はてなキーワード: 復権とは
この前別の記事で同じようなことを書いてる人がいて自分も書きたくなった。
スカスカシステムが出た辺りでやめたが、結局トータルで見ると400万以上使っていた。
FGOをやり始めたのはサービス開始当初で、リセマラで当時強キャラと言われてたヘラクレスが当たったからプレイしようと思った。
そもそもそこそこ生きていると自分の性格が分かってくるもんで、
自分は狭く深く、コンプ癖があり、熱くなって散財しやすいと一番スマホゲーをやっちゃいけないタイプの人間だって分かっていた。
まぁ強キャラ当たったしやるだけやるかなぁと思ったのが運の尽き。
最初に課金した時から家計簿アプリで出費額を記録してたんだけど、
狂金時宝具5にした段階でこれまでの合計出費が20万超えちゃって正直めちゃくちゃ焦った。
で、とりあえずヤフオクでアカウントを売ろうと思ったけど設定した金額が高すぎて売れなかった。
まぁ金使わずに続けていくかと思ってここから無課金プレイをやり始めた。
そっからまぁ沖田とかスルーしてたんだけど槍スカサハが来てまた課金しちゃった。
とりあえずここら辺が第一の間違い。
で、福袋やら新規実装やらでどんどんどんどん課金していくうちに財布の紐がガッバガバになった。
で、FGO民は知ってると思うけど春頃にジャンヌダルクオルタが来ちゃったんだ。
見た目も気に入ったし何より性能がやばかったし課金するしかなかった。
結局16万使って宝具2で終了、まじでぶっ倒れるんじゃないかってくらいきつかった。
ここが第二の間違い。
結局ガチャゲーで怖いのは大なり小なり沼った時に、
ある意味浪費に対する免疫が少しずつ無くなっていくことなんだよな。
一回16万爆死すると次からは16万まではなんとなく突っ込んじゃうようになる。
しかもその16万使ったキャラを持ってるアカウントが、劣化するのが嫌で新規実装された奴は引いとかないととか考え始める。
コンプ癖と金を使ったんだからもう後には引けない理論が混ざってえらいことになる。
そっから実装されるやつはガンガン回していくし、くそったれのメイヴやクーオルタでまた大爆死もした。
その頃だったか多分元々やってたSNSとは別に、FGO専用のTwitterを開設した。
これが第三の間違い。
FGO専用ってことでFGOやってるやつとだけ繋がってたんだけど、
そうするとFGO全肯定なわけだからどんどんどんどんのめり込んでいった。
そのときにはもう3桁万円余裕で課金してるから、新規実装されたサーヴァントの宝具5SSアップしたりすればすげーすげー言われるわけだ。
ちょっと話は逸れるけど若者は高級腕時計とか高級車買わなくなったって言うけど、
ソシャゲガチャゲーがその部分を丸々食っちゃっててデジタル宝飾品みたいになってんじゃないかなって思う。
すごいアカウントだったりレアなキャラ持ってたりすればやっぱり優越感がすごい訳だ。
それこそSNSでの自慢、オフ会での自慢もありきでスマホゲーやってるやつも結構いると思うんだ。
100万200万のロレックスは持ってねえけど100万200万課金したアカウントは持ってるってやつ結構いるんじゃない?
この前の正月なんてガチャSSと一緒にあけおめツイートばっかりだったもんな。
話を戻すけどとにかくFGO専用のSNS作ったのが本当に大間違い。
しかもFGOやってるならわかると思うけどこの時期のFGOが多分一番ピークだったと思う。
はじめての水着イベントが来て、6章円卓が来て、7章バビロニアが来て、年末にはあのラストを迎えたわけだ。
ここの盛り上がり方は本当に凄まじかったように記憶してる。
元々やってた方のTwitterアカウントに久しぶりに戻った時に、ほとんどいなかったFGOプレイヤーがめちゃくちゃ増えてて驚いたもんだ。
そこから正月福袋に宮本武蔵実装と来てもう完全にぶっ壊れてた俺は日替わりPUのギルに突っ込んでいった。
で、きっちり大爆死して正月早々20万がFGOに飲まれていった。
そこで本当に気分悪くなって目が覚めた。
確かこの時のこれまでの累計金額は250万近くになってたはず。
そのまんまFGO専用のSNSのアカウントを削除して、FGOアカウントをヤフオクへ出品した。
このときの盛り上がりってのは本当に凄まじくてそれが功を奏したのかすぐに買い手がついた。
こちらの希望額は80万で、そのまますぐに入金してもらってアカウントを引き渡した。
ここからしばらくはFGOから離れていたけど、ピーク時に辞めてるからずっと気になってるわけだ。
暇な時にヤフオクなんかを覗いて色んなアカウントの値動きを見たりしてた。
ここが第四の間違い。
好きな状態でやめてもMMOの引退詐欺みたいなもんで絶対そのうちに復帰するんだよな。
案の定4月頃、そこそこ良いアカウントを手に入れてFGOに復帰した。
ただまぁ前回の事もあるからFGO専用SNSはしない、FGOツイートなんかもしないようにした。
それでも根が中毒者なもんだから、数ヶ月経った頃のその年の水着イベントではガチャブンブン回してたよね。
水着オルタの水玉コラが好きで、今思えばガチャに金使わなくてもこの画像一枚眺めるだけで良かったんじゃねえかな。
まぁFGOでは1.5部をやっててどんどん新キャラが実装されていってた。
それプラスして現状持ってないサーヴァントが復刻されると回したりしたもんだ。
定期的にサーヴァントにアッパー調整が入るからまぁその辺も環境が変わって楽しかったしな。
年始には葛飾北斎が来て、これは多分3万か4万くらいで宝具5になった。
FGOも不思議なもんで調子が良いときには数万で宝具5になるし、
調子が悪いと十数万でやっとこさ初当たりなんてこともある。
母数が少なすぎて意味ないけど計算したら確か自分の場合宝具5にする平均が15万とか20万くらいだったかな。
そんなこんなで2018年が始まってFGOも第二部やります!とか言ってんだけど、
ここらへんで段々とFGO熱が引いてくると同時に疑問を感じだす。
突然回避不能な宝具ブッパされたり、育てたキャラが使えない編成制限があったり。
強いサーヴァント出すけど、ゲーム難易度なんて運営の匙加減次第でどうとでもなる。
入場料400万という大金を払って延々滑車を回す哀れなハムスターなんじゃないかと思いだす。
ただもうかなりの金を突っ込んでるし、この時には星5サーヴァントはほぼコンプ状態だったから辞めるに辞められない。
新規実装されたサーヴァントがいればもうなんか訳分かんない惰性で引いてた。
それこそ第二部始まって新しい冒険が始まるとか言われても、新規ガチャ来るってだけでげんなりしてたと思う。
それでも続けてたんだけど5月くらいにはもう何が楽しくてやってるのか分かんない状態だった。
確か前のアカウントも含めて累計課金額は400万超えてたはず。
これまでアーツバスターに対してちょっと影の薄かったクイックが大復権したタイミングだ。
こうやってまた滑車の入れ替えが続いていくのかなって心が折れた。
もう課金する気も起きなかったし星5コンプって状態で早く売ろうと決心した。
なんやかんやの細かいベントを挟むだろうけど、夏にはまた水着イベントが来るからだ。
そうなってからじゃ遅いから、なんとか買い手を見つけて交渉して50万で手放した。
これよりもずっと古い状態のものが前は80万で売れたのに不思議な話だ。
恐らく同時期にヤフオクがアカウント類の出品を一切禁止したのもデカかったんじゃないかな。
420万使って125万回収の295万で俺のFGOライフは幕を閉じた。
まず第一の間違いで辞めるならさっさと辞める、辞めるのに遅すぎるなんてことはない。
結局その後も課金してしまうんだからとにかく被害が増えないうちにさっさと辞めるに限る。
それから第二の間違い、爆死したら絶対に爆死に対して耐性がついちゃってどんどん金を突っ込むようになる。
爆死したら躊躇なく使う金額の上限がそこへ引き上げられる。
だから爆死したらもう辞められないんじゃなくて、今すぐ辞めないとかなりヤバイって事。
第三の間違いは売るタイミングだ。
好きな女と涙ながらに別れるのは辛くても、顔も見たくない相手ならすぐに別れられるはず。
まずはSNSを辞めたり環境を変えて嫌いになるか少なくとも好きではない状態から辞める方が良い。
これは第三の間違いとも繋がってて、やっぱり未練があるから見ちゃうんだよな。
よく考えなくても超しょぼいグラフィックで大して戦闘も面白くねえし、
世の中他に面白いものがたくさんあるからそっちに目を向けたほうが良い。
馬鹿の書いた駄文だけどスマホゲーに課金しようとしてる人や辞めようと思ってる人の参考になればいいな。
まぁそもそもスマホゲーガチャゲーをやったのが一番の間違いだけども。
ちなみに文中で散々RMTやってるけど、RMTは回避不能なゲイボルグみてえな詐欺があるから絶対やらない方がいい。
詐欺をされてもやられた側は何もできずに終わるだけなので気をつけて。
クルマにはウン百万円以上費やしてマイカー乱用しまくって鉄道には乗らない生活を選び、結果として鉄道を潰して殺したのは、他ならぬ地域住民な事実。
廃線しようとしているJR北海道を批判する地方の人々は、あまりにも身勝手ですよ。自分らが鉄道を殺すような生活を選んだくせにね。
昔、地方の人々はマイカーなんて無くても立派に生活していた。自転車、鉄道、バスを使って。マイカーが蔓延してなかった時代は重大事故も少なかった。
マイカーを抑制して高齢者でもクルマなし生活できるような地域の構造を整備しよう、というのがコンパクトシティ政策です。
地域住民がマイカー依存から鉄道利用に転換すれば、鉄道の復活は現実味を帯びてくるんですよね。
なので、鉄道愛好家ならばに鉄道ファンは、もっとSNSなどで自動車にまつわる課税強化や、パリやオスロなど先進諸国の都市部がしているように自動車乱用に規制をかけるなどといった政策の正当性をもっと声高に叫んでこそ、鉄道の未来を守る為には正しいアクションと言えます。
イギリスの首都ロンドンなどは市街地への自動車通行に課税をして、それを元手に自転車専用道ネットワーク整備や鉄道、バスの強化を進めているほどです。
また、ドイツではマイカーをあえて不便にすることで自転車とバスなどの公共交通利用を増やして地域の便利を維持する政策も取られています。
https://i.imgur.com/9b7Ckpv.png
結局、公共交通維持の為には、元凶であるマイカーを抑制する政策がもっとも効果的なのです。公共交通が維持されれば、車の運転ができなくなった高齢者でも便利に暮らせる地域構造が持続できますから。マイカー依存は公共交通を殺し、高齢者を殺してしまう最悪の依存です。
鉄道愛好家がするべきことは、マイカー依存への批判、マイカー乱用への批判をSNSで発信することですよ。
結局、地域住民がマイカー依存を選ぶという愚かな選択をした為に鉄道やバスなどの公共交通が死に追いやられているのですから。そしてクルマを運転しない層は難民となるか都市部へ移住を選択して地域の過疎化が進行する。マイカー依存害で。
鉄道ファンならびに関係者は、自動車特に自家用自動車=マイカーへの課税や規制強化を進めるべき!という姿勢をSNSで毅然と発信し続けるべきですね。
そうしてこそ鉄道の復権があるのですから。マイカー依存者はほとんど鉄道を使わない。ならば、マイカーを不便で不経済なものにする政策の推進に賛成をし、その正当性をSNSで発信することが、鉄道ファンとしては正しい姿、正しいアクションです。
この度、政府が計画して自動車の走行距離に応じた課税についても、鉄道ファンはもっともっと賛同の意をSNSで見せることが大事ですよ。
公共交通は利用して育てるインフラ。使わなければ滅びるだけ。そして困るのはクルマを運転できなくなった高齢者です。
地方の人々は自分がどの移動手段を選ぶかで、地域の未来が大きく変わるという事実をもっと直視するべきですね。
行政や商店街はお金を出して啓蒙したり警備員出したりするよりも、いっそ、巨大な神輿を作って担がせてやれば被害が収まると思うんだよね。体力の使い先というかさ、なんか一体になって押し合いへし合いをしたいという欲求の行く先をつくってやれば。
巨大なお神輿には電飾が配されて、中心部には三角帽子をかぶった巨大なミッフィーとかサンリオキャラがいるのよ。眼が光るわけ。仮装して集まった若い男女は、気勢を上げながらそのみこしを担いで渋谷の大通りを練り歩く。みんなでインスタしまくってそれが世界に発信される。白無垢の小さな児童は神輿の上から四方に駄菓子をばらまく。精霊の化身だ! 彼らは今後一年間ハロウィンの化身として敬われるのだ。
世界の人々はその写真を見ながら思う。ジャパンのハロウィンはなんだか異教の儀式みたいだぜ!? そこまで来て初めて古代の熱狂が復権する。
個人的に思うのは「国内ゲーム市場は全然復権出来てないけど、国内ゲーム会社は復権しつつある」ということ。
人間の頭数が減ってどうにもならない国内市場はさておき、海外市場をメインターゲットに据えてそこでヒットするタイトルがようやく出始めたので企業業績は持ち直してきてるけど、国内市場自体の問題は何も解決していない。
潜在顧客含めた市場規模はそう簡単には回復しないし、ライト層の開拓しか残されてないのにwiiのトラウマを引きずっていまだに忌避してる。
ゲーム史と共に生きてきた層は今ちょうど家庭持ちでゲームにうつつを抜かす暇なんかないから、その層が戻ってこられるようになるまで後10年ぐらい必要だろう。
多分ゲーム業界で今上向きの規模の大きな国内ゲーム会社は「海外市場をメインターゲットにして、国内市場はついでに売れればよし」という割り切りをきちんと出来てるところが殆どだろう。
でもそれが功を奏してるんだから、それでいいと思う。
そもそも国内市場の復権なんて、人口減少が確定してる以上ハイリスクローリターンな博打でしかないので積極的に投資する意味が薄い。
何が奪われた物か冷静に考えてみると、
1人で努力していくことになる。
時間も体力も限りがあるのだよ。
嫌な事件って1つ起こされただけで
その後に支障を持たされる迷惑となったよね?
最近「自民党というか現政権は『サリンを撒かないオウム真理教』なんだな」と思うようになった。
オウムが掲げる教義は、ヨーガやヒンズー教をはじめとする既存の宗教を研究・解体し、自分たちの都合の良いように再構築したものだった。世の中の倫理観からはかなり偏って見えた。
一方、日本会議が育んでいる「教育勅語の復権」や「大東亜戦争の肯定」「ジェンダーフリーの是正」といった思想も、程度は違えどだいぶ偏って見える。
両者の違いは「その思想によって生活やアイデンティティを脅かされる人数の差」くらい。
あと「宇予くん」や「クールジャパン」みたいな、時代遅れ甚だしい感性でメディアに打って出るやりかたも似てる。
突如、総理が自分の名前をサビにした歌を歌いだしたとしてもまったく驚かないだろう。
戦後からの権益が礎になってるから、立場が危うくなっても無闇な虐殺はしなくていいし、急に弁護士一家を殺したり、サリンを撒いたりもしない。
生活を捨てさせずに支援者を増やして、彼らが持て余している在日外国人や同性愛者らマイノリティへの蔑視や敵意を上手く育てている。
今回の新内閣幹部から過去に「天賦人権論はやめよう」とか「同性愛者は国民として格下」みたいな頓珍漢な理屈が飛び出してても、国民の過半数は普通に生活出来てるからそんなに炎上しない。
そうやって、彼らはあらゆる疑惑を舌先と金で巧みに躱しながら、自分たちが気持ちいい宗教的イデオロギーで民衆を導きたいんだろうなと。
そう思えば「オウムにしては頼りになるな」と思えるのではないだろうか。
仮に、あの世紀末にオウム真理教がサリンを撒かずに与党に吸収され、教義を表向き廃棄としつつ隠匿、民主主義を標榜しながらこの国を治める立場になり、じんわりと教義を主張し始めたとしたら、きっとこんな感じになるのではないか。
まあ「教育勅語」のような数十年の間のみ通用した文言を重要視する歴史観だったり「EM菌よく知らないけど大臣を引き受けました」といった現代科学を軽視する様を見るにつけ、オウムと比べると姿勢はダサく、知性は幼稚に見えるけど。
でもいいのだ。それなりに生活できてるし。
このまま、サリンを撒かずにこの国を治めて欲しい。思想以外は支持しています。
そして、出来ることなら露骨な身内贔屓や醜い言い逃れを改めて欲しいです。出来ればだけど。
何がって、黒ストッキングの話だ。
2013年から2014年がピークだっただろうか。ティーンから40代に至るまで、幅広い層で秋冬ファッションにおける黒ストッキング/黒タイツの着用が広がったのだ。
合わせる靴も、その少し前まで流行っていたニーハイブーツやロングブーツが消え、ショートブーツやパンプス、スニーカーなど、足首が見えるスタイルが多数派に。また、ボトムスもショートパンツやミニ丈のスカートなど、膝上から太ももまで見せるものが普通となっていた。
足首から太ももまであらわになった脚線。その広々としたうねりを包んでいたのが黒ストッキングである。黒ストッキングがあるから安心して脚線を露出できる。脚線を露出する服装だから黒ストッキングが必要となる。その相乗効果により、世はまさに大・黒スト時代であった。
では、その後の黒ストッキングの後退の理由はなんだろうか。現在、街を見渡すとルーズシルエットやワイドパンツが闊歩しており、その流行を理由として挙げる声は多いだろう。
しかし、本増田は、決定的な理由は別にあると考える。それは「黒ストッキング=透け感が重要」言説の登場である。
増田読者諸兄は、「デニール数が少ないほどイイ女!」……そんな記事を見たことはないだろうか。曰く、デニール数(ストッキングの厚さ)が少ない、すなわち、薄くて素肌の色が透けて見えるストッキングがセクシーでいいのだそうだ。同時に、厚手のストッキング/タイツはセクシーではない(男ウケが悪い等)、と。
調査を行なったところ、2015年初頭からそのような言説の記事が登場。単発ではなく、後追い粗製乱造ウェブ記事の増加(2016年のDeNA WELQ事件を思い返してくれればよい)が拍車をかける。
ここで疑問に思われる方もいるかもしれない。
「薄い黒ストッキング=セクシーとなれば、今度は薄手のものが流行するのではないか?」
だが考えてみてほしい。例えば、ある冬の寒い朝、高校1年のあなたの娘さんはいつものように110デニールの黒タイツを履いて学校へ出ていった。その翌日。突然、30デニールの透け感たっぷりの黒ストッキングを履いて学校へ行こうとしている。頑固親父ならずとも「どうした?」と言わざるを得ないだろう。かように、セクシーであるというのはハードルが高いものだ。単に年齢・性別の問題ではなく、セクシーであっていい場面というのは非常に限られているという意味でも。
この「黒ストッキング=透け感が重要」言説、国内老舗ストッキングメーカーのマーケティングも絡んではいるのだろう。2014年時点に立ち帰れば、黒ストッキング/黒タイツ市場はもう飽和してしまったから、「秋冬の防寒用」から「年中の基本着用」へと(ベージュを中心とした)パンストの復権、パンストのレコンキスタ、パンスト維新を企図していたことがうかがえる。しかし、「セクシー」を強調したことが仇となったか、ファッションの変化のあおりも受けてパンスト・タイツの消費自体が低迷する結果となってしまった。
(※国内供給量の推移:2013年 3400万デカ → 2017年:2800万デカ)
「デカ」とは靴下の単位で、10着(セット)のことを指すらしい。閑話休題。
かくして、我々がその攻守のバランスを愛していた80デニールの黒ストッキングは「やぼったいもの」の烙印がおされることになった。ファッション都落ちである。我々はセクシーではないことの方が多い日常を過ごし、でもほんの少しのセクシーさを求めていただけなのに。
まもなく、寒さとともに本格的な秋冬ファッションのシーズンが来る。黒ストッキング/黒タイツはどのような2018-2019シーズンを迎えるのか。あなたのワードローブに眠っている黒ストッキングはお元気ですか。
この三人がメインに居たジャニーズJr.は強そうだった、というか強かった。
同い年の三人。この世代は嵐と関ジャニ∞あたりが含まれる。凌ぎ合いが激しかった世代なので、おのずと個々のアイドル能力芸能能力は高い。
まさか…その中でこの三人が真っ先に去るなんて思いもしなかった。
タッキーがジャニーズJrを引っ張っていたのは、ジャニーズファンには有名な話だ。
彼は十代のころからJr.プロデュース業を一任され人気が出そうなジュニアを選び、曲を与え、組み合わせを作り、真ん中に立っていた。
趣味という名の仕事でMVを撮っていたこともあれば、番組OP映像を作っていたこともある。
そこに寄り添うように居たのが今井翼だ。今井が嵐のメンバーから漏れたときはびっくりした人が多かった。が、人気ゆえだったのかもしれない。
(嵐はピラミッドの頂点というよりも二軍、三軍に居たメンバーを集めたグループだった)
デビュー前の早くからタッキー&翼の二人のセットは見られていた。
今井は特にJr.全体では受動的なキャラで大人しいほうだったが、滝沢の指名で一緒にデビューすることになった。
滝沢は本来ソロデビューする予定だったのだが、指名できるくらいには事務所に一任されていたといえる。
タッキー&翼がデビューしたときに残されたのは渋谷すばるだった。彼は滝沢の次に人気があったのだ。
滝沢渋谷は仲も良かったので、デビュー当初は勘違いした人も居たらしい。
その際不仲説もあったが、誤解だったことを去年テレビで二人で話していた。
渋谷にもソロバンドデビュー話があったようだが、紆余曲折で悪いタイミングも重なり中止になったらしい。
その後、先輩たちの不祥事が続いた関西ジャニーズ復権のために横山村上と共に大阪で活動を始めることになる。これが後の関ジャニ∞になる。
数百人以上のジュニアの中で真ん中に立つことと、デビュー組で真ん中に立つことは、どちらが凄いのだろうか。
大勢の同世代をバックにセンターに立って絵が締まる。そこには誰の文句もない。言わせない。それだけの気迫とオーラがあった。才能だった。
それが故に浮いていたことも事実だ。同世代でさえ彼らのことを話すときは凛とする。彼らの背中にはいつも孤高があった。
まだ驚きが勝っていて言葉が締まらないが、もう一度だけでも彼らがセンターに立つあの世界を見てみたかったと思う。
もう言っても仕方ないのだが。
やるのも飽きたし見るのも飽きた。
プロレスラーが新しい必殺技使ったり画期的な凶器とか画期的なデスマッチのルール考えたりダッチワイフ相手にエアプロレスしてみせたところで、基本的な部分は一緒だから9割方同じことやってしまうのと一緒。
たとえばね、ドラゴンプリーストが復権しましたとか今のウォリアーはアグロじゃなくてコントロールですとか言われてもハイハイそうですかでも僕前にそれ見たんでって感想にしかならんの。
じゃあお前新しいTCGやればいいじゃんってのはまあそうなんだけど、新しいゲームやる度に飽きるスピードが加速してんの。
たとえばウォーブレなんて始めて2週間ぐらいで何かしらの末期状態になったからね。
そんなに飽きたならTCG辞めろよって意見は間違ってないんだが……でも俺は始めてMTGやった時やゲーセンでCoJに触れたばかりの頃のあの気持をまた味わいたいのね。
これはもはや「薬物依存の悪循環」の図と一緒だね。
次々新しいゲームを始めても耐性がついてるからすぐに効かなくなってまた新しいゲームを求める。
そんで次第に見かけが派手なだけのゲームとか見るからに出来の悪そうな新作βとかに突っ込んでいって、最後には「もうTCGなんてやりたくない!でもTCGで気持ちよくなりたい!」って二律背反に心が引き裂かれる。
今まさにその状態。
どうすればいいんだよ!
今オレを満たしてくれる可能性が一番高いのはお前なんだ!
頑張れ!
鉄血のオルフェンズ・ダーリンインザフランキス・ガンダムビルドダイバーズ
「もうロボットアニメは駄目なのでは」という気持ちになりかねないし
頼みのガンダムの今後の新作は「ユニコーンガンダムの続き ガンダムナラティブ」という始末
と思っていたら オタクの見ていない世界「キッズ・ホビーアニメ」の世界からロボットが復権し始めている
始まりは2017年の「トミカハイパーレスキュードライブヘッド」だ
このアニメはタカラトミーが数年前からシリーズ化している「ロボットに変形するトミカ」の玩具であるトミカハイパーレスキューをアニメ化したもので
「玩具がすでに何年も売上をだしている状態からアニメ化する」という既存の玩具販促ロボットアニメとは真逆のアプローチでスタートした作品だ
パトカー・救急車・消防車というおなじみの働く車がトレーラーと一体化し巨大ロボットに変形
災害や事故・高度化したロボット犯罪から人々を守るために戦うというストーリーで
オプションパーツの戦闘機と合体して飛行可能になるなどの追加装備販促も熱く
なんとテレビアニメが終わった後もWeb配信限定で続編が未だに流れている
こちらも「ロボットに変形できるプラレール」として既に発売されていた玩具だが
YouTuberで配信されてるフルCGのPVが100万再生を超えるなど4年前からの大ヒット玩具がついにテレビアニメになった
アニメ化の影響でTwitterなどでバズっている通り玩具売場では売り切れ完売の張り紙が並ぶ超人気商品に上り詰め
Twitterのオタク達が「子供にはロボットは受けない 今の子供はロボットにリアリティを感じないからだ」と言っていたのを見事に覆して見せた
シンカリオンは先のドライブヘッドとは違い「悪の侵略者から平和を守るために基地から発進して敵を倒す」という非常に馴染みのあるロボットアニメで
それぞれのロボットの必殺技で悪を倒す姿にスカッとする視聴者も多いのでは無いだろうか
「新幹線がロボットに変形し さらに他の新幹線ロボットとの合体 普段は2両編成だが 3両編成の新幹線はフルアーマー化できる」
このエントリーを見てる人はシールドライガーやブレードライガーのことを思い浮かべるだろうが
今回は完全新作で「ゾイドを”発掘”する」というストーリーで展開される
なんとこのゾイドワイルド まだアニメが始まってないのに玩具が各地で売り切れなのだ
組み立て玩具としては常識を覆す「ランナーから既に切り離した状態」での梱包
「これは発掘された部品なので 本来の姿を再現してほしい」という組み立てすら遊びにする説明書などの
新しい遊びが大ヒットしている
よくよく考えたら初代ガンダムの大ヒットも含めて
大人向けロボットアニメとはそもそもキッズ向けロボットアニメを見て育ったがアニメを卒業できない世代が「背伸びして」見るものだったように思う
だが深夜アニメで大人向けロボットアニメばかりやった結果 「最初のロボットアニメを見たことが無い」世代も生まれ
「深夜のロボットアニメを作ってる側がまずロボットに興味がない世代」なんて悲劇がダリフラのようなクソアニメを生んでいるのだと思うと
本来のアニメの顧客であるちびっこたち そして「ちびっこがほしい玩具のためにお金をだすお父さんお母さん」に眼を向けて作品を作る今のキッズアニメの方が
夢とロマン 「ロボットはなぜかっこいいのか」が溢れているように思う
追伸
この手のエントリーを書くと「ジャイロゼッターを思い出す」というコメントを書くやつが毎回でてくるが
ジャイロゼッターは「企画を立てたのがスクエアエニックス 玩具作ったのがバンダイ」という組み合わせで違う会社の企画なので
その違いを察してどうぞ
「誰が言ったか」よりも「何を言ったか」によって評価される言論の場として成功した2ちゃんねる(5ch)が、まとめサイトのためのソースロンダリングの場となって久しい。
2ch本体の膨大な書き込みの中から「何を言ったか」を読み取る労を惜しまなければ良い判断ができるようにも思われたが、実は宗教団体による組織的書き込みで流れが作られていたという指摘もある。
Twitterでは迂闊なことを書いて炎上すれば、個人特定されることもありうる。一方でFacebookでは本名で酷い差別言動をしていてもスルーされがちだ。
発言者の素性を完全に切り離して、発言だけを評価するのは、人類には難しいのだと結論付けざるをえない。
であれば、発言者の背景を踏まえた上で、発言内容について評価を下すことが必要だ。その程度の知性は、身に付けることは可能ではないか。
収入源や投資益を守るためのポジショントークであっても正しいことは正しい。愛国者の主張であっても間違いは間違い。性暴力を振るう人間の言葉であっても正論は正論。差別撲滅のために闘う者の言動であっても悪は悪。学歴詐称をしていても1+1=2だ。選挙で選ばれていても水は答えを知らない。
こういった議論ができていない人が多いのだが、知性が不足しているというしかない。考えなくていいのは楽だもんね。党派性といってもいい。賢しらに友的理論とか持ち出して肯定する学者もいたが、カール・シュミットはナチにつながることは伝えないんだよね。否定するべき概念だよ。