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「「ことばのこてん」というアトラクション」出典表示なし、使用未許諾問題反応まとめ
https://togetter.com/li/1258779
要は意識高い大学生が作者に無許可で他人の作品を使用した個展(自称:ことばのアトラクション)において来場客から金を取っていたことがわかり、短歌等の創作クラスタを中心に炎上。
スラム街行きたい大学生で炎上したのが記憶に新しいCAMPFIREでクラウドファンディングをし、成立して20万ゲットするっぽいけどどうすんのか。
CAMPFIREのFIREが違う意味になってきてないか。「安心と愛情たっぷりのクラウドファンディングを」とあるが、掲載前のその辺のチェックに安心と愛情をたっぷり頼みたい。
コンセプトや人となりの役満レベルの嫌悪感に耐えつつ見ていたら、ブログとイベントサイトは無言で全投稿削除されたよう。
他にも盗用された作品はおそらく大量にあったと予想されるがその資料がなくなってしまったのは痛手。
昔のインターネットにも今のインターネットにもそれぞれの地獄があるわけで、自分もずいぶん昔はメル画をサイトで配布してたんで著作権に関して潔白な立場ではない。
著作権問題で槍玉に挙がるかどうかって割と「好ましいかどうか」「怒られずにやるかどうか」の問題で、誰かしら著作権について後ろめたい記憶はあるのではと思いつつ。
このイベントの運営やそれを応援した人間たちが(いまのところ)割と真っ当で誠実な創作クラスタの怒りの指摘を受けて
みたいに言い出したり、就活の道具に持出さんことを自分は心から願っている。
今までの教育機関を経てここまで著作権に無自覚な人間が完成するなら日本の教育は大失敗だが、思い起こすと常識の範囲内でなんとなくやり過ごしてきただけで著作権のことを学んだ記憶は自分にもない。近くで著作権教室とかあるなら月謝払ってでも学びたい。
この頃、自分もそれなりに学生時代追い求めていた「いましかできないこと」や「自分にしかできないこと」は、時間を死ぬほど使って真面目に勉強することだったのかって卒業してから痛感しててすげえ辛い。自戒。
無意味にディスるなと言われたので、実際に行って悪かったとこ書く。
・展示がショボい
原画がポツンポツンと置いてあるだけで、別に有名なシーンとかないし、淡々としてて熱心なファン以外は良さが分からない。
しかも逆流できない。
・実質お土産屋
異様に完成されたデザインのグッズがたっかい値段で売っている。入場料がショバ代でしかない。
なので、クールなスヌーピーグッズを集めたい人は行く価値がある。
ちょこっと記念に子供が喜ぶ物とかはない。
・カフェ…このやろう…
入場券買わないとカフェを利用できないと思われがちだが、実は入り口の真横からテラスの出店へ行けて、注文可能。
ちなみに入場券は事前に日時指定で買っておかないと、当日券は出るか確約されてない。
先日「メタルマクベスdisc1」という演目を豊洲のIHIシアターで見て来たんだけど、本当にカルチャーショックだった。
まず、客席が回る。何を言ってるのか分からないかもしれないけど、とにかく客席が回るのだ。
そんでもって、ステージ上に生バンドがいてライブのようにメタルを演奏し続けている。音が良すぎ。
更に、演者の生歌が痺れるくらいに良い。
演技のこととか話のことはよく分からない。普通に面白かったけど。自分は普段、あんまりお芝居見ないから。
他にも舞台装置がLEDとかキラキラしたり、バイク走り回ったり、エレベーターあったり、とにかく凄かった。
連れて行ってくれた友人の話だとあんまりチケットが捌けてないらしい。
もったいない!もったいなさすぎる!
お芝居普段見ないって人ほど行ってほしい。
寒いのは防寒でなんとかなるけど暑いのはどうにもならんからなあ
うちは毎年6月に行ってる
人気のアトラクションはあらかた点検中だが小さい子は元々乗れないから問題無いしな
とりあえず
・昼食のプライオリティーシーティングの確保(夜までいるなら夕食も)
・移動距離を最小限に抑えた周り方
・子供に買ってあげるもののリストアップ(予めリクエストを聞いておく)
この辺りはマストだと思ってる
ディズニープリンセスが好きなら
ビビディ・バビディ・ブティックでも良いが、普通にその辺で売ってるディズニープリンセスコラボのワンピース着ていってもいいぞ
うちの子はソフィアのワンピース着ていったらキャストがお姫様扱いしてくれて喜んでた
もしアリエルが好きならシーへ行ってグリーティングするのも良いぞ
冬限定だが子供だけが参加できるアナとエルサのグリーティングもある
子供が楽しめるかどうかは金でなく親の下調べ次第だ
次頑張れ
外は熱々中は冷え冷えという
外はさっくり中はもっちりの熱い冷たい版!
時として人は正解が分からなさすぎる高難易度もしくわ高偏差値の食べ物が出てきたとき
それが正解か間違ってるのか分からないまま、
さすが!美味しいわねと知ったかぶりをしたりするわよね。
チンが甘いわよチンが!
私は厨房に置いてある電子レンジのチンの音を設定で消せることぐらい知っている!
というか電子レンジだったら奥の方から鬼のように熱くならないかしら?とも思っちゃうわ。
シュウマイが入っているむしろ蒸籠の方が湯気を発して熱々なんですけど。
シェフを呼んでちょうだい!実際呼ばないけど。
結局なんか高級ホテルの雰囲気に飲み込まれてるだけど本格風を装う中華屋さんだったわ。
それなら油で床がベタベタ滑りそうな街の中華屋さんの方がもっと美味しいところ知ってるわよ!って
そう思いました!
とにかくホテルのレストランってめちゃくちゃハードル上がっちゃうわよね!
うふふ。
レタスサンドのレモンソースが決め手!と言う謳い文句に釣られて買っちゃったけど美味しかったわよ!
実家で貰ってきた紫蘇ジュースを炭酸割りヘビロテで飲んでます。
蒸し暑さ増す今日この頃、
水分補給はマジしっかりね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
ここもちろぐ
生産性志向のSEが、IT業界での奮闘記や仕事や生活で学んだことをはきだします。
2018-05-15
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こんにちは。もちです。本日は、みずほ銀行のプロジェクトで2か月限定支援に行った時のことを話したいと思います。
あの頃は、ちょうどポケモンGOがリリースされた時期でした。 プロジェクトのお昼休みに、わくわくしながらアプリを立ち上げて、メンバーの方と遊んだものです。
そんな次期システムが、いよいよ、2018年6月9日から徐々に移行開始されるそうです。
みずほ銀、9日からシステム移行 「世界最大級のプロジェクト」 ATMやネットバンクに臨時休止日 (1/2)
みずほ銀行とみずほ信託銀行は、入出金や口座管理などを担う勘定系システムを統合した次期システムへの移行作業を9日から始める。4000億円超の資金を投じて進めてきた世界最大級のプロジェクトが、最後のヤマ場を迎える。
www.itmedia.co.jp www.itmedia.co.jp
移行が発表されてから、「あの頃が懐かしい」と感じたため、せっかく浮かんだいろいろな想いを残そうと思って記事にしました。
ここもちろぐ
ここもちろぐ
みずほ銀行のプロジェクトで2か月限定支援に行った時の話、まなび編です。 ▼前記事の問題編はコチラ www.cocoamocchi.com 古参メンバーの仕事を奪う デキる古参メンバーはとにかく忙しいです!! 新規参入者でもやり方さえ一度知れば、できそうな仕事もありそうだということで、積極的に仕事を奪いにいきました。 たとえば…
2018-05-17 22:53
www.cocoamocchi.com
毎朝エレベータに長蛇の列
人気アトラクションかな?と思わせるほどの大行列でタイミングが悪いと10分以上待たされました。
テストフェーズがちょうど一個上の段階に進んだためか、チーム内のスマホは鍵付きロッカーでしっかりと管理されるようになりました。
インターネットが使えない
security-265130_640 これが一番厄介でした!!!
新入社員であれば、まずはググり力を鍛えろ!と先輩に教わるも方もいるのではないでしょうか。
わたしみたいなIT業界で働く方々は特にインターネットで調べまくる生き物です!
なのに使えないので厄介でした。
・・・とはいっても、わたしの場合は、こっそり休憩スペースにスマホを持ち出して調べてました。
他には、書籍にもお世話になりました。
ここで 「ネットが当たり前だと思うな、腕を磨こう」という教訓を得ました。
印刷用紙が真っ赤で読みづらすぎ
持ち出し抑止のために、プリンタ用紙が赤くなっておりました。
(特に持ち物チェックがあるわけではないので、悪意のある人なら持ち出せたかと思います。)
印刷してみるとまあ~わかりづらい。 気持ち的にもなんか落ち着かない。
でも一定の効果はきっとあったのだろう。。
ただでさえ生産性の低い環境なのに、働き方もやっぱり残業ばかりされている方だらけでした。
特に既存メンバーの古参者は大量に仕事を抱えているので、いつもヘトヘトです。
他の人へのレビューも、当然荒い。
また最終退館者名簿を見ると、お客さまサイドも負けずと毎日23時台まで残っているようでした。
※ちなみに
ごめんなさい、わたしは最長でも21時には帰りました!寝不足すぎると生産性がダダ下がり逆効果なので苦笑。
単体開発 バグ改修
私の場合、残念ながら新規開発部分は残ってなく、仕様取り込みやバグ改修をちょこっとやったくらいです。
開発ではなく、ほとんど仕様整理やJP1いじっている時間が多かったです。
命名規則がつらい
短い単語をアルファベット1文字で表現する文化があったため、それらをつなげて作成されるDBのテーブル名やカラム名が新規参入者にとってはしぬほど分かり辛かったです。
1箇所の修正で5個もケースはないし、誰も見ないのではないかなというくらい、ゆるふわなテスト結果が置いてあったりと、とてもじゃないけどもお金を扱うシステムだとは思いませんでした。
これ、結合テスト以降、バグ爆発するのでは?という印象だった。
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階層がとにかく深く、無秩序に置かれた何千のフォルダ群はまさにジャングル。
既存の古参メンバーであったとしても、過去の単体テスト仕様書の在り処を探すだけで10分以上かかっていました。
IDEなど開発に使用するツールも、各チーム持っている情報が異なっていて、結局、既存メンバーの持っているものを丸ごとコピーして使ってました。
個々の期限がタイトにも関わらず、申請日時を厳守しなければならないのはつらかったです。
この申請は、数チームで1つのエクセルファイルにまとめて申請します。
プログラムファイル1つ1つのパスを記載していくのですが、 誰かが1ファイル既述を誤るだけで、
どこぞやのチームのせいで2連続申請ミスされたこともあり、こちらとしてはたまったものではありませんでした。
もしかしたら、誰かが休みたいがために、わざとミスしてるのではと疑いたくなるくらい大変でした。
まあ、とはいっても緊急リリースみたいな1~2日でできる裏技も時に使うことができたため、そこまでではなかったのかもしれません。
プロジェクトマネジメント
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うちの会社だけかもしれないけど、メンバーの離脱が、作業指示を出しているチームリーダーまでなかなか届かない印象でした。
「来週からこの作業お願いするね」と言っていた矢先に、彼らがいなくなることを知らされる。
これは、どこの炎上プロジェクトもですが、各タスクの期限だけ決まっていて、工数は考慮されていない事案です。
この事案は仕方ない場面もありますので、メンバー側がリーダーやプロマネに少々寄り添って、自分で仕事を考えていればOKです。
親切なプロジェクトじゃないのは分かっていることなので、他責にせず、ざっくりと工数を伝え、助けていきましょう。
新規参入者の実力が怪しい
少し言語知っている程度(for、if文はできるけど・・)で意思疎通の難しいプログラマーが国籍問わず、たくさんおりました。
猫の手も借りたいくらい忙しいプロジェクトだったので、自分で主体的に仕事を考え、動き、古参メンバーを助ける必要があります。
しかし、
進捗が良くないことをごまかす
など、この中のどれか1つ該当ではなく、複数持ちのプロジェクトキラーが何人かいました。
他の人も急に想定外の残業フォローをしなければならなくなるし、本人は無駄に悩み続ける時間増えるし、誰も幸せにならない感じでした。
まとめ
特に銀行のプロジェクトは、生産性の低い現場やずたぼろな構成管理など、環境的問題も多いことがわかりました。
同時に他責にせず、主体的に行動すれば、新規参入者でもそれなりに活躍できることもわかりました。
しかし、わたしの場合、2か月限定が配属前から決まっていたこともあり、
心までしんどくならずになんとか戦えたことが大きいかもしれません。
もし炎上案件に出会っても、 心や身体をやられるようなことがあれば即刻辞退をおすすめします。
残業による残業という負のスパイラルが、もし嫌なら、早く抜け出すほうがこれからの人生豊かです!
断言できます!!
※増田より、救急車が出るレベルだという補足がありました。それであれば、その風習は何らかの改善か、廃止も必要だと思います。以下は「怪我や暴力は無かったけど、怖かったし理不尽だった」筆者の高校の話と、大学生になってからの解釈です。
(ここから)
予防接種が痛かった、とか獅子舞に噛まれて怖かった、に近い話。
※最下部に「体育会系」と何が違うのか、如何ににメジャーなイベントか、を追記しました。
https://anond.hatelabo.jp/20180527212910
私も埼玉県の某校で同様の体験をしており、体験直後には増田と同じことを思いました。
が、これが「興奮した当事者」と「何も知らない部外者」によって考察なく語られることに危険を感じたので書きます。
※筆者はこの風習を肯定的に評価していますが、「ネトウヨ」「セクハラ」「体育会系」は嫌悪しております。あしからず。
⇒誰しもドッキリの直後には怒りを覚える。筆者の義憤は間違っていない。
⇒しかし仕掛ける側は、このお化け屋敷は安全で、後々は楽しい思い出になることを知っている。
⇒経験者の大半は、この風習は負の連鎖ではなく、正の連鎖と思ってる。だから続いている。
⇒1週間、おそくとも1年後には、この筆者も仕掛ける側を楽しんでいる。それでいい。
◎お化け屋敷は巧妙にコントロールされている
⇒こういうのが苦手な子は、事前に中学校の先生から高校の先生に申し送りが言っていて、個別にネタバレがされているか、当日こっそり欠席している。
⇒主催側(応援団、生徒会等)にも、「N組の●●君にはやらないで」や、「M組の彼はお兄さんから聞いてるからサクラができる」という情報が回っている。
⇒数年に一度、これらのセーフティーネットから漏れる子もいる。そこについては心から謝罪し、救済を行わなければならない。
⇒この風習の隠れたカリキュラムは「お化け屋敷は陳腐な作り物で、お化けはいない」と学習することだ。
⇒一方、カルトや軍隊やブラック企業のやってることは、実際の存在が見えない「お化け(敵国、弱い自分、無収入の恐怖)を倒せ」であり、アトラクションを本物と騙し続けることだ。
⇒(ちなみに表のカリキュラムは極限状態の共有による仲間意識の醸成と集団への歓迎だ。ここは軍隊と共通している)
⇒これを体験した大半の生徒たちは、次に出会った「お化け」に対して、「ただのお化け屋敷かも?」と疑うことができる。
⇒この感覚は、カルトやブラック企業の洗脳に対する強力なワクチンである。
⇒ワクチンなので、副反応が出てしまう生徒もいる。ここに対する振る舞いは、確かに難しい。
⇒なので、いわゆるリベ・サヨの人は少しこの風習に対して寛容になってほしい。
⇒風習の最中に、感情が「恐怖」から「怒り」に遷移した時点で彼は被害者ではない。ことに、みんな気付いた?
⇒(まあ強いて言えば、大きい声出させられ晒されたことは被害といえなくもないが・・・)
⇒彼の、恐怖を感じるかもしれない同級生や将来の後輩のための義憤は間違いではない。
⇒が、果たして半年後も同じ感想だろうか。いまの感情のままネットで突っ走るのが正解か。
◎部外者は黙っていてほしい
⇒客観的に見れば明らかに蛮習であることは2,3年生もOBOGも先生も、みんな分かっている。
⇒なんなら地域の人も割と知ってる。
⇒が、その上でなお、それにプラスの価値を感じているから続いている。
◎まとめ
・これは、「安全に」「犯罪性がなく」「コントロールされた」極限状態を未成年のうちに体験させるイベントだ。
・このイベントはワクチンであり、ブラック企業の研修やカルトの洗脳を「鼻で笑いながら脱出できる」耐性を獲得できる。
・一見、軍隊的なものであるが、しかし実は強烈な皮肉として機能しているので、リベサヨは少し冷静に。
・この隠れたカリキュラムに気づけるのは、体験した者だけで、しかもしばらく時間をおかなければいけない。
◎その他
・これを体験したのは各県の名門校出身の証明だから、大学とか社会に出たときには共通の話題になるよ。
・むかしは1週間これをやる、って感じだったから、実はかなり現代風にライトにはなってきてるよ。
・大学で「異様な飲み会」とかに出くわしたとき、雰囲気に飲まれて被害者になってるのは、これを体験してない人たちだよ。
・「こんな体験しなくても、口で説明すればいいじゃん」という人とは議論をする気はないよ。そう賢くないのが人間だと思うよ。
・お祭りなどのコントロールされた汚れ、がこの世から減ってると思う。それで、カルトやブラック企業など、ホントの汚れに出会ったとき、逃げ出せるのかな。
(追記部分)
・「体育会系」の関係は、「上下関係が、法・正義・実力よりも優先される理不尽な世界」が、在学中はもちろん、卒業後も延々強要されるものです。
・この「異常な風習」は、入学後の1日(1週間)だけの通過イベントで、その後の関係性は1~3年生までフラットに「同窓生」です。
⇒なぜなら、仲間を迎え入れるための儀式・儀礼であり、上下関係を植え付けることが目的ではないからです。
・「バンカラ 応援歌」等で検索してください。NHKは映像が出てこないので、地元放送局か何かのをご参考に。(https://youtu.be/3MUCktbO0uQ)
ほぼ、記憶は残っていない。思い出も無い。
覚えているのは断片的なもので
私一人ギア無し自転車で何キロも山道登ったこと。行きも帰りも死にそうだったこと。
飛び出して見えるアトラクション?映画館みたいなところに行ったこと。
叔父さんと、斜め前に座っていたスキンヘッドの怖い顔したおじさんが
「ひゃぁ!」と悲鳴をあげたこと。(ディズニーは10回以上行ってるはずだけど、1回しか覚えていない)
兄弟にニンテ○ドー64のコントローラーで頭を殴られ出血したこと。
兄弟が居間で「アゲハ蝶」を爆音で流し、どんどんボリュームを上げてったこと。
そういって両親と、兄と弟と一緒に行ったのを覚えている。
園内はもうすぐ潰れてしまう遊園地なだけあって空いていて、私は家の形をしたアトラクションがガタガタ揺れるだけのパニックハウスをえらく気に入り何度も乗った。乗客は毎度私ひとりで、アトラクションが終わるたびに係りのお姉さんに退出を命じられ、また乗った。お姉さん面倒臭かっただろうな。
さすがに他のにもいきなさいと母親に促されて、古代エジプトっぽい装飾のなされたアトラクションに並んだ。ひとりで並んでいる間、前にいた大学生男女のグループがアトラクションの説明文を読みながら「これちょっとエッチじゃね?」と笑っていた。何がだろうと思って説明が書かれたパネルを覗こうとしたが、大学生たちで見えなかった。
そのうち順番がやってきて、建物の中に入った。結局アトラクションの説明を読めなかったのでどういう趣旨なのかわからないまま、個室に入った。係りの人が持ってきたゴーグルを着けて映像を見るというものらしいとわかって、個室の椅子に腰掛けて係りの人を待った。
しばらくするとメガネをかけた線の細いお兄さんがやってきて
そう言って私のスカートを捲り上げた。
え、と思った次の瞬間には、お兄さんは小慣れた手つきで私のパンツをずりおろし、いわゆる「くぱぁ」をされた。
お兄さんはしばらく私の未発達な性器を凝視した後、私にゴーグルを渡し、アトラクションの趣旨を説明して出ていった。
なんとなく、良くないことをされたんだなと思った。
きっと私はこれからメガネの男性が怖いと感じるようになるんだろうな、と思ったのを覚えている。
大学生たちが言ってた「エッチなこと」ってこれのことだったのだろうか?と少し納得した。
映像が終わると、「あなたがどのような性格なのか」を占う診断結果が印刷された紙を渡された。
それを持って、外で待つ母親に駆け寄った。
「気が強くて負けず嫌いやって。当たってるなぁ」
そう言って私の診断結果を熟読する母親に、メガネの男にされたことを言うべきかなっと思ったけれど、どう説明すればいいのかわからなかった。
何を持って導き出されたのかはわからないが、母親が当たっていると絶賛する診断結果を羨ましいと言って、兄もそのアトラクションに行くと言った。
やめたほうがいいよと言おうと思ったが、お兄ちゃんも同じ目に合えばさすがにお母さんに言ってくれるだろうと思った。そしたら私の被害も名乗り出ようと思った。
結局、兄は明るい顔で診断結果を持ち帰ってきた。男の子にはしないのだろうか。
お母さん、私、その診断結果みたいに気が強い子じゃないと思うよ。
私は別にその事件で酷く心を病むことも、メガネの男性を酷く怖がるようにもならなかった。
ただ、たまに思い出して、あれは何だったんだろうと思う。
メガネの男の大胆で慣れた様子から、きっと被害に遭ったのは私だけではないのだろうなとも思う。
ただもう10年以上経っていて、遊園地もとっくに潰れていて、私の記憶も曖昧で、なにも確かめることはできない。
冒頭、幼女と書いてあるが、実際には小学校中〜高学年くらいの話だと思う。
でも私の記憶はなんとなくもっと幼い5歳くらいのような気がしているのだ。
でもその遊園地の閉園時期や、弟が生まれた時期、ひとりでアトラクションに並んでいたことを考えると、未就学児だった可能性は限りなくゼロで、小学校5年生くらいが妥当な年齢である。
だが、イアリーチケットに対する不信感のせいで、存分には楽しめなかった気がする。
それでも気を取り直して楽しもうと、俺たちは頑張った。
そもそも、楽しませるために作られた遊園地で、楽しむ側が必要以上に頑張る時点で無理があるとは思ったけど、そこは譲歩しよう。
しかし、そんな俺たちの譲歩も虚しく、イアリーランドはことあるごとに“残念感”を出してくる。
「ん……この『ウェンズデイ君のカルボナーラ』……どこにウェンズデイくん要素が?」
「そのミートソースの模様じゃないか? ウェンズデイ君って、ほっぺたにグルグルあるだろ」
「えぇ……それだけ? 他にもっと……なんか、こう……あるんじゃない?」
そう言いながらドッペルは、フォークでパスタを掻き分け、その“なんか”を探している。
しばらくすると、ドッペルは無言でカルボナーラを食べ始めた。
答えは聞くまでもなさそうだ。
たまたまハズレメニューを引いただけかと思ったが、俺たちの頼んだものは悉くそんな感じだった。
キャラクターをイメージをしたとされるメニューは、どれもこじつけ気味な関連性しかない。
「ラテアートで、イアリー君のアホ毛が描かれていたんだけど、運んでるときに崩れちゃったっぽい」
「この『ニッキ・ゲーム』ってジュース。ニッキが入っているのは分かるけど、ゲーム要素は取ってつけたみたいな感じだなあ。クッキーに『ゲーム』って書いてるだけだ」
かたどったクッキーをジュースに浮かべただけだとか、プリントしたチョコをケーキに乗せただけだとか、すごく投げやりなクオリティのものが多かった。
にも関わらず、妙に値段が高いのも気になる。
こういうところのモノが高いのは分かってはいたんだけど、さっきのチケット関連の出来事も踏まえると、どうもボッタクリの印象が拭えない。
「私、同じジュース頼んだけど、こっちにはその取ってつけたゲーム要素すら入ってないわよ」
「いや、さすがに全く入ってないってことはないだろ。カップの底に沈んでるんじゃないか?」
「沈んでないわよ。ほら」
しかも、作りが安定していない。
「取り替えてもらいなよ」
「私、ムカついてるけど、やめとく。文句を言って得られるものが、クッキーひとつだなんて割に合わないもの」
普段なら、こういうことは抗議するタオナケが、ずいぶんと大人しい。
「通販とかでさ、『○○日までなら返品可能』ってのあるだろ? あれで実際に返品する人って、かなり少ないらしいぜ」
「それだけ、その商品に満足しているってことじゃないの?」
「その理由も半分くらいはあるだろうが、もう半分は『返品するためのコストが割に合わない』からだと思うんだよな」
「返品したのに割に合わないって、どういうことなの?」
「例えば、返品時の送料とかは消費者が負担しなきゃダメ、とかいう契約を設けてんだよ」
「うわ、セコい」
「それがなくても、わざわざ返品のためにダンボールに入れて、宛て先を調べて書いて、宅配業者に頼んで……面倒くさいだろ?」
満足に足らないし、後悔もしている。
けど、それを取り戻すために、労力をかける価値を感じないんだ。
『覆水盆に返らず』という諺があるが、仮に返せたとしても「別にそこまでしたくはない」という気持ちが勝るのだろう。
俺たちはレストランを出た後、真っ先に自販機で飲み物を買おうと思った。
お粗末な紛い物で満たされた口の中を、親しんだ既製品の味でリセットしたかったからだ。
こういうところの自販機って割高に設定しているもんなのに。
これだと、レストランで飲み物を頼んだ俺たちがバカにされている気分だ。
どうもイアリーランドは、価格設定が無頓着なきらいがあるらしい。
“したくなかった”のだと思う。
「そうだな、じゃあ帰ろう」と言って帰られる状況ではなかったからだ。
遊園地のアトラクションといえば、何が真っ先に思い浮かぶだろうか。
餃子につける酢醤油の割合について議論にはなっても、酢醤油をつけること自体には異論が入らない、みたいなもんだ。
そう例えたら、仲間たちからは首を傾げられた。
どうも俺たちの家系は例え話が下手らしい。
「あのジェットコースターとか、どう?」
ミミセンが指差した先は、まだ朝だというのに行列がそこそこある。
「よし、早く並ぼう」
「え、予約券だけ手に入れておいて、その間に他のアトラクション楽しんだほうが良くない?」
ミミセンが出鼻を挫くようなことを言う。
効率的に立ち回りたい気持ちは分かるが、俺たちにとっては野暮でしかない。
「おいおい、ミミセン。そんな賢いやり方をするほど、上等なもんじゃねえって。ここはイアリーランドだぞ?」
そもそも、予約券なんてシステムはイアリーランドにはないのだ。
俺たちは並ぶしかない。
並んでから十数分後、ジェットコースターの看板が見えるところまで辿りついた。
「変な名前」
「『スットコイン』ってとこがスポンサーらしいから、そういう名前がつけられているのかも」
「『スットコイン』?」
列に並んでいる間はヒマなので、普段なら歯牙にもかけない広告も読んだ。
お金を一元的に管理できるよう、お金を何やかんや……と書いてある。
横文字や固有名詞が多すぎて目が滑り、ロクに内容は理解できない。
少なくともジェットコースターとは何の関連性もない企業のようだ、ってのは分かるが。
何でそんな会社がジェットコースターのスポンサーなんかやってるんだろう。
遊園地のアトラクションってスポンサーがよくいるが、いまいち経緯が分からない。
「まあ、スポンサーが何であれ、ジェットコースターなら何でもいいか」
「身長が低い人間には子供が多く、そういった未発達な子供は高いGに耐えられないからだろう」
「ちぇっ、知ってたか」
当然、俺が答えられたのは、さっき同じ話をミミセンがしていたからだ。
それくらいの時間、並んでいたってことだが、それもようやく終わりを迎えようとしていた。
そして、それは待望の瞬間をも意味している。
“終わりの始まり”ってのは、こういうのをいうんだろうか。
「こちらのアトラクションは500円。チケットだと100イアリーですね」
このアトラクションに乗るには現金を1000円にするか、またはチケットの値段が50イアリーになっていないとダメだ。
「ああ……上がったんですね」
上がった?
「このアトラクションが出来た頃は、500円は100イアリーだったんです。チケットの値段が上がって、1000円が100イアリーになったんでしょうね」
何で値段なんか上げたんだ。
アトラクションの設定している値段と辻褄が合わなくなっているじゃんか。
「私、そんなの知ったこっちゃないんだけど。50イアリーで乗せて」
「そんなこと言われても、ウチは500円または100イアリーでやっているんで」
「おかしいじゃない! それだと私は500円損したことになるわ!」
「お気の毒です」
話が通じない、と確信するには十分な態度だ。
「もういい! お金と換えてくる!」
またも衝撃の事実が告げられる。
「お金をイアリーには換えられるけど、その逆は無理っておかしいでしょ」
「ちょっと前に、偽者のイアリーチケットが出回りまして。その対策を検討中なため、一時的に換金をとめているんです」
『対策を検討中』って……だったらイアリーチケットそのものを止めればいいだろ。
「はあ……私、ムカついてるけど、もういい。はい、100イアリーで乗るわ」
タオナケが怒りで超能力を暴発させたらどうしようとヒヤヒヤしていたが、意外にも落ち着いていた。
ここまで並んでおいて、乗らないというほうが損だと考えたのかもしれない。
もしくは、理不尽も一定のラインを超えると、怒りの感情すらどこかに行ってしまうのだろうか。
「じゃあ、俺たちも……」
タオナケの顔色を窺いながら、俺たちは恐る恐る500円を受付に渡した。