律関係シビルユニオンPACSパートナーシップ制度など)」を求める声。これについては、保護される権利が同等でない「まがいもの」で満足すべきではない、という批判もあったりして、結局それぞれにニーズのある人達がそれぞれの路線運動して、結果的に両方が実現していくという流れがあります

よく話聞いてると同性婚目指してる人たちって、結婚恋愛のゴールだと思ってる節あるんだよな

から同性愛者にも恋愛のゴールとして結婚させろと言ってるみたいでアホっぽい


恋愛のゴールとしての結婚」も、やはり異性愛主義ロマンティック・ラブ・イデオロギー模倣とみなす批判はあります。一方で、先のチョーンシーはゲイ歴史学者で「自分同性婚法律化されても利用しないと思う」という立場ですが、それでも同性婚をめぐる運動当事者を強くエンパワーしていることははっきり認めています。やっぱり法律婚って、そのパートナー関係に対する社会的承認象徴なんですよね。その関係行政公的に認め、社会も追認する。そういう承認を得ることが当事者にとってどれほど心強く、報われる、喜ばしいことなのかは、想像していただければわかるのではないかと思います

元増田のような問いを受け止めつつ、それでも諸々の紆余曲折を経て、同性婚の実現による法的権利社会的承認の獲得に向かって前進してきたのが、今のレズビアンゲイコミュニティだと思います

2022-06-11

anond:20220610105339

性自認」「性的指向」「ふるまう性」「生物学的性」の4つが、セクシュアリティを決定する上で特に重要な柱である、というのは、世界的に主流の考え方ですよ。

異性装というのは直球で「ふるまう性」を論点にしていますジェンダーセクシュアリティを正しく勉強したことのある人であれば、トランスジェンダークロスドレッサーの違いは常識です。

2022-06-06

anond:20220605223455

あくま二次創作BLの話で、商業BL(かつてのJUNE系)の視点が薄い気がするが、おおむね同意と納得。

「こいつが自分と同じ性的指向だったらな~」的な要素がある増田から見たいわゆる「夢小説」界隈ってどんな感じなのか、よかったら書いてみてほしい。

作品世界自分を入れたいわけじゃないんだよなタイプから眼中にない?

それとも夢女って呼称にもモヤってたりする?

2022-06-04

anond:20220603141356

それを外向け一般向けでうまくやったのが尾木ママでしょ。

初期のインタビュー自分からそんなこと言ってたし、性的指向も明言はしなかったけど子供がいますと言ってノーマルなことを仄めかしてたし。

2022-05-30

金曜の仕事終わり、初めて会う人とごはんを食べてワインを飲んだ

初めて会う人と会うのは数え方にもよるけど2回目だった

道玄坂の店と道玄坂の店のどっちがいいか聞かれて、思わず笑った

学歴仕事身長を踏まえて、顔も学歴職場フルネームも知ってることを考えて、もういいか、と思った 別にその時嫌なら帰ればいいし

絶妙コスパの店で絶妙適当な肉とか食べて、適当ワインを飲んだ

料理お酒の頼み方、会話の流れ、体に触れる流れ、会計、すべてに様式を感じて、その様式を確実に習得する能力計画性に学歴を感じた

料理持ってくる店員さんにこの後ホテル行くんだろうなと思われてるんだろうなー、と思いながら飲んでた

アルコールが回ってきて笑い上戸になってる自分を感じながら、雑に話しながら、頭の中では冷静に二択を迷ってた

今になって思えば、そこまで外堀を固められた状況で帰る手段絶対に帰るという意思を持つことだけで、迷ってるなんて帰れないのと同じだった そこは誤算と言えば誤算だった

店出た途端手を繋がれて、どこを歩くかなんて向こうにしか主導権が無かった

待って、一旦歩きたい、散歩しよう、とか言ったけど私も酔ってたし、何より迷ってた

コンプレックスの打破や性的指向確認のために経験したい気持ちがあって、そのときの人はげんなりする性欲の強さはありつつもちゃんと手順を守って丁寧でモラルもあって優しくしてくれて、そういう意味では申し分なかった

避妊なんて私以上に敏感なんじゃないかってくらい気をつけてて、終わった後のゴムを見せられまでした それは性欲だろうけど それでも不安ピル飲んだけど

1.5万で経験を買ったのかと思うと、笑えてくる

キスセックスも何にも感じなくて、何がいいんだか分からず、丁寧にやってくれてるのに申し訳ないけど途中からもう帰りたいなーと思ってた

可愛い声を出して喜ばせることとか相手の求めてるであろう反応をしてみることに快感を感じないこともなかったけど、行為自体は本当に無だった

抱きしめられて幸せって言われてるとき自分別に幸せでもないっていう、物理距離に反した感情齟齬が印象的だった

途中まで手を繋いで、別れ際抱きしめられて、高速沿いを歩いて帰った

人とごはんを食べて、ひたすら言葉肯定されて、人肌を感じて過ごす方が1人で徘徊する夜よりも精神衛生に良さそうなのは感じた

そういうメリットがあり、なにより結婚出産という私の求める人生が手に入るのに、時には人生の虚しさすら埋められるのに、それでもこれでいいのかと思ってしまった

異性愛への違和感がそんなに大事

色々考えながら、次の日は高校時代友達と二人でランチした

上品可愛い綺麗な子で、前日のことなんか言える訳無かった

遅めの誕生日プレゼントに、コスデコ香水を渡した

の子が「男の人ってなんというかあんまり好きになれなくない?」って言ってて、心底同意しつつも彼氏いたことある人がそんなこと言わないでよ、とも思ってしまった

行為の良さがわからないのって女性だと結構普通なのかな 行為以外の、手を繋いだり抱きしめたりするのは好きな人なら幸せなのかな 例えば同性なら幸せなのかな

男の人でも別の人だったら良かったりするのかな 男と寝れるなら男が好きってことなのかな

ここまで来たら、自分はどこにカテゴライズされるのかじゃなくて自分がどうしたいかなんだろう

20代結婚したい 選ばれるうちに選んでしまえ、っていう気持ちもある

日曜日は別の友達と3人で会った

すっごく楽しかった 楽しすぎて1日が終わるのが惜しかった

解散したあと、なんとなく30分くらい歩いてから電車で帰った

半袖が丁度良い夜が気持ちよすぎて寂しくて頭おかしくなりそうで、夏の夜っぽい曲を聴きながらしばらく歩いた

かに全部話さないともう苦しくて息が苦しいのに誰にも話せない

高校ときに好きだった子に対して今はあの時みたいな感情は無いし、高校卒業してから普通に友達と思って普通に会ってるけど、性的指向への違和感の正体を探るために好きでもない男と寝た2日後に会うと流石に色々感じてしまった

どんな男に抱きしめられるよりこの子抱きしめたいと思ったし、スマホ見せてくれて覗き込むときとか要らない意識があったし、もう嫌だ

友達として会ってるのに、そう考える自分が嫌

当時みたいな感情が無いのは本当

自分がLとかBとかっていうよりはあの子しか好きになったことないだけだし、自分が男を好きになれないっていうよりはあの子しか好きになったことないだけ

彼氏喧嘩した話とか、結婚とかしたくないけどしなきゃっていう思い込みがあるとか、まあまあ切ない気持ちで聞いてた

土曜の子もだけど、男の人をあんまり好きになれないとか結婚したくないとか、わかりつつも男と付き合ったり付き合ったことがある子が言ってると正直なんなんだと思ってしま

そんなの私も同じか 男と寝てるくせに好きになれないなんて言うなって話か

結婚したいとか言いながら、男の人と仲良くなったことないとか言いながら、恋愛性的対象ではない可能性が高い男と寝ておきながら、唯一好きになった女の子に「男だからって仲良くしないのは機会損失」とか言われて、もうなにもかも何やってるんだろう

2022-05-29

anond:20220528225041

ジェンダーアイデンティティ(性同一性)と別にジェンダーエクスプレッション(性別表現)という概念があるくらいなんだから、「自分を男/女と感じる事」と「男/女らしさを好む事」はまた別の話なんだろう。セクシュアルオリエンテーション性的指向)という概念もある。

「僕は男だからスカートを穿きたくない」は、「僕はスカートを穿きたくないから男だ」ではないし、仮にスカートが男らしいとされる社会だったら穿きたくないと思わないだろう(あるいは「僕は男だけどスカートを穿きたくない」と思うかもしれない)。

ジェンダー存在しない社会においてジェンダーアイデンティティ存在するかは知らないが、ジェンダー存在しない社会なんて非現実的思考実験しかありえないんじゃないか

ジェンダーが固定的に存在しない社会」はイコールジェンダーが流動的にも存在しない社会」ではない。

ジェンダー存在しない社会というのは、「男が口紅差しスカートを穿いてもいい社会」ではなく「男が女と同じくらい口紅差しスカート穿く社会」だし、「高収入の女が低収入でナヨナヨした相手結婚してもいい社会」ではなく「高収入の女が高収入の男と同じくらい低収入でナヨナヨした相手結婚する社会」だし、「男が男を好きになってもいい社会」ではなく「男が女と同じくらい男を好きになりトイレ更衣室も男女で分かれてない社会」だ。

2022-05-28

anond:20220528032851

性的指向卒業できるって考え方がそもそも違う

脳みそ構造とか形質の話だから基本も何も一生涯ついて回る話しだぞ

社会的に男がやんなきゃならんものって具体的になんだって話も含めてきちんとお勉強しなおした方がいいよ

「男だから平気だと思った」セクハラ受けたトランス女性会社上司提訴

2022年05月27日 15時56分

イラストコミュニケーションサービスpixiv」を運営するピクシブ社に勤めるトランスジェンダーの社員(30代)が、男性上司からセクハラを受けたとして、男性上司および同社に対して、慰謝料555万円を求め、東京地方裁判所提訴する。原告側が5月27日記者会見を開いて明らかにした。

今も同社で勤務しているという社員(以下「原告」)は、男性として出生したが、現在女性として社会生活を送っている。

提訴前に開かれた会見で、原告は「周りにも同様の被害を受けている女性がいて、(会社に)一緒に相談したが、生来女性と私に対するセクハラでは『重みが違う』と言われ、本当に悔しい思いをした」と会社の取り扱いを批判訴訟提起については、「同じようにセクハラで苦しんでいる人の助けになれれば」と話した。

●「キャバ嬢しか見えない」「男だから平気だと思った」

訴状によると、原告2018年4月デザイナーとして入社した当日、歓迎会で同社執行役員男性上司から腰に手を回された上で、原告性自認(性同一性)や、これまでの男性女性との性的経験などについて聞かれ、わいせつ言葉もかけられたという。

別の機会には「キャバ嬢しか見えない」「ハプニングバー通いしてそうな顔だ」などと性的発言も投げかけられた。

2018年夏ごろには、男性上司から原告に対してセクハラについての謝罪があったが、「男だから平気だと思った」「これからはお前を一人の女性として見る」などと言われるなど、性同一性について理解を欠く内容だった。

謝罪後も、手を握られた上で性的質問をする、原告の陰部に顔を押し当てられるなどのセクハラは続いた。顔を押し当てる際の様子を撮影した写真もあるという。

セクハラに耐えかねた原告2019年3月会社セクハラ窓口となっている弁護士セクハラ被害相談会社は、原告から相談・申告を受け、(1)2人の執務フロアを分離する、(2)男性上司飲み会へ一切参加させない、(3)同じ事業部に配属しない、という措置原告約束。同年4月には、男性上司懲戒処分として、執行役員を解任された。

しかし、2020年4月からの1年間は同じ事業部に配属される状態になるなど約束した措置についても徹底されなかったという。

原告2022年1月精神疾患があるとの診断を受けて休職2022年4月復職したものの、精神的損害は大きく、男性上司との慰謝料請求に関する交渉も不調に終わったこから訴訟提起をするに至ったとしている。

●「なかなか声を上げづらいし、声を上げても理解してもらえない状況」

原告側は、今回のハラスメントを、性的指向・性自認(SOGI)に関する差別嫌がらせSOGIハラ」だと位置付けている。

原告は今もピクシブデザイナーとして在職している。訴訟を提起することにためらいはなかったものの、男性上司だけでなく、会社をも訴えることには迷いもあったという。

「真面目に勤めている人も大勢いる状況で、会社まで被告にすることには悩みました」(原告

SOGIハラで悩んでいる人への伝えたいことを会見で問われた原告は、「セクシャルマイノリティの方は、なかなか声を上げづらいし、声を上げても理解してもらえない状況にある。LGBTでも男性でも女性でも、『(ハラスメントを受ければ)被害被害』という認識が広まってくれれば」と話した。

原告代理人の仲岡しゅん弁護士は、女性に対するハラスメントについては「やってはいけない」と社会的認知されてきている一方、トランスジェンダーの人に対するハラスメントについての認知は不十分と指摘。

そのうえで、「背景には面白がってやろうとする意図があったのではないか男性女性トランスジェンダーも同じ。相手性的指向・性自認で、『やっていい』『やっちゃいけない』というわけではない」と話し、訴訟を通じてトランスジェンダーに対するハラスメントに関する社会的理解を広めていきたいと訴えた。

ピクシブ社の回答

ピクシブ広報担当は、弁護士ドットコムニュース取材に対し、「訴状を受け取っていないため、コメントは控えさせていただきます正式訴状内容を確認の上、適切な対応を行ってまいります」と回答した。

5月27日18時35分、ピクシブの回答を追記しました)

https://www.bengo4.com/c_18/n_14525/

めんどくさいからお前ら社会に出ないでくれよ

昔は全員が我慢してたことがなんで急に権利主張してるんだ

そろそろ社会迷惑だってことに気づけよ

2022-05-26

今日読んだ全くエロのないBL、とあと一つ。

『じじいの恋 命短し恋せよ老人』(黒田S介)




あらすじ。

 昔々、あるところに拓郎という名の少年がいた。拓郎はいじめられている所を源太に助けられ、彼に一目惚れしてしまう。以来、拓郎は源太を追いかけ続け、追いかけ続け、追いかけ続け! じじいになった現在も、追いかけ続けているのだった……。

増田感想

 BLというかギャグ。老人二人がベンチトークしている場面がメインで、時々過去話があったり、拓郎のイケメン過ぎる孫や源太の家の癖の強い家政婦さんが登場する。

 BLなんだけれども全くエロがない。積年の片想い成就してすらいない。登場人物達の関西弁の掛け合いがテンポよくてめちゃ楽しい。何も小難しいこともないし、頭を空っぽにして笑って読めた。愛しさ5割、切なさ1割、残りは心強さ(折れないという意味で)ってところかな。

 各話とも短いので、お休み前の憂さ晴らしに布団の中で読むのにいいかも。

 高校時代の源太がとても可愛い。これは拓郎が初恋を拗らせ続けてしまうのも已む無しだが、その源太が現在はなかなか切れ味の鋭い毒舌を吐くじいさんに成長してしまっているのは何故なのか……その過程ちょっと知りたかったけど、拓郎の語る若かりし頃の源太は全盛期の高校時代ばっかりなのが歯痒い。まあ初恋エターナルラブになっちゃったのだから仕方ないか

 クソ重感情を抱えた拓郎の方がサクッと家庭を持って子孫を拵えているという設定好き。(長野まゆみオタの血がさわぐ)

 なお、本作は短編集『じじいの恋』の続編なのだけれど、短編集の方は表題作の分量がそんなに多くないらしい上に、Renta! とかの試し読みでその多くを読めてしまうので、とりま表題作のみに興味があった私は丸ごと『じじいの恋』な本作を買った。短編集の方を読まなくても差し支えなく楽しめる。

 ところで今日増田の人気エントリにおばあちゃんに勧めたい漫画募集のやつがあったから、早速リプでこれをおすすめしようかなと思ったけど、副題が「命短し恋せよ老人」ってリアル高齢者には酷な気がしたので、やめた。


初恋カタルシス。』(鳩川ぬこ



 こっちは少々エロあり。

あらすじ

 一騎風邪で寝込んでいるところへ、別れたばかりの元彼唐木田が押し掛けてきた。まるで別れ話などなかったかのように、唐木田一騎の世話を焼く。

 実は一騎ノンセクシャルで、誰に対しても性欲を感じる事がない。そんな一騎唐木田は惜しみ無く愛情を注ぐが、一騎性愛でそれに応えることが出来ないことに負い目を感じていた……。


増田感想

 たしかミッドナイトレイン』(CTK)をKindleで買って読んだら関連本としてゴリゴリおすすめされて、気になってはいた(ゴリラ系繋りなのか、体毛繋りなのか……)。が、表紙をひと目見ただけでわかるほどにやたら個性的な画風だったので躊躇し、いつしか忘れ去っていたのだが、ふと思い出してKindleレビューを読んでみたところ、体毛について熱く書き散らしている素敵なレビューに心惹かれてしまい、つい衝動買い

 レーベルビーボーイだからエロ8割でストーリー2割かなあと思ったら、そうでもなかった。エロが読みたい人は他を当たるべきな、エロ少具合。

 性的指向の違いにより、お互いに相手を別の生物視している所のある二人の出会いと別れと再会の、心の揺らぎが丁寧に描かれている。実をいうとあまり期待していなかったのだけど、けっこう好き。

 ちょっと気になったのは、ノンセクシャル一騎が恋したてでまだ片想いの頃に、唐木田の体毛わさわさな腕を見て「いいな、あの腕。抱きしめられたい」って思う場面。そういう所に性欲含みでなく惹かれる事ってあるのかなあ……と思うのは、私がノンセクシャルではないからだろうか。うーん、まあ体毛にエロスを感じるなどパブロフ条件反射のような気もするし……きっと性的経験0だと単純に頼もしそうな腕に抱かれて安らぎたいなと思ったりもするのだろう、たぶん?

 唐木田が性欲を剥き出しにした場面は、一騎目線では唐木田得体の知れないモンスターのように描かれているのが怖かった。別に何も痛いことをしたりとか異常性癖を無理強いとかする訳ではないのだが、一方的にそういう目で見られるということ自体気持ち悪さとか理解不能さがビンビンに伝わる描写だ。

 最後までお互いに相手性的指向理解することはなく、別次元の生き物だと割りきって恋人関係を続けていくというのがよかった。理想を追求し過ぎない感じで……、いや、むしろ現実ではただ性的指向が合わないっていうたった一つの問題でもカップルの仲は決裂しがちだから、これこそ理想的な落としどころなのかな。

2022-05-13

自分は一体何者なんだろうか

少し前にバズってたセクシャリティの話かと思いきや理想かれぴエンドだった某ツイートを見て思った

自分って一体何者なんだろうか?という疑問

以下自分意見

性別について】

自分性別に疑問を感じたことはないが、付随する生殖のための機能については不要だと思っている

性的指向について】

正直、男女問わず性的魅力を感じたことはないと思う

友達はいかんのか?

【性欲について】

セックスしたいと思ったことはない

キスまでならまあなんとか

が、唐突性的コンテンツ(AVエロ漫画)を見たくなることがある

内容は割となんでも平気、BLでも百合でも何でも

子どもについて】

欲しいと思ったことはない

自分遺伝子半分も継いでるとか発狂しそう

そもそも意思疎通の取れない生物全般苦手

結婚したくないし子供もいらないというと心底不思議そうな顔されるのがムカつく ほっとけや死ね

長生きとかも興味ないからサクッと死にたい

2022-05-08

anond:20220508232525 anond:20220508232850 anond:20220510021401

そもそも

そら画像検索では有象無象の絵が出てくるよ

なんだよな。一般的ワードで見るハメになる (まぁそういうものから仕方ない)

 

仕組みとしては同人販売同人グッズ販売作品名キャラクター名を入れるので

抱き枕イラストなどを拾ってきてしまうなどがある

純粋Twitter から画像を拾ってくる以外では Pinterest が多い

TwitterPixivPinterest 禁止してないから仕方ないね

(PixivPinterestビジネスアカウント持っているし、そもそも Google 検索で拾える仕様)

  

根本的な話として、実在非実在かかわらず、人物性的指向を変更した作品(いわゆる腐女子絵)を

公式(作者・出版社事務所) や いわゆる腐女子絵が苦手な人に見せたくないと強い意識を持っているのなら

そもそもインターネットアップロードするべきではない

ましてや流行りのプラットフォームにわざわざアップロードするなんてポーズ以外の何者でもない

 

公式(作者・出版社事務所) や いわゆる腐女子絵が苦手な人に見せたくないではなく、

あくまで “自分自身作品だけは見られたくない” なら、鍵アカウントプライベッターで

ワンステップ入れるのは意味があるのでは?

いきなりは表示されないし、Pinterestクリップされたり転載される可能性もそのままよりは下がる

 

まぁ意味があろうがなかろうが止めないけど。一部の界隈の人たちにとっては意味のあることなのだろうから

特殊コミュニティには特殊ルールが付き物

 

検索避け」という文化完璧ではない

答えでてるじゃん

完璧じゃないどころか“ポーズ以上の意味が無い”と思っているが

検索システム的にも画像検索的にもインターネットという仕組み的にも無意味

ただし、“自分自身作品だけ見せたくない” なら鍵アカウントプライベッターは多少の意味があるんじゃないか

何度もいうが増田の信じるものを止めろとは言ってないぞ。信じて続ければいいのでは?

 

エロ

他と比較して「あんまり」出てこないのは

一部腐女子さんたちの「公式作品名腐女子絵を並べるのはやめとこうかな」くらいのお気持ちのおかげかもしれない

特定アカウントを燃やすのもどうかと思うので作品名だけにしておくが

鬼滅の刃キャラクター名をTwitter検索窓に入れて画像のタブを押すだけで直ぐ出てくるぞ

マジでキャラクター名前だけ

レムの名前入れて画像検索しても交尾交尾にまつわる画像が直ぐには出てこなかったぞ

2022-04-22

自分性的指向って死ぬまで確定しないと思ってる

これまでがそうだった、今がそうというだけでこの先は分かんないなぁ

2022-04-14

anond:20220414174033

きっっっっいなぁ、きみ

性的指向以前にひととして

2022-04-11

anond:20220411211357

男は性的視線を向けられることに対して不快になるということは基本的に無い。

まれにそういうやつもいるっちゃいるけど、数は非常に少ない。

という話をすると「ゲイに食われそうになったらどうなんだよ!」とか言ってくるアホがすぐ湧くけど、当然こういう話の文脈では自分性的指向にマッチした性別から視線の話をしている。

あらゆる差別非難される今、学歴差別だと感じている皆さん

はてなにも沢山いませんか?

肌の色や性的指向差別することを声高に訴えるけど、中卒ドカタに対しては「まぁ…ねぇ」みたいな感じになっちゃうひと、本当に本当にダサい

2022-03-22

アダルト作品を見るとき、同性・異性どちらに感動移入するか

性的表現が含まれるので、苦手な方はブラウザバックするか、こちらの可愛い動画でもご覧ください

 https://www.youtube.com/watch?v=U4FUxKl8DoQ

動画よりエロ動画がお好みの皆さんこんばんは

今日AVエロ漫画を見ながらセルフプレジャーに励むとき

同性側か異性側かどちらに感情移入し、絶頂に至るかについて考えたいと思います

※筆者は女性が好きな男性です

私は昔からアダルト作品フェラシーンやパイズリシーンにあまり価値を感じていませんでした

皆さんそれぞれお目当てのシーン(抜きどころ)があると思いますが、

私はフェラパイズリで絶頂に至ることは全くなく、

逆に手マンおもちゃによる女性(異性側)の絶頂シーンで至ることが多いです

このことに対して私の中でもやもやした気持ちを抱えていました

私は決して女性になりたい願望があったり、男性に責められたい気持ちがあるわけでもありません

それでも気持ちいいことをされ、気持ちよくなる女性に強い興奮を覚えてしまうのです

男性女性に責められる作品を見るときも、責め側の女性感情移入し、至ってしまます

日常生活では必要以上に女性感情移入することはありませんが、

性的行為に関してのみ、女性感情移入しているような状態です

このような性的指向は何らかの名前がついてカテゴライズされているものでしょうか

また、同じような指向を持つ方はいらっしゃるでしょうか

皆さんのお話をきかせてください

2022-03-17

LGBT対応かめんどくさいか

もう性的指向区別したら平和なのでは。

銭湯に入るとして

男性を好むなら女湯

女性を好むなら男湯

みたいに。

どちらも好む/どちらも好まない人は従来通り体の性で。

分けられた空間性犯罪が起こった場合そもそも申告に嘘があったわけだから悪質だとわかるし。

前提として性犯罪厳罰化はもちろん必要だけども。

2022-02-19

大学で受けたLGBT授業も異常だった

anond:20220218111247

自分大学教育学部で異常なLGBT授業を受けた。

導入はセックスジェンダー性自認性的指向についての解説から。そしてLGBTQは1クラスに1人以上いるので他人事ではないという話。ここまでは良かった。実際そこで初めて明確に性自認性的指向という単語認識した覚えがある。

次に性自認性的指向の様々な組み合わせについて話は移っていった。

レジュメを参照しつつ、講師が以下のように解説を行なった。

性自認女性性的指向男性な人・性自認男性性的指向女性な人:異性愛者・ヘテロセクシャル

性自認男性性的指向男性な人:ゲイ

性自認女性性的指向女性の人:レズビアン

性的指向男性女性両方の人:バイ

割り当てられた性別性自認が異なる人:トランスジェンダー

問題はここからだった。

講師「ではクイズ! 性自認男性性的指向男性な人は何と言うでしょうか?」

異性愛者、ゲイレズビアンバイ選択肢が出され、「ゲイ」で一斉に手を挙げる学生達。当然自分ゲイで手を挙げた。勿論正解はゲイ。そこからレズビアンバイ異性愛者、トランスジェンダーへと問題は進み、見た所学生達の正答率は100%だった。

講師「では次の問題身体的には男性だが、性自認女性で、性的指向女性な人は何と言うでしょうか?」

少しざわつく教室選択肢はいくつかあったが、「異性愛者」を選ぶ学生が最も多かった。

講師は「あちゃ〜」と苦笑いして、こう言った。

「『異性愛者』が一番多かったですが……みなさん不正解! 正解は『レズビアン』です!」

教室中に「???????」の空気が流れたと思うのは自分の気のせいだろうか。

少なくとも自分は全く納得できなかった。頭の中は(まぁ性別適合手術をして性器や胸部が女性のようになった元男性ならレズビアンとも言えなくもないかしかし未手術でただ心で女だと思ってるだけの人までレズビアンと呼べるのか?というかレズビアンの人はこういう人をレズビアンと認めてるの?)と疑問で一杯になった。しか講師は「性自認女性性的指向女性な人は、身体の性に関わらずレズビアンと言うんですよ〜。タメになりましたね!」くらいのあっさりとした説明で次の問題に移ってしまう。

講師「じゃあこれはどうかな〜。身体的には女性だが、性自認男性で、性的指向男性な人は何と言うでしょうか?異性愛者だと思う人?」

学生「…………」

講師「ではゲイだと思う人?」

学生(全員が手を挙げる)

講師「正解〜!いや〜、やっと分かってきたね」

満足げに笑う講師を見て、「これは学問ではない。洗脳だ」と感じた。

要はこのクイズは「講師の顔色窺いクイズ」であり、授業自体が「講師が正しいと思ったことが正しく、正しくないと思ったことは正しくない」という論理に従って構成された、ただの政治演説洗脳装置だったんだと感じた。そして心からガッカリした。教育学部の授業だったので「こんなんだから教師の質が上がんねーんだよ」という悪態も心の中でついてしまった。

その日1日はこの授業への疑問が頭を離れなかった。以来、性的マイノリティについて関心を持ち能動的に記事当事者発言をチェックしているが、今でもあの授業に対しての疑問は消えていない。

トランスジェンダー女性レズビアンと呼んだり、トランスジェンダー男性ゲイと呼んだりする、その主義主張全面的には支持出来ないが、そういう捉え方をする人間もいるということは理解出来る。

しかし、大学で授業をするのに、常識から逸脱したこと根拠も示さず「これが正解だから」だけで真実かのように取り扱い、学生に考え方を強制するのは、異常と言うほかない。

実際その授業を受けて感じたのは「LGBT教育をする人は、一方的に考えを押し付けてくる人なんだな」という偏見だった。

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