「れいな」を含む日記 RSS

はてなキーワード: れいなとは

2024-10-28

anond:20241028225626

澪(れい

朔(さく)

碧(あおい)

詩(うた)

陽(はる)

樹(いつき)

光(ひかり

海(うみ)

遥(はるか

凛(りん)

澪奈(れいな)

初音(はつね)

叶実(かなみ

結月(ゆづき)

美咲(みさき)

こっから選んでね

2024-10-20

anond:20241020213836

純粋面白いだけのゲーム」、最高じゃん。

見た目がこぎれいなだけのソシャゲ無駄金つぎ込んでろよw

2024-10-07

anond:20241007130734

まりにもバカバカしい設定のアニメが増えて、当の10代にすら見られいないっぽいが。

2024-10-01

七  裏から回ってばあさんに聞くと、ばあさんが小さな声で、与次郎さんはきのうからお帰りなさらないと言う。三四郎勝手口に立って考えた。ばあさんは気をきかして、まあおはいりなさい。先生書斎においでですからと言いながら、手を休めずに、膳椀を洗っている。今晩食がすんだばかりのところらしい。  三四郎茶の間を通り抜けて、廊下伝いに書斎入口まで来た。戸があいている。中から「おい」と人を呼ぶ声がする。三四郎は敷居のうちへはいった。先生は机に向かっている。机の上には何があるかわからない。高い背が研究を隠している。三四郎入口に近くすわって、 「御勉強ですか」と丁寧に聞いた。先生は顔をうしろねじ向けた。髭の影が不明瞭にもじゃもじゃしている。写真版で見ただれかの肖像に似ている。 「やあ、与次郎かと思ったら、君ですか、失敬した」と言って、席を立った。机の上には筆と紙がある。先生は何か書いていた。与次郎の話に、うちの先生は時々何か書いている。しかし何を書いているんだか、ほかの者が読んでもちっともわからない。生きているうちに、大著述にでもまとめられれば結構だが、あれで死んでしまっちゃあ、反古がたまるばかりだ。じつにつまらない。と嘆息していたことがある。三四郎広田の机の上を見て、すぐ与次郎の話を思い出した。 「おじゃまなら帰ります。べつだんの用事でもありません」 「いや、帰ってもらうほどじゃまでもありません。こっちの用事もべつだんのことでもないんだから。そう急に片づけるたちのものをやっていたんじゃない」  三四郎ちょっと挨拶ができなかった。しかし腹のうちでは、この人のような気分になれたら、勉強も楽にできてよかろうと思った。しばらくしてから、こう言った。 「じつは佐々木君のところへ来たんですが、いなかったものですから……」 「ああ。与次郎はなんでもゆうべから帰らないようだ。時々漂泊して困る」 「何か急に用事でもできたんですか」 「用事はけっしてできる男じゃない。ただ用事をこしらえる男でね。ああいうばかは少ない」  三四郎はしかたがないから、 「なかなか気楽ですな」と言った。 「気楽ならいいけれども。与次郎のは気楽なのじゃない。気が移るので――たとえば田の中を流れている小川のようなものと思っていれば間違いはない。浅くて狭い。しかし水だけはしじゅう変っている。だから、する事が、ちっとも締まりがない。縁日へひやかしになど行くと、急に思い出したように、先生松を一鉢お買いなさいなんて妙なことを言う。そうして買うともなんとも言わないうちに値切って買ってしまう。その代り縁日ものを買うことなんぞはじょうずでね。あいつに買わせるとたいへん安く買える。そうかと思うと、夏になってみんなが家を留守にするときなんか、松を座敷へ入れたまんま雨戸をたてて錠をおろししまう。帰ってみると、松が温気でむれてまっ赤になっている。万事そういうふうでまことに困る」  実をいうと三四郎はこのあい与次郎に二十円貸した。二週間後には文芸時評から原稿料が取れるはずだから、それまで立替えてくれろと言う。事理を聞いてみると、気の毒であったから、国から送ってきたばかりの為替を五円引いて、余りはことごとく貸してしまった。まだ返す期限ではないが、広田の話を聞いてみると少々心配になる。しか先生にそんな事は打ち明けられないから、反対に、 「でも佐々木君は、大いに先生に敬服して、陰では先生のためになかなか尽力しています」と言うと、先生はまじめになって、 「どんな尽力をしているんですか」と聞きだした。ところが「偉大なる暗闇」その他すべて広田先生に関する与次郎所為は、先生に話してはならないと、当人から封じられている。やりかけた途中でそんな事が知れると先生しかられるにきまってるから黙っているべきだという。話していい時にはおれが話すと明言しているんだからしかたがない。三四郎は話をそらしてしまった。  三四郎広田の家へ来るにはいろいろな意味がある。一つは、この人の生活その他が普通のものと変っている。ことに自分の性情とはまったく容れないようなところがある。そこで三四郎はどうしたらああなるだろうという好奇心から参考のため研究に来る。次にこの人の前に出るとのん気になる。世の中の競争があまり苦にならない。野々宮さんも広田先生と同じく世外の趣はあるが、世外の功名心のために、流俗の嗜欲を遠ざけているかのように思われる。だから野々宮さんを相手に二人ぎりで話していると、自分もはやく一人前の仕事をして、学海に貢献しなくては済まないような気が起こる。いらついてたまらない。そこへゆくと広田先生太平である先生高等学校でただ語学を教えるだけで、ほかになんの芸もない――といっては失礼だが、ほかになんらの研究も公けにしない。しかも泰然と取り澄ましている。そこに、こののん気の源は伏在しているのだろうと思う。三四郎は近ごろ女にとらわれた。恋人にとらわれたのなら、かえっておもしろいが、ほれられているんだか、ばかにされているんだか、こわがっていいんだか、さげすんでいいんだか、よすべきだか、続けべきだかわけのわからないとらわれ方である三四郎はいまいましくなった。そういう時は広田さんにかぎる。三十分ほど先生と相対していると心持ちが悠揚になる。女の一人や二人どうなってもかまわないと思う。実をいうと、三四郎が今夜出かけてきたのは七分方この意味である。  訪問理由の第三はだいぶ矛盾している。自分は美禰子に苦しんでいる。美禰子のそばに野々宮さんを置くとなお苦しんでくる。その野々宮さんにもっとも近いものはこの先生である。だから先生の所へ来ると、野々宮さんと美禰子との関係がおのずから明瞭になってくるだろうと思う。これが明瞭になりさえすれば、自分の態度も判然きめることができる。そのくせ二人の事をいまだかつて先生に聞いたことがない。今夜は一つ聞いてみようかしらと、心を動かした。 「野々宮さんは下宿なすったそうですね」 「ええ、下宿したそうです」 「家をもった者が、また下宿をしたら不便だろうと思いますが、野々宮さんはよく……」 「ええ、そんな事にはいっこう無頓着なほうでね。あの服装を見てもわかる。家庭的な人じゃない。その代り学問にかけると非常に神経質だ」 「当分ああやっておいでのつもりなんでしょうか」 「わからない。また突然家を持つかもしれない」 「奥さんでもお貰いになるお考えはないんでしょうか」 「あるかもしれない。いいのを周旋してやりたまえ」  三四郎苦笑いをして、よけいな事を言ったと思った。すると広田さんが、 「君はどうです」と聞いた。 「私は……」 「まだ早いですね。今から細君を持っちゃたいへんだ」 「国の者は勧めますが」 「国のだれが」 「母です」 「おっかさんのいうとおり持つ気になりますか」 「なかなかなりません」  広田さんは髭の下から歯を出して笑った。わりあいきれいな歯を持っている。三四郎はその時急になつかしい心持ちがした。けれどもそのなつかしさは美禰子を離れている。野々宮を離れている。三四郎の眼前の利害には超絶したなつかしさであった。三四郎はこれで、野々宮などの事を聞くのが恥ずかしい気がしだして、質問をやめてしまった。すると広田先生がまた話しだした。―― 「おっかさんのいうことはなるべく聞いてあげるがよい。近ごろの青年は我々時代青年と違って自我意識が強すぎていけない。我々の書生をしているころには、する事なす事一として他を離れたことはなかった。すべてが、君とか、親とか、国とか、社会とか、みんな他本位であった。それを一口にいうと教育を受けるものがことごとく偽善家であった。その偽善社会の変化で、とうとう張り通せなくなった結果、漸々自己本位思想行為の上に輸入すると、今度は我意識が非常に発展しすぎてしまった。昔の偽善家に対して、今は露悪家ばかりの状態にある。――君、露悪家という言葉を聞いたことがありますか」 「いいえ」 「今ぼくが即席に作った言葉だ。君もその露悪家の一人――だかどうだか、まあたぶんそうだろう。与次郎のごときにいたるとその最たるものだ。あの君の知ってる里見という女があるでしょう。あれも一種の露悪家で、それから野々宮の妹ね、あれはまた、あれなりに露悪家だから面白い。昔は殿様と親父だけが露悪家ですんでいたが、今日では各自同等の権利で露悪家になりたがる。もっとも悪い事でもなんでもない。臭いものの蓋をとれば肥桶で、見事な形式をはぐとたいていは露悪になるのは知れ切っている。形式だけ見事だって面倒なばかりだから、みんな節約して木地だけで用を足している。はなはだ痛快である。天醜爛漫としている。ところがこの爛漫が度を越すと、露悪家同志がお互いに不便を感じてくる。その不便がだんだん高じて極端に達した時利他主義がまた復活する。それがまた形式に流れて腐敗するとまた利己主義に帰参する。つまり際限はない。我々はそういうふうにして暮らしてゆくものと思えばさしつかえない。そうしてゆくうちに進歩する。英国を見たまえ。この両主義が昔からうまく平衡がとれている。だから動かない。だから進歩しない。イブセンも出なければニイチェも出ない。気の毒なものだ。自分だけは得意のようだが、はたから見れば堅くなって、化石しかかっている。……」  三四郎は内心感心したようなものの、話がそれてとんだところへ曲がって、曲がりなりに太くなってゆくので、少し驚いていた。すると広田さんもようやく気がついた。 「いったい何を話していたのかな」 「結婚の事です」 「結婚?」 「ええ、私が母の言うことを聞いて……」 「うん、そうそう。なるべくおっかさんの言うことを聞かなければいけない」と言ってにこにこしている。まるで子供に対するようである三四郎はべつに腹も立たなかった。 「我々が露悪家なのは、いいですが、先生時代の人が偽善なのは、どういう意味ですか」 「君、人から親切にされて愉快ですか」 「ええ、まあ愉快です」 「きっと? ぼくはそうでない、たいへん親切にされて不愉快な事がある」 「どんな場合ですか」 「形式だけは親切にかなっている。しかし親切自身目的でない場合」 「そんな場合があるでしょうか」 「君、元日におめでとうと言われて、じっさいおめでたい気がしますか」 「そりゃ……」 「しないだろう。それと同じく腹をかかえて笑うだの、ころげかえって笑うだのというやつに、一人だってじっさい笑ってるやつはない。親切もそのとおり。お役目に親切をしてくれるのがある。ぼくが学校教師をしているようなものでね。実際の目的は衣食にあるんだから、生徒から見たらさだめて不愉快だろう。これに反して与次郎のごときは露悪党領袖だけに、たびたびぼくに迷惑をかけて、始末におえぬいたずら者だが、悪気がない。可愛らしいところがある。ちょうどアメリカ人金銭に対して露骨なのと一般だ。それ自身目的である。それ自身目的である行為ほど正直なものはなくって、正直ほど厭味のないものはないんだから、万事正直に出られないような我々時代の、こむずかしい教育を受けたものはみんな気障だ」  ここまでの理屈三四郎にもわかっている。けれども三四郎にとって、目下痛切な問題は、だいたいにわたっての理屈ではない。実際に交渉のある、ある格段な相手が、正直か正直でないかを知りたいのである三四郎は腹の中で美禰子の自分に対する素振をもう一ぺん考えてみた。ところが気障か気障でないかほとんど判断ができない。三四郎自分感受性人一倍鈍いのではなかろうかと疑いだした。  その時広田さんは急にうんと言って、何か思い出したようである。 「うん、まだある。この二十世紀になってから妙なのが流行る。利他本位の内容を利己本位でみたすというむずかしいやり口なんだが、君そんな人に出会ったですか」 「どんなのです」 「ほかの言葉でいうと、偽善を行うに露悪をもってする。まだわからないだろうな。ちと説明し方が悪いようだ。――昔の偽善家はね、なんでも人によく思われたいが先に立つんでしょう。ところがその反対で、人の感触を害するために、わざわざ偽善をやる。横から見ても縦から見ても、相手には偽善しか思われないようにしむけてゆく。相手はむろんいやな心持ちがする。そこで本人の目的は達せられる。偽善偽善そのままで先方に通用させようとする正直なところが露悪家の特色で、しかも表面上の行為言語あくまでも善に違いないから、――そら、二位一体というようなことになる。この方法を巧妙に用いる者が近来だいぶふえてきたようだ。きわめて神経の鋭敏になった文明人種が、もっと優美に露悪家になろうとすると、これがいちばんいい方法になる。血を出さなければ人が殺せないというのはずいぶん野蛮な話だからな君、だんだん流行らなくなる」  広田先生の話し方は、ちょうど案内者が古戦場説明するようなもので、実際を遠くからながめた地位にみずからを置いている。それがすこぶる楽天の趣がある。あたか教場講義を聞くと一般の感を起こさせる。しか三四郎にはこたえた。念頭に美禰子という女があって、この理論をすぐ適用できるからである三四郎は頭の中にこの標準を置いて、美禰子のすべてを測ってみた。しかし測り切れないところがたいへんある。先生は口を閉じて、例のごとく鼻から哲学の煙を吐き始めた。  ところへ玄関足音がした。案内も乞わず廊下伝いにはいって来る。たちまち与次郎書斎入口にすわって、 「原口さんがおいでになりました」と言う。ただ今帰りましたという挨拶を省いている。わざと省いたのかもしれない。三四郎にはぞんざいな目礼をしたばかりですぐに出ていった。  与次郎と敷居ぎわですれ違って、原口さんがはいって来た。原口さんはフランス式の髭をはやして、頭を五分刈にした、脂肪の多い男である。野々宮さんより年が二つ三つ上に見える。広田先生よりずっときれいな和服を着ている。 「やあ、しばらく。今まで佐々木が家へ来ていてね。いっしょに飯を食ったり何かして――それから、とうとう引っ張り出されて……」とだいぶ楽天的な口調であるそばにいるとしぜん陽気になるような声を出す。三四郎原口という名前を聞いた時から、おおかたあの画工だろうと思っていた。それにしても与次郎交際家だ。たいていな先輩とはみんな知合いになっているからえらいと感心して堅くなった。三四郎は年長者の前へ出ると堅くなる。九州流の教育を受けた結果だと自分では解釈している。  やがて主人が原口に紹介してくれる。三四郎は丁寧に頭を下げた。向こうは軽く会釈した。三四郎それから黙って二人の談話を承っていた。  原口さんはまず用談から片づけると言って、近いうちに会をするから出てくれと頼んでいる。会員と名のつくほどのりっぱなものはこしらえないつもりだが、通知を出すものは、文学者とか芸術家とか、大学教授とか、わずかな人数にかぎっておくからさしつかえはない。しかもたいてい知り合いのあいだだから形式はまったく不必要である目的はただおおぜい寄って晩餐を食う。それから文芸有益談話を交換する。そんなものである。  広田先生一口「出よう」と言った。用事はそれで済んでしまった。用事はそれで済んでしまったが、それから後の原口さんと広田先生の会話がすこぶるおもしろかった。  広田先生が「君近ごろ何をしているかね」と原口さんに聞くと、原口さんがこんな事を言う。 「やっぱり一中節稽古している。もう五つほど上げた。花紅葉吉原八景だの、小稲半兵衛唐崎心中だのってなかなかおもしろいのがあるよ。君も少しやってみないかもっともありゃ、あまり大きな声を出しちゃいけないんだってね。本来四畳半の座敷にかぎったものだそうだ。ところがぼくがこのとおり大きな声だろう。それに節回しがあれでなかなか込み入っているんで、どうしてもうまくいかん。こんだ一つやるから聞いてくれたまえ」  広田先生は笑っていた。すると原口さんは続きをこういうふうに述べた。 「それでもぼくはまだいいんだが、里見恭助ときたら、まるで形無しだからね。どういうものかしらん。妹はあんなに器用だのに。このあいだはとうとう降参して、もう歌はやめる、その代り何か楽器を習おうと言いだしたところが、馬鹿囃子をお習いなさらいかと勧めた者があってね。大笑いさ」 「そりゃ本当かい」 「本当とも。現に里見がぼくに、君がやるならやってもいいと言ったくらいだもの。あれで馬鹿囃子には八通り囃し方があるんだそうだ」 「君、やっちゃどうだ。あれなら普通人間にでもできそうだ」 「いや馬鹿囃子はいやだ。それよりか鼓が打ってみたくってね。なぜだか鼓の音を聞いていると、まったく二十世紀の気がしなくなるからいい。どうして今の世にああ間が抜けていられるだろうと思うと、それだけでたいへんな薬になる。いくらぼくがのん気でも、鼓の音のような絵はとてもかけないから」 「かこうともしないんじゃないか」 「かけないんだもの。今の東京にいる者に悠揚な絵ができるものか。もっとも絵にもかぎるまいけれども。――絵といえば、このあい大学運動会へ行って、里見と野々宮さんの妹のカリカチュアーをかいてやろうと思ったら、とうとう逃げられてしまった。こんだ一つ本当の肖像画をかい展覧会にでも出そうかと思って」 「だれの」 「里見の妹の。どうも普通日本の女の顔は歌麿式や何かばかりで、西洋の画布にはうつりが悪くっていけないが、あの女や野々宮さんはいい。両方ともに絵になる。あの女が団扇をかざして、木立をうしろに、明るい方を向いているところを等身に写してみようかしらと思っている。西洋の扇は厭味でいけないが、日本団扇は新しくっておもしろいだろう。とにかくはやくしないとだめだ。いまに嫁にでもいかれようものなら、そうこっちの自由いかなくなるかもしれないから」  三四郎は多大な興味をもって原口の話を聞いていた。ことに美禰子が団扇をかざしている構図は非常な感動を三四郎に与えた。不思議因縁が二人の間に存在しているのではないかと思うほどであった。すると広田先生が、「そんな図はそうおもしろいこともないじゃないか」と無遠慮な事を言いだした。 「でも当人希望なんだもの団扇をかざしているところは、どうでしょうと言うから、すこぶる妙でしょうと言って承知したのさ。なに、悪い図どりではないよ。かきようにもよるが」 「あんまり美しくかくと、結婚の申込みが多くなって困るぜ」 「ハハハじゃ中ぐらいにかいておこう。結婚といえば、あの女も、もう嫁にゆく時期だね。どうだろう、どこかいい口はないだろうか。里見にも頼まれているんだが」 「君もらっちゃどうだ」 「ぼくか。ぼくでよければもらうが、どうもあの女には信用がなくってね」 「なぜ」 「原口さんは洋行する時にはたいへんな気込みで、わざわざ鰹節を買い込んで、これでパリー下宿に籠城するなんて大いばりだったが、パリーへ着くやいなや、たちまち豹変したそうですねって笑うんだから始末がわるい。おおかた兄からでも聞いたんだろう」 「あの女は自分の行きたい所でなくっちゃ行きっこない。勧めたってだめだ。好きな人があるまで独身で置くがいい」 「まったく西洋流だね。もっともこれからの女はみんなそうなるんだから、それもよかろう」  それから二人の間に長い絵画談があった。三四郎広田先生西洋の画工の名をたくさん知っているのに驚いた。帰るとき勝手口で下駄を捜していると、先生梯子段の下へ来て「おい佐々木ちょっと降りて来い」と言っていた。  戸外は寒い。空は高く晴れて、どこから露が降るかと思うくらいである。手が着物にさわると、さわった所だけがひやりとする。人通りの少ない小路を二、三度折れたり曲がったりしてゆくうちに、突然辻占屋に会った。大きな丸い提灯をつけて、腰から下をまっ赤にしている。三四郎は辻占が買ってみたくなった。しかしあえて買わなかった。杉垣に羽織の肩が触れるほどに、赤い提灯をよけて通した。しばらくして、暗い所をはすに抜けると、追分の通りへ出た。角に

https://anond.hatelabo.jp/20241001205100

2024-09-26

anond:20240925173522

高齢者は多いのに施設の数が足りないからね。

人気のある施設(といっても普通施設。真面目なスタッフときれいな建物よ。)はまず入れない。

2024-09-15

日曜朝5時の解像度

先週は平日睡眠バランスが崩れて平均3~4時間しか眠れていなかった。

土曜日は1日中家の中でゴロゴロして寝たり起きたりを繰り返して過ごした。

日曜の朝方に目が覚めて、脳も体もなにかを欲してるような感覚があった。こういう時はとにかく外に出てしまったほうがいいと経験で分かっている。

スマホだけ持って外に出ると朝焼け建物の間から見える。夜の名残で空気はまだ少しひんやりしている。

たくさん寝たせいで体が少し軽く感じる。ジョギングに向かうおじさんや、仕事に向かうらしい人とすれ違う。

コンビニの前を通った時、店内で60代くらいのおばさんが棚の整理をしてるのが見えた。あのおばさんのシフト夜勤なんだろうか。

珍しい時間帯の風景が好きだ。新宿で夜間働いていた頃、夜中ビルの隅っこに座りこんで一人で弁当を食べていたホストの男を思い出す。

ボサボサの髪でのり弁を食べていた彼はその後ホストとして成功したんだろうか、それともまったく違う仕事をしてるんだろうか。

早朝は働く人間足跡が見えやすい。人の少なさが眠ってる人の多さを想像させる。どんな人間でも眠っていると想像するとなんとなく人間がかわいく思えて好きだ。

配送トラックが走ってる。ナンバープレートを見てその道程想像する。

空を見上げるときれいな虹が出ていた。雨なんて降っていたんだろうか?

虹を見たのは3年ぶりくらいかもしれない。3年前心のバランスを崩して仕事を辞めていった同僚と、久しぶりに会った待ち合わせの駅で見た虹以来だった。

あの時は夕方でたくさんの人が虹の写真を撮っていた。僕らは二人とも写真すら撮らなかった。

今日の虹は誰も見ていない。さっきのコンビニのおばさんに虹が出てますよと教えたくなった。それくらいきれいな虹だった。

色の境界はあるのかないのか分からないようなグラデーションで、でもハッキリとオレンジから紫まで色の帯が感じられる。

色が溶けているとしか言いようがなく、曖昧と明瞭が同時に存在してるような不思議さがある。

子供の頃、水たまりに油膜が張っているのを見てこれが虹の最初だと思ったことがある。

それは汚水かなにかだと思うけど油膜が虹色になっていたから、どこかに大きな水たまりがあって、そこから虹は伸びていくんだなと思っていた。

思い返すと、そういった事を大人に話さな子供だった。バカにされると思っていたわけではない。誰に話す必要もないと思っていたんだと思う。

でもそういう事を話してれば大人かわいいと思ってくれたのかもしれない。そういう意味ではちょっと損したかもしれない。

自然景色子どもの頃見たのとまったく変わっていない。自分がどうであろうと虹は勝手に出たり消えたりし続ける。

美しいと思うならどうぞご勝手に、と言われてるような気がして、それがなおさら美しいと感じられる。おお人間は哀れなり。

お腹が空いてる気がしたので吉野家に入って朝定を食べた。店には朝帰りっぽい女の子が一人いた。

少し崩れたアイラインと牛丼の組み合わせが妙に色っぽく見えた。

その後店を出てセブンアイスコーヒーを買って飲みながら家に帰った。

自分は生きていて、こういうなんでもない時間になにかよくわからないものが染み渡っていき、心を豊かにしてくれるという実感がある。

2024-07-28

2024-07-08

anond:20240708210424

わいはYouTubeで切抜が流行った頃からずっと石丸アンチだったが、場所によっては有能だったんだろうとは思ってた

今回のメディア対応やらで、経歴だけがきれいなだけで実際は会社でも無能だったんじゃないかと勘ぐるようになった

2024-06-17

無礼インフルエンサー

SNS無礼者巣窟であるはいまに始まった話ではないが、最近無礼者の種類も昆虫標本が作れるぐらいに増えてきた。特におれが言いたいのは、ファッションメイクヘアスタイルetc.流行りの言葉で言えば「垢抜け」系インフルエンサーについてである女性の話は詳しくないので、以下は専ら男性インフルエンサーの話である

メンズメイクなんてものに手を染めてはや二年、関連情報をあれこれ調べていたら、いつの間にかInstagramおすすめされる投稿がそれ一色に染まってしまった。それはまだいい。問題インフルエンサーの口ぶりである

全員がそうだと言うつもりは毛頭ない。だが、激しい競争スポンサー圧力に晒されるなか、生存のために甚だ無礼物言いをするインフルエンサーは少なくない。「こうすると綺麗になれる」ではなく、「こういうやつはダサい」 「こういうやつは不細工」などと宣う輩を、おれは無礼だと言っている。これは脅迫差別文法である(この文法に乗っ取られた者は、とにかく否定したくてたまらないあまり、しばしば「~~をしないことをやめた」という、じつに奇怪な日本語を話す)。

おれは美がすばらしい価値であると認めている。あらゆる優劣を暴力的ものだと非難する水平派の連中とは相容れない。だがおれは、ある人を美しいと言うために、それ以外を不細工に描く必要はまったくない、と言いたい。インフルエンサーは「もっと綺麗になれる」と背中を押せばいいのであって、「これはブス」 「これはダサい」と罵るべきではない。程度問題かもしれないが、しか歴然とした違いがある。

才能と芸術性を欠いた程度の低い作家は、主人公の善性や美しさを際立たせるために、周りの人間を悉く、異様なほど心身ともに醜悪人間として描写する。無礼インフルエンサーがやっているのも同じことである創造性がない凡俗ほど、誹謗中傷差異化を図る。

言葉狩りに聞こえたら申し訳ないが、「垢抜け」という言葉からしてすでに鼻につく。特定行為をしている/していない者をみな「垢に塗れた」状態だと定義して、「普通人間」より一段下に置いている。かれらは天使を描くのではなく賤民捏造している。「基本的人権」という単語はかれらの辞書にないらしい。

無礼インフルエンサーが(スポンサーと自らの収入を除いて)奉仕している目的は何か。セックスであるウエルベック風に言えば、セックス至上主義がかれらのイデオロギーである。それ自体否定する気はない。だがかれらは、「セックス至上主義」わかりやすく言えば「おまんこ狂い」を「垢抜け」なるこぎれいな言葉で粉飾し、自分たち社会の模範たる人間ですという顔をしながら、助言を装って他人を「ダサい」 「不細工」と罵倒する。人を罵っても怖くない、ここは自力救済が認められない文明社会なのだから安心しながら。かれらは文明社会の癌である

浅ましいマナー講師のせいで、われわれはマナー=礼節という言葉を軽視しがちである。だが礼節は文明社会の基本であるインフルエンサーの発信する情報は時として有益であり、おれも世の中に男女問わず美人が増えたほうがいいと思う。だがその手段として、無礼物言いは許されない。それは文明社会コードに反する、自らを野蛮人だと暴露する行為である

かつては、文明社会では誰もが心にもないお追従を言いあうと嘆かれた。中傷が正当な言辞として誉めそやされる現代様相と比べたとき、さてどちらがましだろうか。

2024-06-15

anond:20240615080851

女々しいだけの小ぎれいな男を弱男と一緒にするなよ

2024-06-11

2024-05-16

無駄言葉の裏を読んでしま

チアプとかで知り合った女性と近所のグーグル評価高いこぎれいなレストランとか行ったとき

相手に「このお店、グーグル評価高いとこですよね」って言われると

「お前、どうせグーグル評価見て店選んだんやろ」って言われてるような気になってしまう。

「お値段の割に量多いですね!」とか言われると「こんなに食えると思ったんか?」って文句言われてる気になるし

なんなら「安い店連れてきくさって」って怒られてるような気になる。

なんとか取り繕ってそれなりにいい感じでデート終えて、今度またお願いします的なメッセージ来ても

なんかなぁってなって返事返せずにそれっきりになりがち。

人と話してるのってめちゃくちゃ疲れちゃうんだけど、みんなそんなことないの?

2024-05-11

強者男性がうらやましい

ちょっと愚痴りたい。当方40代である

一応正社員就職はしてるけど、お金はあまり持ってない。

昨日の夜に、近所のスーパーに行った。田舎からそこまで大きい店じゃない。8割引きの商品を狙って夜に来店する。

それでさ、1週間に2回くらい、とある女性店員レジを受けてもらうんだ。この子は、おとなしめでふっくらとしてる感じで、真面目そうなのが印象的だった。

マスクしてるから顔はわからないけど、きっとかわいいんだろうなって。

昨日のことだ。俺の前にとある男性が並んでいて、その子レジを受けてもらっていた。

すると、なんか「あっ」と驚いた様子だった。その男性客が。

それでさ、会計を終える時に、彼が言ったんだよ。「○○さん。髪の感じ変わってますね!」って。

の子は、顔色ひとつ変えずに「そうですね……」って言ってた。

それで俺の番が来て、レジ打ちが淡々と終わった。レジのあっち側で商品マイバッグに詰めようとしてると、その子がさ、隣のレジのおばさんに嬉しそうに声をかけていた。

わたし、あの人に前髪切ったの、わかってもらえたんですよ!? わかってもらえたんですよ~!」

「えー、そうなんやー、すごいやん~」

「やった、やった!!」

「○○ちゃんかわいいからな~」※イントネーションが高め⤴

「うれしい」

「よかったね~」

あの男性客は、見た感じは40代くらいだった。俺と同年代のおじさんであるしかし、見た目は精悍だった。

小ぎれいな作業着だったな。ほぼ真っ白の。現場で働いているにしてはキレイすぎる。事務所勤めをする人ではないかと思った。施工管理とか図面を引くみたいな。

あの人もマスクしてたから顔はわかんなかったけど、男の俺から見ても清潔そうだった。きっと体の表面に付いている細菌類とか小型虫とかも、俺のに比べて強者男性なのだろう。

あー、なんか愚痴ばかりで申し訳ないんだが……でもさ、俺にはそんな、女性に喜んでもらえた経験が少ない。とても少ない。

当方は、性的な意味で女を興奮させられる力がない。というわけで、ああいう人を見ると、正直うらやましいのだ。自分もいつか、ああなってみたいなという憧れがある。

とりとめのない話でごめん。ちょっと書いてみたかったのだ。

2024-04-17

なんで女はSNSアカウント名を英語頭文字にする?

さゆりはS⭐︎だし、れいなRK☕️だし、まいは🍩M🍩。

どういうこと?

身バレ防ぎたいのか?

から友達SNSアカウント名が知らないうちに英語頭文字系に変わってるのに気づくと、あ、こいつなんかそっちの世界に行きつつあるのかなって思う最近

それともSRとかCBみたいなUKスタイル流行ってんのか?

2024-04-14

人名の「ゆうか」と「ゆか」、「れいな」と「れな」は誰がどっちなのか覚えられない

2024-04-07

anond:20240407132010

ないぞ

0571名無しさんお腹いっぱい。 (ワッチョイ 2b72-Lkgf)垢版

2024/04/06(土) 15:50:34.19ID:8FKj3/2x0

ウェブアーカイブが見れるWaybackMachineでドヤコンガの過去ツイ残ってるやつ探してたらアリバイになりそうなやつ見つけたから投下しておく

れいな(ドヤコンガ)の投稿イベント公演時間中に投稿されてるものがあった

投稿時間はWaybackMachineだとGMT表示なのでJSTに合わせるとアリバイになる

https://i.imgur.com/TSSRbI8.png

WaybackMachineで表示してる投稿リンクはこれ

https://web.archive.org/web/20220226132547/https://twitter.com/jj42765401/status/1497563487509254146

https://twitter.com/thejimwatkins


0574名無しさんお腹いっぱい。 (ワッチョイ 2b72-Lkgf)垢版

2024/04/06(土) 15:53:49.14ID:8FKj3/2x0

>>571

ほんとにGMT表示なのかと言われるといけないので、WaybackMachineがGMT表示であることの証明もしておく

https://i.imgur.com/d0HPHz9.png

0647名無しさんお腹いっぱい。 (ワッチョイ 2385-JG6v)垢版

2024/04/06(土) 16:49:47.29ID:qO+CuO7m0

ツイートIDから投稿時間は逆算できるんだわ

https://qiita.com/riocampos/items/e5544325211976f2cfc1

1497563487509254146 は 2022/02/26 22:25:33 で確定


0719名無しさんお腹いっぱい。 (ワッチョイ 2b72-Lkgf)垢版

2024/04/06(土) 17:16:12.04ID:8FKj3/2x0

>>702>>706

助かる、なるほどなあ

アリバイ根拠で挙げたやつはアーカイブで見ると5:25だから+17でさらに謎だわ

まあ仕様は置いといてアリバイにならん事は分かった

混乱させてすまん

2024-03-21

anond:20240321084647

1億人もいれば見つかっていない・活用れいな天才ゴロゴロいるのだろうし、ワイも化け物みたいな人を何人も見たけど、

みんな自分労働者としての価値自分技術者研究者としての価値を高く見積もり過ぎでは?って思う

ご飯食べれてちょっとした贅沢できればええやないの

 

 

日本を憂いるなら、自分プロジェクトを立ち上げたり、会社を立ち上げるといいと思うの

2024-01-27

一人呑みしている他の女性客に声をかけようかと思って結局何もせず帰ってきた話。

いまお酒を飲んで帰ってきて書いています

自分が住んでいるところはせんべろとか飲み屋都内でも有名な下町なところ。これだけでピンとくる人は来ると思う。

で、その中でもそんな有名ではないけどグーグル評価が高い中華料理屋によく行ってる。

そこは味はもちろんうまいし、何より量が多い。

例えばチンジャオロース丼1000円、とかするんだけど

一見コスパいいの?って思うけど、ラーメンどんぶりに米も具もたっぷり出てきて、一般男性でもしっかりおなか一杯になれるぐらいの盛りがある。

他のメニューも同様。餃子400円とかのちょっと安めだけど、子供の拳ぐらいの大きさの焼き餃子が6個とか出てきてそれだけでおなか一杯になれる。

しかお酒を飲む、飲まないに関わらずお通しがでてきて、中華風の味付けされたもやし豆腐キャベツとかが皿いっぱいになって盛られてくる。しか無料。(これだけでわかる人はわかるだろうな)

正直これだけで瓶ビール一本とか余裕だし、人によってはこれでおなか一杯になるだろう。

実際に今日俺が頼んだのは

・瓶ビール

ウーロンハイ

餃子一皿

だけだった。これで1300円。安すぎ。ウーロンハイも濃くてもはやウーロン茶の味しない。べろべろだよ!

俺はそこがお気に入り夕方くらいにいってサクッと飲んで帰るってのがたまの休日の楽しみだった。

今日行ってみたら先にいたのはテーブル4人客と、カウンターで一人の女性だった。

普段行ってるからわかるんだが、その店には若い女性の一人客なんてほとんどいない。

いたとしても団体客の中で、おそらくそ地元に住んでる妙齢女性なんだろうなと思うぐらい。

その人は綺麗な格好をしていた。例えるなら丸の内OLやってます!みたいな。まあ俺は丸の内で働いてもないしそんな知り合いもいないんだけど、イメージね。

で、俺よりも早く来ていたその方は料理二皿ぐらいと例のお通しと、緑茶ハイかな?を飲んで、一人で動画を見ながら楽しくやってそうだった。

席を一つ空けて、その隣にカウンターで俺は座っていたんだが、物珍しさとその人自身も綺麗だったから、バレないぐらいに横目でチラチラ見ていた。

まあバレてるんだろうな。

ただ、やっぱり料理の盛りがすごいからか全然全然食が進んでない。

なんか卵の料理水餃子を頼んでいたんだけど、俺がいた1時間から時間ぐらいの間、まったく減ったようには見えなかった。

最初結構見かけによらず大食いなのかなとか思ってたけど

やっぱり量が多いっての知らずにきたのかなと思った。

で、そこで声をかけるかどうか迷った。

「ここ持ち帰りできますよ」とか、「よかったら一緒に飲みますか?」とか。

持ち帰りは実際できるし。

お腹いっぱいで残そうかと思ってたらこういう時声かけてもらったら単純にうれしいというか気が楽にならない?そんなことない?

まあ、あわよくば見たいなことは考えたよ。

こんな駅からちょっと離れた、有名でもない中華料理屋に来ている俺と同年代ぐらいの綺麗な女性

こっから恋に発展しないかなーみたいな。

まあでもやめたね。

昨日仕事終わってからシャワーも浴びず歯も磨いてなくて髭も沿ってないまま、

残ってる仕事を昼から夕方にかけて終わらせて、それで腹減ったから、来ただけだったから。

髪とかもちゃんとセットして、髭も剃って、小ぎれいなシャツとか着てれば声かけたかも。

俺はナイキスウェットに、下はプーマのウィンドブレーカーみたいなの来て、ジョジョキャップ被ってた。

上下真っ黒の完全黒子スタイルだった。俺だったらこんな奴に声はかけない。

あと何よりも、居酒屋に来て男に声かけられるのって、女性からしたら嫌らしいじゃん。

一人の時間を大切にしていて、たまの休み居酒屋に来て酒を飲んでるのだとしたら、

自分が興味ない男に声をかけられるのって相当嫌だろうなって思う。

俺が逆の立場だったら絶対に嫌だもん。

から結局何もせずに帰ってきた。

帰り際にスマートに「お姉さん、ここ持ち帰りもできますよ」とか言えればよかったんだろうけど、

そんなことできないし。絶対にどもって変な感じになるだろうし。

結局その行為は性欲が透けて見えるだろうから、その女性に対して失礼だし邪魔したくないなって思って、

何もせずにお会計をして帰ってきた。

その女性を助けたいが5で、あわよくばが5の感情だったかな。

いや、嘘。助けたいが1であわよくばが9ですね。みんなそんなもんだと信じたい。

こんな経験、みんなある?

こういう経験を逃して、もう丸2年ぐらい付き合ってないよ。

こんなキモイ経験感情を吐き出すところ、増田ぐらいしかいから初めてこんな長く書いたよ。

これ見たらみんなコメントください。語りましょう。

明日もその中華料理屋行ってみようかな。

anond:20240127170847

俺は、バカ不細工おっさんとは付き合いたくないんだよ。でも俺はバカ不細工おっさんから社会ステータスが高い、金あって小ぎれいなアッパードルのオジサン達とは仲間になれないわけ。

これ精神病一種と違う?自己愛性や醜形恐怖症とかその類いじゃねーかな

 

社会的なステータスはともかくイケメン友達でありたかった加藤死刑囚の著者のレビューから転載しておきます

友人関係の事が良く書かれている

ホスト風のイケメンと仲が良かったという話が印象に残った。どこか被告人がその友達に対して気を使ってるような感じがしてそこが少し気になった。

被告人ホスト風のイケメン友達と、仲が良かったと強調してるように感じるのですが、二人は合っていなかったのではないかと思った。

その友達秋葉原に買い物に行ったときに、被告人は色々見せたい店があったようですが、その友達アダルトビデオ店で真剣商品を選び出し、

時間もその店にいたことで、他の店に案内できなかったことや、被告人一生懸命考えて選んだゲームを、その友達に渡した際の感想が、

自分パソコンではプレイ出来なかった、という素っ気ない感想だったりということが、どうも余り仲が良かったという風には思えなかった。

被告人はその友達から、事あるごとに色々なエッチな本やゲームなどを選んでくれるよう頼まれていたそうですが、それはパシりなのではないかという気もした。

何か職場では仲が良くても、仕事が終われば全く無縁というのも変な感じもした。

被告人学生時代友達なら、そこまで気を使って相手の好むゲームや本を選んだりしなかったのではないかという気もした。

 

どこか被告人がそのホスト風の イケメン友達に気に入られようと気を使って接していた事も、被告人精神状態に余りいい影響を与えていなかった のではないかと思う。

学生時代友達のように、相手に何かを頼まれても、そんなの自分でやれよ、とか、これくらいのものでいいだろ、と気楽に言える相手 が近くにいたら良かったのではないか

そういう友達が近くにいれば、例えば、被告人は決行当日、その友達の家を訪れ、色々なグッズなどをプレゼントしたようですが、

そのときに、これからしようとしてることを打ち明けて、踏みとどまれていたのではないか。その友達とは仲が良かったと被告人は強調していますが、

悩みを言い合える仲ではなかったのではないかと思う。

2024-01-18

2024-01-05

anond:20240105144942

立法されているかれいないか理論的違いが無いと言う独特の主張が、理論的に支持されるといいですね

2024-01-03

ラブドールバラバラ殺人死体遺棄犯気分を味わった【追記

思ったより反応あって嬉しかったので、末尾に追記しました。



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妻はもとより子ももいるけど極秘裏にラブドールを買ったのだった。
本来ラブドール用途というよりは夜寝るときにより人体に近い抱きまくらが欲しかった。
ありがたいことに戸建てで自室があって、基本誰も立ち入らないのでベッドでクッションなんかを利用して巧妙に隠し続けている。
ラブドールは意を決して1体買ってみたら半年であっという間に3体になった。
3体ともトルソー型という首から上はないタイプ

1体目は7000円くらいなので子供くらいに小柄だった。そういう趣味はない。
ので、2体目厳選して30000円で豊満なのにしたら豊満すぎたし重すぎた(約30kg)。
タイプを「ゼリー胸」にしなかったので爆乳なのにそもそもそれは乳ではなかった。
普段妻に揉ませていただきまくっているのではっきり言っておくけど買うなら絶対ゼリー胸」にしたほうがいい。

1体目2体目の失敗を活かして厳選に厳選を重ねて3体目を買った。
ゼリー胸でトルソー型であれども腕があるタイプにしたら最強だった。
腕がこう、金属という名の骨格で曲がるタイプなので夜寝るときには抱擁してもらえるし、
抱擁してもらう先は豊かで柔らかなゼリー胸で、可能な限り高価な肌着を着てもらっているので最強なのである
ありがたいことにここHentai国家日本では簡単に「女子校生の柔肌の匂いがするパウダー
かいうありがたいアイテムが手に入るのでこっそり買って振って抱きしめられて眠っている。最高。






ということで30kgというとても重くて存在感のある2人目の御方がいらなくなった。
いらなくなったが始末するのはコトであるので業者を調べたら10000円で引き取ってくれるらしい。
だが断る
遺体を分解して冷凍して生ゴミとして廃棄し続けた死体遺棄犯のことを思い出した。
ラブドールを分解して普通ゴミとして廃棄し続けるのは死体遺棄ではない。
幸い自宅からゴミ捨て場まで持っていくのは私の担当なので十分紛れ込ませる時機はある。
やるかやらないかを天秤にかけたら好奇心の分だけやるが重かった。






ラブドールを分解して廃棄するには、ラブドールをこまかく分解する必要があります






しばらく添い寝した仲のラブドールを脱がせた。ごみ袋を広げた上に無造作に転がした。
眉根を寄せて悩んだ挙げ句乳房の下側からナイフを当てた。ナイフを当てるときれいな肌に切れ目ができた。
切り裂いている…というより切れ込みが広がっていくのがシリコンの切り裂かれ方なのだなと思った。


とはいえなかなか簡単には切れなかった。包丁とか、カッターナイフとか、いろいろな刃物を試した結果、
キッチンバサミを肌に深く突き立ててバツバツンと切っていくのが早そうだった。
最初の謎の罪悪感やおっかなびっくり霧散して、効率を考えているのが残酷だなと思った。


乳房、肩口、胸部、腹部、臀部に切り分けた。骨に相当する金属骨格も出てきた。
臀部を切り裂いた際の二穴が嫌だった。自分性犯罪を突きつけられたような罪悪感。
これだけ切りわけてもシリコンは重い。このままゴミ袋に突っ込むには重すぎたので、更に分割することにした。
切り取った右乳房を更に切り分けたら、空洞にわたが入っていた。やっぱ綿だと固い乳になるのだなと感心した。
記念に左乳房だけ分割せずに取っておくことにした。いまこれを書いているすぐそばにその乳房(シリコン+わた)が転がっている。


さすがに充分かなと思われる拳大サイズに切り分けたので、まとめてゴミ袋に入れて自室に隠した。
これを一気に廃棄したり、分割して近所に廃棄した死体遺棄犯が捕まった話は過去に見た。
この拳大サイズ遺体を、数週に数回の不定期なペースで廃棄するから証拠に気付かれづらいのだ。


遺体は小さくした上で、紙袋や小さな紙箱、生ゴミの入った袋に混入させることにした。
ごみ袋の内容物のさらに内容物まではなかなか漁られることはないと信じた。
とはいえ乳房の一部や陰部の造形は見る人が見れば一瞬で何か分かる。
万が一のことが起きないように、ラブドール入りのゴミ袋が私の自宅から出ている痕跡可能な限り消した。
それでも初めて遺体の一部を遺棄するときは緊張した。数日何もないことを祈ったし、
から「あっ、そういえばさぁ~!」と語気を強められたときは遺棄バレしたのか鼓動が早まった。


遺棄から数日、何もない事に安堵して、あとは継続的に、かつ油断しないように遺棄を継続した。
遺体を詰めるのに向いている紙袋や小さな紙箱があったら遺棄用に取っておくことが癖になった。
念入りに遺体を分解したので、30パーツ以上はあった。4ヶ月以上かけて遺体を遺棄した。
そして最後のパーツを遺棄してから一週間が経ち、妻からも、ゴミ業者からも、近隣のお住まいの方からも、
なんら苦情がくることなく、やっと緊張感の続いた日々を乗り越えたなと実感したのが今日のことである
罪が雪がれたような不思議な充足感があった。




以上の経験から私がお伝えしたいことは、ラブドールゼリー胸で腕があったほうがいいと思うし、
胸に顔をうずめたとき関係で足もあったほうがいいなということであるので覚えて帰ってほしい。
いざとなったらラブドールバラバラにもできるし秘密裏に遺棄もできるので、ぜひ諸兄にもこのスリルを味わってほしい。



妻バレしたらたぶんまたここに書きにくると思うので日の目を見ないことを祈っていていただきたい。



追記

三が日明けちゃうな~なんか残しておくか~って気持ちで書いた割には反響あって嬉しかったです。
やや適当に書いたので疑問が残っている方がいそうなので、答えられる範囲で書きます

> 一番知りたかった骨格部分の処理方法がわからなかった

 →実は骨格は捨ててないです。金属のみにした骨格だけだといかがわしいものには見えないし、
  スリムだし軽いので自分クローゼットの奥に眠っています



>たぶん既にバレてる

>たぶん家族にバレてるに1票。3体だし30キロじゃ届く時も存在感あるだろうし…

>こんなの、身内が所持してるのやバラバラにして捨ててるのを知っても言えないよなあ

 →自室に高額な機材があるので基本的に立ち入りNGをお願いしているものの、
  特に鍵もかかってないので、妻は普通に部屋に入ってこれますね(滅多にない)
  特に自分の不在時にベッドチェックされてたら普通に知ってそう。そっとしておいてくれているのかも。


自分を愛していて身体接触もできる女性が同じ家にいるのに、なぜラブドール必要だったのかの言語化もっと望む

 →自分を愛していて身体接触もできる女性尊重しているからですね。
  毎日寝床を共にして身体接触したい自分のようなタイプもいれば、
  寝るときは一人で周りを気にせず寝たい妻のようなタイプもいるわけで。
  妻と少し抱き合ってからでは解散各自就寝→続きはラブドール添い寝、という感じ。



特に「確かに気になりそうかな~」というご質問にお答えしてみました。
俺のも答えろよという話があれば答えます自分の書いた日記反響があるのって嬉しいですね。

 【追記終わり】

2023-11-29

2023-10-07

anond:20231007094353

京大西村和雄が一時期「数学ができる学生の方が稼げるようになるんじゃないか」とデータをいじりまわしていたけれど、結局、お望みの分析結果は得られなかった、という記憶

数学科を出たら金融機関に入れなければ数学教師になるくらいしかない、という時代の話なので、今では違うのかな。

とはいえ個人的な肌感覚レベルでは、状況は変わっていない気がする。

頭脳労働なんてごく少数の天才だけやれば良くて、ホワイトカラーとは言っても多少こぎれいなワーカーか男芸者ばかりなのが現実

頭脳労働最右翼数学なんて、偏差値80超の中のさらにごく一部の人間だけで世の中のニーズカバーできる能力だと思う。

2023-09-27

激冷めな俺が父親の「死にたい」に放つ言葉

俺「やり残したこととかないの?」

父「ない。みんなよく育ってくれた。」

俺「そう。やり残したことなく死ねるなら最高じゃん。俺もそうなりたい。」

父は実家に帰るたび「死にたい」と漏らすようになった。

会社定年退職後、家にこもるようになる。

死ぬ3年ほど前から、ストゼロキングピースで昼夜自傷行為のたしなんでいた。

同居する母は父を慰め、病院への通院をすすめていた。

強く支えようとするほど希死念慮は強くなり、ゾンビのようになっていった。

アイコスやウォーキングマシンプレゼントしてみたが、実家に帰るときれいなままホコリかぶっていた。

一緒に飲んで慰めてみたが、俺の気持ちは落ち着くが、父には何の効果もなかった。

本当は生きたい事は分かっていた。

けど相手無意識を健在化させ、死にたい病を治療する術は俺にない。

ある時から父を生かそうとすることを諦めた。

会うたびに、父に感謝手紙を書いて読み上げたり、一緒に飲みに行って父との思い出話をしたり。

死んだとき自分気持ちが収まるよう父を使った。

それから1年も経たず、大動脈破裂で亡くなった。

から死んだと聞かされた時、自殺でないことに驚いた。

葬式

準備が始まったが全く悲しくなかった。

死ぬ前に感謝言葉も伝えれたし、完璧に立ち回った。

式はそつなくこなせればいい。

ただ、葬儀に来る人の事を考えた。

(みんな時間と金を使って悲しい気持ち体験しに来る。来てよかったと感じてもらいたい)

俺が泣けないのは仕方ないとして、父の死を気にしてない感じだと顧客満足度は上がらない。

せめてもの思いで、喪主挨拶でみんなが感動するような文章を書いた。

俺が幼少期のエピソード仕事が大変だったのに家族にこんな風に尽くしてくれた → 急な死で悲しいの構成

式当日、覚えるのはめんどくさいので紙に書いて胸ポケットに入れていた。

喪主挨拶の番、それを広げ、一行目。

「私がいちばん幼い時の父の記憶は、父が・・・

眼が潤ってきた。

(あれ?字読めないじゃん)

「抱っこしてくれた目の前に父の笑顔があり、タバコ臭・・・

またたく間にダム決壊して顔がぐしゃぐしゃになった。

そこから先は早口で全く何を言っていたかからなかったらしい(参列者談)

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