はてなキーワード: google検索とは
いや、一気に片付けする方法あるしそうすべきだと思うよ。
すると特殊清掃やゴミ屋敷片付け専門業者の動画が沢山ヒットする。
それをパラパラ見ていこう。
片付けの内容や現場の雰囲気も判るし金額をきっちり示している業者もある。
また片づけたゴミもちゃんと仕分けして資源にしたり、本や家電などは買い取ってくれるところもある。
親切or格安そうなところを見つけたらメールで見積り依頼する。実家で他の家族の部屋をどうするかとかもあるからそういうのは相談すればよい。金額も相談すればいい。
とにかく一度リセットして床も清掃してもらった方が良いと思う。
紙が多いなら資源に回せて手間賃メインで産廃排出量も少なく安くなると思われる(不分別の産廃受け入れは非常に高い)
google検索だと危ない業者見分けるのは難しいと思う(リサイクル関係はボッタリ業者多数で危険)
元増田は多分机なんかも小学校の学習机のままだったりするんじゃないか?そういうのも廃棄してニトリとか中古屋とかでちゃんと時代と自分に合った家具を買い直すべきだ。
多少の金もかけて他人の手が入る事で「もうアレには戻らないぞ」と決意も出来る。多分「部屋の清掃」もした事がないだろうから、実際に見る事で覚える事も出来る。
動画見れば判るが、ちゃんとした業者は全部すくってゴミ袋に入れたりしない。凄い速度で仕分けながら書類の中身も全部目を通している。自分では捨てられないちょっとボロくなった品物なんかも勢いで捨ててしまって買い直せばいい。
とにかく一度リセットだ。
5年前の記事への率直な感想ブコメの削除要請から強制プライベート化されたというツイートが話題になっている。
https://twitter.com/kutabirehateko/status/1537802499146776576
自分も同じような問題でブックマークを強制プライベート化されてそのままになっているので、この問題の背景を教えたい。
削除しろという要請がはてな事務所に来て、その差出人/要請名義人は「A」となっていると告げられるのでAが自分の書き込みを見つけたのだと思いがちだ。
だが実際は余程目を惹く文章でない限り、実要請者は逆SEO業者である。
SEO業者は依頼者の検索エンジンランキングを上げるのが仕事だが、逆SEO業者はその逆で、依頼人の特定の検索結果を消し去るのが仕事だ。
有名なのはタイでヌードパーティーして問題になったり辻正浩氏に批判されて氏の家に押しかけたあの会社などだ。
過去の事を消し去りたいというのは致命的な不祥事を起こした経営者や犯罪者が多い。
という訳で、社会的に糾弾された人間や、犯罪者が出所するとそこに営業を持ちかける。
「今はこれだけ悪評がヒットしますがこれをgoogle検索上位2000件から全て消し去ります。」という風な営業をしていると思われる。
過去にはてなで有名になったのだと『木を隠すために森を作る 』
なんかがあるな。名前を事件の紐づけが消えるようにスパムブログを立てまくったという事例だ。
youtubeのコメントで関係ない変な事を書いてるのを見た事ないだろうか?あれも恐らく逆SEOの為のスパム投稿だろう。迷惑な手法である。
これはいわば2/5chねらーのサジェスト汚染の応用みたいなものだ。
でも本人だったら逆効果になるのでやらないような事も逆SEO業者はやる。「Aさんと事件を紐づける検索結果がこれだけ減りました」と提示して報酬を得るのが目的なので、清算時点で検索結果上位から消えていればいいのだ。
だが実際には荒っぽいやり方のせいで後々「前科者のAが過去を消すためにこんなことしてやがる」と話題になってそのコンテンツが残る事も多い。
だが、これは逆SEO業者には単にリピーター営業の機会でしかない。
「またAさんと事件を結びつけるコンテンツが増えました。メインテナンスの為に追加で発注しませんか?前回の○割とお得です」ってな感じだ。
こうして業者の不始末に起因する不評対策に前科者はまた金を出す。
自分がやられたのは将にこっちの方で、スパムブログ乱立だけでなく赤の他人のブログへの猛烈なスパム投稿爆撃(恐らく2000以上のブログ)が問題視されてそれが記事にされたのをブクマしたところ、数年後に削除要請がされたものだった。
これは依頼人の前科者さんの行為じゃなくて、逆SEO業者の行為が原因だ。だがそれを掃除するのに前科者さんは金を出したのである。
逆SEO業者の名前は前に出て来ない。依頼人の前科者さんの名前を使ってやるので、それで問題が起きても外部からは前科者さんの行為にしか見えないのだ。更にそのせいでまた数年後に「メンテナンス」としてリピーター営業が可能なのである。
はてながSEO効果が大変高いのは昔から有名で、それが原因で検索結果上位がはてなキーワードの空コンテンツばかりになってしまった事もあるぐらいだ。
だからくらびれはてこ氏は「なんで5年前の感想コメントに?」と訝るが、それははてな上のコンテンツなので検索上位に来るからであり、悪質性なんかは考慮されない。
古いコンテンツでも業者にとっては「削除要請して消しました」の営業成績の一つでしかないので、残存影響力の有無とかも考えないのである。
仮にプチ炎上して「あいつが過去を消すために変な事してる」と話題になっても、それらは数年後にまた業者の営業のタネになるだけだ。
またはてこ氏は弁護士に相談しているが、権利義務関係ははてこ氏vs.はてな社となるので依頼人が絡んでこない。削除を要請されたのははてな社なので依頼人に「削除に応じない」と言っても効力が無いのだ。
じゃあどうすればいいだろうか?
炎上が大規模になると無視できなくなるが、はてな発だとそんな大規模な事にならないだろう。
迷惑系yutuberみたいな手法だと効果があるだろうけど、ここでそんな事をいうのは憚られる。
なんとかして「はてこ氏VS.依頼人の法的トラブル」に持ち込むのも手だと思われる。
何故なら依頼人の名前を使っているが、実際には法的な要請をしているのは逆SEO業者である。これは事件屋と同じ事をやっているのであって、一歩間違えたら弁護士法違反である。
それには弁護士の先生に逆SEO業者の存在と手法を理解してもらわないといけない。
1.一つは依頼人の削除要請が不当だとして応じないようにはてなを動かすこと。
2.もう一つは依頼人に「逆SEO業者の不始末でまた金取られる」事を周知させること。
表示復帰は当該エントリ削除だけでされるはず。
なのでどっちかと言えば2.の方が社会的には有用に思われる。多分依頼人ははてこ氏の書き込みに削除要請が出てる事も知らないと思われるので。
こういう逆SEO業者関係のトラブルを見たら是非事件に関して検索して欲しい。記事が綺麗さっぱり消えていて驚く。
元の雑誌記事などは残っていてもそれを引用した書き込み、配信されたメディア、Wikiの項目など全て無くなっていて更に雑誌記事のページが全く引っかからなくなっているはずだ。
「縦スクロール漫画が世界標準だ」とか「日本は世界の潮流に乗り遅れている」とか、ワーワー言ってる奴がいるけど、一言いいたいことがあるんだよね。
それは……
「まんがタイムきららでも読みな。飛ぶぞ。」
きららには、紙の本もあるし、電子で読めるサイトはいくらでもあるけど、ニコニコ漫画の『きららベース』だと4コマを1列で縦読みができるから一番おすすめできる。
まんがタイムきららに限らず、4コマ漫画専門誌の掲載漫画は縦読みである。扉絵以外のページでは2列の4コマが縦に並ぶ。これは基礎知識だ。
今季で話題になっているアニメといえば『まちカドまぞく』を思い浮かべる人がたくさんいると思う。
あの作品は濃厚な設定と印象深いキャッチーな台詞が多いだけでなく、伏線の管理もしっかりしている。まさに4コマの限界に挑んだ意欲作と言える。
それに対して、ここ3、4年のきららは4コマ漫画の限界を認めているような作品が見られる。
というのも、タテに4コマ並ぶ4コマ漫画の体裁をあえて破っているのだ。4コマの枠から飛び出しているのはもちろん、ストーリー漫画のコマ割りのようになっているものもある。
これからアニメが放送される『ぼっち・ざ・ろっく』がいちばん有名な該当作品だ。
他にも『しあわせ鳥見んぐ』『妖こそ怪異戸籍課へ』『それでは、ステキなセッションを。』が挙げられるけど、個人的に最もおすすめできる漫画は『星屑テレパス』だ。
『星屑テレパス』はまんがタイムきらら(本誌)で掲載されている4コマ漫画だ。
簡単なあらすじを言うと、極度のあがり症で地球で友達をつくることを諦めた女の子の海果が、自称宇宙人の少女・ユウに出会う話。
ユウはおでこをくっつけてテレパシーが意思疎通をする「おでこぱしー」という能力がある。
きららといえば、ほのぼのとした日常系を思い浮かべるが、この作品はそうではない。
基本的にかわいくてほのぼのしているけど、シリアスな一面も強い作風だ。
そんな『星屑テレパス』は、将来的にあらゆる縦読み漫画の基礎になりうる存在だと思う。
なぜなら、縦読みから逃げてないからだ。横に広げたり、ストーリー漫画のコマ割りに変わったりするものがあるが、この作品にはそれがない。
この作品を丁寧に読んで、コマ割りを考察していけば、縦読み漫画や縦スクロール漫画の作り方が分かるはずだ。
実際にコマ割りについて語る記事もあるぐらいだし。「星屑テレパス コマ割り」とGoogle検索すれば1番目に出てくる。
個人的に感想を端的言うと、「まんがタイムきららにシリアスは邪道」と思っていた自分を変えてくれた作品。
単行本2巻の中盤で深刻なシリアスがあるけど、それをどうやって解決するのかが気になった。それぐらい海果たちに対する信頼があった。
3巻が発売される頃にはどうなるか楽しみだ。
今のまんがタイムきららは4コマ漫画の限界を認めた上で何かを模索しようと感じている。
それに対する答えは、ウェブトゥーンのような縦スクロール漫画ではないかと思う。
しかも、ウェブトゥーンや『タテの国』は単行本化でマネタイズが困難だと言われているが、まんがタイムきららは縦読み漫画のままで単行本化されている。そもそも、きららの漫画は雑誌で掲載されることが前提条件だ。
前に勤めていた会社の話。
書き殴りだけど、書いて向き合うことで楽になれたらと思った。
多少のフェイクあり。
_____
新卒で事務職初めてだったので、正しい言葉遣いが分からない。電話の作法も分からない。
A「今何回『えーっと』っていったと思う? そんなに『えーっと』ばかり言ってる人から説明されたらお客様が不安になるよね?」
私「はい、そうです」
A「それからお客様に同意するときは『左様でございますか』って言おうね。『そうでございますか』って何…?」
私「…気を付けます」
フィードバックを沢山くれた。私が至らなかったことが多くとてもありがたかったけど辛かった。後から言うくらいなら先にマナーを教えて欲しい。ほぼ研修も無かった。一通り覚えてから電話番が良かった。
電話が鳴ったので震えながら出た。
客「もしもし、〇〇です。今日の◎$♪のことなんだけど◎$♪×△¥●&?#$にお願いしてて?◎$♪×△¥●&?#$!…」
何を言っているのかよく分からなかった。でも何か手配が必要そうだったからとりあえず上司に投げようとする。
私「分かりました。それでは担当の方にお繋ぎしてもよろしいですか?」
客「何で代わる必要があるの?◎$♪×△¥●&?#$!を△¥●&ってだけじゃん!!」
客「あんた日本語分からないの? ¥●&?#$!って言ってんの!! こっちは時間がないんだからさっさとしなさいよ!!!」
就業3日目だが…?(白目)
とりあえず上司に電話を繋げと言われているのに渡せない。何を言ってるのか分からない。謝るしかできない。
パニックになった私からBさんが受話器を取り上げて無理やり代わった。
B「お電話変わりましたBと申します。大変申し訳ございません…。はい、はい。かしこまりました。はい、承知いたしました。はい、そのようにいたします。ええ、それでは失礼いたします」
電話は1分もしないうちに切れた。
Bさんが
「お客様がお忙しいのに親切で掛けてくださったみたいですよ」
と告げた。
正直内容は覚えてないが、別に掛けて来なくても支障のない電話だった。「親切で」掛けて来てくださったものだったらしい。
Aさんが
「どうしてこうなったの? ただ『申し伝えておきます』って言えば良かったのに」
と言った。
申し伝えておきます、って何ですか、とは言えなかった。そんな言葉遣い一度も使ったことない。ましてや全ての電話を取り次ぐよう言われていたのに「申し伝えておきますで良かったのに」なんて言われなきゃいけないんだろう。
私はお客様からの電話が特別な対応が必要なのかもしれないと考えたから代わろうと思ったのに。
ここから先はショックで思い出せない。ただ泣きじゃくって過呼吸になった記憶しかない。
多分2週間くらい経った頃の話。
上司Aがいない時に電話がかかって取った。掛けてきたのは陽気なタイプの方だった。
客?「え? 私と苗字同じです〜!すご〜い運命ですね〜!!!」
みたいな感じでキャッキャと勝手に盛り上がられた。そんなの知らん。
あっ、そうなんですねーと愛想笑いで返す。
でも早口で何を言っているか分かりにくい。かろうじて多分営業じゃないかと分かった。
と聞いてみるとなんか濁された。そして
と尋ねられる。
私「あの営業のお電話は全てお断りしております。申し訳ございません」
と言うと
客?「そうですか〜。ではA様にこちらにお掛けいただきますようお願いいたします」
みたいなことを言われて切られた。
と聞いて来たので
私「いや…分からなくて」
B「そう。楽しそうに馬鹿笑いしてたのにどこからかかって来たか分からないんだ。お客様からの電話だったらどうするんだろうね…」
と鼻で笑った。
ここで勘違いが起きている。
それをBさんが
『着信履歴を見て調べたけれど、どこから掛かって来たのか「分からなくて」』
だと解釈してそう言った。
私はBさんの言葉に「お客様からの電話だったらまずい」と思ってずっと落ち込んでいた。終礼で今日の報告をする時にその件を伝えた。
Aさんが
そう聞いて来たので
と正直に告げた。
するとBさんが
「え? 見方知らなかったの?」
と驚いた。
「知らなかったです」
Aさんが見方を教えてくれたので調べたら本当に営業の電話だった。とても安心したのも束の間、Bさんが
「どうしてそう言わなかったの? 私が仕事教えないでいじめてるみたいじゃん」
みたいなことを言い出して、それからはもう覚えてない。
ただショックでさっきの「馬鹿笑いしてたのにね」のフレーズを思い出して悲しくなってもう電話は二度と取りたくないと思った。してたのは馬鹿笑いじゃなくて愛想笑いだ。もう何もわからない。苦しかった。
印刷が剥げて数字ボタンもわからないようなボロボロの子機でどうやって着信履歴見るんだよ。
ここら辺でぷつりと糸が切れた。
私は電話中だけでなく、会話でも「えー」「えっとー」を多用していたみたいだった。
業務を教わって
と言われ説明をしてる際、Bさんがおもむろに紙を出して
と言って正の字で数え始めた。
私「〇〇が〇〇で〜、え〜っと」
B「はい1回」
私「あ、違…。えっ…その…」
B「2回目」
私「〇〇が…〇〇が〇〇になって…えっ…」
B「3回目」
ー中略ー
私「えっ…えーと…」
B「(無言で正の字を書く)」
私「あっ…そ、その…〇〇が…〇〇が…」
B「〇〇が何?」
私「〇〇がっ…〇、〇〇が…」
今思えば大したことなかったかもしれないけど、圧迫感みたいな、強迫されているような感じで当時はとても嫌だった。
今は辞めてよかったと本当に思っている。
あの会社は私には全く向いていなかった。
でも今でもこの会社のことを思い出して苦しくなる。涙が出そうになる。フラッシュバックする。トラウマになっている。電話が怖い。あの着信音を思い出すだけで怖くなる。
苦しい。
書き殴って見つめ直して、少しでも楽になれたらいいのに。
電話を怯えずに取れるようになりたい。
受け答えがスムーズにできるようになりたい。
お仕事難しい。
楽になりたい。
一人暮らしを始めてから15年くらい、ほとんどの期間を汚部屋で暮らしている。
引越しても結局、新しい部屋が片付かないまま地層を形成してしまう。
ネットサーフィン中に掃除業者の広告を目にして、ああプロに頼めば良いんだと思ってそのまま発注しかけたけど、いやちゃんと調べて評判の良さそうなところに頼もうと思い直した。
しかしgoogle検索しても、あ〜SEO対策しっかりやってるんだなあという感じのやつしか出てこない。はてブで検索してもブクマ一桁のアフィぽいサイトか、遺品整理の記事ばかり。生きてる自分の部屋をどうにかしたいんだよ。汚部屋脱した増田がいてもどうやって業者探したか書いてないし。
どなたか、生きている人間の部屋を扱う清掃業者の探し方をご存知の方はいらっしゃいませんか。客側の体験者とか、業者の中の人とか。
正直に白状する。
納品したイラストの大半(特に背景の全て)がトレスで成り立ってるが一切バレない。
何故ならば、トレス元が3DCGだからだ。このために35万程度するゲーミングPC買ったけど本当に正解だった。
英語圏のCG制作系サイトを練り歩くと、本当に高確率で最近のゲームからブッコ抜かれてきた完成度の超高い背景モデルが落ちてる(もちろんキャラモデルも多数落ちてるが、拾うのは背景モデルがメイン)から、それを拾ってBlenderで表示し、自分の自由にカメラ位置調整しHDRI入れて好きにライティングを施してCyclesレンダリングするだけで、「世界に一枚しかない(=Google画像検索に絶対引っかからない)イケてる背景画像」が完成する。あとはそれをトレスするなり、または、その画像をそのままイラスト風加工を施すだけで、もう堂々と商用イラスト制作に使っていける。
ゲームからブッコ抜かれてきた背景モデルは、普通に商用3DCG販売サイトで50ドルも100ドルも出して買う背景モデルより圧倒的にクオリティが優れてる。それなのに完全無料。(拾ってるだけだから)
100ドルの商用素材よりハイクオリティな完全無料素材からハイクオリティなイラスト背景を生成できるんだから、イラスト制作においてこれほど楽なことはない。
世の多くのトレスがバレてるイラストレーターは、「Google検索して見つかる画像からトレス」なんてことやってるからバレてボコボコに叩かれるんだよ。
頭の良いヤツは、ググって見つかるような安易な素材からは絶対にトレスしない。
普段そんな本読まないけど折角のGWだからユヴァル・ノア・ハラリの『サピエンス全史』を読んだ。
この本を知ったのは中田敦彦のyoutubeチャンネルに投稿されてた書籍解説動画が切っ掛け。
(URL:https://m.youtube.com/watch?v=fud4-L2lnqQ)←一時間で見れるよ。面白いから見よう!
流石に書籍の内容は難しく、読了までに丸5日はかかったけれどその価値はある体験だった。結構難解かつグロテスクな内容なので余裕があるときにおすすめ。
読了後、内容の復習も兼ねて前に見た中田敦彦の書籍解説動画をもう一度視聴した。
俺はあれだけの濃密で膨大な内容を3本1時間の動画にまとめた中田の手腕に感心したし、YOUTUBE大学のファンなのでこのチャンネルやオンラインサロンを否定するつもりではないと予め記しておく。
また今回見たのが上の動画だっただけでこれからする主張は他のチャンネルの動画にも当てはまる。
その上で、解説動画を見ることは読書をすることとは別物、言ってしまえば別格の体験だと感じた。
以下その理由。
なお『サピエンス全史』読んでない人には伝わらないところが多々あると思うがご容赦を。読んでくれ。
中田敦彦の動画も話に出すから見てない人は下に行く前に見てくれると嬉しい。
それでは。
動画内で解説されていた本の内容をものすごく短くまとめると次のようになる。
20万年前に東アフリカで誕生したホモサピエンスは、認知革命で得た「想像上のものを実際にあるかのように扱う」能力を以て他人類を絶滅させ地球の覇権を握った。
その後、得た認知能力を基盤として農業革命と科学革命に至り飛躍的に文明を発展させていった。
しかし発達した文明がもたらした幸福と自由は人間以外の生物の膨大な犠牲の上に成り立っている。
また生化学や工学等の科学の進歩によって人間はいつか人間以上の存在を創り出し、地球の頂点の座を取って変わられるかもしれない。
とこのようになる。
以下は動画内では触れられていなかった内容の一部殴り書き。(再三になるが読んでない人はマジで意味分からないので注意)
・狩猟採集時代のサピエンスが世界に進出することで他生態系に与えた破滅的影響
・食糧の増加とそれに伴って増える食い扶持を満たす農業の無限地獄
・脳の記憶能力を凌駕する膨大な生産物を管理するための記憶媒体、文字。
・認知革命の虚構によって成り立った団結と秩序、そして差別とヒエラルキー。
・”貨幣”という概念のヤバさ(普遍的な転換性と信頼性及び浸透力)
・帝国の拡張と科学の発展によって人類史上初めて築かれた将来への信頼
・国家と市場経済が個人を支配する過程で奪い、与えたもの。時間、地域コミュニティ、人権、職業、想像上のコミュニティ、平和。
・神になった動物が問われる「我々は何を望みたいのか?」
軽く書き連ねるだけでもこれだけの内容が動画の中では触れられていなかった。
繰り返しになるが認知革命を軸としてサピエンス全史をまとめきったこの動画のセンスには脱帽するし、この動画を見ることで俺の中で新しい発見も生まれた。
だがしかし、これは認知革命一本だけでまとめられる程度の内容ではなく、認知革命も一つとして含めた様々な要素が複雑に積み重なった壮大な本なのだ。
”帝国”についての事前の理解がなければ、その後に続く科学×帝国×資本主義の最強コンボの強さが分からない。
狩猟採集時代のサピエンスの生態系破壊を知らなければ、環境破壊は産業革命以後だけの近代の現象と勘違いしてしまう。
中田敦彦はサピエンス全史が読まれない理由として「話が長く、脱線するから」と言っていたがその脱線は後の章への伏線であり、その長さは意味のある長さなのだ。(中田自身はそのことを百も承知だろう、とは思うけど)
膨大な内容を動画に納めようとすると、どうしても内容に影響のある圧縮をしなければならない
だからその動画を見ることは読書にはなりえない。これが理由のひとつ。
どういうことか、俺の読書を例に取る。
まず俺は本を読んでいた5日間の中で50回以上google検索をした。
話についていく上でどうしても必要だった知識もあれば、本筋に関係ないけど興味本位で調べた単語もある。
前者は誰でも分かる平易な言葉に言い換えられていた。後者についてはそもそも出てこなかった。
ヒトラーやキリスト教の話は出てきても古代シュメール人や16世紀オランダの話が動画内になかったのは我々視聴者がそれを聞いてもピンと来ないからだろう。
シュメール人やオランダのことを知らなくても本の粗筋を頭に入れることはできる。
そういった”無駄”を削ぎ落とすことはは”わかりやすさ”への親切な最適化なのだ。
だがそれは同時に新たな知識との出会いの鍵を失うことを忘れてはならない。
だから解説動画を視聴者することは読書したことにはならない。理由のふたつめ。
俺は読書の途中で考えごとに耽ること度々があった。
食糧が増えることで人口が増加したのであれば(マルサスの人口法則というらしい)、食糧含め最低限度の生活が保証されている筈の先進国の少子化は何が原因なのか。教育コストや生活レベルの上昇によって現代人の考える”食い扶持”は昔のそれより遥かに大きくなったのか?
未来は好転するという思い込みが経済の好循環を創るのであれば悲観論が多数を占める日本の今後は?
↑これは悲観論を根拠に悲観論を唱えるマトリョーシカになって面白かった。
↑これを考えて結構自分なりに納得のいく結論が出たのでここに投稿している。
等々、本に関係のあることないこと色々なところに思考が飛んだ。
読破に5日もかかったのは難しかったのもあるが、この考える作業に時間を取られたのも大きい。
先ほど挙げた上2つはググったら同じことを言ってる人がいたし、多分これも探せば既出なのだろう。
というか当たり前のことをアホがドヤ顔でエウレカ!と叫んでいるだけなのかもしれない。恥ずかしくなってきた。
でも思索自体が楽しく脳味噌を鍛えられる体験だったし、その過程で更に洗練された他人の思考に出会うことができた。
何故なら動画は自分の思考が情報を受信することで一杯になってしまうからだ。
本を圧縮した密な情報を、語り部という他人のペースで受け取らなければいけないので脳の処理がそれ以外に使えなくなる。
文字という情報媒体は自分の読む速度に合わせて情報が入るので動画よりも、脳のメモリに余裕ができるのだ。
youtubeにも一時停止機能はあるが、手間で面倒なので考え事をするためにわざわざ動画を止める人は殆どいないのではないだろうか。
第一、書籍よりも情報が少ないのでそれを土台として思考するにも限られてしまう。
話は脱線するが中田のこの動画は「生物学」+「歴史」+「科学」をまとめた本書の外から見た独自性を動画の最初で触れたところが凄いと感じた。これのお陰で内容を理解する下地ができて、話がわかりやすくなっている。
持論になるが解説動画の価値、求められている「わかりやすさ」とは本の内容をいかに単純化するか、ではない。
その本に書かれていない情報を本の中身に追加し、不足を補うことで視聴者の理解の手助けをすることにあると思う。
またyoutubeの動画が視聴者と本の架け橋となるのは素晴らしいことだ。俺自身サピエンス全史を知ったのはこの動画が切っ掛けだ。
だから中田敦彦の動画は最高だ。それは揺るがない。あっちゃんありがとう。
ただコメント欄に動画を見ただけで終わってしまう人がいて、それが俺には物凄く勿体ないことだと感じた。
今回改めて気づいたのは読書という体験の複雑さと楽しさだ。作業ではなく体験として読書にはそこへ時間を注ぐだけの価値がある。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/RawheaD/status/1517030143667154944
「「誰にも見せるな」(あいトリ、はだしのゲン排除等)と「漫画は勝手にすればいいけど誰でも目にする広告はちょっと」(たわわ全面広告等)が同類と考えるのも思慮が足りてるとは思えないよね。」
はだしのゲンについては事実誤認では?と思ったので確認してみた。
これは松江市の事例で間違いないはず。
Google検索で「はだしのゲン 排除」や「はだしのゲン 規制」で検索すると松江市の事例に関する記事ばかりでてくる。
問題となったのは松江市の教育委員会が小中学校の図書室で閲覧制限をかけたことなので、
「誰にも見せるな」ではない。
参考:https://www.huffingtonpost.jp/2013/08/16/barefoot_gen_n_3766161.html
教育委員会側は教師の許可があれば見られるし、市の図書館でも見られるという認識で、
「誰にも見せるな」という意図は見られない。
参考:https://twitter.com/torakare/status/368405736222515200
閲覧制限のきっかけとなった陳情も「松江市の小中学校の図書室から「はだしのゲン」の撤去を求めることについて」だった。
さらに陳情した人物は「私はこの本を図書館に置くことは差し支え無いと思っています。」と述べているようなので、
こちらも「誰にも見せるな」ではない。
参考:https://news.yahoo.co.jp/byline/fujisiro/20130821-00027428
こちらの書き方のほうが適切ではないのか?
コメントデザインというのはTogetter用語で、まとめ作成者がコメントを削除する権限を使って自分に都合が悪いコメントを好き勝手削除することを言う
この書き方であんまりまともな所業ではないと理解してもらいたいところだが、どうやらこの感覚はそこまで一般的に通用するものではないようなので詳しく説明する
要点は
である。あるいは
”反論者のコメントを「荒らし」として消したり、都合の悪いコメントを全消しした挙句に最初からそんなものなかったかのように振る舞ってる”
ことに対する批難である
◇ ■ ◇ ■ ◇
コメントデザインとは何か? まずはgoogle検索してみよう
Togetter用語なので当然最初に出てくるのはTogetterのページである
「コメントデザイン」のタグが付けられたページの一覧なのだが、僕が見た時点で一覧の先頭にあったのがこのまとめだ
いわゆる「コメントデザイン」を批判する人は利用規約に関して無知なだけである - Togetter
続いてgoogle検索に登場するのは、人力検索に投稿された「コメントデザインとはどういうことか?」という質問と回答である
Togetterでの「コメントデザイン」について端的に説明したページ… - 人力検索はてな
後はwebデザインに関するページが並ぶばかりでコメントデザインとは関係が無い
これを見て僕は頭を抱えた
上記のページはどちらも、コメントデザインと呼ばれる行為がどうして問題視され反発されるのか、ろくに理解しないままコメントデザイン肯定論を述べたものだからだ
そこでもう少し一面的でない理解ができるようなものをここに書くこととした
◇ ■ ◇ ■ ◇
そもそもwebサイトへの投稿を管理者権限で削除する行為の是非というのは、かなり普遍的な議論である
(インターネット開始時点から存在するんじゃないか?)(投稿と削除自体が滅茶苦茶普遍的なんだから当然である)
そして上記の人力検索で指摘されているように、Togetterでコメントデザインと呼ばれるような行為もまた普遍的であり
web全体としては概ね問題なく受け入れられていると言っても良いだろう
それも当然の話で、例えばジャニーズファンサイトで所属芸能人のスキャンダルを紹介する書き込みをしたら
サイト管理人の胸先三寸でそれを禁止・削除したりしなかったりするだろうからだ
(ファンが見たくないから他でやってくれというスタンスも、逆にファンはそういう情報も知りたいから歓迎というスタンスも、どちらもあり得る)
そもそもサイト管理人は自分の意思でコメント欄を閉じたり、サイト自体を閉鎖することも当然できるわけだからして
◇ ■ ◇ ■ ◇
とはいえサイト利用者が管理者の決定に何も言わないとは限らないのも当然の話である
5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)やふたばちゃんねると言った大手電子掲示板では
数十年(!)にわたって管理者に対して要望や批判が続けられている
この手のサイトの管理者は絶大な権力を自在に振るっているように見えるがまだまだ序の口である
まとめブログのようなサイトでは管理者がより「独裁的」に行動している
悪名高い「やらおん」がそうしているように、禁止されたサイトからの転載をコメント欄で指摘すると削除され、
転載元の名称がNGワードに指定され、何も知らない利用者に管理者の悪行が目に付かないよう「管理」がなされている
◇ ■ ◇ ■ ◇
長くなってきたので小休止を入れよう。先述の通りここまで(&ここから先も含めて)の要点は
とまあ、簡単に言うとこの程度の話だ
(逆に言うと人力検索のベストアンサーはこの程度のことも理解できずにコメントデザイン批判を馬鹿にしていて呆れるのだが)
最後に、何故Togetterに於いてコメントデザインなる用語が誕生するほど、この手の行為が問題視されているのか
分かりやすく理解できるよう、Togetterに横行する愚かなコメントデザイナー(コメントデザインを行うまとめ主)の一例を示すこととしよう
◇ ■ ◇ ■ ◇
上でリンクを貼った2つはどちらもTogetterの利用規約を引用してコメント削除の正当性を主張している
1. ユーザーは、自己の作成したユーザーコンテンツの管理義務を負うものとし、他のユーザーからの削除・非公開などの要求に対して迅速かつ誠実に対応するものとする。
2. ユーザーは、自己の作成したユーザーコンテンツに関する他のユーザーのコメントの投稿に対しても、管理義務を負うものとし、また、そのような投稿についても、ユーザー自身が投稿・編集したまとめ又はコメントと同様の扱いがなされることを承諾する。
(利用規約 - Togetterより)
この規約を根拠に「ユーザーはコメントを削除する義務が有る」ので「ユーザーはコメントを削除する裁量が有る」との主張である
規約は「問題のあるコメントは削除しろ」と言っているだけであって「コメントを自由に削除して良い」かどうかには何も答えていない
(逆に言えばそれこそが裁量を与えているということだと解釈できるが、規約から自明にそう結論づけるのは難しいのではないか)
特にTogetterまとめの方は、まとめ主が削除したコメントは全て「ルールを守らない人」だという主張であり
規約を拡大解釈するために上記の論理の飛躍を行ってる節があって、
詭弁の予感がバリバリしていたのだが、案の定だと明らかになるページにすぐ辿り着いた
◇ ■ ◇ ■ ◇
彼が尻尾を出したのは「コメントデザイン」のタグが付けられたTogetterまとめの一覧で2番目に出てきたこちらである
【注意】コメントデザイン対抗まとめは今後公開停止、削除される可能性有り - Togetter
コメント欄を読むに件のまとめ主がコメントするも反論を食らって自らのコメントを消したらしいことがわかる
(作成したまとめ一覧のリンクが貼られているので、同名の別人でないことが確定)
そしてコメントで彼やその他のコメントデザイナーに対する批判がなされているわけだが、下記のものが端的で秀逸だろう
反論者のコメントを「荒らし」として消したり、都合の悪いコメントを全消しした挙句に最初からそんなものなかったかのように振る舞ってる