はてなキーワード: お節介とは
増田の事をあまり知らないが就活の面接についてお節介ながらアドバイス。
しかしながら、リーダーをしていなかった増田は会社にどういう形で貢献出来るかという部分が表現出来ていないのでは無いかと思う。
アルバイトが一定期間以上続いていることも、大学のイベントの運営を行なった経験も充分就活で話ができるエピソードだとは思う。
しかし、その中で増田でないと出来なかった事や増田がいた事でどういう効果を出したかを結び付けないと意味がない。会社は組織体であるため、バイト先や運営団体という組織に対して、自分のどういう価値観からどういう判断を行い、どういう結果をもたらしたか。
そして、それは応募先の企業のどういう業務で具体的にどう再現出来るのかを説明するのが面接で求められる内容である。
リーダーが就活で優位なのは、エピソードの結果と自身の働きを結びつけやすいという点ただそれだけである。
会社においてリーダーと呼ばれる人材は多くなく、リーダーもまた上の上司からしたら構成員の1人になるため、別にリーダーシップが最も優先される能力ではない。
日本の就活はポテンシャル採用がほとんどの為、過去の経験から人間性と行動原理を確認する。
妄想版 Part.7
http://phoebe.bbspink.com/test/read.cgi/hneta/1616772747/
2017年に起きた卑劣な集団痴漢事件で、犯人達が計画に使っていた、「妄想」という隠語で痴漢を自慢する犯罪者の掲示板の存在が知られた。
https://www.sankei.com/affairs/news/171204/afr1712040001-n1.html
妄想版はそれを引き継いだものである。妄想版という名前になる前は「痴漢体験談&目撃談」という名前だった。
怒りに震えながら観察した彼らの生態をまとめる事にしよう。
「生パン(パンツを直接触る)」「生マン(性器を直接触る)」「押し付け(股間をお尻に押し付ける)」「ぶっかけ(精液をぶっかける)」「祭り(混雑)」「ノッコミ(乗り込む際に触る)」など…知りたくなかった。
電車の運転停止のニュースを見て、その路線に「遠征」する。運転再開した時の混雑「祭り」を狙うのだ。
電車に慣れない新入生や新入社員を狙って4月に沸き立つ。あまりにも卑劣。
「分散登校は絶望的なワード」と言っていた。分散登校を進めてほしい。
「遅刻が厳罰な学校の情報の見える化」を利用して、その学校の女子生徒を狙おうとしてる奴がいる。遅刻ができないからと。どこまでも卑劣。
センター試験はもちろん一般入試も。各学校の受験日を調べて、受験生をターゲットにするらしい。許せない。
センター試験日の痴漢撲滅運動に対して「偽善的な言論弾圧!正義の味方ごっこ!生きづらい世の中!もう徹底的にやってやる!」と逆ギレしていた。
他にも初詣、ハロウィンなど混雑するイベントは悉くターゲット。
コロナによって混雑が減り、電車に乗る学生が減り、感染の危険も増したことで奴らはイライラしている。
コロナによってカウンセリングでもやめられなかった痴漢をようやくやめた奴も。
満員電車が復活して喜んでいる。
ある女子高生Tiktokerの路線などを晒し、情報を割り出し、ストーカー、情報交換して痴漢のターゲットにしている。卑劣。
一人称ワイの痴漢常習犯、通称ワイさんが嬉々として度々「今日のレポ」と痴漢体験を投稿している。それを「ワイさんさすが!」などと持て囃している。彼らにとって、大胆な痴漢ができるほど尊敬の対象らしい。
https://www.youtube.com/watch?v=el3UCduTqPo
彼らは声をあげる女を「地雷」と呼ぶ。
「今の女は我慢強くない!ちょっと触られただけで大袈裟に騒ぐ地雷女が増えた!」「ツイッターでは痴漢捕まえた自慢女が沢山いて、 #metoo 共が湧いてOK子も周りを気にして抵抗し出して嫌な時代だ!触りたい尻も触れない!」とほざいてる。
どんどん声を上げて捕まえた自慢して、こいつらにとって嫌な時代にしていこう。
痴漢を捕まえたり止める第三者特に男を「正義くん」「正義」と呼んで蔑んでいる。止め方は、割り込んだり引き離したり睨んだり犯行を動画撮影したりと様々。
「正義くんは嫉妬してるんだろう」「こういう奴に限って痴漢AVで抜いてる」と言いたい放題。「女の子はOK娘で受け入れてるのに、偽善的な正義くんのお節介のせいで可哀想!」と認知が歪みきっている。
痴漢した元SPに男性が重傷を負わされた事件では「正義ざまぁww」と喜び、その元SPが無罪になった時は一層「正義ざまぁww」と湧いていた。
奴らはとにかく「痴漢を許さない風潮」が気に入らない。「正義」になっていこう。
「おばさんの視線が気になって生パンできなかった」という投稿がある。周囲を「見張る」だけでも牽制になるぞ。
「女は尻くらい触らせろ」
「OK娘に触ってる。付き合ってる気分」
「騒ぎ立てる女はヒス女。降車まで触るだけ触らせて弁解の余地なくしてから手を掴む示談金狙いの女は悪質」
痴漢されて不登校、PTSD、自殺に至った例を見せても「嘘松。そんな事で死ぬような女は元々メンヘラだったんだろwww」で終わらせる。
「一緒にするな!俺達は女の子を触って気持ちよくしてあげてお互いwinwinなんだ!愛情マッサージだ!」「可哀想な女の子に男を教えてあげてるんだ!」「こんな酷い奴がいるから痴漢の社会的地位が下がる!」と非難していたのには目眩がした。お前らある意味それ以上に悪質だよ。
治療先を紹介しても見向きもしない。妻子持ちの痴漢もだ。彼らにとって痴漢は「楽しい娯楽」だから。ゲーム依存性と同じ。
できるだけ痛い目を見せないとわからない。失わせてやらないとわからない。
ただ一人だけ良心を見せた奴がいた。
「いつもOKだと思って痴漢してた子に抵抗された。ずっと嫌だったんだな。もう痴漢やめる。ここには来ない」と書き込みがあった。
だが、「また戻って来いよ」「OK娘だってたまには嫌がる時があるさ」と足を引っ張るレスが付いていた。
何度削除依頼を出してもダメだ。警察も、投稿だけでは嘘かもしれないから動かないという
「えっちねた板」は他にも、性的虐待、レイプ、覗き、盗撮など性犯罪のスレがある。盗撮写真や児童ポルノが投稿される。
生き物苦手板より問題視されるべきだと思う。
こんな奴らを見ると、コロナにはまだまだ続いてほしいと思う。そして奴らに真っ先に感染して、果てしなく苦しい惨めな死を齎してほしい。
書き込みから捜査できたらいいのに…殺人予告なら捜査入るのに…。
狙った以上に反響があって良かった。
https://anond.hatelabo.jp/20210409113808
皆のお陰で妄想版は消えた。
そのかわり痴漢どもはこちらに移った。(元々あったが過疎だったスレ)
http://phoebe.bbspink.com/test/read.cgi/hneta/1594420846/
「その内遠い女性専用車両まで歩くようになるかもしれんから今がチャンス」
やっぱり女性専用車両って有効なんだな。廃止なんてとんでもないわ。そして遠いのがやはり問題。
それにしても武勇伝って、どうして性犯罪を武勇伝扱いして自慢するんだろう。
前にも覗きから強姦へと性犯罪を「レベルアップ」させて自信を持った、と語っていた性犯罪者の記事を見た。
法を破れる俺、女を沢山支配できる屈服させられる俺偉いだろ、と誇示してるのか。
ガチで幻覚見てるのはこの4人かな。上から順番にカルマ値5、11、6、9とだいぶ啓蒙が高まってるメンツ。そりゃ幻覚見てもしょうがない。
legnum 弱者女性は既に酷い扱いなわけだけど弱者男性は強者女性だけ見て文句言ってるから叩かれて当然て感じがする。モテたがってるが決めつけ?弱者女性が決してしない絡み方しといて何言ってんだ言葉遊びか?
pikopikopan 弱者男性はまず家族以外の他人との交流からスタートで、一足飛びに女って言うてるのは、女性でいう白馬の王子様と理解し始めた
kusa93and93 弱者男性を自称する奴らがママを求めてると言われるのは女叩きばかりしておいて優しくしろ承認しろと赤ん坊以下の幼稚な要求をしてるからだよな
xnikki 弱者男性のセックスできるママを求める異様な幼稚さと、すぐに癇癪を起こす攻撃性を見るにそもそも男性云々は関係なく人として不出来なだけ
女をあてがえと騒ぐ弱者男性の具体的なIDの提示はまだかー!なぜ出来ないー!!! 一体どうなってるんだーー!!!遅すぎるぞォォーーー!!!早く・・・ 現れてくれ……
『誰も・・・具体的な弱者男性についてイメージできていないのである!!!』
誰か早く名指ししてくれー!どの人のことを指してるのかー! 誰かーー!!!
『そう!!誰も!!具体的にどの人のことを指しているのかわからないのである!!!』
「えっ??」
はてブ民といえばファクトチェック大好きな集団だ。(そうか?)
毎日頼まれもしないのに他人のもめごとに首を突っ込んでは己の知識をひけらかして帰っていく。先日は万馬券を当てた声優さん(個人事業主)の記事に群がって、税金についての知識をどや顔で披露していた(アイタタタ……)
『ウマ娘声優・Lynn、大阪杯3連単的中で馬券1000円→100万円に「手が震えてます」 1着レイパパレ血統に自身の担当キャラ | ORICON NEWS』へのコメント
うむ。マスコミが自粛していて名前を伏せていても空気を読まずに実名をコメントしてドヤ顔をするお節介人間が湧いてくる、そういう下世話な集団なのだ。はてなブックの連中に「女をあてがえと喚く弱者男性」の心当たりがあればすぐに出てくるだろう。
そんな承認欲求に飢えたはてなブックマークの連中が集まっているのに、未だに具体的な名前をあげずにイメージだけで殴り合っている…。
はてな村で何かが、あったに・・・ 違いない・・・ 「一体何が・・・」
『そう、もうお分かりだろう・・・ 誰も!!実際の弱者男性について知らないのである!』
legnum 弱者女性は既に酷い扱いなわけだけど弱者男性は強者女性だけ見て文句言ってるから叩かれて当然て感じがする。モテたがってるが決めつけ?弱者女性が決してしない絡み方しといて何言ってんだ言葉遊びか?
pikopikopan 弱者男性はまず家族以外の他人との交流からスタートで、一足飛びに女って言うてるのは、女性でいう白馬の王子様と理解し始めた
kusa93and93 弱者男性を自称する奴らがママを求めてると言われるのは女叩きばかりしておいて優しくしろ承認しろと赤ん坊以下の幼稚な要求をしてるからだよな
xnikki 弱者男性のセックスできるママを求める異様な幼稚さと、すぐに癇癪を起こす攻撃性を見るにそもそも男性云々は関係なく人として不出来なだけ
なんで、どんな女にも神が等しく与えた超絶バフかかる20代のうちに結婚しなかったん? 毒親に家に監禁されてたん?
ドブスで同年代男は厳しくても、30代非モテ公務員オッサンをターゲットに18歳から本気婚活してたら十分マッチングできて今頃は親を捨てて安楽なパート主婦やれてたろうに。
実際、若いうちに冴えない男と結婚して、まだまだ楽しい時期なのに安売りしてバカな子と見下してたら、今では自分よりずっと幸せそうになってる知人の一人や二人ぐらい思い浮かぶだろう? 目を逸らすなよ!
男には若いからってそんなバフかかるチャンス無いんですけど? 自分から女性特権をドブに捨てた自己責任。
でも、昭和の国民皆婚時代だったら、お節介お見合いオバサンが「アンタみたいな器量の悪い(ブスな)娘は、こういう人と一緒になるのが幸せなんだよ」と30代非モテ公務員オッサンを宛てがってくれただろうね。
「今日面接沢山見たけど一番良かったですよ」とか言って、結局通してくれないんじゃないか馬鹿くそくそくそ!軽率に褒めるな、お前だよお前だよお前らだよクソ人事、お前らに褒められて嬉しくなってたのが馬鹿みたいだ。私の純粋な心を返せよ馬鹿!
お前らの笑顔も何も全部信じられない、人を信じられない、お前らのそういう優しい態度が嫌だ、まだ冷たい態度を取られたほうがマシだった!無駄に夢を見させるな、こうしてお前らの言葉に喜んで、でもダメで、じゃあもう何もかも信じられないよ、もう私は頑張るのが嫌になった。もう優しい言葉をかけられても信じない事にした。お前らは平気でそういうことするもんな。嫌いだ大っ嫌いだ。自分の言葉に責任を持てよ。無責任に優しい言葉を吐くなよ。お前らのお節介な一言のせいで私は辛くて辛くて辛くて辛くて辛くて辛くて辛くて死にたくて仕方がないんだよ。くそ、くそ、最悪だ。大嫌いだ。普通に落ちたならまだマシだった。お前らの無責任な優しさで私は心が折れた。くそ。
「今日面接沢山見たけど一番良かったですよ」とか言って、結局通してくれないんじゃないか馬鹿くそくそくそ!軽率に褒めるな、お前だよお前だよお前らだよクソ人事、お前らに褒められて嬉しくなってたのが馬鹿みたいだ。私の純粋な心を返せよ馬鹿!
お前らの笑顔も何も全部信じられない、人を信じられない、お前らのそういう優しい態度が嫌だ、まだ冷たい態度を取られたほうがマシだった!無駄に夢を見させるな、こうしてお前らの言葉に喜んで、でもダメで、じゃあもう何もかも信じられないよ、もう私は頑張るのが嫌になった。もう優しい言葉をかけられても信じない事にした。お前らは平気でそういうことするもんな。嫌いだ大っ嫌いだ。自分の言葉に責任を持てよ。無責任に優しい言葉を吐くなよ。お前らのお節介な一言のせいで私は辛くて辛くて辛くて辛くて辛くて辛くて辛くて死にたくて仕方がないんだよ。くそ、くそ、最悪だ。大嫌いだ。普通に落ちたならまだマシだった。お前らの無責任な優しさで私は心が折れた。くそ。
どこからいっちょかんだのか知らんけど
だからお節介男は自身が起点の加害行為を始めたのであってレイプ犯に加担してるのではない、
自分が腹立ったら全部一緒だ共犯だって言い出したら自分で自分追い詰めるだけで有害無益
日本語苦手か?
年々、非モテが悪化してきた結果、男性ボーカルを聞けなくなったんだよね、嫉妬しちゃって
男性なら終わり、女性なら聞き続けるということをしているのにおすすめに男性ボーカルを持ってくる
履歴を見れば馬鹿でもこいつ女性ボーカルばかり聞いてるなってわかるのに
スーパー優秀なgoogleのおすすめはそんなこともわからないの?
それともなにか、女ばかり聞いているんじゃないよ男も聞きなさい的ないらんお節介してるわけ?
いらないお、そんなもの
『文學界』2021年3月号の新人小説月評に関して、評者の荒木優太氏が「末尾が勝手に削除された」とTwitterに訂正願いを投稿、ほどなくして『文學界』公式アカウントも反論のツイートをした。
【訂正のお願い】今日発売の『文學界』3月号に寄稿した新人小説月評の末尾が編集部によって勝手に削除されました(左:本誌、右:最終ゲラ)。消された「岸政彦『大阪の西は全部海』(新潮)に関しては、そういうのは川上未映子に任せておけばいいでしょ、と思った。」の一文を追記してください。 pic.twitter.com/EeFtgele6Z— 荒木優太 (@arishima_takeo) February 5, 2021
文學界3月号「新人小説月評」の筆者・荒木優太氏が、編集部に月評の内容を編集段階で勝手に削除されたとしてTwitterで抗議していますが、編集部の認識はまったく異なります。ここに経緯を記し、荒木氏の投稿に反論します。— 文學界 (@Bungakukai) February 5, 2021
のちに荒木氏は『マガジン航』で「削除から考える文芸時評の倫理」と題する文章を発表し、背景を説明した。
https://magazine-k.jp/2021/02/06/ethics-in-literary-criticism/
最初に荒木氏の①【訂正のお願い】ツイートは2月5日19時半前、②『文學界』の反論ツイートは同日9時過ぎ、その後30分と間をおかず、荒木氏は「とりあえず」との留保付きで③追加説明のツイートを行なっている。
言及ありがとうございます。詳しくは長文にて説明しますが、とりあえず、①「批評の言葉」かどうかを編集部が判断するのがお門違いであり、私はメールにて「岸さんの箇所は現状ママでよろしくお願いします」という指示をちゃんと提出しています。— 荒木優太 (@arishima_takeo) February 5, 2021
では「削除」に至った経緯について、両者の主張を見てみよう。と言っても、経緯の主張については対立するところはない。
2. 『文學界』が「批評としてあまりに乱暴すぎるのでもう少し丁寧に書くか、それでなければ削除してほしい旨申し入れ」る。
3. 荒木氏が「では、末尾に『全体的におもしろくなかったです。』と付け加えてください」と伝える。
4. 『文學界』が「改稿していただけないのであればその3行は削除します」と申し入れる。
5. 荒木氏が「『お好きになさるとよいでしょう』、ただし『その事実をSNS等で吹聴する』」と返答する。
7. 「勝手に削除された」と荒木氏がTwitterで吹聴する。
以上である。
さて、ここからが本題である。『文學界』のツイートは一貫して、「勝手に削除された」という「認識」をめぐるものである。
先ほどの経緯を「削除」の一点に絞って書き直してみよう。
1. (略)
2. 『文學界』が「削除してほしい」旨申し入れる。
3. (略)
5. 荒木氏が「お好きになさるとよいでしょう」と返答する。
7. (略)
『文學界』の立場としては、まず削除してほしいと提案し、聞き入れられない(どころか批評たりえない(と彼らが判断する)改稿を提示された)ので削除を宣言し、荒木氏が認めたので実際に削除した=「勝手に削除したわけではない」、ということになる。すなわちここでの「勝手に削除する」は、A「著者に一切の了解を得ることなく不掲載とする」ことを指す。
荒木氏の立場としては、編集部の意向で、B「最終的な確認なく削除された」=「勝手に削除された」ということになる。
「勝手に削除してもよいという合意」の上で削除が行われた場合、それは「勝手に削除された」と表現できるのか?
一見して難問だが、前件と後件の「勝手に削除」は、指しうる範囲が異なる。Aの意味は「合意」とそもそも相容れないため、前件ではBのみを指しうる。一方で後件は問いの形式なのでAとB両方指しうる。しかし命題「〜場合、それは『勝手に削除された』」が真となるのは両件ともBを指す場合のみである。
では荒木氏のツイートと時系列に話を戻すと、最初の「勝手に削除された」という荒木氏の言葉は、ここでは後件に相当する。しかし前件はそもそも提示されていないために、AとB、どちらを意味するとも解釈できる状態である。それに対して『文學界』の経緯説明は前件を説明するものであり、ここでようやくBの意味での解釈のみが妥当であることがわかるようになる。
言い直すと、A「著者に一切の了解を得ることなく不掲載とされた」と荒木氏が主張しているように読めるため、そこに出てくる表現「勝手に削除された」は、B「最終的な確認なく削除された」のみを指しうるのだと、『文學界』は反論したのである。
これを踏まえると、「Bでしか解釈できないはずの表現を、Aとも解釈できる状態で公にした」荒木氏側には、『文學界』から反論されるだけの落ち度があると言えるだろう。
私には物理的に手出しできないのだから「お好きになさるとよいでしょう」と言うほかないではないですか。私の意志をちゃんと理解した上で、削除を強行するのは編集権の濫用だと思います。— 荒木優太 (@arishima_takeo) February 5, 2021
「物理的に手出しできない」という不均衡な関係ゆえに形式上同意せざるを得なかっただけで、本来的には一切了解していない、すなわち前件自体が間違っているのだから、Aと解釈すべきである、という主張である。なるほど、物理的に手を出せないのは明らかに真である。だが、「ならば同意せざるを得ない」と即座に結論づけられるのか。これは言わば「抗拒不能」を争うもので、論理から法の領域に踏み込んでしまうだろう。
ここで可能性として生まれるのは、「6. 『削除されなかった』状態で刊行された」パターンである。ではなぜそうならなかったのか。『文學界』側が「論理的に適当でないのだから削除するほかないではないですか」という論理的な抗拒不能に陥っていた場合である。
本論では『文學界』側にこの主張が成り立つかを『マガジン航』に掲載された「削除から考える文芸時評の倫理」から考えてみよう。
荒木氏は「削除されなかった」場合に作家が反応を示した場合を想定して、こう書いている。
そもそも、作家から「反応」があったからといって、なんだというのか。怒りたければ怒ればいいし、月評に不満なSF作家・樋口恭介がしたとおりウェブに反論文を書いてもいい。場合によっては私はそれで反省するだろうし、或いはやはり自分の正しさを確認するだけに終わるかもしれないが、その過程のなかで新たに発見できるものもあるだろう。
ちょうど1年前の『文學界』新人小説月評に対し、作家の樋口恭介氏が反論した例(https://note.com/kyosukehiguchi/n/n54a493f4d4f4)を挙げ、自身の評言に対しても同様に振る舞えばよいではないかと述べている。
樋口氏の件では反論に遭った両評者とも、作品内容にある程度触れ、自らの解釈をある程度開陳した上で否定的な評価を下している。よって樋口氏は両者の解釈がそもそも成り立たないことを説得的に示し、古谷氏から不適切であったと謝罪・撤回を得ることに成功している。非常に健全な批評的やりとりだった。
ところが荒木氏の問題の3行には解釈がない。解釈が提示されていないのであれば、樋口氏のように「それは誤読だ」と反論することもできないだろう。荒木氏自らが提示したこの事例との比較から、「反論の余地を与えない表現は批評たりえない、単なる悪口である」という論理が――「論理的に適当でないのだから削除するほかないではないですか」――容易に導かれる。
荒木氏は「文学作品は作者による産物であると同時に、読者がもつ解釈格子次第でいかようにも姿を変えるものだ」とも述べている。なるほど、その解釈格子を通して得られた感動は「読者が固有の仕方で編み出した創造物」であるという論も含めて同意する。ところが荒木氏は続けて、「読者に伝えたいのは、私のもっているつまらなさや無感動も、いくぶんか自己に責任をもつところの私自身にとっての大切な創造物であるということだ」と述べる。結論はこうだ。
私の最大の、というより唯一の武器は、面白いものには面白いといい、つまらないものにはつまらない、という、正直であることのほかない。
荒木氏の論理では創造物なのは「(無)感動」である。解釈そのものはそれを生み出すためのフィルターである。そして荒木氏が月評に書こうとしたのは「全体的におもしろくなかったです。」の一言、すなわち「感動」である。
だが、樋口氏の事例との比較で明らかなように、批評文に求められるのは、評者の感動=感想などではなく、それを生み出すにいたったフィルターであるところの解釈である。解釈には確かに属人的な部分もあるが、ある程度規範的な部分もあり、さもなくば書き手自身からの反論も成り立たず、「過剰解釈」が氾濫する。なるべくその規範的な解釈をもって評価を下すのが評者の使命であろう。評者個人の正直な感想など、正直言って全く興味がない。文芸誌を買ってまで読書感想文を読みたくなどない。
月評の制限字数がわずかであるため十分に論が展開できないというのならば理解できる。ところが『マガジン航』には多少なり岸作の解釈が載るのかと思えば、ここでもやはり「簡単な紹介と個人的所感」にとどまる。「個人的所感」などどうでもよい。
解釈ができないのであれば、あるいはするまでもないと思ったのであれば、端的に書かなければよいだけの話であり、結果として「勝手に削除された」のは理の当然であろう。
ある意味で当事者となった川上未映子氏はこうツイートしている。
これは余談。批評の主体は愛や敬意、と言う人がいるが、必ずしもそうではない。それを必須条件にしたものは読み物としては心地よいが批評ではない。批評の主体は、テキストと論理と緊張感。対象作品の書き手の思いや反応や背景など気にする必要は一切ない。ちなみに小林秀雄は批評家ではなく評論家— 川上未映子 Mieko Kawakami (@mieko_kawakami) February 6, 2021
テキストも論理もなく書かれた感想に怒りで反応する皮相な「緊張感」だけが漂う場を、批評とは呼ぶまい。
まず公平性を期すためあえて本論執筆者自身の考えを明確にすれば、「『文學界』編集部の削除対応は、抗議ツイートまで含めて手続き上問題はないが、合理的ではなかった」というものです。
仮に削除せずに全文ママで掲載し、岸・川上両氏から編集部に対して抗議が来た場合、やりとりの履歴はあるのですから「改稿あるいは削除を提案したが聞き入れられなかった」と説明すればよいでしょう。改稿・削除を要求した理由が両氏への忖度だけなのであれば――「裏工作して保身に走る編集者」なのであれば、交渉をした時点ですでに保身は成立すると言えます。
あるいはもし仮に改稿・削除提案が荒木氏自身の体面を守るためというお節介だったとしても、誌面から削除したところで荒木氏自身がSNSで当該の評言を公開することは避けられないわけです。
それでもなお最終的に削除の決断をした。非合理的でしょう。「批評を載せるのだ」という編集部としての決意表明のようなものを感じます(これは解釈を経て創造した感想です)。
無論、コメントでいただいたように、「そもそも読者は批評を求めていない(批評を求めていない読者もいる)」可能性はあります。誌面にどのようなものを載せるか決めるのはまさしく編集の作業なので、この場合問題は「作者が作りたいものと受容者が求めているものが違う」ことです。
ただし荒木氏自身も批評を書こうとしているので(「「批評の言葉」かどうかを編集部が判断するのがお門違いであり」と主張している以上)、問題の3行を読んで「読者は批評を求めていないのだから問題ない」として荒木氏を擁護しようとすると、逆に氏を裏切ることになります。
よって、時評の存在意義や読者の需要はコメントでいただいたように「別の話」なわけですが、それはそれで議論されるべき問題なので取り上げました。
最後に、本論文末の「緊張感」は、わざと誤読のように用いています。コメントでおっしゃる通り、「テキストへの真摯さ」が本来の緊張感ですが、テキスト・論理がないので当然この本来の緊張感も不在です。それとは別の、感情的な応酬という緊張感しかないのだ、と表現するために括弧付きで「緊張感」としました。最後までお読みくださりありがとうございます。
ネットで共通のコミュニティから知り合った彼氏です。現在交際3年目で、同棲中。彼氏社会人、私大学生です。お互いネット以外の友達がいません。
・ネット友達ら(女3男2)とSkype会議中、一人の男性がネットのノリで私に「死ね」発言。私は別に気にしてなかったが、聞いてた彼氏マジギレで乱入し、相手を低学歴だの罵る。男性は謝罪と共に垢消し、誇らしげな彼氏。居合わせた他のネット友達らとも疎遠に。
・付き合う前にしていた男友達との遊ぶ約束が翌月にあり(ラーメン巡り)、行っていいか確認し「いいよ」と言われる。その翌日、彼氏が浮気。ネットで仲の良かった女性が彼氏に振られたそうで飲みに誘い、励ましてたらキスされた模様。ホテルに誘うも断られ、その後ネットで「彼女と別れた」「俺って最低だ」等書き込み(この時点で私は何も知らされてない)。問い詰めると、前述の男友達と遊ぶ約束を浮気認定し仕返したかったとのこと。嫌だったならそう言ってくれ。男友達と遊ぶ約束はキャンセル。二度と連絡を取ることはなくなった。
・Twitter(ネッ友用)で大学の愚痴や自虐ネタを投稿。俺が彼女のことを大切にできてないとネットで思われるから辞めろと怒られる。アニメ実況や食べ物、あいさつのツイートしかできなくなる。
・ネットの女友達と遊びに行く。以前批判された、大阪人、メンヘラ等の理由で私の女友達を毛嫌いする彼氏。女友達と遊んだ翌日、彼氏は連絡が取れなくなり、あからさまに不機嫌になる。これを機に、彼氏と出会ったコミュニティから離れる。
・Twitterにて残されたネッ友と細々交流。DMで彼氏について相談していると、彼氏側にやや問題があるとアドバイス。隠そうとしているのに強引にその画面を覗いてきた彼氏がキレる。相談相手の子と口論の後ブロック。あいつと関わるなと言われ、私もその子のフォローを外した。他人に相談するくらいなら俺に直接言えと言われる。
・デートで訪れた飲食店に少しでも不満があると、無口になりあからさまに不機嫌になる。料理が口に合わない、量が少ない、値段に見合わない、周りの客がうるさい、店員の態度etc...地雷ポイントが沢山あり、かなり気を使う。その後のデートも地獄なので即帰宅する。
・会社で嫌なことがあると連絡なしに帰宅が遅れる。昼頃に「早く帰れそう」と連絡がきても、それ以降一切連絡がつかず23時に帰宅。何かあったのか、私が機嫌を損ねるようなことをしたのかLINEで尋ねても既読無視。帰宅後「1人になりたい時を察してくれ、LINEや電話するな」と怒られる。察するのは難しいから、帰りが遅れる時はとにかく連絡してと言い続けても改善せず。
・彼氏が不機嫌、怒っている時、私が困惑し泣くとすごく迷惑そうな顔でため息を着く。泣いてる時に彼氏から心配されたことがない。泣くのを堪えていても、こちらが傷ついてることを察すると対処するのが面倒くさいのか素っ気なくなる。
・デート中スマホばかりいじっている。やめて欲しいと伝えると、「じゃあ話題提供して盛り上げてよ、できないでしょ?」「でかけるの付き合ってるんだから、スマホくらいさせろよ」等々言われる。
・デートにしろエッチにしろ誘っても、仕事で疲れてる、体調が悪い(浮気ではなく本当に体力が無い)ことを理由に断られる。約束していて断られる時もある。それは仕方ないと思うが、そのことを申し訳ないと思っていない。仕方ないだろと逆ギレしてくる。
・私が色々と指摘すると、気遣ってやってるのを察しろとキレる。こっちも気遣ったり悪い所に目をつぶってやってるんだからゴチャゴチャ文句言うな、と。気遣わなくていいからハッキリ言ってと言えば、「優しい性格だから無理」「泣かせたら面倒臭い」と濁す。
・こちらにも同等の気遣いを要求してくる。それができないなら、言うこと大人しく聞いてろとのこと。
・私の苦手なことを一切理解していなかった。感情の制御、素早く動くこと、相手の立場になることが苦手だが、全部努力でなんとか出来るのにしていないと思われていた。最近やっと、どうにもならないものだと理解すると、「そんな人いるんだ」「頭おかしいんじゃねぇの」と笑う。
・怒りに任せて殴られたことが一回。「死ね」と言われたことが二回。どれも私が小言を言って彼を追い詰めたせいで、してしまったとのこと。
・私が手術で入院する時、熱を出して立ち会いできなくなる。卒業袴の試着に行く時も一緒に行く約束だったのに、低気圧による頭痛でドタキャン。仕方の無いことだけれど、とにかく体調管理ができない。改善しようと健康に気を使うことも病院に行くこともしない。
・会社の書類仕事を任せてくる。月末に必ず提出する書類を、毎回面倒くさそうにイライラしながら書いていたので、代わりに書くようになった。やるのは苦ではないが、やるのが少し遅れたりミスがあると不機嫌になって「もういいよ」と言う。
・こちらは「ありがとう」や「ごめんなさい」「好き」等伝えているが、彼氏は伝えてこない。何回も言うとは言葉が軽くなるから言わないとのこと。代わりに行動で示すと言う割に、伝わってこない。
・「一緒にいるだけで有難いと思え」と言ってくる。「お前みたいな女の面倒みれるのは俺くらい」「君は他の人と付き合うことなんて出来ないよ」など呪いの言葉をかけてくる。
・こちらが「大丈夫?」と確認しても、大丈夫じゃないのに「大丈夫」と言う。分からないから嘘つかないで言ってと伝えると、「こちらが気を使ってることに気付いて察しろ」と逆ギレ。
・デート中不機嫌になることや、ドタキャンすることを咎めると、「じゃあもう君とはデートしない、約束しない」と言う。向き合って改善しようとせず逃げる。
・彼と同じような行為をするとめちゃくちゃに怒られる。彼いわく、「俺はがんばって努力して君の面倒見てるからしてもいいけど、頑張っていない君がするのはおかしい」らしい。
・結果として見えるようになるまで努力しろという。結果が見えないうちは頑張ってるとは認めてくれない。
・もう頑張れないと伝えると「好きな人の為なら頑張れるでしょう、頑張れないなら別れる」と脅される。別れる方を選択すれば「その程度だったんだ、こんなに良くしてあげたのに」と恨み言を言われる。
・別れたあと私が風俗で働くことを執拗に嫌がり、風俗嬢やキャバ嬢のことをすごく見下す。まともに働いてお金を稼げ、幸せに暮らせ、と別れたあとのことにも口出ししてくる。
・会社の同僚に私の愚痴や相談をしているようで、「よくそんなのと付き合ってるな」等言われた旨を私に伝えてくる。
・色覚異常があり風景や美術、ファッションについて感覚が共有できない。それらについて話題を振ると心底どうでも良さそうに適当に返事をする。
・機嫌がいい時に世話を焼くと褒めて感謝してくれるのに、機嫌が悪い体調が悪い時に世話を焼くとお節介だ出ていってくれと怒られる。
・物の定位置をぐしゃぐしゃに乱して、元の位置に戻さない。戻してと指摘すると不機嫌になる。ゴミもゴミ箱に捨てずにその辺に置いとくので、私が片付ける手間が増える。
・手伝ってくれる家事などで、こうすると楽だよ良くなるよとアドバイスすると不機嫌になる。「手伝ってやってるのに文句言うくらいなら自分でやれば」と、その後一切しなくなる。
・俺に依存しないでくれと言われたので、他の人と話したりカウンセリングにかかるようにしたら、「俺のこと都合のいい暇つぶしの道具だと思ってない?」とか言い出す。
読んでの通り、私は頭のおかしいメンヘラ女なので、それぞれの出来事は私の歪んだ認知によって解釈されたものです。また、沢山あるいい所や楽しかった出来事も趣旨から外れるので書いてません。なので、書いてあるとおり彼が悪人って訳でもないんです。
言いたい事としては、メンヘラ女に彼氏がいてもそれが必ずしも「理解のある彼くん」だということは言えません。彼氏も「理解のある彼くん」になろうとしたものの、彼女のメンヘラや障害が重症すぎて理解できなかったパターンが多いんじゃないでしょうか。最悪彼氏も病んで共倒れも有り得ます。
私の頭がおかしいばっかりに、彼氏には辛い思いをさせてしまって申し訳ないです。病気の彼女の彼氏が「理解のある彼くん」でいるためには、彼女側も「理解のある彼女ちゃん」である必要があると思います。相互の協力と配慮があってこそ「理解のある彼くん/彼女ちゃん」足りうるのですね…。