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2018-09-13

ジャニーズJr.黄金期の3人が去った

滝沢秀明今井翼、そして渋谷すばる

この三人がメインに居たジャニーズJr.は強そうだった、というか強かった。

当時の人気に今のジュニアが迫れたことは一度も無い。

同い年の三人。この世代は嵐と関ジャニ∞あたりが含まれる。凌ぎ合いが激しかった世代なので、おのずと個々のアイドル能力芸能能力は高い。

まさか…その中でこの三人が真っ先に去るなんて思いもしなかった。

タッキージャニーズJrを引っ張っていたのは、ジャニーズファンには有名な話だ。

彼は十代のころからJr.プロデュース業を一任され人気が出そうなジュニアを選び、曲を与え、組み合わせを作り、真ん中に立っていた。

趣味という名の仕事MVを撮っていたこともあれば、番組OP映像を作っていたこともある。

そこに寄り添うように居たのが今井翼だ。今井が嵐のメンバーから漏れときはびっくりした人が多かった。が、人気ゆえだったのかもしれない。

(嵐はピラミッドの頂点というよりも二軍、三軍に居たメンバーを集めたグループだった)

デビュー前の早くからタッキー&翼の二人のセットは見られていた。

今井特にJr.全体では受動的なキャラ大人しいほうだったが、滝沢指名で一緒にデビューすることになった。

滝沢本来ソロデビューする予定だったのだが、指名できるくらいには事務所に一任されていたといえる。

タッキー&翼がデビューしたときに残されたのは渋谷すばるだった。彼は滝沢の次に人気があったのだ。

滝沢渋谷は仲も良かったので、デビュー当初は勘違いした人も居たらしい。

その際不仲説もあったが、誤解だったことを去年テレビで二人で話していた。

渋谷にもソロバンドデビュー話があったようだが、紆余曲折で悪いタイミングも重なり中止になったらしい。

その後、先輩たちの不祥事が続いた関西ジャニーズ復権のために横山村上と共に大阪活動を始めることになる。これが後の関ジャニ∞になる。

伝説的な三人だった。ピラミッドの頂点に居る三人だった。

数百人以上のジュニアの中で真ん中に立つことと、デビュー組で真ん中に立つことは、どちらが凄いのだろうか。

大勢の同世代をバックにセンターに立って絵が締まる。そこには誰の文句もない。言わせない。それだけの気迫とオーラがあった。才能だった。

それが故に浮いていたことも事実だ。同世代でさえ彼らのことを話すときは凛とする。彼らの背中はいつも孤高があった。

まだ驚きが勝っていて言葉が締まらないが、もう一度だけでも彼らがセンターに立つあの世界を見てみたかったと思う。

もう言っても仕方ないのだが。

 
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