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はてなキーワード: 保険会社とは

2012-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20120121094433

ちと話しを逸らすけど、

「家庭」という文化も特別な状況下では奇怪な物になる。

夫が運転中ハンドル操作を誤って助手席の妻が重傷を負った、

妻の入院費を車の保険から出そうとしたら保険会社

保険金てのは、被害者から保険加入者に請求があったときに出る。

妻が夫に治療費を請求するなんてことはありえない。

から保険金は出しません」

てのがあったんだって

裁判沙汰になって「妻は他人」判決。無事保険金が降りた。

これは裁判所が確定したからその後も決まりとなったわけだけど、

(あら、今「妻は他人 判決」で検索したら、解釈微妙に違う…)

妻と夫の経済的関係って慣習にのみ従っている場合は、ややこしいだろうね。

夫が妻に「その程度の収入?遊びじゃねーか!」とか普通にありそう。

2011-12-08

保険に関する人の考え方

自分は今そこそこ大きい企業就職した1年目の社員だ。

会社名を言うと間違いなく通じるレベル


この会社で勤めていると保険のおねーさんやおばさんからの勧誘がすごい。

ある時は研修している部屋の前、ある時は食堂の前、

またある時は保険会社主導の合コンパーティ


そこまでやって人と物のコストが見合っているのかとすごく思う。

若い人はかわいいし。



ここからが本題。


この前保険のおばさんから個人年金の商品についてすごく熱心に勧誘された。

商品としてはよくあるもの

60歳まで100万円入れてたら120万円を70歳になるまでの間に分割して返しますよ、ってやつ。


この勧誘ですごく疑問に思った。

その保険会社の人は

「一つの会社で」「定年まで」「絶対に」働き続けると考えていること。


正直どうかと思った。

昔はその考えで保険商品を開発して売れていたのかもしれない。

でも今の時代はどうだろう。


自分で考えると、今の会社に細かな不信感は積もってきているし、

定年までずっと同じ会社で働いている姿は想像できない。

その状態で絶対に、なんてことが言える訳がない。


こんなことを考えていると、その保険の人は

「実は○○課長から紹介されて」「同期の○○も入っている」「先輩の○○も入っている」

うさんくさい言葉を並べて自爆していく。


その考え方で大丈夫なのか。

働き方だって今変わっているし、他の人もやってるならという

よくある日本人らしい文言で「じゃあ自分も…」ってなると考えた営業なんだろうか。


とか考えてたらヘラヘラしそうになった。

今はどの会社あらためて

自分会社の行動が、今の時代に沿っているのか」考えるべきじゃないのか。

2011-11-01

http://anond.hatelabo.jp/20111101090918

一応、それ、医療団体が正式に言ってることなんだけどね。

アメリカでは国民健康保険のようなシステムが無いのはしってるでしょ。

オバマはつくろうとしたけど大反対で出来なかった。

富裕層自分で民間の保険に入るから要らないと言い、税金馬鹿貧乏人を救うのは嫌だ、俺の金を国が強制的に奪うなって理屈ね。

から民間保険会社は自由なわけ。国という商売敵がいないから。

でも、日本にはそれがある。TPP貿易自由化をするにあたって、その非関税障壁を撤廃せよということになる。

商売の邪魔からね。だから日本の国営の保険解体されるっていう話だよ。

するとどうなるか。貧しくて保険に入れないというスラムのような貧困層の出来上がり。

貧しい人達病気に苦しんでより貧しくなる。

日本アメリカのようにもっと格差が広がっていくんだよ。

2011-10-30

TPP中野先生お話をまとめてみた

ルール策定政治力で決まる 米韓FTAより酷いTPP】中野剛志

http://www.youtube.com/watch?v=NEf6bzEe1R8

http://www.youtube.com/watch?v=O9ghcF_M2CI

http://www.youtube.com/watch?v=-Qmac-tclMM

の要点を文章でまとめてみた。

どうも反市場主義者偏見みたいな部分もあって、すべての意見に賛成できたわけではないけれども、実際の事例などを元に具体的に問題点を解説されており、概ね説得力はある。

もしも、TPPがよいものであると言うのであれば、ここで掲げられている問題点杞憂であることを示し、同等かそれ以上に説得力のある意見を提示しなければ、単なる妄言しか受け止められないであろう。

TPP推進論者には、個々の間違いや重箱の隅への反論ではなく、これらを問題視することが根本的に間違っており、TPP受け入れにより大変なメリットを享受できることを、実例を交えてご紹介いただきたいものだ。

……にしても、最後の方、先生、投げやりだなぁ。

TPPは、環太平洋の発展を願ったもの

TPP日本が加わったとしても、全体のうち(GDPが?)アメリカが7割、日本が2割と日米で9割である。実質、日米の貿易協定といえる。さらに、アメリカは輸出倍増戦略をとっている。TPP日本ものを売りつけるためのものといえる。

米韓FTAや、アメリカカナダメキシコによる北米自由貿易協定(NAFTA)と似ており、アメリカに都合いいルール押し付けられ、搾取される。

そもそも自由貿易協定とはどういうもの

一般的には、関税の撤廃で物を自由に行き来できるようにし、公平な競争を促す協定であると捉えられている。しかし、かつてはそうであったが、70年代くらいからは意味が変わってきた。

それまでは各国の関税が高かったため、関税の撤廃が主眼に置かれていたが、70年代くらいからは関税が低くなり、農業以外の大抵の製品関税は低くなった。そのため、関税の撤廃による自由競争よりも非関税障壁の撤廃、すなわち各国の制度を変更することが主眼に置かれるようになった。

各国の制度を変更するということは、相手の国の制度を自国企業に有利なように変更させることを意味する。そして、どのように制度を変更できるかは、その国の政治力によって決まる。

また、アメリカ企業70年代以前よりも競争力が低くなり、公平な自由競争では他国企業に負けることも多くなった。そこで、アメリカの強大な政治力を利用して、他国の制度アメリカ企業に有利になるよう変更させることで競争力を高める手段がとられ始めた。自由貿易協定の対象となる領域の範囲が広まったのも、70~80年代のことである

80年代後半からは、日本アメリカに頻繁に制度変更を強いられている。日本企業努力は、勝手制度変更によって台無しになる。オリンピック浅田真央が苦しんだのと同じ構図だ。

現在TPPの議論では、農業vsその他の産業といった形でしか情報が出ていないが、問題はそればかりではない。

米韓FTAとは、どのようなもの

韓国コメ以外の農作物に関して、猶予はあるものの実質関税撤廃とする。また、アメリカ関税も撤廃してもらった。そして、関税撤廃を理由に、いくつもの不利な条件を飲まされることになったが、そもそも関税撤廃は韓国にとってそれほど大きな効果をもたらさない。

例えば韓国が得意とする輸出品である自動車関税は2.5%、テレビは5%と、もともと関税率は低かった。また日本企業もそうだが、韓国企業アメリカでの現地生産を積極的に行っており、当然その場合関税はかからない。このように、グローバル化を行うとそもそも関税はあまり重要でなくなってくる。また、さらに悪いことに自動車関税は、アメリカ自動車メーカーが「脅かされている」と感じたら復活させることができる。

アメリカ韓国自動車市場に参入しやすくするため、韓国に対し排ガス規制アメリカと同じにすること、安全基準や排ガス関係の装置の設置義務をアメリカに一時的に猶予するよう要求した。また、小型車が有利な韓国に対し、アメリカ大型車が有利であるため、税制大型車に有利になるよう変更させる。

農協漁協など協同組合共済保険や、郵便局保険サービス、つまり日本で言うところの簡保FTA発効3年以内に解体させ、アメリカ保険会社が参入しやすいようにする。

また、韓国で薬価が安く設定された場合に、アメリカ医薬品メーカー韓国政府に不服を申し立てできるよう、第三者機関を設置する。

その他、法律会計・税務事務所をアメリカ人が開設できるようになり、放送局外資規制も緩和される。

これらのように、環境安全に関する基準や共済保険のような相互扶助の仕組みなどを、アメリカ企業に有利にするために踏みにじられる。

また、もし韓国が他の国と貿易協定を結び、米韓FTAよりも市場開放した場合は同じ条件を自動的に適用できる制度も導入される。

さらに、ラチェット規定や投資家と国の紛争解決手続き(ISD)といった、問題の大きい制度も受け入れることとなった。

ラチェット規定とは何か

ラチェットとは、爪のついた、決まった方向にしか回せず、逆回転ができない歯車を言う。ラチェット規定とは、一旦、自由化や市場開放を認めると、今後は元に戻せないとする規定である

例えば、アメリカに対して牛肉の自由化を認めた場合、仮にアメリカ狂牛病が発生したとしても、輸入を禁止することができない。

投資家と国の紛争解決手続き(ISD)とはどのようなもの

NAFTAで導入された、非常に問題の多い制度である外国投資家が、例えば韓国カナダで、国の政策によって損害を受けたとき世界銀行傘下の国際投資紛争解決センターに訴えることができる。国際投資紛争解決センターは、その規制が必要であったか考慮せず、単に規制のせいで受けた損害のみを考慮する。また、非公開で、判例に拘束されず、上訴できない。圧倒的に投資家に有利な制度で、国家主権を制限してグローバル化を推し進めるための協定である。以下に、これまでにカナダメキシコ政府が訴えられたとき判例を紹介する。

こういった事例が頻発している。

米韓FTAでは、韓国はこのISD条項を受け入れた。ただし、アメリカ韓国を訴えることはできるが、韓国アメリカを訴えることはできない。

また、仮に、双方に訴えることができるとしても、投資訴訟アメリカが得意とする分野であるアメリカは、自国に有利な分野に戦いを持ち込もうとしている。

このISD条項は、TPPでも導入が議論される。

国際間での条約と、力関係

TPP推進論者は、話し合いの場には参加して、合意できなかったら離脱すればいいと言う。ところが、そういったことをすると国際関係や日米関係を損なう恐れがある。

また、米韓FTAについて、韓国にもメリットがあるから合意したと言う者もいるが、そんなに単純な話ではない。合意たから双方にとってよいものであるならば、不平等条約詐欺など存在しない。

力で押し切られるか、契約当事者がバカだった場合メリットの無い条約を結んでしまう。日本場合、力はないし、当事者はバカだ。

韓国場合は、アメリカに押しきられた。アメリカの要求があまりにひどいので、昨年11月までは抵抗しており、一旦決裂した。ところが12月に突然合意。その間に何があったかというと、北朝鮮砲撃があった。米韓FTAに関して、国民には内容はほとんど知らされていなかった。

日本は、バカなのか

民主党の資料によると、ISD条項は、拒否したいルールではなく、導入したいルールに含まれていた。その理由は、日本企業海外に進出したとき海外の政策によって不利益を被ったら問題を解決できるから日本政府が訴えられる可能性を一切考慮していないし、地下水を汚染されても何も言えなくなる可能性も考慮していない。日本政府TPP推進論者には、日本にとって有利になるルールとは何か、国益とは何か、それが全く分かっていない。

韓国の前大統領秘書官は「主要な争点において我々が得た物は何もない。アメリカの要求はほとんどすべて一つ残らず譲歩した」と述べており、官僚責任をとらないと付け加えている。

TPP推進論者はTPPに対する不安を煽るなと言ってるが、この状況を羨ましいと思うのか。

日本もうだめぽ。99%手遅れ

もう手遅れで、抵抗しても99%無駄だろう。

管前首相が交渉参加の検討を表明し、マスコミはそれに賛成した。その時点で賛成してしまったので、今更反対に回れなくなっている。

マスコミが賛成したことに気をよくした政府は、国民の支持を得るため、開国フォーラムと称した説明会を行ったところ、騒ぎになった。この開国フォーラム震災を機会に中止され、国民への説明は行われなくなった。

国民を説得することができなくなったので、現在は「交渉だけならいいじゃないか」と主張して、説明責任を放棄している。

米韓FTA締結でオバマセレモニーを行うので、それに対し日本も遅れるなと煽る。反対の声は矮小化する。

TPPが結ばれることは、既に決まりきっている。TPP条約なので、締結は国会承認が必要だが、交渉参加表明は政府の専権事項で阻止できない。そしてその後は日米関係、国際関係から抜けられない。阻止する手段がなかった。

私はこれまで反対しつづけていたが、もう無理だ。どうしようもない。

大きな被害が出たら、TPP推進論者はどう言うか

農業が壊滅すれば、農林水産省ダメだ、構造改革しないといけない。俺たちならもっとうまくやっていたと嘯くだろう。

何かがダメになれば、グローバルな流れに乗り遅れて淘汰されたのだから、仕方ないと言うだろう。

TPP推進論者は、自己責任と他人に責任押し付けて、自身は絶対に責任をとらない、新自由主義者である

新自由主義者による政権として、サッチャー政権レーガン政権小泉政権があるが、敵が多いのに長命政権であった。負けたものの面倒を政府が見るのはおかしい、自己責任だ、と責任逃れをして、長期政権になる。

もう手は無い

もうどうにもならん。植民地への道を。

2011-10-20

日韓スワップ協定についての疑問点

参照サイトは主に以下の2つ。

http://www.mof.go.jp/international_policy/financial_cooperation_in_asia/swap/swap_korea_houdou_20111019.htm

http://togetter.com/li/202721

疑問その1:本当に塩漬けドルの有効活用なのか?

ドル・自国通貨スワップが300億ドル新たに締結され以前からものとあわせて400億ドルになる、円ウォンスワップが30億ドル相当から300億ドル相当に拡大されるとある日本で余ってるドルを400億ドル準備する、これはまだいい。だが、今すぐにでも国内興伸のために使える円が、ウォンとのスワップのために300億ドル相当分準備されることになる。円での融通額とドルでの融通額の比率は、今までは3:13だったのにこれからは3:4になる。これは金額の規模としても意味合いとしても納得がいかない。塩漬けドルの半額近い『生きている円』も投入されるのだ。300億ドルは現レートで約2.3兆円になる。塩漬けドルの添え物としてはあまりに豪華すぎないか

疑問その2:本当に700億ドル以上の経済効果が見込めるのか?

対韓貿易は黒字だから日本企業を救う意味があるという意見があるが、この700億ドルがちゃんと帰って来る可能性についてどれだけ比較検討がされたのか?また、現行の話だとチャイナリスクならぬコリアリスクをきちんとコントロール出来なかった企業だけを救済するということになることをどう考えているのか。

疑問その3:なぜIMFを通さなかったのか?

第3者機関であるIMFを通せば通貨スワップがいつどの額で行われたのかがはっきりとし、取引が円滑に進むはず。自動車事故でのお互いの弁償がドライバー間での口約束ではなく保険会社仲介で行われるのと同じ。IMFを通さないことによる日本へのメリットは全くないとしか思えない。

疑問その4:これだけの大きな話がどうして振って湧いたかのように出てきたのか?

以前から議論されていたが周知が徹底されていなかっただけなのか?野田首相外交カードの中身を誰も知らなかったということなのか?どちらにせよ、少なくとも私にとっては青天の霹靂。もっと国民の方を向いてくれ。

2011-06-27

BLと在日

注:加筆修正しました

最近商業BL作品ばっかり読んでるから、たまにはネット同人作品も読もうかなと思い立って、某ジャンルのサーチから二次創作サイト巡りをしていたときのこと。リンクを辿っていった先に、管理人韓国人であることを明記しているBL小説サイトがあった。日本語ネイティブじゃないとこれはムリだろと思わせる豊かな語彙の小説や日記・掲示板の内容から判断するに留学生やニューカマーなどではなくて、日本で生まれ育った在日韓国人の方であるようだった。

なんかね、これちょっとびっくりしたんですよ。在日の人もBL書くんだなぁって。

いや、こんなにもアニメ漫画の氾濫する日本社会で生きている以上、日本人だろうが外国人だろうがオタク趣味に染まる人は染まるのが当然だろうし、中にはヤオイ二次創作に興味を持って腐女子腐男子になる在日コリアンがいるってのも理性では理解しているんだけど。実際目にしてみると、なんかこう、感慨深いものがありましてね。

そうかー、在日のBL好きってのもやっぱりいるもんなんだなー、っていうか他にもいるけど明かしてないんだろうなー、としみじみしてたんですが、途中でふと思い出した。あれ、ちょっと待てよ?よく考えてみれば、数少ないながら今までにも在日韓国人が登場するBLがあったりするし、在日朝鮮人のBL作家というのもいたりするんじゃないの?そういえば私、そういうの読んだことあったような……、と。

というわけで、今回はBLと在日と私というテーマで今まで読んだ作品を振り返ってみようと思う。長いよー。私が以下で言及している作品には18禁のものもありますのでお気をつけください。




倉科るり=金蓮花   在日のBL小説家

倉科るりというペンネームで、商業誌からBLを出版している小説家がいる。正確にはいた、と言うべきかもしれない。著作の中には絶版になっているものも多く、また1996年の『王様夏休み』を最後に10年以上発刊はしていないようだから公式サイトにも「倉科るりの商業活動は諸々の事情から不可能だと思います時間がないのです。」と書いてあるので、今後も商業誌でBL作品を発表する可能性は限りなく低いと思う。

けれど、在日とBLというテーマを語るなら、彼女を外すことはできない。

実はこの作家さんは、コバルト文庫金蓮花という名義で少女小説も書いている。むしろ金蓮花(きんれんか)というペンネームの方が世間的には通りがいいだろう。私も残念ながら倉科るり名義の本は読んだことがないけれど、金蓮花名義の本は小中学生の頃にわりと読んでいる。『銀葉亭茶話』、『水の都物語』、『月の系譜』は何度も読み返すくらい好きだった。私が金蓮花=倉科るりというのを知ったのは大学生になってからだったけれど、BL読者やコバルト読者には結構有名な情報だったようで、ネット検索するとペンネームを使い分けるようになった経緯や、その他もろもろの噂が出てくる。それらの噂がどこまで本当かわからないのでここでは紹介しない。

さて、金蓮花は1962年生まれの在日朝鮮人3世である東京に生まれ育ち、大学も都内の小平市にある朝鮮大学師範教育学部美術科を卒業した。作家デビューは1994年、『銀葉亭茶話-金剛山綺譚-』で集英社の第23回コバルトノベル大賞を受賞したのがきっかけだった。この『銀葉亭茶話』シリーズは、朝鮮半島舞台仙人精霊、竜や虎、人間たちが織り成す恋愛を描いた朝鮮ファンタジー小説で、仙境にある一軒の茶屋銀葉亭にさまざまな客が訪れ、店主の李月流(り・うぉるりゅ)に身の上話を打ち明ける、という趣向になっている。

金剛山綺譚』の金剛山は、もちろん朝鮮半島に実在する景勝地金剛山をさす。韓国人外国人北朝鮮国内金剛山観光地区に観光をしに行くニュースを見たことのある人は多いはずだ。『銀葉亭茶話』シリーズ物語に登場する実在の固有名詞は地名だけではない。例えば『蕾姫綺譚』では重要なキャラクターとして李氏朝鮮建国の王李成桂が登場するし、『舞姫打鈴』のヒーロー新羅英雄金庚信である

ところで、学校で歴史を習う前に本シリーズを読んだ影響で、私は現在でも「新羅」という単語を見ると反射的に「しらぎ」ではなく「しるら」と読んでしまうし、「李成桂」を見ると「りせいけい」ではなく「りそんげ」と読んでしまう。私にとって、このシリーズこそが生まれて初めて触れた‘朝鮮文化’なのだった。馬鹿子供だったので現役読者だった小学生の頃は朝鮮半島というのがどこにあるのか知らなかったし(私は当時本気で外国=アメリカであり、世界には日本アメリカの二国しかないのだと思っていた)、儒教文化だとか在日朝鮮人だとかさっぱり理解できない上に興味もなかったので読み飛ばしていたけれど、雪華(そら)や明蘭(みょんらん)という美しい漢字と不思議な響きの名前、美味しそうなチヂミ、ふわりとチョゴリを広げて鞦韆をこぐ明朗な少女、霊山の天辺に位置する天池(ちょんじ)の聖水……どこか好奇心を刺激する異国のイメージの数々を私は大いに楽しんだのだった。特に金剛山の壮大な瀑布や峰々が鮮やかに染まる絢爛豪華な秋の描写などは、幼心にうっとりするような綺麗な文章だなぁとドキドキしながら読んでいた。金蓮花という作家のおかげで、私は隣国と幸福な出会い方をしたのではないかと思っている。そういう意味で、『銀葉亭茶話』は私にとって印象深いお話なのだった。

金蓮花自身にとっても、作家として第一歩を踏み出したシリーズであると同時に、祖国を舞台にしたロマンスであることを考えれば、『銀葉亭茶話』はやはり特別思い入れの深い作品なんじゃないだろうか。

彼女の著作のあとがきでは、自らのルーツを意識した話題が多い。北朝鮮に観光に行って金剛山の絶景に感動した話、伯母が北朝鮮に帰国した話、親戚が日本北朝鮮と中国に住んでいるという話、子どもたちの通う朝鮮学校お祭りのためPTAとして準備に奔走する話など。

そんな彼女がBL小説を書くときは、金蓮花ではなく倉科るりというペンネームを用いた。倉科るり名義の本では特に朝鮮半島と関連のある物語を書いたりはしていないようだ。少女小説コバルト作家としての自分とをきっちり分けたかったのかもしれないし、儒教を尊ぶ在日コミュニティ価値観からするとさすがにBLを在日朝鮮人と明かしている金蓮花名義で出すのは難しかったのかもしれない。少女小説家としてデビューする際も家族からかなり強硬に反対されたと聞く。少女小説を書いているのがバレて家族会議土下座までしたそうな。ましてやBLをや。

まぁ、BLを書くときと少女小説ラノベや一般漫画を書くときでペンネームを変えるのはbasso秋月こお榎田尤利もやっていることで、金蓮花に限った話ではないけれど、少女小説では在日ネタをふんだんに出していた人がBLではそれを一切出さないというのも興味深い話ではある。

ちなみに金蓮花名義の本に一切男性同士の恋愛や性愛が出てこないか、というとそういうわけでもない。

ここでちょっと萌え語りをさせてもらうと、『銀葉亭茶話』シリーズで私が一番好きなキャラクターは長白君(ちゃんべつくん)だった。彼は、朝鮮半島の付け根、北朝鮮と中国の国境にまたがる山(朝鮮語では白頭山中国語では長白山)の守護仙人精霊だったかもしれない)で、シリーズ通してのキーパーソンである李氏(注:男性)に想いを寄せている男性である。李氏に冷たく拒絶されたり、周囲の神仙たちに揶揄されたりしつつも、変わらず李氏に暖かい真心を捧げ続けている好漢なのだ。李氏には他に想い人がいるのでまず間違いなく長白君の恋が成就することはないのだろうが、私は彼の男らしい包容力にときめいたのでぜひ幸せになってもらいたいと思っている。別に相手は李氏じゃなくてもいいから。というか長白君には楓英とか緋鯉の精みたいな豪胆で誠実な男性とか似合うと思うんだよね。




高城響、鷹匠早紀    在日の攻め

studio may-beを結成して仕事をしている高城響と鷹匠早紀は、BLゲーム乙女ゲームシナリオライターとして活動している他に、連名でBL小説を書いて出版したり、漫画原作をしたりしている。音楽業界を舞台にしたBL小説『たぶん、きみが好き』『いつか、翼を広げて』『きっと、空も飛べる』という3冊がマイクロマガジン社から発行されたのは2004年のことだった。この3作は天才指揮者と男性アイドルカップルを描いたお話なのだが、実は高城響と鷹匠早紀がやっているサイトに長年連載していた大長編小説『KT』を手直しして発表したものだという。

そのサイト大長編(まだ完結していないらしい)には、脇役として若手の指揮者同士のカップルが登場する。彼らを主人公にした話もサイトには掲載されており、出会い恋人になるまでを描く『'O sole mio』、体の関係を持つまでに至る続編『hard day's night』、いちゃいちゃらぶらぶしてる『jealous guy』などがある。珍しいことにこのカップルの攻めは在日コリアンである

『'O sole mio』と『jealous guy』では、攻めが在日であることはストーリーの主軸にはほとんど絡んでこない。民族が違うということよりも同じ夢を抱く音楽家同士であることの方が、この物語の中では圧倒的に比重が大きいのだ。

しかし、『hard day's night』の中ではそれらしいエピソードが挿入されている。演奏会の予定が突如キャンセルされてしまった攻め。晴れがましい仕事を一つ失った原因を、受けに問われた攻めはしぶしぶこう語るのだった。「オレ、在日やん」。BLで、差別に直面する在日の姿が描かれているのは大変珍しい。そもそも在日としてのアイデンティティを持ったキャラクターが登場するBL自体ほとんど見かけないんだけどね。

ところで、この物語の攻めは、大阪出身関西弁を喋る陽気な男性だ。大らかで人懐っこい。阪神タイガースファン。長身ガタイが良くて、美男子ではないけれど、受けから見れば十分に魅力的な容貌をしている。そして新進気鋭の指揮者である。実際、読んでいて、彼は魅力的な人物として描かれているように思った。なんとなく関東生まれ関東育ちな自分からすると良い意味で典型的関西人という印象を受けた。

神経質で繊細、あまり感情表現が得意ではない日本人の受けは、自分と正反対の気質の攻めに惹かれていく。自分にないものを持っている相手を反発心を抱きながらも愛してしまパターンというのはわりと恋愛物の王道だが、受けが攻めの才能に嫉妬をして苦悩したり、振り切ってもついてくる攻めに苛立ったり、励まされたりと感情をぶつけ合ううちに自分の恋心を認めざるを得ない展開になるというのは微笑ましくて良かった。




檜原まり子   日韓ハーフの受け

BL小説家檜原まり子の作品の一つに『マリンブルーは密やかに』という小説がある。2008年、講談社X文庫ホワイトハートから発行された。舞台アジアオセアニアクルーズ中の豪華客船。そこに乗り込んだ保険会社から委託を受けた調査員の受けと、元自衛官の攻めのラブストーリーだ。

正直なところ、この物語の一番興味深いところは、ストーリーなどよりも受けの両親だと思う。

受けの母親日本人医師だった。そして父親は在日韓国人の寿司職人。両親が渡米して、一家がカリフォルニアにいたとき受けは生まれた。医師免許が認められなかった母親は畑違いの仕事をして受けを育ててくれたらしい。後に離婚したようだが、受けの両親の話こそ読んでみたいと思った。寿司職人と女医さん夫婦米国滞在記なんていろいろ波乱万丈なドラマがあって面白そうじゃん。

というわけで、本作の受けは間違いなく在日韓国人の血をひいているのだが、特に在日とか韓国に関するエピソードは出てこない。受けが韓国語を喋ったりキムチを食べるシーンがあるわけでもない。彼が民族的なコミュニティ朝鮮半島に思いを巡らすシーンがあるわけでもない。冒頭、地の文でさらりと受けの生い立ちが説明されているだけで、その後はとくに彼が韓国系であることには触れないまま物語は終わるのだ。

なら別に受けが在日の血を引くキャラクターである意味ってないのでは?と思わないでもないけれど、まぁ深い意味がなきゃ在日がBLに出てはいけないってこともないし、これはこれでいいのかもしれない。なんと言ってもこの作品の舞台はいろいろな国籍のクルーが働く豪華客船なのだから。南太平洋を悠々と航海する船上のキャラクターにちょっとしたマージナルな要素を付与したいと作者が思うのもわかる気がする。船長の喜屋武も、受けと同様にマージナルな人物である米軍勤務の軍人を父に持つ沖縄出身の男性で、金髪碧眼という日本人離れした容姿だが自らを日本人だと主張する。とても珍しい韓国系の受けや、沖縄と米軍というデリケートバックグラウンドを持つキャラクターが登場するという点において、このお話はなかなか印象深かった。




タカヒサ亨 渡来人カップル

『うつしみの花』は、幻冬舎リンクスロマンスから2008年に出版された全2巻のBL漫画である。作者はタカヒサ亨。舞台飛鳥時代日本で、有名どころでは葛城皇子中大兄皇子)、皇極天皇、間人皇女などが登場する歴史ロマンBLである。ちなみに中大兄皇子と受けがキスする場面もあったりする。

主人公(受け)は、百済から渡来人で金工職人である実父を持つ美少年。攻めは、受けの父親の弟弟子で、乃楽山(ならやま)の麓に住む百済系渡来人であり以前は都随一と呼ばれた腕を持つ金工職人だった。受けが攻めの弟子となるので職人師弟ものBLであると同時に、渡来人渡来人の子孫が出会って恋に落ちる物語なのである

職人の村で修行をする受けは、師匠であり恋人である攻め以外の渡来系の職人たちとも交流を持つようになり、技術を磨いていく。いつか攻めの故郷である百済に帰還することを夢見るようになるし、自分たちの存在は発展させ続けていく技術に拠って立つのだという強い自負心を持つに至る。彼らのアイデンティティは明確に百済系渡来人であることにあり、ヤマトにはないんだなーと読んでいて思った。

日本舞台なのにあえて渡来人カップルを描くなんて随分通好み(?)だなと思う。こういうのは珍しくて面白い試みだ。同時に、ちょっと私の中の日本人としての感覚が一抹の寂しさというか疎外感を感じなくもなかったような……。この記事のテーマである在日と古代日本渡来人はちょっと違う存在なのでこの作品には簡単に触れるだけにとどめるけれど、思いがけずヤオイを読んでいて自らのナショナリズムが浮上したという点で本作は印象深い作品だった。私が気にしすぎなだけだけなんだろうけれどさ。

もちろん、健気で頑張り屋な受けとクールで格好良い攻めは萌えたし楽しめた。

ところで、作者のタカヒサ亨は、角髪(みずら)に萌えてこのお話を描いたらしい。わかるわー私もみずら萌えです。特に青年の下げみずら姿は可愛くて良い。不評でなかなか描かせてもらえなかったとのことだが、残念だ。もっと見たかったよー。






コメント返し

ハテブやツイッター増田2ちゃんねるコメント下さった方ありがとう。せっかくだし嬉しかったので、いくつかのコメントにお返事します。


興味深い記事/勉強になった。/ほう。/おもしろい。

恐縮です。ありがとう

なんでこんな興味深い記事が増田なんかで書かれるんだ……いやまぁ理由は明確に推測できるんだけど。

自分のブログではこういう記事を出したことがないのでうまく書けるかわからなかったし、書いたとしてもこの記事だけ場違い感がぷんぷんして浮き上がってしまうだろうと考え増田しました。悲しいことですが、BLも在日も荒れやすい話題ですから

金蓮花くらいしか思いつかなかった。/金蓮花さんは有名だよね。/ 金蓮花は私がコバルトを熟読してた時代の後の人で懐かしい。/金蓮花の作品なら子供の頃読んだことあるな。/金蓮花さんなつかしい

私は金蓮花の初期の作品が好きでここ7~8年の著作は読んでないのですが、作品だけじゃなくて作家自身も本当に興味深いなと思ってその動向は注目していますラノベ界でも稀な在日外国人であることを明かしている作家さんですよね。まして日本と関係が良好でない国を祖国に持つ人ですから日本社会で生きる彼女自身、悲しみや自負心を含め複雑な感情はあったんじゃないかなと想像しています。日朝首脳会談が開かれ拉致問題が発覚した2002年、この年に発売された『伽椰琴打鈴』を最後に、彼女の著作の中で一番‘朝鮮’を押し出している銀葉亭茶話シリーズが発行されていないというのは、偶然かもしれないけれどなんとなく象徴的に見えたり……。

違う文化がベースから、私から見たらよく分からないのかもねと当時は思ってた。アメリカ人日本とか中国に感じてるオリエントな感じってこういうのを言うのかなーと中学生の私には興味深かった。/舞台設定もそうだけど、登場人物たちの価値観や倫理観が自分の知っているものと異なる面もあって、それはそれで興味深かった。

確かに文化が違う、価値観や倫理観が異なっている、と強く感じる点はいくつかありましたね。面白いなと好ましく思う相違もあれば、モヤモヤする思いを抱える相違もありました。私の場合女性の描かれ方や女性の置かれた立場というのが結構気になりました。『蝶々姫綺譚』で、女性が子を成さずに死ぬのは罪である、罰として死後の世界で償わなければならないという設定には、儒教ベースにしたファンタジーだとこうなっちゃうのか、とびっくりしたなぁ。日本日本よりフェミニズムの強い欧米発のファンタジーじゃそういう設定ってないでしょう。まぁ、当時の価値観を反映させた設定であることが良いという考えもあるとは思いますが、現代女性としてはファンタジーとはいえその世界の女性は生き辛そうだなという感じたのも事実でした。

「オレ、在日やん」。か。読んでみたい。/記事中の作品をどれも読んでみたい。

ネットで読める作品もるし書店図書館に置いてある作品もあります。個人的に、興味や関心の度合いが在日>BLという人よりは、BL>在日の人の方が楽しめるとは思いますが。

日本では掛け算、欧米では×ではなく/(スラッシュ)なので割り算。

全然関係ないけど、最近アメリカスラッシュ翻訳されて日本書店の店頭に並び始めましたよね。日本語海外スラッシュが読める日が来ようとは思わなかった。嬉しい。

「「新羅」という単語を見ると反射的に「しらぎ」ではなく「しるら」と読んでしまうし、「李成桂」を見ると「りせいけい」ではなく「りそんげ」」あるあるwww

お仲間発見。やっぱり他にも同じ経験のある方がいるんですね。

この語り口、既視感が。/この特徴的な文体Twitterのどこかでみたような?

皆さんがどなたをイメージしているのか興味あるなー。私は弱小ブログを書いてますが、Twitterはやっていないんですよ。

韓国人って恋愛もの入れ込むよね。日本人もだけど、なんかより情熱的っていうか

韓国人日本人よりも情熱的、確かにそういうイメージありますよね。こんな記事書いといて言うのもなんですが、家族友人知人に韓国人や在日の人っていないんで実際そうなのかはよく知らないけれど。

しかし、作者や登場人物が在日だろうとハーフだろうと、作品に影響なければ関係ないのでは?/BLを前にしたら作者が在日とかどうでもいいんだけど、気になる人もいるんだ

確かに作品が面白ければ作家は関係ないというのは仰る通り。私も普段は書き手には興味がないんですが、今回は冒頭で書いた某サイトにはなんだか妙に感慨深くなってしまいまして。

在日コリアンに限らずこういう風に創作の中に登場するマイノリティを振り返ってみるというのは興味深いよね。/こういう考察もあるのだねー。/いわゆる『キャラ属性』のフレーバー要素として、在日コリアン・その他を入れるか等。ただ、ふらっと使おうにも"実はよく知らない"事が多いのも、また事実。/彼も特にエスニシティ面で特筆されるような描写はないが、魅力的。

創作の中のマイノリティ、本当に興味深いですよね。読み専なので創作の苦しみは知らないのですが、創作物にマイノリティを登場させる際書き手さんはやっぱり慎重になるんだろうなぁ。セクシュアル・マイノリティが登場するBLは殊にそういう姿勢を求められているジャンルですし。常に政治的に正しいお行儀のよいBLである必要はないと思うけれど、読者が引くような差別的な描写が垂れ流しにされてるBLは読みたくないと思います。私はまだガチでがっつり民族問題を盛り込んだBLというのは読んだことがありません。今後もそんな作品は出ないんじゃないかなと思うし、たとえ出版されたとしても読みたいとは思わないかも、と考えています。娯楽作品には悲惨な差別とか貧困とかの要素は求めていない性質で、どちらかというとイチャイチャ、ドキドキ、ワクワク、エロエロアマアマラブラブって感じのノリの方が好きなんですよ。なのでフレーバー的な登場のさせ方や特筆されるような描写がなくても私はOKなんですが、作家がまったくその問題の背景に無知ではキャラクターの魅力的な属性にはできないわけですしね。作家は10調べたことのうち1を書く(100調べたことのうち1を書く、だったかもしれない)と聞いたことがあります。BLを愛する者の一人として、そういうBL作家さんが今まで以上にたくさん出てくれるといいなぁと願っています

2011-04-27

これから起きるであろうこと

※すべて妄想なのでソースはないよ。

原発について

・近辺のチェルノブイリ化が進む

インフラが滞り自然かになる。一部の人が被曝覚悟で住み続ける。

・「検証」により福島第一固有の問題が、事故の主要な原因とされる。

他の原発原子力利権を守るため。

●「食」について

生鮮食品が値下がりする

食材から放射性物質が次々発見されることになるため。

外食加工食品原発近辺の食材を導入

基準値の緩和により少々の汚染でも出荷できるため。

食材の広域流通が加速

汚染食品を危機意識の低い地域で無表記で売るため。

・「食育」「地産地消」は減速する

安全な食、が幻想になるため。

●「保険」について

・がんの保険料10年掛けてじわじわと上がる

放射性物質内部被曝によりがん発生率が上昇するため。

保険会社代理店化が進む

目的は、地域によって差が出てくる被曝量を保険料に反映させるため。

2011-03-19

http://anond.hatelabo.jp/20110319184637

工場設備投資のために数千万融資を受けていて、これからガンガン働いて返すぞ!ってときに、担保にもなっているその工場もその工場主も津波でどこかに流され、残ったのは瓦礫に埋もれた土地だけ。

金を貸した金融機関融資した額を回収不能。

従業員は瞬時に失業

給料も未払い。

取引先に未払いの代金も支払われない。

ってな感じの事例が数万件単位である

もちろん、損害保険生命保険である程度は補填されるんだろうが、あの地域丸ごと経済活動が丸々消滅した

資産も消滅したし、信用も消滅したし、人も消滅した

個人と銀行保険会社が屍か死にかけになってる。

2011-03-14

保険会社が潰れる。

連鎖して銀行が潰れる。

大企業が潰れる。

倒産ラッシュが始まる。

しかし、復興のために新しい仕事はたくさんだ。

求人も増える。

就職難などなくなるだろう。

2011-03-13

停電で私たちが変わらない生活をするために必要なこと。

<未だ書き途中です

アイデアがあったら教えて!>


どうも。私です

輪番停電の間、日常生活をどうやって今と変わらないようにしていけるかについてメモっていこうと思います。

あくまで自分用のメモなので、他に見聞きしたアイデアで良いモノがあれば順次メモって行こうかなと思ってます



明かりを付けよう!

電池を使うものは電池が切れてないか確認を。

この機会にリユース式の乾電池に変えて充電しながら使用すると、ゴミも少なくて良いと思う。

ソーラーライトは先ほど自分も買ってきましたが、どれくらいの明るさか未だわかりません。

ちょっとした気休め程度でも、あるのとないのでは大違いかなと思います。

ウソクも一番に思い浮かびますが、ちょっと扱いを間違うと火災につながるので使用には十分の注意を。

火災を起こして、保険会社にこれ以上負担掛けさせないで下さい。

使用時は絶対万全の状態&目を離さないこと!


調理しよう。

オール電化のお家で、停電中に調理が必要な場合カセットコンロで食事の準備を。

カセットコンロは、テーブルの広いところにおいて下さい。

周囲に飛び火しないように気をつけて下さい。

~・停電中の調理・~ 

ガスを使ったお米の炊き方  http://cookpad.com/recipe/1268706/

野菜の霙煮   http://cookpad.com/recipe/1222961

常温で常備できる食べ物

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3815713.html


野菜を保存しよう

常温で保存できる野菜果物

じゃがいも

たまねぎ

長ねぎ

長いも

ごぼう   (泥付きのまま)

かぼちゃ (丸ごとなら1ヶ月。)

にんじん

りんご

一手間工夫が必要な野菜果物

キャベツ→ しめらせた新聞にくるんで温度が余り上がらない部屋や日陰へ。

うど → 光に当てると固くなるので、新聞紙にくるみ、冷暗所で保存。

そのほか詳しくはこちら。

http://www.eiyoukeisan.com/calorie/article/food_hozon.html

基本はスーパーに行って、その日と次の日の内に食べるものだけ買うように。

冷凍庫の使い方

冷凍庫が働いていないときは、冷凍物同士はくっつけておいた方が保冷効果アリ。

その際、ストックストックの間にアルミホイルを巻きつけたり保冷剤を挟んだりとより保冷効果が持続します。

また冷凍庫のドアのゴムパッキンを綺麗にしておくことも冷気を逃がさないためのコツ!


マンションにお住まいの方。

高層階にお住まいの方はなるべく停電時間内は昇降しなくて済むように用事は済ませておきましょう。

停電時間内は階段を昇降する事になりますが、重い荷物が毎日になるときいです。無理は禁物。

荷物が増えそうな時は停電時間にかからないように。


携帯電話の使用

基地局停電用の予備バッテリーを備えているという噂もありますが、実際に停電中は使用できるかどうかは不明です

明日以降調べてメモます


電車の運行状況

 大幅に運転本数が減少

 特急ロマンスカーは当面運休

 本数を減らして下記間を運行

 池袋線池袋練馬高野台

 豊島線練馬豊島園

 新宿線西武新宿鷺ノ宮

 運行本数は半分に

 午前9時~午後1時半 & 午後6時~午後10

 調布京王八王子高尾山口

 調布橋本

 の運転を取りやめ

 


車の使用

自家発電機と車の燃料は、同じガソリンだそうです

また、停電期間中は信号停電になります。大体の時間帯はわかっていても、正確な停電時間は知らされていないはずです

から、個人で不急の使用の場合は出来るだけ控えて下さい。自転車だって結構いいもんですよ。


整理整頓

日没~深夜の停電だと、明かりないので床のモノに引っかかったりしないように、

日中から家の中の動線にモノを置かないで、動きやすくしておきましょう。


経済

止めない。仙台宮城福島岩手の人たちの、復興が助けられるように。

買った物が巡り巡って被災地に届くお金になるように。




気持ち悪いけど一言言わせて欲しい

みんなで頑張っていこうぜ!

2011-03-12

http://anond.hatelabo.jp/20110312131044

日本円はむしろ買われてるんだぜ。

国内保険会社が、保険金の円を確保するために、外国資産を売って円に替えてるから円高になってるんだよ

2011-02-01

http://anond.hatelabo.jp/20110201013810

頭の体操高齢者と柔整師と外国人つまみ出すっていう発想はいかがなもんなんだろうか?

そりゃあ、100年くらい前だったら実に斬新で魅力ある発想だったのかもしれないけれども。

んじゃーね、横だけどちょっと俺も頭の体操してみる。

まず、国民健康保険、これやめよう。

民営化しちゃおう。

強制加入を義務付けて、(ただし、保険会社はどこでもいい)国民皆保険制度だけは維持って方向で。

いまさ、収入に応じて掛金が決まるけど、普通医療保険たいに、病気事故に合いやすいヒトほど掛金が高くなる方式にしちゃおう。

そりゃ税金は投入はするけどさ、保険会社だってお断りしたいような人も保険にいれないとならんからそのぶんの補填にね。

いまよりずいぶん安く上がりそうじゃない?

民間の保険会社契約も増えて税収アップ、やったね!

で、次警察民営化しようぜ。

セコムあたりに売っぱらおう。

国がしっかり管理しないとダメとか言われそうだけど、薄給セコム警備員警察給料払ったらいい仕事してくれると思うよ?

あ、警察いで自衛隊民営化しちゃおうぜ。

有事の際だけ外注のほうが安く上がるんじゃねーの?

傭兵部隊みたいにさ。

え?中国が攻めてくる?

むしろ中国に外注しようぜ。

アメリカ軍雇うより人民解放軍のほうが安くレンタルしてくれそう。

それから日本土地でも売るかな。

とりあえず東京を。

六本木とか今だってガイジンのほうが多いんだもん、日本じゃなくなってもいいんじゃないかな?

日本人東京にダサイタマあたりから通勤するの。

東京を追い出された都民の一人でも、尖閣諸島とか竹島あたりに住んでくれたら美味しいな。

独裁者の俺は、ダサイタマ田んぼに豪邸を建てるの。

24時間風呂で、50インチ液晶テレビがあって、国産車が五台くらい並んでる大豪邸。もちろんセコムしてるぜ。

しかし、東京中国人がたくさん住むと、ダサイタマに住んでいても喉元にナイフ付きつけられたみたいで安心出来ないし

政治家官僚も外注しよう。

中国人に対向させるために台湾人とかアメリカ人とかを多めに。

ゴーンあたりに公務員リストラを頼みたいけど、あ、ゴーンはフランス人か。まあいい。

でもゴーンは普通に断りそう(笑)

総理はジョブズに。

プレゼンに期待。

ジョブズは余命が短そうだから名誉やりがいのある仕事を引き受けてくれるんじゃないだろうか。

国営SNSを作ろう。

国民全員にアカウントをつけて、ジョブズ内閣のもとに一人一票を実現するんだ。

法案の可決否決は全部国民投票さ。

アカウントでヒモ付きにすれば都合が悪い意見言うやつとか都合が悪い票を入れるやつを簡単にぶっ殺せるしってのは内緒な。

ツイッターフェイスブックと競合するようなサービスをして、できるだけ向こうの情報に触れないようにさせたいな。

そのまえに国民が全員パソコンを使えるようにしないとな。

年寄りたちにはネット証券口座の開設を義務付けよう。

溜め込んだ現預金市場に吐き出してもらわねば。

国営SNS出会い系をやろう。

出会い系っていうか、お見合いパーティーってか、もう面倒臭いかトントンっと合同結婚式だ。

これで少子化バッチリ

麻生太郎漫画アニメ担当大臣

鳩山由紀夫ホリエモン宇宙開発

ルーピーの名を返上してギャラクシーピジョン由紀夫

土地が大好きな小沢一郎先生には国土交通相かな。

面白くない?すんません。

2011-01-27

でもやっぱりデフレ脱却こそが目指すべきところでしょ

■[経済]リフレ派が見せる幻想

http://d.hatena.ne.jp/potato_gnocchi/20110126/p1

この記事にちょっと言いたい

高橋洋一氏のリフレ論に対する反論で、「インフレになったほうが困るのでは?」という主旨の記事。

先生給料が2倍になっても物価が2倍になったらぜんぜん生活は楽にならないんですけど。

しかも、20年前に貯めていた貯金は半分の価値になってるんで、かえってつらいんですけど。

そもそも、そんなに金をためるから経済が回らない。今の問題はそこ。デフレ予測できれば金をためようとする人が増えて、フローが回らなくなる。逆にインフレ予測できれば、貯めていても損するだけなので使いはじめる。つまり、貯金がふりになることこそ、望むところってことだ。

さらに、借金価値も下がっていくので、お金を借りる動機も生まれる。借金してものを買うんだから、さらにお金が回る。まあ、これが行き過ぎるとバブルになるから適当なところで調整(増税とか金利上げとか)が必要だけど。

どうも、私から見て、いわゆる「リフレ派」の人の議論がミスリーディングだな、と思うのは、次のようなことに積極的に触れようとしない点にあります

それぞれの項目に対して:

収入は、必ず貯蓄(貯金だけでなく借金返済も含む)か消費に回るわけだけど、デフレ時の「貯蓄>消費」状態をインフレ時の「貯蓄<消費」に転換させることにこそインフレターゲット価値がある。

よって、貯金している人が不利になるのはむしろ望むところで、問題でもなんでもない。

高橋洋一氏も、ここで議論されている程度のことはわかって記事を書いているんだと思うよ。別にミスリーディングという話でもない。

貯蓄=既得権益、ノンワーキングリッチのおっさん=既得権益バブル崩壊までのインフレ期はこいつらをある程度リフレッシュできていたけど、それがデフレだとできなくなっちゃって閉塞感が充満することになってしまった。なので、やっぱりうちらが目指すべきなのはデフレ脱却なんだ。

2011-01-15

自動車損害賠償責任保険料(自賠責)が値上げされるという話。

自賠責は、交通事故で発生した被害のうち、死亡や後遺障害に対して保険金を出すという仕組みである。この仕組みは特別会計の一つであり、保険料を取り過ぎていて剰余金として積み上がった約6000億円を、国庫に対して貸与している。

この貸与金は、来年度に全額返済される筈だったのだが、税収の不足を理由に、先送りされた。埋蔵金として使い込まれてしまったと言ってもいいであろう。つまり、自賠責契約をしてきた人々は、6000億円分、何の法的根拠も無く徴税されたという事である

自賠責保険金の支払い額が増えているので、保険料を値上げしたいと言う主張も、出てきている。これには二つの理由がある。一つ目は、飲酒運転厳罰化の影響で、轢き逃げによる被害者の重態化や死亡者が増加したという点で、法改正の失敗が原因である。もう一つは、保険会社等の経営上の都合である保険は、本質的統計データが直接採算に反映される仕組みであり、平均値が変動すれば、その変動に対して採算も変動する。国民所得水準が低下しているということは、加入者数が減少していくという事であるのに、保険会社人件費や営業所維持費といった固定費は変わらない。天下り監督省庁幹部の縁戚といった縁故採用した人の人件費も下げられないしリストラも出来ない。さらに、生命保険ガン保険といった非損保分野の売り上げが低迷している分を、所有者が強制加入になる損保分野でまとめて補おうという話になっているのである。非損保分野の余剰人員を損保分野に回すというのは、保険会社雇用の維持という点では正しいが、部分の最適化が全体の最適化にとっては真逆の効果に繋がるという、典型的合成の誤謬となっている。

損保分野の採算悪化は、若者自動車離れが直接の原因であるが、非損保分野を含めた保険というビジネス全体の採算悪化は、若者世代が独立した世帯を持てないような経済環境根本的な原因である。さらに、税収の悪化と社会保障コストの増大は、家族制度破壊して核家族化を進め過ぎたという政策の失敗と、既存企業を優遇する余り、新技術や新製品新サービスの開発・実現が不利な愚行となってしまっている、産業政策の失敗にある。

実行すべき課題は目の前にあるのに、自賠責保険料の値上げや消費税増税といった財源が問題である矮小化して時間を浪費するという点では、民主党政権自民党改革派政権でも変わらないようである

2010-12-17

http://anond.hatelabo.jp/20101217031605

そらまあいろいろあると思いますよ。

例として先ほどあげたうちの親父だけど、若いうちは某保険会社でヴァリヴァリ稼いでたんだけど、母親実家家業をついだわけですわ。

した給料は半分以下になったってさ。

中小といってもいろいろあるし、IT系とか? 名の売れた美術系とか? そういうとこならかなり稼ぐんだろうけど。

一般的な製造業流通業なんかは大企業たいに三千万だとか稼げるとこはなかなかないっすよ。

2010-11-10

米国中間選挙の結果がでている。

共和党の躍進であり、下院は事前の予想通り多数をとった。上院で過半数を取るのは難しいとされていて、これも、予想通り、過半数に届かなかった。

上院下院で多数派が違う、いわゆる捻れ国会であるが、アメリカ場合党議拘束が基本的に無いので、案件ごとの切り崩しが効く。切り崩しの為に、法案に付帯法案をくっつけるという事が行われ、本来数ページの法案が、議会を通過させたら法案とは無関係な付帯法案が数十ページくっついてきたという事態が発生する。

大統領発案の法案だと、基本的に大統領サインは既に終わっていることから、ここぞとばかりに付帯法案をくっつけることになる。本来の法案を通したければ、付帯法案にもサインをしろと迫るわけである。

中間選挙で負けたのは、国民の理解を得るための説明が不十分だったからという敗戦の弁がでているが、詳しく説明すると不都合があるという勢力のロビイングに、振り回されたという事であろう。

上下両院とも民主党が多数派を占めている時には、対立政党議員の切り崩しは必要無いが、味方の筈の自党の議員の造反を押さえ込む為に、付帯法案を飲まなければならなくなる。敵対政党から票を一本釣りをする為に飲み込む付帯法案は、ささやかなモノになるし、場合によっては提案者の名前がそのまま法案名になったりするので、あまり酷い法案は出てこない。しかし、身内から出てくる付帯法案は、恥知らずな法案が多くなるのである。

国民に向けて説明する事を望まない法案ばかりとなれば、説明不足のまま強行採決を繰り返せという話になっていく。

オバマ国民皆保険制度のような、民間保険会社を存続させて、その損失補填を税金でやるという骨抜きの上に大穴の開いた制度にするには、国民に詳しく説明されては困るのである。改革に乗じて焼け太りをするには、知らしむべからず依らしむべしで話を進め、詳しい事は法案が成立してから明らかにし手遅れにするというのが伝統的な手法である。

選挙民意民主党政権を否定したのは、当然の結果である。

理念は立派であっても、それを実現する過程で、その理念を利用されてしまうのは、改革に付き物のリスクであり、上からの改革がうまくいかない主たる原因でもある。変化を起こしたければ、実業世界で起こし、既存の制度ルール時代遅れにすることで実現するのが、遠回りなように見えるが、実は、一番早くて確実な手法なのである。

細かい法や規制や規則でがんじがらめにしてそれでうまくいくのはその瞬間だけである。

時間が経って環境が変われば、法や規則や規制邪魔にしかならないし、それらを改廃するにもそれらの制度にしがみついている人々を切り捨てる部分でマスコミと結託し大騒ぎするので身動きが取れなくなる。

法や規則や規制は、時代や環境の変化に対して中立な事だけに限らなければ、煮魚をつつきまわした挙句煮崩れさせてしまい全部を無駄にしてしまうような愚行になってしまうのである。

2010-10-03

http://anond.hatelabo.jp/20101003191228

あの・・・。火災でおうちが燃えるって「リソース」として

マイナスなんでしょうか。火災保険入ってるわけで・・・。しかも、本人のおうちが燃えてるわけで。

どう考えても国家的なリソース流出にはなってないと思うんですが。

おうちが燃えればドカタが儲かる、あわよくばジジイも死ぬ。

若い世代はアパート暮らしで火災保険ですし大した蓄財もない。

これで大損する可能性があるのって、火災保険ノーガード戦法だったひとと

保険会社だけだと思うんだけど。保険会社確率折込でやってるから損はしないし、

むしろ「適度に燃やせ」くらいの話な気がしてならん。

2010-09-10

http://anond.hatelabo.jp/20100910163825

「そもそも誰が払うんだよ」って銀行に突っ込まれると思う。

彼らも商売だから、完済できない前提の住宅ローンなんて銀行は乗ってこないし、保険金払わされる前提の保険機構保険会社は引き受けてくれない。

2010-08-26

http://anond.hatelabo.jp/20100826022146

薬の量。

前にもかかったことがあったり、詳しかったりすると、気になることがあるみたいですよね。

私は、頭痛薬を「体重も多いしいいや」と勝手に増やしてしまうことがあります。ホントはまずいんですよね。

こういうのの不安解消ってどうしたらいいんでしょうね。

所得補償保険は、働けなくなったときに給付金をもらえる保険です。

「職種がこれで、年齢がいくつで、給料がいくらだったら、保険料がいくら」と加入料が変わるのが一般的らしいです。

保険会社ホームページからの受け売りになってしまいますが、

* 所得補償をする保険商品のネーミングはいろいろ

* 所得補償保険には、生保がやっている「就業不能保険」と、損保がやっている「所得補償保険」がある

* 会社勤務の人ばかりでなく、自営業の人や、専業主婦専業主夫も加入できる保険もある

* メイン保険に特約の形でつけるものと、「所得補償保険いっぽんもの(?)」が、ある

だそうです。

病気などをカバーする保険とは別に入っておくと、入院や通院中の心配ごとが少し減るということになる、という感じでしょうか。

身元バレするといろいろな人に悪いので、こちらの詳しい状況は書けないのですが、私は今のところ家でぶらぶらしております。

元記事さんと同じように、私も以前から入っていた生保があるため入院などすることがあったら、その保険カバーしてもらうことになると思います。

職場パワハラだったら、労災が適用なんですよね、そもそも。

でも、おっしゃる通り、立証のほうがむずかしかったりーーパワハラが立証できなかったら、労災が適用されない。

診断書を片手に、

調子が悪いと思って医者のところにいったら、こういう傷病だと診断された。医者も言っていたが、こういうものって精神的に追い込まれたりするとかかりやすいんだ。ところで、ここ長らくの、職場トラブルについて報告させてもらう。これこれこれこれ。どうだ。これってパワハラっていわねぇか?認めるまで俺は帰らないぞ」

机に靴を履いた片足をどかん。診断書を持っていないほうの手で、人事部長スーツの襟を掴む。ーーーだ、だめだだめだ。

じゃ、保険会社の人が超能力者だったらいいんだ。

担当者に診断書を片手に言ってもらう。

「依頼により、当該被保険者の診断書をお持ちいたしました。今から念写します。音声付きです。あなたの会社パワハラ状況に的を絞ってありますから職業秘密に関することについては、ご安心下さい」。びよ〜ん。PCに念写され、みんなでそれを囲んで、「ほんとだ」「いや、このぐらいは」。

う〜ん。不毛です。

ってことは、会社が、「長期休暇の社員が発生した場合に適用できる「社員休業保険みたいなもの」に入り、発生したら保険会社から社員給与に相応した給付金を受け取る」???

保険会社が、「パワハラだったら(保険金給付じゃなくて)労災適用で願いますよ?」と会社にいうだろうから、ここでひとつ「しばり」みたいなものができるかな

「しばり」というとアレだけど、本当は、「パワハラは発生しないほうが生産性も上がる」「訴訟沙汰になったらお金はなんとかなっても面倒」「労災適用の事案がでると労基署に目を付けられそうでなんとなく嫌」なのだから、さほど変な保険というわけでもないかしらーー。

こういう妄想を平気でできるほど、私は小康状態なんですが、現実、被害を受けている人が直後に更に手間をかけるだなんて、さらなる精神的被害を被りそう。

パワハラを許容する環境からなにか手に入れるより、関わらないで縁を切ることのほうを私も選んでしまうと思いますーーそれじゃ、なにもよくならないじゃん?

でも・・・。

パワハラのあるところって、どうも、なんだかーー時間があるのにまかせて、ときおり、最近の、いろいろな職場でのトラブルのことを調べたりすることがあるのですが、なかなかムカムカする話も多くて、しかも連鎖もあるかもしれなくてーーー。


長々読みづらい与太話につきあっていただいてありがとうございました。お大事になさってください。

2010-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20100825000159

説明が悪くてごめんなさい。

私も、たまさか身体の調子を崩していてーー元記事さんの状況と、ちょっと似たところがあるかも。

で、入院までお決めになっているので、医療保険などのことも知っていらっしゃるんでしょうね、と早合点してしまってーー親切な病院だと、「あなた保険に入っている?」みたいに聞いてくれるスタッフの人もいたりしてーーーたとえば、生保医療保険などに入っていらっしゃらない?共済ですとか?「これまで入っていたもの」だったら、給付が出るものもあるので、などなどなど。

ところで、最近、「パワハラじゃん」みたいなことで、会社をやめざるを得ない人の話って聞くじゃない?

パワハラ特約」とか、そういう特約がついているものないの?誰が加入するものでもいいんだけどーーないんだ、今のところ。

ってか「パワハラ」なんてもろなネーミングは無理か。

以前から「そういうことに該当する保険ない?」と思ってときおり保険会社の案内などを見ることがあるんだけどーー。

こういうのは、あるじゃん。「子供がいたずらしたらその損害を補償します」というような保険とか。

パワハラはいたずらなんて形容じゃきかないけれど、ちょっとさ、あんたのところの会社おかしいよ?保険補償できるんだからちゃんと対応してよ」とか。

ごめん、これじゃごろつきか。

でも、会社が入るそういう「保険」でもあったら、雇用主も少しは考えてくれる余裕も出ることもあるんじゃない?どれも解決するとは到底思えないけれど、って思いつき。

で、わたくしごと。

今度仕事に出るときは、あらかじめ、就職前に保険に入っておけないかしら、とーーーー個人加入でも自分リスクと見比べたらペイするかもしれないしーーー。

ところが「所得補償専門」の保険は、以前より価格も加入対象者も広がったものの、「既往症」に厳しいーー損保系だからかな、どうなんだろう?

とにかく、マシなほうで「これまでかかった病気などで休むのだったら、給付の対象にしません」という条件つきになる。

そうでなければ、「この病気とこの病気とこの病気とーーーは「入れません」」と最初から引き受けない。

保険に加入するハードルを高くするので有名なのは「三大生活習慣病」だと思うけれど、「精神疾患かどうか」というのも入っているみたい。

胃腸傷害」という診断だったら「問いようが無い」ということにもなるかもしれない???どうなのだろう。

時間があったら病院に聞いてみてーーもし病院があまり親身になってくれないようだったら、保険会社の人にそれとなく聞いてみるとか。

(結果報告お願いしているんじゃありません。いろいろたいへんでしょうし)

余談になっちゃうけれど、「所得補償普通医療保険自分場合はどっちが特?」みたいな話でもあると思うーーたとえば「入院給付が5000円あったらいいや」とかだったらわざわざ「所得補償」なんて必要ないでしょ?

ところどころ無茶無茶、ご容赦下さい。ちゃんと説明できていなかった、と慌ててしまっているもので。

2010-08-24

http://anond.hatelabo.jp/20100824203950

パワハラ特約」とか、保険会社が売り出さないかな〜。

月々300円ぐらいの上乗せで?もっと安くできそう?

損保でも生保でもいいやーー「それは当社の支払う必要があるのか」という調べがきついときはきついだろうから加入者本人にきついのが来るかもしれないけれどーーーうまくころがれば、「そういう調べに他社が入るのがいやだから」ということで、パワハラ減るかもしれないよね〜。

どっか考えてくれないかしらん。

計算がむつかしいかも?

ちなみに、あいかわらず、個人で加入する「休業給付保険」って結構高いんだ。

いや、「会社ぐるみで入ってくれる保険」としてプラニングすれば????わからない、もっと勉強しておけばよかった。

2010-08-05

歯を磨くだけじゃだめ

http://anond.hatelabo.jp/20100805102351

スウェデンの国民の特徴は、虫歯が少ないことだ。

日本でも、8020運動っていうのがあるけど、ぜんぜんだめ。

親不知を除いた28本の歯のうち、80歳までに20本は残しましょうというスローガンだけど、ぜんぜん達成できていない。

たとえば、80歳の時点で、平均して、

アメリカ15ほん
スウェデン25ほん

となっているけど、実は日本は、

 日 本 07ほん

しか残らない。

歯磨きの習慣も99%普及しているし、みんな健康に対する意識が高いにもかかわらず。

いろんな歯磨き粉も選び放題だし、たくさんの種類の歯ブラシもある。

けど、虫歯に関しては、自分だけの努力でやるのは無理だそうだ。

自分でやる歯磨き自体の貢献度は、そんなに高くない。10~20%ぐらい?

もちろん、自宅でケアするのは非常に大事だが、結局は、定期的に歯医者に診てもらってメンテナンスすることが大事だ。

上の表を見ても、スウェデンはともかく、なんで日本より医療が崩壊してそうなアメリカのほうが、日本よりも残存本数が多いかといったら、異常がなくとも、年二回は歯医者に診てもらっているからだって。

なんでそうなるかというと、むこうの保険は民間で、最終的な支出を抑えるために保険会社は予防に熱心らしい。

というか、外国旅行ガイドなんか見ると、ほぼ必ず、「日本で治してからいけ(外国は高いから)」と書いてある。

アメリカなんて、歯を一本抜けば20万円ぐらいとられるらしい。

だから、歯医者に行くことを保険会社に強制させられる。結果として、歯の喪失が少なくなる。

日本だと、どちらかというと、なにか異常が発生してから、歯医者に行くと思う。

けど、それは実は末期症状で、すでに手遅れの状態だ。ほんとうは、痛くなる前に行くべきなんだ。

だから、定期的にメンテナンスに行くべきなんだ。

何も異常がないことはなく、何かしらは見つかるはずだ。歯石とか。

結局は、そのほうが抜いたり銀歯にするより、安くすむ。もちろんインプラントよりも。

日本では保険制度のせいで、いつでも安心して歯医者に行けてしまう。それが逆効果となって、放置してしまう。

「まだ大丈夫だろう」と思ってしまう。それが落とし穴なんだ。

つまるところ、残る歯の本数は、どんだけこまめに歯医者に行っているか、その回数に比例するようだ。

スウェデンが多いのは、単純な理由で、頻繁に歯医者に診てもらうからだそうだ。

アメリカでは、デブの人は、自己管理ができないとみなされてしまう。

同じように、口をあけたときに銀歯が多いような人は、自己管理ができないとみなされてしまう。

これからグローバル出世したい人は、英語のみならず、歯のメンテナンスもちゃんとやるべきだろう。

一青窈のお姉さんに診てもらうといいと思う。

ともかく、日本は歯の治療に関しては、外国よりも格安なのだから、これを利用しない手はない。

2010-07-24

年金破綻を煽っているのは何者?

年金破綻年金破綻と言うけど

国民年金より安全な金融商品提供できる民間企業存在するのかね?

国民年金は半分国費で納付実績を積み重ねることが出来て、

収入が少なくて保険料が払えない人は申請免除すれば保険料を払わずに

その国からの補助金が丸々ゲットできるんだが。

年金制度の見直しは不可避だとしても激変緩和措置がとられるのは確実だし

それを考えると納付実績を積み重ねることは有利。

年金破綻を煽っているのは何者だろうか。

何かと社会主義社会主義と言いたがるイデオロギーガチガチのリバタニアン?

何十年後残っているかどうか判らない保険会社社員

2010-07-17

民主党政権支持率が低下中。

オバマ大統領は、Change!を唱えて政権についたが、何が変わったのであろうか。

国民皆保険法案は通った、住宅バブルを起こしていた金融機関規制する金融規制法案も通った。だが、それらの中身は、あちこちに穴があけられ、骨抜きにされ、実質的には、何も変わっていないという状態になっている。

国民皆保険法の適用は2013年からという先送りに加え、課税の強化や、実際に導入される保険は、保険会社供給するとされており、その保険の内容が不明となっているし、この制度では、保険会社は実際にかかった治療費保険会社の取り分を乗せた分を保険料として、加入者に押し付けられる。一定額以上の負担には政府補助をという事になるのであれば、その分もやっぱり税金で賄われるわけで、医療費の高騰には歯止めがかからない制度となっているのである。いわば、保険会社収益を、国家税金で補填する事を約束しているのである。

金融規制法では、バブルの原因となった自己勘定でのSIV(Structured Investment Vehicle)を禁止する筈が、実際には、作れる事になってしまっている。規制文言はあるが、あちこちに抜け穴や特例が作られていて、ザル状態であり、一体どの辺が規制なのであろうかという状態になっている。

変革は、現実が変わっていく以上、常に行うモノであるが、ことさらに変革を唱えてみせると、その変革の中でも自分達の利権を守り通す事が評価基準となる勢力が発生し、結果的に、総論賛成各論反対の挙句に、穴だらけの変革となる。

穴を全部ふさいだ変革だと、日本郵政民営化のように反動勢力が巻き返しを図るし、かといって、少しずつ変えていこうとしても、ほんのわずかな変革であってもその先を予測して反対するという先見性のある既得権益層の人も存在する。

変革は、民主的な手法では絶対に出来ないという事であり、変化をもたらすのは企業が行う事業によって、新しいサービス提供されて、古いサービスが完全に間尺にあわなくなった時に、初めて、変革が可能になると言える。

変革をしたければ、企業家になるべきであるし、企業が現状に安穏として反動勢力になるのを防ぐ為に、常に変革の先取りをしなければ生き残れないような制度を作ることこそが、民主的な政治が可能な事と言える。

国民の望みを実現していない以上、支持率が低下するのは当然であるし、どんなに頑張ったと言っても結果が出てこなければ、何もしていないに等しい。いや、時間無駄にした分だけ、マイナスの評価となる。

何をやるのか、何がやれるのかを勘違いしている人ばかりが政治家になりたがるというのは、不思議なことである。

11月中間選挙民主党が負けると、その2年後の大統領選挙で、共和党大統領が出てくる事になるであろう。それを防ぐには、戦争の勝利が必要であり、朝鮮半島をやる気になるとしたら、来年くらいであろうか。アフガニスタンの失敗を表面化させ、撤退を行うのは中間選挙後であるが、朝鮮半島を先に始めて、重要性の高い戦場に主力を投入するとして転進をかけ、アフガニスタンからなし崩し的に撤収して放置するという展開もありえるのであった。

[2010.7.17]

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html

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