「亡者」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 亡者とは

2024-11-13

新型ステルス戦闘機「殲35」初公開中に35人死亡はアカンやろ

急遽名前を変えるか死亡者数増やさないと

2024-10-18

「レプリコンワクチン危険性」のウソ @Dr.ゆうき診療日誌

「Dr.ゆうき診療日誌」の反ワク記事について https://www.yuki-clinic.jp/diary/diary-2051/

レプリコンワクチンベトナムでの大規模な治験の結果が、2024年5月に報告されています。第3相の治験に参加したワクチン接種者8059名のうち5名が死亡し、118名に重篤有害事象がみられました。アメリカで開発されたレプリコンワクチンですが、世界承認されたのは日本のみです。

(参照先の論文 https://www.nature.com/articles/s41467-024-47905-1.pdf

間違っています

Dr. ゆうきさんは疲れていて、論文に書かれていることを見落としていたのだと思います

なお、ある国が最初承認した薬は、その時点で他の国では承認されていないことが通常です(最初なので)。ただし、安全性が確認された薬はその後他の国にも承認されていく可能性が高いです。当然ながら、日本以外の国が今後承認しない、ということはこの論文には書かれていません。

RNAワクチンが史上最大の健康被害をもたらしています新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第二部会の審議結果(2024/9/12)では、健康被害救済認定8,108件、死亡認定818名でした。

間違っています。Dr. ゆうきさんは疲れていて、母集団を見落としていたのだと思います

海外ではmRNAワクチンは、効果より副作用問題となり、3〜4回で接種は終了されています

間違っています。Dr. ゆうきさんは疲れていて見落としていたのだと思います

例えば米国でも2024年の接種スケジュールが他のワクチンと一緒にCDCで公開されていますスケジュールは一覧表になっています

2024-10-14

「未婚男性の死亡年齢中央値けが異常に低い件」は間違い? ちゃんと調べた その2

前 https://anond.hatelabo.jp/20241014004111

 

未婚男性が死にやすい状況も変わらないようだった

 

区分の死亡した人の平均年齢

※これで論じるのは良くないと思うが、2019年2022年で大きな差はないことを確認するため

 

2022年

性別未婚離別有配偶死別既婚
男性65.372.580.587.681.2
女性75.979.677.190.286.3

 

2019年

性別未婚離別有配偶死別既婚
男性63.57179.586.880.3
女性75.778.47689.685.5

 

以下は計算に使ったデータ

 

2019 男性
年齢区分平均年齢男性総数男性未婚者数既婚者数既婚率死者総数有配偶死者数離別死者数死別死者数既婚死者数未婚者死者数
15~19歳1727816062757418241880.97710000771
2024222948345260239534595011.7143049200691359
25~29歳2730401671979623106054434.913721494511951173
30~34歳3232697471419307185044056.6196137117295521402
35~39歳3736700061179356249065067.928518043491311661680
40~44歳4241584961132809302568772.8488915347872423452522
45~49歳4748224751224888359758774.68802292616556946504129
50~54歳524236233955290328094377.4126464609256414973225293
55~59歳573823872697639312623381.81827476463877304118276394
60~64歳623543716505636303808085.729211141475599801205478594
65~69歳673840239428505341173488.85524030348932725544222912929
70~74歳724156270297154385911692.980580508231193657706852911937
75~79歳772996621105732289088996.5105133732901103212148964708577
80~84歳82208050539046204145998.1128508923477978229551232805152
85~89歳87117375414093115966198.8135395905264351376671325442803
90~94歳92401292306539822799.2884254801216563775687424973
95~99歳97654443906505499.42583395973101571325620203
100歳以上102586280578298.64067808303195403334
合計51014650153424263567222469.925450837053884279866168813912862880275925

 

2019 女性
年齢区分平均年齢女性総数女性未婚者数既婚者数既婚率死者総数有配偶死者数離別死者数死別死者数既婚死者数未婚者死者数
15~19歳1726864882663351231370.94060101405
20242228844122509333375079136123115147565
25~29歳2729490691712877123619241.9683121493173509
30~34歳3231797601063542211621866.610172891194412602
35~39歳373605421815061279036077.416267032389950674
40~44歳424089364759408332995681.4292413744813318881033
45~49歳474768900799360396954083.2522226159419536511567
50~54歳524242467611411363105685.668993697131018451911693
55~59歳573878674415015346365989.391165332161044073821727
60~64歳623675708270342340536692.612934793021311100111611761
65~69歳674120029220144389988594.7242501423638373531216042624
70~74歳724683688208261447542795.6373861995452448832340303325
75~79歳773702406130289357211796.55863526210615422223545874013
80~84歳822840243844362755807979382529420679452310885245254
85~89歳87193547860967187451196.91436152478374091038411360337538
90~94歳928734422242885101497.41570921053666611323191495167492
95~99歳97211826411620771098.1908391475331082436872213583
100歳以上102285974452815298.425016766662354124283722
合計54355972123507864200518677.277959456720971487824697043090262665445087

 

年齢区分の死者数/総数(%)はこち

 

年齢既婚男性(%)未婚男性(%)既婚女性(%)未婚女性(%)男性既婚率(参考)
15~19歳0.00 0.03 0.00 0.02 0.9
20240.02 0.05 0.01 0.02 11.7
25~29歳0.02 0.06 0.01 0.03 34.9
30~34歳0.03 0.100.02 0.06 56.6
35~39歳0.05 0.14 0.03 0.08 67.9
40~44歳0.08 0.22 0.06 0.14 72.8
45~49歳0.13 0.34 0.09 0.2074.6
50~54歳0.22 0.55 0.14 0.2877.4
55~59歳0.38 0.920.21 0.42 81.8
60~64歳0.68 1.70 0.330.65 85.7
65~69歳1.243.02 0.55 1.19 88.8
70~74歳1.78 4.02 0.76 1.60 92.9
75~79歳3.34 8.111.53 3.08 96.5
80~84歳6.04 13.19 3.21 6.22 98.1
85~89歳11.43 19.89 7.26 12.36 98.8
90~94歳21.95 31.75 17.57 33.40 99.2
95~99歳39.38 52.05 41.99 87.05 99.4

 

注目したいのは50代、未婚者が珍しくなくなった世代ですら、死亡率は2倍以上高い

これは「未婚と短命に相関関係がある」を流石に否定できなくなってきた

ただし、念の為言うと女性もその影響は強い

 

継続して、何がそうさせているかを調べていく 10/14 17:00

 

___________

 

調べること

 

データの読み方への疑い

1.若くして亡くなってる人を除いたデータならどうなるか?

2.未婚率が低すぎた世代を除くとどうなるか?

因果関係を考える

3.離別者も早逝してるのか?離別、死別、有配偶も含めて調べる

 

1.若くして亡くなってる人を除いたデータならどうなるか?

・45歳以上で初婚というのが少ない

病死するのは45歳以上が多い(30代死因1位は自殺

ということで、45歳以上のみで比較してみよう

 

区分の死亡者の平均年齢(2019)

 

性別未婚離別有配偶死別既婚
男性67.671.879.886.980.6
女性79.779.276.789.685.6

 

未婚者の年齢が大幅に上がったか、それでも男性13歳差、女性5.9歳差があった(フィルタ前は16.8歳差と、9.8歳差)

 

2.未婚率が低すぎた世代無視するとどうなるか?

2019年時点の50代だと、男性未婚率が20前後女性が13%前後とある程度あるので参考になりそう

 

区分の死亡率

既婚者(%)未婚者(%)比率(未/既)
50代前半男性0.2230.554 2.5
50代後半男性0.378 0.9172.4
50代前半女性0.143 0.277 1.9
50代後半女性0.213 0.416 2.0

 

こうみると、50代ですら未婚者の方が2倍以上死にやすいことが分かる

 

3.離別者も早逝してるのか?離別、死別、有配偶も含めて調べる

45歳以上の死亡者について、各条件がどの年齢で死亡してるかその割合を調べた

なお、人口差や時代差などは加味していないので完全に正確ではない

 

男性

年齢有配偶+死別亡者離別死亡者未婚死亡者
45~49歳0.53 2.74 6.16
50~54歳0.84 4.25 7.90
55~59歳1.41 6.43 9.54
60~64歳2.65 9.2812.82
65~69歳5.83 15.46 19.29
70~74歳10.03 19.79 17.81
75~79歳15.14 18.29 12.80
80~84歳20.44 13.237.69
85~89歳22.72 7.21 4.18
90~94歳15.202.75 1.45
95~99歳4.49 0.51 0.30
100歳以上0.71 0.05 0.05

 

女性

年齢有配偶+死別亡者離別死亡者未婚死亡者
45~49歳0.47 2.04 3.79
50~54歳0.67 2.84 4.10
55~59歳1.00 3.49 4.18
60~64歳1.56 4.63 4.26
65~69歳3.08 8.336.35
70~74歳4.99 11.38 8.05
75~79歳8.39 13.36 9.72
80~84歳14.16 14.75 12.72
85~89歳22.29 16.08 18.25
90~94歳24.75 14.46 18.14
95~99歳14.54 7.19 8.68
100歳以上4.09 1.45 1.75

 

グラフ画像

https://drive.google.com/uc?export=view&id=1BPYmwKwLkWa74jLuVdKzcUj2c-_i3F7R

 

これを見ると

男性離婚しても早逝する可能性がある
女性寿命ボリュームゾーンは変わらないものの、早逝気味になる

という可能性は一定あるように思えた

 

ただし、男性は 未婚者<離婚者<有配偶or死別 なのに対し

女性は 離婚者<未婚者<有配偶or死別 となっている

 

___________

 

まとめ

・これ以上は統計から分かることはあまりなさそう

・元記事は言い過ぎだが、相関はありそう

しか男性場合看過できないほどの差が出る

・元記事では「未婚男性」を煽っていたが、未婚女性も程度の差こそあれ同様

・離別者も同様の現象一定起きる

因果関係はまだ不明なところが多く、今の若い世代に当てはまるかも不明(ただし50代くらいには既に当てはまっている

 

因果関係の仮説や考察

大きく分ければこれって

1.早逝する人は結婚できない傾向にある(=結婚できないような人は早逝する傾向にある)

2.パートナーが居ないと早逝する傾向にある(そしてそれは男性が顕著)

のどちらか、あるいはどちらもなんだけど

離別者でも影響があったので、2は有り得るんじゃないかってあるね

ただし、離婚原因が病気である可能性もあるけど、その場合は原因と結果が逆転する

 

1の原因として、そもそも持病持ちというパターンと、低収入関係しているケースがありそう、収入婚姻率には相関があるので、そうなると医療費をどれだけ払うかとか、老人ホームに入るかとかいうところに相関してくる(頑張れば統計から割り出せそう?)

2の原因として、男女差があることから女房が居ないと食生活乱れると言う可能性がありそう、あとは酒が増えるとか他の生活面が乱れるとか

直接的なところでは治療費が捻出できなくなるとか、倒れた時の発見が遅れるとか、子供存在とかかなあ

もちろん「寂しくて死んじゃう」のような理由も考えうるけど、他を排除しないと何とも言えないね

 

この事実を未婚者はどう受け取ればいいかと言えば

「死亡リスクが高いグループに属している」でいいんじゃないかと思う

 

疲れた、また気になったら調べる

他国統計とか調べたらより精度上がるんだけど、誰かやってくれねーかな

ていうか国にやってほしい、いや実は一番詳しいのは保険屋なんじゃないか

 

____

 

ところで俺は「未婚男性秋田まれ青森育ち・東京在住・働き過ぎ」なんだけど、役満か?遺書を書いておこう

 

____

 

思いついたんだけど、未婚男性/既婚男性に差があって、女性は差がないって、ひょっとして年収の多さでは?

年収婚姻率は男性にのみ強い相関があるから、未婚男性低所得者層なんだよね

収入寿命の相関を調べたら何か出てくるかも?

 

続き https://anond.hatelabo.jp/otihateten3510/

anond:20241014004111

50歳以降で死んだ人だけで中央値取っても60数歳が独身亡者の年齢中央値になるって言ってなかったっけ?

そこの検証よろしく

「未婚男性の死亡年齢中央値けが異常に低い件」は間違い(?)なこと、ちゃんと調べた

追加:調べ終わったから一番最後だか見るのオススメ。残念ながら相関は「あった」。しかし元記事は言い過ぎ。

 

追記さらに調べた

・低収入が原因である可能性はありそう

アメリカで同様の議論研究があった(原因は結局特定に至っていない?)

 

ーーーー

 

この件、これより前にもあったと思う

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/afc7fac67c5e9a7cf41f0c1096096c5851c25872

Youtubeやらでめっちゃ拡散されてたよね

非常に怪しいと思いながら、統計調べるのってすごーーくめんどくさいか放置してた

 

そしたら大和総研ちゃん否定してた

https://www.dir.co.jp/report/column/20241011_012166.html

これ見て「ああそういうことか」と思ってちゃんと調べることにした

3時間くらいかかったわ

 

ソース論文はこれ

 

結婚の多相生命表:基礎的概念手法国立社会保障・人口問題研究所

https://ipss.repo.nii.ac.jp/record/2000394/files/24800302.pdf

 

正直学がなさすぎて読めない、読めなくない?

そもそも寿命に関する統計ってめんどくさいんだよね、自分理解できてないことを理解している

 

なので、ちゃん統計を調べた

 

死亡数はここ

人口動態調査  15歳以上の死亡数,年齢(5歳階級)・性・配偶関係別(2022年

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450011&tstat=000001028897&cycle=7&year=20220&month=0&tclass1=000001053058&tclass2=000001053061&tclass3=000001053065&stat_infid=000040098335&result_back=1&tclass4val=0

  

男女年齢区分ごとの総人口と、未婚率はここ(2020年 ※ずれてるけどまあええやろの精神

国勢調査 男女,年齢(各歳),配偶関係世帯家族類型一般世帯人員-全国,都道府県,21大都市,21大都市の区,県庁所在市,人口20万以上の市

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200521&tstat=000001136464&cycle=0&year=20200&month=24101210&tclass1=000001136466

 

出来上がったのがこち

 

男性の総数、既婚・未婚率、各死亡数など
年齢平均年齢男性総数未婚者数既婚者数既婚率(%)死者総数有配偶死者数離別死者数死別死者数既婚死者数未婚者死者数
15~19歳1727816062757418241880.9 12651203774
2024222948345260239534595011.7 214639220611338
25~29歳2730401671979623106054434.9 22571416202031247
30~34歳3232697471419307185044056.6 281937114665231273
35~39歳3736700061179356249065067.9 4414778317811031646
40~44歳4241584961132809302568772.8 727113307671921162429
45~49歳4748224751224888359758774.6 13844277015454943644288
50~54歳524236233955290328094377.4 218014798288815078366200
55~59歳573823872697639312623381.8 2864274144204272118907219
60~64歳623543716505636303808085.7 41973130525952700197049094
65~69歳673840239428505341173488.8 6870524661871119663533812407
70~74歳724156270297154385911692.9 141338569751491168737875918119
75~79歳772996621105732289088996.5 1701927304513126122639843411409
80~84歳82208050539046204145998.1 24748710098611346245881369207700
85~89歳87117375414093115966198.8 3206471068306740419991555693956
90~94歳92401292306539822799.2 295883616342482451961093121388
95~99歳97654443906505499.4 155165146364892322438349337
100歳以上102586280578298.6 401831124494392556540
合計51014650153424263567222469.9 15660324705857375916170570604990864

 

女性の総数、既婚・未婚率、各死亡数など
年齢平均年齢女性総数未婚者数既婚者数既婚率(%)死者総数有配偶死者数離別死者数死別死者数既婚死者数未婚者死者数
15~19歳1726864882663351231370.9 4882002485
2024222884412250933337507913.0 7452715042702
25~29歳2729490691712877123619241.9 806135531189615
30~34歳3231797601063542211621866.6 10223051003408613
35~39歳373605421815061279036077.4 166062524414883773
40~44歳424089364759408332995681.4 272112504411917101009
45~49歳474768900799360396954083.2 517225179096634921677
50~54歳524242467611411363105685.6 77323881144920655362189
55~59歳573878674415015346365989.3 94865160178737773242149
60~64歳623675708270342340536692.6 13104753222971007108362258
65~69歳674120029220144389988594.7 208681214233332861183362517
70~74歳724683688208261447542795.6 443242359165319907400294264
75~79歳773702406130289357211796.5 6023727392725121272559154283
80~84歳82284024384436275580797.0 10275933807897754228970125696
85~89歳87193547860967187451196.9 1610432984895371137621531477818
90~94歳928734422242885101497.4 1851381392280361546421766008454
95~99歳97211826411620771098.1 116473229945301046321114614968
100歳以上102285974452815298.4 34575115107632176333671188
合計54355972123507864200518677.3 7683531645505656649517371628951658

 

なお、既婚は「有配偶者死別+離別」としている

 

で、恐らくだけど、元ソースは「死亡者数の中央値」を取ってる

申し訳ないけど中央値出すのめんどくさかったか平均値を出した

 

性別未婚離別有配偶死別既婚
男性65.372.580.587.681.2
女性75.979.677.190.286.3

 

かに未婚男性の平均が65.3歳で、似た感じになってるよね

他の値も概ね合ってると思う

んで未婚女性の値だけぜんぜん違うんだけど、中央値を調べたらちゃんと80〜85歳に入ってたか計算間違いでは無さそう

 

で、一旦ここまでで主張を整理したいんだけど

1.計算方法が酷すぎる

2.女性の未婚/既婚の年齢差が少ない謎が残っている

 

1.計算方法が酷すぎる

あのさあ、死んだ人の年齢を全部並べて中央値とったら、そりゃ未婚の方が若くなるに決まってるだろ?

まさかそんな雑な計算してると思わなかった

そこから「未婚者はいのち短し」はあまりにも酷い

(てか年寄りは未婚者こんなに少ないんだな)

死別者の死亡中央値が高いのは当たり前だしね、なんなんだこのまとめは

 

じゃあ未婚者は既婚者に比べて死亡リスクがどれほど高いのか?っていうのは

単純に条件毎の「死亡者数/生存者数」を調べればざっくり出るんじゃないかと思う

(本当は階級を1個ずらすべきなのかもしれんが、一旦同じ年齢区分で出している)

 

男女の年齢階級別の死亡率
年齢男性既婚者(%)男性未婚者(%)女性既婚者(%)女性未婚者(%)
15~19歳0.01 0.03 0.01 0.02
20240.02 0.05 0.01 0.03
25~29歳0.02 0.06 0.02 0.04
30~34歳0.03 0.09 0.02 0.06
35~39歳0.04 0.14 0.03 0.09
40~44歳0.07 0.21 0.05 0.13
45~49歳0.120.35 0.09 0.21
50~54歳0.240.65 0.15 0.36
55~59歳0.38 1.03 0.21 0.52
60~64歳0.65 1.80 0.32 0.84
65~69歳1.04 2.90 0.47 1.14
70~74歳2.04 6.100.89 2.05
75~79歳3.40 10.79 1.57 3.29
80~84歳6.71 19.72 3.52 6.75
85~89歳13.42 28.07 8.1712.82
90~94歳27.45 45.29 20.75 37.69
95~99歳58.95 86.41 53.66 120.70

 

こう見ると、大体2〜3倍の死亡リスク(死にやすい)感じじゃないかと思う

ただし注意なのは因果関係が逆である可能性も高い(例えば病気のため結婚できなかったなど)し

そもそも今の70代以上の既婚率は異常に高いため、データとして信頼性に乏しいと思う

まりまだ分からん

 

2.女性の未婚/既婚の年齢差が少ない謎が残っている

上では否定的なことを言ったが、ちゃんと調べてみると

かに未婚男性は若くして亡くなってることがわかった

 

データとして示すのが非常に難しいんだが

とりあえず「全死亡者に対する年齢区分の死亡者割合」の一覧がこれだ

 

年齢未婚男性(%)既婚男性(%)既婚女性(%)未婚女性(%)
15~19歳0.85 0.00 0.00 0.94
20241.47 0.01 0.01 1.36
25~29歳1.37 0.03 0.03 1.19
30~34歳1.40 0.07 0.06 1.19
35~39歳1.81 0.16 0.121.50
40~44歳2.67 0.30 0.241.95
45~49歳4.72 0.62 0.49 3.25
50~54歳6.82 1.110.77 4.24
55~59歳7.94 1.68 1.02 4.16
60~64歳10.01 2.79 1.51 4.37
65~69歳13.65 5.01 2.56 4.87
70~74歳19.94 11.15 5.59 8.25
75~79歳12.56 13.94 7.81 8.29
80~84歳8.47 19.39 13.54 11.03
85~89歳4.35 22.03 21.38 15.13
90~94歳1.53 15.48 24.65 16.37
95~99歳0.37 5.43 15.56 9.62
100歳以上0.04 0.79 4.66 2.30
合計100 100 100 100

 

これは「年齢ごとの未婚者数」を無視しているが、それを除いて考えても未婚男性の早逝が目立っている

グラフにすると分かりやすい)

誤解を恐れずに言うと、女性データが奇妙なのではなく、未婚男性の方がおかしいんだ

ただし、あまりに死に過ぎだ

 

総数死者数死亡率(%)
既婚男性356722247060491.98
既婚女性420051867162891.71
未婚男性15342426908640.59
未婚女性12350786516580.42

 

既婚/未婚で死亡率が違うのは、若者が未婚だからだが

それにしても男女差がエグくないか

人口比でみた死亡率を、男女で比較してみる

 

年齢男性既婚者(%)女性既婚者(%)比率(男/女)男性未婚者(%)女性未婚者(%)比率(男/女)
15~19歳0.01 0.01 1.43 0.03 0.02 1.54
20240.02 0.01 1.57 0.05 0.03 1.84
25~29歳0.02 0.02 1.25 0.06 0.04 1.75
30~34歳0.03 0.02 1.47 0.09 0.06 1.56
35~39歳0.04 0.03 1.40 0.14 0.09 1.47
40~44歳0.07 0.05 1.36 0.21 0.13 1.61
45~49歳0.120.09 1.38 0.35 0.21 1.67
50~54歳0.240.15 1.57 0.65 0.36 1.81
55~59歳0.38 0.21 1.80 1.03 0.52 2.00
60~64歳0.65 0.32 2.04 1.80 0.84 2.15
65~69歳1.04 0.47 2.202.90 1.14 2.53
70~74歳2.04 0.89 2.286.102.05 2.98
75~79歳3.40 1.57 2.18 10.79 3.29 3.28
80~84歳6.71 3.52 1.91 19.72 6.75 2.92
85~89歳13.42 8.171.64 28.07 12.82 2.19
90~94歳27.45 20.75 1.32 45.29 37.69 1.20
95~99歳58.95 53.66 1.1086.41 120.70 0.72

 

なんだこれ、既婚者も未婚者も男が死に過ぎじゃないか

これもうコロナしかないだろ

 

というわけで死亡数の推移

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai23/dl/gaikyouR5.pdf

8ページ

 

あかん、わからなくなってきた

一個前の国勢調査読まなきゃ無理だわこれ

めんどくせー;;

 

途中まとめ

・既婚者と未婚者で雑に死亡者中央値とったら、そりゃ未婚者の方が圧倒的に若くて当然、参考にできない

・では男女で比較した場合どうかだけど、データタイミングで何故か男性めっちゃ死んでるから参考にならない

・調べた結果「未婚者はやはり短命」となっても、未婚者のデータがまず圧倒的に少ないので今の30代40代以下に適用できるかは不明(少なくともも1020年は答え出ないはず)

論文は読めてない、誰か読んで

 

こういうデータを示すタイプ記事って、途中の計算方法とか明かしてないの腹立つんだよね

あと裏取らずに拡散するメディアとか

でも俺も間違ってるかもしれないから、気になった人は各々調べてみてほしい、データはあるんだから

 

________

 

コロナの影響を無視したいので2019年版の死亡数で調べ直した(ソースは同じ場所から取ってるので割愛

なお未婚率と男女総数は2020年のもの国勢調査からしょうがない)

 

結果、コロナによる男女差に対する影響は恐らくあまりないと思われる結果になった

 

2022

総数死者数死亡率(%)
既婚男性356722247060491.98
既婚女性420051867162891.71
未婚男性15342426908640.59
未婚女性12350786516580.42

 

2019

総数死者数死亡率(%)
既婚男性356722246288021.76
既婚女性420051866266541.49
未婚男性15342426759250.49
未婚女性12350786450870.37

 

てことは、直感に反するけど、男女の寿命差だけでこんなに死亡率が違うってことになるんだな?

 

そして、未婚男性が死にやすい状況も変わらないようだった

 

※長くなったので次の記事に分けた

次 https://anond.hatelabo.jp/20241014165955

2024-10-09

意識調査兵庫県文書問題

パワハラもおねだりもあったし、パレード寄付違法知事が二人の人を殺したよ派

パワハラはあったし何より公益通報者保護法違反けしからん、元局長の死は知事のせいだよ派

亡者との因果関係はさておき、公益通報者保護法がどうかにかかわらず為政者告発者を裁くなどけしからん知事資質に欠く派

マスコミ県議と県職員によるクーデター許せない派

皆さんはどれですか?

2024-10-05

anond:20241005072457

ワイもお前の存在を実際に見たことがないか

お前はこの世に存在してない

亡者書き込みやと思って無視したるわ!

 

お前のいうことも全部嘘のデマってことでええよな?

2024-10-02

 三四郎は、その不思議な事を、すぐ話せばいいと思うのに、与次郎は平気なもので、一人でのみこんで、一人で不思議がっている。三四郎はしばらく我慢していたが、とうとう焦れったくなって、与次郎に、美禰子に関するすべての事実を隠さずに話してくれと請求した。与次郎は笑いだした。そうして慰謝のためかなんだか、とんだところへ話頭を持っていってしまった。 「ばかだなあ、あんな女を思って。思ったってしかたがないよ。第一、君と同年ぐらいじゃないか。同年ぐらいの男にほれるのは昔の事だ。八百屋お七時代の恋だ」  三四郎は黙っていた。けれども与次郎意味はよくわからなかった。 「なぜというに。二十前後の同じ年の男女を二人並べてみろ。女のほうが万事上手だあね。男は馬鹿にされるばかりだ。女だって自分軽蔑する男の所へ嫁へ行く気は出ないやね。もっと自分世界いちばん偉いと思ってる女は例外だ。軽蔑する所へ行かなければ独身で暮らすよりほかに方法はないんだから。よく金持ちの娘や何かにそんなのがあるじゃないか、望んで嫁に来ておきながら、亭主を軽蔑しているのが。美禰子さんはそれよりずっと偉い。その代り、夫として尊敬のできない人の所へははじめから行く気はないんだから相手になるものはその気でいなくっちゃいけない。そういう点で君だのぼくだのは、あの女の夫になる資格はないんだよ」  三四郎はとうとう与次郎といっしょにされてしまった。しかし依然として黙っていた。 「そりゃ君だって、ぼくだって、あの女よりはるかに偉いさ。お互いにこれでも、なあ。けれども、もう五、六年たたなくっちゃ、その偉さ加減がかの女の目に映ってこない。しかして、かの女は五、六年じっとしている気づかいはない。したがって、君があの女と結婚する事は風馬牛だ」  与次郎は風馬牛という熟字を妙なところへ使った。そうして一人で笑っている。 「なに、もう五、六年もすると、あれより、ずっと上等なのが、あらわれて来るよ。日本じゃ今女のほうが余っているんだから風邪なんか引いて熱を出したってはじまらない。――なに世の中は広いから、心配するがものはない。じつはぼくにもいろいろあるんだが、ぼくのほうであんまりうるさいから、御用で長崎出張すると言ってね」 「なんだ、それは」 「なんだって、ぼくの関係した女さ」  三四郎は驚いた。 「なに、女だって、君なんぞのかつて近寄ったことのない種類の女だよ。それをね、長崎へ黴菌の試験出張するから当分だめだってわっちまった。ところがその女が林檎を持って停車場まで送りに行くと言いだしたんで、ぼくは弱ったね」  三四郎ますます驚いた。驚きながら聞いた。 「それで、どうした」 「どうしたか知らない。林檎を持って、停車場に待っていたんだろう」 「ひどい男だ。よく、そんな悪い事ができるね」 「悪い事で、かあいそうな事だとは知ってるけれども、しかたがない。はじめから次第次第に、そこまで運命に持っていかれるんだから。じつはとうのさきからぼくが医科の学生になっていたんだからなあ」 「なんで、そんなよけいな嘘をつくんだ」 「そりゃ、またそれぞれの事情のあることなのさ。それで、女が病気の時に、診断を頼まれて困ったこともある」  三四郎おかしくなった。 「その時は舌を見て、胸をたたいて、いいかげんにごまかしたが、その次に病院へ行って、見てもらいたいがいいかと聞かれたには閉口した」  三四郎はとうとう笑いだした。与次郎は、 「そういうこともたくさんあるから、まあ安心するがよかろう」と言った。なんの事だかわからない。しかし愉快になった。  与次郎はその時はじめて、美禰子に関する不思議説明した。与次郎の言うところによると、よし子にも結婚の話がある。それから美禰子にもある。それだけならばいいが、よし子の行く所と、美禰子の行く所が、同じ人らしい。だから不思議なのだそうだ。  三四郎も少しばかにされたような気がした。しかしよし子の結婚だけはたしかである。現に自分がその話をそばで聞いていた。ことによるとその話を美禰子のと取り違えたのかもしれない。けれども美禰子の結婚も、まったく嘘ではないらしい。三四郎ははっきりしたところが知りたくなった。ついでだから与次郎に教えてくれと頼んだ。与次郎はわけなく承知した。よし子を見舞いに来るようにしてやるから、じかに聞いてみろという。うまい事を考えた。 「だから、薬を飲んで、待っていなくってはいけない」 「病気が直っても、寝て待っている」  二人は笑って別れた。帰りがけに与次郎が、近所の医者に来てもらう手続きをした。  晩になって、医者が来た。三四郎自分医者を迎えた覚えがないんだから、はじめは少し狼狽した。そのうち脈を取られたのでようやく気がついた。年の若い丁寧な男である三四郎は代診と鑑定した。五分ののち病症はインフルエンザときまった。今夜頓服を飲んで、なるべく風にあたらないようにしろという注意である。  翌日目がさめると、頭がだいぶ軽くなっている。寝ていれば、ほとんど常体に近い。ただ枕を離れると、ふらふらする下女が来て、だいぶ部屋の中が熱臭いと言った。三四郎は飯も食わずに、仰向けに天井をながめていた。時々うとうと眠くなる。明らかに熱と疲れとにとらわれたありさである三四郎は、とらわれたまま、逆らわずに、寝たりさめたりするあいだに、自然に従う一種快感を得た。病症が軽いからだと思った。  四時間、五時間とたつうちに、そろそろ退屈を感じだした。しきりに寝返りを打つ。外はいい天気である。障子にあたる日が、次第に影を移してゆく。雀が鳴く。三四郎はきょうも与次郎が遊びに来てくれればいいと思った。  ところへ下女が障子をあけて、女のお客様だと言う。よし子が、そう早く来ようとは待ち設けなかった。与次郎だけに敏捷な働きをした。寝たまま、あけ放しの入口に目をつけていると、やがて高い姿が敷居の上へ現われた。きょうは紫の袴をはいている。足は両方とも廊下にある。ちょっとはいるのを躊躇した様子が見える。三四郎は肩を床から上げて、「いらっしゃい」と言った。  よし子は障子をたてて、枕元へすわった。六畳の座敷が、取り乱してあるうえに、けさは掃除をしないから、なお狭苦しい。女は、三四郎に、 「寝ていらっしゃい」と言った。三四郎はまた頭を枕へつけた。自分だけは穏やかである。 「臭くはないですか」と聞いた。 「ええ、少し」と言ったが、べつだん臭い顔もしなかった。「熱がおありなの。なんなんでしょう、御病気は。お医者はいらしって」 「医者はゆうべ来ました。インフルエンザだそうです」 「けさ早く佐々木さんがおいでになって、小川病気から見舞いに行ってやってください。何病だかわからないが、なんでも軽くはないようだっておっしゃるものから、私も美禰子さんもびっくりしたの」  与次郎がまた少しほらを吹いた。悪く言えば、よし子を釣り出したようなものである三四郎は人がいいから、気の毒でならない。「どうもありがとう」と言って寝ている。よし子は風呂敷包みの中から蜜柑の籠を出した。 「美禰子さんの御注意があったから買ってきました」と正直な事を言う。どっちのお見舞だかわからない。三四郎はよし子に対して礼を述べておいた。 「美禰子さんもあがるはずですが、このごろ少し忙しいものですから――どうぞよろしくって……」 「何か特別に忙しいことができたのですか」 「ええ。できたの」と言った。大きな黒い目が、枕についた三四郎の顔の上に落ちている。三四郎は下から、よし子の青白い額を見上げた。はじめてこの女に病院で会った昔を思い出した。今でもものうげに見える。同時に快活である。頼りになるべきすべての慰謝を三四郎の枕の上にもたらしてきた。 「蜜柑をむいてあげましょうか」  女は青い葉の間から果物を取り出した。渇いた人は、香にほとばしる甘い露を、したたかに飲んだ。 「おいしいでしょう。美禰子さんのお見舞よ」 「もうたくさん」  女は袂から白いハンケチを出して手をふいた。 「野々宮さん、あなたの御縁談はどうなりました」 「あれぎりです」 「美禰子さんにも縁談の口があるそうじゃありませんか」 「ええ、もうまとまりました」 「だれですか、さきは」 「私をもらうと言ったかたなの。ほほほおかしいでしょう。美禰子さんのお兄いさんのお友だちよ。私近いうちにまた兄といっしょに家を持ちますの。美禰子さんが行ってしまうと、もうご厄介になってるわけにゆかないから」 「あなたはお嫁には行かないんですか」 「行きたい所がありさえすれば行きますわ」  女はこう言い捨てて心持ちよく笑った。まだ行きたい所がないにきまっている。  三四郎はその日から四日ほど床を離れなかった。五日目にこわごわながら湯にはいって、鏡を見た。亡者の相がある。思い切って床屋へ行った。そのあくる日は日曜である。  朝飯後、シャツを重ねて、外套を着て、寒くないようにして美禰子の家へ行った。玄関によし子が立って、今沓脱へ降りようとしている。今兄の所へ行くところだと言う。美禰子はいない。三四郎はいっしょに表へ出た。 「もうすっかりいいんですか」 「ありがとう。もう直りました。――里見さんはどこへ行ったんですか」 「にいさん?」 「いいえ、美禰子さんです」 「美禰子さんは会堂」  美禰子の会堂へ行くことは、はじめて聞いた。どこの会堂か教えてもらって、三四郎はよし子に別れた。横町を三つほど曲がると、すぐ前へ出た。三四郎はまったく耶蘇教に縁のない男である。会堂の中はのぞいて見たこともない。前へ立って、建物をながめた。説教掲示を読んだ。鉄柵の所を行ったり来たりした。ある時は寄りかかってみた。三四郎はともかくもして、美禰子の出てくるのを待つつもりである。  やがて唱歌の声が聞こえた。賛美歌というものだろうと考えた。締め切った高い窓のうちのでき事である。音量から察するとよほどの人数らしい。美禰子の声もそのうちにある。三四郎は耳を傾けた。歌はやんだ。風が吹く。三四郎外套の襟を立てた。空に美禰子の好きな雲が出た。  かつて美禰子といっしょに秋の空を見たこともあった。所は広田先生の二階であった。田端小川の縁にすわったこともあった。その時も一人ではなかった。迷羊。迷羊。雲が羊の形をしている。  忽然として会堂の戸が開いた。中から人が出る。人は天国から浮世へ帰る。美禰子は終りから四番目であった。縞の吾妻コートを着て、うつ向いて、上り口の階段を降りて来た。寒いみえて、肩をすぼめて、両手を前で重ねて、できるだけ外界との交渉を少なくしている。美禰子はこのすべてにあがらざる態度を門ぎわまで持続した。その時、往来の忙しさに、はじめて気がついたように顔を上げた。三四郎の脱いだ帽子の影が、女の目に映った。二人は説教掲示のある所で、互いに近寄った。 「どうなすって」 「今お宅までちょっと出たところです」 「そう、じゃいらっしゃい」  女はなかば歩をめぐらしかけた。相変らず低い下駄はいている。男はわざと会堂の垣に身を寄せた。 「ここでお目にかかればそれでよい。さっきからあなたの出て来るのを待っていた」 「おはいりになればよいのに。寒かったでしょう」 「寒かった」 「お風邪はもうよいの。大事になさらないと、ぶり返しますよ。まだ顔色がよくないようね」  男は返事をしずに、外套の隠袋から半紙に包んだものを出した。 「拝借した金です。ながながありがとう。返そう返そうと思って、ついおそくなった」  美禰子はちょっと三四郎の顔を見たが、そのまま逆らわずに、紙包みを受け取った。しかし手に持ったなり、しまわずにながめている。三四郎もそれをながめている。言葉が少しのあいだ切れた。やがて、美禰子が言った。 「あなた、御不自由じゃなくって」 「いいえ、このあいからそのつもりで国から取り寄せておいたのだから、どうか取ってください」 「そう。じゃいただいておきましょう」  女は紙包みを懐へ入れた。その手を吾妻コートから出した時、白いハンケチを持っていた。鼻のところへあてて、三四郎を見ている。ハンケチをかぐ様子でもある。やがて、その手を不意に延ばした。ハンケチ三四郎の顔の前へ来た。鋭い香がぷんとする。 「ヘリオトロープ」と女が静かに言った。三四郎は思わず顔をあとへ引いた。ヘリオトロープの罎。四丁目の夕暮。迷羊。迷羊。空には高い日が明らかにかかる。 「結婚なさるそうですね」  美禰子は白いハンケチを袂へ落とした。 「御存じなの」と言いながら、二重瞼を細目にして、男の顔を見た。三四郎を遠くに置いて、かえって遠くにいるのを気づかいすぎた目つきである。そのくせ眉だけははっきりおちついている。三四郎の舌が上顎へひっついてしまった。  女はややしばらく三四郎をながめたのち、聞きかねるほどのため息をかすかにもらした。やがて細い手を濃い眉の上に加えて言った。 「我はわが愆を知る。わが罪は常にわが前にあり」  聞き取れないくらいな声であった。それを三四郎は明らかに聞き取った。三四郎と美禰子はかようにして別れた。下宿へ帰ったら母から電報が来ていた。あけて見ると、いつ立つとある

anond:20241002010446

2024-09-29

anond:20240929104634

からですが

産後うつ(産後ホルモンバランスの急激な変化が関わる)での自殺

2022年厚労省統計では10出産あたり8.43人の自殺率(期間1年)となっています。(下記リンク)

また2022年の死亡全体中のうつ死亡率は23%となっています

産科危機出血羊水塞栓(血液中に羊水が入って起こる)での死亡割合などは

36%なので、10出産あたり13.2人の死亡率となり

周産期うつと合わせると10出産あたり21.62人の死亡率となります

(リンク2/27)

(日本産婦人科医会)

https://www.jaog.or.jp/wp/wp-content/uploads/2023/11/3bd9b6256769e55154e241912e123866.pdf

 

対して労災による2021年10万人あたりの1年間の死亡者数は、男女合わせて1.6人です。

(仕事中の事故過労死自殺など)

https://www.jisha.or.jp/international/topics/202210_39.html

 

10出産あたり21.62人の死亡率は1人産んだ場合ですが(期間1年程なので)、出産は2人産む場合も多く、場合によっては3人以上産むので

出産による死亡率は更に高くなります

 

 

訂正

産後うつ自殺者数を、周産期うつ(産前産後うつ)の場合と間違えており期間1年9か月としていましたが、資料10万人あたりの自殺割合の部分は産後うつのもので期間は1年間でしたので訂正しました。

2024-09-14

人材派遣会社軽蔑しないの?

人材派遣会社が跳梁跋扈しているせいで日本の消費や出生率が落ち込むというのなら、なぜその仕事に関わってる人間ダイレクト軽蔑しないの?そういう陰湿草の根活動日本人には1番効くのに政治家頼みとかやってるから未来が失われていくんだよな。下品な行動かどうか誇りがどうとかいってる間に金の亡者に全て奪われていくんやで。

2024-09-13

なぜ女性結婚すると早死すると言われるのか。

一方、男性は逆に結婚すると著しく寿命が伸びるとも言われる。

これは、死んだ時に夫がいた女性の年齢の中央値が、死んだ時に未婚であった女性の年齢の中央値よりも低くなっているから。

また、死んだ時に妻がいた男性の年齢の中央値が、死んだ時に未婚であった男性の年齢の中央値よりも著しく高くなっているから。

このことが、独身を嘆くあるいは蔑みたい男性諸氏や、ミサンドリー溢れるフェミニストの皆さんなどにとって「男性は妻の内助ので寿命を伸ばせるが、寄生された女性は夫がストレスになって早死する」ことを示すものだとして非常にキャッチーであるためか、定期的に話題になる。

でも、未婚と配偶者有りでの寿命の違いを見たいときに、死亡時年齢の中央値を使っては駄目なのである。その理由簡単な数値例で示す。



毎年8000人の男性が生まれ20歳前までは死亡者が出ず、20歳から毎年100人ずつが死んでいく社会仮定する。社会には20歳男性8000人、21歳の男性が7900人、22歳の男性が7800人……40歳男性が6000人……99歳の男性100人存在し、100歳以上は存在しないという状況である。分母が少なくなって分子が不変なので、死亡率が歳を取るに従って上昇していく社会を想定していることになる。

ここで、結婚というイベント40歳になった時の年初に発生し、40歳の頭の時点で生きている男性6000人の半数の3000人が有配偶者、残りの3000人が未婚のままになるとする。有配偶者でも未婚者でも寿命には関係なく、それぞれ毎年50人ずつ(合計100人で、男性全体の死亡ペースは不変)死んでいくとする。

この社会での、死亡時年齢の中央値を考える。

男性全体では20歳の死亡が100人、21歳の死亡が100人……99歳の死亡が100人となって、死亡時年齢の中央値は59.5歳になる。

次に未婚者について考えると、20歳の死亡が100人、21歳の死亡が100人……39歳の死亡が100人40歳の死亡が50人、41歳の死亡が50人……99歳の死亡が50人となって、死亡時年齢の中央値は49歳になる。

最後に有配偶者について考えると、40歳の死亡が50人、41歳の死亡が50人……99歳の死亡が50人となって、死亡時年齢の中央値は69歳になる。

このように、未婚者であるか有配偶者であるかは寿命関係なく、両者変わらないペースで死亡していくとしても、死亡時年齢の中央値は未婚者と有配偶者で大きく差が出得る。逆に言えば、死亡時年齢の中央値の違いは、結婚の有無での寿命の違いを表しているとは限らないことになる。

ここにさら相手死別による有配偶からの脱退を加えると、やはり未婚者と有配偶者寿命を同一としたまま、未婚の死亡時年齢中央値よりも有配偶の死亡時年齢中央値が低くなるようなケースも作れる。配偶者より早死にした場合は有配偶者としての死亡時年齢にカウントされ、配偶者より長生きした場合死別者としての死亡時年齢にカウントされるので、有配偶者の死亡時年齢中央値は低くなるバイアスがある。女性結婚すると早死する、といった話はそういう効果を誤って評価したものなのである



実際には、未婚と有配偶者の各年齢における死亡率を比較すると、男性女性殆どの年齢において有配偶者の方が死亡率が低くなっている。つまり、男女ともに有配偶者の方が長生きしているのである

2024-09-09

anond:20240909150425

そうやって子宮頸がんワクチンの接種をとめさせて、

日本が死亡者ナンバーワンに輝いてるんだよね

えぐい商売ですわ

anond:20240908203119

おかしいのは、お前。この医学洗脳者が。

もう少し薬害を学べよ。

  

まず予防接種被害救済制度の死亡認定数は以下の通りだ。

  

これまでのすべてのワクチン1977年2月~):158件

新型コロナワクチン2021年2月~):777

  

2024年8月24日の時点でこのありさま。

既に異常事態

  

そもそもワクチンなんてもので救われた命などない。

感染症上下水道の整備により、自然に死亡者が減ってきたところにワクチンを投入して自分たちの手柄にしてきた。

https://dissolvingillusions.com/wp-content/uploads/2021/07/G11.2-UK-Deaths-1838-1978-1.png

  

人類を救った」とされる天然痘生ワクチンなんて詐欺も良いところ。

厳格な接種法が設定された1867年から、死亡者が爆増してるし、そもそも天然痘生ワクチンは当時の先進国である世界人口の数%でしか打ってない。

天然痘医学の力で根絶されたのは、壮大な嘘である確たる証拠だ。

  

一般人はこの話を知らないから「ワクチンはスゲー」と今でも思い込まされてる。

  

てか普通にワクチン機序を調べて考えろよ。

弱毒化ウイルスを体に入れても、そんなものは体外に放出されて、余計に感染を拡大させる。

そいつダメから不活化ワクチンなんてものができたが、これは抗体誘導全然しないし、アジュバントアルミなどの毒を使う。

  

不活化ワクチン下半身不随になるの当たり前の話。アルミなのどの毒が脳に運ばれてるからだ。

近年、ワクチン大好き国家米国自閉症の子供が異常に増えているが、毒が血液脳関門突破すれば自閉症にもなる。

子供ワクチン接種は、1986年には数種類のワクチンだったのが、2024年には35本以上。自閉症が増えない方がおかしい。

https://www.conservativewoman.co.uk/vaccines-autism-and-an-epidemic-of-official-lies/

  

今回のmRNAワクチンに至っては、免疫抑制しながら自然感染の400倍~1000倍もの異常なスパイクタンパクをつくるパワフルバカな機序

こんなもん人死ぬわ。

  

そして、10月からレプリコンワクチンという、さらバカで大薬害ワクチンが登場するが「看護倫理学会」が緊急声明をだした。

まりにもバカで大薬害になるからな。

https://news.yahoo.co.jp/articles/72dcf13fe005d1057d4d739e656824f86cd8e691

  

https://www.jnea.net/wp-content/uploads/20240806kinkyuseimei.pdf

  

お前の嫁さんにも問題あるぜ。

ワクチン政府自分たち目標実現のため打たせてる」なんて言ってるのは、反ワクの中でも陰謀論に傾いてるバカからな。

だが、部分的には本当の話も混じってる。

  

シェディングは生ワクチンの頃から知られていた害だし、mRNAワクチンで癌が増えるのも当たり前。

免疫抑制しながら抗体誘導するし、繰り返しの接種で免疫寛容するからな。

mRNAワクチン接種での癌は、査読論文にもなってる。

https://www.explorationpub.com/Journals/ei/Article/1003140

  

お前さ、何回もmRNAワクチン打ってるだろ?

自分でも打ってるから、害が認められないサンクコストクソ野郎

おめーみたいな奴なんて、反ワクの誰もが説得できると思わねーよ。

手遅れでもあるし。

  

でも、お前は、もうちょい薬害歴史を学び、ワクチン機序を調べろよ。

ワクチンを打たせないことは虐待だ」と言うけども、判断力のない子供に無理矢理ワクチンを打たせることも、それが逆効果毒物である場合虐待からな?

  

少なくともお前は、ワクチン機序全然分かってないだろ?

分かってたら、自分では打つにしても他人にはけして勧めない代物だからな。

  

お前と反ワクの嫁さんなんて、何回話したところで歩み寄ることはねーよ。

反対側の視点でも同じようなことがあるからだ。

例えば医者医学である夫が反ワクで、いくら機序説明しても、医学洗脳者の嫁は聞く耳持たない。

嫁さんや子供を説得できなくて打ってしまい、案の定、嫁さんや子供後遺症を抱えて怒り狂ってる医者医学者は結構な数いる。

  

反ワクの医者医学者の家族でも、説得に失敗する。

機序も分かってない一般人同士なんて、もっと分かり合えねぇな。

バカバカ同士で、根拠薄弱なことを言って罵り合っているのだからな。

  

でも、お前が嫁さんや子供を大切に思う気持ちは本物だろ?

嫁さんが反ワクになろうが、それは変わらないだろ?

  

なら、少しは薬害について学びワクチン機序について学べよ。

医学なんて個体差を利用して、デタラメばかりを風潮する非科学

分野別の撤回論文では、医学ダントツの1位。

https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2017/PA03212_01

  

てめーみたいな人間絶対に変われないだろうが、嫁さんや子供を大切に思う気持ちが、少しでもあるのなら、少しは自分を疑い世界を疑ってみろ。

anond:20240908182644

単純に昭和男は家事しなくていいって価値観だったから、独身だと自分健康管理できなくて死ぬって話だと思う。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/afc7fac67c5e9a7cf41f0c1096096c5851c25872

もっとも、これに対してよく来る反論がある。

「15歳以上の全年齢を対象とした計算では、そもそも若年層は未婚率も高く、ほぼ未婚者なのだから、未婚の死亡中央値が低くなるのは当然である」というものだ。

では、生涯未婚率の考え方をとりいれて、50歳を基準として、50歳まで生きた人たちの配偶関係別死亡年齢中央値をみてみよう(こちらは2015-2019年の5年間累計の数字計算)。

中央値は2015-2019年の累計数字によっで計算

50歳まで未婚であれば生涯未婚と同様であり、今後配偶関係が変化する確率は低い。同様に、熟年離婚が増えているとはいえ、50歳以上での離婚は全体からすれば低く、今後離婚する見込みもない。

結果を見ると、50歳以上であろうと配偶関係別の死亡中央値順位は変動しない。

多少の違いはあっても、50歳以上でさえ未婚男性もっとも短命である。半数が68歳くらいで死亡している。現在50歳の未婚男性諸君は、あと残り人生18年なのである

かに戦後まもなくの時代までは若年死亡率が高かったが、今や死亡者ほとんどが高齢者で、若年死亡構成比は低いからだ。

2024-09-08

anond:20240908075746

未婚既婚での寿命の違いを見たいときに、死亡時年齢の中央値を使っては駄目な理由。それを簡単な数値例で示す。

毎年8000人の男性が生まれ20歳前までは死亡者が出ず、20歳から毎年100人ずつが死んでいく社会仮定する。社会には20歳男性8000人、21歳の男性が7900人、22歳の男性が7800人……40歳男性が6000人……99歳の男性100人存在し、100歳以上は存在しないという状況である。分母が少なくなって分子が不変なので、死亡率が歳を取るに従って上昇していく社会を想定していることになる。

ここで、結婚というイベント40歳になった時の年初に発生し、40歳の頭の時点で生きている男性6000人の半数の3000人が有配偶者、残りの3000人が未婚のままになるとする。有配偶者でも未婚者でも寿命には関係なく、それぞれ毎年50人ずつ(合計100人で、男性全体の死亡ペースは不変)死んでいくとする。

この社会での、死亡時年齢の中央値を考える。

男性全体では20歳の死亡が100人、21歳の死亡が100人……99歳の死亡が100人となって、死亡時年齢の中央値は59.5歳になる。

次に未婚者について考えると、20歳の死亡が100人、21歳の死亡が100人……39歳の死亡が100人40歳の死亡が50人、41歳の死亡が50人……99歳の死亡が50人となって、死亡時年齢の中央値は49歳になる。

最後に有配偶者について考えると、40歳の死亡が50人、41歳の死亡が50人……99歳の死亡が50人となって、死亡時年齢の中央値は69歳になる。

このように、未婚者であるか有配偶者であるかは寿命関係なく、両者変わらないペースで死亡していくとしても、死亡時年齢の中央値は未婚者と有配偶者で大きく差が出得る。逆に言えば、死亡時年齢の中央値の違いは、未婚既婚の寿命の違いを表しているとは限らないことになる。

ここにさら相手死別による有配偶からの脱退を加えると、やはり未婚者と有配偶者寿命を同一としたまま、未婚の死亡時年齢中央値よりも有配偶の死亡時年齢中央値が低くなるようなケースも作れる。配偶者より早死にした場合は有配偶者としての死亡時年齢にカウントされ、配偶者より長生きした場合死別者としての死亡時年齢にカウントされるので、有配偶者の死亡時年齢中央値は低くなるバイアスがある。女性結婚すると寿命が縮まる、といった話はそういう効果を誤って評価したもの

2024-09-06

だいたいの炎上沙汰って

「この話で得する人が賛同してるはずだ(損してる人が反対のはずだ)」と

属性全体を一枚岩と設定して語りだす」の合わせ技で

主張の宛先が超巨大になって反論し返されて

その反論するやつも同じ論理構成を使って

で話が散るよね

バズに飢えた亡者にとってはすごく都合がいいしどうしようもないね

2024-08-31

anond:20240831203244

いやいや。伝播の仕組みは、きちんと語られてるよ。

まず伝播の歴史は、天然痘などで知られる生ワクチンから

体に取り込んだ弱毒化ウイルスが、打った人の周囲に撒かれて、それで感染者と死亡者を大量に出した歴史があるんだ。

  

伝播は今のmRNAワクチンでも起こってるよ。

呼気や皮膚からmRNAを取り込んだエクソソームが発見されてる。

  

エクソソームとは細胞から分泌される細胞外小胞で、細胞間の情報伝達機能があるんだ。

女性美容で、エクソソームパックとか実用化されてて有名だね。

若い人のエクソソームが入ったエクソソームパックをすると美肌に良いってやつ。

  

ケバブ屋さんの店員さんとか、ちょっと異様な臭いするの分かるかな?

あれは体に取り込んだスパイスと汗が混ざって排出されてる。

このケバブ屋さんの臭いと同じように、ワクチンに限らず基本的に体に入れたものは呼気や肌から排出されてるの。

  

人はみんなエクソソーム(細胞外小胞)と呼ばれる細胞のかけらを「汗、呼気、放屁、体液」などで外界に噴出してるんだよ。

https://www.tmghig.jp/research/topics/201704-3381/

  

レプリコンでも同じ。

mRNAってね、そのままだと60分くらいで分解しちゃうの。

これだと抗体誘導するの無理だから、レプリコンでは分解スピードに負けないレベルmRNAを異常増殖させるんだ。

異常増殖したmRNAはエクソソームに包まれて、呼気や皮膚から排出され他の人の細胞にひっつく。

他の人の細胞にひっつくばかりか、エクソソームには増殖機能のあるmRNAが含まれてるから、伝播先でも増殖するって仕組み。

  

2024-08-29

anond:20240829142735

きな臭くないよ。

ワクチンって長いサイクルで見ると、上下水道の整備や栄養状態改善により、自然に死亡率が下がってところで投入されてる。

ワクチンで撲滅したことで有名な天然痘に至っては、先進国しか接種してないし、接種後に大量の死亡者を出してる。

統計的事実として、ワクチンゴミだし、機序的にもゴミ

全てのワクチンは全く不要だし逆効果です。

2024-08-27

anond:20240827143005

「全員合意したクラスの話」で済むところを

普通に拒否する人が出るはずだ」に移行するのはもう本題見失った哀れな亡者

ニフラムニフラム

2024-08-12

南海トラフ地震臨時情報新幹線減速

南海トラフ地震臨時情報が発表され、様々な対策が取られている。そのことの可否はどう考えたら良いのか。

新幹線の減速」を例に考えてみた。(※三島-三河安城間で、最高時速を285km/h→230km/hに減速。それに伴い所要時間10分増)

単純に考えて、「対策によって防げる被害対策実施によるデメリット」という大小関係になれば、対策をやる意味があるわけだ。

デメリット」は明確で、「1週間、東海道新幹線の所要時間10分ほど延びる」。

では、「防げる被害」の側はどの程度か。

かなり雑に、「速度を落とさずに運行して、南海トラフ地震が起きた場合、当該区間にいる新幹線は全て脱線転覆し、乗員乗客の全員が死亡する」と仮定してみる。

当該区間(三島-三河安城)の所要時間は50分弱、新幹線の本数は1時間あたり9本から12本→当該区間にいるのは上下線合わせて16本ぐらい。1編成の席は1323席なので、約2万席。お盆なので満席だと思って良いか

まり、「0.5%の確率地震が起きた場合、2万人が死ぬ」→死亡者数の期待値100人。

100人の死亡」と「1週間、東海道新幹線の所要時間10分ほど延びる」。

減速という対策を取った意味あるかな…と自分は思った。

2024-08-10

anond:20240810080509

10月の死亡者数に通常の月と有意差ができるか否かで賭けようぜ、100万円くらいかけてやる

2024-08-08

anond:20240808134859

亡者のみではない労災による死傷者の男女比は

1年間千人あたり男性2.63人、 女性1.74人

(厚生労働省2019年 p5下部)

https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/000633584.pdf

この比率をそのまま当てはめると

先程出した男性の1年間の10万人あたりの労災死亡が1.6人だったので

女性は1人ほどとなります

そんなに大幅に違いますか?

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん