はてなキーワード: 判別とは
十代前半の頃に、親族の知人から軽度のセクシャルハラスメントを受けたことが軽いトラウマとなり、他者に対する恋愛感情や性的欲求がほぼありません。
性同一性障害のきらいもあり、普段の振る舞いや趣味嗜好も自分から見て異性向けのコンテンツに寄っています。
自分の中にとどめておくつもりだったのですが、客観的に遺しておいたら何かのネタになるかも知れないと思って文章の練習を交えて書くことにしました。
これは私の失恋の話です。
ある日のことでした。
私は仕事の休憩時間に、行きつけのレストランで食事をしていました。
このレストランはロケーションも内容も悪くないのに、オープンから程ないせいなのか、
昼時にもほとんど来客がなく、座席の1割も埋まっていないような状態がよく見られました。
内装も好みですしスタッフさんも感じの良い方々だったので、潰れてしまっては勿体ないと思い週に何回か通い詰めるようになりました。
他にも、同僚に紹介したり、新人を連れて行ったり、知人と一緒に赴いたり……。
私のしたことがどれほど意味があったかは分かりませんが、数週間後にはオープン直後に比べて人の入りはかなり良くなっていました。
それなりに通っていたこともあってか、私はスタッフさんに顔を覚えていただいており、何度か話を振っていただくこともありました。ありがたいですね。
一方私の方もスタッフさんの顔ぶれをなんとなく把握しており、店長さんの判別もつくようになっていました。
ある時を境に、一人でレストランを訪れた際は(ほぼ)店長さんが席への案内やレジなど応対して下さるようになりました。
そんなこともあってか、私は以前と変わらず結構な頻度でレストランに通っていました。
なので。それは別に、なんのきっかけもなんの前触れもなかったのですが。
不意に私は、食後のデザートを持ってきて下さった店長の顔が、大学時代の友人に似ていることに気がついたのでした。
すると、なんということでしょう。
先刻まで美味しく食べていたランチの味が、全く分からなくなってしまいました。
その日の仕入れ状況によって変わる、こだわりの素材の味も、おつまみの味も、
食前に出してくれるお茶の味も、炊きたての白米の味も、何も分からなくなってしまいました。
味のしないご飯を急いで平らげて、お金を払って、店長の「いつもありがとうございます」「また来て下さいね」を背中に受けながら足早に立ち去りました。
席を立つのがあと何秒か遅れていたら、人前にも関わらず泣いてしまっていたと思います。不審者!
おぼつかない足取りで仕事場に戻りつつ、私は思い出してしまった大学時代の友人のことを考えていました。
仮にその友人をDとします。
Dは私から見て異性でしたが、前述の通り私はそういうスタンスであり、趣味も見事に合致しました。学部なども同じだったため、共に行動することが多かったです。
ただDというやつは、正直言って人間的にはかなり「アレ」な存在だったと……私は思います。
予定の遅刻は当たり前、無断ドタキャンもありがち。割と短気で、口を開けば悪態ばかり。
聞けば過去に異性関連でこじれたこともあるとか、そもそも揉め事を起こしてダブリであるとか。挙句、喫煙者で酒癖も悪いしギャンブルもやっていました。
しかもお金がなくて泣きついてくることもありましたし、家族ともめちゃくちゃ不仲で喧嘩が絶えず……。
趣味が合わなかったら絶対関わらないタイプの人間でした。というかぶっちゃけクズと呼称してもおかしくない類の人間でした。
好きな作品のイベントに一緒に赴いた際は、長い間訳の分からない場所を連れ回されました。
予告も無しに、お化け屋敷(私は大の苦手)に無理やり連れて行かれたり、終電間近まで愚痴を聞かされたり、散々な目に遭いました。
二度とDと出掛けるものかと腹を立てたことも幾度もありましたが、結局許してしまうのでした。
ここまで趣味の合う人間はいないため、Dという友人を失うのは惜しいと考えていたからです。
考えずとも答えは出ていました。
私は、食事が美味しかったから、人が少なかったから、良い場所だと思ったから、あのレストランに通っていたわけではなかったのです。
この作品面白いから色んな人にやってほしいと布教する、ファンの鑑みたいなムーヴをしていたわけではなかったのです。
ただ、最初に店に足を運び、私を出迎えてくれた店長の顔が、Dに本当によく似ていたのです。
そんなはずはないと思いたかったのですが、それが事実だということは私が一番良く分かっていました。
そうです。全く関係の無い他人に面影を探してしまうほど、私はDのことが好きだったのでした。
もうめちゃくちゃ死にたくなりました。
大学卒業から十年近くなるという今になって。私はDのことが好きだから、様々な所行を許していたのだと気付き。
そしてそのことに気付かないまま、こんな日常の最中、わけのわからないシチュエーションで好意を自覚したのでした。
こんなことあるんだな~、と思いながら、その日の夜は泣きながら寝ました。もしこのことにもっと早く気付いていたら私はどうしていただろう、と考えました。
考えても無駄なので考えるのをやめました。
もうDとは連絡が取れません。
大学卒業と共にスマホを変えてしまい、その際うっかりメッセージ系アプリのデータを飛ばし、連絡を取る手段がなくなってしまいました。
どこかで生きてると良いのですが。なんだかんだ器用なやつなので、もう結婚とかしてのうのうと暮らしてる可能性も普通にあると思います。
元気ならなんでも良いです。
だけど昔のトラウマや、私の性質をものともしないほどの存在は、おそらくもう現れることはないと思います。
Dは、事実を羅列すればどうしようもないやつでしたが、私にとっては奇跡みたいなひとでした。
こうして恋愛経験のない私は、恋愛経験を得ることもなく、すとんと失恋したのでした。
件のレストランには結局あれ以来行けていません。
でも、また行きたいとは思っています。美味しいのは事実なので! 本当に! 店長さんゴメンナサイ。
木村花はともかく、孫なんかべらぼうにもうかって、その金目当てもあろうがすごいねすごいねとちやほやされるだろうが。
マスク、検査は議論はあろう。だけど批判と誹謗中傷は違うし、批判も誤ってる批判もある。
君が足引っ張られて嫌だってことでしょ?批判されるのが嫌ってことでしょ?だけどそれこそキリストやお釈迦様ですらかなり手痛く批判する人がいた。
周りを見て何か努力するものを見つけたのかもしれんが、それで聞こえてくる声の中で君が耳をふさぐべきものはある。後その判断はかなり休んでストレス取れた時にしかできない。
まずはお前がいっぱいいっぱいだから休め。休んで判別眼が取り戻せた段階で、聞くべきこと、聞き流すべきこと、反論することを分けろ。
いやだから感想送られるの苦手な人も割といるし、感想苦手って角が立って主張しづらい風潮で判別しづらいんだから感想送りたい人も送りたくない人も好きにしようぜって思った方が楽になるんでは……?
同人に対して○○するべき!(感想送るとか小部数煽りしないように金銭的に無理してもたくさん刷るとか辺りが多い気がする)って思っちゃってる人割と見かけるけど、そういうの自分に課してる人見るだけでもメンヘラ臭くてキツいしましてや人に押し付ける様子が見られたら完全にお触り禁止案件だから根詰めずに気楽にやろうよ
まあこれも一種の気楽にやる「べき論」なのかもしれないが、趣味に対して強迫観念持っちゃってる人にはあなたも私も好きにしようぜとお誘いしときたくなっちゃうよなあ
まあ自分が思い込んじゃってる時は人から何言われてもやり方なんて変えられなくて、超疲れてしまったある時にふと自分で気がつくものなんだけどね
こういう人って同人活動のどういうところが好きなんだよ一体
これは僕自身の経験と記憶に基づいて、匿名掲示板に向けて、感情的に発せられた言動の一部です。
私自身のイデオロギーの一種かもしれませんが、それ自体の真偽を確信しているわけでもなく、主張しているわけでもありません。
もしもその様にとらえられるような文章を書いてしまったのならば、それは誤りです。
俺をこの沼に引き込んだ元凶。身体と頭を同じ洗剤で洗っていいと言う概念に衝撃を受けた。
ほのかな柑橘の香りが爽やかだが、洗いあがりがさっぱりしており香りも残らない。
洗浄力はそれほど強くないが悪いとも思えない。強いワックスを落とすのは少し苦労するかなというところ。
髪の短い男なので、それほど気にしなかったが、髪がごわつく感じもそれほどしなかったと思う。
泡立ちが弱いので、使い始めた当初は洗っている感じがしなかったが、全身用シャンプーというジャンルは総じて泡立ちが弱いようだ。
しかし、じきに慣れる。そして慣れたころにはもう戻れない身体になっている。
ボトル一本と手ぬぐいひとつで、俺はたちどころに清潔になれるという万能感は堪らない快楽だった。
銭湯やジムのシャワー室に行くたびに、周りの人々を見て「お前ら、身体を洗うのにそんな大荷物が必要なのかい?」と歪んだ優越感に浸ったりもした。
とにかく身軽が嬉しかったし、浴室のモノが減って掃除も楽になったのも嬉しかった。
この蜜月を永遠に続けたいと願っていたが、昨年末に突如販売終了となり、俺の心に風穴を開けたのであった。
堪らない喪失感が俺を狂わせた。
AC部の狂ったCMに煽られて、俺はコイツに手を出したのだった。
最後の理性でレビューを確認したところ、普通のタイプは髪の軋みがスゴいとの事だったので、俺はもう「なめらかタイプ」しかないッ!!!と意気込んでドラッグストアに乗り込んだ。
無印良品の全身シャンプーより圧倒的に安い。これがこの商品の最初にして最後の美点だ。
安いので思い切って使える。しかし、流してもどこかヌメリが残る。これがお前の言う「なめらか」なのか?
そして、使い始めは何故か手の甲に発疹のようなものが少し出た。
でも、他にアテのない哀れな俺はとりあえず使い続けた。使い続けて分かったのは、やっぱり髪がごわつくという事だった。
そして匂いがキツい。フロ~~~ォラルな芳香が手ぬぐいに匂いが残る程であった。
どうしたものかと思いながらも使い続けていたが、梅雨の湿気でついにごわついた髪が制御不能(アウトオブコントロール)になり、もはや入浴なのか修行なのか判別できなくなったため使用を断念した。
俺は追い詰められていた。
髪と体は別々の洗剤で洗うという世間の風潮を拒否し、安住の全身用シャンプーを探し求めるまつろわぬ民 ――それが俺だった。
全身用シャンプーというジャンルはまだまだマイナーなようで、数多あるシャンプー・ボディーソープに比べると選択肢はあまりに狭い。
これまでの価格帯(1本1,000円程度)を外すと、次は1本5,000円台といった感じだ。
そして、1,000円クラスはやはりマイナーなメーカーでレビューも芳しくない。とにかく、キシつきは避けねばならない。
ボトルは150mlの小さいものしかなく、商品のwebサイトでもフィットネスやジムで使うことを想定しているようだ。
それでも、容量あたりのコストは無印良品並で個人的に許容できる範囲だ。
使ってみると、使用感も無印良品に近い。髪の軋みもそれほど気にならず、大分良い感じ。
香りはミント系で爽やか。もちろん、洗いあがりも良く、香りは残らない。流石ラックスと感激している。
願わくば、再び巡り合えた良き全身用シャンプーが終売の憂き目を見ないよう、こうしてささやかなダイレクトマーケティングに励んでいる次第であります。
特段のこだわりが無ければ、身体を清潔にするのは簡単なほど良い筈で、全身用シャンプーは簡易とクオリティを両立させるものだと思う。
もし、他にも良い製品をご存知の方がいらっしゃれば、是非とも教えて頂きたい。
今話題のローソンPBのパッケージ。先日社長がハフポストの番組に出て「失敗」と明言してたけど、総合的に見るとこのパッケージって近年稀にみる大成功を収めたプロジェクトなんじゃって気がしている。
自分はデザインに関わる仕事をしているけど、基本的に世の中の人はパッケージデザインなんて全く気に留めていないと日々感じている。現にローソンのPB(ローソンセレクト)は数年前にデザインを一気に変更して、カラーストライプを使ったすっきりしたパッケージデザインに統一されたことで店内の雰囲気がかなり変わったなという印象を持っていたんだけど、その際には世の中では一切話題になっていなかったと記憶してしている。きちんと考えられ整理されたデザインにはノイズも引っ掛かりもないから、その方向で頑張ってデザインすればするほど、誰も気にしないデザインに着地してしまいがちだ。
それに対して今回のPBのデザインは、はっきり言ってつっこみポイントしかなかった。判別しづらいデザイン、読みづらい文字、シズルを感じないイラスト。普段デザインに興味がない人でも容易に突っ込める欠点のオンパレードだったことで、ネット上では「炎上」し、皆が意見を表明しまくる結果となった。商品のパッケージについてここまで多くの人が話題にし、議論しあった事例は自分の人生の記憶にはない。この件は、日本のパッケージデザイン史上にも残る「事件」になったと思う。
でも結果的に炎上したことによって「ローソンにはPBがある」という事実は、相当数の人の頭の中にインプットされた。ハフポスの番組の中でローソンの社長が「ローソンのPBは実は一番数が多いんだけれど、一番知られていないんです。それを変えたかった。」と言っていたんだけど、「知られていない状況を変える」という意味では、今回の「失敗」はどんなCMを打つよりも効果的に作用したんじゃないかと感じている。広告換算したら半端ない額になるんじゃないかと思う。しかもこの番組の中で社長は「失敗から学びたい」「皆様の意見を正面から受け入れて一緒にPBを作り上げたい」「挑戦し続けたい」と、めっちゃ謙虚でポジティブな姿勢をしっかり打ち出したことで「ローソンええやん、次はちゃんと頑張りや」的な空気感まで作り出すことに成功していた。きっとこの後の流れとしては、デザインが改善されたPBが店頭に並ぶことで「ローソン分かりやすくなった!」「最初からこうしとけよw」「ほら私が正しかった」的な意見が再度ネット上に溢れ、今回文句を言っていた人々も普通にローソンPBを手に取るようになるのだろう。
自分は「これは炎上商法だ」みたいな陰謀論は信じないたちだけど、流石にここまできれいにストーリーが収まっていると、これは最初から意図して仕組まれていた流れなんじゃって気がしてきてしまう。それ位今回の「失敗」は結果的に大成功だった気がしている。(実際には炎上によるnendoへのダメージがあったから、nendoの名前を出している時点で炎上は意図したものではなかったとは思うのだけれど。)最早インフラであるコンビニは、ちょっとやそっと炎上したところで長期的な不買にまで繋がるようなことにはなり得ない。炎上をフックに「改善しました」ムーブで2度美味しい、みたいな流れが出来ちゃうと嫌なんだけど、セブンカフェといいこれといい、一つの成功パターンになりそうな気がしていてちょっと怖い。
[追記]
なんだか自分がこの件を擁護しているように取っているブコメもちらほらありますが、自分はそもそも炎上商法なんて嫌いだしするべきじゃないと思ってる。(文章の最後のニュアンス読み取ってほしい) そして今回の件も、元々炎上商法を狙ったわけじゃなかったと思ってる。けど結果的には皮肉にも「ローソンにPBがある」ということを広くアピールすることにつながったよね、それはローソン側からしたらある意味成功になっちゃったよね、ということが言いたかったまでです。ちなみに日本全国の店舗に毎日超大量に配品される製品なんだから、パッケージ変更のコストなんてたかが知れてる。毎月どんだけの新商品出してると思ってんの。そして改めてブコメって文章をまともに読まない人しかいないんだなと思った次第でした。
[追記2]
内容への批判はごもっともですが、私の人格まで否定するようなブコメを残している人は普通に誹謗中傷だと思うのですが。魚拓取りますね。
単純に日焼け(実際はスキー焼け)したか聞いてるだけでは?ここのシーンはその後の雪国出身ということ(次回のメインストーリー主要キャラクターとの関連で必要なのかと)を全ユーザーに認知して貰う為の台詞(休暇中はスキー三昧→雪国出身)に繋げる為の台詞であって、そこまでの深い意図は無いと思います。
また、絵の肌色に変わりないとありますが、このワンシーンの為だけに多少日焼けしたくらいでゲーム内での肌の色を変えるのは開発側からすると面倒なことだと思うので変更していないだけでストーリー内では見たら分かるレベルで日焼けしていたのかもしれないですよね?日焼けも体感に個人差があるので、毎日スキー三昧で徐々に日焼けしていた本人的には毎日見ているのであまり変化がないように感じても、久し振りに会った友人側から見たら以前との対比でとても焼けて見えたのかもしれません。
結局は自分も貴方もこのストーリーを考えた開発側ではなく全て推測なので、ユーザー側からはこの一件で貴方の言うような差別的な考えがあるのかも、自分の言う様に差別的な考えがないのかも判別は出来ないと思いますが、これだけで差別的なのでは?と考えてしまうのは早計なのではないでしょうか。
この文の意味するところは当然「正方形は長方形の一種である」という意味である。
ところが、次の文を見てみよう。
「正方形」と「4つの辺の長さが等しい4つの角が直角の四角形」は同じ意味であることを表している。
つまり、日本語で「〇〇は●●である」といった場合、何かの一種であるという説明なのか、定義を表しているのかが、文の構造だけでは判別付かないのだ。
英語だったらどうか?
Square is a rectangle. aによって、正方形は長方形の一種であると言っている。
Square is rectangle. 正方形と長方形は同じであると言っている。なお、数学のテストでこんなこと言えばは×をつけられる。
このように英語では、aの有無で大きく意味を変えることができるのだ。
とここまで書いて面倒くさくなった。あともう一歩なんだけど。
ネットでは概ねテレビ叩きの様相になっていて、ネットを規制したい勢力にとってはネットの誹謗中傷が問題だったということになっているが、自分はこのどちらも的外れなものだと思っている。
リアルタイムで視聴して友人とも話していたが、問題となった回がそこまで叩かれるような内容だったとは思えないのだ。
激しい感情の露出はあったし、それで人を強く非難したのを「10:0で相手だけが悪い話じゃないだろ・・・」と自分も思って見ていた。が、その程度だった。
後にネットで誹謗中傷が大量に送られていたと聞いて、「え?誰に?他メンバーの〇〇?」と思ったくらい。
今、自分の観測範囲ではリアリティーショーの危うさを論い、テラスハウスという番組がEvilであったに違いないとするのが大多数の「リテラシーのある意見」のように見える。
本当にその着地でいいんだろうか?本当にその回見た?※1
問題の回を見て誹謗中傷するような輩は、リアリティーショーがなくなったってやるよ。絶対にやる。
「誹謗中傷を防ぐため」という旗振りでネットの監視や規制を進めたいという動きがあるらしい。
敏感な人は「誹謗中傷と批判を誰が判別するのか※2。それは表現規制に他ならない」と発信している。
だがネットの人達は自分たちの表現規制には敏感なくせ、テレビのそれにはあまり意識を払わないように見える。
「リアリティーショーは良識に鑑みて廃止しろ」も根っこは表現規制派の言ってることと同じだと思うのだ。
根本解決はネットの規制を強めることではなく、リアリティーショーをなくすことでもなく、そういったエラー=出てきた誹謗中傷に厳然と対処することなんじゃないか。
ネットかテレビどちらが悪かったのかという争いの先にはどっちに転んでも表現規制しか待ってない。
あまり纏まらないまま書いたので散らかってしまった。読みづらくてごめん。おわり。
※1 蛇足になるがテラスハウスの制作サイドに足りなかったのは編集や演出への配慮ではなく、出演者のメンタルケアやSNSの誹謗中傷に対する法的措置だったと思う。
自粛祭りして仮に一定期間感染者ゼロになったってただのやせ我慢にしかならないよ。
感染者をカジュアルに判別して治療プロセスに誘導する仕組みをきちんと整えないと意味ないよ。
荒木利彦
2020/05/27 11:53
これを受けてメンバーから箕輪編集室を退会する決意をしたというnoteが出されました。
お世話になっている集まりで問題が起こっているわけですから居ても立ってもいられず、僕が今考えていることを書いていきます。
Twitter上では何人かが言及しているものの、明確な意思表示が少ないなというのも書く理由の一つです。(きちんと意思表示してるよって人いたらごめんなさいね!)
5月で箕輪編集室に入って2年になりました。主にライターチームで活動していて、ここ1年でさまざまなプロジェクトに参加しました。
箕輪編集室での活動は楽しいのですが、今話題になっている箕輪さんのセクハラ問題について触れずにはいられませんよね。
箕輪さん主催のオンラインサロン箕輪編集室の退会を決意されたみずほさん。
noteのスキは2500を超え、ご本人のツイートも1000リツイートを超えていて、オンラインサロン界隈に一石を投じた投稿です。
今年4月に「みの校(学生限定)」に入会され、今回の箕輪さんのセクハラ騒動の顛末を見て退会を決意されました。
時の人となった箕輪さんに批判の声を上げるというのは相当に勇気がいることで賞賛に値します。
みずほさんのnoteを読んでいくつか思ったことがあるので書いていきます。
大前提として、箕輪さんが行った行為はセクシャルハラスメントです。セクハラあかん! これは共通認識でしょう。
みずほさんが指摘するように編集者とライターという間柄は性的同意のうち「対等性」が欠如していると言わざるを得ません。
人を性行為に誘うときは「対等性」「非強制性」「非継続性」に気を配りながら性的同意をとる必要があります。(分かりやすく知りたい方はこちらの動画をご覧ください。)
(みずほさんが紹介されていた動画がわかりやすかったです。こういった分類があることを知らなかったので勉強になりました。)
みずほさんのnoteには(見た限り)賛成の意見が多かったです。僕もそう思いましたし。でも賛成の部分だけでなく、それどうなの?という部分も散見されたので思ったところを書いていきます。
「箕輪厚介」像の違い
箕輪さんが編集する本や関わっているプロジェクトを興味深く楽しんでいました。
ただ入会当初から箕輪さんのことをクセの強い人だなとは感じていたのが正直なところ。
箕輪さんのA子さんに対する言動・行動は「ほんまクズやなぁ〜」という感想です。
女性に対して多かれ少なかれそういう話はあるんだろうなと思ってました。
事が起こった2016年12月以前から知り合いだったから親しくはあったんだろうけど、既婚者が仕事を口実に女性の家に上がり込むなんて実にけしからん。
それはあかんよ箕輪さん。幻冬舎に出入りする社外の方はもちろん箕輪編集室メンバーからの信頼も落ちちゃいますよ。
箕輪さんは以前から「編集者としていろんな著者に会ってきた。犯罪に近いことを行っていた者もいた。でも俺はそんなとんがった個性を持った人間が好きだ」と言っていました。
これを聞いて僕はそんな人もいるんだ程度にしか捉えていませんでしたが、今回の件を鑑みるに箕輪さん自身もこの"とんがったやつ"に含まれているんですよね。
箕輪さんがプロデュースする箕輪狂介も「社会が産んだエラー」と歌っていますし。「ただの自己弁護やん」と言ってしまったらそれまでだけど。
箕輪さんはここ数年の間に編集長を務めるNewsPicks Bookが100万部を突破したり、テレビ番組にコメンテーターとして出演したりと一気にメジャー感が出てきました。
しかし今回の一件でわかった通りメジャー感はただの一面であり箕輪さんの別の一面には聖人君子からはほど遠いクズい面があるのだということ。
みずほさんはメジャー箕輪に興味を持って入会した可能性が高いのかなと思います。2年間所属している僕からすると出るべくして出たスキャンダルです。
あとはそもそも論として2点。
おそらくこの辺を踏まえてみずほさんは書いてらっしゃって、めちゃくちゃ頭いいんだなと思いました。
もし頭に血が上った勢いのまま書いていたらこういうところで論理破綻して自爆しちゃうはず。
きちんと論理立てられてるのすごいです。
みずほさんはそれぞれの立場(箕輪さん本人、箕輪編集室、箕輪さんが嫌いな人、フェミニスト)の人に向けて文章を書いていて各方面に気を配っているように見えますが、箕輪編集室に向けた言葉については配慮不足が否めません。
まず一つ目。
箕輪編集室の中でも特に、みの校生は一番弱い立場にあります。どうか意欲ある学生を守っていただけませんでしょうか。
学生が一番弱い立場とおっしゃっていますが、そもそもオンラインサロンに入会するメンバーは同じ月額を支払っているし(みの校所属メンバーは違うけれど)、上下関係もなく基本的にみな対等です。
学生でもしっかりしている人もいれば社会人でも未熟な人もいます。
箕輪編集室で活動していると極端な未熟さを感じる人はいないですけどね。
みんな成熟してて年下の方でも僕より成熟してるなと感じることが多々あります。
オンラインサロンほど、中にいる人たちがフラットな関係を築ける場はないと思っています。
強者・弱者の関係を持ち込むのが一番むずかしい場とすら思いますね。オンラインサロンは家族や学校、会社と比べると損得勘定が希薄だからでしょう。
次に二つ目。
(箕輪編集室の)イベント中に「女子フェミニストとかいないよね?」という発言がよくあります。
これってどこのイベントなのでしょう? みの校のイベントですかね?
フェミニストという言葉はネットのごく一部の界隈でしか聞いたことがないので一体どこのイベントなのかと純粋に興味がありました。
フェミニストという言葉そのものが分断を呼んでしまうと思ってるのでなるべく使わない方がいいでしょう。
ジェンダー問題に携わっているとよく出てくる言葉なんですかね。
最後三つ目。
男性厳禁のイベントや女性限定のチームがピンクピンクしているのをみると、ジェンダー感覚遅れているなと残念に思います。正直、もっと先進的なオンラインサロンかと期待していました。
これはおそらく女性限定チーム(リリープリマチーム)とゴリプリ(リリープリマに対抗してできた男性だけの集まり。チームでさえない)の派生イベントだと思います。
「箕輪編集室という最先端の場所には、実はスーパーウーマンな女性たちがとても多いのです。まだまだ社会全体から見たら圧倒的少数派です。しかし、だからこそ箕輪編集室の女性は、それだけで充分ブランドになり得ると感じました。」
「自分で環境やコミュニティを選べなかったり、そもそも選び方を知らない女性も多い中、みの編を選んで入ってきている時点でとても感度が高い女性達であるということは間違いありません。
だからこそ、私はみの編の女性たちに強い可能性を感じるのです。」
こちらの日刊を読んでもらえばわかるとおり、「ピンクピンクしている」とおっしゃるリリープリマチームの発足は「女性が輝けるチームにしたい」という初代リーダー吉乃菜穂さんの熱い気持ちがきっかけです。
(吉乃さんは自身でオンラインサロン立ち上げまでされています)
リリープリマチームこそみずほさんが求めるチームではないですか? 見た目や雰囲気だけでジェンダー感覚を判断するのは節操ですよ。
一生懸命に女性を応援している吉乃さんや関係者に失礼だと思いませんか。
僕個人としては今回の騒動を受けても箕輪編集室をやめる気はありません。
ライターチームで活動している中でメンバーには仲良くしてもらっていますし、冒頭でも書いたようなやりがいある大型プロジェクトは今後も増えるでしょうしね。
最近ではエンジニアチームの公式サイトリニューアルプロジェクトにも参加しているのでまだまだ楽しんでいきます。
みずほさんは箕輪さんのセクハラ騒動を受けて箕輪編集室内でのそういった行為を改善するよう求めらっしゃっています。
これについては僕も大賛成です。もちろんハラスメントにも種類がありますよね。セクシャルハラスメントだけを防げばいいというわけではないです。
メンバー間でのハラスメントは現行犯でないと見つけにくいところはあります。
しかもコロナ禍によってオフラインでの会合はなかなか開けないでしょうからオンラインで気をつけていきます。
僕もサロン内での活動において無意識にハラスメントをやってしまっていることがあるかもしれないと注意しつつ、もしそういった行為を行うメンバーを見つけた際には指摘していきます。
最後に
みずほさんの発信を見ると関係者に気を使った発言もありましたが、男性⇄女性、強者⇄弱者という二元論にハマってしまっている気がします。フェミニストもそういう言葉でしょう。
二元論は分類する時には便利ですが、あらゆる物事はきれいに分けられるものではありません。二つのモノの間には判別できないほど広大なグレーゾーンがあるのです。
みずほさんは大学でジェンダー問題、性犯罪の問題について取り組んでらっしゃっていてすごく立派だと思います。
まして性暴力を振るった人間が作ったコミュニティにお金を払って所属するなんて論理的にも感情的にも我慢できないのは本当に良くわかります。
ただ、みずほさんにはリリープリマチームの活動をもっと知って欲しかったですし、ここ1週間で箕輪編集室のFacebookページに投稿された箕輪さんのメッセージを読んでもらいたかったです。
つい先ほど箕輪編集室の本体スレに箕輪さんからの釈明の投稿もありましたよ。もし読んでいればもう少し違った結果になっていたのではないかなと思います。
※追記あり
そろそろ髪を切りたくなり、有給休暇を取って普段通っているQBハウスに行った。しかし緊急事態宣言解除の影響か激混みしており、人気ラーメン屋のような行列ができていた。
しばらく待っても前に進む気配がないので、仕方なく近くのカット2000円の美容室に行くことにした。
入ってしばし突っ立っていたが、なかなか対応してくれず3分くらいして、アラサーくらいの男性美容師が「なんでしょう!?」とやってきた。
久しぶりの美容室でやや緊張している私は控えめに
「すみません、予約してないんですけどよろしいでしょうか...?」と尋ねたところ
「ウチ予約やって無いんで。そこ(来店表)に名前書いて、荷物ロッカーに預けて座っててください!」と言われた。
やたらピリついているなぁという印象だが、広さの割にスタッフはこの美容師とアシスタントっぽい中年女性しかおらず、忙しくてバタバタしているのかな?と思った。
私はいつもQBハウスで頼んでるようにツーブロックの長さとカットの長さ、刈り上げの要望をした。(ちなみにQBハウスはいくつかの店舗に行っているが、どこでもとくに問題なくカットに移行してくれる)
美容室なので、美容室でカットしたっぽいサンプル画像まで見せた。すると、
私「いえ、使いません」
美容師「なんでですか?」
私「(なんでって言われても...)使う習慣がないからですかね...」
美容師「ワックス使わない人はねぇ、みんな時間がないとか言うんですよ!」
美容師の語気が強くなる。
美容師「ワックスなんて1分もあればできますからね。ツーブロックなんてワックス使わなかったら、はねてダサくなりますよ。はねなかったんですか!?」
私「いや...まぁ...どうなんでしょう...?」
この人をいかに怒らせないように、クレーマーをなだめるように注文することだけに専念するようになった。
私「ええと、ちょっとどう注文していいかわからなくなってしまいました...ワックスを使わなくてスッキリさせたいのですが...」
美容師「男の髪型でワックスつけなかったら全部ダサくなるんですよ!あなたの髪質もパサついているし、トップの長さも足りない。それでもいいならやりますけど」
私「...(だめだ。正解がわからない)」
美容師「ワックスつけないんだったらマッシュとか、芸能人で流行っているセンター分けですかね?まぁそれでも芸能人はワックスつけてますけどね」
私「(だんだん腹たってきた。こいつワックスワックスうるせぇなぁ。そんなに客の要望ききたくねぇのかよ。そんなに嫌なら最初から聞くな。大体ワックスで手前のカット技術ごまかしたいだけじゃねぇのか?マッシュ?センター分け?やるわけねぇだろ。あんなの吉沢亮レベルの顔面で許されるもんだよ。それだけは阻止せねば...)すみません。ワックスつけるので全体軽くして、襟足をきれいにしてください。お願いします。」
その後美容師以下のようにブツブツ言っていたが、私は、とにかく無になり、うなずくのみだった...
「今までどこで切ってきたんですか?言われた通り切るのはラクだからいいんですよ。ここまで親切に言う人いないでしょ?」
「職場の女性とかもねぇ、ダサいと思ってますよ。男は気にしないけど、女性はワックスを使っているかとか臭いに敏感ですからね。あなたがどんな仕事してるかわかりませんがね、取引先の女性とかは清潔感を髪で判断しますからね。きちんと流行に乗って、ワックスを使っているか...」
「ほら、30秒で全然違うでしょ?」美容師は満足そうに言った。
私はスマイルを絶やさず「そうですね!ありがとうございました!」と言ってその場をそそくさと去った。
そして、どっと疲れが出てきた。
これだけ言われて、なまじ相手に同調してしまっているので「もしかして美容師の言っていることが正しくて、自分がダサくて、まちがっていたのか?」という思いの葛藤があった。
帰って妻に見せると
「え?髪切った?」と言われた。
事の顛末を話すと
「まぁ、確かにツヤが出てカッコよくなるけど、つけないからダサいとかは感じないよ。あなたはそのままでカッコいいよ」と言ってくれた。愛してる。
・ワックスでカッコいいは作れる
・人をダサいとかカッコいいとかで判別する人間。流行を追いかける人間のほうがダサい。
・QBハウスさんいつもありがとうございます。今後ともお世話になります。
【以下追記】
想像以上に反響があり驚いている。でもちょっと落ち込んだ体験をこうして楽しめてよかった。
ブコメの中で歯科医も同じようなもんとあったが、都会も田舎も美容室と歯医者は乱立しているので、相関性はあるだろう。後述するように、信者(ファン)ビジネスのようなものだよね。
無知で気弱そうな客を盲信させて固定客にしようとするというコメントもさもありなん。ライバルが乱立する業態だからこそある種マインドコントロールで客に価値観を押し付けるのも戦略のひとつなのかもしれない。
私はワックスを否定しないし、仕事は内勤でたまに作業帽を被るときに邪魔だからつけていない。むしろ結婚式やスーツを着て人前に出る時は使う。それをわざわざ言うのも億劫だった。
実は妻の行ってたカット6000円の美容室に5年程通っていたことがある。ツーブロックもそこの美容師さんの勧めで確立した経緯があった。しかし、子育てをきっかけにコストを考えてQBに落ち着いた。その過程で本件とは違う2000円台の美容室に行ったことがあり、同じような説教されたことがあった(そういえば)
なので価格帯とサービスがこんなもんだろという諦念があるし、逆に20代前半の頃とかにこれをされたら圧倒されて言いなりになっていたかもしれない...怖い。
店の事情とか美容師の言っていることの正しさはあると思うけど、この店には二度と行かないだろうし、個人情報を渡してしまったことだけ後悔している。
この日は月曜日で営業している理髪店がそもそも少なかった。誕生日の妻に花を買うつもりだったから急いでたんだ。運が悪かった。