はてなキーワード: 声優オタクとは
私と同じようなオタクがいたら共感してくれるのではないかな、という気持ちで書いてみる。
タイトルは2次元アイドルとしているが、どちらかというと声優のファンといった方がいいかもしれない。
数年前は元々2,3人贔屓の声優がいて、その声優の出演作を中心に追うようなオタクをしていた。
また、その贔屓の声優はいわゆるアイドル物の声優を担当することが多かった。
そして、現在はやや落ち着いた感はあるものの、私が一番ハマっていた時代は2次元アイドル戦国時代といえるほど2次元アイドルが乱立していた。
私と同じようなタイプのオタクには分かると思うが、推し声優を追いながらいくつかの2次元アイドルコンテンツを追っていると、
勢いがあるコンテンツとそうではないコンテンツが残酷なほどはっきり見えてくる。
それは親会社の強さであったり、制作陣の熱量であったり、さまざまな要因が重なっていて仕方のないことではあると思う。
勢いがあるコンテンツも人気があるだけあって一定の面白さは保証されているのでそこそこ楽しめたし、
展開も多いのでハマれたら楽しいんだろうなあという気持ちはあった。
ただ、なぜかそういう2次元アイドルジャンルで自分がどハマりするほどまでにはいかなかった。
私がハマるタイプの2次元アイドルコンテンツは、いわゆる勢いがあまりなく、制作会社もそこまで強くないため展開が少ないものが多かった。
薄々大ヒットしているジャンルと同じ展開を望むのは無理だろうな……と感じつつも、
それでもキャラが自分にとってハマっていたのでグッズもなるべく買って応援していた。
アニメ化後などはライブイベントやその他の展開もたくさんあってとても楽しかったし、応援していて本当によかったと思った。
しかし、しばらくすると落ち着いてしまって、コアなファン以外は全く表で話題に上がらなくなってしまう。
一応定期的にグッズやCDを出し続けているのでコンテンツ自体が終わったわけではないのだが、
ただもう再アニメ化なども見込めないしライブイベントなどの大きな展開も無さそうだなと察してしまった。
公式が動かなくても二次創作等で動いているのでは、と思うかもしれないが、私が公式燃料至上主義ということもあって、そうは思えなかった。
(ただ、ほぼ燃料が無くなってもファンアートなどの二次創作をし続けているファンはとてもありがたかったので本当に感謝している。)
なので、細々としたグッズ展開があったとしても、ゲームやアニメなどの展開がなかったのならそのキャラはもう私の中では動いていないに等しかった。
だが、なまじ展開は細々としたものではあっても続いていたので、最初の1年くらいはまたライブイベントができるまで応援するぞ…!という気持ちはあったのだが、
やはりコンテンツが再び盛り上がる気配がほとんどないと、いつの間にか徐々に熱が冷めてフェードアウトしてしまった。
私自身の生活が忙しくなったというのもあるが、一番の原因は私がめげて飽きてしまったせいなので、コンテンツのせいというよりは私のせいである。
もちろん推し声優も別の2次元アイドルコンテンツでライブイベントを定期的にできるようなキャラを担当してはいたのだが、
前述したとおりそのキャラがあまり私の好みにあっておらず、イベントはおろか楽曲もさほど興味が持てないほどだった。
(ガチの声優オタクからすると浅い推し方と言われるのは百も承知であるが、
私はあくまで推しの担当キャラが自分の好みにマッチした時のみ推すというスタイルだった。)
その後もなんとなく流行りのアニメやゲームを手を出したり、推し声優を少し追ってみたりして、それなりに楽しんだりはしたものの、
以前のようにグッズを集めたりイベントに行くほどの熱量は持てなかった。
私生活も忙しくなり、以前ほどオタ活をやる時間も意欲もほぼなくなってきてそろそろ二次元オタクも卒業かな、と思っていた。
しかし、そんな時に突然ハマってしまったのがVtuberだった。
以前からVtuber目当てというよりゲーム配信が目的で、自分の好みのVtuberのアーカイブを作業用に流していた。
だが、たまたまコラボで知ったVtuberが気になって切り抜きやアーカイブを追っているうちに、いつの間にか推しと呼べるレベルにまでどハマりしてしまった。
Vtuberにハマって一番良かったと思ったのが、本人が引退しない限り、絶えず供給があるということだ。
前にも述べた通り、2次元アイドルコンテンツは制作側の会社の財力等の都合が嚙み合わなくなってしまうと、グッズやときどきCDを出す以外の展開は難しくなる。
これはいくらクリエイターや演者に意欲があっても乗り越えられない壁であると思うし、グッズを購入するなどの個人の応援でも限界がある。
この点、Vtuberの本人が活発に活動すれば常に供給がある、という点は依然2次元の推しは好きだけど供給がほぼなくてつらかった時期があった私にとっては画期的すぎた。
そうは言っても2次元のキャラクターよりもVtuberは3次元に近くて推せないのではないか、と思う人もいると思う。
これも個人の好みではあると思うが、私の推しは少々メタな話になるがキャラの設定のロールプレイも忠実であるため、
また、最初に声優オタクであると書いたので完全にダブルスタンダードに聞こえるかもしれないが、私は2次元アイドルにおいて中の人とキャラを同一視することができないタイプであった。
あくまで声優はキャラの声と演技を担当している別人という認識だったので、そこら辺を同一視して熱狂しているファンが多い雰囲気にいまいちなじめていなかったというものがある。
もちろん、声優がパフォーマンスなどでキャラに寄せようと努力する姿勢は素晴らしいと思っているので、これはもうnot for meだったとしかいえないし、そういうコンテンツや雰囲気をを叩くつもりは全くない。
ただ、こういう感性を持った私にとってまさにキャラが本人そのものというVtuberは、その辺りの個人的なモヤモヤをすっきりさせてくれる存在だった。
推しのVtuberにどハマりするまで正直Vtuberという存在を少し否定的に見ていた時期もあったが、こういうタイプのオタクの受け皿にもなってくれる、というケースもある。
論点がとっちらかってしまったが、オタク卒業目前だったが、再び楽しくオタク活動できる日々を提供してくれる推しに感謝、という話でした。
(もちろんVtuberも活動方針がさまざまだったり、2次元キャラにはない炎上リスクなどもあるので、一概に2次元キャラより良いぞ!とは言えないと思う。
もちろんVtuberという分野もいつまで続くか未知数のものなので…)
(ただ、自分の好みにぴったりハマったVtuberに出会うとマジ毎日が楽しくなるので、同じような境遇にあるオタクはいろいろ発掘してみると良い出会いがあるかも、ということです。)
この場所はモテなくて風俗の女にすら嫌そうな顔をされる、過去に付き合ったなんて言えない財布扱いしかしてこなかった女を「前の女とあの店行ったわ」と女性経験があるようにアピールする為に使うような、俺みたいな笑顔すら気持ち悪い声だけでかい20代にしてお先真っ暗な男が安心して気持ち悪い素のままの俺でいられる聖域だった。女もいるけど女も8割以上がTHEオタクもしくは勘違いって感じだから同類が9割って安心感があったのに。やってる事がインスタに憧れるツイッターみたいになってる。いまさらきれいな女の子なんてドブ溜めの中に飛び込んでくるわけねーだろ。
デビュー当時から推していた声優アイドルユニット…とは言っても声優としての仕事は芳しいと言い難いしチェキやライブお渡し会といったアイドル活動がメインなので、もうアイドルと書いてしまおう。他の声優のように俺みたいなキモオタは相手にしたくないから女ファンの取り入れに必死なんだろうから。
これは単なるオタクのお気持ちだ。お気持ちを連ねるに辺り必要そうな事だけ自語りも入ってしまうが書かせてほしい。
活動は先述の通り。
会社からやたら売り出されているのを感じる。新しいアプリが出ればなぜかこのユニットだけ写真があったり、つべチャンネルでメンカラーのオタクチャイルドシートが用意されてたり、曲の提供が売れてるアニソン歌手だったり。メインじゃない役でも出てるアニメのOPなどがこのユニットの曲を使ってくれていたり。メンバーに有名人の娘もいるし当然かもしれん。
俺はこのユニットの信者。アンチから見たら完全に信者だったと思う。冷めてる今になって考えればやたら曲がアニメに起用されるのも顔以外で人気のメンバーには声優の仕事が入るのも実力があるんだなって鼻高々だったけど何もかもおかしかったんだよな。
最近女の子も好きなメーカーとコラボしたり、女性限定席を前方に設けたり、女性媚びがすごい。
・現場
ペンラ振り放題、推しジャンや振りコピもあるぞ!おとなしい奴は棒振りマシーンと罵られても当然みたいな現場。ラ!のオタクが結構流れてきてたのでそこで察してほしい。
・オント
お渡し会、オンライントーク、CDやアニメBDを買えば推しの時間を買うチケットがついてきた。俺は2回借金をして積んだ。ライブ優先申し込みもあったし。
ライブが気持ちいいユニットだった。暴れ放題。UOぐるぐるとか当たり前。
これに関しては話の趣旨から逸れるが友人から言われた「彼女作ってちゃんとした〇ックスしろよ」が今になって理解できてすげー刺さってる。これができればライブで暴れるのにハマらずにすんだしひいては借金もしなかったのかもしれない。言われたときは「彼女できたばっかでマウントとるオタクだっせー」って思ってたけどラブライブから足抜けしていたあいつだからこそ言える言葉だったとこんなところ見ていないだろうけど謝りたいしまた飯食いに行きたい。
いい席で暴れて目立ってユニットにアピールする俺が大好きだったし優越感がマジで気持ちよかった。ツイッターで「アイドル名 UO グルグル」とかで検索して自分についての呟きをいつも探してた。
承認欲求がすげー簡単に満たせた。地味にペンラ振ってる周りを「UOも積めない貧乏か?」って罵るのも気持ちよかった。
オタク少ないライブって全然いないとは言わないけどペンラすくねーよな。そりゃそっか。承認欲求は周りで満たせてるんだよな。俺だけなんだよ。アイドルの威を借りて目立って悦に浸ってるの。
いや俺だけじゃない。周りも暴れまわってる。推しに応援を見てほしいみたいなきれいごといいながら自分が目立つのが好きでたまらないんだよな、俺だけじゃない、周りも寂しい男ばっかだ。
この安心感がわかるだろうか。
いい席にいれば「たくさん金を払った」とアピールができる。そこで目立つと言及される事がマイナスだとしても多いし、そもそも積んでるから「俺様に何ほざいてんだよ。貧乏がw」ってなる。めっちゃ性格悪いんだけど、性格悪い事するのってすげー気持ちいいんだ。
ここでタイトルに戻りたい。
そんな現場に”ホンモノ”がやってくるかもしれない恐怖。
現実生活が充実している人間がクラブで踊っている間にペンラをぶんまわして振りコピして踊るような陰キャのたまり場に。
まともに女と手をつなげない、つなごうとしても「あれ何?」とか不自然にその辺指差して手を外してくるような女としか歩けない俺にも嫌な顔せず笑顔で手を振って名前を呼んでくれる女の子がいる場所に。
何もかも満たされてそうな女がやってきて俺を見下しはじめるんだろ。怖い。俺は女から「きっも」と呟かれるのも冷ややかな目で見られるのも怖い。
オタクの女もきっとそういう態度をとられてきたんだろうな、あんまりそういう事はない。いい匂いするような女はすぐに俺を傷つけてくる。100万200万貢ぐくらいじゃ俺が存在することを許してくれないと思う。
どうしていまさらこういう女を客にしようとするんだよ。
黒髪ばっかで、白黒の服や色ついてるのはフルグラかセンスない女がやべー色の服をセンスいいでしょみたいな顔で着てて、そんな安心感あるくっさいドブにいまさらきれいな女はやってこない。
そもそもそういう女はもう韓流アイドルとか推してるんだ。ホンモノはホンモノを推してる。なんで俺達みたいなキッショい男がそういうアイドル現場から声優オタクに流れるか考えた事がないのか?会いたくないんだよ。上位女子に。存在するだけで嫌われるから。
ファンをやめたとか書いてしまったけどお願いですから俺の居場所を返してください。俺が目立っても嫌な顔をしないか、されたとしても「キモオタに嫌われてもなー(笑)」と平気でいられるあの場所でしか俺は生きていけません。
7/14追記
推し声優がいる。アニメの出演は少ない方だけどスマホアプリゲームで当たり役を多く演じてるからそこそこ人気がある人だ。
声も穏やかな印象で顔も爽やか系に近い雰囲気だから顔ファンも多いと思う。
そこそこ人気がある人あるあるなのかもしれないけど自分と全然違う価値観のファンが寄ってきて可視化されることが増えてきてしんどいなーと思うことが増えた。
ざっと挙げると
・推しへのリプや推しの出てるラジオ的なコンテンツのおたよりにセクハラまがいの文章を投げつける(推しもお前と同じ人間だぞ?お前もそれ顔も知らない人間から言われたらどうよ?ってイラっとする)
・推しの写真とか動画のスクショをアイコンにしてる。しかもそのアイコンで推しにリプを送る(それ無断転載って言うんだけど)
・推しが既婚者だと決めつけて匿名掲示板で暴れる(推しが既婚者だろうが子持ちだろうが盗みや殺しや詐欺や薬や異性関係にだらしないとかじゃなければ推しが死ぬまで応援したいと思ってる私としては生きてたら良いだろと思ってしまう)
・推しがやった仕事に対して「いらない」とか「興味ない」とか堂々と鍵パカでツイートする(ひろゆき嫌いだけど言葉を借りて「それってあなたの感想ですよね」って言いたくなるし推しだってマルチに転向しつつある声優業界を生き残ろうと必死なんだよ分かれよって言いたくなる)
・推しが自分の演じたキャラの誕生日にお祝いツイートしなかったらキレる(推し何個演じたキャラがあると思ってるんだ)
他にも書ききれない位色々あるけど推しを推してると変な人が多くてちょっと嫌な気持ちになるし今さら同担の友達とか絶対作りたくないな…と思ってしまう。
書いてて思ったけど男声優のオタクですらこれだから女声優のオタクにももっとアレな人たちがいるんだろうな。まとまに声優オタクしてる老若男女よ、お互い強く生きよう。
仁藤氏の発言に端を発した騒動は、運営が火の付いた設定を削除、関係が曖昧な後援団体の看板も下ろし、スポーツ文化ツーリズムアワードの受賞も辞退、その後は何事もなかったように平常運転を続けている。仁藤氏も当初から米山議員との諍いの話題そらしの感があったが、早々にフェードアウトしていた。
温泉むすめの設定は、セクシャルな趣味や未成年であることを匂わせる学年表記が消え、30歳で見えなくなる設定も消えた。今回の騒動以前にも不適切な描写のいくつかが削られ、修正されることは何度もあったらしいが、傍から見て温泉むすめはどんどん健全な方向へ変化していっているようだ。喜ばしいことだと思う。
温泉むすめの飲酒行為やエロ趣味は公式サイトを見なきゃ分からないんで、今回仁藤氏がサイトを覗きに行くまではコアなオタク以外誰も知らない設定だったりした。で、飲酒の言い訳に使われている「温泉むすめは神さまです」という設定も公式サイトを見なきゃ分からないんでこれも誰も知らない設定だったりした。
温泉むすめは容姿も能力も人間と何ら変わりないので、姿を見ただけでは神さまと判別することはできない(龍神温泉の龍神晴除く)。Tシャツ姿のラブやんを見ても愛のキューピッドだとは分からないし、スーツ姿の大川隆法を見ても地球神だとは分からないことと同じだ。
オタクが喜んでくれるだろうと作った神さまとか学校の設定。オタクが喜んでくれるだろうと作った温泉むすめのプロフィール。ゲームアプリとか温泉むすめ声優のライブみたいな2次元、2.5次元の中にいた頃はオタクが喜んでくれるだけで終わっていた表現が、温泉地とコラボして3次元に出てくると仁藤氏みたいな人に見つかって吊るしあげられることになる。
まあ、温泉観光協会や自治体の公認を貰って観光庁にも後援してもらおうっていうのなら、遅かれ早かれオタクノリは見直す必要はあった。
私は仁藤氏の温泉むすめの絵柄についての抗議は頷けないけれど、設定への批判は十分理解できる。そして(温泉むすめのコアファンとは違う層だとは思うけど)、営利目的で温泉むすめのセクシャル設定を残せと主張していた一部オタク論客の意見に全く同意しない。まあ、フェミニスト側の人間だよね。
ここにフェミニストたる私が温泉むすめの思い出と温泉むすめコンテンツに願うことを書く。
書いたのはもうしばらく前だけど、騒動の際中には放り込みたくなかったんでそろそろ世間が忘れた今放流する。
日記部分が長いので三分割くらいにする。
私は温泉むすめのゲームアプリは一度も触ったことがなく、温泉むすめ声優のイベントにも参加したことはない。ただ、ここ二年ほどの間に温泉むすめの等身大パネルやキャラグッズを目当てに全国の温泉地30か所以上を巡った。
私は元々温泉巡りが趣味で年に50か所ほどの温泉を訪れている。毎週温泉に出かけている訳じゃなく、一日で複数の温泉地をはしごするのでこの数になる。有名な古湯から山中の秘湯、天然温泉利用の銭湯まで種類は問わない。一人旅なので温泉旅館には泊まらない。だいたい車で移動するのでアルコールも摂らない。朝風呂をキメて走り、外湯巡りをして道の駅で土地の名物を食べまた走り、寺社や景勝地を観光し外湯巡りをしてビジネスホテルに泊まる。これを繰り返す。
また私はアニメの聖地巡礼も趣味にしている。今年巡礼に出かけた作品は、「ジョゼと虎と魚たち」「魔女見習いをさがして」「君は彼方」「竜とそばかすの姫」「サイダーのように言葉が湧き上がる」「劇場編集版かくしごと」「岬のマヨイガ」「きんいろモザイクThankyou!」「神在月のこども」などだ。
「EUREKA」を見て檜原村にも行きたくなっているし、「フラ・フラダンス」も面白かったからいわきにもまた行くことになるだろう。
アニメで描かれた景色の写真を撮り、アニメのポスターがあれば写真を撮り、ついでに立ち寄った温泉地にゆるキャラがいればこれまた写真に撮る。志摩リン、なでしこの訪れた温泉は全てトレースした。それでもこれまで訪れた温泉地で偶然温泉むすめに出会うという経験はなかった。
初めて温泉むすめの存在を知ったのはゲームアプリ「駅メモ!」と「温泉むすめ ゆのはなこれくしょん」のコラボイベント「日本全国温泉駅巡り!(2019年5月24日開始)」だった。
駅メモ!ではアニメやゲームとコラボするスタンプラリー型イベントが何度か開催されており、チェックポイントの駅に行けばご当地アニメのパネルにも会えた。特に「鉄道むすめ」とのコラボは相性抜群で、駅メモ!アプリで駅にチェックイン、改札を出て鉄道むすめのパネルの写真を撮り、トミーテック発行のスタンプ帳に鉄道むすめのスタンプ押印と、三倍楽しむことが出来た。
「日本全国温泉駅巡り!」では、温泉地の最寄り駅にチェックインするとアイテムかユニットキャラを貰える。その内7駅では温泉むすめのユニット草津結衣奈、鬼怒川日向、熱海初夏、黒川姫楽、伊香保葉凪、いわきあろは、大手町梨稟が貰える。熱海や鬼怒川に行くだけで、一回500円のガチャを回さなくてもユニットが確定で貰えるのだ。
鉄道むすめコラボでは全国32か所の駅にチェックインしても貰えるユニットは立石あやめひとりだけだったのに、温泉むすめコラボの報酬は破格だ。行くしかない。
こうして7人の温泉むすめに会いに行く旅は2019年5月にスタートした。
最初に訪れたのは阿蘇。駅にチェックインすればユニット黒川姫楽が貰える。ただ、阿蘇駅はあくまで最寄り駅というだけで黒川温泉のある小国町は阿蘇駅からは離れた場所にある。そのせいか駅には黒川姫楽のパネルなどは見当たらなかった。代わりに熊本ゆかりの尾田栄一郎にちなんだ黄金のウソップ像が立っている。
その後、黒川温泉に向かい日帰り入湯できる旅館で温泉を楽しむ。黒川温泉では入湯手形を買えば三か所の外湯が利用できるのだが、すでに日は落ちていたので利用するのは一軒だけにした。黒川温泉は過去に何度も利用しているし、今日は大分市のホテルまで車を飛ばすのだ。
記念にキャラパネルを撮影しておこうと、入湯させて貰った旅館でスマホ画面の黒川姫楽を見せ「このキャラご存じですか?」と尋ねたが「分からない」との返事。まあ、聖地巡礼先で地元民がご当地キャラを知らないなんてことはこれまでいくらでもあった。景観に配慮して看板もほとんど見られない黒川温泉でパネルが路上に設置されている訳でもないだろうし。
観光案内所も閉まっている時間なので、パネル撮影は諦めることにした。
この空振りは草津でも続いた。長野原草津口駅で、草津結衣奈について尋ねてみたがここでも知らないという。草津温泉もJRの駅からは離れているし仕方ないのかもしれないが、これはもう地元で聞いても駄目だと、Google検索してパネルが展示されているという湯畑の玉屋酒店を訪ねた。
玉屋には声優のサイン入り草津結衣奈パネルが飾られており、缶バッチ、キーホルダー、お守りなどのグッズも販売されている。よく見る光景にやっと出会えた。聞くとどうやらこの玉屋と草津スカイランドホテルでしか草津結衣奈には会えないらしい。何か扱いが小さい。
調べると、温泉地から公認を貰っている温泉むすめは4人しかおらず(2019年7月時点)、黒川姫楽も草津結衣奈も温泉の公認キャラではなく、名乗りを上げた有志が温泉むすめを宣伝してくれている状態のようだった。ただ草津では温泉むすめのイベントは何度も開催されているらしい。どうやらアプリの方には熱心なファンが付いているらしいが地元との温度差は気になるところだ。
それでもパネルに会えただけで嬉しい。玉屋でキーホルダーを買い、御座之湯で温泉に浸かり、温泉りらっくまのぬいぐるみを買って帰路についた。
何か最初に想像していたものと違う。公式サイトのNEWSページを読んでみると、どうやらゲームアプリも本体ではなく、温泉むすめを演じる声優の楽曲販売とライブイベントが太い柱というか温泉むすめという存在のほぼ全てだった。
日本の温泉地の公認はまだ有馬温泉と道後温泉しかない状態なのに楽曲のCDとドラマCDは10枚以上リリースされ、ライブやトークショーは50回以上開催されている。しかも羽田空港で15回もイベントをやっているとか、こんなのもう空港むすめじゃないか。
空港イベントの盛況を材料に温泉地にコラボを売り込んでいる最中らしく、この程度の実績なのに観光庁の後援も取り付けたようだ。運営企業の営業力には見るものがある。
これまで温泉地で見たことがなかった訳だ。これは温泉地の名前のアイドルが羽田空港でライブをするコンテンツで、温泉むすめファンは温泉好きでも何でもない東京の声優オタクだった。
でもイベントで草津温泉までは何度も来るその情熱は凄い。まあ、草津結衣奈役の高田憂希は可愛いもんな。「NEWGAME!」のあおっちだもんな。
気を取り直してパネルを探す旅を続ける。伊香保温泉、いわき湯本温泉は観光案内所に、熱海は温泉ではなくレストランにパネルが置かれていた。鬼怒川温泉も観光案内所にパネルがあったようだが夜遅くに着いたため会えなかった。
どこでも温泉むすめファンは熱心に足を運んでくれているようで、パネルの評判は良かった。
ただ、大手町温泉だけはキャラパネルどころか入れそうな温泉すら見当たらなかった。なぜこんな所にチェックインスポットを作ったのか謎だ。
7温泉地を巡ってユニットも手に入れ、温泉むすめとはかばかりと心得、アプリを仕舞おうとした頃、以前より温泉地に公認されていた有馬温泉の有馬輪花、有馬楓花姉妹が駅メモ!イベントに追加参入することになり状況は変わった。
地元に近いのであまり頻繁に来ることもなかった有馬温泉駅を3年ぶりに訪れてみると、改札前にいきなり有馬姉妹のパネルが現れた。観光案内所にもスカイマークの制服を着た有馬楓花のパネルが設置されており、街の至る所にはポスター。金の湯、銀の湯を過ぎて、デイユース目的のかんぽの宿有馬にたどり着くとここにも姉妹のパネル。炭酸煎餅の三ツ森本店では有馬姉妹パッケージの炭酸煎餅も売られている。以前から萌えポスターのようなものはちらほら見かけたけれど、今はその大半が有馬姉妹に入れ替わっている。
有馬輪花は赤い瞳に赤いボブヘア、黒のセーラー服、キャラ原案はMika Pikazoさん、有馬楓花はグレーの瞳にグレーのツインテール、グレーのセーラー服、キャラ原案はさくら小春さん。姉妹なのにびっくりするほど似てない。めっちゃ適当。だけど可愛いから気にしない。
店員さんに聞くと過去には温泉むすめの声優が来る販売イベントなども行われ、温泉むすめと神鉄や北神急行と連携したコラボ企画もあり、そのたび全国からファンが訪ねて来るのだという。神戸新聞にも盛況が取り上げられていたようだ。
大阪駅から一時間で来られる有馬温泉は草津温泉へ行くより遥かに楽だし、声優が来るなら声優オタクもそりゃ来るわ。有馬輪花の声優は本宮佳奈、フェネックだ。有馬楓花の声優は桑原由気、メイドラゴントールだ。そりゃ来るわ。炭酸煎餅買いに来るわ。
聖地商売などしなくても既に圧倒的な知名度を持つ有馬温泉が、有馬姉妹というアイコンを手に入れ、団体旅行やシルバー世代だけでない客層を貪欲に取り込もうとしている。
元々有馬は豪華なホテルや旅館が並ぶ賑やかな場所だし、この街は常に新しいものを受け入れて、いつまでも明るく楽しく変化し続けるのだろう。
温泉むすめラリー熱が加速する。その後、さらに駅メモ!イベントに追加された道後泉海、秋保那菜子、箱根彩耶、奏・バーデン・由布院、下呂美月、登別綾瀬を手に入れる時は、事前に温泉むすめパネルの展示場所やグッズ販売所を確認し、温泉むすめファンのブログなども参考にしながら出かけた。登別や由布院では姿を見ることはできなかったが、箱根のカフェや道後温泉、秋保温泉の観光案内所ではグッズも買うことが出来た。
結局駅メモ!のゲームイベント期間中に、登別温泉、浅虫温泉、鳴子温泉、秋保温泉、いわき湯本温泉、鬼怒川温泉、草津温泉、伊香保温泉、箱根湯本温泉、宇奈月温泉、和倉温泉、芦原温泉、石和温泉、下呂温泉、熱海温泉、榊原温泉、おごと温泉、有馬温泉、城崎温泉、玉造温泉、温泉津、道後温泉、武雄温泉、黒川温泉、人吉温泉、由布院を訪れることになった。
並べると何か凄そうだけど、駅メモ!のランカー勢はこの上にまだ2000人くらいいる。
そして、「温泉むすめ ゆのはなこれくしょん」は駅メモ!コラボのイベント期間終了を待たずにサービスを終了した。温泉むすめファンはゲームには課金してくれなかった。
つづく
どうやらずっと応援していた人が紅白歌合戦に出るらしい。昼休みに知って、弁当箱の蓋を開けようとした手がしばらく止まった。
その人を応援し始めて、もう6年が過ぎようとしている。その人の存在を知ったのは小学生5年生の2月で、インフルエンザで学級閉鎖になって暇を持て余しひたすら動画サイトを見ていた時だった。こんな声が出る人がいるものかとすごく驚いて、だんだんと歌だけではなく人柄も気になるようになっていた。小学生だったわたしは無断転載されているニコ生を片っ端から見た(申し訳ない)。自信があるけど自信がない所、謙虚で心優しい所、少し変で面白い所、音楽が誰よりも好きな所、内面にすごく好感を持った。
わたしが人生で初めて買ったCDはその人が夏コミで頒布した同人アルバムだし、わたしが初めて行ったフェスは某アニメ音楽フェスだ。実際、5時間半あったフェスの中でその人が出たのは2、3曲だったけど、周りは男の声優オタクの人でいっぱいで中2女子が明らかに浮いていたけど、すごく良い思い出です。
数年前は年越しニコ生とか、カウントダウンライブをしていたのに、紅白歌合戦に出るとは…5年前のわたしに言っても、それこそその人自身に言っても信じないのではないだろうか。本当にただ、すごいなあと思います。
その人を応援しはじめて、小学校を卒業して、中学校を卒業して、もう少しで高校も卒業する。
落ち込んだ時は、その人の歌う曲を聴いていた。落ち込んでいることを肯定されている気がして、力をもらえた。今はその人の活動全てを追えている訳ではないけれど、わたしの人生にはどんな時もその人の音楽がそばにあった。
たくさんもがいて苦しんで、それでもたくさんの作品を発表して、幅広い活動をして、頑張ってきたことをわたしは知っている。その人の人生の一部を見守れていることを誇りに思う。本当に頑張ってくれてありがとう。諦めないでいてくれてありがとう。大好きと叫ばせてくれてありがとう。
どうか、晴れ舞台、楽しんでほしい。
発売前、当時大多数が「マツケンサンバって何?」って空気だった覚えがある。
もちろんマツケンは知っている。
ただ、彼が長年ファンの前で披露してた曲群がある事、それを発売される事で一部界隈が妙にソワソワしていることに対し、大多数が「よくわからねえ」がファーストインプレッションだったように思われる。
一部のマツケンガチ勢は「ついに来たか」「マツケンサンバはいいぞ」「覇権待ったなし」みたいなノリで、それがワイドショーで流れていた覚えがある。
彼らの自信満々さは、オタクのキャッキャウフフとは別種のパワーを感じた。
もしかしたら、発売の際に表に出るようなマツケン勢は、勢の中でも陽キャに位置する人らで、陰のマツケンの者は「大丈夫か?」とハラハラしてたのかも知れない。
実際には杞憂だったのであろう。奇異さや馬鹿馬鹿しさを内包した圧倒的な楽しさの前に、日本国民はサンバを肯定的に受け入れた。
個人的には、今年のMステで来日した際、よりにもよってマツケンサンバとバッティングしたエドシーランが、この極東の奇祭の前に何を思ったのかが気になっている。
Vtuberオタクかつ、ハピエレコンテンツも触ったことがある男オタクだけど(あんスタも)
・一企業としてモラルがない→これは以前からそうです。にじやホロのVtuber関係の炎上は調べたら結構出て来る(大きいのだと昨年六月頃のホロライブにおけるゲーム実況の許諾問題とか)。業界自体が出来て間もないせいか、炎上して、問題を指摘されて、そこから企業が学習していくという事が多いと感じる。
・Vtuber界では大手と言ってもいいであろう企業なのに企画のチェック・対応がお粗末→自分も一オタクだから内情は知らないけど、両事務所ともそこまでいちいち企画のチェックとかしていないと思う。配信者たちは(配信頻度は個人差あるが事務所全体としては)毎日配信していて、ゲーム配信だったり、自分たちで考えた企画配信だったり、企業案件だったり、それを所属配信者すべての分チェックするのはそれだけでも大変だと思う。そこに加えてライブ関係のレッスンやリハーサル、ボイス収録や歌の収録など、一人の配信者だけでもサポートするのは大変そうだなと思う。それがホロライブだと(JPだけで)30人程度、にじさんじだと100人近く配信者がいる。ホロライブだとマネージャーが多忙に耐え切れず退職して何回も変わってるなんて話も聞く。だからオリジナルソングに関しても事務所側は大してチェックもしてないんじゃないかと思うし、割とVtuber当人達と依頼した作詞作曲者達に任せっぱなしだったんじゃないかと思う。だから良いという言い訳をしたい訳ではなく、ただにじもホロも一つ一つ丁寧に企画を精査する余裕があるようには一リスナーとして思えない企業であるという説明だけしておきたい。(個人の感想だし事実誤認がある可能性もあるので他のVオタクからは異論あるかもしれない)
・あまりにも女性軽視がすぎる上に倫理観が崩壊しており、まともに対話出来なさそう→Vtuberオタクに限らないけど(女性声優オタクとか)、女性を推してるのに女性蔑視するオタクというのは残念ながら珍しくないので、Vtuberオタクもその一例に過ぎないという事ですね。比較的良識がある人ですら「あんスタまんさん」って言っているという話だけど、本当に比較的良識がある人は推しの炎上話を表立った所でしたくない人も多いからあんスタファンのサイドからは声がみえてない面もあるんじゃないかと思います。Twitterだと特に。(noteとかの方が冷静な議論をみかける)戌亥とこや星街すいせいはそれこそあんスタファンだから親近感持っている女性ファンも多いようだし、そういう人達はひっそりと憂慮してると思う。男オタクに限っても「あんスタまんさん」と放言する層が比較的良識がある層という事はないと自分は信じたいが、そういうオタクがいる事自体は悲しいし、あんスタファンがVtuberオタク全体に悪印象持っても仕方ないと思う。
・あんスタが好きであると公言する彼女らが(中略)好きなゲームに迷惑をかけてなんとも思わないのか→自分は戌亥とこや星街すいせいを追ってる訳じゃないけど、それでも彼女達のあんスタ好きはにじさんじやホロライブを知っていて彼女達を知っているなら聞いたことあるぐらいには有名で、彼女達二人が仲良いのもあんスタきっかけなんじゃないかと思うぐらいなので、なんとも思ってない事はないと思う。表立って発言出来ていないだけで、本人たちも今回の炎上は悲しんでいると思う。ただまぁどういう発言すればよいかは本人達も考えあぐねている部分があるんじゃないかと思うし、それこそ下手な発言したら自分を推してるオタク達があんスタファンの側にキレて(既にそうなっているのかもだがそれを余計に助長する)しまうから慎重になっているのかなと思う。
にじやホロライブのオタクかつあんスタオタクという人も見かけるので、今回の件はそういう人にとっては辛い件だなと思う。あんスタファンサイドからしても自コンテンツに関わるクリエイターが勝手に知らん界隈の文化に世界観横流ししたらそりゃ良い気分はしないだろうなと思う。自分はどちらかと言えばVtuberオタク側だが、Vtuberオタクのモラルは最悪だと思う機会が多いので(みんながみんなそうではないけど)、他界隈の人間にVtuberオタクが最悪って思われてもしょうがないなと思う。自分の推しが関わった訳じゃないが、にじもホロもそこそこ見るし、ハピエレも好きなオタクとしては今回の件が双方のオタクにとって可能な限り不快感のない方向に着地してほしいなと思う。月並みな言葉だが、Vtuberオタク側に「あんスタまんさん」と思うオタクしかいない訳ではないし、Vtuberオタクがあんスタファンに心無い言葉を投げかける事に申し訳ないというか、大変遺憾に思うオタクもいる。気落ちするなというのも余計な節介だが、とにかくあなたが間違った事言ってるとは自分は思わなかったという話。
ふと、ラブライブの話題を見かけたのでオタク的お気持ち表明的な何かを書いてみたいと思った。
私はサンシャインをきっかけに1度ラブライブを引退し、そしてなんだかんだでまたラブライブに戻ってきた。今ではμ'sやAqoursのみならず、虹ヶ咲や今やってるスーパースターも楽しんでいる。
紆余曲折あったが昔好きだったものをもう一度好きになれることは素敵だと感じたといった話だ。そして、それは1度は嫌いさえしたサンシャインのおかげなところが多いと思った。
ちょっとした昔話になる。
私は10年以上オタクみたいなことをやっていて、当然ラブライブ(μ's)の全盛期頃はラブライブが好きだった。ラブライバーの悪行(これすら懐かしい)みたいなものを見てドン引いたりもしつつ、緩くラブライバーめいた立ち位置にいたと思う。
そんな中、ラブライブ サンシャインが始まった。μ'sが好きだった以上、新しく始まるグループにそれほど興味はなく、アニメ1期は見たがそれを最後にラブライブ自体から離れてしまった。
私はμ's原理主義でもなんでもなかったが、当時の感覚ではラブライブとはイコールμ'sであって、ラブライブというシリーズという認識もなかった。
そのため単に好きだったものが終わって、別の作品が始まったという感じでラブライバーを次第に辞めていった。(実際サンシャインのなかなかアレな最終話のせいではあると思うが)
その後は、オタク自体を辞めるわけでもなく、アイマスの方に移っていった。しばらくはサンシャインに対してはずっと否定的で、わざわざネットに書き込んでdisることはなかったが、良い印象はなかった。
アイマスに乗り換えて、むしろ声優をより意識してコンテンツに触れることになった(ラブライバーをしていた当時は、声優自体よりμ'sというグループとして見ていたところが大きかった)
そんなこんなでアイマス由来の声優オタクになった私は、声優オタク故に逆にAqoursのことを見知ることが増える。実際アニメきっかけに引退したとはいえ、Aqoursのアニメで聞いた曲は良かったし、声優オタクをしていればAqours声優を目にする機会も多かった。
アイマスに移って日が経つと、μ'sも完全な思い出になり、Aqoursに対して否定的になる理由も薄れて、その頃には嫌ってもいなかった。
それでも今更ラブライブに戻ることも、サンシャインに触れることも遅く感じて、否定はしないが今更関わらない、といったスタンスでいた。その頃にはサンシャインも映画公開前後で、今更追いかけるのもなぁという気持ちが強かった。今更という単語を使いすぎているが、本当に当時は「今更なぁ」という感情がほとんどだった。
そんな中、2020年にラブライブの3作目(外伝的な扱いなのでナンバリングに入れるのかわからない)の虹ヶ咲のアニメが始まった。アニメ化の発表時にキャラデザがいつもと違うというツイートが流れてきて、何となく見てみるかと思っていた。
これまでのラブライブとは違った感じで、また別の作品として楽しめた。
それと同時に虹ヶ咲は私がサンシャインの2期以降を見るきっかけにもなった。虹ヶ咲の盛り上がりで、ラブライブに対しての熱が数年越しに湧いてきた。実際、虹ヶ咲の放送クール中にサンシャインのアニメを全部見たし、μ'sのアニメも見返した。
虹ヶ咲をきっかけにラブライブに復帰したμ'sの頃のオタクが、周りにも数人いたりもした。ラブライブそのものへの自分と周囲の熱が高まっていって楽しかった。
そんなこんなで、サンシャインを見るきっかけを得たあとはまあかなり好きになった。
実際サンシャインに対する負の感情は、なんとなくの意識から来ていたので5年近い冷却期間を経た上で見れば、ラブライブらしい作品で好きになれるのは当然だった。(その上でもアニメはなかなかアレだったが)
アニメとして点をつけるなら高得点にはならないが、それでも個人的に好きなアニメ、といった感じだろうか。今ではAqoursの曲もよく聞くし、機会があればライブにも行きたいと思う。
ここまで書いてみて、何が言いたかったかといえば、熱が冷めるがゆえに好きになれることもあるのだなと数年間をかけて感じた。それと同時に、当時割り切って見ていればもっと早く楽しめた可能性もあったので、オタクはこだわりを時には曲げることもいいかもしれない。
初代のファンが、2代目に否定的になって離れて、離れたが故に3代目以降をむしろフラットな視点で見ることができた。様々なコンテンツや界隈においても通じそうな概念である。
紆余曲折あって、本当に回り道をした上でハマった時から8年くらい経った今もラブライバーをしている(休止期間が長いが)
μ'sが一旦止まって、Aqoursで離れて、虹で帰ってくるという回り道があったために今ラブライブを楽しめていると思うと、本当に分からない。1度Aqoursを否定的に見たからこそ今好きになれている側面もあると思うと、結果的に良かったのかなとも感じた。
アイマスに切りかえてからはこれからアイマス以上にハマるコンテンツは無いと思った。そして今はむしろラブライブの方に偏重してしまっているきらいがある。
それもまた、どちらかに重心が移ったり、全く違うコンテンツに移ったり、あるいはオタク自体から離れたりとしつつ、どこかしらに行き着くのだろう。
結果良ければ〜ではないが、何となく落ち着くところに落ち着くものだなとここ数年間のオタク生活の中で感じた次第です。
とりあえず、一時期嫌っていたのが嘘のようにラブライブサンシャインが今は好きだ。キャラも曲もキャストもどれも素敵なコンテンツだと思う。
https://myjitsu.jp/archives/299257
「鉄道・アイドルなど熱心なオタクは多かれど、アニメ・声優オタクの異常性は特に狂っています。匿名で本音が語れる掲示板では特に顕著で、キャラや声優の実名を挙げて『脇で握ったおにぎり食べたい』『尿を加湿器にかけたい』など、〝気持ち悪い〟の一言でも足りない書き込みが日常的に溢れ返っています。某女性声優に熱愛が発覚した時も、『○○(自主規制)膜から声が出てない』『○○○(自主規制)しゃぶった口から出る音を俺に聞かせるのか』など、品性・人格を疑う意見が噴出しました。結局は、オタクのこの熱心さ・異常性がいけないのですよ。彼らが声優をやたらと祀り上げなければ、声優側も需要に基づいてプライベートを暴かれたりはしませんからね」(社会派ライター)
ひどいなーこんなこというのかー
人間、興味がないことに対しては「嫌い」という感情すら抱かないものだと思うが、ことオリンピックに対しての感情は「嫌い」と言っても過言ではないかもしれない。
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最近の感染症によるアレコレでライブやイベントが無くなったりしてガッカリしているそのへんの声優オタクである。
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そのへんの学校で知らない人間たちが集まる運動会と変わらないオリンピックが開催されているのに、なぜライブやイベントが中止に追い込まれるのか。
最近のライブ・イベントの感染症対策は幅こそあれどある程度の水準を保っており、感染者が増えたという話は出てこない。
それなのに、ただの運動会であるところのオリンピックは参加者が感染していてもお構いなく「もう来日しているし、準備も進んでしまっているから」などと悪びれもせず、
開催すれば勝ちと言わんばかりのゴリ押し様。
観客が「声を出さない」ことを念頭に準備を進めていた各ロックフェスは中止に追い込まれたのに、すべてがなあなあに進められているオリンピックだけが特別扱いを
受けている現状が気に入らない。
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「オリンピックの裏で準備をしていた関係者へのリスペクトを」と言うアナウンスがバズっているようだが、ライブ・イベントの裏で準備をしていた関係者へのリスペクトは
あるのだろうか。
考え抜いて安全に開催を予定していたのに、外野から余計なヤジを入れられて中止に追い込まれた関係者に対するリスペクトはあるのだろうか。
「中止にして当たり前、そもそも開催しようとすることが間違っている」とだけ声を投げられ挫折させられるだけになっているのではないか。
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結局のところ、「中止に追い込まれた各イベントと、オリンピックとの違いが全く分からない」ままオリンピックが開催されている矛盾を誰も説明できていないのに
オリンピックの開催を受け入れている人のことが理解できないのである。
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いや、もしかしたらオリンピックの開催を受け入れている人たちはこのご時世の中で自分が参加するイベントなどがすべて開催されて参加できた人なのかもしれない。
じゃなきゃ受け入れられないでしょ、普通なら。
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なんとなく嫌いな理由を述べてきたつもりだが、単純に陰キャなオタクなので運動会そのものに対する嫌悪が元からあったということに関しては否定しない。
ただ、その嫌悪は「自分が参加させられる=不利益を被る」ことからくる嫌悪である。
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私は、自分が参加したかったライブやイベントがすべて開催されている世界線であれば、そのへんの学校で知らない人間たちが集まる運動会と変わらないオリンピックに
対してなんの興味もないままであっただろうが、すべてを棚上げにして開催を強行した東京オリンピック2020-21に対しての感情は「嫌い」以外にない。
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別に「オリンピック中止しろ!」という意見ではなく、「こんななあなあな感じでオリンピックやれるんなら他のイベント中止する必要なかったでしょ」という意見だということを
最後に表明して筆を投げたい。
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じゃ、はめふらX見て寝ます。