はてなキーワード: ハイパーレスキューとは
鉄血のオルフェンズ・ダーリンインザフランキス・ガンダムビルドダイバーズ
「もうロボットアニメは駄目なのでは」という気持ちになりかねないし
頼みのガンダムの今後の新作は「ユニコーンガンダムの続き ガンダムナラティブ」という始末
と思っていたら オタクの見ていない世界「キッズ・ホビーアニメ」の世界からロボットが復権し始めている
始まりは2017年の「トミカハイパーレスキュードライブヘッド」だ
このアニメはタカラトミーが数年前からシリーズ化している「ロボットに変形するトミカ」の玩具であるトミカハイパーレスキューをアニメ化したもので
「玩具がすでに何年も売上をだしている状態からアニメ化する」という既存の玩具販促ロボットアニメとは真逆のアプローチでスタートした作品だ
パトカー・救急車・消防車というおなじみの働く車がトレーラーと一体化し巨大ロボットに変形
災害や事故・高度化したロボット犯罪から人々を守るために戦うというストーリーで
オプションパーツの戦闘機と合体して飛行可能になるなどの追加装備販促も熱く
なんとテレビアニメが終わった後もWeb配信限定で続編が未だに流れている
こちらも「ロボットに変形できるプラレール」として既に発売されていた玩具だが
YouTuberで配信されてるフルCGのPVが100万再生を超えるなど4年前からの大ヒット玩具がついにテレビアニメになった
アニメ化の影響でTwitterなどでバズっている通り玩具売場では売り切れ完売の張り紙が並ぶ超人気商品に上り詰め
Twitterのオタク達が「子供にはロボットは受けない 今の子供はロボットにリアリティを感じないからだ」と言っていたのを見事に覆して見せた
シンカリオンは先のドライブヘッドとは違い「悪の侵略者から平和を守るために基地から発進して敵を倒す」という非常に馴染みのあるロボットアニメで
それぞれのロボットの必殺技で悪を倒す姿にスカッとする視聴者も多いのでは無いだろうか
「新幹線がロボットに変形し さらに他の新幹線ロボットとの合体 普段は2両編成だが 3両編成の新幹線はフルアーマー化できる」
このエントリーを見てる人はシールドライガーやブレードライガーのことを思い浮かべるだろうが
今回は完全新作で「ゾイドを”発掘”する」というストーリーで展開される
なんとこのゾイドワイルド まだアニメが始まってないのに玩具が各地で売り切れなのだ
組み立て玩具としては常識を覆す「ランナーから既に切り離した状態」での梱包
「これは発掘された部品なので 本来の姿を再現してほしい」という組み立てすら遊びにする説明書などの
新しい遊びが大ヒットしている
よくよく考えたら初代ガンダムの大ヒットも含めて
大人向けロボットアニメとはそもそもキッズ向けロボットアニメを見て育ったがアニメを卒業できない世代が「背伸びして」見るものだったように思う
だが深夜アニメで大人向けロボットアニメばかりやった結果 「最初のロボットアニメを見たことが無い」世代も生まれ
「深夜のロボットアニメを作ってる側がまずロボットに興味がない世代」なんて悲劇がダリフラのようなクソアニメを生んでいるのだと思うと
本来のアニメの顧客であるちびっこたち そして「ちびっこがほしい玩具のためにお金をだすお父さんお母さん」に眼を向けて作品を作る今のキッズアニメの方が
夢とロマン 「ロボットはなぜかっこいいのか」が溢れているように思う
追伸
この手のエントリーを書くと「ジャイロゼッターを思い出す」というコメントを書くやつが毎回でてくるが
ジャイロゼッターは「企画を立てたのがスクエアエニックス 玩具作ったのがバンダイ」という組み合わせで違う会社の企画なので
その違いを察してどうぞ
https://anond.hatelabo.jp/20170711230932
前の記事の補足をしておきたい
『今の子供は巨大ロボットにそもそも魅力など感じない』だったのだなという気持ちがある
子供達はロボットに興味が無いするオッサンTwitterたちの論拠はこうだ
「昔は巨大なロボットが 乗り込めば誰でも強大な力が得られる象徴だったが 今は異世界に転生すれば力が手に入るからロボットに乗るなんて手間だ」
だそうである
さすがに異世界転生物すらも馬鹿にするような発言なので撤回してほしいですね。
だが実際にはトミカハイパーレスキューだけにとどまらず同社の主力ロボット玩具「シンカリオン」という新幹線がロボットに変形合体する玩具も売れており
夢のスーパーロボットに対するあこがれは子供達からはとくに消えていないように感じる
オタク向けの深夜ロボットアニメの企画ばかり提出し、その企画が通らないのを自分のせいではなく「子供のせい」にするのは私はどうかと思うんですけどね
トミカハイパーレスキューのアニメ化にさいしてタカラトミーの人のインタビューでの言葉
「トミカになっている車は実際に街を走ってるが もしかしたら未来になればドライブヘッドも街を走ってるかもしれない という夢を持って欲しい」という言葉だった
最近オッサンのロボットアニメ好きやロボットアニメに関わっていたアニメーターなどが『今の子供にはロボットアニメが売れない 子供にはロボットの魅力がわからない』
などとTwitterに投稿し それが「本当にそうですよねー」「僕らの頃と違ってー」と老人が承認しあう地獄が生まれている
答えはNOである
今の子供にはむしろ巨大ロボットの変形合体おもちゃがバカ売れしており売り切れ続出中なのだ。
いったい何が売れてるのかというとこれである
http://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/drivehead/top.htm
『巨大ロボに変形するトミカ』として展開されてきたトミカハイパーレスキューシリーズ
これがめちゃくちゃ子供に売れており ついに今年2017年4月からはTVアニメがスタート
土曜日の朝7時というおそらくオタクは見ていない時間帯に放送されているが 子供は見ているのでやはり大ヒットである
アニメ化に合わせてアニメ版のデザインにリメイクされたロボットたちの玩具は飛ぶように売れ
パトカーや消防車が巨大なトレーラーに合体し 巨大ロボットに変形するというロボットアニメファンには夢のような展開
さらに戦闘機やヘリコプターといったサポートメカとシンクロ合体することによるパワーアップ
そしてそれらを玩具で再現し子供達が実際に遊ぶことができるユーザビリティが評判なのである
アニメ放送もついに1クールを迎え これまでレスキュー活動を主体にしていたハイパーレスキューたちの前についに悪のロボット軍団が現れ
彼らとの戦いのために 主人公機がパワーアップするなどのお約束展開まで盛り込まれ
はっきりいって「僕達が子供の頃好きだったあのロボットアニメ」が今まさに放送されて しかも売れている状態なのだ
ここで本題に戻ろう
なぜトミカハイパーレスキューがこんなに売れているのに 彼ら老人たちはトミカハイパーレスキューの存在を認知せずに
どうしてロボットアニメの今を嘆いてるように見せかけて今のロボットアニメを見ていないのか
彼らはもう本当はロボットアニメなんかに興味は無いのだ 昔ロボットアニメが好きだっただけの老人なのだ
だから彼らが「ロボットアニメは子供に売れてない」とツイートするたびに『トミカハイパーレスキューはバカ売れしてますよ!!』とクソリプをぶつけてやってほしい
彼らの腐った目を覚まさせてあげてほしい
ちなみにトミカハイパーレスキュードライブヘッド機動救急警察はドライブヘッドのYouTube公式チャンネルで毎週見逃し配信をしている
今回は公式がアップしている ドライブヘッドの3体のメカの変形シーン集のURLを貼ってお別れしよう
https://www.youtube.com/watch?v=uwJeQUgUyEs
それではみんなも ゴー!レスキュー!