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2020-04-27

深夜ラジオゲス発言

pixiv普段一切見ないけどそういったもの投稿されている場所がある現実不快なのでpixivエログロ作品投稿しないでください

みたいな話と一緒

普段表現規制にキレてるオタクが聞きもしない深夜ラジオにわざわざ首突っ込んで支配しようと文句言ってるの笑える

anond:20200427091850

そういう中高生の親に内緒でこっそりみたいな現実も含めてゾーニングされた世界って認識で良いと思うんだけどね。

良いだろ別に公共私的空間中間領域にちょっぴり下世話でくだらない世界があったって。

深夜ラジオやは元来そういう世界だったと思う。

それを潔癖な人たちが勝手に踏み込んできて公共に取り込み、あげく自分たち世界基準を当てはめて批判し、荒らしだした。

正義押し付けにはうんざりだ。

女性軽視ではない下ネタってどんなん?

岡村隆史氏が、風俗に関して女性軽視の発言炎上してる件。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200426-00010000-flash-ent

自分岡村隆史氏のラジオリスナーではなく、この記事だけ読んだ感想しかないけど、

深夜ラジオリスナー公共電波にのせられるギリギリ発言(つまり下ネタ)を求めているのはあったとしても、叩かれてもしょうがない気持ち悪い発言だな、と思う。

でも、そもそも下ネタって程度はあれどれも女性軽視なものでは?

自分男性で、学生時代などはそれはそれは低俗下ネタに興じてきたものだけど、男性発言する下ネタというのは、女性性を消費するモノとして見た文脈で成り立っていると理解している。

女性軽視じゃない下ネタって具体的にどんなん?

岡村風俗発言の件で思ったがなんでホストって叩かれないんだろうか

岡村が絶賛炎上であるが、その理由自由意志でなく風俗で働く人が増えることに対し、純粋消費者目線のみから幸運表現したのがまずかったのだろう。

それではなぜホストクラブはあまり叩かれていないのだろうか。

ホストクラブでは客を経済的に困窮させ、いか風俗に落とすかがマニュアル化されているし実際多くの客は風俗嬢含め夜職の女性だったりする。

この場合最後の決定は女性自身がするにしろ自由意志でないのは確かだ。

しかホストクラブ存在軽蔑されず(むしろ最近メディアなどでも持ち上げられているが)、多くの人が分かりやす芸能人ちょっとしたコメントに噛み付いて溜飲を下げている。

深夜ラジオの一つの発言がこんなに炎上するのに、なんでホストってもっと叩かれてないんだろうか?

深夜ラジオミュージカルも好き

ミュージカル(広義)巻き込んでごめんなさい

※双方において「一般的」「平均的」「代表的ファンではない自覚はあります

大学ときはこの2つとプロレスを好きなものとして並べると

「君変わってるね〜〜〜」と言われて嬉しかったり煩わしかったりした。

舞台趣味に挙げると「ミュージカルってなんかいきなり歌うよね笑」

「なんか女の人の趣味って感じ」「なんか無理なんだわ」と

聞いてもいないのに全拒絶されることがあるのですが

深夜ラジオも同じくらい全拒絶されやすジャンルだと思っています

俳優アーティストでさえ下ネタを言うのが粋という世界深夜ラジオなので。

モテとか考えるなら正直どちらも挙げないのが正解。

ラジオは主に中高生受験勉強のお供でお世話になり、今はミュージカルに全振りしています

今日日本ミュージカル界の豪華メンバーによる動画投稿されて

その界隈は大いに湧いていたのですが、

私は「自分応援してる人いねえ・・」「人気者の集まり・・そうですか・・」と

ひねくれたおしていたので同志がいないかと探しに行ったのですが

もれなくそこで岡村さんがボコスカにやられていました。

ミュージカルでは立場の弱いひとや権利平等を取り上げることが

非常に多いので、今回の発言に関して怒る人が多いのは当たり前です。

岡村さんの発言配慮に欠けていたし、

そう考えてしまう発想、口に出しちゃう判断

それがたとえ「コロナ風俗に行けないのでダッチワイフを買うか真剣に悩んでいる」

というリスナーへの回答だったとしてもアウトだったと思います

そっかー、そうだよなーと思いながら

そういえばミュージカル(広義)でも

露骨な「オカマ描写、頻発する「頭がいかれてる」「精神病なんだ」

ブラックフェイス白人の描くアジア人、女の添え物感

あと舞台系だと生理の扱いもなんかもにょった奴があったな・・

とかポツポツ思い出す。

でもそこを批判されたら「わかるけど、いやそれはね・・」って

言いたくなると思うんですよ。

「それでもあの作品に、あの存在に、あの世界に救われた」

で、本当に一緒にするの申し訳ないんだけど

あの薄汚い番組とあの薄汚いおっさんに救われる瞬間も確かにあるんですよ。

(今回の発言に救われるひとはいないと思いますマジで

劇場という特別空間で非日常に触れて幸せになったり

テーマが重くて引きずったりして、でも見れてよかったなと帰路についたことも

なんか辛くて寝れなくて25時にひっそりラジオ立ち上げてしょうもない話を聞いて

低俗ネタゲラゲラ笑って、いつもと変わらない放送安心して眠りについた夜もある。

そして冒頭に戻ります

「なんか歌い出すのがさ〜」という外野

よくてFNS歌謡祭のメドレーぐらいしか見ていないので

「とりあえず劇場に行って観劇して!それから言え!」と思うし

ラジオについて「なんか燃えてたよね笑」という外野

大概切り取られた文字起こししか見ていないので

「とりあえず全部聞いて!それから言え!」と思うし

それでもやっぱり無理という人は必ず出てくる分野であり

その人を克服させることはほぼ不可能なので

まあ無理して見なくていいので放っといてください・・と思うのです。

漫画アニメで定期的に上る乳がうんたら女キャラうんたらの議論ときにも

思うんですけど、何も知らない外野からジャンルごと石を投げられるのって

一番きついのでそれが今日とにかくしんどい

今回の発言、是非は確実に非です。

それでもジャンルまるごと、リスナーまるごと、これまでの放送まるごと

外野から石を投げられるのって結構しんどいなあ。

あの番組に世話になった身としてしんどいなあ、という特殊ぼやきでした。

anond:20200427022157

本気で怒ったやつが広めたのか

これは絶対火種になるwwwwって嘲笑目的で広めたのか知らんが

深夜ラジオ聞くのなんてほとんどファンぐらいだろうに

討論のネタにされて生きにくい世の中

どんだけ自分が綺麗な思考だと思ってんだよ

anond:20200426153209

職業差別とか女性蔑視とかそんなのじゃなくて、他人の不幸を喜んではいけませんってことだろ

小学生でもわかる道徳じゃん

内輪の飲み会ネタにするならいいけど、いくら深夜ラジオとはいえ放送倫理ってものがある

岡村隆史発言は最低なのか?

短期間でお金を稼がないと苦しいか可愛い風俗嬢が増える」って発言は単に一般論提示してだけであって、「もっと風俗落ちする女性が増えて嬉欲しい」と言ってなくない?可愛い嬢が増えるかどうかは個人コントロールできるような話じゃない訳で、「どうせなら楽しんだほうがいい」って話でしょ。

それから岡村否定してる人たちは身銭を切って風俗嬢に援助する気概はあるの?風俗業は今回のコロナで最もダメージの大きかった業種の1つで、「風俗嬢が可愛そう」だなんて言ってるよりも、コロナ明けたら実際にお店に行ってお金を落とす人の方が風俗嬢プラスでしょ。中には望んでいないのに風俗嬢にならざるをえなかった女性いるかもしれないけど、それでも全く客が入らないよりは客が来てくれた方がよくない?(一部のクソ客は除く)

政治レベルの話であれば望まない職に就かざるを得ない人を救う方法を考えるべきだけど、個人レベルの話で「風俗行こうぜ!」は問題ないと思うんだよなー。

かにゲス話題なので生理的嫌悪感を抱く人がいるのも分かるんだけど、深夜ラジオだし、誰かに迷惑をかける発言でもないし。「35歳で羊水が腐る」レベル発言だったら深夜だろうが炎上必至だけど、今回のは違うでしょ。

岡村擁護してるオールナイトリスナー

こいつらは本当にどうしようもないド陰キャである

深夜ラジオリスナーはだいたいキモいんだけど、岡村オールナイトリスナーダントツ気持ち悪いんだよな

自分達は一番面白いって勘違いしてるキモオタクばっかり

[]2020年4月26日日曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
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オジサン(6), 岡村(58), 岡村隆史(6), おながいします(4), 深夜ラジオ(6), 性風俗(35), セックスワーカー(10), 性風俗産業(4), PhD(3), 4月23日(3), ベローチェ(3), 困窮(21), オマエ(17), 密(16), 従事(11), 不況(11), 風俗嬢(20), GW(14), 風俗(89), 靴下(8), いみ(12), 貧困(30), 再開(16), 在宅(23), 自粛(55), にゃ(9), ご時世(8), 収束(12), 主義者(9), 労働(35), コロナ(178), 搾取(20), 緊急事態(15), 喜ん(14), リモート(12)

頻出トラックバック先 ()内の数字は被トラックバック件数

■みんななんでそんなにパニックになってんの? /20200425220239(23), ■一人暮らしの飯って嫌でも1万5千円くらいになるんだが /20200425120658(19), ■ベトナムコロナ死0人で経済活動も再開したけど? /20200426011503(14), ■「不景気になると風俗嬢レベルが上がる」のはガチだと思う /20200426153209(11), ■正義ロボットって怖くね /20200424091307(10), (タイトル不明) /20200426113941(10), ■いま銀行に来るバカは、軽蔑されていることを自覚しろ /20200417193708(9), ■元気がでるおすすめの本を教えて欲しい /20200426135127(9), ■東京一極集中問題 /20200426084801(8), ■あたまわるいけど、やっぱり医者になりたいよ /20200425165530(8), ■岡村はそんなことは言ってない /20200426163112(8), ■欧米教養がうらやましく感じる /20200426163346(8), ■三大ローマに関する名言 /20200426084241(7), ■文系バカさに驚いた /20200426090822(7), ■風俗嬢やる理由って「不本意だけど金を稼がなきゃいけないから」以外にあるの? /20200426221104(6), ■ゲイ /20200426230133(6), ■三日分の買い物なんかできない /20200426005714(6), ■父親カップラーメンを食べるのが、未だにすごい気まずい /20200426130544(6), ■坊主女子 /20200426120712(6), ■女性セックスワーカーについて男と女で話がかみ合わない理由 /20200426235209(6)

2020-04-26

岡村ラジオって木曜深夜なんだって

それがなぜ日曜になって燃えたのか

それは書き起こして日曜日記事にした奴がいるか

深夜ラジオなんか毎日誰かしらがろくでもない発言をしている

からやろうと思えばいつでも毎日炎上させられる

しょーもな

燃える岡村

岡村深夜ラジオコロナで食い詰めた女が一時的風俗に来るかもしんないから期待みたいなことをいったらしい。

でもさ、コロナで食い詰めてスーパーレジに立つ人に感謝ってのとなにがちがうの?倉庫派遣やら運送だってこれからそういう人が増えて来る。感謝感謝っていうんだろ。

もとから食い詰めてそういう業種にいて、コロナは怖いけど休んだら飯が食えない人間なんてうじゃうじゃいるのに感謝感謝言いまくってるよね。

何が違うんだ。

深夜ラジオ文字起こししてぐちゃぐちゃ言うって

読者でもない奴らが少年誌青年誌にぐちゃぐちゃ文句言うより悪質だと思う

どっちも滅びて欲しい

対消滅しねえかな

2020-04-15

1970年代のあまり有名でないブームを知りたい

最近たまたまなんちゃっておじさん」のWikipediaを読んだのだが、こんな面白いブームがあったとは知らなかった。

そういえば「スネークマンショー」のことも最近知った。

伊武雅刀のことは俳優としては知っていたがこういう出自とは知らなかった。

どちらも「ブーム」と言っても深夜ラジオ発で、「70年代といえば」で真っ先に出てくるようなものではないのだろう。

テレビの懐古番組などで取り上げられていたのを見たことがないし、

ある種の同時代性というべきか、当時の人のあいだでだけ消費されて終わったのかもしれない。

まあ私が無知すぎるだけという可能性も大いにあるが。

こうした「知られざるブーム」について、おっさんの多い増田なら語ってくれる人がいるのではないかと思った。

「これは知らんだろう」というブームを教えてくれないか(厳密に70年代限定はしないので)。

2020-03-22

サンドウィッチマンが聖火待ちでコントやってたけどさ

あのラーメンネタ、どこかで聞いたことあるなと思ったら

昔「サンドウィッチマンオールナイトニッポン」でやってたわ。

2011年3月18日に当時のレギュラーだったAKBピンチヒッターとして放送されることになった番組

11日、番組収録中に気仙沼被災。逃げ込んだ山から津波火災を目の当たりにしてから1週間、東京に戻りあらゆる情報番組に出演、更に義援金設立して

彼らはオールナイトニッポン生放送に臨んでいた。

時報と共にショートコントで始まった番組は、1曲目から50TAを流し、時折シリアストーンになると富澤がボケを入れて緩和、意外に深夜ラジオらしいゆるい放送になっていた。

ただいつもなら「全国36局」と言うところを「全国の放送局を繋いで〜」と言っていたり、CMあいさつ→オシム子宮頸癌ACトリプルコンボだったので普段から聴いている身からするとやはり異様な放送ではあった。

それでもこの1週間、色んなパーソナリティ距離感温度に悩んできた中、サンドは1番のびのびとトークを展開していて、私も1週間で1番気兼ねなく笑えていた。

東北放送アナウンサーとの電話被災からメール読みが続く番組の後半、会津若松リスナーから1通のメールが届く。番組冒頭のショートコントで何故か涙が出てきたという文に始まり、2人や東北への熱いエールの後「頑張れ青森宮城岩手福島のみんな!ここまでハードルを上げたうえでもう1つコントをお願いしま!!!」という完璧なフリをされ

伊達が「言ったらわかる?」と確認だけして披露したのが「ラーメン」だった。披露後彼らは「これが我々の仕事です」「泣いたってメールください」と続けた。

私の住んでいた地域地震の揺れも感じられないようなところだった。ただ田舎だったかテレビに映る光景にはどこか見覚えがあって、そのうち大地震が来ると言われ続けている地域なのでなんだか苦しかった。でもそんなことを言う権利も無いと思っていた。電気西側だったので自粛とかの匙加減もよくわからなくて、この実感できない異常事態に対してどう振る舞うのが正解なのかという気持ちが常に付き纏っていた。

でもこの番組では笑ったり、被災地の現状に耳を傾けて想像したりと2人のトーンに委ねて過ごすことができた。声以外何も情報が無いのに、無いからこそ、あの1週間見てきたどんなものより私の心に強く響いた放送となった。

9年の時を経て、サンドウィッチマンは幾分かフォルムが丸くなったものあの日と変わらない姿で芸人として聖火到着式に参加し、聖火がつかないというお粗末な事態の場つなぎにあのラーメンネタを繰り出した。

多分この9年間に相当な回数ラーメンネタをやっていると思うし、1回ぐらいは私も見てるのかもしれないけどネタの終わりに挟んだ「はいオリンピック!」で当時の「はいオールナイトニッポン!」を思い出し、当時のことを色々と振り返ると止まらなくなったので放送再生しつつ書いてみた。

あの時はありがとう

芸人でいてくれてありがとう

2019-10-14

ラジオ聞きたい

サンデーソングブックのyoutube動画を見つけて聞いてたんだけど、ラジオ聞きたいなーと思った

大昔は文化放送深夜ラジオ聞いてたんだけど、最近だとどうなんかね

わざわざradikoを探すのも微妙だし(探しにくくない?)、youtubeもなんかラジオと違うし

rebuild.fmみたいなpodcastがそれなんだろうけど、日本語ポータルがわからないので、なんか自発的に探すことになる

適当流しっぱなしのpodcastってどこで探したらいいんかね?

2019-09-20

ラジオの曲は名曲ぞろいと言うけど、それは必死FENを聞いていた世代深夜ラジオ黄金期に触れていた世代の話だろ。彼らの話ならわからんでもないが、最近アーティストラジオを聞いてきた奴なんてほぼいない。マジでいないって。徳永が歌った壊れかけの黒いラジオだってちゃんイメージできてないだろ。スマホで聞いてる奴がラジオの実物それも骨董品なんざ知ってるわけねえだろ。そんな奴にラジオの何がわかるってんだよ。名曲~泣ける~わかる~とか言ってりゃ済むと思ってんだろうが。聞きかじった話の上っ面をなぞっただけのクソセンチメンタリズム名曲いっちょあがりってか。ふざけんなよ。もはや若い奴にはラジオ名曲なんて作れない。実際21世紀になってからというもの名曲は出ていない。ジュディマリのradioですらもう20年以上前になるんだぜ?

https://anond.hatelabo.jp/20190915184803

2019-08-04

おじさんの魔法が解けてしまった

新天地での生活に慣れて、もうそろそろ「行きつけ」みたいな場所を作りたいなーと思い数ヶ月前からバーに通いだした。

最初は静かに飲んで他の客の話を横聞きして(友達の少ない身としてはそれだけでも結構面白い)うとうとしたら帰っていた。

何回か通うとマスター自分の話をしたり他の客とも少し話すようになった。

すると何回も顔を合わせるおじさんができた。そこの常連であり似たような仕事をしていて、仕事柄時事の話とかも真面目にできる。変なマウントもない良識派のおじさんだった。

都会の日向で明るくうぇーい生活20数年送ってきた会社の同期と、田舎の日陰でぶつくさ言う20数年を送ってきた私には常識が大きく異なる点があり、ショックを受けることも多い。その点おじさんは人生を積んでいるか常識乖離もないし議論好きなこともあり話が弾む。入社当時もうぇいの喧騒から離れ人事のおじさんと喋っていたので、好かれてるとかお気に入りとか言われていた。

かにおじさんと話すのはリスクが低く、普段何の役にも立たない自論も語れるしためになったり珍しい話が聞けるので結構楽しい特に予定もないので夜中までおしゃべりして飲んで帰っていた。

その日も途中からおじさんたちと話していた。私は考察議論好きに加え、プロレス深夜ラジオを少しかじっているという特徴があった。この2つは同世代よりはるかにおじさんに刺さる話であり、その日もプロレスの話で盛り上がった。そこからまた仕事の話になり、なんか膝触られたなとは思ったがおじさんは3軒目らしいし酔ってるんだろうなと思った。何周かしてまたプロレスに戻り、小学生の時に回し蹴りとかやってたという話をしたところ蹴られたいとおじさんが言った。相当酔ってらっしゃるなと思ったがマスターもいたのでMなんじゃないですか?と問答してそれなりに盛り上がった。

かれこれ5時間ぐらい喋っていた。閉店時間なりチャリで帰ろうとしたがおじさんはふわーっとしていたのでしばらく歩くことにした。

するとおじさんが「今日可愛いね」といって頭をポンし始めたので「これはマズイな」と思ったらやはりしなだれかられてしまった。

格差はあるが力は無かったので冷静におじさんを起こしてやめましょうと宥めたあと、しばらく関係のない話をして、おじさんがシャンとしてきたなと思ったところでチャリで爆走して帰った。

何も襲われたなんて思っていない。本当に就職で住み始めた土地だし同期もアレだしでツテ0なので自分友達開拓してみたかった。しかし通う場所も集う場所も無いしアプリSNSで繋がることも無い。考えた末のバーだった。だから会社や旧知の友人以外と話せるのが新鮮でそれなりに楽しかった。

あと上述の通り、自分でもおじさんとばかり話が盛り上がってしまうことについて自覚があった。ゼミ先生上司と1:1で話すのも全然しかった。周りが好きなタイプジャニーズ若い俳優をあげるなか、答えが出ずに考えていると「反町隆史とか?」と振られてしまうような私であった(無論、反町隆史はここにおけるおじさんとは年齢ぐらいしか共通項の無いナイスガイである)

となれば私はやはりおじさんが好きなのだろうか?おじさんでもいいのか?という疑問は結構な間、確かに存在していたのだ。

そしてそれについて私も答えを知りたいと思っていた。

が、しかし、昨日出たのは「おじさんと話すのは楽しくても、おじさんを愛することはない」という答えであった。酒の勢い、相手に流されて、という理由がつけられる状況においてもおじさんと寝ることはできなかったのだ。

マイルドに言えば頭ポンされても心ときめかず、可愛いねと言われても「確かに今日の仕上がり良かったな」としかわず、悪く言えば、あのまま応えていれば酒臭いとかタバコ臭いとか身体がだらしないとか思ってしまうのは必須であり、小さい細いの私がおじさんと並べばどうみても程度の低いパパ活であり、つまり生理的に無理なのだ

あるとき、親戚のおじさんがなぜ大学生になっても挨拶ハグするのだろうと思い「もう私も大人ですから、やめましょう」と言った、まさしくあのノリで「今後会ったら気まずくなりますから、やめましょう」とおじさんに言ってしまったのである

話が合って良識があり、独り身っぽいけどなんか矜持がある紳士という魔法は溶けて

若いちゃんワンチャンしようとしたただの婚期逃しただけだったおっさんになってしまった。

それと同時に「もしかしたらおじさんも恋愛対象なのかしら?」という私のぼんやりした疑問もNOという答えで消滅してしまった。

私の記憶が正しければ、おじさんはおそらく家と逆の方向に歩いてきたはずである(以前は逆方向に帰っていたから)。

私が爆走して消えたあと、きっと踵を返しているだろう。もしかしたら以前もそんなことがあったのかもしれない。

おじさんにとって私はいつまで「悩ましき、打てば響く人生の後輩」で、いつから「なんかワンチャン寝れる気がする20女性」になったのだろう。

おじさんは反省したのだろうか、恥ずかしくて死にたくなったか、あるいはミスったなあぐらいの常習犯なのか。それを考えて少し笑ったり、おじさんは無理だなやっぱ…と少しガッカリしてる私は冷酷なのか。

とか書いてたら長い揺れが来た。

そういやおじさんとは震災の話もした。私は被災地における同期のあるふるまいに怒り、未来故郷に待ち受ける絶望空虚さを語った。おじさんは真面目に話を聞いて「でもそんな悩めるひとだからこそ、辞めないでほしい、そういうひとが若い世代にいることは1つの希望だ」と言っていた。あんな会話も、魔法が解けてしまたから、もうできないな。

2019-06-06

陰キャに残された趣味ってある?

アニオタがウェーイ勢に侵され

ドルオタはヤベー直結厨だらけ、

鉄オタは社会の敵となってしまった現在において

界隈に陰キャしかいない趣味って深夜ラジオくらいか

老人以外絶滅したアマチュア無線とか

そもそも絶対数が少ない分野くらいしかもう残っていないのだろうか…

2019-05-07

趣味が消えていく

昔はスポーツしたり、女の子の尻を追っかけてたのにな。

テレビゲームもしたし、アニメも見てた。お笑い番組もめぼしい奴は録画してチェックしてた。

小説漫画を貪るように読んだし、格闘技観戦もしていた。

深夜ラジオも録画して週に五番組位聞いていた。

自転車で二十キロ距離通勤していた。

毎晩、酒をべろべろになるまで飲んでた。

今はもう、全然さっぱりですよ。

仕事して、家族と過ごして。本も読まなくなったし、運動はする時間が無くなった。

テレビゲームもしないし、テレビ自体を見なくなった。

深夜ラジオも二番組に減ったし、その消化も危うい。

自転車ホコリかぶっている。

かつては常駐していた増田へも久しぶりにきたし、書きこみなんて半年ぶりだ。

酒を飲むのは年に三回くらいに激減した。

子育て仕事が膨張し、時間を奪う。

こうやって年をとるんだろうな。

あと残っている趣味小説執筆くらいか

健康に、キーボードを叩く日々。

2019-03-15

異性の友達

年齢は少し離れているのですが、読んできた漫画プレイしてきたゲームもほぼ一緒。

お互い深夜ラジオを聞いてるところも同じ。

すごく話があうんですよ。一緒に話しててすごく楽しいんですよ。

ただ別に恋愛感情とかではないので、そういう感じになったら困る。

というか話すこと自体楽しいのは私だけで、向こうはヤれそうだから優しくしてくれてたらどうしようとか思う。

いっぱい話したいから一緒にごはん行ったりするけど、相手セックスへの助走だと思われてたら悲しい。

いや、うぬぼれ過ぎですかね?そんなにいい女じゃないかあ。

っていうかこれもう私が変に意識しちゃってるかも?やだ〜

2019-03-14

2019-03-02

夜の校舎の窓ガラス壊せる人は、なんで壊せるのだろう。

夜の校舎の窓ガラス壊せる人は、なんで壊せるのだろう。


壊す前に「これを壊したら、朝礼があって、やったやつはだれだーみたいなことを聞かれる」と思わないのだろう。


実家暮らしの29歳(休職中)の男は考えていた。


今日は男が大好きなラジオ番組イベントがある。芸人10年間続けた深夜ラジオイベント

男はそのイベントライブビューイングを見に行く予定だったのだが、そんな日に限って風邪を引いていた。


一日ぶりに入る風呂の中にスマートフォンを持ち込み、そのイベントレポートをチェックしていた。

楽しそうだ。

とても楽しそうだった。

楽しそうで憎かった。


風邪ひいてても行けばよかった。。」

そう思いながらスマートフォンを脱衣所に置き、洗い場の椅子に座る。

目の前の鏡には自分の顔。髭をそっておらず、風呂を入っていなかったせいか髪の毛も脂ぎっており、とても醜い。


ふと鏡を殴って割ってしまいたい、と考えた。殴って割ればどれだけすっきりするのであろう。

ただ、殴った後はどうなる?

鏡の中の醜い男はいなくなるが洗い場の男は消え去らない。

その異音に気付いた家族風呂場にきて何があったかを聞くだろう。

そのあとは「お前はもっとできるぞ、応援してる」と言われるだけの煩わしい家族会議があるんだろうな。


そんなことを考えてしまい、男は鏡を殴るのをやめた。



直後に、男は強い強い息苦しさを感じていた。

そして、もし今の考えが間違えだったら、鏡を殴ってもよかったんじゃないか。と考えていた。

もし、あの時の心配が実現しなかったら、大嫌いだった水泳部をやめて自分でもばかげた夢だと思っていたプロレスラーになるための努力をしてもよかった。自分の好きなように生きることを恐れないでもよかった。


わずかな時間だが永遠に感じる息苦しさの直後、男は殴ってみようと思った。思いっきり殴ってみようと思った。

男は殴った。鏡ではなく、鏡の横の壁を。

プラスチック製の壁面だからなのか、分厚い下敷きを殴ったような感触があった。

壁の奥に空洞があるようで、思いもよらない大きな音が鳴った。

男は音に反応して親が来るかと心配したが、来ない。こんなものだ。

壁を殴れた自分を誇らしく思えた。だがこんなものだ。


男は決めた。来週アメリカで行われるプロレスイベントに行くことを決めた。

自分海外旅行を行ったことがない男は、そう決めたのだ。

2019-01-26

高校生の頃M-1甲子園に出た思い出

いまから十数年前、高校生の頃に「M-1甲子園」というイベントに出た。

よしもとが主催イオンが協賛の高校生漫才コンテストであり、吉本素人高校生の中から未来スター発掘するという意図がある大会なのだが、いろいろ不可解な思いをしたので書こうとずっと思っていて、昨年末とろサーモン久保田上沼恵美子への暴言立川志らくM-1での審査を評したブログホッテントリになったタイミングで書きたかったが師走の忙しさで書く時間がなく無下にしてしまった。

もうタイミングを逃したのだが、今年のM-1まで取っておいても書くのを忘れてしまいそうなので、今このタイミングで書かせてもらう。

俺が高校生だった十数年前、地元イオンM-1甲子園なるイベントの予選があるので出場しようと友人から誘われた。

俺は中学文化祭で、生徒が体育館ステージで催し物を披露するコーナーで中2から2年連続漫才をし、2年連続投票の結果優勝した。それまでギター覚えたてのヤンキー稚拙演奏披露しイキがる場でしかなく、ヤンキー以外の出場は暗黙の了解禁忌とされていた雰囲気の中において、ヤンキー許可くそこに割って入った俺の漫才が優勝したのだ。

中1の頃はオタク扱いされスクールカースト底辺だった俺が、中2の文化祭から学校の人気者となれたのだ。その年頃の女子というのはスポットライトを浴びた男だったら誰でも良いようで、それまで俺のことをゴミのような目で睨みつけ忌み嫌っていた女子どもが急に俺のことをチヤホヤしていたが、俺は奴らのことを恨んでいたので硬派気取ってまるで無視していた。今考えたらやれたかもしれない。

高校生になってから文化祭の時の相方とは違う高校に進んでしまい、相手部活に勉学に励みたいとのことで漫才は続けられなかったところ、別の漫才をやりたかったという友人が俺をM-1甲子園に誘ってくれた訳だ。

予選通過したら東京で決勝があり、優勝したら賞金20万円貰えるらしいのだが、まあ、中学の時の相方は笑いのセンスもよく、俺の書いたネタ文句も言わずそのまま受け入れてくれ、相性もよかったので満足いくネタ披露でき爆笑をかっさらうことができたのだが、M-1甲子園に誘ってきた奴は笑いのセンスがまるで無いどころか俺の作ったネタにいちいち文句を出し、その割に自分ネタは書かず俺のネタベースにまったくつまらない方向に改変を要求し、お笑いをやるっつってんのに道化を演じるのが嫌なようでかっこつける言動ばかり取りたがり、人を笑わせたいというよりスポットライトを浴びてただ女子モテたいだけという性欲しか感じられない奴で、ああこりゃあクソ滑りするなあ予選絶対通過しねえなという未来しか見えなかったが既にM-1甲子園エントリーしてしまったので後の祭りだった。

俺は学生ながらに雑誌読者投稿コーナーや深夜ラジオネタ採用され、ネット大喜利で優勝を経験している職人だったので、ネタ作りに関しては自信があったのにも関わらず俺の意図した笑いどころが全却下された挙句ただ男子高校生ふたりまらない立ち話をするだけの漫才とは言えない地獄のような内容しか用意できずM-1甲子園の予選の日はやってきた。今もその日を鮮明に記憶している。

当日、そいつは気になっている女子をつれてきて、もうすぐ始まるつってんのに、つまらない内容だがネタ合わせだけはしておきたい俺を尻目に女子と2人でイチャイチャイオンゲームコーナーでずっと太鼓の達人をしていた。

高校生なので楽屋などなく、これから始まるショッピングモール広場に用意された舞台周辺に出場するっぽい高校生がぞろぞろ現れ始めた。俺も1人そこで待っていると、出場するっぽい奴が近づいてきて「あれ?見ない顔ですね?普段どこでやってるんですか?」と声をかけられた。

見ない顔?普段どこで?純粋素人高校生が集まっていると思っていたのだが、こいつら普段どっかの舞台出てんのか?

質問意味がわからないので「人前で漫才やるのはこれが初めてですね〜」と答えると、「あっ…」といった顔をしてそいつは離れていった。

通りすがりの子連れ家族父ちゃんに「これから漫才やるんですか〜?誰が出るんですか〜?」と聞かれ「高校生漫才コンテストです」と答えると、「なんだ〜素人か〜絶対つまんねえな〜誰が見るんだそんなの」と吐き捨てられた。俺がこれから出るんだよ!という不快になる一幕もあった。

するとイオンイベント担当みたいな人が出てきて「これから始めます」と胸につける番号札みたいなのを配りだしたので、急いでゲームコーナーから相方を引っ張り込んできた。

審査員は吉本芸人だ。各地方吉本事務所があり、うちの地元吉本芸人審査員として招かれており、イベント開始直前に腰を低くしたイオンスタッフに先導されながら会場へとやってきた。

すると、それまで会場でそれぞれバラけてダラダラしていた、これから出場する高校生達が一斉に一列に並び、もう夕方なのに「おはようございます!」と業界丸出しの挨拶で綺麗にお辞儀をした。

それに対し審査員の吉本芸人は「おう、頑張れよ」と一言いうと審査員席に着座した。

そんなん知らん俺はもちろん並ばず業界挨拶もせず、ポカーンですよ。こいつら、全員吉本の息かかってるやんけ!

その瞬間、この大会意図を把握した。これは、吉本の息がかかっている、将来吉本所属が決まっている高校生を集めて、あくま素人として吉本世間に紹介するイベントなんだと。

予選出場の高校生コンビは全部で10組、俺の他にポカーンとしていたのは1組だけだったので、確実に素人と言えるのは俺とその1組のみで、残り8組は吉本の息がかかってる連中なのだ

じゃあ、どう転んだって完全な素人絶対に予選通過しねえじゃねえか。これから俺が滑るのはわかりきっているとはいえ、一気に冷めてしまった。

いざ漫才が始まると、さすが審査員の芸人おはようございますと礼する連中だけあって普段から仕込まれているのだろう、みんなしっかりとしたネタをして、横で観ている俺は笑ってしまった。

けど、他の吉本の息がかかってると思われるコンビは、他のコンビネタには一切笑わず鬼のような目で睨みつけていた。怖っ。

で、いざ俺の出番がきたが、ボケもなく笑いどころのないネタウケるはずもなく、少数集まった観客が舞台に目を向けず全員が手元の携帯を見ているという、生きた心地のしない地獄のような時間だった。死ぬかと思った

漫才が終わり、審査員が苦笑いをしながら「独特な世界観ですね」とだけ言った。

その後の出番だった「おはようございます」を言わなかったコンビもやっぱり面白くなかった。

もちろん吉本高校生の中から東京行きが決まり、もうこいつとは二度と漫才しねえと決めて、素人であるはずの高校生たちの不可解な行動に疑問を持って帰った。

次の日エゴサーチをしてみると、2ちゃんねる芸人板で俺がクソつまんねえとボロクソに叩かれていた。死ぬかと思った

その数週間後。

深夜に何気なくテレビをつけていると、地元ローカル番組吉本若手芸人ネタを見て笑ったら罰ゲームというコーナーが始まった。

ローカルタレントがニヤニヤしながら口に牛乳を含み、そこに出てきたのはイオン漫才をやった高校生たちだった。

えー!?もう「吉本若手芸人」って言い切っちゃってるじゃん!!じゃあもうこいつら素人じゃないじゃん!!

高校生という紹介もなく、あの日イオンで見た連中全員がその番組で「吉本芸人」としてネタ披露していた。

息かかってるどころか、地元ローカル局とはいえテレビ仕事受けちゃってる時点でプロだよね!俺の予想は正解に近かったのだ。

ええ、こいつらプロじゃんと思った俺は地元吉本所属芸人一覧をネット確認したが、あの高校生達は誰も所属芸人に名を連ねていない。

なんなの?やっぱり素人なの?どっちなの?謎は深まるばかりである

その数日後、この連中は「素人なのかプロなのか」の事実が判明する。

学校から帰ってきてバイトに行く準備をしながら夕方ローカルワイドショーを見ていると、地元芸人を夢見る高校生に密着した特集がはじまった。

そこで特集されている高校生漫才コンビではなくピンなのだが、ただつまらないダジャレギャグをするのみで舞台では滑り続け、ライブで勝ち上がれなく悩んでいるという。

舞台!?ライブ!?

仕組みはこうだ。吉本事務所には芸人を夢見る高校生が次々駆け込んできており、ライブで勝ち上がれば晴れてプロとして吉本所属できる仕組みで、そのピン高校生プロを目指しているがライブで滑り続けてなかなか勝ち上がれないのだという。

吉本稽古場みたいなところでネタ見せをして、社員なんだか作家なんだかわからないがその様子を見ていた大人からまらない、それじゃ勝ち上がれないぞと叱責されそのピン高校生は悔し涙を流していた。

そのシーンで、あのイオンで見た高校生たちも映り込んでいた。特集は「頑張れ○○くん!未来スターとして応援します!」と締めくくられた。

まり吉本所属プロとは言い切れないが、「吉本預かり」として普段から吉本舞台に出演していて、稽古場では吉本人間から指導されている。それで、たまにテレビにも「吉本芸人」として出演しちゃう

もうこれは素人とはいえないのではないか。完全に吉本の息かかっちゃってるんだもん。

その当時、M-1甲子園で決勝を勝ち進んだコンビが実は松竹芸能所属事務所ページにもプロフィールが記載されていた)だとわかり、M-1甲子園の「プロは出場不可」というルールを破っているのではないかお笑いファン掲示板炎上していたのだが、それ言ったら出場している高校生の大半が半分プロみたいなもんじゃねえかと思った。

やっぱり、この大会は「素人高校生の中から未来スターを発掘」なんて意図じゃなくて、「吉本預かりの芸人世間認知してもらう」大会しかなかったのだ。

その頃は世間で圧倒的な若手お笑いブームだったこともあり、素人大会と銘打ったM-1甲子園ですらネットではちょっとした話題になっていたのだが

俺が高校卒業する頃には審査内容の不透明性などが指摘され盛り下がる一方で、ネット話題になることが全くなくなってしまった。

高校卒業したら芸人になりたいと漠然と思っていたが、こんな経験をしたので絶対吉本に入ることだけはないなと考えていた。

高校卒業後、イオンで見た彼らのコンビ名でググって現状を調べてみたのだが、そこから吉本所属することな芸人の道を諦めそれぞれ大学に進学したり就職したりしているようだった(そいつらのブログを見つけたのだが解散報告などをしていた)

そんな俺も相性の良い面白相方を見つけることもできず、ピンでやる度胸もなく、そのまま普通にサラリーマンとなった。

その後M-1甲子園は「ハイスクールマンザイ」というダサいイベント名に改名し、一時はその様子が全国放送などされていたようだが全く話題になることがないのでもうとっくに終わったイベントかと思っていたら、今調べたら去年もやってたみたいだ。

やっぱり今も「吉本預かり」の高校生けが集まるイベントなんだろうな。

2018-12-31

anond:20181231014714

オタクカルチャーは、はじめから商業的な素人勘違いカルチャーとして生まれものですからね。

もともと文化人というのはそれなりの教養を身につける必要があったけど、それが80年代あたりから「誰でも文化の発信者になれますよ〜」という新たな(そして巨大な)市場開拓が始りました。それで、それまで文化受け手だった人たちも即席の担い手になることができるようになりました…糸井重里新人類文化なんかがまさにそのハシリ。素人モデルなんてのもこのころ生まれましたね。でも、そこにアダプトできなかった(今で言うところのオタクくさい)若者はどうしたかというと、DAICONコミケワンフェスに、あるいは深夜ラジオ投稿なんかに向かったわけです。

この「プロ素人の差を意図的喪失させる」システムが完全に固定化したのはここ20年の出来事インターネット登場以後、ホームページブログSNSメディア進化を通して段階的に成長してきました。本来階級差の「消滅」を企図したはずのこのシステムですが、一旦階級差が無くなったと勘違いするや否や、今度は新たな階級を作るゲームがあちこちで行われました。その一つがオタクの中での階級闘争で、この新たなヒエラルキーの中で彼らは上位階級に食い込もうと常に戦い続けることになりました。でもそのためには、オタクを一つの生態系としてセグメンテーションし、ゲーティングし、ブロック化する必要がある。つまりオタク以外は「一般人」と言わなければ、そのゲームそもそも成立しない、ということです。

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