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2021-08-10

anond:20210810073331

ケインズ主義時代である1940-1990年ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われるぐらい強かったですよ。新自由主義に転じたから低迷したの。

ケインズ主義のものだけでは、1970年代オイルショックや、経常赤字から通貨流出外貨借金からの輸入困難の問題はある。しかし、別に日本においては失敗じゃなかったからな。新自由主義は近視眼的に儲けの種を潰すから大失敗だったが。

資源確保や産業育成など将来の問題対処したケインズ主義こそが正しい。

2021-08-09

anond:20210809121608

インフレというのは財サービス需要供給需要が多く、供給が少ない状態です。需要が多いから、供給を増やせば儲かると企業資金調達して設備研究投資をするようになっていくのです。

そして資金需要資金調達しての支出資金不足)と供給(貯蓄、資金余剰)は等しくなります家計企業がともに資金余剰で政府中立なんて状態はありません。家計資金余剰分、企業資金調達して設備研究投資をすると政府中立になります

まりインフレになれば金利上昇は確かに起きますけど、あくま経済正常化サイクルの一つです。

無論、オイルショック外貨借金からの輸入困難により供給が増やせないインフレはあります資源不足や産業劣化回避するためにあらかじめ何に使えるかわからない段階の研究政府が金と時間を出す必要があります

新自由主義は近視眼的な見方なので、資源不足や産業劣化への答えはないですけどね。

2021-08-02

anond:20210802111042

新自由主義完膚無きまでの失敗じゃん。

資金循環無視するから1990年バブル崩壊以降不景気30年続けている。格差も拡大する。産業劣化する。アホをおだてて無理強いして起業イノベーションだと叫べばイノベーションが起きると考えたが、微塵も起きない。

ケインズ主義オイルショックアメリカの経常赤字を招いたけど、近視眼的な新自由主義には100%石油代替資源なんかつくれないし、アルゼンチン新自由主義改革の末にデフォルト常連国になった。

オイルショックや経常赤字からの輸入困難のような供給が増やせないインフレを、事前に対処したケインズ主義が正解。

2021-07-29

anond:20210729220441

本日よろしくねがいします。

何を政府が使って、何を政府が使わないか峻別はしていくべきだね。しかし、新自由主義は儲かる前の科学を全壊滅させるからそもそも産業劣化するんだけど。

その儲かる「儲かる前の科学」を前もって知るすべがない。

アルゼンチン新自由主義改革の果にデフォルト常連国になったわけだ。

アルゼンチン先進国になったのは「冷凍技術ヨーロッパに安くで牛を輸出できていた」からであって、産業構造的に重工業でないからです。むしろアルゼンチン新自由主義先進国になり、ブロック経済という市場から締めだしを食らったので、落ちぶれました。認知誤認です。

あとさ1970年代大きな政府の失敗もあるにはあるが、別に1970年代ドイツ日本は失敗しとらんぞ。

ダウトプラザ合意によって、円とマルクはドルに固定するという手法を失いました。そのため、日本国には「ドルを固定して成長する」という術を失ったから、当時よりも未来の予想ができません。ドル円の固定まアメリカ国民犠牲で成り立っていたので、今はできません。

1970年代インフレは一つはオイルショック、もう一つはアメリカなど一部の国の経常赤字化だ。オイルショックの解はそれこそ長い研究必要から新自由主義では解は見つけられない。

長い研究不要です。市場が解を見つけるべきです。

しろ日本太陽光発電が一時世界一だったのに、政府の関与が悪いと、そのまま特許切れるまで放置した。そして政府が金をだしまくる中国に奪われるなんてことをやらかすのが新自由主義

儲かんないのに投資するほうが馬鹿でしょ。特許は切れるし、仕方ないじゃん。特許に書いていることは、日本以外でも再現されるし。何が問題なの?

また、経常黒字、経常赤字というのは相対的ものだ。

会計上の絶対的な数値として出てきますけどね。それは。

アメリカベトナム戦争に入れ込んだ「無駄な出費」をしたのと、ドイツ日本戦後復興産業育成ベース意識していたからだろう。

アメリカ人が苦労して共産主義と戦っている間に、西ドイツ日本西側自覚なしにたんまり金儲けしたじゃん。それに日独の成長は、アメリカ焼け野原にされた結果、アメリカより生産性の高い機材を導入できたからであって、日独努力けが勝因じゃないよ。

それでも政府支出なしには戦後復興産業育成はなせなかった。相対的に適切な産業育成のやり方があるってだけで、それをなしてたのがドイツ日本だ。

ドイツ人は受験きつくないぞ。教育においても、イギリスアメリカでなくドイツ留学するって少ないじゃろ。教育した連中のコスパの悪さが先進国問題であって、産業育成と教育には相関はありません。

アメリカケインズ主義大きな政府から負けたのではなく、適切な大きな政府ドイツ日本と、間違った大きな政府アメリカで、間違った大きな政府から負けた。

アメリカ債務国から強いんじゃん。同じ土俵で戦えないよ。

新自由主義ケインズ主義のバトルでは太陽光発電新自由主義日本と、ケインズ主義に近い中国中国が勝ったな。他の蓄電池やら家電やら様々な日本産業もも中国産業だ。

太陽光日本シリコンを安くで手に入れるすべがないから、勝てんよ。蓄電池物理化学で素材の起電力がわかっている今、市場経済で勝てる素材の方が見つかんないよ。

まずこの30年の新自由主義改革が大失敗に終わったことをまず見据えなよ。

振り出しに戻ったね。もう一度「新自由主義に挑戦したすべてのイデオロギーは破れた」という主張が生き残るだけじゃん。

anond:20210729203656

何を政府が使って、何を政府が使わないか峻別はしていくべきだね。しかし、新自由主義は儲かる前の科学を全壊滅させるからそもそも産業劣化するんだけど。アルゼンチン新自由主義改革の果にデフォルト常連国になったわけだ。

あとさ1970年代大きな政府の失敗もあるにはあるが、別に1970年代ドイツ日本は失敗しとらんぞ。

1970年代インフレは一つはオイルショック、もう一つはアメリカなど一部の国の経常赤字化だ。オイルショックの解はそれこそ長い研究必要から新自由主義では解は見つけられない。

しろ日本太陽光発電が一時世界一だったのに、政府の関与が悪いと、そのまま特許切れるまで放置した。そして政府が金をだしまくる中国に奪われるなんてことをやらかすのが新自由主義

また、経常黒字、経常赤字というのは相対的ものだ。アメリカベトナム戦争に入れ込んだ「無駄な出費」をしたのと、ドイツ日本戦後復興産業育成ベース意識していたからだろう。

それでも政府支出なしには戦後復興産業育成はなせなかった。相対的に適切な産業育成のやり方があるってだけで、それをなしてたのがドイツ日本だ。

アメリカケインズ主義大きな政府から負けたのではなく、適切な大きな政府ドイツ日本と、間違った大きな政府アメリカで、間違った大きな政府から負けた。

新自由主義ケインズ主義のバトルでは太陽光発電新自由主義日本と、ケインズ主義に近い中国中国が勝ったな。他の蓄電池やら家電やら様々な日本産業もも中国産業だ。

まずこの30年の新自由主義改革が大失敗に終わったことをまず見据えなよ。

anond:20210729012845

古典的ケインジアン自体は完全に賛同してない。1970年オイルショックや一部の国の経常赤字のような、供給が増やせないインフレ問題回避しながらの必要はあるから

でもどうやって回避するかと言うと、オイルショックには代替資源についての研究開発が必要だし、その元一時期日本太陽光発電世界一位だった。

また経常赤字を防ぐのもやはり儲かる前の科学、使途を探索している段階の科学科学成果という対価を元に金と時間をかけることが必要だ。

そこで新自由主義はすぐ確実に儲かるものを求めるが故に、先々の供給が増やせないインフレ回避する研究を枯らすからだめだ。ケインジアンベースで、先を見据えた支出を中心にすべきだとは思う。

また、財政出動自体で保身に入った企業を反転させることも必要だと思ってる。そして、1990年代財政出動2012年以降の金融緩和消費税増税と、貯め込む場所の減税でだめにした。なので、税制資金循環を意識しないとならないと考えてる。

なので、ケインジアンベースで先を見据えた支出を中心にし、デフレであれば財政出動すべきだし、税制資金循環を意識すべきだとはおもう。なので新自由主義ケインジアンかで聞かれたらケインジアンの肩を持つ。

anond:20210729003834

ケインズ主義言いがかりで失敗扱いにされてるだけでしょ。

資源枯渇や産業劣化対策をしたケインズ主義が正しい。

そもそも1970年代日本欧州では失敗ではなかったわけだ。オイルショックなんか新自由主義のほうがもっと対処不可だぞ。なぜなら政府が何もしないほうが望ましいし、すぐ確実に成果の出る研究以外は許されないから。

anond:20210728165430

新自由主義だと二度と回復しないよ。アルゼンチンだって新自由主義改革の末にデフォルト常連国になってるし、日本だって30年経っても回復していない。

大規模経済危機から回復財政出動しか無理なんだ。それはアメリカニューディール戦後復興が示している。

また、残念ながらケインズ主義でもオイルショック産業劣化して外貨借金が増えた場合にはどうしようもない。だけど、新自由主義イノベーションにまさに願いを託す以上にできることはないがね。

あと、あくまケインズ主義が失敗したというのは1970年代アメリカイギリスであって、日本欧州は失敗じゃなかったから。ベトナム戦争ある意味戦費という形の財政出動だが、誤った財政出動だったからだろう。

イノベーションはその前の基礎萌芽研究投資設備研究投資必要だが、新自由主義は双方枯らすのに。

から政府が何をして何をしないべきなのかは問われ続けるというのはそうだ。まずはケインズ主義ベースであるべきというのは言えるな。

2021-07-28

anond:20210704211123

左翼本流はもともとマルクス主義だったが、マルクス主義崩壊した。

おバカちゃんマルクスソ連中共をみたらブチ切れするよ。連中は、ステップを省略したから。ボリシェビキが勝ったけど、ボリシェヴィキ語源は「多数派から来ているけど、「少数のエリートが多数を率いる」なんて連中が「左派本流」ではありません。だって少数派が、主流なわけ無いじゃん。歴史勉強不足だよ。

から政府機関私企業社長を制約する。結果的自由になる状態を目指す積極的自由主義はそのようにして多数の人間自由を狙う。

ジャック・マーかよ。同じことをザッカーバーグリブラでしようとしても、公聴会いじめられるぐらいで、逮捕監禁までしてない新自由主義のが、良いと思うがね。

右翼本流はもともとケインズ主義だったが、1970年代オイルショック外貨借金による輸入困難など、単純な財政税制では通じないインフレが起きた。だから消極的自由主義新自由主義に転じた。

ダウトネオコン新自由主義の差は「大かな政府」を目指すか否かだ。日本においても右翼本流は、つまり保守は、大きな政府を良しとしているから別物ですよ。

これらを踏まえて、どのような制約が、結果的自由になる状態をなせるかは考え続ける必要がある。ケインズ主義ベースで、資源確保や産業育成と産業の段階の科学振興を視野にいれることが解だと思うけどね。

ばーか。もうこの国に「確実に投資して儲かる公共投資」なんてないよ。例えば黒部ダムみたいな、明らかに入力に対して、リターンが見込める公共投資先なんてないかFIT のように「再エネ賦課金」という犠牲国民が払わないといけないじゃないか。かんたんに「資源確保」なんて言うけど、投資先が履行をするとは限らないじゃないか民族自決をたてに反故されることばっかじゃないか

2021-07-27

anond:20210727014217

じゃあ君の定義を言ってみたら?

政府の関与がなくなれば起業イノベーションが起きるようになるというのが夢みたいな新自由主義理想像に見えるけど?

実際は儲かる前の科学破壊するし、一度大規模経済危機を迎えたら永久不景気を続けるし、企業が金をため込んで設備研究投資をしないのを放置するから、ただただ衰退するだけ。

他人が」リスクを取れと叫びリスクを取ったやつを食い物にしよう、あるいは資金力で真似て乗っ取ろうという魑魅魍魎ばかり跋扈する。ますます危ないことをしてはならないと保身に皆入る。だけど当然。皆普通に幸せになりたいのだから

もともとは1930年代世界恐慌に対して当時の自由主義対処できなかったか必要であれば財政出動もする、資金循環を意識するケインズ主義が生まれた。

しかし、1970年代オイルショックや、一部の国の経常赤字化にケインズ主義対応できなかった。これは政府肥大化が原因だ。だから政府の関与を否定する新自由主義が生まれた。

しか日本では1990年バブル崩壊したら永久不景気を続けて、産業はどんどん劣化してきた。なぜなら、政府の基礎萌芽研究投資も、企業設備研究投資も損なってるから、新しい「イノベーション」とやらが起きなくなるから

2021-07-24

anond:20210724214628

インフレ状態の時になってから年金保険料あげても大丈夫だろう。

インフレになると、企業設備研究投資をするようになって、供給が上がり、インフレが収まるんだよ。オイルショックや輸入不可でない場合は。

まあ、まずは貯め込む場所税金増やさないと景気は上がらんわ。経済の総和は金の量×貨幣流通速度だから

2021-07-11

anond:20210711092642

官僚のバックの思想がまずいと思うよ。そもそも新自由主義1970年代オイルショックや、一部の国の経常赤字からインフレが起きたことによって、自由主義を改変する形で再興した。これらには対処する必要がある。

から政府が何もしないほうが良い」「イノベーションがあればよい」という新自由主義になった。

だけど、イノベーションには儲けが見える前の試行錯誤必要だ。何よりも景気が良い必要がある。しか新自由主義選択と集中科学破壊し、一度大規模経済危機突入したら永久不景気を続ける。

とすると、政府経済を整えることと、商売から遠い段階の科学支援必要。そういう思想にして、新自由主義を打ち破らないと。

2021-07-04

anond:20210704000633

権力者というのは政府機関金持ち私企業社長。そのうえで政府機関がどのような法律を決めてどのような行動をするかということ。

消極的自由主義は、政府機関の関与をなくすということだが、その下では私企業社長が強くなる。

から政府機関私企業社長を制約する。結果的自由になる状態を目指す積極的自由主義はそのようにして多数の人間自由を狙う。

そのうえで、政府機関がどのような成約をすれば結果的自由になるかということ。例えば税金法律財政政策な。

左翼本流はもともとマルクス主義だったが、マルクス主義崩壊した。

その上で経済に解を持たないから、経済明後日の方向ばかり見るようになって多数の国民貧困に落ちることとなった。

右翼本流はもともとケインズ主義だったが、1970年代オイルショック外貨借金による輸入困難など、単純な財政税制では通じないインフレが起きた。だから消極的自由主義新自由主義に転じた。

しかし、一度大規模経済危機を迎えたら永久不景気を続けるし、設備研究投資もしなくするし、儲かる前の科学も近視眼的な視点破壊して、むしろ経済衰退につながっているのが今。

これらを踏まえて、どのような制約が、結果的自由になる状態をなせるかは考え続ける必要がある。ケインズ主義ベースで、資源確保や産業育成と産業の段階の科学振興を視野にいれることが解だと思うけどね。

2021-06-26

閃光のハサウェイ」でハサウェイが戦う理由が分からない

閃光のハサウェイ」の評判が良いので見に行った。ガンダム映画劇場最後に見たのはF91。いったい何年ぶりだろう。
しかしそれは単に「綺麗な作画」と「しゃれた会話」と「派手なアクション」だけしか印象に残らないものだった。

気持ち悪いのは、なぜハサウェイやその仲間達は戦うのか、その理由がさっぱり分からないのだ。

汚染された地球を救う?はぁ?この美しい南国リゾートのどこを見れば「人類地球から去らねばならないの」となるの???

と思って33年ぶりに原作を読み直す。
ああ・・・懐かしい感覚をふと思い出す。
そう、この30年あまりの間に日本人の心的傾向は大きく変化した。
もう現代では「閃光のハサウェイ」は理解共感できないのではないか
まりにも遅い映画化だった。

振り返って1979年ファーストガンダムが出た頃は、日本はまさに高度成長の負債で苦しめられている時期だった。


40年足らずで1.5倍に増えた人口により、食料と住宅供給が追いつかず不動産は異常なまでに高騰し、自給率は落ち込んだ。
環境規制は未熟で、悪臭のドブ川やヘドロの海、大気汚染公害病は身近な恐怖だった。
オイルショック記憶は生々しく、「石油の輸入が途絶したら日本破滅」という恐怖が意識の奥底にあった。

一方、「人類月面着陸」は、科学進歩の到達点として強烈な印象を与えた。

「増え続ける人口破壊される環境、枯渇するエネルギー源」を解決するために「人類宇宙進出する」という考えはごく自然だった。

そしてファーストガンダムから42年。原作から33年が経過した。

今、日本人口減に苦しみ、厳しい環境規制公害病過去となり、山河は綺麗になり、エネルギー供給源は多様化した。

アポロ計画から50年、人類は月はおろか静止衛星軌道の外ですら誰一人として到達できていない。

原作の「序文」に描かれた「生活圏の宇宙への拡大による地球環境汚染の救済」はまったくピント外れなお題目になってるのだ。

マフティ理想現代日本人共感できない。
いや、映画監督ですら理解できているのだろうか心配になる。

逆襲のシャア」で描かれた香港は、エネルギー枯渇と公害により貧しくなった人々の精神が荒みテロ日常茶飯事の社会であった。(余談だが、クエス・パラヤのように裕福な親から反発した家出娘が向かう先はカトマンズゴアヒッピーのたまり場、という行動様式現代では理解されにくい文脈だろう。)

閃光のハサウェイ」で描かれたダバオは、現代東南アジアリゾートの姿そものであり、その綺麗な街並はとても人口過多・エネルギー不足・環境破壊連想させるものではない。

劇中でタクシーおっちゃんが「マフティ理想なんて理解できない」と言われても、映画見ている人みんなが同意するだろう。
汚染された環境の中で、貧困の中でも明日パンのために生きざるを得ない人々と、一旦「地球を休ませる」という理想対立軸がまったく上手く描けていないのだ。
背景描写が綺麗であればあるほど、物語の背景としてのディストピア地球社会がまったく見えてこなくなる。

しか・・・この30年の社会変化をどう脚本に織り込めば、この映画における「マフティ理想、ハサウェイの野望」に観客が共感できるようになるのだろうか。

2021-06-20

新自由主義は他に敵を作る必要がある。

新自由主義はその前のケインズ主義否定から始まる。

ケインズ主義オイルショック外貨借金による輸入困難とインフレで詰まったからこそ新自由主義に移った。ケインズ主義1930年代世界恐慌自由主義打つ手がなかったために生まれた。

(新)自由主義格差をどんどん拡大させるし、一度経済危機が起きたら永久不景気を続けるし、近視眼的な見方産業を衰退させる。近視眼な見方医療破壊する。やりがいだけ煽り、報いは出さずさらなるムチを浴びせる。

財政破綻外貨借金によるものなので、むしろ産業を衰退させる(新)自由主義のほうが財政破綻に近づけるんだけどね。

から自国危機貶める。そちらに目をむかれると嫌だ。だから外患を煽る。外患を煽る強い英雄誕生する。

ナチスドイツユダヤ人狩りや外国への戦争戦前日本拡張路線戦後日本小泉竹中維新アメリカトランプ

新自由主義の過ちがバレてきてケインズ主義に移りゆく中。新自由主義維新は、自民安藤や、立民馬渕に刺客を立て、そして、立民枝野煽り枝野無視したら、韓国中国を敵として煽ろうとする。

橋下徹氏、中国に「口げんか」上等!政府に代わって「口悪く言ったらいい」

https://news.yahoo.co.jp/articles/16333aced3d40d39944166f457bc037b49915e4f

これで維新に乗っかったらまた小泉竹中みたいに、眼に映った一般庶民こそが世界の敵として糾弾されるね。大阪教育医療や、労働者派遣で起きたように。

2021-06-19

父の日によせて

父のことを思うとき、いつも思い出す光景があります

それはある週末、スーパーから自転車で、自宅までの帰り道。

当時私は24か25で、週末は友だちと会ったり、都心に買い物に行ったりすることが多かったんですが、なぜかその日は久しぶりに、父と自転車西友に行くことになったのでした。買い物のためというよりも、恒常的に太っていた父の、運動のためだったかもしれません。

スーパーから家まで自転車10ちょっとの道、なんとなく父が先を走り、私が追いかけていく中で、自然と父の背中が目に入って、思ったんです。

あれ、パパの背中、思ってたより小さいんだな…と。

身長170cmちょっとに対し体重は90kg近くあり、どちらかというと「大きい」印象を与える父でしたが、背中丸めママチャリをこぐ姿は、食卓ビールウィスキー焼酎ちゃんぽんで飲んで管を巻いているときよりも、少し縮んだように見えました。

父はその頃60歳近いので、多少は本当に縮んでたのかもしれませんが、小さく見える理由はそれだけじゃないこともわかっていました。私が就職したことで、私のほうの見え方が変わっていたんです。

その頃はネットバブルと言われた時期の真っただ中で、私はそんな会社ひとつに、運良く入れていました。

そこは日本ではわりと大きな「ITベンダー」とか言われる会社の子会社だったので、親会社からエラい人が続々と天下ってきていました。でも当時まだ光ファイバーはおろかADSLすらほとんど普及してない時代Windows 95が出てから数年って時代なんで、大手ITベンダー出身のはずのエラい人たちでも、じつはパソコンほとんど使ったことがなかったり、せいぜいメールの読み書きができる程度だったりしました。そんな人たちがいきなり、ネット会社役員として送りこまれてくるわけです。しか親会社セミナーと称して顧客集めのイベントを開いて、子会社に送り込んだ役員を登壇させ、「ネット御社ビジネスが変わりますよ」みたいな話をさせるんです。

そこで私がやってた仕事ひとつが、子会社に来て早々に付け焼き刃トークさせられる役員のために講演資料を作ることと、講演当日のカバン持ち(会場のプロジェクターパソコンつないだり。当時はパワーポイントみたいな大きなデータ相手先に送るのも、容量制限でできなかったりしたのです)でした。私自身もその会社に入るまでネットほとんど触ったことのないニワカだったので、資料作りといっても実際はもっとコアな先輩社員に依頼してネタ出ししてもらったりする、窓口的な役割です。

そんな、ニワカな私がニワカな役員サポートする不安な構図だったんですが、講演はそれなりに(多分)好評で、親会社主催のものだけでなく外部のイベント出張っていくこともありました。大きなホテルの「なんとかの間」とかの華やかな壇上で、スポットライトを浴びながらネットビジネス活用を語る役員たちは、頭頂部が多少ハレーションしていても(だからこそ?)、いかにもエラい人っぽく見えました。エラい人「っぽい」だけでなく、ニワカであっても数百人を相手に堂々と話ができる、それは一朝一夕には身に着けられないスキルだと今でも思います

大企業出身エライ人たちはトークができるだけでなく、部下の扱いも丁寧で、いや私が若い女からということもおそらくあったのですが、とにかくそういった講演サポート業務の後は、「お礼」と称して素敵なレストランなどに連れて行ってくれました。私はただ窓口になっただけなので、と言うと、じゃあネタ出ししてくれた人たちもみんなで、となり、ずいぶん大人数でごちそうになることもありました(それが会社お金だったのかポケットマネーだったのかは不明)。

そんなわけで私の会社の人たちは、上司も先輩も同僚も、そこそこ大企業文化の中にいて、都会慣れしていました。「肩で風を切る」ってほどじゃないにしろ、少なくとも必要ときには背筋を伸ばして堂々と振る舞える、そんな人たちが、いつの間にか私にとっての「普通」になっていたのです。

それに対し父は、そんな平成っぽいスマートさとは無縁で生きてきました。そもそも、なぜ私が父を「パパ」と呼ぶことになったのかまったく理解できないような「おとっつぁん」的な風貌だし、人前で話す機会があるとしたら会社の朝礼か親戚の法事くらい、しかも話がムダに長くてつまらない、と家族の中で有名でした。素敵なお店なんか結界が張ってあると感じていたらしく、まれ家族旅行で伊豆ホテルに行ったときには、入り口から赤いじゅうたんが敷いてあることにおののき、「あのー、この、じゅうたんの上、歩いていいんすけ?」(いつも語尾がモゴモゴしている)と質問して失笑を買った、とか、ファミレスアイスクリームを注文するときに、「フレーバーを選ぶ」という概念をまったく知らず、「えーこの、バニラチョコレートストロベリーアイス、頼んます」と全フレーバーを読み上げたとか、そんなエピソードには事欠かない人なのです。

そしてその日も、うら若い娘とお出かけの機会だというのに、会社作業服だか私服だかわからない、着心地だけが最高の服装で、ボロボロママチャリに乗って、西友に行くくらいしかできないのです。

でも私は、だからといって、父の存在が恥ずかしいとか、引け目を感じるとかいうわけでもないな、とも思いました。

しろ、その小さな背中にかかっているものの重さを、改めて感じたんです。

岩手県の奥地でだいたい10兄弟の3〜5番めくらいに生まれた父(兄弟姉妹の半分くらいが子どものうちに亡くなってるのでいろいろ曖昧)は、中学校卒業すると集団就職上京し、小さな運送会社に入りました。最初は15歳で運転もできないので、助手として荷物の積み下ろしから始めて、18歳で免許を取って運転手になり、20代でその運送会社社長の娘と結婚、30代で子どもが生まれ、それが私の姉と私になります。姉が生まれたあたりから家族会社のすぐそばに住むようになり、姉と私は毎日祖父や父、社員の人たちが働く姿を見ながら育ってきました。

祖父会社オイルショックかいろいろありながらも、高度成長期バブル景気でそこそこに拡大、多いとき社員(「若い衆」と呼称)数十人を抱えるまでになりました。祖父会社仕事より、地元運送業の顔役的なことをメインでやるようになっていたので、成り行き的に父が現場の切り盛りをしていました。

でも90年代バブル崩壊以降は会社の業績が右肩下がりになり、銀行から貸し剥がしを受け、頻繁に資金ショートするようになっていました。高度成長期に「若い衆」だった運転手さんたちも実際はもう全然若くなく、平均年齢50歳くらいになっており、お子さんがいる人たちもたくさんいました。2021年の今と違って景気は悪く、ネット通販からドライバー需要も発展途上で、万一倒産した場合ベテラン運転手さんでも簡単に次の仕事が見つかる見込みはありませんでした。

これがドラマだったら、私みたいなネット企業で多少の経験積んだ娘が家業に乗り込み、会社ITで立て直し、引いては業界全体を改革していく…となりそうなところです。でも、そうはなりませんでした。まず私自身、いきなり乗り込んで何か改善できるという自信がなかったし、何ができるかもわからないのに親のコネ会社に入るなんて、社員の人たちに申し訳ないと思っていました。また祖父や父には、私に苦労をかけたくないという思いもあったのだと思います

なので私としては、今にも倒れそうな会社というボロボロ自転車を、とにかく倒してはいけない、続けなきゃいけないんだという思いで漕ぎ続ける父を、ただただ後ろから、見守ることしかできなかったのです。

大きくて、小さくて、でもやっぱり大きくて温かい、父の背中

高価なスーツを着てスポットライトを浴びることもなければ、お洒落レストランに部下を従えていくこともない父だけど、私はどんなに誇りに思っていることか。

西友からの帰り道、緑道にかかる橋をのろのろと上っていく父の背中を見ながら、パパの子どもに生まれて本当に良かった、と思いました。

…こういう話って普通結婚式のときかにするんですよね。

照れくさくてなかなか言う機会がなかったんですが、このコロナ下でなかなか会えないので、今やっと言葉しました。

直接言えよって感じなんですけど、まあ、こういう人たちもいるよってことで、この場所に置かせていただきます

2021-05-30

anond:20210530134703

純粋自由主義の対極は政府干渉なんだわ。

本当に政府が何もしないという意味純粋自由主義消極的自由主義とも言う。

だけども、消極的自由主義と金持ちや政府外で権力を持った人間(例えば企業社長から弱い人間が守られない。

そこで適切な法を持って政府干渉する。そして各々の自由が守られるようにする。それは積極的自由主義であり、逆を言えば政府干渉によって多数者の自由を守っている。

社会主義共産主義を悪なるもので良くないと教条的になっているように見えるし、社会主義共産主義関係をどうみているのか、それこそイコール悪の枢軸にみているような気もする。

だけども、もと元はと言えば19世紀から20世紀初頭にかけて自由放任主義経済が成長した。しか1930年世界恐慌大不況になった。それこそ身売りが多発して、日本でも若手将校によるクーデター未遂事件が発生した。(226事件

そこで、政府金融財政税制経済を調整しよというケインズ主義と、政府計画経済してそもそも経済変動が生まれないようにしたマルクス主義が主導権を握り、世界は二分された。その時代の名残だよ。

自由主義陣営といえどもケインズ主義積極的自由主義であり、消極的自由主義世界から放逐された。マルクス主義共産主義であり間違いがない。

そして政府財政を持って国民の役に立つことをするようになり、社会保障が生まれた。さて、社会主義はどこまでの領域を指すのかと。

ただし、1970年代オイルショックや、アメリカイギリスの経常赤字、そしてアメリカの金流出が起きた。そこでケインズ主義限界がある。理由政府肥大だと言うことで新自由主義に転換した。

もっとも、一度大規模経済危機を迎えたら日本では1990年バブル崩壊欧米でも2008年リーマンショック後の長期不況が続いている。そしてのコロナショックで、間違いなくこれは大規模経済危機だ。

さらに、すぐ確実に儲かるものしかしてはならないということで、政府は緊縮して科学が衰退し次の産業の種が生まれなくなる。企業も不確実な投資を嫌い産業が生まれなくなる。その結果長期衰退を招いて日本貿易赤字が出るようにまでなっている。

経常黒字もいつまで持つか。

そのうえで、やはり新自由主義の「政府が何もしない」というのは誤りで「では政府は何をするべきなのか」は議論俎上に上がる。

とくに新自由主義ケインズ主義では「税をどうするか」「財政出動をするか」が大きく分かれる。立憲民主党は内部が割れてるよ。

という前提があった上で「社会主義」が何かを考えずに「負の側面」と言っても何を言ってるの?とは思うね。内部割れていることにも気づかず、教条的社会主義共産主義担い手であり、反省しろって一体何をみているのかとは思うね。

2021-05-21

anond:20210521093744

貧乏弱者を救うことを念頭に入れてないからだよ。

それでいて国内の多数弱者無視して海外弱者だとか性的マイノリティーとか挙句の果てには動物人権だとか言い出す。それが多数弱者無視して金持ち夢想的な弱者救済となってるし、バラモン左翼といえよう。

最もどうやって救うかというとケインズ主義マルクス主義系統しかない。

ケインズ主義は金を回すには金をためこむところに税金を掛ける必要があり結果的に再分配になる。

また景気を良くして労働者不足の状態から結果的労働賃金が上がって救われる。

マルクス主義政府が全部管理することにより弱者を救う。

ケインズ主義ケチが付いた。そして新自由主義が勃興したことにより主流は多数弱者無視する政策になってしまった。

最もケインズ主義ケチが付いたオイルショックや経常赤字化についても新自由主義はむしろ危機にあらかじめ備えての研究開発なんて考えは微塵もないし、産業弱体化を招くから解にならなかったどころか危機に叩き込む経済政策になったが。

バラモン左翼になったのは弱者救済をするための経済政策がどんなものかを考えなかったからだ。

2021-05-03

anond:20210502171417

政策としてインフレ率については間違ってないんじゃないのか?

流派経済学財政均衡目標にしている。理由財政破綻が起きるから。主流派経済学基準に対して別の基準としてMMT側のインフレ率を言ってるだけであろう。

君の批判も「インフレターゲットが間違っている」という根拠にはならない。インフレターゲットであれば間違いが起きるという根拠を示さないとならない。

資源配分結構。そして、デフレ状態労働力含めた資源を余らせてロスしている状態には違いない。とするとまずの基準としてインフレ率はターゲットにしてもよい。むしろフィッシャー曲線側から要請でしょ。

フィッシャー曲線もオイルショックで成り立たないことがあった。だけど、別途オイルショックのような供給由来インフレに備えよとなる。対応代替エネルギーを確保せよが解になる。結局そちらへの投資にはなる。

2021-04-13

anond:20210412183739

氷河期不況っていうかニューノーマルへの過渡期だった

バブル以前もオイルショックとは円高不況とかあったけど、メインバンク制が崩壊したので、終身雇用人件費負債として重くのしかかってくるようになったんだ

バブル崩壊金融危機長銀、北拓、山一)→メガバンク再編→公的資金注入→30社問題って流れだったと思う

日本式雇用慣行のもとあの手この手リストラしつつ人件費倒産危機に怯えていた企業が、新卒採用なんて増やせるわけがない

結局、解雇規制を守るかわりに派遣の解禁拡大となって現在に至るわけだ

2021-04-09

anond:20210408091216

資本主義と言っても、政府金融財政税制経済を整えるケインズ主義と、政府が何もしないほうがいいという新自由主義があるからな。

今は新自由主義だけど、これは1930年大恐慌以降のナチスドイツ天皇親政のような英雄を求めて戦争に邁進していった時代の焼き直し。

ただしケインズ主義オイルショックや経常赤字からの金・外貨流出外貨借金からの輸入困難といった供給由来のインフレにはかなわない。

供給対策したケインズ主義が正しい。

2021-03-20

プラスチックの原料が石油

オイルショック時代の子供(団塊ジュニア)は頭に刷り込まれるやで

その影響?で自分で買い物できる年齢になって無添加やらオーガニックやらナチュラルコスメやらに走る人続出

anond:20210320115310

バブル崩壊の頃は経済的に低迷してる認識はなかったんだよ。オイルショックやら円高不況やら過去にあった不況一種という認識サラリーマン年収が下がり始めたのも1998年からだし。

2021-03-16

コロナワクチン安全神話原発安全神話

https://anond.hatelabo.jp/20210315160051 を受けて。

暴論アナロジー椎名林檎みたい)という自覚はある。

福島以前の原発事故リスクについての議論と同様に、コロナワクチンの長期リスクについて、感情論議論にフタがされすぎではないかという点について。

共通点

1) 社会的要請が強い
2) リスク専門家判断する
3) 一部のリスクは「科学的に」対処されている
4) 一方で、未知のリスク存在する
5) 専門家には、利害関係があったり、圧力がかかる

原発はどうなったか

アメリカ原発安全基準日本へ導入された。

しかし、日本環境地震津波)に合わせた災害対策は十分に行われなかった(「地震津波が同時に来ることは想定していなかった」)。

電力会社等の専門家には、利害関係からリスクを十分に調査する動機づけがなかった(リスクが見つかれば原発が止まり、採算が取れない)。

福島以前に、「原発には本当にリスクがないのか」という問題提起をすれば、下記のような議論が行われていた。

このため、「原発には本当にリスクがないのか」という問題提起論点がズラされ、日本国民は、「原発災害対策が不十分である」という本質にたどり着くことができなかった。

原発安全神話化された結果、地震津波により、原発事故が起きた。

コロナワクチンはどうなりうるか

海外治験実験を終えたワクチンが輸入された。

専門家会議は、ワクチンの長期リスク判断するように求められるが、当然、長期の治験実験をやる時間はない。

日本は、諸外国経済活動再開に遅れを取るわけには行かない。

専門家会議は、おそらくあっても僅かであろう長期リスクには目を瞑り、「コロナワクチン安全である」と発表する(させられる)。

結果、長期リスクや、ワクチン流通オペレーションミスについての議論にはフタがされ、リスク徴候は見過ごされる。

可能であったはずのリスク管理がなされず、大規模な事故が起きる。

コロナワクチンには長期リスクがないのか」という問題提起をすれば、下記のような議論が行われる。

コロナワクチン安全神話化され、必要リスク対処ができず、事故が起きる。

何をするべきか

原発事故の原因は、専門家意思決定過程にあった。

まり専門家からといって、利害関係者が意思決定を行ってしまっために、リスクが見過ごされた。

実際、事故反省として、原子力規制委員会経産省から分離・設立された。

アナロジーで考えるなら、日本国民は、まず、コロナワクチンリスク評価が行われている意思決定過程を改良するべきだ。

現在組織構成では、専門家会議が、その内部で、集団免疫獲得と経済活動再開の両方のバランスをとりながら意思決定を行っている。

妙な話だが、コロナワクチンリスク可能な限り科学的に評価すべき組織が、同時に、日本経済活動再開の責任も担っている。

経済活動再開を停止することは目に見える損失であるため、経済活動再開ありきで、コロナワクチンリスク過小評価した意思決定に陥りやすい。

例えば、コロナワクチン政策に対する批判的な立場責任組織を作り、専門家会議との議論国民に公開することで、真のリスク対処し、事故を防ぐことができるのではないか

2021-03-06

anond:20210305175955

消費税を下げて、法人税、累進所得税を下げたほうがいいというフラット税制志向は、新自由主義ゆえの結果だよ。

まず1930年代世界恐慌政府が何もしないほうがいいという自由主義は解を持たなかった。

大規模経済危機を迎えると、企業は金をためこみ設備研究投資をしなくなり、さらに景気が悪くなるという悪循環

解を持つ英雄を求め、ドイツヒトラー日本軍部が解だと思って暴走して戦争に至った。

そこでケインズ一般理論を発表した。政府金融財政税制で金の循環を整えるという考え。軽いインフレを維持すれば経済は良くなると。

それで経済は順調に行き始めていたが、1970年代オイルショックや一部の国の経常赤字化で、「インフレだが不景気」という状態が生まれた。原因を仔細に見れば、資源不足や、産業劣化外貨・金流出外貨借金が増えた供給不足の問題ではある。

ケインズ主義だと政府は大きくなりやすい。政府が何もしないほうが良いという考えで、自由主義が復活した。それが故の小さな政府化とフラット税制志向

経済過去の貯蓄の取り崩しを含めて、資金調達しての支出を初項、収入のうち消費の比率を公比とした等比数列の和なんだわ。

資金調達しての支出投資とも言われてるんだけど、設備研究投資に紐付いていない金融投資は貯蓄な。

だけど、設備研究投資に紐付いていない金融投資、平均消費性向以下の富裕層、そして、保身で資金余剰局面にある企業フリーハンドの減税は公比を下げて景気を落とす。設備研究投資や消費など使った場合限定の減税は良いが。

日本では1990年バブル崩壊を迎えたが、大規模経済危機を迎えた後の停滞に自由主義が解を持たないというのは変わらず、それでいて消費税を上げて金を貯め込むところをバカバカ減税をした。

だけど、政府裁量が働かないか理想的だという考えで、消費税を上げて、所得税法人税を下げてきたんだよ。

1970年のような供給由来インフレを防ぎつつ、正しく金の循環を整えないとならない。無論使ったら増税消費税は最悪の税制からなくすべき。

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