はてなキーワード: ワークライフバランスとは
知ってる?
実はウチの新しい上司がそうなんだぜ?
ウチって人事査定の下準備のために各シーズンごとに社員に面接して「今シーズンの意気込みとかあります?」みたいなのやるんだよ。
んでそこでとりま前上司に前シーズンに出した奴そのまま持っていったら
「まあ増田くんはこんな感じでひとまずは言ってみようか」
「それはそれとして、我が社がワークライフに力を入れているのは知ってるよね?」
「ということで、増田くんもこれからは目標項目にワークライフバランスを入れてほしいんだよ」
「まあひとまずは休暇の消化や残業時間の削減を入れて欲しいかな」
ってさ。
は?
それは、お前が、やるんだよ。
部下の残業時間を減らせるかどうかなんて、根源的には上司がどういう方針でチームを運営していくかだろうが。
業績アップのためにとにかく残業して成果を上げろとか、社内監査対策でとにかくなんでもミッチリ丁寧に事を進めろとか、そういった上司が鶴の一声で決めたルールが部下の残業時間や有給消化を決定するんだよ。
なんで部下に「残業を減らすのを目指してね」と言っとるんじゃ。
頭イカれてんだろ?
俺たちの残業を減らしたいなら、俺たちが残業して維持してた諸々から切り捨てていくものを、お前が選んでいくんだよ。
お前がやるんだよお前が。
ダラダラ残業させたくないんだったら「社内での雑談を禁止する」「喫煙は一切禁止とする」「出張は効率が悪いので俺が許可を出したもの以外は一切認めない」とかやりゃいいんだよ。
まずはお前がそれをやれっての。
なんで何の方針も示さず「とりま前年度通りのノリで」をやっておきながら「でも残業は減らせよ」と抜かしとるんじゃ。
パソコンの性能上げるとか、ペーパーワーク減らすとか、印鑑のルート減らすとか、よく分からん社内行事減らすとか、お前がの判断で効率化出来るけど、お前より下には決定権がない所があるだろうが。
マジでクソ。
テメーがやってるのは「部下がワークライフバランスを維持できてないのは、部下がワークライフバランスを維持するための努力をしていないからです」という言い訳づくりだけだろうが。
は?
マジで死んだほう良いよ。
どんだけ性根が腐っていたらこんな事が言えるんだ?
社長命令だろうがなんだろうが、そのクソ概念をそっくりそのままウォーターフォールさせた時点でテメーはもう極楽にゃいけねえカス野郎なんだよ!
安定性を求めるなら大企業。定昇なども期待できるだろうし、ワークライフバランスがとりやすいのは明か。
金を求めるなら中国系企業。ただし、外資系企業はどんだけがんばっても日本法人の管理職がキャリアの行き詰まりなので、今後もオファー以上の報酬は上がらないと見た方が良い。つまりこのコースで今後報酬や待遇を変えたいなら、転職のような動きが必要になる。
スタートアップベンチャーは、金や待遇で選ぶところでは無い。給料は考えずにやりたい仕事かどうか、自分の人生の時間をそれにかけられるかで考えるべし。
この情報だけで考えると、俺だったら中国系企業に行くわ。増田はすでに、斜陽という評価とは言え大企業という職歴があるんでしょ。
ここに、中国企業、それも日本法人で一千万円超えのオファーを出すような所なら、名前もそれなりにしれているでしょ。そこで経験できるのはかなり大きい。
この二つの職歴があれば、次のキャリアも考えやすくなるじゃん。
みーちゃんやね。
仰る通り、増田の言う選択肢もアリだと思うわ。最初は副業でやりたい事を始めて、上手く起動にのったら比重をそちらに変えていくって考え方やね。最近日経新聞とかでも話題になるくらいの考え方や。
最近は会社員にも副業が解禁されるようになってきているから話題になっているそうやけど、フリーランス主体のアニメ業界、当時(2014年)としても十分に成立したんじゃね? ってことやね。それは同感や。
ただ、ワイはみーちゃんの考えも理解できるんよ。というのは、仕事にすると、圧倒的に使える時間が違うからや。そして、人間何かを極めたいなら、だいたい使った時間に比例するんよ。
だいたいの人間の時間ってさ、ワークライフバランスがとれていると言われるのでも3等分や。
プライベートの中には、家事や運動など、自分のメンテナンスが入る。だいたいその中で好きなことに使える時間は多くてその半分。休日はそれに仕事がなくなって8時間とれても、あわせて週36時間やろ?
一方で、仕事は時間外や通勤を考えなくても、週40時間になる。この時点で、つぎ込まれる時間が全然ちがうんやね。
差は、1年で224時間にもなる。そして好きな事ならプライベートもつかうやろから、そこの時間もここにプラスされてくるわけやろ。
なので、既にやりたい事が明確であるならば、それに全部つぎ込むように転職する、というみーちゃんの考え方はアリだと思うんよ。生きとし生けるもの、等しく与えられ、増やせないから最も大事にしなきゃあかんリソースは「時間」やから。
もちろんリスクとのバランスという事にはなるんやろけど。いうてもみーちゃんまだ二十歳そこそこなはずだし。で、劇場版ではそんな若いのに後輩の指導を任されてる。優秀やね。 つうかSHIROBAKO女子全員優秀すぎるわ……。あんなこいないわ。
同じ考え方で、今後AIやロボットの力でどんどん雑用は効率化され、1人が担う生産量はどんどん上がっていくと考える時代、好きな事を仕事にしている人と、そうで無い人でどんどん差が開いていく社会になると思うんよな。そんで、本人の希望を最優先する人事活動ってのは合理的で今後主流になっていくんだと思うんやわ。だから試す為に本人が嫌いな仕事をさせたりするのは流行らんし、修行と称して下積みをやらせるのも今後は無理やとワイは思う。最強の人間はなんでも好きになれる人だとは思うけども。
子会社で給与が安い分、仕事が楽でワークライフバランスが取りやすいならそれでもええんやけど……。
聞くところによると、昔は子会社にもメリットがあったそうやな。給与が安い代わりに転勤がないとか、そういうやつや。
ところが、働き方改革の流れで、そう言った勤務に有利な仕組みは親会社や持株から投入されることが増えたやろ?それで更に歪みがひどくなっとる気がする。
まぁ、それでもまともな会社は、時間をかけて徐々に子会社にも新しい仕組みを入れていくから、改善はしていくんやろけどな。そこが元増田の所とは違う話や。
ただし、他の見方も有力。最近は段々と変わってきていて、意味も昔と違う。男もできたら下方婚したくないと言う傾向、カップルや婚活の状況を見ると、同類婚の時代と言える。
なので「女が下方婚しないbot」を野に放ってもあんまり解決には繋がらないと思う。
年齢別の年収vs婚姻率のグラフ(国立社会保障・人口問題研究所の調査にある)を見ると
と言う傾向が読み取れる。
この分析は、増田のように「女は下方婚しない」と言う風に見る事もできて、それは間違いじゃない。
例えば、社会学者の山田昌弘氏はその説を唱えてる。最近の本ではそんなに全面に出してないけど、講演会とかゼミとかではずばり言ってる。
また、身も蓋もないはなしをすると、金のない男性との結婚は、本人よりも周りが反対することが多い。本人はよいと思っていても、特に両親がストップをかけるとか。
ただ、後記するが、最近はその傾向が変わってきているし、下方婚しないのは女性だけじゃない。
ただ、それだけではない。男性側にも困難がある。
他の統計(厚労省の労働統計や、意識調査など)を組み合わせるとこんな傾向がある。
つまり、女性が下方婚しないと言うだけではなく、350万円以下の人間は、長時間労働などによってワークライフバランスが崩壊しているか、そもそも結婚はしたいけどできる訳もないと思っている、と言う事も考えられる。
簡単に言って、地獄。ここは労働問題も絡み、相対貧困の問題だと考えた方が良いかもしれない。
また、女性が下方婚しない、と言う事については、実際に結婚したカップルを分析すると、以下の様な事が分かっている。
と言う事で、「同類婚」の時代になっていると言われている。
これは「女は下方婚しないbot」の言う事は間違ってないとは言える。
しかし、中身が全然違うよな。
昔は上昇婚指向といって、女性は社会的地位を上げるために社会的地位の高い男性を求める傾向が強く、さらに親がそれを推奨する傾向があったんだが、それが現実的ではないと言う事になってきている。ただしそれでも高めなのは、晩婚化を反映していると思われる。
一方で男性は、男性も年収の中央値及び生涯年収が下がっているし「結婚して良いと考えている世帯収入基準」の高騰を反映、さらに意識の変化を背景にして女性にも働いて欲しいと思っているし、同レベルか少し下ぐらいの年収を求めるようになってきていると思われる。
なお、この辺りの傾向や意識変化は2016年以降ぐらいで一気に変わってきているらしいので、古めの結婚分析だと反映されていないので注意してほしい。
これは上昇婚指向以外も結構内容が変わってきていて、ググって出てくるのも古い奴もかなりあるのでご注意を。それより古い奴を引いても意味が無い場合がある。
たぶんコロナ禍を経てこの後の統計も大きく変わる予感も。
お礼文
https://anond.hatelabo.jp/20230206231743
今の仕事に嫌気が差して、あとやっぱり同じ仕事をしている人たちにくらべて給料が大幅に安いのが辛くて転職活動をしたらこうなった。
正直クソザコなので一個でも受かったらいいなと思ったら、志望度が高い所に絞っても4社から内定を貰ってしまった。
俺に内定が出るとか人材不足にも程があるだろ、日本経済ヤバイ。やばいんだが、俺みたいなクソでも役に立つと言ってくれているならば、それだけで死ぬ気で頑張る覚悟はある。
あるんだが、どこに行ったらいいのか迷いすぎ。しにそう。
内定でなくて悩む事は想定していたが内定が出過ぎて悩むとは思ってなかった。
俺のスペック
俺は基本的に節約家なので欲も無くて利益やコスパを考えて普段から生活してる
仕事はワークライフバランスとかあるけど弁護士の人だって弁護士志望じゃないけど社会的ランクが高いってだけでやってる人とか多そう
やりたい職業だけど社会的ランクが低いから出来ませんみたいなのってなんか悲しいよな
誰でも出来る職業であるというのがたぶん収益や格が低くなる原因だろうけど
話を元に戻すと俺みたいに仕事はやりたい職業、でも趣味や普段の生活は倹約家みたいに逆転現象起きてると馬鹿にされるよな
立派な職業(なりたい職業ではない)とかでガチャ脳死廃課金者とかって自分の中では救えんなって思うんだがそっちあんまり馬鹿にされないよな?
うまくいってること、うまくいかないこと、両方ある。
最近は一丁前に人間関係とワーク・ライフバランスで悩み出した。
入社してすぐは「3年もニートしてたやつ」ってことで低かった期待値以上に仕事できたことと、
3ヶ月も経つと要求されるレベルが上がったり、猫被ってたのが化けの皮剥がれてきたりで、
初心に帰って仕切り直さなければいけないと感じている。
大体できてるつもり…けど質問しに行って「〇〇は見た?」と言われるとドキッとする。
「共有に入ってる過去のやつ見て」って何回か同じこと言われた。
上司の言うことは素直に聞く。
聞いてるつもりだが何回か同じ注意をされているので気をつけよう…
仕事に関する調べ物はしている。資格の勉強はこれから始める。読書は最近サボりがち。
知ったかぶりをしない。
メモしたことは大丈夫だけど、メモしてないと…同じ失敗をしたら付箋に書いてPCに貼るルールにしよ。
最近だめ。たるんでる。慣れてきても言葉遣いだけはちゃんとする。
ビジネスマナーと「感じが良い話し方」の本を買ったので読んで実行する。
周囲に気を配る。
相変わらず苦手。空気読んで行動するとか、言われる前に気を効かせるとか、なんでこんなに難しいんだろう。
はいだめー知り合いの悪口をポロリして上司にドン引きされた。大人しそうな見た目だから愚痴を言うと余計に印象悪い。
愚痴と悪口はネットでしか言わないぞ。猫被りサボっちゃだめだな。
してない。するつもりもない。
こんなかんじかーもっと頑張らないとな。
人に好かれようとか考えない方がいいんだろうけど、嫌われそうなことはわざわざしない方がいい。
となると、元々苦手な「空気読む」「気を効かせる」は今は諦めてもいいかな…
「上司に同じこと言わせない」「言葉遣い」「愚痴・悪口を言わない(褒めもしない)」は改善できそう。
あとはワークライフバランスの改善も意識しないとなー資格取れなくなる…
こういう爪の甘さというかそそっかしさが仕事に出るんだよな…
新社会人になる皆!
就活を始める皆!
自分以外の人間に対しての求人も調べて、みなし残業代の人が同じ職場で働くことになると分かったら警戒しよう。
会社に対しての期待値を10段階で3ぐらい落として見積もった方がいいぐらいのクソさだぞ。
みなし残業代方式≒残業させホーダイプラン の人と一緒に働いている。
自分は残業代0円から始まって残業した分だけ残業代を請求する従量制残業プランだ。
つまり、私は業務命令で朝早く出ることを命じられたり、業務の都合で遅くまで残ることになったら残業代が出るはずなのだ。
相手(みなし残業マン)「明日から上司への報告資料準備のために1時間はやく来てくれない?」
私(従量制残業マン)「そういえば、朝の残業代申請って夕方のと同じでいいんですか?」
相手「え?朝はやく出てくれってだけだから残業ではないよ。僕たちはずっとそうしてきた」
私「それはみなし残業制で働いてるから残業の概念が曖昧になってただけじゃないですか?」
私「さっきの朝残業の申請、前日までに通しておく必要あるみたいなんでお願いします」
たまたま横に居た他所の上司「え?この人ってみなし残業制じゃないの?じゃあ朝はやく出てこさせるだけでも業務命令で残業出す必要あるじゃん。あんな上司のゴマすりの片棒担いでいちいち残業申請しましたとか、あとになってからガミガミ言われるぜ。面倒くさいから他のやつに任せたほうが良いよ◯◯ちゃん」
相手「うーんそっかー……。分かった。(私)さんは別に朝早く来なくていいわ。こっちで頑張るから」
私「(助かったけど気分わりー)」
こんな感じのことがね、しょっちゅう起きるの。
みなし残業制で働いてる奴らクソよ。
サビ残当たり前、土日出勤当たり前、滅私奉公当たり前、とにかくダラダラ仕事増やし放題で計画性ゼロ、民間企業のくせに官僚みたいな仕事のしかた大好き、一緒にいると目眩がしてくる。
何がひどいって、トップの業務効率化に関する意識が「土日出てきて頑張って働けば沢山仕事が終わらせられるから頑張れ」みたいな感じなんだもん。
同じ時間の中で効率化するんじゃなくて、ダラダラ長時間働くのを増やすことで、ワークライフバランスをワーク寄りにすることを「効率化」と呼んでるわけ。
奴らのいう「効率化」ってのは、「ライフを如何に削ってワークにその分を充てられるか考えること」なんだよ。
ほんま終わっとるわ。
A:少子化を食い止めるためには、多くの国が取り入れているように、子育て支援や男女平等な職場環境の整備などが挙げられます。また、教育改革や経済政策も重視されています。
A:子育て支援には様々な方法がありますが、一般的には以下のような支援が有効とされています。
ただし、個々の国や地域によっては、それぞれの国情や経済状況に合った支援が必要となります。
A:日本では、子育て中の職場復帰に関する支援が不十分であると言われています。
例えば、男女共に子育て休業を取った後にも、女性のほうが職場でのキャリアアップや昇進が難しいことが指摘されています。これは、男女格差がまだ根強い職場環境が原因であると考えられています。
また、職場復帰を検討する親にとっても、保育施設の整備不足や高額な保育費用が大きな障壁となっていることも指摘されています。
これらを解消するためには、男女平等な育児のシステムの整備や、子育て中の職場復帰支援を強化することが求められています。
Q:男女平等な育児のシステムの整備や、子育て中の職場復帰支援を強化するために、日本の政治家ができることはなんでしょうか
A:男女平等な育児のシステムを整備するために、政治家は以下のような政策を推進することができます。
・男女平等な育児に必要な知識やスキルを身に着けるための教育支援
子育て中の職場復帰を支援するために、政治家は以下のような政策を推進することができます。
・復職支援のためのワークライフバランス改善支援
増田みたいな感じだった奴らも30過ぎくらいでほぼ全員子持ちになってワークライフバランス教に入信してしまったよ
仕事終わりじゃいワークライフバランス壊るる^〜
転職面談にて「当社はワークライフバランスを重視しており、それでこそパフォーマンスを発揮できると考えています。ですが、繁忙期にはどうしても残業をしていただかなければなりません」
とか言うので、警戒したら、「最大で月20時間ぐらいは残業をしていただくことになりますが、可能ですか?」
とか言われたので「今80時間ぐらいやってるんで全然おっけーですよ」(錯乱)とか逝ってドン引きされた。
「現在の年収は残業代込みの金額ですか」とか言われるし。そうですがそれが伺か?
と言うわけで、大企業異文化過ぎてまぁまず無理なんだけど、中小企業パフォーマンス悪すぎ逝ってた菅義偉のブレーンの、なんとか言う外人の逝ってることは正しいとか思ったわ。
Q. Twitterは仕事してない社員ばっかりだったんだからレイオフされたんだったら自業自得
これも間違いと言える。Twitterは確かにシリコンバレーの企業の中ではワークライフバランスがよい企業と知られていて、さらにここ数年で社員数をかなり増やしたため、社員ひとりあたりの仕事量は他の企業にくらべて少なかった可能性がある。ただ、FAANG企業のなかでも、Googleなんかはあまり働かない社員がいるのは割と有名だし、Twitterだけの問題じゃない。まあ10%~20%くらいレイオフすれば他の企業と同程度の仕事量になったんじゃないかな。
「ばっかり」ではありません
まあ他よりも働いてませんでしたが
ってかw
ここのところ毎日ニュースになっている、イーロンマスクのTwitter買収とその後の施策について、シリコンバレーでソフトウェアエンジニアをしている俺が、Q&Aの形で私見を述べる。
これは間違い。確かにTwitterは慢性赤字企業だったが、倒産寸前だったことは一度もない。しかし今回マスクがLBOを使ってTwitterを買収したため、Twitterにかかる借金が大量に増えた。金利だけで、次の7−8年に90億ドルもの支払いが発生するらしい。
さらに言えば、マスクはTwitterを多分時価2倍以上の価格で買ってる。これは何故かと言うと、マスクがTwitter買収にサインした時から比べて、テック企業の価格が軒並み30%〜80%減少しているからである。これがマスクが買収を中止しようと訴訟した理由の一つとされている。
大間違い。企業の経営陣はfiduciary dutyというものがあって、必ず株主の利益を最優先に考えなければいけない。だから旧経営陣はマスクを訴訟してまでTwitterの売却を進めた。はっきり言って、旧経営陣は株主の利益の観点からいえば、Twitterの最後の6ヶ月間において最高の結果を残した。
これも間違いと言える。Twitterは確かにシリコンバレーの企業の中ではワークライフバランスがよい企業と知られていて、さらにここ数年で社員数をかなり増やしたため、社員ひとりあたりの仕事量は他の企業にくらべて少なかった可能性がある。ただ、FAANG企業のなかでも、Googleなんかはあまり働かない社員がいるのは割と有名だし、Twitterだけの問題じゃない。まあ10%~20%くらいレイオフすれば他の企業と同程度の仕事量になったんじゃないかな。
借金経営を社員の責任にする言説が見受けられるが、これは完全に間違い。借金経営だったのは絶対的に前経営者(Jack Drosy, Parag, Agrawel)の責任であり、それをよしとしていた株主の責任である。さらに言えば、金利が最低基準にすえおかれてたここ10年間は、借金をしてでも未来に投資して、企業価値を高めるのがよしとされていた。実際シリコンバレーの新興企業なんで90%が借金経営(Snap, AirBnB, DoroDash, Uber, etc)。まあ確かにここ6ヶ月くらいでかなりの企業がレイオフしてる。これは金利上昇局面においては正しい行動と言える。
もしTwitterが最低限の機能だけで、追加機能も何もしないのであれば、多分10%くらいの人員でまわると思う。ただ、Twitterは実際メディア企業だから、コンテンツモデレーション、広告の最適化、広告主とのリレーション、各国の法律遵守のためのリーガルチームなど、エンジニア意外にもかなりの人員を必要とされていたはず。エンジニアのレイオフよりも、こっちのチームが壊滅的な打撃をうけたってことの方が後々効いて来ると思う。
まず、今Twitterに残っているエンジニアは大きく分けて3種類いると思う。
はっきり言って有能無能かどうかよりも、上の3条件の方が大きいと思う。
特にH1Bでアメリカにいる場合、退職してから60日以内に新しいところで働き始めなければアメリカを去らなければいけないので、次が決まる前に退職するのがかなりリスキー。これにあたる社員が相当数いると俺は思っている。
あと、有能なエンジニアにとってはTwitterに残る意味は全くない。オフィスに40時間と全体で週80時間働けとか完全にクレイジーだし、社内Slackで文句言ったら解雇とか心理的安全ゼロ。他の企業にうつればリモート40時間で同じ給料を貰えるから残る意味がない。さらに、未公開企業になって給与体系がどうなったのか情報がないが、もし今までと据置だった場合、ベースとRSUのコンビネーションということになる。Twitterのシニアエンジニアで40万ドルくらいもらえるが、このうちベースとRSUで半々くらい。ただRSUは未公開企業なので換金手段がない。つまりマスクがTwitterを何年かしたあとにまたIPOするまで待たなければいけない。まあその時に株価10倍になってることに賭けるってこともできるが。
ただ、実は今シリコンバレーではレイオフの波がかなりやってきて、かなりの企業が10%程度の社員をリストラし、新規採用を絞ってる (Meta, Stripe, Lyft, Amazon, etc)。だから実はTwitterをやめたからってすぐ次が決まるとはわからない。6ヶ月前までは本当に売り手市場だったが。